JPS6340043Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6340043Y2
JPS6340043Y2 JP4811183U JP4811183U JPS6340043Y2 JP S6340043 Y2 JPS6340043 Y2 JP S6340043Y2 JP 4811183 U JP4811183 U JP 4811183U JP 4811183 U JP4811183 U JP 4811183U JP S6340043 Y2 JPS6340043 Y2 JP S6340043Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
retainer
locking
front grill
front panel
Prior art date
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Expired
Application number
JP4811183U
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English (en)
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JPS59151861U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4811183U priority Critical patent/JPS59151861U/ja
Publication of JPS59151861U publication Critical patent/JPS59151861U/ja
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Publication of JPS6340043Y2 publication Critical patent/JPS6340043Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両のフロントグリル取付構造に係
り、更に詳しくには、フロントグリルとフロント
パネルとの干渉を防止するに好適なフロントグリ
ル取付構造に関する。
従来、フロントグリルをボデーに取付けるに際
しては、フロントグリルを複数個のねじでボデー
側に螺着せしめていたが、フロントグリルの上記
螺着位置より上位の中央部付近では、エンジン振
動および車両走行時の振動により、上記ボデーの
フロントパネル側に折曲されたフロントグリルの
上縁部が上記フロントパネルに接触し、傷が生じ
たり、ビビレ音が発生したりする不具合があつ
た。そこで、従来技術においても、第1図に示す
如く、フロントグリル1の上縁部1aとフロント
パネル2との間に所要の〓間4を形成し、これを
保持せしめるべき手段が設けられていた。すなわ
ち、フロントパネル2の下方に垂設される下縁部
2aのほぼ車両中心部に、第2図にも示す如く、
フロントグリル1側に突出する板片部を有するブ
ラケツト6を溶着せしめ、このブラケツト6の上
記板片部に形成される貫通穴6aに、フロントグ
リル1にその一端部を当接するスナツプ形状の弾
性体リテーナ3の他端部を係止し、かつ、弾性体
リテーナ3の上記一端部をフロントグリル1に接
着剤7により接着する手段が採用されていた。
以上の構成により、〓間4は保持されるが、上
記の如く、フロントパネル2にブラケツト6を溶
着したり、弾性体リテーナ3をフロントグリルに
接着せねばならず、作業工数を要すると共に、フ
ロントグリル1と弾性体リテーナ3との相対位置
の精度保持が必要となり、更に、フロントグリル
1を簡単に脱着できない欠点が有つた。
本考案は、上記欠点を解決すべく創案されたも
のであり、その目的は、フロントパネルとフロン
トグリルとの接触を防止すると共に、取付作業効
率を向上せしめ、かつ、フロントグリルの脱着を
容易にするフロントグリル取付構造を提供するこ
とにある。
本考案は、上記目的を達成するために、フロン
トパネルに下方に垂設する下縁部を設け、フロン
トグリルの上縁部から更に下方に垂下する係止片
を形成し、該係止片に係止部を形成せしめ、フロ
ントパネルの上記下縁部とフロントグリルの上記
係止片とにそれぞれ係合する第1および第2の溝
を形成するリテーナを介設し、該リテーナの上記
第2の溝内に、上記係止部に係止する被係止部を
形成せしめたフロントグリル取付構造を特徴とし
たものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
第3図に示す如く、フロントパネル2には下方
に垂下する下縁部2aが形成され、フロントクロ
スメンバ5の折曲片部5aに溶着補強されてい
る。
第4図にも示す如く、フロントグリル10に
は、その長手方向中央に上縁部10aから更に折
曲されて垂下した係止片10bが設けられる。こ
の係止片10bには下方に開口する凹状溝10c
が形成され、凹状溝10cの相対向する部分に
は、後述するリテーナ11の凸状の被係止部が係
止する凹状の係止部10dが刻設されている。
リテーナ11は第5図にも示す如く、ブロツク
状の部材に第1の溝11aおよび第2の溝11b
を並設せしめたもので、ゴム等の弾性部材から構
成される。第1の溝11aの溝幅および深さは下
縁部2aと折曲片部5aとが挿設されるべく形成
され、第2の溝11bの溝幅および深さは係止片
10bが挿設可能に形成される。又、第2の溝1
1b内には、係止片10bの凹状溝10cに嵌挿
する凸部11cと、凸部11cの相対向する部分
に突出形成される被係止部11dとが形成され
る。この被係止部11dは、上記の如く係止部1
0dに係止する。第1の溝11aと第2の溝11
bとの間に形成される肉厚部11eの肉厚は、第
3図に示す如くフロントパネル2とフロントグリ
ル10との直後方向の段差に関係し、第1および
第2の溝11a,11bの深さは〓間4に関係す
る。従つて、これ等の寸法を適宜設定することに
より、所望の関係寸法に保持できる。
次に、本実施例の作用、効果を説明する。
まず、フロントグリル10にリテーナ11を挿
設する。このためには、第2の溝11bを係止片
10bに挿入しながら凹状溝10cに凸部11c
を嵌入させ、同時に係止部10dと被係止部11
dとを係止せしめて行なう。次に、フロントグリ
ル10に取付けられたリテーナ11の第1の溝1
1aを下縁部2aおよび折曲片部5aに挿入す
る。その後、複数個のねじで、フロントパネル2
の下方側に配設される上記ボデーの一部にフロン
トグリル10を螺着し、取付けを完了する。
フロントグリル10とリテーナ11とは、上記
の如く、係止部10dと被係止部11dとで結合
しているので、従来技術の如く接着を必要とせ
ず、取付が極めて容易で作業効率を向上すること
ができる。又、脱着も容易に行なうことができ
る。
又、フロントパネル2とフロントグリル10と
の〓間4は、上記の如く、リテーナ11の寸法
と、下縁部2a、折曲片部5aの寸法等により所
望の寸法に保持され、その接触を確実に防止でき
る。更に、上記の如く、フロントグリル10とフ
ロントパネル2の面の前後方向の面一も、リテー
ナ11等の寸法管理によつて得られ、美観を向上
し得る効果も上げられる。
なお、本考案は上記実施例に限定するものでな
く、係止部10d、被係止部11dは何れがオ
ス、メスでも構わず、その形状、個数等は勿論限
定するものでない。又、リテーナ11は弾性部材
に限定するものでなく合成樹脂の如きものでもよ
い。
以上の説明によつて明らかの如く、本考案によ
れば、フロントパネルとフロントグリルとの接触
を確実に防止し、取付作業効率を向上すると共
に、脱着を容易とし、合わせて美観を向上し得る
効果が上げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフロントグリル取付構造を示す
断面側面図、第2図はその正面図、第3図は本考
案の一実施例の断面側面図、第4図はその−
線矢視の断面図、第5図は本実施例の弾性体リテ
ーナの斜視図である。 1,10……フロントグリル、1a,10a…
…上縁部、2……フロントパネル、2a……下縁
部、3……弾性体リテーナ、4……〓間、5a…
…折曲片部、10b……係止片、10c……凹状
溝、10d……係止部、11……リテーナ、11
a……第1の溝、11b……第2の溝、11c…
…凸部、11d……被係止部、11e……肉厚
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方に垂設される下縁部を有するフロントパネ
    ルと、上縁部から折曲されて垂下する係止片を有
    すると共に、該係止片に係止部を形成するフロン
    トグリルと、フロントパネルの上記下縁部が係合
    する第1の溝および該第1の溝にほぼ平行に形成
    される第2の溝を有し、該第2の溝にはフロント
    グリルの上記係止片が係合すると共に上記係止部
    が係止する被係止部を形成するリテーナとを備え
    たことを特徴とするフロントグリル取付構造。
JP4811183U 1983-03-31 1983-03-31 フロントグリル取付構造 Granted JPS59151861U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4811183U JPS59151861U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 フロントグリル取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4811183U JPS59151861U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 フロントグリル取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59151861U JPS59151861U (ja) 1984-10-11
JPS6340043Y2 true JPS6340043Y2 (ja) 1988-10-20

Family

ID=30178650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4811183U Granted JPS59151861U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 フロントグリル取付構造

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JP (1) JPS59151861U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59151861U (ja) 1984-10-11

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