JPS63317265A - サンドイッチ制振鋼板における部品溶接方法 - Google Patents
サンドイッチ制振鋼板における部品溶接方法Info
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- JPS63317265A JPS63317265A JP15128287A JP15128287A JPS63317265A JP S63317265 A JPS63317265 A JP S63317265A JP 15128287 A JP15128287 A JP 15128287A JP 15128287 A JP15128287 A JP 15128287A JP S63317265 A JPS63317265 A JP S63317265A
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Landscapes
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、サンドイッチ制振鋼板に小物部品を溶接する
方法に関する。
方法に関する。
サンドイッチ制振鋼板は、複数枚の鋼板(通常2枚の鋼
板)の間に樹脂材シートを一体的に挟み込んだ板から構
成される。かかるサンドイッチ制振鋼板に小物部品を溶
接により取付ける場合、通常の1枚物鋼板に小物部品を
取付ける場合に用いられるスタンド溶接またはプロジェ
クション溶接をそのままサンドイッチ制振鋼板への小物
部品の溶接に適用すると、小物部品はサンドイッチ制振
鋼板の片面鋼板にのみ溶着し、この状態で得られる引張
、ねじり、曲げ強度は、片面鋼板の厚さ分の強度しか得
られない。
板)の間に樹脂材シートを一体的に挟み込んだ板から構
成される。かかるサンドイッチ制振鋼板に小物部品を溶
接により取付ける場合、通常の1枚物鋼板に小物部品を
取付ける場合に用いられるスタンド溶接またはプロジェ
クション溶接をそのままサンドイッチ制振鋼板への小物
部品の溶接に適用すると、小物部品はサンドイッチ制振
鋼板の片面鋼板にのみ溶着し、この状態で得られる引張
、ねじり、曲げ強度は、片面鋼板の厚さ分の強度しか得
られない。
この強度不足を解消するために、特開昭60−1081
81号公報は、小物部品をサンドイッチ制振鋼板にスタ
ンド溶接する前に、サンドイッチ制振鋼板にスポット溶
接を施してサンドイッチ制振鋼板のそれぞれの鋼板をナ
ゲツトにより局部的に一体化し、しかる後この一体化し
た部位に小物部品をスタンド溶接するサンドイッチ型制
振鋼板における小物部品溶接方法を堤供している。
81号公報は、小物部品をサンドイッチ制振鋼板にスタ
ンド溶接する前に、サンドイッチ制振鋼板にスポット溶
接を施してサンドイッチ制振鋼板のそれぞれの鋼板をナ
ゲツトにより局部的に一体化し、しかる後この一体化し
た部位に小物部品をスタンド溶接するサンドイッチ型制
振鋼板における小物部品溶接方法を堤供している。
また、これと同様の方法を用いてスタンドを積層板に溶
接する方法が特開昭60−141372号公報に開示さ
れている。すなわち、特開昭60−141372号公報
の積層板へのスタッド溶接方法においては、先に積層板
にスポット溶接を行ない、その後スポット溶接部位にス
タンドをスタンド溶接する手順をとる。
接する方法が特開昭60−141372号公報に開示さ
れている。すなわち、特開昭60−141372号公報
の積層板へのスタッド溶接方法においては、先に積層板
にスポット溶接を行ない、その後スポット溶接部位にス
タンドをスタンド溶接する手順をとる。
しかし、従来技術のように先にスポット溶接を施して両
面鋼板にわたってナゲツトを形成し、次にスポット溶接
と同じ位置に小物部品(スタッドボルト等)を溶接する
場合、スポットの中心となる位置が基準がないため判明
しにくく、したがって小物部品の溶接に位置ずれがおこ
りやすいという問題があった。また、自動溶接機でスタ
ッドボルトを連続的にスタッド溶接する場合も、スポッ
トの位置を知ることは現状では簡単にできないし、たと
え機械的に位置を決めても少しづつずれるのが現状であ
る。このような位置ずれしたスタンドボルトの溶接強度
は、当然に低下する。
面鋼板にわたってナゲツトを形成し、次にスポット溶接
と同じ位置に小物部品(スタッドボルト等)を溶接する
場合、スポットの中心となる位置が基準がないため判明
しにくく、したがって小物部品の溶接に位置ずれがおこ
りやすいという問題があった。また、自動溶接機でスタ
ッドボルトを連続的にスタッド溶接する場合も、スポッ
トの位置を知ることは現状では簡単にできないし、たと
え機械的に位置を決めても少しづつずれるのが現状であ
る。このような位置ずれしたスタンドボルトの溶接強度
は、当然に低下する。
本発明の解決しようとする問題点は、サンドイッチ制振
鋼板における、スタンド溶接またはプロジェクション溶
接位置と、スポット溶接位置との位置ずれによる溶接強
度低下である。
鋼板における、スタンド溶接またはプロジェクション溶
接位置と、スポット溶接位置との位置ずれによる溶接強
度低下である。
上記問題点は、本発明によれば、次のサンドイッチ制振
鋼板における部品溶接方法によって解決される。
鋼板における部品溶接方法によって解決される。
すなわち、サンドイッチ制振鋼板の片面鋼板に小物部品
を配置しスタッド溶接またはプロジェクシッン溶接を行
ない、その後スタンド溶接またはプロジェクシッン溶接
した小物部品を基準にスポット溶接を行ないサンドイッ
チ制振鋼板のそれぞれの鋼板をナゲツトにより一体化す
るサンドイッチ制振鋼板における部品溶接方法。
を配置しスタッド溶接またはプロジェクシッン溶接を行
ない、その後スタンド溶接またはプロジェクシッン溶接
した小物部品を基準にスポット溶接を行ないサンドイッ
チ制振鋼板のそれぞれの鋼板をナゲツトにより一体化す
るサンドイッチ制振鋼板における部品溶接方法。
本発明のサンドイッチ制振鋼板の部品溶接方法における
溶接手順は、まずスタンド溶接またはプロジェクシッン
溶接、続いてスポット溶接であるから、従来と逆である
0部品を先にスタッド溶接またはプロジェクション溶接
すると、その部位をスポット溶接の一対の電極によって
挟圧することができなくなるから、従来技術ではスポッ
ト溶接の適用が不可能になる。したがって、従来におい
ては本発明のように先にスタンド溶接またはプロジェク
ション溶接を行ない、次にスポット溶接を行なうという
発想は生じ得ない。
溶接手順は、まずスタンド溶接またはプロジェクシッン
溶接、続いてスポット溶接であるから、従来と逆である
0部品を先にスタッド溶接またはプロジェクション溶接
すると、その部位をスポット溶接の一対の電極によって
挟圧することができなくなるから、従来技術ではスポッ
ト溶接の適用が不可能になる。したがって、従来におい
ては本発明のように先にスタンド溶接またはプロジェク
ション溶接を行ない、次にスポット溶接を行なうという
発想は生じ得ない。
しかし、スポット溶接の一対の電極のうち一方の電極を
、溶接される部品と雌雄の関係で対応する特有の形状を
有する電極とし、この電極を部品にサンドイッチ鋼板と
反対側からあてて部品を介してサンドイッチ鋼板に通電
押圧するようにすることにより、スタッド溶接またはプ
ロジェクシッン溶接により部品をサンドイッチ鋼板に取
付けた後にスポット溶接を適用することが可能になるこ
とが見出された。この新しい知見に基づき、先にスタッ
ド溶接またはプロジェクシッン溶接を行ない、次にスポ
ット溶接を行なうと、スタッド溶接またはプロジェクシ
ッン溶接された部品がスポット溶接時にその取付部位に
おいてサンドイッチ制振鋼板に通電、押圧するので、必
然的にスタッド溶接位置またはプロジェクション溶接位
置と、スポ−/ )溶接位置は互いに一致し、両者が位
置ずれを生じることは防止される。
、溶接される部品と雌雄の関係で対応する特有の形状を
有する電極とし、この電極を部品にサンドイッチ鋼板と
反対側からあてて部品を介してサンドイッチ鋼板に通電
押圧するようにすることにより、スタッド溶接またはプ
ロジェクシッン溶接により部品をサンドイッチ鋼板に取
付けた後にスポット溶接を適用することが可能になるこ
とが見出された。この新しい知見に基づき、先にスタッ
ド溶接またはプロジェクシッン溶接を行ない、次にスポ
ット溶接を行なうと、スタッド溶接またはプロジェクシ
ッン溶接された部品がスポット溶接時にその取付部位に
おいてサンドイッチ制振鋼板に通電、押圧するので、必
然的にスタッド溶接位置またはプロジェクション溶接位
置と、スポ−/ )溶接位置は互いに一致し、両者が位
置ずれを生じることは防止される。
以下に、本発明に係るサンドイッチ制振鋼板における部
品溶接方法の望ましい実施例を、図面を参照して説明す
る。
品溶接方法の望ましい実施例を、図面を参照して説明す
る。
第2図は本方法発明の第1の工程を実施している状態を
示し、第3図は第1の工程に続いて行なわれる本方法発
明の第2の工程を実施している状態を示しており、第1
図は本方法発明で溶接された後の製品の最終状態を示し
ている。
示し、第3図は第1の工程に続いて行なわれる本方法発
明の第2の工程を実施している状態を示しており、第1
図は本方法発明で溶接された後の製品の最終状態を示し
ている。
まず、第2図において、部品(小物部品で図示零ではス
タッドボルトを例示している)1をサンドイッチ制振鋼
板2の片面鋼板2aに溶接する。
タッドボルトを例示している)1をサンドイッチ制振鋼
板2の片面鋼板2aに溶接する。
部品1がスタッドボルトのような場合はスタッド溶接が
適用され、部品lが平板部を有しこの平板部に成形等に
よって局部的にサンドイッチ制振鋼板2に向かって突状
の突起が複数個形成されているような部品の場合はプロ
ジェクション溶接が適用される。スタッド溶接自体はア
ークスタンド溶接、パーカッションスタンド溶接、抵抗
スタッド溶接等公知のスタンド溶接であり、通常、溶接
電源と電気的に連結された溶接ガンのチャックで部品1
を掴み、サンドイッチ制振鋼板2の片面鋼板2aも溶接
電源と電気的に連結し、部品1とサンドイッチ制振鋼板
2の片面鋼板2a間にアーク、電流を流し、この時発生
する熱によって部品1をサントイフチ制振鋼板2の片面
鋼板2aに溶着する。このときの溶融凝固部は第2図で
符番3を付して示したように、通常サンドイッチ割振鋼
板2の片面鋼板2aの部位だけにとどまり、サンドイッ
チ制振鋼板2の両面鋼板2a、2bの間に一体にサンド
イッチされている樹脂部材2C迄到達することはあまり
ない、(ただし、到達してもとくに問題は生じない、)
スタンド溶接の場合は、スタンドボルト等の部品lのサ
ンドイッチ制振鋼板2側の端面全面に対応する形状で溶
融凝固部3が形成される。一方、プロジェクション溶接
の場合は、プロジェクション溶接自体は公知であり、プ
ロジェクション溶接の場合は、部品lの局部的突起部に
対応する部位の形状に溶融凝固部3が形成される。プロ
ジェクション溶接の場合も、溶融凝固部3がサンドイッ
チ制振鋼板2の樹脂部材2C迄到達することは少ない。
適用され、部品lが平板部を有しこの平板部に成形等に
よって局部的にサンドイッチ制振鋼板2に向かって突状
の突起が複数個形成されているような部品の場合はプロ
ジェクション溶接が適用される。スタッド溶接自体はア
ークスタンド溶接、パーカッションスタンド溶接、抵抗
スタッド溶接等公知のスタンド溶接であり、通常、溶接
電源と電気的に連結された溶接ガンのチャックで部品1
を掴み、サンドイッチ制振鋼板2の片面鋼板2aも溶接
電源と電気的に連結し、部品1とサンドイッチ制振鋼板
2の片面鋼板2a間にアーク、電流を流し、この時発生
する熱によって部品1をサントイフチ制振鋼板2の片面
鋼板2aに溶着する。このときの溶融凝固部は第2図で
符番3を付して示したように、通常サンドイッチ割振鋼
板2の片面鋼板2aの部位だけにとどまり、サンドイッ
チ制振鋼板2の両面鋼板2a、2bの間に一体にサンド
イッチされている樹脂部材2C迄到達することはあまり
ない、(ただし、到達してもとくに問題は生じない、)
スタンド溶接の場合は、スタンドボルト等の部品lのサ
ンドイッチ制振鋼板2側の端面全面に対応する形状で溶
融凝固部3が形成される。一方、プロジェクション溶接
の場合は、プロジェクション溶接自体は公知であり、プ
ロジェクション溶接の場合は、部品lの局部的突起部に
対応する部位の形状に溶融凝固部3が形成される。プロ
ジェクション溶接の場合も、溶融凝固部3がサンドイッ
チ制振鋼板2の樹脂部材2C迄到達することは少ない。
第2図のスタッド溶接、またはプロジェクション溶接に
よって溶接された部品1は、未だサンドイッチ制振鋼板
2の片面鋼板2aにのみ溶着されているに過ぎないので
、この状態で得られる引張、ねじり、曲げ強度は、片面
鋼板2aの厚さ分の強度しか得られない、従来はこの後
にスポット溶接を適用することはできないと考えられて
いたので、このままの状態で用いられるか、または、両
面鋼板2a、2bの厚さに対応する強度を得たい場合は
、先にスポット溶接を適用して両面鋼板2a、2bを局
部的に一体化し、その部位にスタッド溶接またはプロジ
ェクション溶接によって、部品を溶着していたことは前
記した通りである。
よって溶接された部品1は、未だサンドイッチ制振鋼板
2の片面鋼板2aにのみ溶着されているに過ぎないので
、この状態で得られる引張、ねじり、曲げ強度は、片面
鋼板2aの厚さ分の強度しか得られない、従来はこの後
にスポット溶接を適用することはできないと考えられて
いたので、このままの状態で用いられるか、または、両
面鋼板2a、2bの厚さに対応する強度を得たい場合は
、先にスポット溶接を適用して両面鋼板2a、2bを局
部的に一体化し、その部位にスタッド溶接またはプロジ
ェクション溶接によって、部品を溶着していたことは前
記した通りである。
しかし、本発明においては、第2図のようなスタッド溶
接、またはプロジェクション溶接により部品1をサンド
イッチ制振鋼板2の片面鋼板2aに溶着したものに、さ
らに第3図に示すように、スポット溶接を適用する。第
3図において、スポット溶接の、サンドイッチ制振鋼板
2を挟むように押圧する一対の電極チップ5.6は、部
品1に対応する側の一方のチップ5が、部品1と雌雄の
関係で遊嵌対応する形状を有する特殊形状のチップに形
成されており、このチップ5を、制振鋼板2ではなく部
品1に当接させて部品1を割振鋼板2側に押圧する。対
向する他方のチップ6は、チップ5から部品1を介して
割振鋼板2にかかる押圧力を、丁度前記一方のチップ5
と対向する位置でサンドイッチ制振鋼板2の他方の鋼板
2bに当接して受けることのできる形状、配置とされて
いる。この状態でスポット溶接が実施され、サンドイッ
チ制振鋼板2の両面鋼板2a、2bにわたってナゲツト
(溶融凝固部)4が形成されて、両面鋼板2a s 2
bは一体化される。サンドイッチ制振鋼板2のスポッ
ト溶接においては、両面鋼板2a、2b間に図示路の短
絡回路が形成されているので、両チップ5.6間に電流
が流れると、始めの掻く短時間の間に、一方のチップ5
一部品l−片面銅板2a−短絡回路−他方の鋼板2b−
チアプロから成る回路に電流が流れて、抵触による電気
抵抗の大きな、部品lおよびチップ6と、サンドイッチ
制振鋼板2との接触部位にほぼ集中的に熱が発生して、
その部位に対応する部位の、サンドイッチ制振鋼板2の
樹脂部材2Cを溶融し、この溶融された樹脂部材2Cは
チップ5.6によるサンドイッチ制振鋼板2の挟持押圧
によってまわりに逃げ、両面鋼板2a、2bが直接接触
して、この接触部位を通して直接両面鋼板2a、2b間
に電流が多量に流れて接触部位lの発熱によって両面鋼
板2a、2bの接触部位とその近傍を溶融させて融着さ
せ、電流を切って冷却すると凝固してナゲツト4が形成
され、その部位が一体化される。第2図においてプロジ
ェクション溶接によって部品1がサンドイッチ制振鋼板
2に溶着されている場合は、部品1をチップ5で押圧し
た場合、部品1はその多点の突起部でサンドイッチ制振
鋼板2を同時に押し、この突起部に対応した位置で。
接、またはプロジェクション溶接により部品1をサンド
イッチ制振鋼板2の片面鋼板2aに溶着したものに、さ
らに第3図に示すように、スポット溶接を適用する。第
3図において、スポット溶接の、サンドイッチ制振鋼板
2を挟むように押圧する一対の電極チップ5.6は、部
品1に対応する側の一方のチップ5が、部品1と雌雄の
関係で遊嵌対応する形状を有する特殊形状のチップに形
成されており、このチップ5を、制振鋼板2ではなく部
品1に当接させて部品1を割振鋼板2側に押圧する。対
向する他方のチップ6は、チップ5から部品1を介して
割振鋼板2にかかる押圧力を、丁度前記一方のチップ5
と対向する位置でサンドイッチ制振鋼板2の他方の鋼板
2bに当接して受けることのできる形状、配置とされて
いる。この状態でスポット溶接が実施され、サンドイッ
チ制振鋼板2の両面鋼板2a、2bにわたってナゲツト
(溶融凝固部)4が形成されて、両面鋼板2a s 2
bは一体化される。サンドイッチ制振鋼板2のスポッ
ト溶接においては、両面鋼板2a、2b間に図示路の短
絡回路が形成されているので、両チップ5.6間に電流
が流れると、始めの掻く短時間の間に、一方のチップ5
一部品l−片面銅板2a−短絡回路−他方の鋼板2b−
チアプロから成る回路に電流が流れて、抵触による電気
抵抗の大きな、部品lおよびチップ6と、サンドイッチ
制振鋼板2との接触部位にほぼ集中的に熱が発生して、
その部位に対応する部位の、サンドイッチ制振鋼板2の
樹脂部材2Cを溶融し、この溶融された樹脂部材2Cは
チップ5.6によるサンドイッチ制振鋼板2の挟持押圧
によってまわりに逃げ、両面鋼板2a、2bが直接接触
して、この接触部位を通して直接両面鋼板2a、2b間
に電流が多量に流れて接触部位lの発熱によって両面鋼
板2a、2bの接触部位とその近傍を溶融させて融着さ
せ、電流を切って冷却すると凝固してナゲツト4が形成
され、その部位が一体化される。第2図においてプロジ
ェクション溶接によって部品1がサンドイッチ制振鋼板
2に溶着されている場合は、部品1をチップ5で押圧し
た場合、部品1はその多点の突起部でサンドイッチ制振
鋼板2を同時に押し、この突起部に対応した位置で。
両面鋼板2a、2bは多点のナゲツトを形成することに
なる。
なる。
かくして最終的に第1図の溶接した製品が得られる。
したがって、ナゲツト4は必ず部品lを介して押される
位置に対応する位置に形成され、スポット溶接によって
形成される両面鋼板2a、2bにわたるナゲツト4の位
置が、部品1のサンドイッチ制振鋼板2への溶着位置と
ずれることはない。
位置に対応する位置に形成され、スポット溶接によって
形成される両面鋼板2a、2bにわたるナゲツト4の位
置が、部品1のサンドイッチ制振鋼板2への溶着位置と
ずれることはない。
従来のように先にスポット溶接でナゲツトを形成し、そ
のスポット溶接位置でサンドイッチ制振鋼板に部品1を
溶着しようとすれば、ナゲツト4の位置は、目視で確め
ることが難しいので、そしてスタンド溶接またはブロジ
ェクシ目ン溶接と、スポット溶接とは工程を分けて施行
されるのでその間には品物の搬送や時間的なずれ等があ
って益々スポット溶接位置を正確に確認することが難し
いので、正確にスポット溶接位置に部品を取付けること
が難しく、万一ずれて部品がずれて取付けられた場合は
、両面鋼板の局部的一体化の強度向上がそのまま得られ
ないことになる。しかし、本発明方法では、従来のよう
な位置ずれは生じ得ず、また、目視等によりスポット溶
接位置を確めるという、熟練と繁雑さを伴なう作業を除
去し得る。
のスポット溶接位置でサンドイッチ制振鋼板に部品1を
溶着しようとすれば、ナゲツト4の位置は、目視で確め
ることが難しいので、そしてスタンド溶接またはブロジ
ェクシ目ン溶接と、スポット溶接とは工程を分けて施行
されるのでその間には品物の搬送や時間的なずれ等があ
って益々スポット溶接位置を正確に確認することが難し
いので、正確にスポット溶接位置に部品を取付けること
が難しく、万一ずれて部品がずれて取付けられた場合は
、両面鋼板の局部的一体化の強度向上がそのまま得られ
ないことになる。しかし、本発明方法では、従来のよう
な位置ずれは生じ得ず、また、目視等によりスポット溶
接位置を確めるという、熟練と繁雑さを伴なう作業を除
去し得る。
本発明によるときは、スポット溶接の電極チップに若干
の形状変更を加えるだけで、したがって本質的なコスト
アップを伴なうことな(、先にスタンド溶接またはプロ
ジェクシッン溶接を行なった後、スポット溶接を行ない
、これによって、両工程の溶接位置の位置ずれの防止、
増加されるべき強度の確実な獲得を可能とすることがで
きる。
の形状変更を加えるだけで、したがって本質的なコスト
アップを伴なうことな(、先にスタンド溶接またはプロ
ジェクシッン溶接を行なった後、スポット溶接を行ない
、これによって、両工程の溶接位置の位置ずれの防止、
増加されるべき強度の確実な獲得を可能とすることがで
きる。
第1図は本方法発明の実施によって得られた、部品を溶
接したサンドイッチ制振鋼板の断面図、第2図は本方法
発明のスタンド溶接またはプロジェクシッン溶接のうち
スタンド溶接を施行している状態の断面図、 第3図はスポット溶接を施行している状態の断面図・ である。 1・・・・・・部品 2・・・・・・サンドイッチ割振鋼板 3・・・・・・スタンド溶接またはプロジエクシロン溶
接による溶融凝固部 4・・・・・・スポット溶接によるナゲツト5.6・・
・・・・スポット溶接の電極チップ特 許 出 願 人
ト目夕自動車株式会社さ 第1図 第2図 第3図
接したサンドイッチ制振鋼板の断面図、第2図は本方法
発明のスタンド溶接またはプロジェクシッン溶接のうち
スタンド溶接を施行している状態の断面図、 第3図はスポット溶接を施行している状態の断面図・ である。 1・・・・・・部品 2・・・・・・サンドイッチ割振鋼板 3・・・・・・スタンド溶接またはプロジエクシロン溶
接による溶融凝固部 4・・・・・・スポット溶接によるナゲツト5.6・・
・・・・スポット溶接の電極チップ特 許 出 願 人
ト目夕自動車株式会社さ 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- (1)サンドイッチ制振鋼板の片面鋼板に小物部品を配
置しスタッド溶接またはプロジェクション溶接を行ない
、その後スタッド溶接またはプロジェクション溶接した
小物部品を基準にスポット溶接を行ないサンドイッチ制
振鋼板のそれぞれの鋼板をナゲットにより一体化するサ
ンドイッチ制振鋼板における部品溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15128287A JPS63317265A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | サンドイッチ制振鋼板における部品溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15128287A JPS63317265A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | サンドイッチ制振鋼板における部品溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63317265A true JPS63317265A (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=15515273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15128287A Pending JPS63317265A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | サンドイッチ制振鋼板における部品溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63317265A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0726071U (ja) * | 1993-10-01 | 1995-05-16 | 株式会社ワカバ工作 | スポット溶接機及び該溶接機に使用する溶接用ボルト |
JPH07223078A (ja) * | 1994-02-15 | 1995-08-22 | Yoshitaka Aoyama | ボルトのプロジェクション溶接方法 |
WO2004048026A1 (ja) * | 2002-11-23 | 2004-06-10 | Yoshitaka Aoyama | 複数重ね鋼板への軸状部品溶接方法 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP15128287A patent/JPS63317265A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0726071U (ja) * | 1993-10-01 | 1995-05-16 | 株式会社ワカバ工作 | スポット溶接機及び該溶接機に使用する溶接用ボルト |
JPH07223078A (ja) * | 1994-02-15 | 1995-08-22 | Yoshitaka Aoyama | ボルトのプロジェクション溶接方法 |
WO2004048026A1 (ja) * | 2002-11-23 | 2004-06-10 | Yoshitaka Aoyama | 複数重ね鋼板への軸状部品溶接方法 |
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