JPS6338765B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6338765B2 JPS6338765B2 JP55133954A JP13395480A JPS6338765B2 JP S6338765 B2 JPS6338765 B2 JP S6338765B2 JP 55133954 A JP55133954 A JP 55133954A JP 13395480 A JP13395480 A JP 13395480A JP S6338765 B2 JPS6338765 B2 JP S6338765B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- magnetic
- recording
- magnetic head
- magnetization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体の厚さ方向に磁化容易軸
を有する、いわゆる垂直磁化磁性媒体に信号を記
録する方法に関するものである。
を有する、いわゆる垂直磁化磁性媒体に信号を記
録する方法に関するものである。
垂直磁気記録の原理、有効性等については、す
でに特開昭52−134706号公報等に示されている。
でに特開昭52−134706号公報等に示されている。
従来、垂直磁化磁性媒体に信号を記録する場
合、第1図に示すように、薄い短冊状の主磁極1
とこれと対向して設けた先端に巻線2をもつた主
磁極より十分に厚い補助磁極3とからなる垂直磁
気ヘツド4により、例えば、テープ5の表面に垂
直磁化磁性層6をもつた垂直磁化磁性媒体7に垂
直方向磁場8を印加して、磁性層6を飽和するよ
うにして記録していることが多い。このため、記
録信号としてはデイジタル信号あるいは周波数変
調波パルス幅変調波などの信号のエンベローブが
一定のものを採用している。一方、アナログ信号
をバイアス信号を利用して記録しようとすると、
以下のような問題点があるため利用されていな
い。すなわち、第2図において、垂直方向磁場を
用いてバイアス信号Aと共にアナログ信号Bを加
算して記録すると、磁気記録媒体7の磁性層6上
に記録信号Cに対応した磁化パターンDが形成さ
れる。この場合、アナログ信号Bに対応する磁化
分布Dはヘツド面から離れた磁性層6の奥に形成
されるので、再生時のレベルが小さくなる欠点が
あり、実用的でないことである。
合、第1図に示すように、薄い短冊状の主磁極1
とこれと対向して設けた先端に巻線2をもつた主
磁極より十分に厚い補助磁極3とからなる垂直磁
気ヘツド4により、例えば、テープ5の表面に垂
直磁化磁性層6をもつた垂直磁化磁性媒体7に垂
直方向磁場8を印加して、磁性層6を飽和するよ
うにして記録していることが多い。このため、記
録信号としてはデイジタル信号あるいは周波数変
調波パルス幅変調波などの信号のエンベローブが
一定のものを採用している。一方、アナログ信号
をバイアス信号を利用して記録しようとすると、
以下のような問題点があるため利用されていな
い。すなわち、第2図において、垂直方向磁場を
用いてバイアス信号Aと共にアナログ信号Bを加
算して記録すると、磁気記録媒体7の磁性層6上
に記録信号Cに対応した磁化パターンDが形成さ
れる。この場合、アナログ信号Bに対応する磁化
分布Dはヘツド面から離れた磁性層6の奥に形成
されるので、再生時のレベルが小さくなる欠点が
あり、実用的でないことである。
本発明は、以上の欠点を解消するために、垂直
磁化磁性媒体に対して垂直方向磁場だけでなく、
長手方向磁場を用い、該媒体にアナログ信号をバ
イアス信号と共に記録しようとするものであり、
このために、垂直方向磁場および長手方向磁場が
効率的に発生する磁気ヘツドとして、第3図に示
すようにギヤツプを形成す2つのコアの各テープ
走行面の大きさがほぼ同じであるリング形の磁気
ヘツドを用いるものである。図において、9は磁
気ヘツド、10は巻線、gはギヤツプである。
磁化磁性媒体に対して垂直方向磁場だけでなく、
長手方向磁場を用い、該媒体にアナログ信号をバ
イアス信号と共に記録しようとするものであり、
このために、垂直方向磁場および長手方向磁場が
効率的に発生する磁気ヘツドとして、第3図に示
すようにギヤツプを形成す2つのコアの各テープ
走行面の大きさがほぼ同じであるリング形の磁気
ヘツドを用いるものである。図において、9は磁
気ヘツド、10は巻線、gはギヤツプである。
第4図にリング形磁気ヘツド9で発生する磁場
の方向を矢印で示す。図からわかるように、磁気
テープの各点は磁気ヘツドのギヤツプ上を通過す
る過程で、垂直方向磁場成分と長手方向磁場成分
がほぼ1:1の割合いとなるように磁気ヘツド磁
場を受ける。磁性層6は垂直方向に磁化容易軸を
もつているが、長手方向磁場によつて斜め方向の
磁化パターンを形成する。垂直媒体は垂直方向と
長手方向の残留磁化量の比が6:4以上の垂直異
方性をもつているものである。この場合は、第5
図に示すように、記録信号C′の振幅に応じて斜め
の磁化パターンEの角度が変化することになる。
この磁化パターンEは垂直成分Fと長手方向成分
Gとに分けることができる。すなわち、記録信号
C′は長手方向成分で記録されており、この成分は
磁性層の表面に記録されている。このため、アナ
ログ信号の再生レベルが大きくなる。
の方向を矢印で示す。図からわかるように、磁気
テープの各点は磁気ヘツドのギヤツプ上を通過す
る過程で、垂直方向磁場成分と長手方向磁場成分
がほぼ1:1の割合いとなるように磁気ヘツド磁
場を受ける。磁性層6は垂直方向に磁化容易軸を
もつているが、長手方向磁場によつて斜め方向の
磁化パターンを形成する。垂直媒体は垂直方向と
長手方向の残留磁化量の比が6:4以上の垂直異
方性をもつているものである。この場合は、第5
図に示すように、記録信号C′の振幅に応じて斜め
の磁化パターンEの角度が変化することになる。
この磁化パターンEは垂直成分Fと長手方向成分
Gとに分けることができる。すなわち、記録信号
C′は長手方向成分で記録されており、この成分は
磁性層の表面に記録されている。このため、アナ
ログ信号の再生レベルが大きくなる。
例えば、Co−Cr垂直磁化膜(膜厚1μm)に、
波長10μmのアナログ信号を波長1μmのバイアス
信号で記録する場合、第1図に示した従来の垂直
記録磁気ヘツド3と第3図に示した従来のリング
形磁気ヘツドを用いて記録し、これをギヤツプ幅
0.5μmの再生ヘツドで再生したところ、後者のヘ
ツドで約6dBの改善が得られた。
波長10μmのアナログ信号を波長1μmのバイアス
信号で記録する場合、第1図に示した従来の垂直
記録磁気ヘツド3と第3図に示した従来のリング
形磁気ヘツドを用いて記録し、これをギヤツプ幅
0.5μmの再生ヘツドで再生したところ、後者のヘ
ツドで約6dBの改善が得られた。
本発明の別の有効な利用形態としては、第6図
に示すように、バイアス信号としてテレビジヨン
信号の輝度信号を周波数変調した信号、アナログ
信号としてテレビジヨン信号の色信号を低域に変
換した信号を記録する場合である。この信号形態
は現用の家庭用VTRに用いられているものであ
るが、垂直磁気記録媒体にリング形磁気ヘツドを
用いて、この信号形態を記録、再生すれば、垂直
磁気記録媒体の高密度記録性が発揮でき、超小型
VTRの実現が可能となる。
に示すように、バイアス信号としてテレビジヨン
信号の輝度信号を周波数変調した信号、アナログ
信号としてテレビジヨン信号の色信号を低域に変
換した信号を記録する場合である。この信号形態
は現用の家庭用VTRに用いられているものであ
るが、垂直磁気記録媒体にリング形磁気ヘツドを
用いて、この信号形態を記録、再生すれば、垂直
磁気記録媒体の高密度記録性が発揮でき、超小型
VTRの実現が可能となる。
すなわち、第6図において、カラーテレビジヨ
ン信号は輝度信号分離回路10と色信号分離回路
12とでそれぞれ輝度信号と色信号とに分離され
る。輝度信号は周波数変調回路11で変調される
と共に、色信号は上記周波数変調の搬送周波数の
約1/5の周波数に低減変換する変換回路13を介
して加算回路14で上記変調された輝度信号に加
算される。
ン信号は輝度信号分離回路10と色信号分離回路
12とでそれぞれ輝度信号と色信号とに分離され
る。輝度信号は周波数変調回路11で変調される
と共に、色信号は上記周波数変調の搬送周波数の
約1/5の周波数に低減変換する変換回路13を介
して加算回路14で上記変調された輝度信号に加
算される。
さらに、第6図を参照して説明すれば、輝度信
号の周波数変調信号Hと低域に変換された色信号
Iが加算された記録信号Jは記録増幅回路15を
介してリング形磁気ヘツド9により、垂直磁気異
方性をもつ磁気記録媒体上に記録され、記録信号
に対応して磁化パターンKが得られ、先に述べた
ように、記録信号の振幅が磁化の長手方向成分に
変換されて磁気記録媒体に記録され、この記録磁
化パターンをリング形磁気ヘツドで再生すると、
元の記録信号が効率よく得られる。すなわち、高
周波信号の輝度信号の周波数変調信号も、低周波
の色信号もS/N比よく再生できる。
号の周波数変調信号Hと低域に変換された色信号
Iが加算された記録信号Jは記録増幅回路15を
介してリング形磁気ヘツド9により、垂直磁気異
方性をもつ磁気記録媒体上に記録され、記録信号
に対応して磁化パターンKが得られ、先に述べた
ように、記録信号の振幅が磁化の長手方向成分に
変換されて磁気記録媒体に記録され、この記録磁
化パターンをリング形磁気ヘツドで再生すると、
元の記録信号が効率よく得られる。すなわち、高
周波信号の輝度信号の周波数変調信号も、低周波
の色信号もS/N比よく再生できる。
以上説明したところから明らかなように、極め
て薄い非磁性層を介して磁気コアが閉じた構造を
もつたリング形磁気ヘツドを用いて、垂直(媒体
厚み)方向に磁気異方性を有する垂直磁化磁気記
録媒体に、低周波信号と高周波信号を加算して記
録すれば、垂直磁化磁気記録媒体の高密度記録性
によつて、高周波信号、低周波信号共にS/N比
よく再生することができる。
て薄い非磁性層を介して磁気コアが閉じた構造を
もつたリング形磁気ヘツドを用いて、垂直(媒体
厚み)方向に磁気異方性を有する垂直磁化磁気記
録媒体に、低周波信号と高周波信号を加算して記
録すれば、垂直磁化磁気記録媒体の高密度記録性
によつて、高周波信号、低周波信号共にS/N比
よく再生することができる。
第1図は従来の垂直磁化方式を用いた磁気記録
装置の説明図、第2図は第1図に示した装置を用
いて、バイアス信号とアナログ信号を加算して記
録する場合の垂直磁化磁気記録媒体の磁化状態を
示す説明図、第3図は従来のリング形磁気ヘツド
の説明図、第4図はリング形磁気ヘツドのギヤツ
プ近傍で発生する磁場の方向を示す図、第5図は
リング形磁気ヘツドを用いて、垂直磁化磁気記録
媒体を磁化したときの該媒体の磁化状態を示す説
明図、第6図はリング形磁気ヘツドを用いた本考
案によるVTRの回路図、第7図は第6図に示し
た回路を用いて、垂直磁化磁気記録媒体上へカラ
ーテレビジヨン信号を記録する場合の説明図であ
る。 図において、9:リング形磁気ヘツド、10:
巻線、6:磁性層、10:輝度信号分離回路、1
1:周波数変調回路、12:色信号分離回路、1
3:低域変換回路、14:加算回路、15:記録
増幅回路。
装置の説明図、第2図は第1図に示した装置を用
いて、バイアス信号とアナログ信号を加算して記
録する場合の垂直磁化磁気記録媒体の磁化状態を
示す説明図、第3図は従来のリング形磁気ヘツド
の説明図、第4図はリング形磁気ヘツドのギヤツ
プ近傍で発生する磁場の方向を示す図、第5図は
リング形磁気ヘツドを用いて、垂直磁化磁気記録
媒体を磁化したときの該媒体の磁化状態を示す説
明図、第6図はリング形磁気ヘツドを用いた本考
案によるVTRの回路図、第7図は第6図に示し
た回路を用いて、垂直磁化磁気記録媒体上へカラ
ーテレビジヨン信号を記録する場合の説明図であ
る。 図において、9:リング形磁気ヘツド、10:
巻線、6:磁性層、10:輝度信号分離回路、1
1:周波数変調回路、12:色信号分離回路、1
3:低域変換回路、14:加算回路、15:記録
増幅回路。
Claims (1)
- 1 垂直磁化磁気記録媒体とギヤツプを形成する
2つのコアの各テープ走行面の大きさがほぼ同じ
であるリング形の磁気ヘツドとを用いて、低周波
信号成分と高周波信号成分が加算された混合信号
の記録と再生を行なうことを特徴とする磁気記録
再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55133954A JPS5760506A (en) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | Magnetic recording and reproducing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55133954A JPS5760506A (en) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | Magnetic recording and reproducing method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5760506A JPS5760506A (en) | 1982-04-12 |
JPS6338765B2 true JPS6338765B2 (ja) | 1988-08-02 |
Family
ID=15116954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55133954A Granted JPS5760506A (en) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | Magnetic recording and reproducing method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5760506A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5963005A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-10 | Toshiba Corp | 磁気記録方式 |
JPH0227544A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-30 | Canon Inc | 光磁気記録媒体及び記録方法 |
JPH0239752U (ja) * | 1988-09-08 | 1990-03-16 |
-
1980
- 1980-09-26 JP JP55133954A patent/JPS5760506A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS ULTRA-HIGH DENSITY RECORDING WITH NEW HEADS AND TAPES=1979 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5760506A (en) | 1982-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6338765B2 (ja) | ||
US4390907A (en) | Magnetic recording system | |
JPS6231402B2 (ja) | ||
JP2510969B2 (ja) | 垂直磁気記録方法及びその装置 | |
JPS60121502A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
JP2677899B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH0782604B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0115190B2 (ja) | ||
JPH0425601B2 (ja) | ||
JPS6139784A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
JPS60119602A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
JPS54104813A (en) | Picture recording reproducer of high coercive force magnetic tape | |
JPH0758526B2 (ja) | 映像信号磁気記録再生方法及び映像信号磁気記録再生装置 | |
JPS62249594A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
JPS61150101A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
JPH0250521B2 (ja) | ||
JPH04157614A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH04315802A (ja) | 磁気記録再生方法及び装置 | |
JPH03173901A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
JPS6350769B2 (ja) | ||
JPS61156991A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
JPH052701A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0118484B2 (ja) | ||
JPS62125535A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS6120927B2 (ja) |