JPS6336723Y2 - - Google Patents

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JPS6336723Y2
JPS6336723Y2 JP1982053188U JP5318882U JPS6336723Y2 JP S6336723 Y2 JPS6336723 Y2 JP S6336723Y2 JP 1982053188 U JP1982053188 U JP 1982053188U JP 5318882 U JP5318882 U JP 5318882U JP S6336723 Y2 JPS6336723 Y2 JP S6336723Y2
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JP
Japan
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metal terminal
dielectric
terminal
capacitor board
press
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JP1982053188U
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JPS58155101U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案円筒状誘電体を使用した誘電体同軸
TEM共振器のターミナル構造に関する。
従来より、複数の誘電体同軸TEM共振器を結
合するには、例えば第1図に示すように、酸化チ
タン系のセラミツク誘電体を円筒状に焼結してな
る円筒状誘電体11の内周面および外周面に夫々
内導体12および外導体13を形成した複数個の
誘電体共振器14,14,…において、内導体1
2に機械的、電気的に接続固定された共振周波数
調整用棒15,15,…をコンデンサ基板16の
電極17,17,…に重ねたうえで夫々半田付け
し、上記共振周波数調整用棒15,15,…に上
記コンデンサ基板16を取り付けるようにしてい
た。
ところで、上記のような共振周波数調整用棒1
5,15,…をコンデンサ基板16の電極17,
17,…に重ねたうえで夫々半田付けしコンデン
サ基板16を支持するようにすると、働極17,
17,…と共振周波数調整用棒15,15,…と
の半田付け時に上記コンデンサ基板16を何等か
の手段により支持して上記半田付けを行わねばな
らず、コンデンサ基板16の支持がめんどうであ
り、また、コンデンサ基板16の支持構造も弱い
ものであつた。
本考案は上記従来の欠点を解消すべくなされた
ものであつて、コンデンサ基板の取付の簡単化を
図つた構造的に丈夫な誘電体同軸TEM共振器の
ターミナル構造を提供することを目的としてい
る。
このため、本考案は、筒状の誘電体の内周面、
および外周面に夫々内導体および外導体が形成さ
れてなる複数個の誘電体同軸TEM共振器を結合
するターミナル構造であつて、大略板状の金属タ
ーミナルを備え、各金属ターミナルはその一端か
ら上記誘電体に圧入される挿入片が突出するとと
もに、上記一端に誘電体の端面に当接して上記金
属ターミナルの位置を規制する係止部を有し、上
記金属ターミナルの他端にはスリツト状の切込み
を設け、この切込みに一枚の誘電体基板に複数の
電極を設けたコンデンサ基板を圧入し、上記電極
と金属ターミナルとを導電的に接着するようにし
たことを特徴としている。
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
本考案においては、第1図の共振周波数調整用
棒15に代えて、第2図および第3図に示すよう
に、一端に円筒状誘電体11の貫通孔12aに圧
入される挿入片21,21を突出させた金属ター
ミナル22を設け、この金属ターミナル22の他
端にスリツト状の切込み23を設けてコンデンサ
基板16を圧入するとともに、該コンデンサ基板
16の電極17に上記金属ターミナル22を半田
23等により導電接着するようにしており、図示
しない他の誘電体共振器の金属ターミナルも、上
記と同様にして、コンデンサ基板16の他の電極
に半田付けされる。
上記金属ターミナル22は、大略板状のもので
ある。各金属ターミナル22は、第2図に最もよ
く示されているように、挿入片21,21が突出
するその一端に円筒状誘電体11の端面に当接し
て上記金属ターミナル22の位置を規制する係止
部を有する。
上記のようにすれば、コンデンサ基板16の取
付時、従来のように、何等かの手段により上記コ
ンデンサ基板16を支持しておくことは不要にな
り、コンデンサ基板16の取付が極めて容易にな
る。
また、金属ターミナル22のスリツト23によ
りコンデンサ基板16は金属ターミナル22に確
実に固定される。
さらに、上記金属ターミナル22は、挿入片2
1,21の突出側の一端に係止部を有しているの
で、コンデンサ基板16と円筒状誘電体11との
位置関係が固定され両者の間の浮遊容量、浮遊イ
ンダクタンスが一定になる。
上記の金属ターミナル22はその上記他端に、
第4図および第5図に示すように、2つの切込み
23a,23bを入れ、これら切込み23a,2
3bの間に形成される舌片24と、上記金属ター
ミナル22の他端に夫々形成される舌片25,2
5とをその基部で互いに逆方向に折曲し、これら
舌片24と、舌片25,25との間にコンデンサ
基板16を圧入して支持させるようにしてもよ
い。
この場合、上記金属ターミナル22はその挿入
片21,21に対して略90度ねじられている。
なお、上記第2図および第3図においては、第
1図と同一の部分には同一の符号を付して示し、
重複した説明は省略する。
以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、コンデンサ基板を圧入して支持する切込
みとコンデンサ基板の位置を規定する係止部とを
有する金属ターミナルを使用するようにしたか
ら、コンデンサ基板の電極と金属ターミナルとの
半田付け時にコンデンサ基板を支持しつつ半田付
けする必要がなく、コンデンサ基板の取付けが極
めて容易となり、また、コンデンサ基板の支持構
造も丈夫なものととすることができる。
さらに、本考案によれば、金属ターミナルは板
状のものであるので、金属ターミナルは安価であ
り、しかも金属ターミナルの係止部により誘電体
に対するコンデンサ基板の位置が規定されるの
で、誘電体とコンデンサ基板の間の浮遊容量、浮
遊インダクタンスが一定になり、製品間の特性の
ばらつきも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誘電体同軸TEM共振器のター
ミナル構造の説明図、第2図および第3図は夫々
本考案に係る誘電体同軸TEM共振器のターミナ
ル構造の一実施例の説明図、第4図および第5図
は夫々第2図の金属ターミナルとは異なる金属タ
ーミナルの正面図および側面図である。 11……円筒状誘電体、12……内導体、13
……外導体、14……誘電体共振器、21……挿
入片、22……金属ターミナル、23……切込
み、24,25,26……舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の誘電体の内周面および外周面に夫々内導
    体および外導体が形成されてなる複数個の誘電体
    同軸TEM共振器を結合するターミナル構造であ
    つて、大略板状の金属ターミナルを備え、各金属
    ターミナルはその一端から上記誘電体に圧入され
    る挿入片が突出するとともに、上記一端に誘電体
    の端面に当接して上記金属ターミナルの位置を規
    制する係止部を有し、上記金属ターミナルの他端
    にはスリツト状の切込みを設け、この切込みに一
    枚の誘電体基板に複数の電極を設けたコンデンサ
    基板を圧入し、上記電極と金属ターミナルとを導
    電的に接着するようにしたことを特徴とする誘電
    体同軸TEM共振器のターミナル構造。
JP5318882U 1982-04-12 1982-04-12 誘電体同軸tem共振器のタ−ミナル構造 Granted JPS58155101U (ja)

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JP5318882U JPS58155101U (ja) 1982-04-12 1982-04-12 誘電体同軸tem共振器のタ−ミナル構造

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Publication Number Publication Date
JPS58155101U JPS58155101U (ja) 1983-10-17
JPS6336723Y2 true JPS6336723Y2 (ja) 1988-09-29

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ID=30063868

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657302A (en) * 1979-10-15 1981-05-19 Murata Mfg Co Ltd Microwave device using coaxial resonator

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028886U (ja) * 1973-07-07 1975-04-02
JPS54120346U (ja) * 1978-02-09 1979-08-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657302A (en) * 1979-10-15 1981-05-19 Murata Mfg Co Ltd Microwave device using coaxial resonator

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Publication number Publication date
JPS58155101U (ja) 1983-10-17

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