JPS63302113A

JPS63302113A - 内燃機関のバルブ操作レバー

Info

Publication number: JPS63302113A
Application number: JP63113699A
Authority: JP
Inventors: ウエルナー　コトツアプ; ホルスト　ツイールケ
Original assignee: Daimler Benz AG
Current assignee: Daimler Benz AG
Priority date: 1987-05-12
Filing date: 1988-05-12
Publication date: 1988-12-09
Anticipated expiration: 2009-03-23
Also published as: DE3715758A1; IT8847945A0; DE3715758C2; FR2615244B1; JPH0621525B2; US4840150A; FR2615244A1; IT1219583B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、請求項１の大概念による、長方形切り込み溝
内に配置されたスライディング・ブロックを持つ、内燃
機関のバルブ操作レバーに関する。

〈従来の技術〉バルブ操作レバーの場合には、すべり面が特殊なスライ
ディング・ブロックによって形成されており、レバー本
体および接触面にはそれぞれ適した素材を使用できると
いう利点がある。そのため、レバー本体には強度の高い
固い素材、たとえば鋼鉄、アルミニウム合金、マグネシ
ウム合金を選ぶことができ、スライディング・ブロック
は耐摩耗性の高い素材、たとえば酸化物製セラミック、
窒化物製セラミック、内性合金、焼結超硬合金で製造す
ることができる。

スライディング・ブロックをレバー本体に固定すること
は、通常、注入法、またははんだ付け、もしくは接着法
によって行なわれる（ドイツ公告公報第１７７６０８４
号）。

レバー本体の長方形切り込み溝内に接着されたスライデ
ィング・ブロックを２つ以上の枠縁によって形にぴった
り合わせてレバー本体に固定する方法については、ドイ
ツ特許公報第３３４２２７５号に示しである。しかし、
充分な固定を確保するために枠縁をレバー本体と溶接し
なければならないので、前述の固定方法はわりあいに費
用のかかるものである。

〈発明が解決しようとする課題〉本発明の目的は、接着や溶接を行うことなく、簡単に安
価で製造出来る、スライディング・ブロックを持ったバ
ルブ操作レバーを発明することにある。

く課題を解決するための手段〉上記の目的は、請求項１に記載のバルブ操作レバーによ
って達せられる。

スライディング・ブロックは、耐摩耗性の高い素材、た
とえば酸化物製セラミックまたは窒化物製セラミックか
ら製造されており、レバー本体の長方形切り込み溝内に
配置されている。スライディング・ブロックは、回転方
向に対して前側および後側の端の部分にある２つ以上の
枠縁によって、形！こぴったり合わせてこ、の切り込み
溝内に固定されている。枠縁は、１５０℃以上の温度に
対する耐久性を持つ強化プラスチックから製造されてい
る。枠縁を固定するために、レバー本体の長方形切り込
み溝の部分にはアンダーカットがある。枠縁は、レバー
本体のこのアンダーカットと、スライディング・ブロッ
クの、カム軸の回転方向に対して前側および後側の端と
を、形に゛ぴったり合わせて包囲している。

枠縁は、繊維強化プラスチックによって製造されている
。１５０℃の場合に必要な熱安定性と、自動車燃料に対
する相応の抵抗力とを持つプラスチックとは、たとえば
、ポリイミド、ポリオキシメチレン、ポリフェニレンス
ルフィド、ポリスルホンなどの熱可塑性樹脂である。熱
可塑性樹脂の他に、たとえばフェノール樹脂、エポキシ
樹脂などの網状結合性合成樹脂を使用することもできる
。それ以外に、エラストマーや、熱硬化性樹脂゛とエラ
ストマーとの混合物も適している。プラスチックは、充
分な耐久性を確保するために、繊維によって強化される
。繊維としそまず取り上げられるのは、ガラス繊維、炭
素繊維、ホイスカーのような無機繊維である。このよう
な繊維は、目的に応じて、短繊維として樹脂中に含まれ
ている。

噴入鋳造法によって、填め込み式スライディング・ブロ
ックを持つレバー本体に枠縁を噴入することは、安価な
製造、および大量の生産を行っていくのに特に有利であ
る。

プラスチック製枠縁をレバー本体に確実に固定するため
に、レバー本体にはアンダーカットがあり、枠縁がこの
アンダーカットをその形にぴったり合わせて取り囲んで
いる。この場合、レバー本体のｉ方形切り込み溝は、レ
バー本体から突出している縁とともに鉢状に形成されて
いて、縁の外壁にはアンダーカットがあるが、また、レ
バー本・体の長方形切り込み溝の内側にアンダーカット
を配することも可能である。後者の場合、枠縁はレバー
本体の内縁とスライディング・ブロックとの間に位置す
ることとなる。この場合、枠縁は、さらにレバー本体の
長方形切り込み溝の内縁にも固定される。アンダーカッ
トが長方形切り込み溝の縁の外壁に配置される場合、枠
縁が閉鎖状の枠として、またはカゴ形のものとして形成
されているならば、それも得策である。枠縁の固着具合
いをさらに良くするために、レバー本体並びにスライデ
ィング・ブロックに付加的な固着用穿孔をあけることが
できる。

〈実施例〉図を用いながら、バルブ操作レバーについてさらに詳し
く説明する。

第１図は、バルブ操作レバーの縦断面図を示している。

スライディング・ブロック（３）は、レバー本体（１）
の長方形切り込み溝（２）内に配置されている。長方形
切り込み溝（２）は、鉢状に形成されており、相互に向
かい合ったその両側にはアンダーカット（５）または（
５°）がある、プラスチック製枠ａ（４）および（４°
）は、このアンダーカット（ｓ）　ｊ３よび（５°）を
取り囲んでおり、スライディング・ブロック（３）を長
方形切り込み溝（２）内に固定している。第２図が示し
ているように、両方の枠、！ｔ（４）および（４°）は
、枠形のプラスチック製部品（６）および（６°）によ
って互いに接続されている。枠形部（６）および（６゛
）は、また同時に、スライデング・ブロック（３）の側
面を固定するのに役立っており、その結果として、スラ
イディング・ブロック（３）が長方形切り込み溝（２）
から横方向にすべり出るのを回避することができる０強
度を高めるために、枠形部（６）および（６°）がレバ
ー本体（１）の横側を囲んでいる。第３図は、第１図お
よび第２図のバルブ操作レバーを下から見たものである
。この図には、レバー本体（１）、レバー本体（１）の
まわりを囲んでいる枠形部（６）および（６°）、プラ
スチック製枠縁（４）および（４°）が示しである。

第４図及び第５図は、スライディング・ブロックをレバ
ー本体（１１）に固定する場合の別の可能性を示してい
る。これらの図の場合においても、スライディング・ブ
ロック（１３）は長方形切り込み溝（１２）内に配置さ
れている。この長方形切り込み溝（１２）には凹部（１
８）および（１８°）があり、この凹部（１８）および
１１８’）の内側にはアンダーカット（１５）および（
１５’）　　（第４図では点線で示しである）がある、
アンダーカット（１５）および（１５°）と結合してい
るプラスチック製枠縁（１４）および＋１４”）によっ
て、スライディング・ブロックは長方形切り込み溝内に
固定される。長方形切り込み溝内のスライディング・ブ
ロックが横方向にずれるのを防止するために、スライデ
ィング・ブロックにはくり抜き部（１７）および（１７
°）があり、このくり抜き部（１７）および（１７°）
はスライディング・ブロックをさらに追加的に固定する
のに役立っている。プラスチック製枠！！　（１４）お
よび（１４′）は、原則として、当然のことながらレバ
ー本体の幅いっばいにのばすこともできる。

プラスチック製枠縁またはプラスチック製枠は、通常、
適切な装置によって、スライディング・ブロックを持っ
たレバー本体に噴入される。また、繊維強化された。硬
化作用のある合成樹脂で枠を製造することも可能である
。後者の方法は。

手によっても実施することができ、特に比較的小規模な
生産および個別製造に適している。その場合には、レバ
ー本体または長方形切り込み溝への特別な接着作用を発
揮しない合成樹脂を使用することも可能である。なぜな
らば、スライディング・ブロックとレバー本体とが形に
ぴったり合わせて結合されており、力伝導が粘着力によ
る通常の接着結合の場合とは違って、使用した合成樹脂
の剪断強さに基づいているからである。

【図面の簡単な説明】

第１図はバルブ操作レバーの縦断面図である。第２図は第１図によるバルブ操作レバーの線Ｂ−ａから
見た断面図である。第３図は第１図によるバルブ操作レバーを下から見た図
である。第４図は「内側に位置した」枠縁を持つノ旬しブ操作レ
バーの一部を示す図である。第５図は第４図のレバーの一部側面図である。１．１１・・・・・・レバー本体、２．１２・・・・・・長方形切り込み溝、３．１３・・
・・・・スライディング・ブロック、４．４°、　１４
．１４°・・・・・・プラスチック製枠縁。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）長方形切り込み溝内に配置されたスライディング
・ブロックを持つバルブ操作レバーであつて、スライデ
ィング・ブロックは、カム軸の回転方向に対して前側お
よび後側の端の部分にある２つ以上の枠縁によつて形に
ぴつたり合わせてレバー本体に固定されており、レバー
本体（１）には長方形切り込み溝（２）の部分にアンダ
ーカット（５）および（５′）があること、枠縁（４）
および（４′）が、１５０℃以上の温度に対する耐久性
を持つ強化プラスチックから成つていて、レバー本体（
１）のアンダーカット（５）および（５′）と、スライ
ディング・ブロック（３）の、回転方向に対して前側お
よび後側の端とを形にぴつたり合わせて包囲しているこ
とを特徴とするバルブ操作レバー。
（２）長方形切り込み溝（２）がレバー本体（１）から
突出した縁とともに鉢状に形成されており、縁の外壁に
アンダーカット（５）および（５′）があることを特徴
とする請求項１記載のバルブ操作レバー。
（３）レバー本体（１）の長方形切り込み溝（２）の内
側にはアンダーカット（５）および（５′）があること
を特徴とする請求項２記載のバルブ操作レバー。
（４）枠縁（４）および（４′）が閉鎖状の枠として形
成されていることを特徴とする請求項１または２に記載
のバルブ操作レバー。