JPS60239938A - 光情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は光記録媒体に対する情報信号の記録再生を行う
光情報記録再生装置に関する。

（従来技術） 光情報記録再生装置としてはプレグルーブと呼ばれる記
録トラックがスパイラル状又は同心円状に形成されてい
る光ディスクに対して情報信号の記録、再生を行う光デ
イスク装置が知られている。

この光デイスク装置においては光デイスク上の記録トラ
ックに光を照射してその反射光を光検出器で受光し、こ
の光検出器の出力からトラック信号および情報信号を検
出し、トラッキング制御を上記トラック信号によってか
けながら記録トラックに対する情報信号の記録又は再生
を行う。

上記トラック信号を検出するトラック信号検出回路は一
般に第１図に示すように１対のフォトダイオードよりな
る光検出器１．２の出力信号を前置電流増幅器３．４で
増幅して差動増幅器５で比較しその差分をトラック信号
として出力している。

前置電流増幅器３，４及び差動増幅器５は直流演算増幅
器６〜８及び抵抗９〜１４で構成される。ここに光検出
器１，２は光軸に対して光ディスクの径方向に対称に配
置されており、このトランク信号検出回路は光デイスク
上の記録トラックと各記録トランク間部分との光学的距
離の差による反射光の位相差によって生ずる上記反射光
のファーフィールド像の記録トラック中心に対する対称
性を検出することによって記録トラックの検出を行うこ
とになり、つｔｂ光ディスク上の光スポットに対して記
録トラックがずれることによシ上記ファーフィールド像
の光強度分布が変化し、この変化がトラック信号検出回
路で検出されることになる。

上記光検出器１．２等の光学装置はトランク信号検出回
路からのトラック信号によりトラッキング制御され、つ
まりトラック信号により光ディスクの径方向に駆動され
て記録トラックに合わせられる。

しかし上記光デイスク装置では直流演算増幅器６〜８の
出力にオフセット電圧が生じ、またこのオフセット電圧
が温度によって変化する（温度ドリフトをもつ）という
欠点があシ、このためトラック信号は常に直流的な誤差
を含むことになってトラッキング制御の精度が低下する
。壕だトラック信号の誤差は光検出器１，２の感度の・
くラツキや暗電流のドラフトによっても起る。第２図■
はオフセット電圧がない場合におけるトラック信号と光
デイスク１５上の記録トラック１６との関係を示す。こ
の場合は光スポットの中心に記録トランク１６の中心が
一致すればトラック信号がＯｖと々る。第２図■はオフ
セット電圧がある場合におけるトラック信号と記録トラ
ックとの関係を示す。

この場合トラック信号はオフセット電圧を含むからゼロ
点２がＯＶにならず、トラッキング制御はトラック信号
がＯＶになるように行なわれて光スポットの中心が記録
トラック１６の中心と一致しなくなシ、トラッキングエ
ラーが生ずる。オフセット電圧は温度ドリフト以外を回
路上であらかじめ取り除くことが可能であるが、温度ド
リフトは補償が困難である。このため直流演算増幅器６
〜８は高精度で低ドリフトのものが必要であり、高価に
なる。トラック信号に現われるオフセット電圧は光３− 検出器１．２や直流演算増幅器６〜８の性能と増幅器３
〜５の利得によって決まるものであるから情報信号の再
生時に光ティスフからの反射光量を増やせば第２図■の
ようにトラック信号のレベルが大きくなり、トラッキン
グエラ〜が少なくなる。

しかし光ディスクの反射光量を増やすために光ディスク
に照射する光を強くすると、光ディスクの記録材料が劣
化してしまう。

（目　的） 本発明は強い光でトラック信号を検出できてトラック信
号検出回路の温度ドリフトに対するマージンの大きなト
ランク信号が得られることにより安価な回路で高精度に
トラッキング制御を行うことができる光情報記録再生装
置を提供することを目的とする。

（構　成） 以下図面を参照しながら本発明を実施例に基づき説明す
る。

第３図は本発明の一実施例における光学装置を示す。こ
の実施例は従来の光デイスク装置におい＝４− て、光ディスクの透過光でトラック信号を検出するよう
にしたものである。

この実施例で光記録媒体として使用する光ディスク１７
の有機系記録材料は第４図に示すような特性を有し、記
録再生用光源１８は光ディスク１７の記録材料が高い反
射率と高い吸収率をもつ波長域Ａの光、例えば７８０ｎ
ｍの光を射出する。またトラック信号検出用光源１９は
波長域Ａ以外で光ディスク１７の記録材料が低い反射率
と低い吸収率をもつ（高い透過率をもつ）波長域Ｂの光
を射出する。

光源１８．１９からの光はコリメートレンズ２０．２１
で各々平行光とされてノ・−フミラー２２により合成さ
れ、４分の１波長板２３．ビームスプリッタ２４゜対物
レンズ２５を介して光デイスク１７上の記録トラックに
約１．６μｍの微小な径のスポットとして照射される。

光ディスク１７からの反射光は対物レンズ２５．ビーム
スプリッタ２４を透過して集光レンズ２６で集光され、
一部が光検出器２７で受光されて残りが焦点検出用光検
出器２８で受光される。光検出器２７は光ディスク１７
の記録トラックに記録されている情報信月を検出するも
のであシ、焦点検出用光検出器２８は光ティスフ１７か
らの反射光の焦光点に光軸に対称に配置された一対のフ
ォトダイオードよりなる。この１対のフォトダイオード
の出力信号が従来と同様に焦点検出回路で差がとられる
ことにより焦点が検出されてその検出信号によってモー
タで対物レンズ２５が合焦位置に駆動される。また光テ
ィスフ１７からの透過光はトランク信号検出用光検出器
１．２で受光され、この光検出器１，２は光軸に対して
光ティスフの径方向に対称に配置されている。光検出器
１，２はトラック信号検出回路を構成し、このトランク
信号検出回路は光検出器１，２の出力信号の差をとって
トラック信号を生じ、即ち光デイスク１７上の記録トラ
ックを通過する透過光と記録トラック間部分を通過する
透過光との光路長の差による位相差で生ずる透過光のフ
ァーフィールド像の記録トラック中心に対する対称性を
検出することによって記録トラックのずれを検出する。

トラッキング制御部は従来と同様に上記トラック信号に
よりモータを駆動して光学装置を光ディスク１７の径方
向に移動させることによりトラッキング制御を行ない、
また光ディスク１７は別のモータで回転駆動される。

情報信号の再生時において光ディスク１７からの反射光
は光ディスク１７の記録材料劣化の点から強くできない
が、元ディスク１７の透過光は上記反射光より強くしで
ある。したがってトラック信号検出回路は温度ドリフト
に対するマージンの大きなトラック信号が得られ、高精
度で低ドリフトの高価な直流演算増幅器を用いなくても
トラック制御を高精度で行うことが可能になる。

情報信号の記録は従来と同様な手段で光源１８の光量を
記録すべき情報に応じて変化させて記録トラックにピッ
トを形成するが、この時トラッキング制御は上述と同様
に行なわれる。

（効　果） 以上のように本発明によれば光記録媒体の透過光でトラ
ック信号を検出するようにしたので、トラック信号の検
出を強い光で行うことができて温度ドリフトに対するマ
ージンの大きなトラック信７− 号が得られ、安価な回路で高精度のトラッキング制御を
行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はトラック信号検出回路の一例を示すブロック図
、第２図は従来装置のトラック信号と記録トラックとの
関係を説明するだめの図、第３図は本発明の一実施例の
光学装置を示す正面図、第３図は同実施例で使用する光
ディスクの記録材料の特性図である。 １．２・・・トラック信号検出用光検出器、１７・・・
光ディスク、１９・・トラック信号検出用光源。 ８− −一一一−イ騙ヰ □ダ鱒 手続補正書（方式） ■　事件の表示 昭和５９年特許願第９６２１．４号 ２発明の名称 光情報記録再生装置 ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 名　称　（６７４）株式会社リコー ４　代　理　人 住　所　東京都世田谷区経堂４丁目５番４号６補正の対
象 明細書の図面の簡単な説明の欄 ７　補正の内容 明細書第９頁第８行初頭の「３」を「４」に訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光記録媒体に微小な光スポットを集光させて上記光記録
   媒体からの光を光検出器で受光し、この光検出器の出力
   からトラック信号および情報信号を検出し、トラッキン
   グ制御を上記トラック信号によってかけながら上記光記
   録媒体に対して情報信号の記録、再生を行う光情報記録
   再生装置において、上記光記録媒体が高い反射率と高い
   吸収率をもつ特定の波長域の光と上記波長域以外の光と
   をあわせて上記光記録媒体に照射する手段と、上記光記
   録媒体からの上記波長域の反射光から情報信号を検出す
   る手段と、上記光記録媒体からの上記波長域以外の透過
   光からトラック信号を検出する手段とを備えたことを特
   徴とする光情報記録再生装置。