JPS633951A - 導電性化粧板の製造法 - Google Patents

導電性化粧板の製造法

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JPS633951A
JPS633951A JP61147871A JP14787186A JPS633951A JP S633951 A JPS633951 A JP S633951A JP 61147871 A JP61147871 A JP 61147871A JP 14787186 A JP14787186 A JP 14787186A JP S633951 A JPS633951 A JP S633951A
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JP
Japan
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paper
thermosetting resin
decorative
decorative board
conductive
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Pending
Application number
JP61147871A
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English (en)
Inventor
柊 一雄
上岡 猛
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DAINIPPON GURABIA KK
SANO SHIGEI KK
Original Assignee
DAINIPPON GURABIA KK
SANO SHIGEI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも表面側に熱硬化性樹脂を基調とし
、かつ導電性を有する層を配した、導電性化粧板の製造
法に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕従来か
ら、チタン紙等の紙の表面に、印刷層を設け、その後こ
の印刷層を設けた紙にジアリルフタレート等の熱硬化性
樹脂を含浸せしめて乾燥し、次いでこの熱硬化性樹脂含
浸紙の裏面側を適宜基材の表面へ重ね合わせ、その後1
30〜140℃、5〜20kg/cJ、4〜20分の加
熱加圧処理により、各層を積層−体化して化粧板とする
方法が知られている。
上記の化粧板は、表面側を耐溶剤性、耐熱性、機械的強
度等において優れた熱硬化性樹脂層とする、各種印刷模
様の化粧板を得る上で好適なものであるが、これは、そ
のままでは、導電性を有しない。
そこで、近年要望の多い導電性化粧板を提供すべく、化
粧板用原紙として、無サイズ紙の表面側に電子伝導型導
電性物質を塗被したものを用意し、この化粧板用原紙と
各種基材とを熱圧成形する方法等が提案されている(特
開昭60−30332号公報)。
この方法によれば、化粧板用原紙として、無サイズ紙を
使用することを前提としているため、後に基材との積層
−体化に当り、化粧板用原紙に熱硬化性樹脂を含浸させ
、この含浸した熱硬化性樹脂によって基材との熱圧接着
をはかった場合でも、当該熱硬化性樹脂を、導電性物質
の層を通して、ある程度無サイズの化粧板用原紙乃至は
基材側へ浸透移行させることが可能である。いいかえれ
ば、前記化粧板用原紙に熱硬化性樹脂を含浸させる場合
には、本来ならば、化粧板用原紙の表面に位置する導電
性物質の層を、前記熱硬化性樹脂が厚く覆い、目的物の
表面の導電性を消失させるのであるが、前述の如く、化
粧板用原紙として、無サイズ紙を使用している場合には
、その後の基材との熱圧成形時に、導電性物質の層の表
面側に位置する熱硬化性樹脂を基材側へ移行させ、目的
物である化粧板の表面の導電性をある程度達成すること
ができる。
上記した無サイズの化粧板用原紙に含浸した熱硬化性樹
脂の移行による、化粧板表面の導電性発現作用は、前述
特開昭60−30332号公報記載の発明とは無関係に
、本発明者が試作研究の結果得た知見である。
しかしながら、上記の本発明の試作研究の結果では、無
サイズ紙を化粧板用原紙として用いる限り、これに含浸
させた熱硬化性樹脂の移行は、チタン紙表層に位置する
導電性フィラーの移行をも伴い、その為、導電性フィラ
ーの量比が少ない場合には、再現性よく、目的の導電性
化粧板を得ることが困難であった。
〔問題点を解決するための手段と作用〕本発明は、前記
した結果に鑑み、少量の導電性フィラーを効率よく目的
物である化粧板の導電性に生かすことができる方法を探
究の結果、到達したものである。
即ち、本発明は、薄葉のサイズ紙の表面に熱硬化性…脂
を塗布、乾燥し、更にその表面に導電性フィラーを含有
する熱硬化性樹脂組成物を塗布して化粧板用原紙とした
後、この化粧板用原紙の裏面側に基材を接着すると共に
前記熱硬化性樹脂を熱圧硬化させることを特徴とする導
電性化粧板の製造法に係るものである。
ここにおいて、導電性フィラーとしては、周知のカーボ
ン系、グラファイト系、金属系の粉末、繊維状物を、単
独で又は、混合して用いることができる。また、熱硬化
性樹脂としては、メラミン系、ポリエステル系、ジアリ
ルフタレート系等、各種の熱硬化性樹脂を使用すること
ができる。
本発明において、薄葉のサイズ紙の表面に熱硬化性樹脂
を塗布、乾燥し、その後に導電性フィラーを含有する熱
硬化性樹脂組成物を塗布することとしたのは、次の理由
による。
即ち、薄葉のサイズ紙の表面に導電性フィラーを含有す
る熱硬化性樹脂組成物を直接塗布せずに、導電性フィラ
ーを含まない熱硬化性樹脂をあらかじめ塗布し、乾燥す
ることとしたのは、熱硬化性樹脂を適度にサイズ紙の内
部に浸透させ、後に化粧板がサイズ紙部分において紙層
剥離を起こすことのない様にし、また、サイズ紙の表面
に導電性フィラーの薄層を整然と形成するに適した、平
滑な平面を形成するためである。
ここで、薄葉のサイズ紙とは20〜40g/rf、適切
には、23〜38g/rrrのサイズ紙であり、−般に
薄葉紙として市販されているものである。
サイズ紙であっても厚手のものは、熱硬化性樹脂が表層
部付近に浸透するのみで、芯部に至らないために、これ
を化粧板用原紙として用いた場合には、サイズ紙芯部で
紙層剥離を起こすため、本発明には不適当である。−方
、サイズ紙の代わりに無サイズ紙を化粧板用原紙として
用いた場合には、導電性フィラーを含有する熱硬化性樹
脂組成物の塗布に先立ち、あらかじめ導電性フィラーを
含まない熱硬化性樹脂を塗布・乾燥し、みかけ上は平滑
な平面を形成し得た如くみえても、後の熱圧硬化時に、
導電性フィラーが熱硬化性樹脂とともに無サイズ紙中に
移行し、導電性フィラーの薄層が乱れ、部分的な途切れ
等を生ずる。
本発明の化粧板用原紙の裏面側に基材を接着するにあっ
たでは、化粧板用原紙の裏面と、基材の表面とを各種接
着剤で接着しておこなうことができるが、望ましくは、
接着剤としては、熱硬化性のものを採用し、化粧板用原
紙の熱圧硬化と同時に接着剤の硬化による、化粧板用原
紙と基材との接着をはかるとよい。勿論、ここで意図す
る接着方法は、例えば熱硬化性樹脂を含浸せしめたチタ
ン紙等の基材表面側と化粧板用原紙の裏面側とを重ね合
わせ、化粧板用原紙とチタン紙等の基材との熱圧による
積層−体化をなす方法や、前記のチタン紙等の基材裏面
側へ更に別の基材を重ね合わせ、これらの熱圧による積
層−体化をなす方法を包含するものである。
(実施例) 1)化粧板用原紙の製造。
サイズされた25g/rri坪量の薄葉紙の表面に下記
配合(A)の組成物を36 g/m (We t)グラ
ビア方式で塗布し乾燥した。
配合(A)の組成物; 硝化綿 R3−6重量% 次いで、上記で得た塗膜面上に、下記配合(B)の組成
物を36 g/nr (We t)グラビア方式で塗布
し、更にその上に前記配合(A>の組成物を18 g/
m (We t)グラビア方式で塗布し乾燥した。
配合(B)の組成物 硝化綿 R3−3重量% 酸化錫系導電性粉末      40 〃亜鉛華   
  10〃 顔    料              2  〃2
)基材との熱圧成形 例1゜ 下方から上方へ、5n厚の珪酸カルシウム板、55g/
ffr坪量のチタン紙に下記配合(C)の組成物を含浸
(樹脂付着量55g/nf)させた含浸紙、前述の化粧
板用原紙、を順に積層し、その後、この積層板の上には
アルミニウム板及びクツション材を介して上プレス熱板
を、−方間積層板の下にはクツション材を介して下プレ
ス熱板を夫々セットし、温度135℃、圧力15kg/
aJ、時間8分の条件で熱圧し、化粧板を得た。
配合(C)の組成物 ベンゾイルパーオキサイド   2.5〃ア  セ  
ト  ン               35.0  
 〃ト  ル  エ  ン             
  13.0   〃例2゜ 4n厚の普通合板の上面に尿素・酢酸ビニル系接着側を
40 glrd塗布し、数分風乾した後、その上に前述
の化粧板用原紙を積層し、前記例1と同様にして温度1
35℃、圧力10kg/cd、時間5分の条件で熱圧し
、化粧板を得た。
例3゜ 145 g/rd坪量のクラフト紙に前述配合(C)の
組成物を含浸(樹脂付着量90g/rrr)させた含浸
紙の上面に、前述の化粧板用原紙を積層し、前記例1と
同様にして(但し、下プレス熱板の上にはクツション材
のみでなく、更にその上にアルミニウム板を介在させた
)、温度135℃、圧力15kg/cd、時間10分の
条件で熱圧し、化粧板を得た。
以上、例1〜例3で得た化粧板は、いずれも表面抵抗埴
1〜5X10’Ω(500V)を示し、またJAS特殊
合板1類及び2類に合格した。
〔発明の効果〕
本発明は、以上の構成よりなるため■少量の導電性フィ
ラーを、平滑な平面上に整然と形成した化粧板を再現性
良く得ることができる、■高価な導電性フィラーを少量
におさえることができる、■導電性フィラーを含有する
樹脂層の導電性を極めて高くすることが可能なため、当
該樹脂層の表面を更にクリアーの塗膜で被覆した化粧板
となした際にも、表面導電性を充分に発現させることが
できる、等の効果を発揮する。
また、本発明は、その実施に当たって、サイズ紙の表面
への熱硬化性樹脂の塗布、更には、その上面への導電性
フィラーを含有する熱硬化性樹脂組成物の塗布、最表層
への熱硬化性樹脂(クリアー)の塗布のいずれをも、再
現性・作業性の良いグラビア方式でおこなうことができ
、極めて、工業化適性の優れたものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄葉のサイズ紙の表面に熱硬化性樹脂を塗布、乾
    燥し、更にその表面に導電性フィラーを含有する熱硬化
    性樹脂組成物を塗布して化粧板用原紙とした後、この化
    粧板用原紙の裏面側に基材を接着すると共に前記熱硬化
    性樹脂を熱圧硬化させることを特徴とする導電性化粧板
    の製造法。
JP61147871A 1986-06-23 1986-06-23 導電性化粧板の製造法 Pending JPS633951A (ja)

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JP61147871A JPS633951A (ja) 1986-06-23 1986-06-23 導電性化粧板の製造法

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JP61147871A JPS633951A (ja) 1986-06-23 1986-06-23 導電性化粧板の製造法

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JPS633951A true JPS633951A (ja) 1988-01-08

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ID=15440119

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JP61147871A Pending JPS633951A (ja) 1986-06-23 1986-06-23 導電性化粧板の製造法

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