JPS6332134Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6332134Y2
JPS6332134Y2 JP3536885U JP3536885U JPS6332134Y2 JP S6332134 Y2 JPS6332134 Y2 JP S6332134Y2 JP 3536885 U JP3536885 U JP 3536885U JP 3536885 U JP3536885 U JP 3536885U JP S6332134 Y2 JPS6332134 Y2 JP S6332134Y2
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JP
Japan
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hanger
forth
carrier
holding frame
electrodeposition
Prior art date
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Expired
Application number
JP3536885U
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English (en)
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JPS61155374U (ja
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Publication date
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Priority to JP3536885U priority Critical patent/JPS6332134Y2/ja
Publication of JPS61155374U publication Critical patent/JPS61155374U/ja
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Publication of JPS6332134Y2 publication Critical patent/JPS6332134Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、天井走行トロリーコンベヤに自動
車ボデー等を吊持して移送す間にボデーの前処
理、電着等を行うのに好適な前処理、電着用ハン
ガー装置に関する。
従来の技術 第5図、第6図は天井走行コンベヤにより自動
車ボデーを移送しながら処理液中に浸漬して前処
理、電着等を行う従来のハンガー装置を示し、天
井レール1に懸架したトロリー2,3,4等は連
結部材5,6により屈曲可能に連結されて走行モ
ータ7により走行する。連結部材6に取付けた前
後のホイスト8,8により長方形状の枠組をもつ
ハンガー9の上部前後を吊持し、ハンガー9は下
部に設けた水平回動可能の支持腕10上に自動車
ボデーMを載せて移送する。
移送途中においてボデーMを電着液槽11内に
下降して電解液12に浸漬する場合、液がボデー
Mの天井内面の隅等にもよく付着するよう、通常
ホイスト8の操作によつてボデーMを前後に傾動
しつつ浸漬させる。この場合電着液のボデー内流
入もしくはボデー上昇時の流出等によりハンガー
9が前後に揺動することを防止するため、従来は
液層11内に垂直ガイドレール(図示せず)を設
けてハンガー9の上部側方に設けたローラを案内
していたが、これではボデーMを液槽11内で前
進させることができず、またガイドレールが摩耗
したり、ガイドローラが電着液の付着によつて廻
り難くなるという問題があつた。またボデーMの
載荷点、脱荷点での位置決めにガイドレールは邪
魔で設置困難であるため、載脱荷を自動化する場
合はどうしてもドロツプリフトが必要となり、設
備費が嵩むという問題もあつた。
考案が解決しようとする問題点 本案は、前記ガイドレールの代りにハンガー自
体に前後揺動防止装置を設けて従来の上記問題を
解消した前処理、電着用ハンガー装置を提案する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 本案は、天井走行キヤリヤのフレームに支持し
た前後のホイストによりハンガーの前後部を吊持
し、前後のホイストの吊持点の中間前後位置もし
くはいずれかのホイストの吊持点と同じ前後位置
においてハンガーに保持枠を前後傾動可能に枢着
し、キヤリヤと保持枠とを垂直伸縮するパンタグ
ラフにて連結した前処理、電着用ハンガー装置の
構成を要旨とする。
作 用 ハンガーと保持枠との枢着点はパンタグラフの
作用により常にキヤリヤに対し垂直な一定線上を
昇降するように拘束される。したがつて、ホイス
トの操作によりハンガーを前後傾動させた場合、
ハンガーは前後枢着点を中心として前後傾動する
のみで、前後動、即ち前後揺動は阻止される。
実施例 第1図、第2図において、キヤリヤ13は4個
のトロリー14により水平な天井レール15に懸
架してモータ16により自走する。中央のキヤリ
ヤフレーム17の前後部にホイスト18,18を
取付け、これによりハンガー19の前後部を吊持
点20において吊持する。ハンガー19は、移送
方向と直角の方向にC形に屈曲した前後の支持脚
21の上部中央を1対の縦部材22で結合し、縦
部材22に固定した吊金具23でホイスト18に
吊持される。縦部材22の中央内側に前後方向に
細長い保持枠24の中央部をピン25により前後
傾動可能に枢着する。
キヤリヤフレーム17と保持枠24との間を等
長のリンク26を交叉連結してなる1対のパンタ
グラフ27にて連結する。各パンタグラフ27は
一方の上部リンク端と下部リンク端とが垂直線上
に位置するようにそれぞれキヤリヤフレーム17
と保持枠24とにピン28,29にて枢着され、
他方の上部リンク端と下部リンク端とにそれぞれ
固定したピン30,31はキヤリヤフレーム17
と保持枠24とに設けた長溝32,33にそれぞ
れ嵌入してパンタグラフ27の伸縮に従い長溝3
2,33内を滑動する。パンタグラフ27はピン
28,30の拘束作用により垂直に伸縮するの
で、ホイスト18によりハンガー9を鎖線位置へ
下降させると、ハンガー19はピン25が一定垂
直線34上を移動するように拘束されて下降す
る。両ホイスト18の下降量を異らせてハンガー
19を前後に傾動させた場合でも、ピン25は垂
直線34上に拘束されるので、ハンガー19はピ
ン25を中心として前後傾動はするが、ピン25
が前後動するような揺動動作は阻止される。
なお、ハンガー19の左右方向の揺動は余り起
らないので、この方向の揺動防止手段は不要であ
る。
ハンガー19のC形凹入部分には、ハンガー1
9が上昇位置にあるときにボデーMの上部通路を
覆う固定カバー35をつき出させて、キヤリヤ、
ホイスト、パンタグラフ等から落下するごみ等を
受けさせる。更にハンガー19自体にも固定カバ
ー33と干渉しない位置にごみ受け板36を固定
する。
第3図、第4図は、保持枠24aを前部ホイス
ト18の吊持点20と同じ前後位置においてハン
ガー19にピン25aにて枢着した実施例を示
す。この場合ハンガー19の前後傾動は、先の実
施例におけると同様の原理により、ピン25aを
中心として行われる。本実施例においては、キヤ
リヤフレーム17aを幅広とし、その両側に保持
枠24aと同様の保持フレーム24bを固定し、
保持枠24aと保持フレーム24bをパンタグラ
フ27aにて垂直伸縮可能に連結する。
考案の効果 本案は上記構成を有するので、自動車ボデーを
移送中に処理液槽や電着槽内へ前後傾動しながら
下降させた場合、或は前記槽からボデーを引き上
げた場合にボデーの前後揺動を防止することがで
き、したがつて、ボデーを処理液や電着液内に最
も下降し易い前後傾動姿勢をもつて沈降させるこ
とができると共に、液槽内で前進させることも可
能であつて、処理液や電着液によるボデー処理を
最も効果的に行うことができる効果がある。更
に、ハンガーの昇降ガイドレールが不要であるか
ら、載脱荷点におけるフロアコンベヤとの位置決
めが容易となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例の立面図、第2図は同
じく側面図、第3図は他の実施例の立面図、第4
図は同じく側面図、第5図は従来装置の立面図、
第6図は同じく側面図である。 13……天井走行キヤリヤ、17……フレー
ム、18……ホイスト、19……ハンガー、20
……吊持点、24,24a……保持枠、27,2
7a……パンタグラフ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天井走行キヤリヤのフレームに支持した前後
    のホイストによりハンガーの前後部を吊持し、
    前後のホイストの吊持点の中間前後位置もしく
    はいずれかのホイストの吊持点と同じ前後位置
    においてハンガーに保持枠を前後傾動可能に枢
    着し、キヤリヤと保持枠とを垂直伸縮するパン
    タグラフにて連結した前処理、電着用ハンガー
    装置。 (2) ハンガーがキヤリヤ走行方向と直角の方向に
    コの字状に凹入したC形ハンガーである実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のハンガー装置。
JP3536885U 1985-03-14 1985-03-14 Expired JPS6332134Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3536885U JPS6332134Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3536885U JPS6332134Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61155374U JPS61155374U (ja) 1986-09-26
JPS6332134Y2 true JPS6332134Y2 (ja) 1988-08-26

Family

ID=30539581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3536885U Expired JPS6332134Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JPS61155374U (ja) 1986-09-26

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