JPS63306540A

JPS63306540A - 光学的記録再生装置

Info

Publication number: JPS63306540A
Application number: JP14224187A
Authority: JP
Inventors: Akira Wada; 明和田
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-06-09
Filing date: 1987-06-09
Publication date: 1988-12-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、例えば光学的に記録または再生できる光デ
ィスク等に情報を記録または再生する装置に係り、特に
その制御信号中に含まれるオフセットの調整回路を改良
した装置に関する。

〔従来の技術〕

光学的に記録再生可能なディスクに例えば１μｍ×１μ
ｍ以下の微少ビットを記録したり、あるいはディスク上
に既に記録された前記ビットを再生するには、常にディ
スク上に光源の焦点を合わせるためのフォーカスサーボ
、あるいは記録されたビット列の上に常に光ビームを照
射するためのトラッキングサーボが不可欠である。

第３図は、例えば第１１回光学シンポジウム（応物学会
’８６．７３の扁１０で発表されたフォーカスサーボ、
トラッキングサーボ機構を備えた従来の光学的記録再生
装置の一例を示した図である。

第３図において、（１）は半導体レーザ等の光源、（２
）は光ビームを分離するための光学素子として用いた偏
光ビームスプリッタ、（３）はこの偏光ビームスプリッ
タ（２）から出た光ビームを平行光にするコリメータレ
ンズ、（４）は光ビームを分離するための１／４波長板
、（５）は記録媒体、（６）は光ビームをこの記録媒体
（５）上に照射するための対物レンズでフォーカスサー
ボ、トラッキングサーボな行なうためのレンズ駆動機構
を具備している。（図示省略］（７）は上記記録媒体（
５）からの反射光をフォーカスサーボ用に集光するウェ
ッジプリズム、（８）はこのウェッジプリズム（７）か
らの光ビームの集光光路長を調整するための凹レンズ、
（９）は光ビームを２分割するためのハーフプリズム％
（１０）　ｓ　（１りはフォーカスエラー信号、トラッ
キングエラー信号をそれぞれ検出する光検知器である。

記録媒体（１）の面プレまたは偏心によるフォーカス検
知器（１０）、トラッキング検知器（１１）上の光ビー
ムの状態変化は第４図のようになる。

トラッキングを例にとって説明する。（１１）は２分割
されたフォトダイオードで構成される光検知器、（１２
）は光ビームスポット、を示す。（ａ）はトラック中心
より図の左にずれた状態、（ｂ）はオントラックの状態
、（０）はトラック中心より図の右にずれた状態を示し
ている。このように光ビームがトラック中心からずれる
と、それに応じて光検知器上の光分布が変化する。よっ
て２つのフォトダイオードの差動信号を取り出すことに
よってトラッキングエラー信号が得られる。フォーカス
についても同様の原理でフォーカスエラー信号が得られ
る。

しかし、第６図で示したような光学部品には、少なから
ず不必要な反射があり、これが記録媒体（５）からの反
射光とは別に光検知器（１０）　＃　（１１）に入射し
てくる。この光を迷光と呼びこれによる光検知器出力の
かたよりな迷光によるオフセットと呼んでいる。また迷
光は光源の増減に応じて増減する。これが正常なエラー
信号に重畳されることにより、正常な基単点、ジャスト
フォーカス、オントラック位置からずれた状態でサーボ
がかけられることになる。

第５図に実開昭５９−１４５７２６号公報に示された従
来のトラッキングエラー検出手段におけるオフセット調
整回路の一例を示す。（１りは光検知器で２分割された
フォトダイオード、（１５）　、　（１４）は光検知器
（１１）の光電流を電圧に変換する電流電圧変換回路、
（１５）はオフセット調整用のボリューム、（１９）は
電流電圧変換回路（１３７ｅ　（１４）の出力より差動
信号を得るための差動アンプであり、抵抗Ｒ１＃”ｌ　
１１Ｍ　ｅＲａおよびＯＦ　７　ンプ（ＯＦ　１３　Ｉ
：より構成される。また（１７）はボリューム（１５）
からの電圧を差動アンプ（１９）に供給するための抵抗
である。

次に動作について説明する。光検知器（１りに反射光が
入射すると光検知器（１１）で光電流が発生し、これを
電流電圧変換回路（１す、　（１４）で電圧に変換し、
差動アンプ（１９）　（：入力することによりトラッキ
ングエラー信号を得る。

これに迷光が入った場合は光検知器（１１）で余分な光
電流が発生し、結果として本来のトラッキングエラー信
号に、ある値が重畳された信号となる。

いわゆるオフセットが発生する。このオフセットは次の
ように打消される。

オフセット調整ボリューム（１５）で設定された電圧は
抵抗（１７）を通して差動アンプ（１９）に加えられる
のでボリューム（１５）を調整することによりオフセッ
トの除去を行なうことになる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の光学的記録再生装置におけるオフセット調整回路
は以上のように構成されているので、光源のある光量に
対してはその時の迷光によるオフセットは除去できるが
、記録再生を行なう光学的記録再生装置においては光源
光量を可変する必要があり、迷光もそれに応じて変化す
るため迷光によるオフセットは、ある光源光量でしか除
去できないという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、迷光によるオフセットを光源光量を変えても
除去できるオフセット調整回路を有する光学的記録再生
装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る光学的記録再生装置は、迷光に応じた信
号を出力する迷光検出手段を設け、この迷光検出手段の
出力信号をオフセット調整手段に用いるように構成した
ものである。

〔作　用〕

この発明における光学的記録再生装置は、迷光検出手段
の出力信号をオフセット調整手段に用いることにより、
例えば光源の光量が増加すると、迷光量も増加するが、
迷光量が増加してもオフセット調整もそれに応じて行な
われ、迷光によるオフセットを除去する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。なお
、上記の従来技術と同−又は相当部分については同一符
号を付してその説明を省略する。

第１図において（１）は半導体レーザ等の光源、（２０
）はこの光源（１）の光量を検出するフォトダイオード
、（２１）はこのフォトダイオード（２０）の光電流を
電圧に変換する電流電圧変換回路、（２２）は上記光源
（１）の光量を設定するための基準電圧入力端子％　　
（２５）は上記電流電圧変換回路（２りと基準電圧入力
端子（２２）のレベルを比較し、上記光源（１）に電流
を流すための駆動回路である。これらは、第１図破線で
囲んだように接続され、光源の光量制御系を構成してい
る。また、上記フォトダイオード（２０）　％電流電圧
変換回路（２１）により迷光検出手段（２４）を構成し
ている。（１５）、（１６）はボリュームで、固定端子
の一万は接地、他方は電流電圧変換回Ｉｓ　（２１）の
出力に接続される。（１７）　、　（１８）は上記ボリ
ューム（１５）　、　（１６）で設定された電圧を電流
電圧変換回路（１り、　（１４月＝供給するための抵抗
である。上記ボリューム（１５）　、　（１６Ｊ、抵抗
（１υ、（１８月二人りオフセラ）　１Ｍ整手段を構成
している。

次に動作について説明する。光源自）が発光すると、フ
ォトダイオード（２０）ではその光量に応じた光を流即
ち、迷光に応じた出力信号を発生する、電流電圧変換回
路（２旬ではその光電流を電圧として取り出し、ボリュ
ーム（１５）　、　（１６）に供給する。

電流電圧変換回路（２１）出力に接続されたボリューム
（１５）　ｓ　（１６Ｊの固定端子の電圧は光源光景に
応じて増減しオフセット調整量を可変する。、ここで光
源（１）の光景変化にともなう２分割された光検知器（
１１月二人射する迷光量の変化を示すと第２図のように
なる。光検知器の一万を（１１！Ｌ）、他方を（１１ｂ
）とする。迷光は光学部品による不必要な反射等により
発生するものであり、光源光量に依存し、光量の増大と
共に増える傾向にある。

また２つの直線の傾きが異なるのは、２分割された光検
知器（１１）に入射する迷光量がおのおの異なるためで
ある。

２分割された光検知器（１１）の出力に現れる迷光によ
る光電流は、電流電圧変換回路（１ａ）ｌ　（１４）に
入力されるが、同時にボリューム（１５）　、　（１６
）に接続された抵抗（１７）　＃　（１８）によりオフ
セット調整電圧も入力され、迷光による光電流分が差し
引かれる。光源光量が変化し、迷光量が変化してもオフ
セット調整電圧も同時に変化するため常に適正なオフセ
ット除去を行なうことができる。なお、ボリューム（１
５）　ｅ　（１６）の設定は第２図で示す迷光量の傾き
に対する補正量を加減するために行なわれ初期の設定を
行なえば、あとは動かす必要がない。

なお、１記実施例では迷光検出手段（２４）として光源
光景制御系のフォトダイオード（２ｏ）と電流電圧変換
回路（２１）を用いたが、第１図のように光源光景制御
系を備えた装置においては、光源の光量を設定するため
の基準電圧入力端子（２２）の電圧を用いて構成しても
よい。この場合における光量制御系の動作について説明
すると、上記光源（１）が発光すると、上記フォトダイ
オード（２０）ではその光量に応じた光電流を発生する
。上記電流電圧変換回路（２１）では、その光電流を電
圧として取り出し、上記駆動回路（２すのプラス入力に
帰還する。この駆動回路（２３）では、基準電圧入力端
子（２２）の電圧と電流電圧変換回路（２１］の出力電
圧とを比較しその出力信号で上記光源（１）を駆動し、
光量制御系のフィードバック制御を行なう。すなわち、
光源光量は基準電圧入力端子（２２）に設定される電圧
によって制御される。よって上記基準電圧入力端子（２
２）の電圧をオフセット調整電圧として用いることによ
り、光源光量即ち迷光に応じてオフセット調整が行なわ
れる。

なお、丘記フォトダイオード（２０丹ま、他の光電変換
素子Ｃ：代えても差し支えないことは勿論である。その
他、種々の変形や変更が可能であることは言うまでもな
い。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば迷光に応じた信号を出
力する迷光検出手段を設け、この迷光検出手段の出力信
号をオフセット調整手段に用いるように構成したので光
源光量変化により迷光量が変化しても常に適正なオフセ
ット除去ができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による光学的記録再生装置
の要部であるオフセット調整回路を示す図、第２図は光
源光量と迷光量との関係を示す特性因、第ＳＦＩ！Ｊ、
第４図はトラッキングサーボ、フォーカスサーボのエラ
ー検出の説明図、第５因は従来装置のオフセット調整回
路を示す図である。（１）は光源、（１０）　ｅ　（１１）は光検知器、（
２４）は迷光検出手段ｓ　　（２５）はオフセット調整
手段である。なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。第　１１１１第２図一１ｔ、赤丸ｌ→ 第３図証４図第５ＷＪ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）光源から発する光を記録媒体上に照射する手段と
、上記記録媒体からの反射光を受光し反射光に含まれる
情報に応じた信号を出力する光検知器と、この光検知器
の出力信号に含まれる迷光によるオフセットを調整する
手段とを備えた光学的記録再生装置において、迷光に応
じた信号を出力する迷光検出手段を設け、この迷光検出
手段の出力信号を上記オフセット調整手段に用いるよう
に構成したことを特徴とする光学的記録再生装置。
（２）迷光検出手段として、光源の光量を検出する手段
を用いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
光学的記録再生装置。