JPS63296846A

JPS63296846A - 試薬ボトルテ−ブルの開閉装置

Info

Publication number: JPS63296846A
Application number: JP13321987A
Authority: JP
Inventors: Takejiro Yokosuka; 横須賀　武次郎; Kazutomi Yokota; 横田　和富
Original assignee: Japan Tectron Instruments Corp
Current assignee: Japan Tectron Instruments Corp
Priority date: 1987-05-28
Filing date: 1987-05-28
Publication date: 1988-12-02
Anticipated expiration: 2010-03-08
Also published as: JPH0720554B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は試薬小トルテーブルの開閉装置に係り、とくに
、ケースのカバーの開閉を容易に行うことができる試薬
ボ１〜ルテーブルの開閉装置に関する。

［従来の技術］生化学分析、免疫学的分析、血中薬物検査分析。

さらには電解質分析などを行う多目的、多項目測定が可
能な自動分析装置においては、測定項目に対応する試薬
ボトルを試薬吸引位置まで移送するため、ケース内に収
容され、固定軸の両端部の軸受を介して正逆回転制御を
している試薬ボ１〜ルテーブルが用いられている。

試薬ボトル内の試薬は、所定の操作を行ったのら反応管
内に添加されで、ザンプルと化学反応を行い、反応状態
の検知には比色分析法などをもちいて測定している。

前記の自動分析装置では多種類の化学成分の測定を行う
ために、多種類の試薬ボトルを試薬ボトルテーブル上に
収納している。

通常の自動分析装置の設置場所にお（プるＩＭ境湿温度
約３７°Ｃ程度に達覆ることかあり、かかる環境にあ（
プる試薬の保存は、化学反応に影響するのみならず試薬
の劣化をもたらすことになる。

したかつて、従来、前記にのべたごとく試薬ボ１〜ルテ
ーブル上に保存している試薬を冷却づ−るために、冷却
装置を有する試薬ボ１−ルテーブルか用いられる。そし
て、試薬は温度により影響を受けるため、試薬ボトルテ
ーブルの湿度調整を正確にする必要があり、ことに酵素
系の反応試薬を用いる場合には２〜１０°Ｃ程度に湿度
調整１−る必要がある。一方、ある反応試薬においては
、低温度において、活性が低下したり、結晶が析出した
りするごともあるため、これらを回避するために室温保
存庫が必要となる。このように、試薬ボ１〜ルテーブル
はケース内に収容されるとともに、試薬ボトルを必要に
応じて交換するさいには、ケースの開閉をなし、試薬ボ
１〜ルテーブルを順次回動せしめて試薬ホ（〜ルの交換
を行っている。また、ケースの開閉のためには、ケース
の天井板をケースから脱着および装＠することにより行
われる。

発明者らはすてに、多種類の試薬の異なる性質に対応し
た異なる温度領域のもとての温度調整を同一の試薬ボｌ
〜ルテーブル上において試薬の正確な温度調整を行わｌ
る試薬ボトルテーブルについての提案を行っている（例
えば、特願昭６１−３８６０３号参照）。

［発明が解決しようとする問題点］しかしながら、上記従来の試薬ボトルテーブルの開閉装
置では、試薬の消費に伴い試薬小トルの交換を行うのに
ざいし、その都度、ケースの大月板全部をケースから脱
着および装着することにより開閉しているため、開閉操
作を容易に行わせるだめの周囲のスペースを必要とじた
り、大月板などに把手を設（プたりしているため、把手
を折り畳みするざいに平坦面を１ｑるための構）告を必
要とし複雑な構造とさせてしまうという問題があった。

さらに、天井板全部を開閉操作させでいるため、冷温保
存されているケース内の冷気などを外部に放出させてし
まうので冷気の熱的損失を（Ｇくという問題があった。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
ケースのカバーの開閉を外部１）ｔ　＋ら容易に操作で
きるようにし、ざらに、開閉操作にさいし、ケース内の
冷気などの外部への放出を著しく低減させるとともに、
カバーの把手を省略できて、自動分析装置のケーシング
の一部どじで平坦部を形成せしめた優れた試薬ボ１〜ル
テーブルの開閉装置を提供することを目的とするもので
ある。

［問題点を解決するための手段］本発明は」Ｌ記［１的を達成するために、ケース内に収
容され、固定軸の両端部の軸受を介して正逆回転し複数
の試薬ボ１〜ルを収納する試薬ボトルテーブルの開閉装
置において、前記ケースの大月板の上部に押付は力によ
りロックおよびアンロックする締り金物を取付けたカバ
ーを設け、該カバーを開閉自在とすることを特徴とし、
また、前記ケースの大月板の上部に押付は力によりロッ
クおよびアンロックする締り金物を取付けたカバーを設
け、該カバーを開閉自在とするとともに、前記ケースの
カバーは分析装置のケーシングの開［１部に嵌装せしめ
たことを特徴とし、さらに、カバーは該カバーの支点近
傍に緩衝ダンパを設けたことを特徴とするものである。

［作　用］本発明は上記のような構成により次のような作用を有す
る。すなわら、締り金物に指先などにより押付（プカを
作用させてケースのカバーの開閉を容易としうるので試
薬ボトルの交換のための時間を短縮させることができ、
また、カバーの開閉にさいしては緩衝ダンパが作動する
ので、衝撃を伴うことなく円滑にすることかできる。さ
らに、カバーの開閉にさいしては、開口面積を少くさせ
ることができるため冷気などの外部への放出を著しく低
減させることができる。

また、カバーの把手を省略しているので、カバーは自動
分析装置のケーシングの一部として平坦部を形成するこ
とかできるため、自動分析装置の全体をシンプルな外観
を呈する構造とすることも可能どなる。

［実施例］以下、本発明の一実施例を図面について詳細に説明する
。

第１〜３図は本発明の一実施例の構成をしめすものであ
る。

第１図においで、１２は試薬ボ１〜ルテーブル２０の中
央部に設けた固定軸であり、固定軸１２は中空部１４を
有し、冷ム［１空気の冷却通路を形成している。

試薬ボトルテーブル２０は円筒状の側板２０ａ１円板状
の底板２０ｂ　ｄ３よび円筒状の内側板２０ｃをもって
円環状となしており、上下の軸受３４．３６をもって固
定軸１２の両端部に軸支されている。また、底板２０ｂ
には内接歯車２２か設（プられ、歯車２４と噛合い、駆
動装置３０の正逆回転制御によって、試薬ボトルテーブ
ル２０は固定軸１２の周囲を所要のタイミングをもって
間欠的に正逆回転による回動が行われる。

ケース４２は試薬ボトルテーブル２０を収容して、試薬
ボトルテーブル２０の外周を囲み、側板４２ａ。

底板４２ｂおよび天井板４．２ｃからなり、底板４．２
ｂは固定軸１２に締結され、固定して用いられる。天井
板４２ｃには一部に開口４２ｅを設【プており、さらに
、天井板４．２ｃの上部に開口４２ｅを覆うカバー４３
を設は該カバー４３の周縁端部には締り金物４４か設（
プられ、また、前記カバー４３の周縁端部の反対側には
支点４２ｄが設Ｃプられており、カバー４３は支点４２
ｄの廻りに開閉するようにされている。カバー４３には
支点４２ｄの近傍に接続材４８を介して緩衝ダンパ４７
を大封仮４２ｃの上部に取付り、シリンダー内の空気圧
などによる抵抗力を利用してカバー４３の開閉に伴う衝
撃を防止している。

また、天井板４２ｃの周縁端部には受金具４５が設（プ
られ、カバー４３が閉鎖された場合に締り金物４４の先
端と嵌合され、カバー４３を確実に閉鎖させることかで
きる。

閉鎖されているカバー４３の周縁端部に−（指先などに
よる押付は力を与えると、締り金物４４がアンロックさ
れて締り金物４４の作動範囲に応じてカバー４３を支点
４２ｄの廻りに開放させ、引続ぎ、開放されたカバー４
３の周縁に指先をあててカバー４３をほぼ垂直方向に起
立せしむる。このさい緩衝ダンパ４７が作動して衝撃を
伴うことなくカバー４３の起立が行われる。

かくして試薬ボトルテーブル２０上に収納されている試
薬ボ］・ル５０．５２を順次回動ざぜて新しい試薬ボ１
〜ル５０．５２との交換か行われ、交換か終了したきい
には、上記と反対の動作を行ないカバー４３の周縁に指
先をあててカバー４３を倒し、締り金物４４の先端が受
金具４５と接触し、締り金物４４の作動範囲までに位置
される。引続き、カバー４３の周縁端部にて指先などに
よる押付は力を与えると、締り金物４４かロックされて
、カバー４３は人封仮４２の開口４２ｅを閉鎖ｕしむる
。このざいも緩往了ダン、ぺ４７か作動して衝撃を伴う
ことなくカバー４３を覆ｌるにいたる。

また、７０は自動分析装置のケーシングの一部であり仮
想線をもってしめし、同じり７２はケーシングの開口部
である。カバー４３か仮想線をもってしめすごとく閉鎖
されたきいにカバー４３か開口部７２に嵌装されるよう
に位置されているため、カバー４３の表面がケーシング
７０の一部として平坦部を形成することかできるため、
試薬ボ１ヘルテーブル２０を外部１．ｓ　＋らみること
なく、自動分析装置の全体をシンプルな外観を呈する構
造と覆−ることができる。

尚、試薬ボトルテーブル２０の回動により、測定項目に
対応する試薬ボトル５０．５２を図示することを省略し
たピペット装置の近傍まで移送さけた後、ピペット装置
は天井板７１２ｃにお（プる開口４６および試薬ボ１〜
ル５０　、　、’ｌ　２のそれぞれの吸引口５ｔ、　５
３から所要量の試薬を吸引して、対応する反応管内に分
注するようにされでいる。

第２図は第１図の十面図をしめし、天井板４２Ｃ一部に
は扇形状の聞Ｄ　４２　ｅを設（プており、試薬ボトル
５０．５２をそれぞれ交換させるためのものである。カ
バー４３は両側にヒンジなどにより大月板４２ｃの上部
に設けられ４２ｄはそれぞれ支点をしめしている。また
、大月板４２ｃの上部には緩衝ダンパ４７が設けられ、
接続材４８を介して支点４２ｄ近傍のカバー４３の部側
と連接されている。

第３図は第１図の上部におりる要部斜視図をしめし、カ
バー４３が閉鎖されたさいに、カバー４３の外縁がケー
シング７０の開口部７２の内縁に一致するように嵌装さ
れるように位置されており、カバー４３の表面がケーシ
ング７０の一部として平坦部を形成するようになされて
いる。

このように、上記実施例によれば、締り金物４４に指先
などにより押付（プカを作用させてケース４２のカバー
４３の開閉を容易にロックおよびアンロックしうるので
試薬ボトル５０．５２の交換のための時間を短縮させる
ことができる。また、カバー４３の開閉にさいしては緩
衝ダンパ４７が作動するので衝撃を伴うことなく円滑に
することができる。

さらにカバー４３の開閉にざいしては天井板４２ｃの開
口面積を少くさせることができるため、冷気などの外部
への放出を著しく低減させることができる。

また、カバー４３が開口部７２に嵌装されているので、
カバー４３は分析装置のケーシング７０の一部として平
坦部を形成することかできるため、自動分析装置の全体
をシンプルな外観を呈する構造とすることができる。

［発明の効果］本発明は」二記実施例より明らかなように、ケースのカ
バーの開閉を外部から容易に操作できるようにし、さら
に、開閉操作にさいしケース内の冷気などの外部への放
出を箸しく低減させるとともに、カバーの把手を省略で
きて、自動分析装置のケーシングの一部として平坦部を
形成できて自動分析装置の全体をシンプルな外観を呈す
る構造とすることができるという実用上、優れた効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る試薬ボ１〜ルテーブル
の開閉装置の断面側面図、第２図は間装置の平面図、第
３図は同装置の要部斜視図である。１２・・・固定軸　　　　　２０・・・試薬ボトルテー
ブル３４、３６・・・軸受　　　　４２・・・ケース４
２ｃ・・・天井板　　　　４２ｄ・・・支点４３・・・
カバー　　　　　４４・・・締り金物４７・・・緩衝ダ
ンパ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ケース内に収容され、固定軸の両端部の軸受を介
して正逆回転し複数の試薬ボトルを収納する試薬ボトル
テーブルの開閉装置において、前記ケースの天井板の上
部に押付け力によりロックおよびアンロックする締り金
物を取付けたカバーを設け、該カバーを開閉自在とする
ことを特徴とする試薬ボトルテーブルの開閉装置。
（２）カバーは、該カバーの支点近傍に緩衝ダンパを設
けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の試
薬ボトルテーブルの開閉装置。
（３）ケース内に収容され、固定軸の両端部の軸受を介
して正逆回転し複数の試薬ボトルを収納する試薬ボトル
テーブルの開閉装置において、前記ケースの天井板の上
部に押付け力によりロックおよびアンロックする締り金
物を取付けたカバーを設け、該カバーを開閉自在とする
とともに、前記ケースのカバーは分析装置のケーシング
の開口部に嵌装せしめたことを特徴とする試薬ボトルテ
ーブルの開閉装置。
（４）カバーは該カバーの支点近傍に緩衝ダンパを設け
たことを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の試薬
ボトルテーブルの開閉装置。