JPS6337500A - 交通信号制御機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は交差点に設置され、交通流を制御するための交
通信号制御機に関する。

従来の技術 従来、この種の交通信号制御機は最短保障秒数経過後歩
進を許可する回路と、最長監視秒数迄、階梯（信号灯器
の点灯状態）の秒数計時を許可する回路を備えており、
階梯の秒数計時が最長監視秒数に達すると制御レベルを
切換え出来るようになっている。

第３図は従来の交通信号制御機の構成を示している。３
１は一定時間後、歩進を許可するタイマであり、歩進許
可信号４２を出力する。３３は最短保障秒数計時用の第
１カウンタであり、比較回路３２に入力されている。３
５は最長監視秒数計時用の第２カウンタであり、比較回
路３４に入力されている。３６は制御レベル切換回路、
３７は異常歩進回路である。３８は全体の制御を行う主
制御部である。

次に上記従来例の動作について説明する。第３図におい
て、階梯が進むたびに主制御部３８からタイマ３１、第
１カウンタ３３、第２カウンタ３５　にリセット信号を
出力し、タイマ３１、第１゜第２カウンタ３３　、３５
をクリアする。次の階梯の最短保障秒数、最長監視秒数
が入力されて来る。

最短保障秒数経過後、歩進許可信号４１を出力する。こ
の時、歩進許可信号４２は出力されているので、歩進許
可信号４３となり、主制御部３８　に出力され、主制御
部３８け歩進可能となる。比較回路３４が最長監視秒数
経過塩、主制御部３８が歩進しない場合、異常歩進回路
３７が主制御部３８　に異常歩進信号を出力する。更に
制御レベル切換回路３６が主制御部３８に制御レベル切
換信号を出力する。

第４図は制御レベルの切換タイミングと歩進許可と歩進
信号の関係を示している。Ｑｌは正常時の歩進信号であ
り、この時歩進許可信号は「許可」きなっている。階梯
が進むとタイマ３１　により１１秒は歩進が禁止され、
最短保障秒数１２秒後、主制御部３８は歩進許可となり
、歩進信号Ｑ２で主制御部３８は歩進する。最長監視秒
数経過塩、主制御部３８は歩進しない場合、異常歩進信
号Ｑ３で主制御部３８は「遠隔レベル」→「単独レベル
」異常歩進信号Ｑ４で主制御部３８は「単独レベル」→
「閃光レベル」にそれぞれ制御レベルを切換える。

このように上記従来の交通信号制御機でも、最短秒数の
保障、最長秒数の監視をすることはできる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の交通信号制御機では、最短保
障秒数が正常に入力されない時、最大値まで歩進許可信
号が出力されず、不要の時間同一の現示が継続される。

また最長監視秒数が正常に入力されない時、制御レベル
の切換に長時間を要し、不要の時間同一の現示が継続さ
れ、交通流を安全に、円滑に制御することができないと
いう問題があった。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
交通流を安全に、円滑に制御できる優れた交通信号制御
機を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、最短保障秒数の異
常判定回路と最長監視秒数の異常判定回路を設け、制御
レベルを円滑に切換可能にしたものである。

作　　　　用 したがって、本発明によれば、最短保障秒数を判定する
ことにより、すみやかに階梯を歩進させられ、最長監視
秒数を判定するこきにより、制御レベルをすみやかに切
換られ、交通流を安全側に制御できるきいう効果を有す
る。

実施例 第１図は本発明の一実施例を示すものである。

第１図において、　１１は一定時間後、歩進を許可する
タイマであり、歩進許可信号３を出力する。

１４　は最短保障秒数計時用の第１カウンタであり、比
較回路１３に入力されている。１２は入力した最短保障
秒数の異常判定回路で、比較回路１３からの出力とＯＲ
されて歩進許可信号として主制御部２１に入力されてい
る。１７は最長監視秒数計時用の第２カウンタであり比
較回路１６に入力されている。１５は入力した最長監視
秒数の異常判定回路である。１８は第１制御レベル切換
回路、１９は第２制御レベル切換回路、２０は強制歩進
回路であり、この強制歩進回路２０は、それぞれの出力
が主制御部２１に入力されている。

次に上記実施例の動作について説明する。

最短保障秒数が入力されると、比較回路１３は最短保障
秒数計時後、歩道許可信号２を出力する。

異常判定回路１２は最短保障秒数が正常でないと判定す
ると直ちに歩進許可信号１を出力する。歩進許可信号１
が出力されてもタイマ１１より歩進許可信号３が「Ｌ」
のため世になるのを待って、歩進許可信号４として、主
制御部２１に出力される。歩進許可信号２のみ出力され
ると、歩進許可信号３Ｖｉすでに川Ｊになっており、直
ちに歩進許可信号４として主制御部２１に出力される。

最長監視秒数が入力されると比較回路１６は最短保障秒
数計時後、主制御部２１が歩進しない場合、最長異常信
号２を強制歩進回路２ｏに出力し第２制御レベル切換回
路１９を動作させる。第２制御レベル切換回路１９では
「遠隔レベル」→「単独レベル」または「単独レベル」
→「閃光レベル」と制御レベルを切換える。異常判定回
路１５が最長監視秒数を正常でないと判定すると、直ち
に最長異常信号１を強制歩進回路２０に出力し、第１制
御レベル切換回路１８を動作させる。

第１制御レベル切換回路１８では「遠隔レベル」→「閃
光レベル」または「単独レベル」→「閃光レベル」に制
御レベルを切り換える。

第２図は制御レベルの切換タイミングき歩進許可タイミ
ング七歩進信号の関係を示している。ＰＩ。

Ｐ２は正常時の歩進信号で、Ｔ１はタイマ１１からの歩
進許可信号３の出力タイミング、Ｔ２は比較回路１３か
らの歩進許可信号２のタイミングである。最短保障秒数
が正常でないと異常判定回路１２で判定した場合、主制
御部２１はＴｌ後に歩進許可の状態となり、歩進信号Ｐ
３は正常に出力できる。最長監視秒数が正常でない場合
、歩進禁止の状態でも強制的に歩進信号Ｐ４を出力し、
各制御レベルを閃光レベルに切り換える。

このように、上記実施例によれば、異常判定回路１２が
最短保障秒数の異常を判定すると直ちに歩進許可信号を
出力するため、主制御部２１は一定時間後、歩進可能と
なり不要な保障を除去することができるという利点を有
する。また、上記実施例によれば、制御レベルを直ちに
閃光レベルに切換えるため、不要の時間、現示の出力を
除去することができるという効果を有する。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、以下に示す効
果を有する。

（１）最短保障秒数を監視しているので、不要に長い保
障を除去することがでと、交通流を円滑に制御できる。

（２）最長監視秒数を監視しているので、制御レベルを
円滑に、安全側に切換えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施における交通信号制御機のブロ
ック図、第２図は同実施例の信号波形図、第３図は従来
の交通信号制御機のブロック図、第４図は同従来例の信
号波形図である。 １１・・・タイマ、１２・・・異常判定回路、１３・・
・比較回路、１４・・・カウンタ１．１５・・・異常判
定回路、１６・・・比較回路、１７・・・カウンタ２．
１８・・・制御レヘル切換回路１．１９・・・制御レベ
ル切換回路２．２０・・強制歩進回路、２１・・・主制
御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各階梯ごとにあらかじめ定められた最短保障秒数を入力
   し、この最短保障秒数が正常でない場合またはこの最短
   保障秒数経過後であって、所定時間経過後に階梯を歩進
   させる歩進手段と、各階梯ごとにあらかじめ定められた
   最長監視秒数を入力し、この最長監視秒数が正常でない
   場合またはこの最長監視秒数経過後に階梯を歩進させる
   強制歩進回路と、上記最長監視秒数が正常でない場合に
   交通信号の制御レベルを遠隔レベル、単独レベルから閃
   光レベルに切り換える第１制御レベル切換回路と、上記
   最長監視秒数経過後に、上記制御レベルを遠隔レベルか
   ら単独レベル、単独レベルから閃光レベルに切り換える
   第２制御レベル切換回路とを備えた交通信号制御機。