JPS6331646A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPS6331646A
JPS6331646A JP61172750A JP17275086A JPS6331646A JP S6331646 A JPS6331646 A JP S6331646A JP 61172750 A JP61172750 A JP 61172750A JP 17275086 A JP17275086 A JP 17275086A JP S6331646 A JPS6331646 A JP S6331646A
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JP
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waveform
display
ultrasonic
scattering
scattering waveform
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JP61172750A
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岡崎 清
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的1 (産業上の利用分野) 本発明は超音波を用いて被検体内の組織を診断する超音
波診断装置に係り、特に組織の超音波伝播速度(以下、
音速という)又は波形の乱れ度等の組織特性化パラメー
タを測定することにより組織を持[生化し、診断に供す
るための音速又は波形の乱れ度等の組織特性化パラメー
タ測定並びにその表示凍化を備えた超音波診断装置に関
するものである。
(従来の技術) 被検体中の超音波伝播速度は、その被検体における超音
波伝播経路に存在する組成の影響を少なからず受ける。
すなわら、このことは生体中の例えば、臓器内等に発生
した腫よう等の病変、或いは肝硬変等を超音波伝播速度
で知ることができることを意味しており、従って、生体
中の超音波伝播速度を計測することは臨床的に大きな価
値がある。
そこで、このことを利用して生体中の超音波伝播速度の
情報を得、これより目標とする位置での組成を検査する
試みが成されている。
従来、かかる検査に供するための実用的な超音波測定法
としては、電子スキャン方式の超音波診断装置を用いた
、第10図に示すような手法(以下、クロスモード法と
いう)が近業されている。
りなわら、図において1は超音波リニヤ電子スキャン用
プローブであり、このプローブ1を用い、図示しない体
表面に接している超音波送受面2の9aAから体内へθ
方向に向けて超音波パルスを発射する。
ここで、電子スキャン方式の超音波診断装置とは、複数
個の超音波パルス(以下、単に振動子と称する)を直線
的に並設した超音波撮動子アレイによるプローブを用い
、このプローブにおいて隣接するいくつかの撮動子を一
群として、これら−群の撮動子に対して、送信超音波ビ
ームの方向とそのビームにおける撮動子位置に応じてそ
れぞれ定まる所定の遅延時間を以て、駆動パルスをそれ
ぞれ与え、超音波励振させるもので、励振された各撮動
子からの超音波は放射状に伝播しつつ互いに干渉し合う
ことで、ある領域では打ち消し合い、ある領域では強め
合うかたらとなり、結果的に超音波ビームを得る方式で
ある。受波は一般的には、送波に用いた上記−群の(辰
動子にて行いH4H勤子群の検出信号を送波時の遅延時
間を以て遅延することで時間軸を揃えた後、合成して受
信信号とする。そして、上記−群の振動子を一ピツチず
つずらして行くことにより、発生する超音波ビームの位
置がずれることから、励振する撮動子を電気的に選択し
、また励振タイミングを制御することで、リニヤ・スキ
ャンを行うことができ、また、所望位置でのセクタ・ス
キャンを行うことができる。
θ方向に向かってビーム状に送波された超音波パルスは
、例えば、位置が肝組織に設定してあったとすると、こ
の肝組織中の送波経路1を直進し、点Pで反射する。こ
こではこの反射波(エコー)のうち、受波経路5を辿っ
て、プローブ1に到来するエコーを送信に供した(辰動
子群では無く、この到来したエコーの入射位置にめる撮
動子群(該プローブ1に6ける石端Bの娠動子群)で受
信させる。
上記A、B間の距離yは既知であるから、経路4.5を
伝播する超音波の伝播時間しを測定すれば肝組織中の音
速Cは c=y/ (t −sinθ)       ・(11
により求めることができる。
この原理を利用して音速を測定するものでおる。
音速が未知であるからθは厳密には未知であり、また、
生体の中に点Pなる反射点が存在するわけでは無いから
、上記(1)式から音速を求めるために実施には種々の
工夫も必要になる。
標準的には生体組織の音速をCo=1530[m/s]
とすれば、超音波ビームをθ0方向に放射するには隣接
素子間の遅延時間τ0τo = (d/Co ) ・s
inθo    −(2)となり、このような遅延時間
差を以て各素子が駆動されるように設定する。
もし、生体組織内の音速がGoであれば、超音波ビーム
はθ0方向へ進むが、一般にはCoとは限らず、これと
異なる値Cでおる。この時の超音波の伝播する方向θは
スネルの法則からsinθ/Q= sinθo / C
o     −(3)で示された1直となる。
計測された波形のピーク点はP点からの反射波を示し、
ピーク値の時間(アドレス)を検出すれば伝播時間tが
求まる。前述の(3)式を(1)式に代入すると生体中
の音速Cは C=  y o   t−s団 0)  ・・・(4)
となる。更に(4)式に(2)式を代入するとC=、7
7丁丁7Tτ17     ・・・(4゛)となる。V
、d、τ0は既知で轟るから、測定によって得られた伝
播時間tを用いて上記(4゛)式の計算を行って音速C
の値を求める。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来の超音波診断装置における散乱波形表示
は、単に横軸を時間とした波形を一つ表示することによ
り行われている。しかしながら、このような散乱波形表
示においては、実際の波形パターンが超音波プローブに
おける同時駆動素子数、超音波の伝播距離等に依存する
ため、正常例との比較が困難であり、この結果、被検体
の散乱波形に基づく診断能の向上が図れないという問題
点を生じている。
この発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、そ
の目的とするところは、被検体の散乱波形を正常例と容
易に比較することができ、散乱波形に基づく診断能向上
を図ることができる超音波診断装置を提供することにあ
る。
[発明の構成1 (問題点を解決するための手段) 本発明は、ファントム若しくは正常被検体の散乱波形を
標準散乱波形として記憶手段に記・児しておぎ、この撃
県散乱波形と被検体の散乱波形とに基づく散乱波形情報
表示を表示手段により行うようにしたものである。
(作 用) 前記表示手段により、基準散乱波形と被検体の散乱波形
とに基づく散乱波形情報表示を1′7うようにしたもの
であるから、被検体の散乱波形を正常例と容易に比較す
ることができ、散乱波形に基づく診断能向上を図ること
かできる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例たる超音波診断装着のブロッ
ク図である。
図において、1は超音波プローブでおり、超音波送受信
を行う例えば128素子の振動子Tl。
〜T128を直線的に並設して成る。振動子T1゜〜T
128並設面は第10図のプローブ1の超音波送受面2
となる。
12はリード線、13は回路選択切換えスイッチでおる
マルチプレクサ、15は励JUTる一群の振動子各々に
対し、与えるべき遅延量を得るための送信用遅延回路、
14は超音波励振駆動用のパルスを発生するパルサ、1
6は受信に供する一群の振動子各々に対し、受信方向や
素子位置に応じて時間軸等を揃えるために必要な、エコ
ーの遅延量を得るための受信用遅延回路、17は画像や
文字情報等の表示に用いるディスプレイ(表示手段)で
おる。
このディスプレイ17には、後に詳)ホするように、音
速又は波形の乱れ度等の組織特性化パラメータが表示さ
れるのであるが、特に本実施例装置においてはフッ・ン
トム若しくは正常被検体の散乱波形(これを「標準散乱
波形」という)と被検体の散乱波形とに基づく散乱波形
情報表示を行うようにしている。具体的には、標準散乱
波形と被検体の散乱波形との同一画面上への同時表示、
交差ビームをスキャンすることにより得られた散乱波形
の、時間とスキャン方向とを軸とした擬似3次元表示、
及び標準散乱波形と被検体の散乱波形との拡がり比の数
値表示等を挙げることができ、これが本実施例装置の特
徴点の一つとなっている。
尚、前記ファントムとしては散乱偉人り水フ7・ントム
又は寒天グラファイトフッノントムが挙げられ、前記正
常被検体としては正常と診断された生体が挙げられる。
18はA/D変換器20の出力をもとに音速古1等や平
均値計算等を行う計篩回路、26は切換えスイッチであ
り、受信用遅延回路16の合成出力のクロス・モード音
速測定側Xと超音波Bモード像を得る超音波装置側Bへ
の供給ルート選択切換えを行うものである。27は超音
波装置側の受信回路でおり、受信信号の増幅、検波、対
数変換等を行うものである。28はA/D変換器であり
、受信回路27の出力をディジタル信号に変換するもの
である。29はマーカ発生器でおり、上記りロス・モー
ド音速計測の計測ルート(ビーム・パスのルート)表示
用の画像データ、及び組織特性化パラメータ計測用時間
ゲートマーカ(以下、時間ゲートマーカという)表示用
の画像データを発生するものである。30はディジタル
・スキャン・コンバータであり、フレーム・メモリを有
していて上記A/D変換器28の出力するディジタル・
データをそのデータの収集されたビーム位置対応のアド
レスに順次更新格納してゆくと共に、読み出しはディス
プレイ17の走査タイミングに合わせて行い、以て超音
波像の収集タイミングとディスプレイ17における表示
タイミングの違いをこのフレーム・メモリを介在させる
ことで支障の照いJ:うにコンバートするものでおる。
また、上記マーカ発生器29の出力はこのディジタル・
スキャン・コンバータ30のフレーム・メモリ上におけ
るBモード像の上記クロス・モード音速計測のルート対
応位置に書き込まれる。
また、上記メモリ22はAモード像のデータも更新記゛
隠する。ざらにまた、上記ディスプレイ17は図示しな
いが、表示画像メモリであるビデオRAMを有しており
、上記計算回路18にて計算された音速データ、Aモー
ド像、時間ゲートマーカ、音速平均値の変化パターン等
のグラフを所定のレイアウト、所定のフォーマットで格
納するようにシステム制御手段25Aにて制御される。
そして、このビデオRAM上の画像データとディジタル
・スキャン・コンバータ30の出力に基づいて画像を表
示する。
50は外部入力手段でおり、本実施例装置の操作パネル
上に設けられた各種スイッチ、トラックボール等より成
る。この外部入力手段50により組織特性化パラメータ
及び表示方法を適宜に選択することができる。組織特性
化パラメータとしては音速、波形乱れ、散乱係数、減衰
係数、非線形パラメータ等が挙げられ、表示方法として
は被検体の散乱波形表示、被検体の散乱波形と標準散乱
波形表示、及びこれらの擬似3次元表示等が挙げられる
次にシステム制御手段25Aについて詳述する。
このシステム移動手段25Aは、CPU(中央処理装置
)、ROM(リードオンリメモリ)及びRAM(ランダ
ムアクセスメモリ)等を有して構成されている。ROM
内には、交差点の深さ毎に必要な音速値範囲から逆算し
た組織パラメータ計測用ゲートアドレスによるテーブル
が形成されてあり、超音波送受波に際して交差点が設定
される毎に、該当するゲートアドレスが読み出されるよ
うに成っている。ここに、必要な音速値範囲は目的部位
例えば肝臓が正常でおる場合及び異常である場合を勘案
して決定される。そしてこのシステムゐり御手段25A
は、前記外部入力手段50よりゲートマーカ移動の指示
がない限りにおいては前記ゲートアドレスをそのまま前
記マーカ発生器29に出力し、ゲートマーカ移動の指示
があった場合には移動後の新たなゲートアドレスを前記
マーカ5ご生型29に出力すると共に、時間ゲートマー
カ設定領域内の超音波反射成分を組織パラメータ訓測用
情報として選択するようになっている。ざらにこのシス
テム制御手段25Aは、予め定められたプログラムに従
い、上記マルチプレクサ13の動作制御や上記送信用遅
延回路15及び受信用遅延回路16の遅延時間の設定及
び上記メモリ22の紺き込み、読み出し制御及び上記計
算回路18の動作制御並びに切換えスイッチ26の切換
え制御、マーカ発生器29のマーカ出力制御等を司り、
通常はBモードのための超音波スキャンを行いつつ、そ
の合間(所定タイミング毎にクロス・モード測定のため
の超音波送受を行うように制御し、Bモードのリアルタ
イム表示と、組織特性化パラメータ測定の計算及びその
結果の表示及び全ビーム・パスの平均音速の計算及びそ
のプロット表示を行う。
また、加算平均した平均Aモード表示を行いたい場合は
Bモードのスキャンが終わった時点でBモード像をフリ
ーズさせ、次いでクロス・モード測定を行ってその計算
、表示並びにクロス・−゛シード測定を行った各ビーム
・パスでの測定データによるフリーズAモード像の表示
、平均Aモード像表示、選択された1つのビーム・パス
の平均音速変化図または局所音速変化図の表示を行う。
また、クロス・モード測定に関しては例えば、マルチブ
レフナ13の動作制御を次のように行う。
すなわち、第2図に示すように本装置では上部境界での
反射点く測定点)Pll及びB12、下部境界での反射
点(測定点)B00内に含まれる異常部分の組織特性化
パラメータを測定するに当って、超音波ビーム送受信路
をA−+POO→B、A−+P++−C,B−POO−
+A、B−PI2−Dの4ルートとする。すなわら、プ
ローブ1のA及びB位置各々を超音波ビーム送波位置と
するとともに受波位置としても用いるようにする。そし
て、A位置より送波し、Pooで反射したものをB位置
で受信し、次に八位置より送波し、Poで反射したもの
をC位置で受信し、次に8位置より送波し、Pooで反
射したものをA位置で受信し、次にB位置より送波し、
B12で反射したものをC位置で受信すると言った具合
に送受を切換えることで、測定経路に対称性を持たせ、
しかも、超音波ビームの送受方向の指向方向をOなる同
一角度とするようにしている。また、計測ルートを対称
形としたことで、統計的に不均一な平均とならないよう
にし、以て誤差の縮減を可能にしている。
次に、このように構成された実施例装置の作用を説明す
る。
本装置ではクロス・モード音速測定は第2図に示すよう
な4つのルートB1、B2、B3、B4を用いて計測す
るものとする。そして、Bモードの超音波電子スキャン
の合間をぬって所定のタイミングで切換えスイッチ26
が端子B側からX側に一時的に切換えられ、組織特性化
パラメータ測定が行われる。
具体的に説明すると、先ずはじめにシステム1】制御手
段25Aの制御のもとに切換えスイッチ26が端子B側
に切換えられ、また、マルチプレクサ13はリニヤ電子
スキャンのための選択か行われるとともに、遅延回路1
5.16はリニヤ電子スキャンのための遅延時間が設定
され、これら遅延時間を以て、上記マルチプレクサ13
の選択した振動子群により超音波送受が行われる。この
受信信号の合成出力は受信回路27により増幅、検波さ
れ、A/D変換殿28にてディジタルデータに変換され
てディジタル・スキャン・コンバータ30に入力させる
。そして、超音波スキャン位置に対応するディジタル・
スキャン・コンバータ30スキヤン位置を順にシフトさ
せながら、このような超音波スキャンが順次成されたデ
ィジタル・スキャン・コンバータ30には超音波Bモー
ド像が形成される。また、マーカ発生器20により設定
されたクロス・モード測定のビーム・パスのマーカが出
力され、ディジタル・スキャン・コンバータ30のフレ
ーム・メモリにおける該クロス・モード測定位置に対応
する位置に該マーカが格納される。ディジタル・スキ7
pン・コンバータ30のフレーム・メモリ上の画像デー
タはディスプレイ17のスキャンに合せて読み出され、
ディスプレイ17に与えられて表示される。
所定のタイミングにおいてシステム制御手段25Aは9
J換えスイッチ26を螺:子X側に切換え、クロス・し
−ト測定に入る。この測定は初めに、B1のルートで行
う。
すなわち、上記システム制御手段25Aの制御により。
送受用遅延回路15の遅延時間が設定される。この遅延
時間は隣接する各微動子間における遅延時間差τ0がτ
o−(d/Co )sinθ(前記(2)式)の関係に
なるように設定される。そして、マルチプレクサ13の
切換え動作により、プローブのA点に属する撮動群T1
〜T32とパルサ14の出力端とが接続される。
また、クロック発(取器21よりレートパルスが発生さ
れ、これが送信用遅延回路15を介してパルサ−14に
入力される。覆ると、パルサ〜14より対応する送信用
遅延回路15の遅延時間分ずれたタイミングで励(辰パ
ルスが出力され、振動子T1〜T32のうら、該パル4
〕の対応する振動子に入力され、(辰動子は超音波を発
生する。そして、上記遅延時間により定まる所定方向θ
に超音波ビームが送波される。
一方、システム制御手段25Aのflail (Elf
により、受信用遅延回路16の遅延時間力専朶定され、
マルチプレク量す13の切換え動作により、プローブ1
のB点に属する振動子群T97〜T128と前記受信用
遅延回路16の入力端とが接続される。これにより、プ
ローブ1のA点に属する振動子群より被検体に向って送
波された超音波ビーム中、点Pooでの反射弁がプロー
ブ1のB点に屈する振動子群により受波され、そのエコ
ーは受信用遅延回路16により、送信の場合と同様の時
間差を与えられた後に合成され、出力される。
この受信用遅延回路16よりの受信エコー合成出力は、
受信回路19により増幅、検波された後、A/D変換器
20によりディジタル信号に変換され、メモリ22に書
き込まれる。メモリ22ではクロック発娠器20の出力
するクロック信号により、超音波ビームの送信毎に所定
のタイミングをもって、アドレスが更新され、且つ、シ
ステム制御手段25Aにより、書き込み制御が成されて
、測定点からのエコーが時間との対応をもったかたちで
記憶される。これはAモード幽のデータとなる。
プローブ1のA点、B点のそれぞれに属する1騒動子群
により、上述した超音波送受が複数回行われる場合には
、処理回路23の作用により受信エコーの加算平均が行
われる。
この作業が終るとシステム制御手段25Aは切換えスイ
ッチ26を再び端子B側に切換え、Bモード像の収集に
入る。そして、所定タイミング時にシステム制御手段2
5Aは切換えスイッチ26を再び端子X側に切換え、B
2のルートにおけるクロス・モード測定に移る。
すると、システム制御手段25Aの制御によりマルチプ
レクサ13が動作して、今度はB点に属する振動子群に
代えてプローブ1の0点に属する(辰勤子群と受信用遅
延回路16の入力端とが接続され、プローブ1のA点に
属する1騒動子群より送波された超音波の点Pnでの反
射成分が、プローブ1の0点に属する振動子群により受
波される。
その受信エコーは受信用遅延回路16により、送波の場
合と同様の時間差を与えられた後に合、成されて出力さ
れる。
受信エコーの合成出力は、上述の場合と同様に受信回路
19により増幅、検波された後、B2のルートにおける
超音波の送受より、受波までの時間t2の計測に供され
る。
この作業が終るとシステム制御手段25Aは切換えスイ
ッチ26を再び端子B側に切換え、Bモード像の収集に
入る。そして、所定タイミング時にシステム制御手段2
5Aは切換えスイッチ26を端子X側に切換え、B3の
ルートにおけるクロス・モード測定に移る。
すると、システム制御手段25Aの制御によりマルチプ
レクサ13が動作して、今度はA点に属する(辰動子群
に代えてプローブ1のB点に属する振vJ子群T 97
〜T128とパルサ14の出力端とが接続され、また、
0点に属する振動子群に代えてプローブ1のA点に属す
る振動子群が受信用遅延回路16に接続される。そして
、プローブ1のB点に属する振動子群より超音波が送波
され、この送波された超音波の点Pooでの反射成分が
プローブ1のA点に属する(辰動子群により受波される
。そし受信エコーは受信用遅延回路16により、送波の
場合と同様の時間差を与えられた後に合成されて出力さ
れる。
受信エコーの合成出力は、上述の場合と同様に受信回路
19により増幅、検波された後、B3のルートにおける
超音波の送波より、受信までの時間t3の計測に供され
る。
この作業が終るとシステム制御手段25Aは切換えスイ
ッチ26を再び端子B側に切換え、Bモード像の収集に
入る。そして、所定タイミング時にシステム制御手段2
5Aは切換えスイッチ26を端子X側に切換え、B4の
ルートにおけるクロス・モード測定に移る。
システム制御手段25Aの制御によりマルチプレクサ1
3が動作して、今度はA点に属する振動子群に代えてプ
ローブ1のD点に属する振動子群と受信用遅延回路16
の入力端とが接続される。
そして、プローブ1のB点に属する振動子群より超音波
を送波させると、この送波された超音波の点PI2での
反射成分が、プローブ1のD点に属する娠動子群により
受波される。そして、その受信エコーは受信用遅延回路
16により、送波の場合と同様の時間差を与えられた後
に合成されて出力される。
受信エコーの合成出力は、上述の場合と同様に受信回路
19により増幅、検波された後、B4のルートにおける
超音波の送波より、受波までの時間t4の計測に供され
る。
この作業が終るとシステム制御手段25Aは切換えスイ
ッチ26を再び端子B側に切換え、Bモード像の収集に
入る。そして、所定タイミング時にシステム制御手段2
5Aは切換えスイッチ26を端子X側に切換え、B1の
ルートにおけるクロス・モード測定に移る。この−一う
な動作が繰返されてリアルタイムBモード像の表示とク
ロス・モード測定用データの加算平均が行われる。
このようにして、所定回加昇平均され、記゛nされたデ
ータはメモリ22より読み出され、波形解析回路24に
よりそのピークを示すデータが調べられて、そのデータ
が格納されたアドレスの情報が時間情報として計痒回路
18に送られる。そして、計算回路18によりこれを基
にB1.B2゜B3.B4のルート別における超音波の
送波から上記ピークまでの時IMIjl、j2.j3.
t4が計算される。その後、更に各ルート別音速値V1
゜V2.V3.V4及び全ビーム・パスにおける平均音
速(aVが計算され、その結果はディスプレイ17に表
示される。
従って、通常状態ではBモード像と音速測定値、平均値
音速時間変化図のみが順次史¥rrされた表示される。
Aモード像等、その他のものは既に表示されたちの以外
はフリーズ時のみ表示される。
ディスプレイ17の表示例を第3図及び第4図に示す。
第3図は通常状態時の表示、第4図はフリーズ時の表示
である。
第3図において60はリアルタイムで測定された被検体
関心部位のBモード像、61はこの関心部位における上
記クロス・モード測定の設定ビーム・パスのル−トを示
すビーム・パス・マーカ、62は上記クロス・モード測
定により1qられたビーム・パス・ルート別のリアルタ
イムAモード像、63は上記クロス・モード測定により
1qられたビーム・パス・ルート別の各音速値、64は
これらビーム・パス・ルート別の各音速値をもとに求め
た対象部位の平均音速値変化図である。また、第4図に
おいて71はBモード像、72はこの関心部位における
上記クロス・モード測定の設定ビーム・パスのルートを
示すビーム・パス・マーカ、73は上記クロス・モード
測定により得られたビーム・パス・ルート別のフリーズ
Aモード像、74は上記クロス・モード測定により1q
られたビーム・パス・ルート別の各音速値、75はこれ
らビーム・パス・ルート別の各音速値をもとに求めた対
象部位の平均音速値変化図である。ビーム・パス・マー
カ72は、上記(1)〜(4)のルートを示しており、
また、音速(直63.74はこれらル−トのうち、上記
(1)のルートの音速値を1、上記(2)のルートのル
ートの音速値をV2、上記(3)のルートの音速値を3
、上記(4)のルートのルートの音速値を■4として数
値表示している。尚、■はこれら4ルートの平均音速値
である。また、75は分散値、77は各ルートの平均△
モード像を示したものでおる。また、上記平均音速値変
化図75はこの平均音速値の時間変化を示したもので必
る。
また、Aモード像73はルート(1)と(3)のものを
81、B3として、ルート(2)と(4)のものを82
.B4として表示しである。そして、第3図、第4図に
おいてそれぞれリアルタイムAモード像62゜73上に
は、時間ゲートマーカ65,66.67゜68.78.
79.80.81が重畳表示されている。65.66及
び78.79はビーム(Beam)1.3のゲートマー
カであり、67.68および80.81はビーム2,4
のグー トマーカて゛ある。
この時間ゲートマーカは、システム制御手段25Aの制
御の下で表示されたものである。
次に、本実施例装置において受信したエコー波形と相、
似特性化パラメータ計測用時間ゲートとの関係を第5図
を基に説明する。
第5図において83はエコーの時間的波形であり、交差
点よりの像84の他に、交差点以外からの@85(対象
外エコーによるものであり、例えば腹壁層等が考えられ
る)も含まれている。尚、スタートアドレスは零点から
示している。86は組、減時性化パラメータ計測用時間
ゲートであり、通常は、システム制御手段25A内のR
OMより読み出された情報を基に設定される。87はリ
アルタイムAモード像であり(ASA ニスタートアド
レス、ADL:データレングス)、このAモード像がデ
ィスプレイ17に表示され、このAモード像上にゲート
マーカ88.89が重畳表示される。このマーカ88.
89はそれぞれ前記時間ゲート86の立ら下りタイミン
グに合致する。そしてこのマーカ88.89の設定領域
内のエコーデータ、つまり前記時間ゲート86の高レベ
ル時に相当するエコーデータ(DL:データレングスで
示す)がシステム制御手段25Aの制御により選択され
(SA ニスタートアドレス)、これが特性化パラメー
タ計測用エコー時間波形90として波形解析回路24に
取り込まれ、ピーク値検出に供されるのである。この結
果、ゲートマーカ設定領域外に存在する対象外エコーは
音速h↑測のためのピーク値検出に供されることはない
。尚、91はフリーズ時に表示される平均Aモード波形
である。
従ってオペレータは、ディスプレ17上に表示されたリ
アルタイムAモード象87と時間ゲート88.89との
関係より、正確な音速計測が行われるか否かを適確に判
断することができる。被検体の原型層の厚み等により前
記対象外エコーによる像85がゲートマーカ88.89
の設定領域内に入り込む場合が考えられるが、かかる場
合には外部入力手段50を介してゲートマーカ88.8
9を移動させればよい。
尚、クロス・モード測定での超音波送受波において、本
装置はA点に属する振動子群とD点に属する(辰動子群
それぞれの撮動子配列方向における中心位置の移動距離
及び8点に属する振動子群と0点に属する振動子群それ
ぞれの(辰動子配列方向における中心位置の移動距離は
第2図に示されるように同一の距離Δyとする。また、
超音波ビームの偏向角θはいずれの場合もθ°とし、等
しくする。従って、これにより点P++と点P12は、
点Pooを通り、且つ、プローブ1の超音波送受波面に
対して垂直な線を軸として線対称となる位置関係にあり
、また、その間の距離はΔyとなる。
次に計算回路18におけるアルゴリズムについて説明す
る。
計算回路18又は次の演算を実行する。
Δt=((tl−t2)+(t3−t4))/2=((
tl+t3)/2)−((t2+t4)/2)    
・・・(101この(101式の演算実行によって得ら
れるΔtは、点Pc→点Poo→点PI2間の経路を伝
播する超音波の伝播時間推定値となる。
そこで、点Pn→点Poo→点P+2間の経路を伝播す
る超音波の平均の音速CAを次式により求める。
CA−(Δy−co)/(Δt−3inOQ >・・・
(11) この(11)式により算出された平均音速は被検体内組
織の局所(この場合点P111点Poo、点PI2を含
む部位)における音速を表わしている。
このように、P111点Poo、点P123点での超音
波の反射成分より、被検体内組織の局所における音速を
算出することができるものでおるから、超音波の送受波
に使用する振動子をマルチプレクサ13により、適宜に
切換え、超音波の送受における指向方向の交点位置を変
えることにより、偏向角θを変えることなく、被検体内
組織の複数局所における音速を求めることができる。
第6図は撮動子の切換えにより、局所音速を測定するこ
とのできる領域を示す図である。一般に、指向方向を定
める遅延時間は遅延素子により1qるが、この遅延素子
は設定できる遅延時間が限られた範囲である。そのため
、上記交点は特定化されるので、マーカ発生器29から
はこのとり得る交点位置を通るビーム・バスをマーカと
して出力できるようにしておぎ、計測ルートが設定され
た時、この計測ルートでのビーム・パスをマーカとして
選択して出力するようにする。
図中97は局所音速の測定可能領域であり、この領域9
7において符号Poo〜P71を付して示す「・」は超
音波送受指向方向の交点(ビーム交差点)でおる。
この場合、上)ボしたと同様に(Poo、 Pt+ 。
PI3)、(Po 、 PZL 、 Pa)、(P+2
.Pzz。
P73)、(PZL、P31.P32)、(Pz、Pa
2゜P33)、(PZ3.P33.P34) 、・・・
の如く、測定対象とする巽1嘴部に合せ、第1の交点と
この第′1の交点を通り、且つ、プローブ1の超音波送
受波面に対して垂直な線を軸として線対称な位置関係に
ある第2.第3の交点の3つの反射点の組合せについて
選択し、該3つの交点での上述のJ:うなルートを通る
反射波について上記測定を行い、(11)式の演算によ
る平均音速を求めることにより、測定可能領域31内に
おける所望局所の平均音速の分7行を求めることができ
る。
尚、S1碑回路18において算出された所望局所の合速
値は輝度変調あるいはカラー変調した後にディスプレイ
17に音速分イロとして表示することも可能で市る。ま
た、平均Aモード像を兄たい場合にはシステム制御手段
25Aにフリーズ指令を与える。これは図示しないがフ
リーズ指令スイッチ等を設けてこれをオペレータが操作
することで行う。この指令を受けるとシステム制御手段
25△は上記超音波伝播速度情報を1qるだめの測定に
供する超音波ビーム送受経路全部のデータ収集後、iq
られている超音波断層像のフリーズを順次実行するよう
に制御する。そして、各ルートにおける音速測定値を求
め、これをディスプレイ17に表示すると共に平均値を
プロットし、表示する。また、メモリ22の格納データ
より平均へ七−ト像が生成され、また、同一ルートでの
平均値を用いたAモード像が計算回路18にて求められ
、それぞれディスプレイ17に与えられて第4図の如く
、所定位置に所定フォーマットでフリーズ表示される。
この時の表示像はBモードを含め、時間的にほぼ一致し
ているので、これを記録保持すれば、おる時点での総合
的な測定データとじて極めて有用でおる。
フリーズ指令を解体すれば、先に説明した通常モードで
の測定表示に戻り、リアルタイムでのモード像表示と音
速測定データの逐次更新が実施される。
次に、被検体の散乱波形の擬似3次元表示及び標〆)(
散乱波形との比較表示を行う場合について説明する。こ
の表示モードは外部入力手段50により選択することが
できる。第7図は散乱波形の擬似3次元表示の一例を示
すものである。同図において43で示すのが散乱波形の
擬似3次元表示であり、tは時間方向、Zはスキャン方
向をそれぞれ示している。このような擬似3次元表示を
行う場合にはシステム制御手段25Aの制御下において
41で示すように交差ビームを斜め方向にスキ℃・ンす
る。また、交差ビーム−つ毎に超音波プ[1−ブ1に対
して44で示すように並行スキャンし、これにより加算
平均スペックル除去を行っている。
40はBモード像でおり、42は1回の交差ビームのス
Aヤン毎に得られるリアルタイムAモード象でおる。こ
のリアルタイム△モード像上にはゲートマーカ46.=
17.48.49が設定されており、このゲートマーカ
46.47及び/18.49の設定領域内のデータが加
算され、新に擬似3次元表示されることになる。尚、前
記データ加算は処理回路23により実行される。
また、第8図は標準散乱波形との比較表示の一例を示す
ものであり、同図50は標準散乱波形の擬似3次元表示
例、51は被検体(生体)の散乱波形の擬似3次元表示
例である。ここで標準散乱波形は、所定のファン1ヘム
必るいは正常と診断された生体の散乱波形て必り、この
波形データは、メ−しり22に予め記憶されている。こ
の(ff l散乱波形データは本実施例装置により所定
のファントムあるいは正常生体を測定して冑たちのでも
よいし、外部からメモリ22に書き込んだものでもよい
。このように被検体の散乱波形と共に標準散乱波形を同
一画面上に表示することにより、波形の乱れを容易に把
握することが可能となる。
ざらに、第9図は散乱波形の拡がりの教(1G表示の一
例を示すものであり、標11[散乱波形50の近簡には
各標1M散乱波形の拡がりW○(1)〜〜VO(7)が
数値表示され、被検体の散乱波形51の近傍には各散乱
波形の拡がりW O(1)〜W O(7]が数値表示さ
れる。そしてこのW 1 (11〜W 1 (7]の近
1労には被検体の散乱波形の拡がりと標準散乱の拡がり
との比R(1)〜R(7)が数値表示される。この比R
(i)は、被検体の散乱波形の拡がりをWl(i)とし
、標準散乱波形の拡がりをWO(i)としたとき、の演
鋒実行により1qることができる。この演算は計算回路
18により行われる。
このように本実施例装置にあっては、ファントム若しく
は正常被検体の散乱波形を標準散乱波形としてメモリ(
記憶手段)22に記憶しておき、この基準散乱波形と被
検体の散乱波形とに基づく散乱波形情報表示、すなわち
、被検体の散乱波形と標準散乱波形との同一画面上への
同時表示、擬似3次元表示、波形の拡がり比の数値表示
をディスプレイ(表示手段)17により行うものである
から、被検体の散乱波形パターンを正常例とと容易に比
較することができ、散乱波形に基づく診断能向上を図る
ことができる。
また、被検体よりの超音波反射成分の時間的波形と、外
部入力手段50によって時間軸上に移動可能な時間ゲー
トマーカとを表示手段(ディスプレイ)17に表示し、
この時間ゲートマーカ設定#I域内(第5図におけるゲ
ート波形86の高レベル期間に相当する)の超音波反射
成分を、システム制御手段25Aの制御により組織特性
化パラメータ計測用情報として選択し、この選択結果を
基に組織特性化パラメータ情報を1qるようにしたもの
であるから、対象素子エコーを容易にしかも確実に除去
することができ、信値性の高い組織特性化パラメータ情
報を得ることができる。また、前記時間ゲートマーカを
、前記超音波の反則成分の時間波形(リアルタイムAモ
ード像)上に重畳表示することにより、目的部位よりの
エコー波形のみがゲート内に入っているか否かの判別を
容易に行うことができ、外部入力手段50の操作による
ゲートマーカ移動を速やかに行うことができるという利
点もある。
さらに、通常はBモード像のスキャンの合間に1ル一ト
分のクロス・モード音速測定を挟むようにし、Bモード
像と組織特性化パラメータ測定値の更新のみを行って、
他の平均Aモード像等、他の像や情報の生成表示や演算
、更新を行わないようにしたことから、そのために要し
ていた時間を裂かずに済むようになり、従って、Bモー
ド像をリアルタイムで表示することができるとともに、
被検体内組織の複数局所における音速値を逐次測定して
更新表示することができるようになる。また、平均Aモ
ード像を含めである時点での組織特性化パラメータ測定
値やBモード象を見たい時にはフリーズ指令を与えるこ
とで、4ルートのクロス・モード測定後、直らにBモー
ド像のフリーズを実行させ、音速値の計算と平均Aモー
ド像の生成を行うので、同一時相てのBモード像及び平
均Aモート像、音速値を合せて表示することができる。
従って、診断に極めて有用な情報を得ることができる超
音波診断装置となる。特に本装置はリアルタイムでの観
察を行いながら必要に応じ、フリーズを行うことで、被
検体所定部位、例えば、肝全体のマクロ的な変化を反映
する音速情報やその音速情報測定ルートでの平均Aモー
ド像等を含めた総合的な情報を一枚の画像に納めて12
寮することができ、特に肝臓のように、内組織が正常状
態では均質な臓器類の診断には極めて有用である。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記
し、且つ、図面に承り実施例に限定されるものではなく
、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施し得
るものである。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、被検体の散乱波形
を正常例と容易に比較することができ、散乱波形に基づ
く診断能向上を図ることができる超音波診断装置を提供
することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例たる超音波診断装置のブロッ
ク図、第2図は本実施例装置における超音波ビーム送受
経路の説明図、第3図及び第4図は本実施例装置におり
る表示例の説明図、第5図はエコー波形と時間ゲートと
の関係を説明するための波形図、第6図は本実施例装置
のプローブにおける測定点設定可能領域の説明図、第7
図。 第8図、第9図は本実施例装置における散乱波形情報表
示の一例を示す説明図、第10図はクロス・モード音速
計測の原理説明図である。 1・・・超音波プローブ、 17・・・ディスプレイ(表示手段)、22・・・メモ
リ(記憶手段)。 代理人 弁理士 則  近  憲  缶周      
大   胡   典   夫第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の超音波振動子をアレイ状に配列して成る超
    音波プローブを備え、被検体の目的部位に対し、複数の
    超音波送波及び受波経路を以って超音波ビームの送受を
    行うべくそれぞれ異なる超音波ビーム送波用及び受波用
    の一群の超音波振動子を選択し、超音波ビーム交差点か
    らの反射波を取り込み、これを基に上記目的部位の組織
    特性化パラメータを得て診断に供する超音波診断装置に
    おいて、ファントム若しくは正常被検体の散乱波形を標
    準散乱波形として記憶する記憶手段と、この記憶手段内
    の標準散乱波形と被検体の散乱波形とに基づく散乱波形
    情報表示を行う表示手段とを有することを特徴とする超
    音波診断装置。
  2. (2)前記表示手段における散乱波形情報表示は、前記
    標準散乱波形と前記被検体の散乱波形との同一画面上へ
    の同時表示である特許請求の範囲第1項に記載の超音波
    診断装置。
  3. (3)前記表示手段における散乱波形情報表示は、前記
    交差点で交差する超音波ビームをスキャンすることによ
    り得られた散乱波形の、時間とスキャン方向とを軸とし
    た擬似3次元表示である特許請求の範囲第1項に記載の
    超音波診断装置。
  4. (4)前記表示手段における散乱波形情報表示は、前記
    標準散乱波形と前記被検体の散乱波形との拡がり比の数
    値表示である特許請求の範囲第1項に記載の超音波診断
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03287065A (ja) * 1990-04-04 1991-12-17 Tokimec Inc 超音波探傷装置
JP2012093093A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 構造部材検査装置、構造部材検査方法
JP2012101103A (ja) * 2004-08-27 2012-05-31 Verathon Inc 超音波画像内の体腔液を定量化および分類化するためのシステムおよび方法
WO2013153896A1 (ja) * 2012-04-09 2013-10-17 富士フイルム株式会社 超音波診断装置および超音波画像生成方法

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