JPS6335837Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6335837Y2 JPS6335837Y2 JP1981047386U JP4738681U JPS6335837Y2 JP S6335837 Y2 JPS6335837 Y2 JP S6335837Y2 JP 1981047386 U JP1981047386 U JP 1981047386U JP 4738681 U JP4738681 U JP 4738681U JP S6335837 Y2 JPS6335837 Y2 JP S6335837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- filter
- activated carbon
- cartridge filter
- water purifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、水を浄化処理するための浄水器用カ
ートリツジフイルターの改良に関するものであ
る。
ートリツジフイルターの改良に関するものであ
る。
従来、水、特に水道中の鉄分、残留塩素その他
送水中に入りこむ異物などの除去およびそれらか
ら生ずる不快臭、不快味を除去し、清浄な水を得
る目的で各種の浄水器が実用化されている。これ
ら浄水器には、吸着性を有する粉状または粒状の
活性炭（以下併せて「従来活性炭」という）がフ
イルターとして広く使用されている。
送水中に入りこむ異物などの除去およびそれらか
ら生ずる不快臭、不快味を除去し、清浄な水を得
る目的で各種の浄水器が実用化されている。これ
ら浄水器には、吸着性を有する粉状または粒状の
活性炭（以下併せて「従来活性炭」という）がフ
イルターとして広く使用されている。
しかし、従来活性炭には、フイルターとして使
用中に活性炭の流出、離脱が起きやすいという取
扱い上の問題があつた。また比表面積が小さいこ
とによる吸着能力不足、水との接触抵抗（圧力損
失）が大で目詰りしやすいことなどの外に、活性
炭充填層のうち活性炭の破砕、流出を起した部分
すなわち圧力損失が低下した部分から未処理の水
が通過するいわゆる水の偏流（チヤネリング）を
起しやすいという欠点があつた。上記した理由か
ら、浄水器の構造が複雑化し、大型化するという
欠点があつた。
用中に活性炭の流出、離脱が起きやすいという取
扱い上の問題があつた。また比表面積が小さいこ
とによる吸着能力不足、水との接触抵抗（圧力損
失）が大で目詰りしやすいことなどの外に、活性
炭充填層のうち活性炭の破砕、流出を起した部分
すなわち圧力損失が低下した部分から未処理の水
が通過するいわゆる水の偏流（チヤネリング）を
起しやすいという欠点があつた。上記した理由か
ら、浄水器の構造が複雑化し、大型化するという
欠点があつた。
本考案は、上記した問題点、欠点を解決するこ
とによつて浄水器の構造の簡略化、小型化を計る
と共に効率よく操作できる着脱自在なカートリツ
ジフイルターを提供するにある。本考案は、通水
穴を有する円筒状中空中芯（なかしん）に円筒型
繊維状活性炭構造体が巻着されたものであつて、
該構造体の外側または／および内側に補強体が配
設され、さらに該構造体の外側にネツトが設けら
れてなる着脱自在の浄水器用カートリツジフイル
ターである。本考案を図面にもとづき説明する。
第１図はカートリツジフイルターの全体斜視図、
第２図はカートリツジフイルターの断面図、第３
図は第２図の部分拡大図である。第４図は浄水器
の全体図であり、第５図はカートリツジフイルタ
ーを装着したときの状態を示す浄水器の断面図で
ある。図中１はキヤツプ、２はフイルター、３は
補強体、４はネツト、５は中芯、６はパツキング
を示す。キヤツプ１およびパツキング６はフイル
ター２、補強体３、ネツト４および中芯５を接合
材にて接着結合してカートリツジのシール化を行
う。そのうちのキヤツプ１は金属製または合成樹
脂製のもの、パツキング６は柔軟性を有するたと
えば合成ゴム製、合成樹脂製のものが使用でき
る。フイルター２は繊維状活性炭を使用する。補
強体３はフイルター２を補強するためのたとえば
合成樹脂製の紙、不織布が使用できる。ネツト４
はフイルター２および補強体３の変形を防止する
ためのたとえば金属製または合成樹脂製のネツト
が使用できる。中芯５は水圧によるフイルター２
および補強体３の内部への膨張を防止するための
通水穴１０を設けた、たとえば金属製または合成
樹脂製からなる骨格構造材である。浄水器は雄ね
じを設けた蓋７、雌ねじを設けた胴体８およびカ
ートリツジフイルターの保持台９からなつてい
る。
とによつて浄水器の構造の簡略化、小型化を計る
と共に効率よく操作できる着脱自在なカートリツ
ジフイルターを提供するにある。本考案は、通水
穴を有する円筒状中空中芯（なかしん）に円筒型
繊維状活性炭構造体が巻着されたものであつて、
該構造体の外側または／および内側に補強体が配
設され、さらに該構造体の外側にネツトが設けら
れてなる着脱自在の浄水器用カートリツジフイル
ターである。本考案を図面にもとづき説明する。
第１図はカートリツジフイルターの全体斜視図、
第２図はカートリツジフイルターの断面図、第３
図は第２図の部分拡大図である。第４図は浄水器
の全体図であり、第５図はカートリツジフイルタ
ーを装着したときの状態を示す浄水器の断面図で
ある。図中１はキヤツプ、２はフイルター、３は
補強体、４はネツト、５は中芯、６はパツキング
を示す。キヤツプ１およびパツキング６はフイル
ター２、補強体３、ネツト４および中芯５を接合
材にて接着結合してカートリツジのシール化を行
う。そのうちのキヤツプ１は金属製または合成樹
脂製のもの、パツキング６は柔軟性を有するたと
えば合成ゴム製、合成樹脂製のものが使用でき
る。フイルター２は繊維状活性炭を使用する。補
強体３はフイルター２を補強するためのたとえば
合成樹脂製の紙、不織布が使用できる。ネツト４
はフイルター２および補強体３の変形を防止する
ためのたとえば金属製または合成樹脂製のネツト
が使用できる。中芯５は水圧によるフイルター２
および補強体３の内部への膨張を防止するための
通水穴１０を設けた、たとえば金属製または合成
樹脂製からなる骨格構造材である。浄水器は雄ね
じを設けた蓋７、雌ねじを設けた胴体８およびカ
ートリツジフイルターの保持台９からなつてい
る。
本考案になるカートリツジフイルターを使用し
た浄水器による水処理の実態を第５図にもとづき
説明する。まず、図に示すように浄水器本体内に
おいてカートリツジフイルターをパツキング６、
蓋７および保持具９に密着するように装着する。
次に、カートリツジフイルターを装着した浄水器
のａより未処理水を注入し、矢印にしたがつてフ
イルター２を貫通する間に水のチヤネリングを起
すことなく水中の鉄分、残留塩素、その他異物の
除去およびそれらから生ずる不快臭、不快味を除
去した清浄化された水がｂより排出される。この
場合、フイルター２として使用する繊維状活性炭
に金属イオンたとえば銀イオン処理したものを使
用すると水中に存在するたとえば大腸菌などを殺
菌する効果もあつてより有用である。
た浄水器による水処理の実態を第５図にもとづき
説明する。まず、図に示すように浄水器本体内に
おいてカートリツジフイルターをパツキング６、
蓋７および保持具９に密着するように装着する。
次に、カートリツジフイルターを装着した浄水器
のａより未処理水を注入し、矢印にしたがつてフ
イルター２を貫通する間に水のチヤネリングを起
すことなく水中の鉄分、残留塩素、その他異物の
除去およびそれらから生ずる不快臭、不快味を除
去した清浄化された水がｂより排出される。この
場合、フイルター２として使用する繊維状活性炭
に金属イオンたとえば銀イオン処理したものを使
用すると水中に存在するたとえば大腸菌などを殺
菌する効果もあつてより有用である。
本実施例は一例であり、使用する目的によりカ
ートリツジフイルターを直列または並列の形で使
用することができ、これによつて大量の水を処理
することができる。また、従来活性炭をフイルタ
ーとして使用する場合には、処理水への活性炭の
混入、水のチヤネリングなどを防止するための装
置を必要とするのに対し、本考案の場合には特別
な装置を必要としない点でも優れている。更にカ
ートリツジフイルターを製作する場合、キヤツプ
およびパツキングと、フイルター、補強体、ネツ
トおよび中芯を一工程で接着結合することができ
るため工程の簡略化ができる。
ートリツジフイルターを直列または並列の形で使
用することができ、これによつて大量の水を処理
することができる。また、従来活性炭をフイルタ
ーとして使用する場合には、処理水への活性炭の
混入、水のチヤネリングなどを防止するための装
置を必要とするのに対し、本考案の場合には特別
な装置を必要としない点でも優れている。更にカ
ートリツジフイルターを製作する場合、キヤツプ
およびパツキングと、フイルター、補強体、ネツ
トおよび中芯を一工程で接着結合することができ
るため工程の簡略化ができる。
本考案において、フイルターとして使用される
繊維状活性炭はポリアクリロニトリル系、セルロ
ーズ系、ピツチ系などの繊維を原料として通常の
方法で処理して得られる吸着機能を具備する綿、
トウ、紐、織物、ウエツブ、フエルト、不織布な
どの形状をした活性炭である。また、繊維状活性
炭に殺菌性を附与するため金属イオンたとえば銀
イオン処理したものも使用できる。上記した繊維
状活性炭を補強し、定形性、取扱い性などをよく
するため、たとえば繊維状活性炭の層状物の片面
または両面にたとえば合成繊維製の不織布を配
し、ニードルパンチのような方法で結合固定化し
た繊維状活性性構造体も使用できる。
繊維状活性炭はポリアクリロニトリル系、セルロ
ーズ系、ピツチ系などの繊維を原料として通常の
方法で処理して得られる吸着機能を具備する綿、
トウ、紐、織物、ウエツブ、フエルト、不織布な
どの形状をした活性炭である。また、繊維状活性
炭に殺菌性を附与するため金属イオンたとえば銀
イオン処理したものも使用できる。上記した繊維
状活性炭を補強し、定形性、取扱い性などをよく
するため、たとえば繊維状活性炭の層状物の片面
または両面にたとえば合成繊維製の不織布を配
し、ニードルパンチのような方法で結合固定化し
た繊維状活性性構造体も使用できる。
第１図はカートリツジフイルターの斜視図、第
２図はカートリツジフイルターの断面図、第３図
は第２図の円部分の拡大図、第４図は浄水器の本
体図、第５図はカートリツジフイルターを装着し
た浄水器の断面図、第６図は中芯の例を示す斜視
模式図である。図中１はキヤツプ、２はフイルタ
ー、３は補強体、４はネツト、５は中芯、６はパ
ツキング、７は蓋、８は胴体、９は保持台、１０
は通水穴である。
２図はカートリツジフイルターの断面図、第３図
は第２図の円部分の拡大図、第４図は浄水器の本
体図、第５図はカートリツジフイルターを装着し
た浄水器の断面図、第６図は中芯の例を示す斜視
模式図である。図中１はキヤツプ、２はフイルタ
ー、３は補強体、４はネツト、５は中芯、６はパ
ツキング、７は蓋、８は胴体、９は保持台、１０
は通水穴である。
Claims (1)
- 通水穴を有する円筒状中空中芯（なかしん）に
円筒型繊維状活性炭構造体が巻着されたものであ
つて、該構造体の外側または／および内側に補強
体が配設され、さらに該構造体の外側にネツトが
設けられてなる着脱自在の浄水器用カートリツジ
フイルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981047386U JPS6335837Y2 (ja) | 1981-04-03 | 1981-04-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981047386U JPS6335837Y2 (ja) | 1981-04-03 | 1981-04-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57161491U JPS57161491U (ja) | 1982-10-09 |
| JPS6335837Y2 true JPS6335837Y2 (ja) | 1988-09-22 |
Family
ID=29844193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981047386U Expired JPS6335837Y2 (ja) | 1981-04-03 | 1981-04-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6335837Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6058296U (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-23 | 東邦レーヨン株式会社 | 浄水用濾過吸着ユニット |
| KR100966016B1 (ko) | 2009-06-26 | 2010-06-24 | 한성완 | 조립식 필터 및 그 조립방법 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4962949U (ja) * | 1972-09-13 | 1974-06-03 | ||
| JPS6145859Y2 (ja) * | 1979-07-13 | 1986-12-23 |
-
1981
- 1981-04-03 JP JP1981047386U patent/JPS6335837Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57161491U (ja) | 1982-10-09 |
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