JPS6331678B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6331678B2
JPS6331678B2 JP3292881A JP3292881A JPS6331678B2 JP S6331678 B2 JPS6331678 B2 JP S6331678B2 JP 3292881 A JP3292881 A JP 3292881A JP 3292881 A JP3292881 A JP 3292881A JP S6331678 B2 JPS6331678 B2 JP S6331678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
cylinder
side blocks
vane
aluminum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3292881A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57148095A (en
Inventor
Tsunenori Shibuya
Takemi Kanda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Diesel Kiki Co Ltd filed Critical Diesel Kiki Co Ltd
Priority to JP3292881A priority Critical patent/JPS57148095A/ja
Publication of JPS57148095A publication Critical patent/JPS57148095A/ja
Publication of JPS6331678B2 publication Critical patent/JPS6331678B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/10Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
    • F01C21/104Stators; Members defining the outer boundaries of the working chamber
    • F01C21/108Stators; Members defining the outer boundaries of the working chamber with an axial surface, e.g. side plates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ベーン型の圧縮機に関し、特に軽
量化を図つたものである。
(従来の技術) ベーン型圧縮機は小型である利点を有し、カー
クーラその他の冷房装置に使用されている。しか
しながら、最近の省エネルギー化の影響を受け
て、軽量化をも要請されるに至つた。一般にベー
ン型圧縮機においては、ベーンが嵌挿されたロー
タの軸方向周囲を囲むシリンダと、このシリンダ
の両側に固定されたサイドブロツクとから成る圧
縮機本体を有しこの圧縮機本体と前記ロータが全
重量のかなりの割合を占める。したがつて、これ
ら圧機本体とロータとを他の形式の圧縮機と同様
にアルミニウム系金属(アルミニウム又はアルミ
ニウムを主体とする合金をいう。以下同じ。)か
ら構成することは容易に推考し得る。
しかしながら、ベーン型圧縮機においては、次
のような特別の問題があり、ベーンのみアルミニ
ウム系金属を使用し、圧縮機本体及びロータには
鉄系金属(鉄又は鉄を主題とする合金をいう。以
下同じ。)を使用して軽量化が図られていないの
が現状である。
(発明が解決しようとする問題点) 即ち、第1に、ベーン型圧縮機は、ロータとベ
ーン、ベーンとシリンダ、シリンダとサイドブロ
ツク等接触して摩擦を生じる部分が多く、アルミ
ニウム系金属同士ではなじみが良いので、上記接
触する部材の双方にアルミニウム系金属を使用す
ると焼付きが起こるという問題がある。
第2に、ベーン型圧縮機においては、隣り合う
ベーン、ロータ及び圧縮機本体から成る圧縮室を
拡大又は縮少して圧縮作用を行なう関係上、特に
ロータとシリンダとが双方向で接触する部分は、
線接触状態で維持され、圧縮される被圧縮体が吹
き抜けては圧縮効率の低下となり、圧縮機の状態
に致命的な欠陥となるものであり、そのために、
その部分のシール性を良好とし、且つ摩擦抵抗を
少なくするために、両者のクリアランスを極めて
少なくて適正に維持しなければならないが、一部
のみアルミニウム系金属を使用すると、アルミニ
ウム系金属が鉄系金属に比べて著しく熱膨張係数
が大きいため、運転時に発生する熱の影響を受け
て上記クリアランスを適正に維持することが困難
になるという問題がある。なお、アルミニウムの
熱膨張係数は21×10-6/℃、鉄の熱膨張係数は
11.7×10-6/℃である。
そこで、この発明においては、アルミニウム系
金属同士の接触を回避して上記第1の問題な点を
解消すると共に、鉄系金属のシリンダの径方向の
熱膨張をアルミニウム系金属のロータのそれとほ
ぼ等しくして上記第2の問題な点を解消し、これ
らにより軽量化を実現できるベーン型圧縮機を提
供しようとすることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の問題点を解決する手段として、ベー
ンが半径方向に嵌挿されたロータと、このロータ
の軸方向周囲を囲むシリンダと、このシリンダの
両側に固定されたサイドブロツクとを有するベー
ン型圧縮機において、前記ベーン及びシリンダを
鉄系金属、前記ロータ及び両サイドブロツクをア
ルミニウム系金属によりそれぞれ構成すると共
に、前記シリンダと両サイドブロツクとの間に鉄
系金属から成る薄板を固定して、前記ロータ及び
ベーンと前記両サイドブロツク間に前記薄板を介
在したことにある。
(作用) したがつて、ベーン及びシリンダを鉄系金属、
ロータ及び両サイドブロツクをアルミニウム系金
属により構成すると共に、ロータ及びベーンと両
サイドブロツク間に鉄系金属より成る薄板が介在
されたことでアルミニウム系金属同士の接触が回
避できると共に、鉄系金属のシリンダの径方向及
び薄板の長手方向はアルミニウム系のサイドブロ
ツクの熱膨張時に引きずられて拡大が図られるよ
うになり、シリンダとロータとの径方向で接触す
る部分のクリアランスがほぼ適正に保たれるの
で、前記目的を達成できるものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第3図において、この発明の一実施
例が示され、円筒状のロータ1はアルミニウム系
金属から構成され、該ロータ1の中心に鋼製のシ
ヤフト2の先端が固く結合されていると共に、該
ロータ1の半径方向にほぼ90゜の位相差で溝3が
形成され、この溝3に鉄系金属から成るベーン4
が摺動自在に嵌挿されており、このロータ1及び
ベーン4が下記する圧縮機本体5内に収納されて
いる。
圧縮機本体5は、前記ロータ1の軸方向周囲を
囲むシリンダ6と、このシリンダ6の両側に固定
されたフロント及びリアのサイドブロツク7a,
7bと、この両サイドブロツク7a,7bとシリ
ンダ6との間に挾持されて固定された薄板8a,
8bとから構成されている。
シリンダ6は鉄系金属から成り、例えば楕円形
状の内面を有し、このシリンダ6の内面の短径部
にロータ1が僅少のクリアランスをもつて接して
いると共に、該シリンダ6の内面に沿つてベーン
4の先端が摺動するように構成され、圧縮機本体
5内を複数の圧縮室9に分割している。また、両
サイドブロツク7a,7bはアルミニウム系金属
から成り、フロント側のサイドブロツク7aにシ
ヤフト2が回転自在に支持されている。
薄板8a,8bは鉄系金属、例えばスエーデン
鋼のバルブフラツパ材から構成され、その厚さは
0.1〜0.3mm程度であり、両サイドブロツク7a,
7bに対応した形状を有する。そして、この薄板
8a,8bが前記ロータ1及びベーン4と両サイ
ドブロツク7a,7b間に介在されている。
上記圧縮機本体5の周囲は、フロント側のヘツ
ド9とリア側のシエル10とによつて囲まれ、圧
縮機本体5、ヘツド9及びシエル10とにより吸
入室11と吐出室12とが適宜に仕切られて形成
されている。吸入室11は、図示しない吸入弁を
有する吸入継手13が接続されていると共に、フ
ロント側のサイドブロツク7a及び薄板8a並び
にシリンダ6に形成の吸入孔14を介して圧縮機
本体5内の圧縮室9と連通されている。一方、吐
出室12は、シエル9に固定された吐出継手15
が接続されていると共に、シリンダ6に形成され
た吐出孔16を介して圧縮室9と連通され、この
吐出孔16の出口は吐出弁17により閉じられて
いる。
上記構成において、シヤフト2の回転に伴つて
ロータ1が回転すると、ベーン4の先端がシリン
ダ6の内面に沿つて摺動しながら回転し、隣り合
うベーン4間の圧縮室9が拡大又は縮少して圧縮
作用を行なう。したがつて、ロータ1とベーン4
とシリンダ6、ロータ1とシリンダ6、ロータ1
及びベーン4と両側の薄板8a,8b間の接触部
分には摩擦が生じる。しかしながら、ベーン4、
シリンダ6及び薄板8a,8bが鉄系金属、ロー
タ1及び両サイドブロツク7a,7bがアルミニ
ウム系金属により構成されているので、上記接触
部分間のなじみが悪く、焼付きを生じるのを潤滑
油の供給により十分防止することができる。
また、接触部分の摩擦熱、圧縮作用に伴う気体
の温度上昇などの影響により、アルミニウム系金
属より成るロータ1が径方向にアルミニウム系金
属の熱膨張係数に比例して熱膨張する。
一方、鉄系金属より成るシリンダ6は径方向へ
の剛性が比較的弱く、したがつて、該シリンダ6
が薄板8a,8bと共にアルミニウム系金属より
成る両サイドブロツク7a,7bに固定されてい
るので、この両サイドブロツク7a,7bの膨張
力に引きずられて、アルミニウム系金属の熱膨張
係数に比例して径方向に膨張する。そのため、ロ
ータ1とシリンダ6との径方向の膨張率はほぼ等
しくなり、ロータ1とシリンダ6との接触する部
分におけるクリアランスは適正に維持されるので
ある。
ロータ1とシリンダ6との接触する部分は、ベ
ーン4と共に圧縮室9を画成する一要素で、該部
分は吐出孔16を通過した位置にあり、したがつ
て、圧縮室9の最も体積が縮少した状態、即ち最
大の圧縮率にかかわつているものである。しか
も、ロータ1とシリンダ6との接触する部分は、
線接触状態であり接触面積が小さい。このような
部分であるところから、被圧縮体の吹き抜け防止
のために、クリアランスを適正に維持する必要が
あるものである。
なお、ロータ1とシリンダブロツク6とは、異
種金属同士で膨張率が異なり、したがつて、その
軸方向のサイドブロツク7a,7bとのクリアラ
ンスは多少従来よりも大きめに設定する必要があ
る。しかし、ロータ1とサイドブロツク7a,7
bとは、接触面積が広いことや、油密状態となつ
て被圧縮体が吹き抜けることがないもので、問題
とならないものである。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、ベーン
型圧縮機において、ロータ及び両サイドブロツク
をアルミニウム系金属から構成したので、従来の
ものと比較して軽量となる。しかも、ベーン及び
シリンダを鉄系金属により構成すると共に、ベー
ン及びロータと両サイドブロツクとの間に鉄系金
属から成る薄板を介在したので、接触する部材間
のなじみが悪く焼付きを防止することができる。
さらにシリンダを薄板と共に両サイドブロツクに
固定したので、該シリンダは両サイドブロツクの
熱膨張に引きずられてロータの熱膨張とほぼ等し
く径方向に膨張するようになり、そのためシリン
ダとロータ間のクリアランスを適正に維持するこ
とができる。これらのことによりベーン型圧縮機
の軽量化に伴う特殊な問題点が解消され、ベーン
型圧縮機の機能を損なうことなしに軽量化を実現
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示し、第1図はベー
ン型圧縮機の縦断面図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図はシリンダと薄板とを示す斜視
図である。 1……ロータ、4……ベーン、6……シリン
ダ、7a,7b……サイドブロツク、8a,8b
……薄板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベーンが半径方向に嵌挿されたロータと、こ
    のロータの軸方向周囲を囲むシリンダと、このシ
    リンダの両側に固定されたサイドブロツクとを有
    するベーン型圧縮機において、前記ベーン及びシ
    リンダを鉄系金属、前記ロータ及び両サイドブロ
    ツクをアルミニウム系金属によりそれぞれ構成す
    ると共に、前記シリンダと両サイドブロツクとの
    間に鉄系金属から成る薄板を固定して、前記ロー
    タ及びベーンと前記両サイドブロツク間に前記薄
    板を介在したことを特徴とするベーン型圧縮機。
JP3292881A 1981-03-07 1981-03-07 Vane compressor Granted JPS57148095A (en)

Priority Applications (1)

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JP3292881A JPS57148095A (en) 1981-03-07 1981-03-07 Vane compressor

Applications Claiming Priority (1)

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JP3292881A JPS57148095A (en) 1981-03-07 1981-03-07 Vane compressor

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Publication Number Publication Date
JPS57148095A JPS57148095A (en) 1982-09-13
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ID=12372567

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JP3292881A Granted JPS57148095A (en) 1981-03-07 1981-03-07 Vane compressor

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Families Citing this family (7)

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