JPS6336201A - 光学部品 - Google Patents
光学部品Info
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- JPS6336201A JPS6336201A JP61180320A JP18032086A JPS6336201A JP S6336201 A JPS6336201 A JP S6336201A JP 61180320 A JP61180320 A JP 61180320A JP 18032086 A JP18032086 A JP 18032086A JP S6336201 A JPS6336201 A JP S6336201A
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- prism
- adhesives
- light
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- Pending
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Landscapes
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は精密光学機器の組立における、ガラス製光学部
品(プリズムなど)の固定方法に関するものである。
品(プリズムなど)の固定方法に関するものである。
従来の技術
プリズムなどのガラス製光学部品を保持部品(ホルダー
など)や基台に固定する方法には枠体などで押える機構
的方式と、接着剤を用いる接着方式が有る。
など)や基台に固定する方法には枠体などで押える機構
的方式と、接着剤を用いる接着方式が有る。
本発明は紫外線硬化型接着剤によるプリズムの固定に関
するものであり、この方式においての従2 ・ − 米の技術を以下に説明する。
するものであり、この方式においての従2 ・ − 米の技術を以下に説明する。
紫外線硬化型接着剤には大別して次の三通りのタイプが
ある。
ある。
■ 硬化部分に全面照射を必要とするタイプ■ 部分照
射で硬化反応が始1す、全面に硬化が進行するタイプ ■ 紫外線照射と加熱を併用するタイプ以上の各特質は
、■、■の両タイプは硬化後、相当の硬質状態となるた
め光学部品にストレスをJ5える場合が多く、また、二
液混合型が主流である。
射で硬化反応が始1す、全面に硬化が進行するタイプ ■ 紫外線照射と加熱を併用するタイプ以上の各特質は
、■、■の両タイプは硬化後、相当の硬質状態となるた
め光学部品にストレスをJ5える場合が多く、また、二
液混合型が主流である。
ガラス製光学部品の接着は、硬化後、適度の可撓性が必
要であり、同時にポット・ライフを考慮すると一液型が
望ましく、■のタイプにこの特質を有するものが多い。
要であり、同時にポット・ライフを考慮すると一液型が
望ましく、■のタイプにこの特質を有するものが多い。
発明が解決し」:うとする問題点
プリズムの固定に先述の全面照射型を用いるためには、
接着剤硬化部分、即ち、プリズムと被着体との接合面に
高率の紫外線照射を行なう必要があり、そのためには、
紫外線の透過光路となる受3 ・−7 光面および接着面は光透過率の良い鏡面研摩を施してお
く必要がある。
接着剤硬化部分、即ち、プリズムと被着体との接合面に
高率の紫外線照射を行なう必要があり、そのためには、
紫外線の透過光路となる受3 ・−7 光面および接着面は光透過率の良い鏡面研摩を施してお
く必要がある。
即ち、受光面および接着面が個片切出しの状態である砂
層シ面のま\では、紫外線透過量が不足し、不完全硬化
現象を起すのである。
層シ面のま\では、紫外線透過量が不足し、不完全硬化
現象を起すのである。
一方、プリズムの生産加工を考えると、定尺から個片に
切断する工法の場合、切断面は砂磨り状で残るため、こ
の面で接着を希望する場合は、先の理由から、更に研摩
加工を加える必要があり、コスト面で不利な状況を呈し
ていた。
切断する工法の場合、切断面は砂磨り状で残るため、こ
の面で接着を希望する場合は、先の理由から、更に研摩
加工を加える必要があり、コスト面で不利な状況を呈し
ていた。
本発明は、全面照射を必要とする紫外線硬化型接着剤を
用い、プリズムなどの光学部品を接着する場合において
、当該プリズムへの予備加工としての光透過光路に掛か
る面(受光面、接着面)への鏡面研摩加工を省略し、プ
リズム生産過程において生じた砂層シ面のま\で、簡便
な処理を施すことにより、紫外線透過を可能にし、生産
コストの低減を図ることを目的とするものである。
用い、プリズムなどの光学部品を接着する場合において
、当該プリズムへの予備加工としての光透過光路に掛か
る面(受光面、接着面)への鏡面研摩加工を省略し、プ
リズム生産過程において生じた砂層シ面のま\で、簡便
な処理を施すことにより、紫外線透過を可能にし、生産
コストの低減を図ることを目的とするものである。
問題点を解決するだめの手段
上記従来の問題点を解決するために本発明は紫外線の透
過面で、個片切出し時の切断面のため砂磨り状になって
いる表面に、通常、複数のプリズムからなるガラス光学
部品の接着組立に使用する紫外線硬化型光透過性接着剤
を皮膜状に0.2〜0.3順の厚さに塗布し、硬化させ
、この面を疑似的な鏡面に形成し、硬化用の紫外線透過
率の向上を図るものである。
過面で、個片切出し時の切断面のため砂磨り状になって
いる表面に、通常、複数のプリズムからなるガラス光学
部品の接着組立に使用する紫外線硬化型光透過性接着剤
を皮膜状に0.2〜0.3順の厚さに塗布し、硬化させ
、この面を疑似的な鏡面に形成し、硬化用の紫外線透過
率の向上を図るものである。
作用
上記手段による本発明の作用は次のようになる。
即ち、プリズムの砂磨り面は乱反射により光透過率が極
端に低く、プリズム本体への光透過は不可能である。し
かし、上記砂磨り面の微小凸凹面を透明の液体が覆うこ
とにより、その表面は透明となって、透過率が大幅に改
善される。この原理を応用し、砂磨り面に、硬化後も光
透過性を有する紫外線接着剤を0.2〜0.31111
11の厚さに塗布し、硬化させ、疑似的な鏡面を形成し
て光透過率を向上させるものである。
端に低く、プリズム本体への光透過は不可能である。し
かし、上記砂磨り面の微小凸凹面を透明の液体が覆うこ
とにより、その表面は透明となって、透過率が大幅に改
善される。この原理を応用し、砂磨り面に、硬化後も光
透過性を有する紫外線接着剤を0.2〜0.31111
11の厚さに塗布し、硬化させ、疑似的な鏡面を形成し
て光透過率を向上させるものである。
実施例
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
6パ−ノ゛
精密光学機器には数種のガラス製光学部品が使用されて
いるが、各個片を機器内に組み込む方法として接着剤が
多く用いられている。
いるが、各個片を機器内に組み込む方法として接着剤が
多く用いられている。
第1図は本発明による一実施例であるが、従来の技術の
項にも記述した全面照射型の紫外線硬化型接着剤を用い
て保持具2にプリズム1を接着した状態である。
項にも記述した全面照射型の紫外線硬化型接着剤を用い
て保持具2にプリズム1を接着した状態である。
このプリズムはA−I)面が個片切出しの状態で、砂層
シ面であり、Σ面のみ全反射ミラーとなっている。
シ面であり、Σ面のみ全反射ミラーとなっている。
プリズムと保持具との接着は紫外線照射を行なうが、そ
の様子を模擬的に第2図に示した。図中、3は紫外線照
射ランプである。
の様子を模擬的に第2図に示した。図中、3は紫外線照
射ランプである。
図のプリズムは、第1図にある様に、A−Dの4面は個
片切出しの状態の砂磨り面となっていて、R面は全反射
ミラーである。しかし、このプリズムの組み込まれた機
器は、環境温度変化の激しい使い方が予測されるため、
プリズムのガラス材と保持具のアルミ材の線膨張差によ
るストレスを吸収するために、可撓性を有する接着剤を
使うこと6へ一ノ が必要である。
片切出しの状態の砂磨り面となっていて、R面は全反射
ミラーである。しかし、このプリズムの組み込まれた機
器は、環境温度変化の激しい使い方が予測されるため、
プリズムのガラス材と保持具のアルミ材の線膨張差によ
るストレスを吸収するために、可撓性を有する接着剤を
使うこと6へ一ノ が必要である。
可撓性を有する接着剤で、且つ、硬化時間の短かい接着
剤を選択すると、先述よシの全面照射を必要とする紫外
線硬化型となる。先のプリズムは、5面金てが、光を透
さない面であるため、このままではプリズムと保持具の
接合面、即ちB面に接着剤を塗布しても、紫外線が透過
しないため、硬化反応は起きない。ただし、砂磨り面と
は言え、数%の透過は得られるが、光量不足であること
は言うまでもない。
剤を選択すると、先述よシの全面照射を必要とする紫外
線硬化型となる。先のプリズムは、5面金てが、光を透
さない面であるため、このままではプリズムと保持具の
接合面、即ちB面に接着剤を塗布しても、紫外線が透過
しないため、硬化反応は起きない。ただし、砂磨り面と
は言え、数%の透過は得られるが、光量不足であること
は言うまでもない。
この時の対策法として、従来から採用されている手法と
しては、当該プリズムのA、Bの2面を鏡面の追加研摩
を施し、上面からの紫外線光の透過を図ることによって
、B面に塗布した接着剤を硬化させていた。この場合の
問題点としては、2面の研摩工数の発生であシ、価格−
納期に少なからずの悪影響をもたらしていた。
しては、当該プリズムのA、Bの2面を鏡面の追加研摩
を施し、上面からの紫外線光の透過を図ることによって
、B面に塗布した接着剤を硬化させていた。この場合の
問題点としては、2面の研摩工数の発生であシ、価格−
納期に少なからずの悪影響をもたらしていた。
本発明を実施する場合、まず、プリズムの表面に光透過
性を有する透明の紫外線硬化型接着剤を0.2・〜0.
31ff厚を塗布し硬化させる。この処理を7 ″ 施すことにより、第3図に示したように、接着剤4が砂
磨り面を覆って、疑似的な鏡面とカリ、光を透過するよ
うな面が形成される。この時に使用する接着剤は、2個
の三角プリズムで作られる偏光ビーム・スプリッターの
貼合せに用いるものと同種が良い。
性を有する透明の紫外線硬化型接着剤を0.2・〜0.
31ff厚を塗布し硬化させる。この処理を7 ″ 施すことにより、第3図に示したように、接着剤4が砂
磨り面を覆って、疑似的な鏡面とカリ、光を透過するよ
うな面が形成される。この時に使用する接着剤は、2個
の三角プリズムで作られる偏光ビーム・スプリッターの
貼合せに用いるものと同種が良い。
B面の接着面は、当該処理を必要としない。伺故なら、
A面に処理をした原理と同じことが成立するので、第4
図に示す様に、接着剤5をプリズム1と保持具6の間に
塗布すれば、硬化させることなく、B面は透明状態とな
り、紫外線の透過を図ることができるのである。
A面に処理をした原理と同じことが成立するので、第4
図に示す様に、接着剤5をプリズム1と保持具6の間に
塗布すれば、硬化させることなく、B面は透明状態とな
り、紫外線の透過を図ることができるのである。
以上のように、光透過の困難な表面状態のプリズムにお
いても、研摩などの工数を必要とすることなく、本発明
による簡便な処理によって、プリズムを通して、その接
着面に光透過を可能とするのである。
いても、研摩などの工数を必要とすることなく、本発明
による簡便な処理によって、プリズムを通して、その接
着面に光透過を可能とするのである。
発明の効果
以上の実施例から明らかなように本発明は個片切出し後
の砂磨り面に紫外線硬化型光透過性接着剤を皮膜状に塗
布し、硬化させることにより光透過率の低い砂磨り面を
疑似的に鏡面にし、光透過率の改善を図ってなるもので
あるので製造工程を簡便な工程にすることができ、大幅
な生産コストの低減に貢献できる。
の砂磨り面に紫外線硬化型光透過性接着剤を皮膜状に塗
布し、硬化させることにより光透過率の低い砂磨り面を
疑似的に鏡面にし、光透過率の改善を図ってなるもので
あるので製造工程を簡便な工程にすることができ、大幅
な生産コストの低減に貢献できる。
第1図は本発明の実施例の光学部品の斜視図、第2図は
同部品を接着する様子を示す側面図、第3図、第4図は
同紫外線の透過状態を示す拡大図である。 1・・・・・・プリズム、2・・・・・・保持具、3・
・・・・・紫外線照射ランプ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名−一
(’yrワ \ト め O qミ 、) \J 寸 憾 城
同部品を接着する様子を示す側面図、第3図、第4図は
同紫外線の透過状態を示す拡大図である。 1・・・・・・プリズム、2・・・・・・保持具、3・
・・・・・紫外線照射ランプ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名−一
(’yrワ \ト め O qミ 、) \J 寸 憾 城
Claims (1)
- 個片切出し後の砂磨り面に、紫外線硬化型光透過性接着
剤を皮膜状に塗布し、硬化させることにより光透過率の
低い砂磨り面を疑似的に鏡面にし、光透過率の改善を図
ってなる光学部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61180320A JPS6336201A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 光学部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61180320A JPS6336201A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 光学部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6336201A true JPS6336201A (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=16081148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61180320A Pending JPS6336201A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 光学部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6336201A (ja) |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP61180320A patent/JPS6336201A/ja active Pending
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