JPS6331300Y2 - - Google Patents
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- JPS6331300Y2 JPS6331300Y2 JP6589082U JP6589082U JPS6331300Y2 JP S6331300 Y2 JPS6331300 Y2 JP S6331300Y2 JP 6589082 U JP6589082 U JP 6589082U JP 6589082 U JP6589082 U JP 6589082U JP S6331300 Y2 JPS6331300 Y2 JP S6331300Y2
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- Japan
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- layer
- water
- cable
- tape
- metal
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- Expired
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 claims 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はケーブル、特に遮水層を有するプラス
チツク絶縁ケーブルに関する。
チツク絶縁ケーブルに関する。
従来、ケーブルの遮水のための構造としては、
ケーブルのコアを内包するよう金属押出層を設け
たり、金属とプラスチツクの２層ラミネートテー
プにより捲着して形成されてきた。
ケーブルのコアを内包するよう金属押出層を設け
たり、金属とプラスチツクの２層ラミネートテー
プにより捲着して形成されてきた。
金属押出層により遮水層を形成する場合、その
信頼性は高く、技術的にも完成されたものである
反面、価格の高騰を招き、かつ、重量や外径等が
大きくなつてしまうために取扱いが困難となり、
特殊な場合に適用されるのみで、一般的に普及さ
れるのには不十分なものであつた。
信頼性は高く、技術的にも完成されたものである
反面、価格の高騰を招き、かつ、重量や外径等が
大きくなつてしまうために取扱いが困難となり、
特殊な場合に適用されるのみで、一般的に普及さ
れるのには不十分なものであつた。
また、２層ラミネートテープの捲着による場合
にあつても、価格の低減化や取扱いの簡便化を遂
行できるのではあるが、ケーブルコアの回りに捲
着された際に、テープの重なり部分において、金
属層上にプラスチツク層が接面することとなり、
遮水効果を十分に確保できないものであつた。
にあつても、価格の低減化や取扱いの簡便化を遂
行できるのではあるが、ケーブルコアの回りに捲
着された際に、テープの重なり部分において、金
属層上にプラスチツク層が接面することとなり、
遮水効果を十分に確保できないものであつた。
この重なり部分における遮水効果を確保する手
段として、特願昭54−24633号（特開昭55−
117813号）に開示されたケーブルがあるが、テー
プの端縁部分の内面層を相互に対面させて接合
し、該接合部分をケーブル内周方向に折曲げるよ
う形成された遮水層が適用されているため、ケー
ブルの取扱い上、ケーブル周縁の一部位のみの剛
性または可撓性が非常に強くなつてしまい、現場
での作業を繁雑にしてしまうものであつた。
段として、特願昭54−24633号（特開昭55−
117813号）に開示されたケーブルがあるが、テー
プの端縁部分の内面層を相互に対面させて接合
し、該接合部分をケーブル内周方向に折曲げるよ
う形成された遮水層が適用されているため、ケー
ブルの取扱い上、ケーブル周縁の一部位のみの剛
性または可撓性が非常に強くなつてしまい、現場
での作業を繁雑にしてしまうものであつた。
従つて、本考案の目的は、上述の如き従来技術
における欠点を除去し、信頼性、経済性および取
扱い性の優れた遮水層を有するケーブルを提供す
ることにある。
における欠点を除去し、信頼性、経済性および取
扱い性の優れた遮水層を有するケーブルを提供す
ることにある。
本考案の要旨とするところは、遮水層を形成す
るためのラミネートテープの周縁端部を重なり合
わせて接合し、かつ、該重なり合い部分間の遮水
効果を確保できるよう一体化することにあり、以
下、本考案による実施例について図面と共に説明
する。
るためのラミネートテープの周縁端部を重なり合
わせて接合し、かつ、該重なり合い部分間の遮水
効果を確保できるよう一体化することにあり、以
下、本考案による実施例について図面と共に説明
する。
本考案の実施例によるケーブルは、図示の如
く、ケーブルのコア部分１と、コア部分１の外周
に設けられるケーブルのシース部分２と、コア部
分１とシース部分２との間に介在される遮水層３
とから構成される。
く、ケーブルのコア部分１と、コア部分１の外周
に設けられるケーブルのシース部分２と、コア部
分１とシース部分２との間に介在される遮水層３
とから構成される。
遮水層３は、適当な合成樹脂部材からテープ状
に形成されるプラスチツク層４と、プラスチツク
層４の両面にそれぞれ配設される金属層５ａおよ
び５ｂとから構成される三層ラミネートテープ６
の形体により形成される。プラスチツク層４の両
面にそれぞれ配設される金属層５ａおよび５ｂ
は、後述から明らかとなる理由により、例えば、
鉛、錫或いは、鉛と錫の合金（半田）等のような
コア部分１に対して焼損を与えないで済む程度の
簡単な加熱処理により相互に接着または一体化で
きる同種または異種の金属部材がそれぞれ適用さ
れる。かくの如く構成される三層ラミネート形体
のテープ６は、コア部分１を内包して周回するよ
う配設され、かつテープ６の周縁両端部６ａおよ
び６ｂは相互に対向面側で接面するよう、すなわ
ち、金属層５ａと５ｂとが接面するよう、重ね合
わされ、加熱処理により両金属層５ａおよび５ｂ
が一体化されて、遮水層３が形成される。
に形成されるプラスチツク層４と、プラスチツク
層４の両面にそれぞれ配設される金属層５ａおよ
び５ｂとから構成される三層ラミネートテープ６
の形体により形成される。プラスチツク層４の両
面にそれぞれ配設される金属層５ａおよび５ｂ
は、後述から明らかとなる理由により、例えば、
鉛、錫或いは、鉛と錫の合金（半田）等のような
コア部分１に対して焼損を与えないで済む程度の
簡単な加熱処理により相互に接着または一体化で
きる同種または異種の金属部材がそれぞれ適用さ
れる。かくの如く構成される三層ラミネート形体
のテープ６は、コア部分１を内包して周回するよ
う配設され、かつテープ６の周縁両端部６ａおよ
び６ｂは相互に対向面側で接面するよう、すなわ
ち、金属層５ａと５ｂとが接面するよう、重ね合
わされ、加熱処理により両金属層５ａおよび５ｂ
が一体化されて、遮水層３が形成される。
かくして、本考案のケーブルにおける遮水層
は、テープ周縁両端部間が金属層相互間の一体化
により完全に閉鎖されるために、コア部分への浸
水を完全に遮断できるのは勿論のこと、重なり部
分における剛性や可撓性等の機械的特性がその他
の部分と実質的に同等に画定できることとなり、
作業性を損う恐れや局部的な機械的特性変化に起
因するようなケーブルの破損等を有効に防止でき
るものである。
は、テープ周縁両端部間が金属層相互間の一体化
により完全に閉鎖されるために、コア部分への浸
水を完全に遮断できるのは勿論のこと、重なり部
分における剛性や可撓性等の機械的特性がその他
の部分と実質的に同等に画定できることとなり、
作業性を損う恐れや局部的な機械的特性変化に起
因するようなケーブルの破損等を有効に防止でき
るものである。
ここにおいて、金属層に適用される金属部材
は、前述の如く、簡単な加熱処理により相互に接
合して重なり部分間を閉鎖しえる部材であれば良
いが、好ましくは、加熱処理後における重なり部
分の接合金属部材とその他の部分の非処理金属部
材とが同一組成となるよう選定することにより、
ケーブルとしての上述のような機械的特性をより
一層確実に保持できることに注目されたい。ま
た、両層間の接合をより完全にするために溶剤等
の添加物を混入または塗布して用いることについ
ては容易に理解されよう。
は、前述の如く、簡単な加熱処理により相互に接
合して重なり部分間を閉鎖しえる部材であれば良
いが、好ましくは、加熱処理後における重なり部
分の接合金属部材とその他の部分の非処理金属部
材とが同一組成となるよう選定することにより、
ケーブルとしての上述のような機械的特性をより
一層確実に保持できることに注目されたい。ま
た、両層間の接合をより完全にするために溶剤等
の添加物を混入または塗布して用いることについ
ては容易に理解されよう。
以上述べた如く、本考案によれば、信頼性およ
び経済性の優れた遮水層を有するケーブルを形成
でき、かつ、そのケーブルとしての機械的特性を
損う恐れはなく、簡便に取扱うことができる等、
実用性の高いものである。
び経済性の優れた遮水層を有するケーブルを形成
でき、かつ、そのケーブルとしての機械的特性を
損う恐れはなく、簡便に取扱うことができる等、
実用性の高いものである。
図は本考案の実施例による遮水層付きケーブル
の構成を示す断面図。 １……コア部分、２……シース部分、３……遮
水層、４……プラスチツク層、５ａ，５ｂ……金
属層、６……三層ラミネートテープ。
の構成を示す断面図。 １……コア部分、２……シース部分、３……遮
水層、４……プラスチツク層、５ａ，５ｂ……金
属層、６……三層ラミネートテープ。
Claims (1)
- ケーブルのコアの部分とシース部分との間に介
在しかつ前記コア部分を内包するよう巻回される
遮水層が、プラスチツク層の両面に加熱により相
互に接着または一体化できる同種または異種の金
属部材で成る金属層をそれぞれ積層された三層ラ
ミネートテープより成り、かつその両端部におい
て金属層相互が加熱により接着または一体化され
て成ることを特徴とする遮水層付ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6589082U JPS58168012U (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | 遮水層付きケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6589082U JPS58168012U (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | 遮水層付きケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58168012U JPS58168012U (ja) | 1983-11-09 |
| JPS6331300Y2 true JPS6331300Y2 (ja) | 1988-08-22 |
Family
ID=30075813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6589082U Granted JPS58168012U (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | 遮水層付きケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58168012U (ja) |
-
1982
- 1982-05-06 JP JP6589082U patent/JPS58168012U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58168012U (ja) | 1983-11-09 |
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