JPS633314Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS633314Y2
JPS633314Y2 JP1982147627U JP14762782U JPS633314Y2 JP S633314 Y2 JPS633314 Y2 JP S633314Y2 JP 1982147627 U JP1982147627 U JP 1982147627U JP 14762782 U JP14762782 U JP 14762782U JP S633314 Y2 JPS633314 Y2 JP S633314Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cushion
rear seat
luggage
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982147627U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5950855U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1982147627U priority Critical patent/JPS5950855U/ja
Publication of JPS5950855U publication Critical patent/JPS5950855U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS633314Y2 publication Critical patent/JPS633314Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はハツチバツク車のラゲツジカバーに
関するものである。
第7図で示されるように、フロントシート20
の後側に設けられているリヤシート21のシート
バツク21aの後方の、車室22内と連通する空
間を荷物室23として活用するように構成され、
該荷物室23は車体24の後部に開閉自在に設け
られて、車体24の後方に下向きに傾斜したテー
ルゲート25によつて開閉されるようになつてい
る。ハツチバツク車にあつては、テールゲート2
5を閉塞した場合に、テールゲート25に取り付
けられているガラスを透して荷物室23内が視認
し得ないように、テールゲート25に追従して開
閉されるラゲツジカバー26が着脱自在に設けら
れている。
一方、上記の荷物室23は第8図で示されるよ
うに、リヤシート21のシートバツク21aを前
倒させてシートクツシヨン21bの上面に重合す
ることで収納容積が拡大されるけれども、この場
合、前倒されて上向きになつているートバツク2
1aの後面21a1が荷台フロア27とフラツト状
になることが望まれる。したがつて、リヤシート
21のシートクツシヨン21bが設けられるリヤ
シートフロア28に対して、荷物室23の荷台フ
ロア27は段差h1を存して一段高く設定され、こ
の荷台フロア27に周知のリクライナ29を介し
て前後に傾倒可能にシートバツク21aが設けら
れている。
このように、荷台フロア27がリヤシートフロ
ア28よりも一段高く設定されているため、第9
図のようにフロントシート20のシートバツク2
0aとリヤシート21のシートバツク21aとを
後倒させた場合、リヤシート21のシートクツシ
ヨン21bとシートバツク21aとに段差h2が生
じ、フロントシート20とリヤシート21とでフ
ルフラツト面を形成することができないので、乗
員が下肢を延ばした状態で心地よく横臥し得ない
欠点がある。
上記の段差h2は、シートクツシヨン21bの上
面に仮想線Xで示されるようなクツシヨン体30
を載置することで解消され、フルフラツト面を形
成することができるけれど、フロントシート20
とリヤシート21のシートバツク20a,21a
をそれぞれ起立させた通常の使用時においては、
上記クツシヨン体30が不要になるから、その収
納場所が問題になる。すなわち、荷物室23の荷
台フロア27上に放置して荷物室23内に収納し
た場合には、荷物室23の収納スペースが縮少さ
れる上、荷物に接触する頻度が高なつて汚損され
易く、車室22内に放置すれば乗員の邪魔になる
などの欠点がある。
この考案は、上記従来の欠点に鑑みなされたも
ので、ハツチバツク車に設けられているラゲツジ
カバーを活用して、該ラゲツジカバーにフルフラ
ツト面を形成させるために必要なクツシヨン体を
設けることで、荷物室の収納スペースに与える影
響を少くし、クツシヨン体と荷物との接触をなく
してクツシヨン体の汚損を防止するとともに、乗
員の邪魔にならないように構成したハツチバツク
車のラゲツジカバーを提供することを目的とす
る。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図および第2図において、1はハツチバツ
ク車の車体、2はフロントシート、3はリヤシー
トを示し、フロントシート2は、フロントシート
フロア4に設けられるフロントシートクツシヨン
2aと、該フロントシートクツシヨン2aに対し
て周知にリクライナ5を介して前後に傾倒可能に
支持されているフロントシートバツク2bとから
なり、リヤシート3はリヤシートフロア6に設け
られているリヤシートクツシヨン3aと、リヤシ
ートフロア6の後方に段差haを存して一段高く
設定されている荷台フロア7に対して一段高く設
定されている荷台フロア7に対して周知のリクラ
イナ8を介して前後に傾倒可能に支持されている
リヤシートバツク3bとからなる。
9はテールゲート、10は荷物室、11はラゲ
ツジカバーを示し、テールゲート9は常時は第2
図で示されるように閉塞されており、荷物室10
に対して荷物を出し入れする際には、第3図で示
されるように上方に回動されて、車体1の後部開
口12が開放される。
ラゲツジカバー11は、テールゲート9が閉塞
されているとき、テールゲート9のガラス9aを
透して荷物室10内に収納されている荷物が視認
できないように隠蔽するためのものであつて、リ
ヤシートバツク3bの後側に水平に設けられ、固
定部11aと開閉部11bとからなり、第4図で
示されるように、ヒンジピン13を介して回動自
在に連結され、ヒンジピン13の両端突出部13
a,13bは車体1に取り付けられているサイド
パツケージ14A,14Bに形成されたヒンジピ
ン嵌入部14a,14bに着脱自在に嵌入され、
固定部11aと開閉部11bの両側縁部の下面が
サイドパツケージ14A,14Bの内端に形成さ
れているL形の受け部14a1,14b1に支持され
るようになつている。
ラゲツジカバー11の開閉部11bの裏側に
は、たとえばスポンジなどのクツシヨン材で形成
されたクツシヨン体15が取り付けられ、開閉部
11bの後部両側は紐16を介してテールゲート
9に取り付けらているハンガ17に連結され、紐
16はハンガ17に対して着脱自在になつてい
る。したがつて、テールゲート9の開閉動作に追
従して開閉部11bは開閉される。
上記構成において、フロントシート2とリヤシ
ート3とでフルフラツト面を形成する場合には、
まず、第3図のようにテールゲート9を開放さ
せ、紐16の上端をハンガ17から取り外し、ヒ
ンジピン13の両端突出部13a,13bをサイ
ドパツケージ14A,14Bのヒンジピン嵌入部
14a,14bから抜き出してラゲツジカバー1
1を取り外す。つぎに、両シート2,3のシート
バツク2b,3bを後倒させた第5図の状態、つ
まり、リヤシート3のシートクツシヨン3aの上
面3a1とシートバツク3bの前面3b1とに段差hb
が形成された状態を得る。
つづいて、ラゲツジカバー11の開閉部11b
の裏側に設けられているクツシヨン体15を上向
きに反転させた状態で、第6図で示されるように
ラゲツジカバー11の開閉部11bをリヤシート
クツシヨン3aの上面3a1に載置し、固定部11
bはリヤシートバツク3bの前面下方に垂下させ
る。このようにラゲツジカバー11をリヤシート
3のリヤシートクツシヨン3aに対して組み付け
ることで、あらかじめクツシヨン体15の肉厚お
よび形状を段差hbおよびリヤシートクツシヨン
3aの上面3a1の形状などに律して設定しておけ
ば、後倒されたリヤシートバツク3bの前面3b1
に対してクツシヨン体15のクツシヨン面15a
がフラツトに対応し、両シート2,3でフルフラ
ツト面が形成されるので、乗員が下肢を延ばした
状態で心地よく横臥することができる。
なお、上記実施例においては、クツシヨン体1
5をラゲツジカバー11の裏側に設けた例で説明
しているけれども、この考案は上記実施例にのみ
限定されるものではなく、クツシヨン体15をラ
ゲツジカバー11の表側に設けても上記実施例と
同様の効果を奏し、かつ、クツシヨン体15を裏
側に設けた場合よりも、荷物室10の収納スペー
スを大きく確保することができる。
以上説明したように、この考案によれば両シー
トのシートバツクを後倒させてフルフラツト状態
を得る場合に、リヤシートクツシヨン上載置され
るクツシヨン体をラゲツジカバーに設けているか
ら、クツシヨン体の収納時、つまりラゲツジカバ
ーがサイドパツケージに取り付けられている場
合、荷物室の収納スペースに与える影響が少な
く、クツシヨン体が荷物と接触して汚損されるお
それがない。しかも乗員の邪魔にならないなどの
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用したハツチバツク車の
概略側面図、第2図は同テールゲート閉塞時の車
体後部を示す斜視図、第3図はテールゲート開放
時の車体後部を示す斜視図、第4図はラゲツジカ
バーとサイドパツケージとの関連を示す斜視図、
第5図は両シートのシートバツクを後倒したフル
フラツト形成前段階を示す側面図、第6図はフル
フラツトの形成状態を示す側面図、第7図は従来
のラゲツジカバーを備えたハツチバツク車の側面
図、第8図はリヤシートフロアと荷台フロアとの
段差を示す側面図、第9図は両シートのシートバ
ツクを後倒した状態を示す側面図である。 1……車体、3……リヤシート、3a……リヤ
シートクツシヨン、3a1……上面、3b……リヤ
シートバツク、3b1……前面、6……リヤシート
フロア、7……荷台フロア、8……リクライナ、
9……テールゲート、11……ラゲツジカバー、
12……後部開口、15……クツシヨン体、15
a……クツシヨン面、hb……段差。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤシートフロアと、該リヤシートフロアの後
    方に連続して一段高く設定された荷台フロアとを
    備え、リヤシートのシートクツシヨンがリヤシー
    トフロアに、シートバツクがリクライナを介して
    荷台フロアにそれぞれ設けられ、シートバツクの
    後倒時にシートバツク前面とシートクツシヨン上
    面とに段差が生じるハツチバツク車において、車
    体の後部開口を開閉するテールゲートの開閉動作
    に追従して開閉自在で、かつ車体部材に着脱可能
    に取り付けられているラゲツジカバーに、該ラゲ
    ツジカバーを上記車体部材から取り外して上記シ
    ートクツシヨンの上面に載置したとき、後倒され
    たシートバツクの前面に対してフラツト面が形成
    されるクツシヨン面を有するクツシヨン体が設け
    られていることを特徴とするハツチバツク車のラ
    ゲツジカバー。
JP1982147627U 1982-09-28 1982-09-28 ハツチバツク車のラゲツジカバ− Granted JPS5950855U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982147627U JPS5950855U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 ハツチバツク車のラゲツジカバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982147627U JPS5950855U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 ハツチバツク車のラゲツジカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5950855U JPS5950855U (ja) 1984-04-04
JPS633314Y2 true JPS633314Y2 (ja) 1988-01-27

Family

ID=30328233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982147627U Granted JPS5950855U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 ハツチバツク車のラゲツジカバ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5950855U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5950855U (ja) 1984-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004098722A (ja) 車両の後部構造
CA2868504C (en) Vehicle having utility bed including seat
JPS6225531B2 (ja)
JPS633314Y2 (ja)
JP3137892B2 (ja) 自動車用デッキボードの構造
JPS6144038A (ja) 車両用シ−ト
JP2007320436A (ja) 自動車の荷室構造
JPH09328032A (ja) 自動車用後席フットレスト
JPH0246430Y2 (ja)
JPS6336992B2 (ja)
JP7383345B2 (ja) 車両構造
JPH022672Y2 (ja)
JPH09328039A (ja) 自動車用ラック
JP2000229527A (ja) 自動車用シート構造
JPH019704Y2 (ja)
JP4149342B2 (ja) 車両用床下収納庫
JPH09118158A (ja) 自動車用補助座席
JP2963977B2 (ja) 折畳み式自動車用シート
JP3107744B2 (ja) 車両用補助シートのシートベルト構造
JPH042822Y2 (ja)
JPS6328671Y2 (ja)
CN118201802A (zh) 用于车辆的车辆装载空间的设备
JPH0439068Y2 (ja)
JPH0140757Y2 (ja)
JPH0220102Y2 (ja)