JPS63295581A - ベンゾフロ〔3,2−c〕キノリン誘導体 - Google Patents

ベンゾフロ〔3,2−c〕キノリン誘導体

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JPS63295581A
JPS63295581A JP12867287A JP12867287A JPS63295581A JP S63295581 A JPS63295581 A JP S63295581A JP 12867287 A JP12867287 A JP 12867287A JP 12867287 A JP12867287 A JP 12867287A JP S63295581 A JPS63295581 A JP S63295581A
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benzofuro
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木下 幸彦
Yukiyoshi Ajisawa
味澤 幸義
Seiichi Ikeguchi
池口 聖一
Shinsei Ujiie
氏家 新生
Naoyuki Tsutsumi
堤 直行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医薬品として有用な新規なベンゾフロ(3,2
−C:]キノリン誘導体に関するものである。
さらに詳しく述べれば、本発明の目的は、骨吸収抑制作
用と骨形成促進作用を有し、骨粗畿症治療剤として有用
な一般式(I) 〔式中のR1は炭素数2〜10の直鎖状または枝分かれ
状のアルキル基であるかまたは少なくとも1個の水酸基
、カルボキシ基、カルバモイル基またはアルコキシカル
ボニル基を置換基として有する炭素数1〜6の直鎖状ま
たは枝分かれ状のアルキル基であり R2は水素原子、
水酸基または式−OR’  (式中のR3は水酸基、カ
ルボキシ基、カルバモイル基またはアルコキシカルボニ
ル基ヲ置換基として有することもある炭素数1〜lOの
直鎮状または枝分かれ状のアルキル基である)で表され
る基である〕で表されるベンゾフロI”3.2− C)
キノリン誘導体を提供することである。
〔従来の技術〕
骨粗髭症とは骨の化学的組成に変化を来すことなく、骨
量の減少した病態をいい、骨中の蛋白、カルシウムおよ
びリンの減少がその生理的な特徴である。
骨粗鬆症は加齢とともに増加し、通常を髄を侵し、腰背
痛および身長の短縮を起こす。特に進行した例では、長
管骨も侵されるので、ときに骨折を起こす場合もある。
老年者にみられる大腿骨骨折の原因のほとんどは老人性
骨粗賦症によるものであるといわれている。
この骨粗髭症の原因としては内分泌および栄養障害等多
種多様であるが、これまで骨粗髭症の治療剤として使用
されているビタミンD製剤、カルシウム製剤、カルシト
ニン製剤、リン製剤等は、対象が限定されたり、その効
果が確実でないために、より効果が確実な製剤の開発が
強く望まれている。
近年、上記製剤とは化学構造を全く異にするある種の3
−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4−オン誘導体
が骨吸収抑制作用を有し、骨粗髭症の治療剤として有用
であることが報告されている(特公昭54−13391
号、特開昭60−48924号、同60−54379号
、同60−132917号、同60−132976号)
これまで本発明のようなベンゾフロ[3,2−C]キノ
リン誘導体として、式 または、式 で表される化合物などが知られている〔プレチンオン 
ザ ケミカル ソサイアティー オン ジャパン(Bu
ll、Chem、Soc、Jpn、)  53巻、  
1057〜1060ページ、 1980年;ジャーナル
 オン ヘテロサイクリック ケミストリー(J、)l
eterocyclicChem、) 16巻、487
〜491ページ、1979年;同21巻、737〜73
9ページ、  1984年〕。
しかしながら、これらはいずれも合成上の興味あるいは
化学的反応性の確認のために合成されたものであり、薬
理活性に関しては変異原性、発がん性あるいは抗がん性
などの作用を有する可能性について示されているのみで
、それ自体の作用については何も記載されていない。さ
らに、本発明のようなベンゾフロ[3,2−C)キノリ
ン誘導体が骨吸収抑制作用を示し、骨粗鬆症治療剤とし
て有用であることについては今まで全く報告されていな
い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記特許出願に開示されている3−フェニル−48−1
−ベンゾピラン−4−オン誘導体の骨吸収抑制作用は弱
く、骨粗髭症の治療剤としては決して満足できるもので
ない。それ故、本発明者らはより強い骨吸収抑制作用を
有する化合物を見出すべく鋭意検討したところ、ある種
のベンゾフロC3,2CJキノリン誘導体またはそれら
の薬理学的に許容できる塩が強い骨吸収抑制作用を有し
、かつ骨形成促進作用をも示し、より優れた骨粗鬆症治
療剤になり得ることを見出した。
本発明はこれらの知見に基づくものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の前記一般式(I)で表されるベンゾフロC3,
2−c )キノリン誘導体またはそれらの薬理学的に許
容できる塩は強い骨吸収抑制作用と骨形成促進作用を示
し、安全性の高い骨粗鬆症治療剤として有用である。
本発明の前記一般式(I)で表されるベンゾフロ(3,
2−c ]キノリン誘導体は以下のようにして製造する
ことができる。例えば、一般式H (式中のR3は水素原子または水酸基である)で表され
る化合物と、一般式 %式%) (式中のXは酸残基であり、R1は前記と同じ意味を持
つ)で表される化合物とを不活性有機溶媒中塩基性物質
の存在下に反応させることにより製造することができる
本製造方法において、原料として使用する前記一般式(
n)Jよび一般式(III)で表される化合物は一部を
除き公知化合物であり、市販品として入手できるかある
いは文献記載の方法例えば、プレチン オン ザ ケミ
カル ソサイアティーオン ジャパン(Bull、Ch
em、 Sac、Jpn、 ) 53巻。
1057〜1060ページ、 1980年; ジャーナ
ル オンヘテロサイクリック ケミストリー(J、He
tero−cyclic [’hem、) 16巻、4
87〜491ページ、1979年−同21巻、737〜
739ページ、1984年等の方法またはそれらの類似
方法により容易に製造することができる。
本発明の前記一般式(I)で表されるベンゾフロ(3,
2−c )キノリン透導体は、常法に従い薬理学的に許
容できる塩とすることができる。例えば、本発明の一般
式(I)で表されるベンゾフロ〔3゜2−C〕キノリン
誘導体でR2が水酸基である化合物あるいはR1がカル
ボキシル基を置換基としてもつアルキル基である化合物
は、これと当量の水酸化す) IJウムを溶解したアル
コール溶液に加え、加温したのち、減圧下に濃縮するこ
とによりナトリウム塩とすることができる。
本発明の前記一般式(1)で表されるベンゾフロ[3,
2−c )キノリン誘導体は常法に従い、種々の医薬品
製剤とすることができる。すなわち、必要に応じて賦形
剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤等の医薬品添加物と混合し
、常法に従い調剤することにより、種々の製剤、例えば
錠剤、散剤、カプセル剤等とすることができる。
本発明の前記一般式(I)で表されるベンゾフロ(3,
2−c )キノリン誘導体を骨粗髭症治療剤として用い
る場合、大人1日当り約10〜1000mgを適宜な剤
型、例えば錠剤、散剤、カプセル剤などにし、経口投与
するか、または大人1日当り約1〜100mgを注射剤
等にして非経口投与する。
本発明の前記一般式(I)で表されるベンゾフロ[:3
.2− C)キノリン誘導体またはそれらの薬理学的に
許容できる塩は鶏胚大腿骨を用いた試験管内実験におい
て、10−4〜10−’モル濃度で有意な骨吸収抑制作
用と骨形成促進作用を示す。また、1000〜3000
 mg / kgを経口投与した場合でも死亡例がなく
、中毒症状も認められないので、安全性の高い骨粗壓症
治療剤として有用である。
〔実施例〕
本発明をさらに詳述するために以下に参考例および実施
例をあげる。なお、各参考例および実施例中の化合物の
融点はすべて未補正である。
参考例 1 3−ヒドロキシ−5H−ベンゾフロ[3,2−c )キ
ノリン−6−オン m−アニシジン2.7gと2−メトキシフェニルマロン
酸ジエチル5.32gとをジフェニルエーテル2〇−に
溶解し、空気冷却管を付して270〜290℃で約2.
5時間加熱した。冷却後ジエチルエーテル80m1を加
え、析出した結晶をろ取し、ジエチルエーテルで洗浄し
て4−ヒドロキシ−7−メドキシー3−(2−メトキシ
フェニル)−2−キノロン5.39 g (90,7%
)を得た。
融  点 :>aOO℃ IR(KBr):   vco  1620  cm−
’NMR(ds−DMSO) δ:3.69(s、 3N)、 3.81(s、 31
()、 6.75〜6.79(m、 2tl)、 6.
93〜7.13(m、 3H)、 7.29〜7.35
(m、 18)、 7.76〜7.80(m、  IH
)。
9、56 (br−s、 IH)、 11.18 (s
、  IH)元素分析値’  (C+7日+5NO4と
して)0%   8%   N% 計算値  68.68   5.09   4.71実
測値  68,79   5.08   4.724−
ヒドロキシ−7−メドキシー3−(2−メトキシフェニ
ル)−2−キノロン5gとピリジン塩酸塩50 gとの
混合物を220〜250 ℃で2.5〜3時間加熱還流
した。反応混合物を熱時砕氷200〜300gに注ぎ、
析出した結晶をろ取し、水洗しアルコールで再結晶して
、3−ヒドロキシ−5H−ベンゾフロ〔3,2−C)キ
ノリン−6−オン1.9gを得た。
融 点:>300℃ IR(にBr) :   シco1640  cm−’
NMR(d6−0M3口) δ: 6.92〜7.04(m、 2N)、 7.52
〜7.60(m。
2H)、 7.89〜8.17(m、 3H)、 10
.49(s。
IH)、 11.88(s、 IH) 元素分析値’(C+5HsNO*として)0%    
8%    N% 計算値  71,71   3,61   5.58実
測値  71J7   3.61   5.44参考例
 2 2−メトキシフェニルマロン酸ジエチルを用いる代わり
に2,4−ジメトキシフェニルマロン酸ジエチルまたは
2.5−ジメトキシフェニルマロン酸ジエチルを用いる
以外は参考例1と同様にして下記の化合物をそれぞれ合
成した。
融  点:>300℃ IR(KBr)’   Uca  1640  cm 
’NMR(ds−DMSO) δ: 6.77〜6.9Hm、 3H)、 7.11〜
7.12(m。
IH)、 7.78〜8.30(m、 2H)、 9.
83(s。
1)1)、 10.22(s、 1)1)、 11.6
7(s、 1N)元素分析値’  (C+5HsNO*
として)0%    8%    N% 計算値  67.42   3.39   5.24実
測値  67.24   3.41   5J5融  
点:>300℃ rR(KBr):   l’c0 1660. 163
0  cm−’NMR(d、−DMSO) δ:  6.77〜6.90(m、  3H)、  7
.39〜7.85(m。
3H)、  9.46(s、  l1l)、  10.
31(s、  IH)。
11.64(s、  LH) 元素分析値’  (C+5HsNO*として)0%  
 8%   N% 計算値  67.42   3.39   5.24実
測値  67.71   3.45   5.54実施
例 1 3−ヒドロキシ−5■−ベンゾフロC3,2−C〕〕キ
ノリンー6−オン500mをN、N−ジメチルホルムア
ミド20艷に溶解し、60%水素化ナトリウム(油性)
100■を加え暫時かきまぜた後、水冷下にイソプロピ
ルヨーシト0.5mlを加え室温下に一夜かきまぜた。
減圧下に溶媒を留去し、残留物を5%水酸化ナトリウム
水溶液、水およびジエチルエーテルで洗浄し、酢酸エチ
ルで再結晶して、3−インプロポキシ−58−ベンゾフ
ロ(3,2−C]]キノリンー6−オン214mgを得
た。
融  点 :  278〜280℃ IR(KBr):   シco1640  cm−’N
MR(CDC13) δ: 1.34(d、 6H)、 4.69(quin
t、 l1l)、 6.94〜7.03(m、 2)1
)、 7.42〜7.51(m、 2H)。
7.99〜8.07(m、 3H)、 11.79(s
、 1ft)元素分析値’  (CI’1l)115N
O3として)0%   8%   N% 計算値  73,71   5.15   4.78実
測値  ?3.56   5,15   4.67実施
例 2 イソプロピルヨーシトの代わりに3−クロル−1−プロ
パツールまたはα−ブロムプロピオン酸エチルを用いた
以外は実施例1と同様にして以下の化合物を製造した。
融  点:  275〜280℃ IR(にBr) :   v co  16.40  
cm−’NMR(d、−DMSO) δ: 2.04(t、 2)1)、 3.71(q、 
2H)、 4.26(t。
2H)、 7.08〜7.15(m、 2H)、 7.
51〜7.63(m、 2H)、 7.92〜8.20
(m、 3H)、 11.96(s、 1N) 元素分析値:  (C+aH+sNO< として)0%
   N%   N% 計算値  69.89   4.89   4.53実
測値  69.61   4.85   4.433−
(1−エトキシカルボニルエトキシ) −5H−ペン融
  点=  209〜212℃ IR(KBr):     vco   1730. 
1655   cm−’NMR(ds−ロMSO) δ: 1.33(t、 3H)、 1.69(d、 3
H)、 4.30(q。
2H)、 5.15(q、 IH)、 7.06〜7.
10(m、 2N)。
7.57〜7.62 (m、 2H)、 7.95〜8
.20 (m。
3H)、 12.02(s、 IH) 元素分析値=(C2゜H,tNOs として)0%  
 N%   N% 計算値  68J7   4.88   3.99実測
値  68.58   4.83   4.12実施例
 3 3−(1−エトキシカルボニルエトキシ) −58−ベ
ンゾフロ(3,2−c )キノリン−6−オン200■
をエタノール10m1に溶解し、10%水酸化ナトリウ
ム水溶液20rneを加えて80℃の水浴上で約1時間
加温した。
冷却後塩酸酸性とし、析出した結晶をろ取、水洗し、含
水アルコールより再結晶して、3−(1−カルボキシエ
トキシ)−5日−ベンゾフロ[3,2−c )キノリン
−6−オン190mgを得た。
融  点 :  260〜266℃ IR(KBr):   I’CO1750,1730,
1640Cm−’NMR(d、−DMSO) δ: 1.69(d、 3H)、 5.05(q、 I
H)、 7.04〜7.08(m、 2H)、 7.5
4〜7.64(m、 2H)、 7.90〜7.97(
m、 IH)、 8.09〜8.23(m、 2H)。
11、99(s、 LH)、 13.30(br−s、
 1)l)元素分析値:  (C,aH+5NOs と
して)0%   N%   N% 計算値  66.87   4.05   4.33実
測値  66.55   4.05   4.55実施
例 4 3−イソプロポキシ−9−ヒドロキシ−5H−ベンシフ
3.9−ジヒドロキシ−5H−ベンシフO[3,2−C
)キノリン−6−オン267■をN、N−ジメチルホル
ムアミド20m12に溶解し、60%水素化ナトリウム
80mgを加え暫時かきまぜた後、イソプロピルヨーシ
ト0.4dを加え、室温下に一夜かきまぜた。減圧下に
溶媒を留去し、残留物をクロロホルムに溶解し、5%水
酸化ナトリウム水溶液で抽出した。有機層を水洗し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧下に溶媒を留去し、残
留結晶を酢酸エチル−〇−ヘキサンより再結晶して、3
,9−ジイソプロポキシ−5H−ベンゾフロ(3,2−
C)キノリン−6−オン130mgを得た。
水酸化す) IJウム抽出液を塩酸酸性とし、析出する
結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒
:塩化メチレン/エーテル/メタノール=20/20/
1)で精製して、3−インプロポキシ−9−ヒドロキシ
−58−ベンゾフロ(3,2−c )キノリン−6−オ
ン45mgを得た。
3.9−ジイソプロポキシ−5H−ベンゾフロ(3,2
−C〕キノリン−6−オン 融  点:   246.5 〜250℃IR(KBr
):   l’c0 1660  Cfl+−’NMR
(d、−DMSO) δ: 1.43〜1.47(m、  12)1)、 4
.73〜4.90(m。
2B)、 7.04〜7.16(m、 3M)、 7.
54〜7.55(m、  IH)、  7.98〜8.
03(m、 2H)、  11.85(s、  1)1
) 元素分析値’  (C218□NO,とじて)6%  
 6%   N% 計算値  71,78   6.02   3.99実
測値  ?1.52   6.01   4.15融 
点:260〜265℃ IR(KBr):   L’l:0 1660  cm
−’NMR(d6−DMSO)    ′ δ: 1.45(d、 68)、 4.79(quin
t、 18)、 7.01〜7.26(m、 4B)、
 7.91〜8.03(m、 2H)。
10.01(s、  IH)、  11.82(s、 
 1f()元素分析値’  (CIIHISNO4とし
て)6%   6%   N% 計算値  69,89   4.89   4.53実
測値  69.62   4.83   4.41実施
例 5 イソプロピルヨーシトの代わりに3−クロル−1−プロ
パツールまたはα−ブロムプロピオン酸エチルを用いた
以外は実施例4と同様にして下記の化合物を製造した。
融  点:  225〜232℃ IR(KBr):   vco  1660.1630
  cm−’NMR(d、−DMSO) δ: 1.99〜2.08(m、 4)1)、 3.6
7〜7.45(m。
4H)、 4.24(t、 2H)、 4.265(t
、 2H)、 7.05〜7.19(m、 3H)、 
7.54(d、 IH)、 7.91〜8.04(m、
2H)、11.91(s、IH)元素分析値:  (C
aJa+NOs として)6%   6%   N% 計算値  65.78   5.52   3.65実
測値  65.53   5.41   3.59融 
 点:   263.5 〜267℃IR(KBr):
   !/Co  1640  cm−’NMR(ds
−DMSO) δ: 2.03(t、 2H)、 3.71(q、 2
H)、 4.26(t。
2)1)、 7.06〜?、26(m、 4H)、 7
.91〜8.04(m、 2)1)、 10.01(s
、 1)1)、 11.90(s、 IH)元素分析値
’  (C+@H+5NOs として)6%   6%
   N% 計算値  66.45   4.65   4.31実
測値  66.16   4.53   4.295H
−ベンゾフロ(3,2−C]]キノリンー6−オン融点
=187〜194℃ IR(KBr):   vco  1750.1670
.1630  cm−’NMR(d、−DMSO) δ: 1.30(t、 3H)、 IJ3(t、 3N
)、 1.68(d。
6H)、 4.24〜4.34(m、 4H)、 5.
14(q。
IH)、 5.25(q、 IH)、 7.05〜7.
51(m、 IH)。
8.01〜8.07(m、 2H)、 11.98(s
、 IH)元素分析値:  (C2S)125N口、と
じて)6%   6%   N% 計算値  64,23   5.39   3.00実
測値  63.96   5,36   2.97〔発
明の効果〕 本発明の一般式(1)で表されるベンゾフロC3,2−
c )キノリン誘導体およびそれらの薬理学的に許容で
きる塩は鶏胚大腿骨を用いた試験管内実験において、1
0−4〜io−’モル濃度で有意な骨吸収抑制作用と骨
形成促進作用を示す。また、1000〜3000 mg
 / kgを経口投与した場合でも死亡例がなく、重篤
な中毒症状も見られない。
このように、本発明の一般式(I)で表されるベンゾフ
ロI”3.2− C]キノリン誘導体は骨粗髭症治療剤
としてきわめて有用な化合物である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中のR^1は炭素数2〜10の直鎖状または枝分か
    れ状のアルキル基であるかまたは少なくとも1個の水酸
    基、カルボキシ基、カルバモイル基またはアルコキシカ
    ルボニル基を置換基として有する炭素数1〜6の直鎖状
    または枝分かれ状のアルキル基であり、R^2は水素原
    子、水酸基または式−OR^3(式中のR^3は水酸基
    、カルボキシ基、カルバモイル基またはアルコキシカル
    ボニル基を置換基として有することもある炭素数1〜1
    0の直鎖状または枝分かれ状のアルキル基である)で表
    される基である〕で表されるベンゾフロ〔3,2−c〕
    キノリン誘導体。
JP12867287A 1987-05-26 1987-05-26 ベンゾフロ〔3,2−c〕キノリン誘導体 Expired - Lifetime JPH0796552B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006025480A1 (ja) * 2004-09-03 2006-03-09 Kowa Co., Ltd. 7-置換カルボスチリル誘導体及びその製造方法

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