JPS6335092A - 高能率符号化装置 - Google Patents

高能率符号化装置

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JPS6335092A
JPS6335092A JP61179482A JP17948286A JPS6335092A JP S6335092 A JPS6335092 A JP S6335092A JP 61179482 A JP61179482 A JP 61179482A JP 17948286 A JP17948286 A JP 17948286A JP S6335092 A JPS6335092 A JP S6335092A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタルテレビジョン信号等の画像デー
タを圧縮する高能率符号化装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、ディジタルテレビジョン信号等の画像デー
タを伝送する際に適用される高能率符号化装置において
、1画面を多数の2次元的又は3次元的ブロックに分割
し、各ブロック内の画素の相関により狭くなったダイナ
ミックレンジに適応したレートでサブサンプリングを行
うもので、受信側における復元価、像の質を低下させず
に、圧縮率を高くすることができる。特に、この発明で
は、サブサンプリングのレートとして、サブサンプリン
グを行わない状態と、画素数を2に間引くzサブサンプ
リングと、画素数をAに間引く〃サブサンプリングとが
選択的に行われ、このAサブサンプリングのサンプリン
グパターンが受信側における間引き画素の補間を行うた
めに効果的なものに設定される。
〔従来の技術〕
テレビジョン信号の符号化方法として、伝送帯域を狭く
する目的でもって、サンプリング周波数を下げる方法が
知られている。例えばサブサンプリングにより画像デー
タを2に間引き、サブサンプリング点と、補間の時に使
用するサブサンプリング点の位置を示す(即ち補間点の
上下又は左右の何れのサブサンプリング点のデータを使
用するかを示す)フラグとを伝送するものが提案されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このサブサンプリングを用いてサンプリング周波数を低
減しようとする符号化方法は、輝度レベルの変化の小さ
い所では、冗長度が高く、その反−面、変化の激しい所
では、サンプリング周波数が2になるために、折り返し
歪が発生するおそれがあった。
従って、この発明の目的は、サブサンプリングの周期を
ブロック毎のダイナミックレンジに適応して可変するこ
とにより、伝送すべきデータ量の低減及び折り返し歪の
発生の防止の両者が可能な高能率符号化装置を提供する
ことにある。
また、受信側において、受信されたデータ(サブサンプ
ルデータ)を用いて、ブロック毎に間引かれた画素(間
引き画素)が補間される場合、間引き画素がブロック同
士の境界に近接していると、補間のための周辺のサブサ
ンプルデータが不足する。その結果、補間の精度が低く
なると共に、ブロック歪が発生するおそれがあった。
従って、この発明の他の目的は、Aサブサンプリングが
されたブロックの間引き画素の補間をブロックの境界に
跨がって行うことができる高能率符号化装置を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による高能率符号化装置では、ディジタル画像
信号の同一フィールド又は連続する複数フィールドに属
する領域からなるブロック毎のダイナミックレンジDR
を求めるダイナミックレンジ検出回路3と、ブロック毎
のダイナミックレンジDRと対応して少なく共、全画素
の伝送と、Aサブサンプリングと、2サブサンプリング
の何れかのレートでブロックの画素データをサブサンプ
リングする可変サブサンプリング回路4とが設けられ、 Aサブサンプリングのブロックに注目した時に、ブロッ
ク内の水平方向に連続する任意の3個の間引き画素を囲
む所定数のサブサンプルデータによって3個の間引き画
素が補間されるような構成とすると共に、Aサブサンプ
リングのブロックの周辺の任意の間引き画素を囲むサブ
サンプルデータが隣接ブロックのザブサンプリングのレ
ートに拘らず、補間のためのサブサンプルデータが存在
するようにサブサンプリングのパターンが定められてい
る。
〔作用〕
ブロックのダイナミックレンジDRが大きい時には、こ
のブロックの画像は、変化が激しいので、サブサンプリ
ングがなされない。また、ダイナミックレンジDRが小
さいほど、ブロックの画像の変化が小さいので、サブサ
ンプリングのレートが低くされる。−例として、ダイナ
ミックレンジDRに応じて、Vz+V4+ の2通りの
サブサンプリングの何れかが用いられる。この適応的な
サブサンプリングによって、折り返し歪を生じることな
く、。
平均的にサンプリング周波数を下げることができる。ま
た、サブサンプリング出力に対して、ダイナミックレン
ジDRに適応した量子化を適用すれば、1画素当たりの
平均ビット数を少なくでき、伝送すべきデータの圧縮率
を頗る衛くできる。
また、サブサンプリングのレートが低くなり、Aサブサ
ンプリングの場合には、水平方向に連続する任意の3個
の間引き画素が上下及び左右の4個のサブサンプルデー
タにより補間される。Aサブサンプリングのサンプリン
グパターンは、他のブロックに跨がって連続的に繰り返
されるので、ブロックの境界に近い間引き画素であって
も、良好な補間がなされる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この発明は、下記の項目の順序でなされる。
a、送信側の構成 り、受信側の構成 C,ブロック及びブロック化回路 d、ダイナミックレンジ検出回路 e、可変サブサンプリング回路 f、量子化回路 g、変形例 a、送信側の構成 第1図は、この発明の送信側(記録側)の構成を全体と
して示すものである。■で示す入力端子に例えば1サン
プルが8ビツトに量子化されたディジタルテレビジョン
信号が入力される。このディジタルテレビジョン信号が
ブロック化回路2に供給される。
ブロック化回路2により、入力ディジタルテレビジョン
信号が符号化の単位である2次元ブロック毎に連続する
信号に変換される。この実施例では、1ブロツクが(4
ライン×8画素=32画素)の大きさとされている。ブ
ロック化回路2の出力信号がダイナミックレンジ検出回
路3及び可変サブサンプリング回路4に供給される。ダ
イナミックレンジ検出回路3は、ブロック毎にダイナミ
ックレンジDR及び最小値MINを検出する。
可変サブサンプリング回路4からの画素データPDが減
算回路5に供給され、減算回路5において、最小値ME
Nが除去された画素データPDTが形成される。
また、検出されたダイナミックレンジDRが可変サブサ
ンプリング回路4に供給される。可変サブサンプリング
回路4は、ダイナミックレンジDRと対応した周期(間
引きの割合)でサブサンプリングを行う。−例として、
可変サブサンプリング回路4では、次のように、ダイナ
ミックレンジDRに応じて間引きの割合(−サブサンプ
リング後の1ブロツクの画像数十元の1ブロツクの画素
数(32))が定められる。
量子化回路6には、サブサンプリングされ、減算回路5
を介された最小値除去後の画素データPDI及びダイナ
ミックレンジDRが供給される。
量子化回路6では、画素データPDIの量子化が行われ
る。この量子化は、ダイナミックレンジDRに適応して
ビット数が可変の量子化である。
この量子化回路6からのコード信号DTがフレーム化回
路7に供給される。フレーム北回F!jf7には、ブロ
ック毎の付加コードとして、ダイナミックレンジDR(
8ビツト)及び最小(I¥MIN(8ビツト)が供給さ
れる。フレーム化回路7は、コード信号DT及び上述の
付加コードに誤り訂正符号化の処理を施し、また同期信
号を付加する。フレーム化回路7の出力端子8に送信デ
ータが得られ、この送信データがディジタル回線等の伝
送路に送出される。
前述のように、コード信号DTは、ブロック毎に可変の
ビット数のものであるが、付加コード中のダイナミック
レンジDRからそのブロックの画素データのビット長が
一義的に定まる。従って、可変長符号を採用しているに
も拘らず、伝送データ中にデータの区切りを示す冗長な
コードを挿入する必要がない利点がある。
b、受信側の構成 第2図は、受信(又は再生)側の構成を示す。
入力端子11からの受信データは、フレーム分解回路1
2に供給される。フレーム分解回路12により、コード
信号DTと付加コードDR,MINとが分離されると共
に、エラー訂正処理がなされる。コード信号DTが復号
化回路13に供給され、ダイナミックレンジDRが復号
化回路13及び補間回路15に供給される。
復号化回路13は、送信側の量子化回路6の処理と逆の
処理を行う。即ち、8ビー/ )の最小レベル除去後の
データが代表レベルに復号され、このデータと8ビツト
の最小値MINとが加算回路14により加算され、元の
画素データが復号される。
加算回路14の出力データが補間回路15に供給される
。補間回路15では、間引かれた画素データが周囲の画
素データを加重平均することにより求められる。この補
間回路15の出力データがブロック分解回路16に供給
される。ブロック分解回路16は、送信側のブロック化
回路2と逆に、ブロックの順番の復号データをテレビジ
ョン信号の走査と同様の順番に変喚するための回路であ
る。
ブロック分解回路16の出力端子17に復号されたテレ
ビジョン信号が得られる。
C,ブロック及びブロック化回路 第3図を参照して、符号化の単位であるブロックについ
て説明する。この例では、1フイールドの画面を分割す
ることにより、第3図に示される(4ライン×8画素)
の2次元ブロックが多数形成される。第3図において、
実線は、奇数フィールドのラインを示し、破線は、偶数
フィールドのラインを示す。この例と異なり、例えば4
フレームの各フレームに属する4個の2次元領域から構
成された3次元ブロックに対してもこの発明が適用でき
る。
ブロック化回路2について第4図、第5図及び第6図を
参照して説明する。説明の簡単のため、1フイールドの
画面が第5図に示すように、(4ライン×8画素)の構
成と仮定し、この画面が破線で示すように、垂直方向に
2分割され、水平方向に4分割され、(2ライン×2画
素)の8個のブロックが形成される場合について説明す
る。
第4図において、21で示す入力端子に第6図Aに示す
ように、(ThO〜The)の4ラインからなる入力デ
ータAが供給され、22で示す入力端子に入力データA
と同期しているサンプリングクロックB(第6図B)が
供給される。数字のく1〜8)がラインTh、のサンプ
ルデータを夫々示し、数字の(11〜18)がラインT
h、のサンプルデータを夫々示し、数字の(21〜28
)がラインTh、のサンプルデータを夫々示し、数字の
(31〜38)がラインTh、のサンプルデータを夫々
示す。入力データAがThの遅延量の遅延回路23及び
2Ts(Ts:サンプリング周期)の遅延量の遅延回路
24に供給される。また、サンプリングクロックBが2
分周回路27に供給される。
遅延回路24の出力信号C(第6図C)がスイッチ回路
25及び26の一方の入力端子に夫々供給され、遅延回
路23の出力信号D(第6図D)がスイッチ回路25及
び26の他方の入力端子に夫々供給される。スイッチ回
路25は、2分周回路27の出力信号E(第611ff
iE)により制御され、また、スイッチ回路26はパル
ス信号Eがインバータ28により反転されたパルス信号
により制御される。スイッチ回路25及び26は、2T
s毎に交互に人力信号(C又はD)を選択する。スイッ
チ回路25からの出力信号Fが第6図Fに示され、スイ
ッチ回路26からの出力信号Gが第6図Gに示される。
スイッチ回路25の出力信号Fがスイッチ回路29の第
1の入力端子及び47sの遅延量を有する遅延回路30
に供給される。スイッチ回路26の出力信号Gが2Ts
の遅延量を有する遅延回路31に供給される。遅延回路
30の出力信号H(第6図H)がスイッチ回路29の第
3の入力端子に供給される。遅延回路31の出力信号■
 (第6図1)がスイッチ回路29の第2の入力端子及
び4 T sの遅延量を有する遅延回路32に供給され
る。遅延回路32の出力信号J(第6図J)がスイッチ
回路29の第4の入力端子に供給される。
2分周回路33には、A分周回路27の出力信号が供給
され、出力信号K(第6図K)が形成される。この信号
Kによってスイッチ回路29が制御され、4Ts毎に第
1.第2.第3及び第4の入力端子が順次選択される。
従って、スイッチ回路29から出力端子34に取り出さ
れる信号しは、第6図りに示すものとなる。つまり、デ
ータのフィールド毎の順序がブロック毎の順序(例えば
1→2−11→12)に変換される。勿論、1フイール
ドの実際の画素数は、第5図に示される例と異なっては
るかに多いが、上述と同様の走査変換によって、第3図
に示すブロック毎の順序に変換される。
d、ダイナミックレンジ検出回路 第7図は、ダイナミックレンジ検出回路3の一例の構成
を示す。41で示される入力端子には、ブロック化回路
2から前述のように、■ブロック毎に符号化が必要な領
域の画像データが順次供給される。この入力端子41か
らの画素データは、選択回路42及び選択回路43に供
給される。一方の選択回路42は、入力ディジタルテレ
ビジョン信号の画素データとラッチ44の出力データと
の間で、よりレベルの大きい方を選択して出力する。他
方の選択回路43は、入力ディジタルテレビジョン信号
の画素データとラッチ45の出力データとの間で、より
レベルの小さい方を選択して出力する。
選択回路42の出力データが減算回路46に供給される
と共に、ラッチ44に取り込まれる。選択回路43の出
力データが減算回路46及びラッチ48に供給されると
共に、ラッチ45に取り込まれる。ラッチ44及び45
には、ラッチパルスが制御部49から供給される。制御
部49には、入力ディジタルテレビジョン4言号と同期
するサンプリングクロック、同期信号等のタイミング信
号が端子50から供給される。制御部49は、ラッチ4
4.45及びラッチ47.48にランチパルスを所定の
タイミングで供給する。
各ブロックの最初で、ラッチ44及び45の内容が初期
設定される。ラッチ44には、全て′0゛のデータが初
期設定され、ラッチ45には、全て“l”のデータが初
期設定される。順次供給される同一のブロックの画素デ
ータの中で、最大レベルがラッチ44に貯えられる。ま
た、順次供給される同一のブロックの画素データの中で
、最小レベルがラッチ45に貯えられる。
最大レベル及び最小レベルの検出が1ブロツクに関して
終了すると、選択回路42の出力に当該ブロックの最大
レベルが生じる。一方、選択回路43の出力に当該ブロ
ックの最小レベルが生じる。
1ブロツクに関しての検出が終了すると、ラッチ44及
び45が再び初期設定される。
減算回路46の出力には、選択回路42からの最大レベ
ルMAX及び選択回路43からの最小レベルMINを減
算してなる各ブロックのダイナミックレンジDRが得ら
れる。これらのダイナミックレンジDR及び最小レベル
MINが制御ブロック49からのラッチパルスにより、
ラッチ47及び48に夫々ラッチされる。ラッチ47の
出力端子51に各ブロックのダイナミックレンジDRが
得られ、ラッチ48の出力端子52に各プロ′ツクの最
小値MINが得られる。
e、可変サブサンプリング回路 ダイナミックレンジDRに適応したサブサンプリングを
行う可変サブサンプリング回路4の一例について第8図
、第9図、第10図及び第11図を参照して説明する。
第8図において、60で示す入力端子にブロック化回路
2からの画素データPDが供給される。
また、61で示す入力端子にダイナミックレンジ検出回
路3からのダイナミックレンジDRが供給される。入力
端子60には、サブサンプリング回路62及び63が接
続されている。
サブサンプリング回路62は、第9図Aに示すように、
1ブロツク内の画素を1個づつ間引くzサブサンプリン
グを行う。第9図において、×がサブサンプリングされ
ず、従って、伝送されない画素(間引き画素)を示し、
白いドツトがサブサンプリングされる画素(サブサンプ
ル画素)を示す。このサブサンプリング回路62の出力
データは、元の画素数のAとなる。
サブサンプリング回路63は、第9同日に示すように、
1ブロツク内の水平方向に連続する3個づつの画素を間
引くAサブサンプリングを行う。
この場合、サブサンプリングの位相が隣接するライン間
でサンプリング周期の2ずらされる。このサブサンプリ
ング回路63の出力データの画素数は、元の画素数のA
となる。
入力端子60からの画素データPDとサブサンプリング
回路62及び63の夫々の出力データとがセレクタ64
に供給される。セレクタ64には、ROM65から制御
信号が供給され、セレクタ64の出力端子66に出力信
号が得られる。ROM65には、ダイナミックレンジD
Rがアドレス信号として供給され、ROM65からダイ
ナミックレンジDRに対応した2ビツトの制御信号が出
力される。ダイナミックレンジDRと制御信号との関係
の一例を下記に示す。
1、ダイナミックレンジDRが小さい時、例えば(0≦
DR≦17)の時は、制御信号が(01)となり、サブ
サンプリング回路63の2に画素数が低減された出力信
号が選択される。
ii、ダイナミックレンジDRが中間の時、例えば(1
8≦DR≦35)の時は、制御信号が(10)となり、
サブサンプリング回路62の%に画素数が低減された出
力信号が選択される。
iii 、ダイナミックレンジDRが大きい時、例えば
(36≦DR)の時は、制御信号が(11)となり、サ
ブサンプリングがなされず、プロ・ツク化回路2からの
全部の画素データが出力される。
上述のダイナミックレンジDRの大きさを判別するスレ
ッショルドレベルは、後述するダイナミックレンジに適
応した可変長の符号化におけるスレッショルドレベルと
一致している。しかし、両者でスレッショルドレベルを
一致させる必要はなく、夫々で最適な値が用いられる。
2サブサンプリングがされた時は、受信側では、第10
図に示すように、周辺の4個のサブサンプリングデータ
Xi、X2.X3.X4を用いて間引き画素Yl、Y2
.Y3が夫々補間される。この補間では、間引き画素Y
l、Y2.Y3のデータが次式で近似される。
Y1= (X1+X2+X3+X4)/6Y2= (X
1+X2+X3+X4)/4Y3− (X1+X2+X
3+X4)/6第9図Bに示すAサブサンプリングのサ
ンプリングパターンは、隣接する他のブロックがAサブ
サンプリング又はAサブサンプリングの何れのサンプリ
ングパターンを持つ場合でも、ブロックの境界を跨がっ
てAサブサンプリングのサンプリングパターンが操り返
される。
Aサブサンプリングのサンプリングパターンを持つ注目
ブロックの上側及び左側に2サブサンプリングのサンプ
リングパターンを持つブロックが位置すると共に、注目
ブロックの下側及び右側にAサブサンプリングのサンプ
リングパターンを持つブロックが位置する場合(第11
図B参照)では、サブサンプル画素と間引き画素との関
係が第11図Aに示すものとなる。また、注目ブロック
の上側及び左側にAサブサンプリングのサンプリングパ
ターンを持つブロックが位置すると共に、注目ブロック
の下側及び右側に2サブサンプリングのサンプリングパ
ターンを持つブロックが位置する場合(第11図り参照
)では、サブサンプル画素と間引き画素との関係が第1
1図C示すものとなる。
これらの第11図A及び第11図Cから理解されるよう
に、他のブロックに含まれる1個のサブサンプル画素を
含む4個のサブサンプル画素により、注目ブロックの周
辺の間引き画素が第10図に示す関係で囲まれる。従っ
て、周辺の間引き画素が良好に補間される。
サブサンプリング回路62の一例の構成を第12図に示
す。第12図において、68で示す入力端子に入力信号
A(第13図A)が供給される。
ブロック化回路2で形成される基本ブロックは、(4ラ
イン×8画素)であり、入力信号Aは、ラインTh、、
’rh、、  Th2.  ・・・の順序で、また、各
ライン内に8個の画素データ(1〜8)。
(11〜18) 、  (21〜28)・・・が含まれ
ている。第12図において、69で示す入力端子には、
入力信号Aと同期したサンプリングクロックB(第13
図B)が供給される。
入力信号Aは、サンプリング周期Tsの遅延量を持つ遅
延回路70及びサンプルホールド回路72に供給される
。遅延回路70の出力信号C(第13図C)がサンプル
ホールド回路71に供給される。サンプリングクロック
Bが〃の分周比の分周回路73に供給され、この分周回
路73の出力信号D(第13図D)がインバータ74に
供給される。インバータ74の出力信号E(第13図E
)がサンプルホールド回路71及び72にサンプリング
パルスとして供給される。
サンプリングパルスEの例えば立ち上がりエツジで信号
C及びAがサンプルホールドされる。従って、サンプル
ホールド回路71からは、第13図Fに示すサンプリン
グ出力Fが得られ、サンプルホールド回路72からは、
第13図Gに示すサンプリング出力Gが得られる。これ
らのサンプリング出力F及びGがスイッチ回路75の入
力端子に夫々供給される。
スイッチ回路75は、1/8の分周比の分周回路76の
出力信号H(第13図H)により制御され、サンプルホ
ールド回路71及び72の出力信号を交互に選択する。
従って、スイッチ回路75から出力端子77に取り出さ
れる出力信号■は、第13図■に示すように、2にデー
タが間引かれると共に、隣接するラインでは、サブサン
プリングの位相が1サンプリング周期ずらされたものと
なる。
サブサンプリング回路63は、上述のサブサンプリング
回路62と同様に構成することができる。
f、量子化回路 量子化回路6は、ダイナミックレンジDRに適応した可
変長の符号化を行う。第14図は、量子化回路6の一例
を示す。第14図において、55で示すROMには、最
小値除去後の画素データPDI(8ビツト)を圧縮され
たビット数に変換するためのデータ変換テーブルが格納
されている。
ROM55に対して、入力端子56からのダイナミック
レンジDRと入力端子57からの画素データPDIとが
アドレス信号として供給される。
ROM55では、ダイナミックレンジDRの大きさによ
りデータ変換テーブルが選択され、出力端子58に5ビ
ツトの符号化データDTが取り出される。ダイナミック
レンジDRに応じて、符号化データDTのビット数が0
ビツト〜5ビツトの範囲で変化する。従って、ROM5
5から出力されたコードの中で有効なビット長が変化す
る。フレーム化回路7において、有効なビットが選択さ
れる。
第15図は、上述の量子化回路6によりなされるダイナ
ミックレンジに適応した可変なビット長の符号化の説明
に用いるものである。この符号化は、最小値が除去され
た画素データPDIを代表レベルに変換する処理である
。この量子化の際に生じる量子化歪の許容できる最大値
(最大歪と称する。)が所定の値例えば4とされる。
第15図Aは、ダイナミックレンジDRが8の場合を示
す。(DR−8)の場合では、中央のレベル4が代表レ
ベルLOとされ、(最大歪已=4)となる。つまり、(
0≦DR≦8)の時には、ダイナミックレンジの中央の
レベルが代表レベル′とされ、量子化されたデータを伝
送する必要がない。従って、必要とされるビット長がO
である。
受信側では、ブロックの最小値MIN及びダイナミック
レンジDRから代表レベルLOを復元値とする復号がな
される。
第15図B&:!、(DR=17)の場合を示し、代表
レベルが(LO=4)(LL=13)と夫々定められ、
最大歪Eが4となる。2個の代表レベルLO,LLがあ
るので、ビット長が1となる。
(9≦DR≦17)の場合には、ビット長が1である。
最大歪Eは、ダイナミックレンジDRが狭いほど小とな
る。
第15図Cは、(DR=35)の場合を示し、代表レベ
ルが(L O= 4)(L 1 = 13)(L 2 
= 22)(L3=31)と夫々定められ、(E=4)
である。4個の代表レベルLO〜L3があるので、ビッ
ト長が2となる。(18≦DR≦35)の場合では、ビ
ット長が2とされる。
(36≦DR≦71)の場合では、8個の代表レベル(
LO−L7)が用いられる。第15図りは、(DR=7
1)の場合を示し、代表レベルが(LO=4)(L1=
13)(L2−22)(L3=31)(L4=40)(
L5=4 9)(L6=58)(L7=67)と夫々定
められる。8個の代表レベルLO−L7の区別のために
、必要なビット長は、3である。
(72≦DR≦143)の場合では、16個の代表レベ
ル(LO〜L15)が用いられる。第15図Eは、(D
R=143)の場合を示し、代表レベルが(L8=76
)(L9=85)(L10=94)(L11=103)
(L12=112)(Li2−121)(L14=13
0)(L15=139)(LO〜L7は、上記の値と同
じ)と定められる。16個の代表レベル(LO〜L15
)の区別のために、4ビツトが必要である。
(144≦DR≦287)の場合では、32個の代表レ
ベル(LO〜L31)が用いられる。第15図Fは、(
DR=287)の場合を示し、代表レベルが(L16=
148)(L17=157)(L18=166)<L1
9=175)  ・・・・・(L27=247)(L2
8=256)(L29−265)(L30=、274)
(L31=283)(LO〜L15は、上記の値と同じ
)と定められる。32個の代表レベル(LO〜L31)
の区別のために、5ビツトが必要である。実際には、入
力画素データが8ピントで量子化されているので、ダイ
ナミックレンジDRの最大値が255であり、代表レベ
ル(L28〜L31)に量子化されることがない。
1ブロツク内のテレビジョン信号が水平方向。
垂直方向の2次元方向並びに時間方向に関する3次元的
な相関を有しているので、定常部では、同一のブロック
に含まれる画素データのレベルの変化幅は、小さい。従
って、ブロック内の画素データが共有する最小レベルM
INを除去した後のデータDTIのダイナミックレンジ
を元の量子化ビット数より少ない量子化ビット数により
量子化しても、量子化歪は、殆ど生じない。量子化ビッ
ト数を少なくすることにより、データの伝送帯域幅を元
のものより狭(することができる。
g、変形例 ダイナミックレンジに適応した符号化を行う場合、例え
ばダイナミックレンジを4分割して4個の代表レベルに
量子化する場合、第16図に示すように、代表レベルと
して最小値MIN及び最大値MAXと一致するものを用
いても良い。また、可変長の符号化の場合、代表レベル
を各ビット長に対して固定の値としても良い。更に、ビ
ット長が固定のダイナミックレンジ適応形の符号化を用
いても良い。より更に、この発明では、ダイナミックレ
ンジ適応形の符号化方法以外の高能率符号化方法を組み
合わせても良い。
〔発明の効果〕
この発明は、輝度レベルの変化幅が小さい定常部では、
サブサンプリングの間引きの割合を大きくし、一方、輝
度レベルの変化幅が大きい部分では、サブサンプリング
の間引きの割合を小さくするので、折り返し歪等の画質
の劣下を生じる゛ことなく、伝送するデータの量が元の
データに比して充分に減少し、伝送帯域を狭くすること
ができる。
また、この発明では、2サブサンプリングのサンプリン
グパターンがブロックの境界を跨がって形成されるので
、ブロックの周辺の間引き画素の補間がN単且つ良好に
なされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は受
信側の構成を示すブロック図、第3図は符号化の処理の
単位であるブロックの説明に用いる路線図、第4図、第
5図及び第6図はブロック化回路の構成の一例、その説
明のための路線図及びタイミングチャート、第7図はダ
イナミックレンジ検出回路の一例のブロック図、第8図
は可変サブサンプリング回路の一例のブロック図、第9
図、第10図及び第11図は可変サブサンプリング回路
の動作説明のための路線図、第12図及び第13図はサ
ブサンプリング回路の一例のブロック図及びその動作説
明のためのタイミングチャート、第14図及び第15図
は量子化回路の一例のブロック図及びその動作説明のた
めの路線図、第16図は量子化の他の例の説明に用いる
路線図である。 図面における主要な符号の説明 1:ディジタルテレビジョン信号の入力端子、2ニブロ
ック化回路、  3:ダイナミックレンジ検出回路、 
4:可変サブサンプリング回路、6:量子化回路、 7
:フレーム化回路。 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 送イt「イFM−1111ノリ5ニ ア“ロック 第3図 第14図              !JILのイロ
のイ列第16図 第15図D       第15図 Fイを寸ブサンフ
0リンブ 第8図 第9図        第10図 CD ブンプリングパターン 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ディジタル画像信号の同一フィールド又は連続する複数
    フィールドに属する領域からなるブロック毎のダイナミ
    ックレンジを求める手段と、上記ブロック毎のダイナミ
    ックレンジと対応して、少なく共、全画素の伝送と、1
    /2サブサンプリングと、1/4サブサンプリングの何
    れかのレートで、上記ブロックの画素データをサブサン
    プリングする手段とを備え、 上記にサブサンプリングの上記ブロックに注目した時に
    、上記ブロック内の水平方向に連続する任意の3個の間
    引き画素を囲む所定数のサブサンプルデータによって上
    記3個の間引き画素が補間されるような構成とすると共
    に、上記1/4サブサンプリングの上記ブロックの周辺
    の任意の間引き画素を囲むサブサンプルデータが隣接ブ
    ロックのサブサンプリングの上記レートに拘らず、上記
    補間のためのサブサンプルデータが存在するようにサブ
    サンプリングのパターンが定められたことを特徴とする
    高能率符号化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013081170A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Thomson Licensing Hdr画像をエンコードする方法および装置、hdr画像を再構成する方法および装置ならびに非一時的記憶媒体
JP2014096745A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Hitachi Kokusai Electric Inc 画像伝送システム

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JP2013081170A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Thomson Licensing Hdr画像をエンコードする方法および装置、hdr画像を再構成する方法および装置ならびに非一時的記憶媒体
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