JPS6341264Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6341264Y2 JPS6341264Y2 JP1195484U JP1195484U JPS6341264Y2 JP S6341264 Y2 JPS6341264 Y2 JP S6341264Y2 JP 1195484 U JP1195484 U JP 1195484U JP 1195484 U JP1195484 U JP 1195484U JP S6341264 Y2 JPS6341264 Y2 JP S6341264Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gusset
- side frames
- cross
- chassis frame
- cross member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用シヤシフレーム構造に係り
更に詳しくには、サイドフレームとクロスメンバ
との結合部における自動車用シヤシフレーム構造
に関する。
更に詳しくには、サイドフレームとクロスメンバ
との結合部における自動車用シヤシフレーム構造
に関する。
一般に、自動車用シヤシフレームは、第１図に
示す如く、断面コ形状の開口部を内側に向けて、
図示しない車体の前後方向にのびる２本のサイド
フレーム１，１′が、その断面の内側に、断面コ
形状又は〓形状のクロスメンバ２〜７のそれぞれ
の端部を嵌着せしめている。そしてクロスメンバ
３〜６は、クロスメンバ３〜６の両端で且つ上下
面に補強材として第２図にも示す如く翼板８又は
５ｄを介してサイドフレーム１又は１′に結合さ
れている。翼板は鈍角二等辺三角形の各頂点を僅
か切り欠いた形状で、その翼板は、クロスメンバ
の形状により、単体部材の場合と、クロスメンバ
に一体化させる場合がある。即ち、クロスメンバ
４のような断面コ形状のものに対してはクロスメ
ンバ４とは別の単体部材で翼板８（以下ガセツト
と云う）が具備され、第２図にも示す如き断面〓
形状のクロスメンバ５に対しては、クロスメンバ
本体５ａのフランジ５ｃをクロスメンバ本体５ａ
の外端縁５ｂに向つて広げ、クロスメンバ本体５
ａに一体化せしめて翼板５ｄ（以下翼状部と云う）
を形成している。
示す如く、断面コ形状の開口部を内側に向けて、
図示しない車体の前後方向にのびる２本のサイド
フレーム１，１′が、その断面の内側に、断面コ
形状又は〓形状のクロスメンバ２〜７のそれぞれ
の端部を嵌着せしめている。そしてクロスメンバ
３〜６は、クロスメンバ３〜６の両端で且つ上下
面に補強材として第２図にも示す如く翼板８又は
５ｄを介してサイドフレーム１又は１′に結合さ
れている。翼板は鈍角二等辺三角形の各頂点を僅
か切り欠いた形状で、その翼板は、クロスメンバ
の形状により、単体部材の場合と、クロスメンバ
に一体化させる場合がある。即ち、クロスメンバ
４のような断面コ形状のものに対してはクロスメ
ンバ４とは別の単体部材で翼板８（以下ガセツト
と云う）が具備され、第２図にも示す如き断面〓
形状のクロスメンバ５に対しては、クロスメンバ
本体５ａのフランジ５ｃをクロスメンバ本体５ａ
の外端縁５ｂに向つて広げ、クロスメンバ本体５
ａに一体化せしめて翼板５ｄ（以下翼状部と云う）
を形成している。
ガセツト８はサイドフレーム１，１′とクロス
メンバ３〜６との結合部の強度及び剛性を増大す
ると共に、サイドフレーム１，１′とクロスメン
バ３〜６との結合によりサイドフレーム１，１′
の結合部に生ずる集中応力を分散せしめ、集中応
力により発生するサイドフレーム１，１′の結合
点の破損を防止するため具備されるものである。
メンバ３〜６との結合部の強度及び剛性を増大す
ると共に、サイドフレーム１，１′とクロスメン
バ３〜６との結合によりサイドフレーム１，１′
の結合部に生ずる集中応力を分散せしめ、集中応
力により発生するサイドフレーム１，１′の結合
点の破損を防止するため具備されるものである。
従つて、サイドフレーム１，１′に発生する集
中応力を分散するためには、出来るだけガセツト
８はサイドフレーム１，１′の長手方向に沿つて
延ばせばよいが、これはガセツト８の材料増加を
必要とし、即ち、シヤシフレームの重量増加とい
う欠点を来たす。従つてガセツト８を延ばすにも
限度を生じる。即ち、均一の板厚のガセツト８で
はサイドフレーム１，１′におけるガセツト８の
端部位置Ａに高応力が発生し得るという欠点があ
つた。
中応力を分散するためには、出来るだけガセツト
８はサイドフレーム１，１′の長手方向に沿つて
延ばせばよいが、これはガセツト８の材料増加を
必要とし、即ち、シヤシフレームの重量増加とい
う欠点を来たす。従つてガセツト８を延ばすにも
限度を生じる。即ち、均一の板厚のガセツト８で
はサイドフレーム１，１′におけるガセツト８の
端部位置Ａに高応力が発生し得るという欠点があ
つた。
本考案は上記欠点を解決すべく創案されたもの
であり、その目的は、サイドフレームのガセツト
端部位置に発生する高応力を緩和する自動車用シ
ヤシフレーム構造を提供することにある。
であり、その目的は、サイドフレームのガセツト
端部位置に発生する高応力を緩和する自動車用シ
ヤシフレーム構造を提供することにある。
本考案は、上記目的を達成するために、サイド
フレームにクロスメンバが結合されるとき介在す
る翼板は、該翼板の翼方向両端部の任意の箇所よ
り、その先端に向つて、それぞれ厚さが、先端で
薄くなるようにテーパ状に形成されている自動車
用シヤシフレーム構造を特徴としたものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
フレームにクロスメンバが結合されるとき介在す
る翼板は、該翼板の翼方向両端部の任意の箇所よ
り、その先端に向つて、それぞれ厚さが、先端で
薄くなるようにテーパ状に形成されている自動車
用シヤシフレーム構造を特徴としたものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第３図に示す如く、ガセツト１８は鈍角二等辺
三角形の各頂点を僅か切欠いた形状であつてその
上面において、端部Ｂから先端Ｃに向つて厚さが
先端Ｃで薄くなるようにテーパ状に形成されてい
る。
三角形の各頂点を僅か切欠いた形状であつてその
上面において、端部Ｂから先端Ｃに向つて厚さが
先端Ｃで薄くなるようにテーパ状に形成されてい
る。
本考案のガセツト１８は、以上のように形成さ
れていて、クロスメンバ３〜６をサイドフレーム
１，１′にこのガセツト１８を介して結合する時、
ガセツト１８に形成されたテーパ面側をガセツト
１８の当接するクロスメンバ３〜６の面と対向さ
せて、従来のガセツト８と同様に、ガセツト１８
がクロスメンバ３〜６の端部の上下面に溶着など
で固着される。そしてこのガセツト１８を固着し
たクロスメンバ３〜６の端部がサイドフレーム
１，１′の断面の内側に嵌着される。この場合ガ
セツト１８の端部にテーパを形成したので、サイ
ドフレームにおけるガセツト１８の端部Ｃ位置の
応力を緩和することができる。またテーパをつけ
ることによりガセツトの長さ（鎖線で従来の長さ
を示す）の短縮を可能とし、シヤシフレームの重
量を軽減することが可能である。また第４図は本
考案の別実施例を示すが断面〓形状のクロスメン
バ１５の場合はクロスメンバ１５の外端縁１５ｂ
に向つて広がる翼状部１５ｄの上面で任意の位置
Ｄから先端Ｅに向つて、厚さが先端Ｅで薄くなる
ようにテーパを形成しているのでガセツト１８と
同様にサイドフレーム１，１′におけるクロスメ
ンバ１５の端部位置の応力を緩和することができ
る。
れていて、クロスメンバ３〜６をサイドフレーム
１，１′にこのガセツト１８を介して結合する時、
ガセツト１８に形成されたテーパ面側をガセツト
１８の当接するクロスメンバ３〜６の面と対向さ
せて、従来のガセツト８と同様に、ガセツト１８
がクロスメンバ３〜６の端部の上下面に溶着など
で固着される。そしてこのガセツト１８を固着し
たクロスメンバ３〜６の端部がサイドフレーム
１，１′の断面の内側に嵌着される。この場合ガ
セツト１８の端部にテーパを形成したので、サイ
ドフレームにおけるガセツト１８の端部Ｃ位置の
応力を緩和することができる。またテーパをつけ
ることによりガセツトの長さ（鎖線で従来の長さ
を示す）の短縮を可能とし、シヤシフレームの重
量を軽減することが可能である。また第４図は本
考案の別実施例を示すが断面〓形状のクロスメン
バ１５の場合はクロスメンバ１５の外端縁１５ｂ
に向つて広がる翼状部１５ｄの上面で任意の位置
Ｄから先端Ｅに向つて、厚さが先端Ｅで薄くなる
ようにテーパを形成しているのでガセツト１８と
同様にサイドフレーム１，１′におけるクロスメ
ンバ１５の端部位置の応力を緩和することができ
る。
以上の説明によつて明らかの如く、本考案によ
れば、サイドフレームに生ずる集中応力を緩和し
得ると共に、シヤシフレームの重量を軽減し得る
効果が上げられる。
れば、サイドフレームに生ずる集中応力を緩和し
得ると共に、シヤシフレームの重量を軽減し得る
効果が上げられる。
第１図は一般のシヤシフレームの斜視図、第２
図は第１図の部拡大斜視図、第３図は本考案の
一実施例の斜視図、第４図は本考案の別実施例の
斜視図である。 １，１′……サイドフレーム、２，３，４，５，
６，７……クロスメンバ、５ｄ，８，１５，１５
ｄ……翼板。
図は第１図の部拡大斜視図、第３図は本考案の
一実施例の斜視図、第４図は本考案の別実施例の
斜視図である。 １，１′……サイドフレーム、２，３，４，５，
６，７……クロスメンバ、５ｄ，８，１５，１５
ｄ……翼板。
Claims (1)
- ２本のサイドフレームと外側縁に向つて拡がる
翼板を介して上記サイドフレームに結合される複
数個のクロスメンバとを有する自動車用シヤシフ
レーム構造において、前記翼板は、該翼板の翼状
方向両端部の任意箇所よりそれぞれの先端に向つ
て厚さが先端で薄くなるようにテーパ状に形成さ
れていることを特徴とする自動車用シヤシフレー
ム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1195484U JPS60124381U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 自動車用シヤシフレ−ム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1195484U JPS60124381U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 自動車用シヤシフレ−ム構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60124381U JPS60124381U (ja) | 1985-08-22 |
| JPS6341264Y2 true JPS6341264Y2 (ja) | 1988-10-28 |
Family
ID=30494558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1195484U Granted JPS60124381U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 自動車用シヤシフレ−ム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60124381U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH078366Y2 (ja) * | 1988-10-15 | 1995-03-01 | 三菱自動車工業株式会社 | 車台フレームのクロスメンバ |
| JPH0790796B2 (ja) * | 1988-12-13 | 1995-10-04 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両の車台フレーム |
| JPH0790795B2 (ja) * | 1988-12-13 | 1995-10-04 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用車台フレーム |
| JPH0790797B2 (ja) * | 1988-12-13 | 1995-10-04 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用車台フレーム |
| CN107074302B (zh) | 2014-11-10 | 2020-04-21 | 日本制铁株式会社 | T形接头构造 |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1195484U patent/JPS60124381U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60124381U (ja) | 1985-08-22 |
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