JP2886646B2 - 押ボタン信号機監視方法及び装置 - Google Patents

押ボタン信号機監視方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、押ボタン機能付集中制御用交通信号制御に
用いる押ボタン信号機監視方法及びそのための装置に関
し、詳しくは末端の各押ボタン信号機の故障あるいは押
ボタン利用回数情報を遠隔地に設けられた中央交通管制
センターで監視把握することができ、押ボタン信号機の
補修及びより効果的な交通制御の実施に役立てることの
できる押ボタン信号機監視方法と装置に関する。
〔従来技術〕
自動車による交通を円滑にし事故を抑制する目的で各
交差点には信号機が主道路及び従道路の双方に設置さ
れ、こうした多数の交差点の複数の信号機の灯火の現示
は中央管制センターで連携して一括制御され交差点での
交通整理を行っている。ところで、幹線道路を歩行者が
交差通行する個所は一種の交差点ではあるが、一般の交
差点と同様の信号機を設置し同様の制御を行ったので
は、横断歩行者が不必要に信号が青になるまで待たなく
てはいけなくなるし、逆に車両は横断歩行者が居ないの
に不要に停止信号で持たされるといった不都合が生じ効
率が悪い。
このため、歩行者の横断用にはもっぱら第4図に示す
ような押ボタン信号機による交通整理が行われている。
すなわち道路(主方向道路)を横断しようとする歩行者
が、信号柱に取りつけられた押ボタン箱23の押ボタン24
を押した時にだけ歩行者用灯器(信号)Pを青にし、自
動車用灯器(信号)Cを赤にする制御であり、押ボタン
が押されない場合には常時自動車用灯器は青となってい
る。なお、押ボタン24を操作すると信号制御機26が動作
を開始した印に押ボタン24の近傍に設けられた押ボタン
反応灯25が現示状態(点灯)となって歩行者を待機さ
せ、両方向の信号機が変わると消灯する。
第5図は、押ボタン信号機の現示動作を示す現示階梯
図の一例を示す。押ボタンが押されない場合は主方向自
動車用、従方向歩行者用の両灯器はAを付した現示をス
テップ1からステップ10まで順次繰り返している(現示
自体は変わらない)。この間押ボタンの受付が可能であ
るが、ステップ6においてのみ受付が禁止状態となって
いる。押ボタン24が操作され横断要求が受け付けられる
と押ボタン反応灯25が点灯現示され、ステップ10終了後
Bを付した現示がステップ1よりステップ10まで一巡行
われる。例えばステップ4からは主方向自動車用灯器C
が黄灯現示となり、ステップ5からは赤灯現示となる。
ところで、こうした押ボタン信号機は単独で動作させ
る場合もあるが、多くの場合信号の切換えタイミングを
交通状況に合わせて変更する目的で多数の押ボタン信号
機が遠隔地の中央制御装置により通信回線を介して集中
的に制御されている。
第6図は、この中央制御装置を含めた押ボタン機能付
集中制御用交通信号制御のための装置要部の一例を示す
ブロック図である。
予め実施された調査により得られた時間帯毎の車両の
交通量や走行速度及び横断歩行者の量を勘案して決定さ
れた自動車用灯器の黄灯現示時間あるいは歩行者用灯器
の青灯現示時間等を時間帯毎に応じた長さに変更すべく
中央制御装置の送信手段20より通信回線3を介して複数
の押ボタン信号機に対して現示時間の変更信号が送信さ
れる。各押ボタン信号機は前記通信回線3に接続された
受信手段21で前記変更信号を受信し後続する現示時間設
定手段22に出力する。現示時間設定手段22は、前記変更
信号中より必要情報を抜き出し、指定されたとおりに各
現示時間を設定変更する。
このように従来の押ボタン信号機は制御時間を可変す
る目的等で中央制御装置と結ばれていて中央制御装置か
らの制御は反映されてはいるが、逆に押ボタン信号機か
ら中央制御装置へは一切の情報は送信されてはいない。
〔従来技術の問題点〕
ところで、現状の押ボタン信号機にはまだ改善すべき
問題点が見られる。すなわち、押ボタン信号機には押ボ
タン23が押されたことを横断歩行者に報せるための前述
した押ボタン反応灯24が設けられているが、この反応灯
24は寿命が有限のものであるからある期間毎に切れて機
能しなくなるが、この故障の発見は定期的点検あるいは
一般人の通報による他はないため、長期にわたって放置
されることが起こりがちで不都合であった。
また、交通状況は長期的には変化があり、押ボタン信
号機を設置した時の状況に合わせた信号灯現示時間等の
設定が実情にそぐわなくなることもあるが、通常この事
態は人手を使って交通量を調査してみる以外に把握でき
ないため殆ど実施されず、押ボタン信号機が実情に合わ
ない設定のまま放置され、この結果交通の能率を不当に
低下させてしまう場合がある。
本発明は、上述した従来の押ボタン信号機に見られる
問題点を解消し、より高機能の押ボタン信号機監視方法
及びそのための装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の方法では、 押ボタン信号機に備わった押ボタン反応灯が現示状態
となったことを検知し、この旨を現示検知信号として通
信回線を介して接続された遠隔地に設置された中央制御
装置に送付し、前記現示検知信号を、計数するおよび/
または前記現示検知信号の発生間隔を基に当該押ボタン
信号機の故障の有無を判定する。
また本発明の押ボタン信号機監視装置は、 押ボタン反応灯を備えた押ボタン信号機と、この押ボ
タン信号機と通信回線を介して接続された遠隔地に設置
された中央制御装置とからなる装置であって、 前記押ボタン信号機が前記押ボタン反応灯が現示状態
となったことを検知出力する検知手段と、この検知手段
の現示検知出力を前記通信回線に送出する送信手段とを
具備するとともに、 前記中央制御装置は前記通信回線に接続された前記現
示検知出力を受信する受信手段と、この受信手段の出力
に接続された前記現示検知出力を計数する計数回路およ
び/または前記現示検知出力の発生間隔を基に前記押ボ
タン信号機の故障を判定する故障判定手段とを具備す
る。
〔発明の実施例〕 以下、実施例により添付図面に沿って本発明を説明す
る。
第1図は、本発明の押ボタン信号機監視装置の一実施
例を示すブロック図である。
既述した、受信手段21、現示時間設定手段22に加えて
押ボタン信号機50側では押ボタン反応灯25が現示(点
灯)していることを検知する現示検知手段1とこの検知
手段1からの現示検知信号Aを受けて通信回線3を利用
して現示が行われていることを中央制御装置60へと現示
通報信号を通信するための送信手段2が具備されてい
る。
また、中央制御センターの中央制御装置60側には、既
述した送信手段20、制御装置(図示せず)に加えて上述
の現示通報信号を受信するとともにこれより現示検知信
号をとりだす受信手段4、この受信手段4に並列に後続
する計数回路5及び故障判定手段6が具備されている。
計数回路5は所定時間の間に受信される現示検知信号の
数を計数し保持するもので、計数結果は制御装置(図示
せず)に送られ適宜利用される。また故障判定手段6は
現示検知信号の発生間隔から故障を判定するもので、発
生間隔が所定の値以上長い場合に押ボタン反応灯等が故
障したものと判定する。
第2図は、押ボタン信号機50側の送信系及びこれに関
連する押ボタン反応灯部分の一実施例を詳細に示すブロ
ック図である。道路横断を希望する歩行者が押ボタン24
を押すと駆動回路27が動作し押ボタン反応灯25が点灯
し、動作中である旨を現示する。この現示は所定時間が
経過し信号機が信号切換え動作を行いだすと現示を停止
する。
現示検知手段1は、本実施例では現示による光を検知
するためのフォトダイオード7とこのフォトダイオード
7を流れる電流を監視し電流が一定値以上に成った場合
を検知して現示検知信号Aを発生する現示検知回路8と
から構成されている。
この現示検知回路8には、通報信号発生手段9とイン
ターフエイス回路10が順に接続されて成る送信手段2が
接続されている。前記通報信号発生手段9は、現示検知
信号Aが送出されると必要に応じては所定の通信信号を
生成し後続するインターフエイス回路10を駆動する。イ
ンターフエイス回路10は前記通信信号を通信回線に適し
たレベルに変換し通信回線3へと送出する。
第3図は中央制御装置60側の受信系の一実施例を示す
ブロック図であり、前記通信回線3に接続されたインタ
ーフエイス回路11、これに後続する信号抽出回路12、さ
らにこの信号抽出回路12の出力に並列接続され計数回路
5及び故障判定回路13を含んでいる。この故障判定回路
13には判定条件設定器14からの出力が加えられている。
前記計数回路5及び前記故障判定回路13の出力はともに
制御装置(図示せず)に送出され記録、解析あるいは定
められた処理等に利用される。
前記インターフエイス回路は、通信回線3を介して送
られてくる故障検知信号を含む通信信号を受け所定のレ
ベルに変換して信号抽出回路12へ送りだす。信号抽出回
路12はこの信号名中より故障検知信号を抜き出し後続す
る計数回路5及び故障判定回路13に送出する。計数回路
5は故障検知信号の所定期間内の発生回数を計数し結果
を保持するとともに必要に応じて計数値を制御装置へと
送出する。
押ボタン感応回数を示すこの計数値を利用して、例え
ば時間帯毎の統計処理がなされ、各押ボタン信号機の運
用定数を改善する等、より効果的な交通制御の運用に役
立てることが可能となる。
故障判定回路13は前記故障検知信号の発生間隔を得る
ためのもので、ある故障検知信号で計時を開始し、次の
故障検知信号で計時結果をリセットし次の計時を開始す
るごとく構成されるとともに、判定条件設定器14により
与えられた時間情報を基に計時時間が設定された時間以
上となった場合に故障有りと見なして故障を意味する出
力を制御装置へと送出する。すなわち、異常に長い期間
押ボタンが操作されない場合を故障の発生とみなす訳
で、さほど緊急性を要求する対象ではないので、この期
間をかなり長いものに設定しても実際上は問題ない。な
お、夜間においては、長期間押ボタン信号機が利用され
ないことが予測できるので、別途適宜の手段でこの時間
帯を除去するのが良い。
このように、中央制御装置側で各押ボタン信号機を常
時監視し、故障時を検知する信号を得ることができるの
で、押ボタン信号機の故障をいち早く発見し、対応して
故障を迅速に修復することが可能となる。
なお、以上説明した実施例においては、計数回路5、
故障判定回路13、判定条件設定器14等を別体のものとし
たが、CPU・メモリ・クロック回路等を一体としたマイ
クロコンピュータ回路を利用して上記回路群を一体に渾
然と構成することもできる。
また、現示検知手段1にフォトダイオードを用いた例
を示したが、押ボタン反応灯の両端に加わる電圧や、押
ボタン反応灯に流れる電流を監視対象として押ボタン反
応灯の故障を検知するようにしても良い。
以上、本発明装置について説明したが、本発明の押ボ
タン信号機監視方法は例えば上述した如き装置を用い
て、 押ボタン信号機に備わった押ボタン反応灯が現示状態
となったことを検知し、この旨を現示検知信号として通
信回線を介して接続された遠隔地に設置された中央制御
装置に送付し、前記現示検知信号を、計数するおよび/
または前記現示検知信号の発生間隔を基に当該押ボタン
信号機の故障の有無を判定するものである。
〔発明の効果〕
以上述べた様に本発明の押ボタン信号機監視方法およ
び装置によれば、 中央制御装置で集中的に管轄各押ボタン信号機の状態
を常時監視でき、従って故障状態をいち早く知り対応し
て故障を迅速に修復することが可能となる。
また、中央制御装置で集中的に管轄各押ボタン信号機
での押ボタンの操作回数を掌握できるので交通事情を常
に把握でき、必要とあれば通信回線を通じて押ボタン信
号機の現示時間等を変更することが可能となり、円滑な
交通制御に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の押ボタン信号機監視装置のブロック図
を、 第2図は本発明に係る現示検知手段及び送信手段等を示
すブロック図を、 第3図は中央制御装置に含まれる本発明に係る受信部分
のブロック図を、 第4図は本発明に係る押ボタン信号機の一例を示す外観
図を、 第5図は本発明に係る押ボタン信号機の現示制御を説明
する現示階梯図を、 第6図は従来の信号制御装置の一例を示すブロック図
を、各々示す。 1……現示検知手段、2……送信手段、3……通信回
線、4……受信手段、5……計数回路、6……故障判定
手段、25……押ボタン反応灯、50……押ボタン信号機、
60……中央制御装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押ボタン信号機に備わった押ボタン反応灯
    が現示状態となったことを検知し、この旨を現示検知信
    号として通信回線を介して接続され遠隔地に設置された
    中央制御装置に送信し、前記現示検知信号を、計数する
    および/または前記現示検知信号の発生間隔を基に当該
    押ボタン信号機の故障の有無を判定することを特徴とす
    る押ボタン信号機監視方法。
  2. 【請求項2】押ボタン反応灯を備えた押ボタン信号機
    と、この押ボタン信号機と通信回線を介して接続され遠
    隔地に設置された中央制御装置とからなる装置であっ
    て、 前記押ボタン信号機が前記押ボタン反応灯が現示状態と
    なったことを検知出力する検知手段と、この検知手段の
    現示検知出力を前記通信回線に送出する送信手段とを具
    備するとともに、 前記中央制御装置は前記通信回線に接続された前記現示
    検知出力を受信する受信手段と、この受信手段の出力に
    接続された前記現示検知出力を計数する計数回路および
    /または前記現示検知出力の発生間隔を基に前記押ボタ
    ン信号機の故障を判定する故障判定手段とを具備したこ
    とを特徴とする押ボタン信号機監視装置。
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