JPS6340566A - 酸素吸入用ガス吹出器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は人体等の呼吸用ガスの吸引用ガスの吸入器に関
する。

（従来の技術） 従来呼吸用酸素等のガス吸入に用いられる器具は、医療
用がほとんどで、人の呼吸気系とガス吹送部を閉ループ
で行う密閉形と、ガス吹送端を大気圧に解放して行う解
放形がある。閉ループは気管切開等重病患者に主に用い
られ解放形は軽症者に用いられ、ガス吸入器具としては
、マスクと鼻カニユーラがある。

（発明が解決しようとする問題点） 密閉型はいわゆるマスクまたは気管チューブを使用し、
人体の呼吸系と呼吸装置とからなる呼吸回路を外気から
密閉した状態でガス供給を行うもので、人工呼吸が可能
な上に吸入効率が高い反面、患者の口と鼻を覆い、ある
いは気〒１に内接吸入管等を挿入することによる刺戟や
不快を伴う欠点があり主に重症患者のみに使用される。

一方解メｉり式は特開昭５９−８９７２に示す呼吸シス
テ１、における呼吸同調ガス４Ｊ１．給制御方法及び装
置があり、之は呼吸回路を外気に解１１シしたまま、つ
まりガス供給管の先を患者の鼻腔又は口腔内に挿入して
ガスを吹送するもので、吸気中にも会話や飲食ができる
ため主に自発呼吸にたよれる軽症患者に行われている。

この解放形呼吸システムにおいては、呼吸に同調してガ
スを吹送するので、吸気時に利用されることなく無駄に
ガスが１１（逸していた。

本発明者は健康人を対称にし、人の疲労回復や、酸素リ
ッチな雰囲気に於ける学習能力の増進の目的の為に酸素
吸入を行う酸素吸入用ガス吸入器具を提供することを目
的とするもので、この目的に使用する酸素吸入用ガス吸
入器具としては、重症患者を対象とする密閉形は適さな
い。また、解放形として用いられているマスク形も顔に
密着するのでうるさく、これを装着した状態で勉強など
を続ける気持になれない。また、鼻カニユーラガス吸入
器は、酸素の吹出チューブを鼻孔に挿入した状態で酸素
を吸入するので前記のマスク形よりも、閉塞的な感覚は
少ないが、肌に密着するので夏など特に煩い感じが強い
。健康人向けで特に学習能力増強用として、使用するも
のは学習に集中する面からも装着感を感じさせないもの
が必要である。

本発明はこのような従来技術の問題点を解決したガス吸
入器を提供することを目的とする。

（問題点を解決するだめの手段） 本発明は以上の諸欠点を改善するだめの新規のガス吸入
器を提案をするもので、吹出孔をもつ吹出部と導管とを
フレキシブルパイプ部材で結合し、これを結合部で−・
ソトハントに固定したものよりなり、ヘッドバンドを頭
に固定したとき、フレキシブルパイプ部材で吹出し孔を
鼻孔に近く調節装着できるよう構成した酸素吸入ガス吹
出器であって、装着感を感じさせない酸素ガス吸入用ガ
ス吹送部を提供することを目的とし、ガスをホース状の
吹送端から鼻孔に向けて鼻孔近くに直接肌につかないヘ
ッドバンドにより頭に固定する方法で固定して、ガスを
吹送するようにした器具によりガスを吸入できる、Ｌう
にしたものである。

（実施例） 本発明のガス吹出器の実施の一例態様を図面につき、説
明する。第１図においてｌはへソドハン］・、２番４ガ
ス導管、３は吹送部を示す。本発明においてむＪ８第１
図に示ず如くヘッドパント゛１の両端に頭部両側を押さ
える連結部材４とバット部５とを設け、この一方の連結
部材４に酸素ガスをｊｉ！！ず導管２を連結すると共に
、鼻孔前に伸びる吹出部３をフレキシブルパイプ部材６
により結合部４にバット部５と共にヘッドバンド１に固
定する。

ガスはガスの供給源である酸素ボンへ又は、酸素濃縮器
に接続されている導管２より供給され、吹出部３より鼻
孔に向かって吹き出し、人の呼吸によって吸入される。

結合部材４に取付けたバット部５は、頭部を押さえるた
め柔らかいクツション材より成り、ヘッドバンド１は結
合部材４のついてないもう一方の側で人の頭の寸法にア
ジャスト出来るアジャスター８が備えられている。結合
部４は導管２とフレキシブルパイプ部材６が接合された
ものをｔＪ字状に押さえて固定ピン９で１１−めでいる
。フレキシブルパイプ部材６ば吹出孔７が鼻孔に向いて
、鼻孔に近くに（＋７置づけるための調節手段でありジ
ャバラ形状のバイブ構造を有し、気体が漏れることなく
、手で任意形状に形づくり放置すると、その形状を保持
するものである。吹出部３は、フレキシブルパイプ部材
６の先端にありガスを吹出しする吹出孔７を有する。こ
の吹出孔７は、鼻孔の方向にガスを吹出すもので、孔は
、その先端にあっても管に直角の方向にあってもよい。

第１図は管に対して直角の方向に孔７が設けてあり、直
角に吹出る構造のものを示している。

第２図ではガスが先端より吹き出る構造のものを示して
いる。ヘッドバンドの両側についているバッド５は音楽
やラジオを聞くヘッドホンレシーバであってもよく、こ
うすることにより気楽な状態で音楽を聞きながら酸素を
吸って頭脳をリフレッシュするので相乗効果が期待でき
る。ヘッドホン等が必要でない向きには、次の第４図に
示す別な実施例として、ヘッドバンド１がハチマキ状の
ものを示す。

またガスは吸入時のみにガスが有効に利用され、呼出時
のガスは無駄に（舎てられている。このため、呼吸の吸
気に同調してガスを放出する発明が公開特許公１５９−
８９７２や５９〜７７８６４で公知されている。

本発明は、この応用面での改良を第３図で示す。

第４図は第１図の吹出部の拡大を示すもので、吹出部の
孔７に近接して温度検出部１０を有し、これは鼻孔より
吹き出される呼気の温度が体温であり、まわりの室温よ
り高いことを検出する。この温度の高くなり始めること
を検出して酸素ガス供給源と導管２の中間に設けられて
いる電磁弁（図示せず）を閉にして、ガスの送出を止め
る。温度が室温に戻るとガスの供給を開始する公知の制
御手段に、検出した温度の信号を導管内に、布設した電
源１１により伝えるものである。温度検出は、ザーミス
タでもよく、熱電対でもよい。吹出部の先端は、別の材
料によりガスの漏れば封止されている。

温度検出部はなるべく鼻孔に近い呼気のよくかかる位置
に設けている。

（発明の効果） ＋１１　　本発明のガス吹出器はヘッドバンドにより頭
部に固定し、鼻孔に対する吹出し孔の位置を決めるので
頭部の移動や向きに月し、相対的位置が変わらないので
効果的にガスが吸える。

（２）本発明では吹出部の吸気が吹きつけられる位置に
温度検出部を設けることにより、呼吸に同調する制御手
段を絹込むことができ、酸素消費量の節減または、酸素
濃縮器の小型のものを使うことができる。

（３）　　へソドホンをバット位置に取付けることによ
り、気楽な気分で音楽を楽しみながら酸素を吸入しなが
らリフレッシュが図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガス吹出器の実施例を示す斜視図、 第２図は本発明のガス吹出器の装着図、第３図は本発明
ガス吹出器の他の実施例を示す断面図、 第４図、第５図は本発明ガス吹出器の更に他の実施例を
示す斜視図である。 １・・・ヘッドバンド　　　２・・・導管３・・・吹出
部　　　　　　４・・・結合部＋４５・・・バット部 ６・・・フレキシブルパイプ部材 ７・・・吹出し孔　　　　　８・・・アジャスター９・
・・固定ピン　　　　　１０・・・温度検出部１１・・
・電源　　　　　　　１２・・・固定ピン特許出願人　
山陽電子工業株式会社 第１図　　　　　第２図 第４図 手　　続　　補　　正　　書 昭和ｆｉ１年Ｈ年月１月）口 特許庁長官　　　黒　　１）　明　　維　殿１事件の表
示 昭和６１年特許願第　１８５８７９号 ？発明の名称 酸素吸入用カス吹出器 ：）補正をする者 事件との関係　特許出願人 山陽電子工業株式会社 ４代　理　人 ５補正の対象 １、明細書第２頁第１０行「解放形」をｒ’　Ｉｔ）］
　７ｉり形−１と′ｆｉｌｉ　ｉ’ｌＥ　Ｌ、 同１１第１１行の「主に用いられ解放形は」を１−主に
用いられ、開放形は」に補正ずろ。 ２、同第３頁第２行、第４行、第８行、第１７行］−解
放」を「開放」と補正する。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）吹出孔を持つ吹出部３と導管２とをフレキシブル
   パイプ部材９で結合し、これを結合部４でヘッドバンド
   １に固定したものよりなり、ヘッドバンドを頭に固定し
   たとき、フレキシパイプ部材で吹出し孔を鼻孔に近く調
   節装着できるよう構成したことを特徴とする酸素吸入用
   ガス吹出器。
2. （２）ヘッドバンドの両側に押さえパッド８を兼用した
   ヘッドホンを装置することを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の酸素吸入用ガス吹出器。
3. （３）吹出部３の先端で呼気の吹きつけられる位置に温
   度検出部１５を設けることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の酸素吸入用ガス吹出器。
4. （４）吹出し孔７が吹出部３の側面に設けられている特
   許請求の範囲第１項記載の酸素吸入用ガス吹出器。