JPS63289154A - 吊り天井 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は拡げられたシートによって構成された吊り天井
に関し、このシートはその端縁に沿って、この吊り天井
が取付けられる部屋の壁にそれ自体が固定されている支
持フレームに固定されている、吊り天井に関するもので
ある。

〔従来の技術〕

上記の型の吊り天井はその拡げられたシートがプラスチ
ック材料又は布のシートによって構成され、その各端縁
に沿ってその断面がフック又はステープル（Ｕ形の釘）
の形式のプラスチック材料の縁を具備し、このステープ
ルが壁に固定された支持フレームを構成する張出し接合
部の肩部を掴んでいる。

現在までに吊り天井は、その全体が水平の拡げられたシ
ートをもって、又は例えばフランス特許第１５１５２６
０号に記載されているような傾斜パネルをもって取付け
られてきた。このような傾斜パネルによる吊り天井の場
合には、１又はそれより多い緊張装置がシートの上方に
配設され、これらの装置が天井に掛け止めされている。

しかしながら、これらの緊張装置の唯一の目的はシート
の満足できる緊張を保証することであり、特に鑑賞され
る全体の審美上の効果を与えるためにそれ自体の全体の
外観を容易に変更することができない。さらにこれらの
緊張装置は一緒に組立てられた堅固な帯材と白板とに掛
け止めされこの間にシートは把持され、そしてその結果
、シートの下面は吊り天井の全体的な審美塵に対して有
害なこれらの帯材を現わしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、拡げられたシートを所望の審美上の効果を得
るのに容易に適合できるよう変形させるのを極めて簡単
な手段によって得るために、上記の型の吊り天井に改良
を施すことである。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的のため、本発明の吊り天井は、部屋の壁に固
定された張出し接合部分によって構成されている水平の
支持フレームに、その端縁に沿って掛け止めされている
比較的弾性の材料で作られた拡張シートと、このシート
の上方、すなわちこのシートと部屋の天井との間の空間
にありシート上の少なくとも一点にシートの変形を生じ
る調節自在な作用力を加える手段とを具備し、シートの
少なくとも一点に垂直上下方向の調節自在な作用力を加
える手段が、部屋の天井に固定されたプーリ上を通過す
るケーブルを具備し、このケーブルの垂直側の下端がシ
ート上に作用してこれに調節自在の垂直作用力を加える
ようにしまたこのケーブルの傾斜又は作動側が支持フレ
ーム上方の壁又はこの支持フレーム自体あるいは天井に
掛けられていることを特徴としている。

ケーブルの垂直側の下端は、拡張シートに接触しかつそ
れ自体の重さによってこのシート上にその下方に突出す
るふくらみ部分を生じさせる下向きの圧力を及ぼす重量
物に掛け止めされる。この重量物はふくらみ部分を得る
のに必要な形状により任意の適当な形状とすることがで
きる。この重量物は球形もしくは楕円形のブロック又は
種々の断面もしくは任意の形状の角柱状のプロ７りによ
って構成される。

本発明の変形実施態様によれば、ケーブルの垂直側の下
端はシートの一点に引っ掛けられ局部的な上方へのけん
引力をこのシートに及ぼすことができるようにしている
。このけん引力は実質的に角柱状の又は円錐状の中空体
のシートの形状を生じさせることとなる。特に、ケーブ
ルの垂直側は、照明装置によって発せられた光線が通過
するため設けられた開口を巡って上方でシートに取付け
られているスポットライトその他のような照明装置に掛
け止めされる。この場合は照明装置は、所望の変形に従
って実質的に角柱状もしくは円錐状又は任意のその他の
形状となる凹み部分の頂部を占める。

〔実施例〕

本発明は添付図面を参照する以下の記載を読むことによ
りさらに容易に理解されるであろう。

図面を参照すると、第１図に示す吊り天井は部屋の天井
の下方でこの部屋の上方部分に延在し、この吊り天井は
本質的に、部屋の壁３に固定され張出し接合部によって
構成されている水平の支持フレーム２と、この支持フレ
ーム２の内側に水平に拡げられたシート４とを具備して
いる。このシート４はその各側面上に、支持フレーム２
上に設けられた肩部６に掛け止めされているステープル
（Ｕ形釘）形式の縁５を有している。図に示される限定
されない実施態様においては、支持フレーム２の各部分
はＬ形棒材によって構成され、肩部６はこのＬ形棒材の
下側水平フランジの端部に形成されている。

拡張シート４は比較的弾性の材料で構成され、例えばポ
リ塩化ビニールのシートによって構成することができる
。

本発明によれば、シート４を変形させてこれをその正確
に水平の位置から動かすようにする手段が設けられる。

第１図に示す本発明ｐ実施態様において、これらの手段
は、このシート４が変形されるべき各点のために、変形
される点の垂直上方において天井１の下側に固定された
プーリ７その他の部材を具備している。このプーリ７を
巡ってケーブル８が通過しこのケーブル８の垂直側８ａ
がその下端を例えば球形状の重量物９に掛け止めする。

ケーブル８はもう１つの傾斜側８ｂを有しこの傾斜側８
ｂはプーリ７から走行し、そして支持フレーム２の上方
の壁３またはこの支持フレーム自体あるいは天井１に固
定する一点にまで延びている。

この結果、吊り天井を取付けるために、シート４が要求
される変形作用が望みどおりに得られるように重量物の
位置を調節するのが非常に簡単となる。シート４を最終
的に掛け止めする前に、ケーブル８の傾斜側８ｂ上に多
少これを引張るように重量物９の垂直方向の位置を調節
し、その後でこのケーブルを固定点１０において壁に取
付ける。

次にシートを完全に組立てる、すなわちそのステープル
形の縁５を肩部６上に係合させることによって組立てる
。重量物９によって生じる圧力により、拡張シート４は
延びることにより変形し、そして重量物９の下側で下方
に向って押される。そのためこのシートは第１図に示す
ように実質的に角柱形又は円錐形となる。この形状が満
足すべきものでないと判断されたときは、短い長さにわ
たってシート５がはずされ、ケーブル８の作動側８ｂを
作動させることにより重量物９の垂直方向の位置を変え
て拡張シート４の変形を強め又はその反対に減じるよう
にし、そしてこのシートを再び掛け止めすることが非常
に容易となる。第１図において、鎖線は重量物９の下方
位置を示し、この位置はシートの変形を強める。

シート４によってとられる形状は、これが重量物９の作
用のもとで変形される場合にはこの重量物の形状によっ
て決まる。この目的のため、図面に示されるように球形
の物か又は他の形状、特に角柱状の星形のブロックが用
いられシ、−トがこの重量物９と接触する点から特別に
審美的な変形をするようにされる。。

第２図に示す変形実施態様においては、ケーブル８の垂
直側８ａはスポットライトのような任意の照明装置１１
に掛け止めされこのスポットライト自体はシートの上方
でこのスポットライト１１のランプからの光線が通過す
るための開口１２の周りでシート４に固定されている。

この場合は、ケーブル８の垂直側がスポットライト１１
に掛け止めされているので、作動側８ｂ上にけん引力を
及ぼすことによりスポットライト１１をいくぶんか上昇
させそしてシート４に所望の審美的効果によるいくぶん
か強調された凹みを作り出すようにすることが可能とな
る。さらに、スポットライト１１の位置は、これがケー
ブル８の作動側８ｂ上にいくぶんかの引張りを与えるの
に十分であるので、非常に容易に調節される。

照明装置１１は任意のその他の形状とすることができそ
して特にこれをボックス要素によって構成することがで
きる。

１つの変形例によればケーブル８の垂直側８ａは、シー
トの下側から見えないように、シート４の上面の任意の
点に固定された固定部材に掛け止めすることができる。

この固定部材はシートの上側表面に接着又は溶接された
垂れ片によって構成される。

上記の記載から、本発明は一部材からなる拡張シート４
に要求どおりの調節自在な変形が得られこのシートに所
望の審美的な外観を与え、そしてこのシートの変形を調
節する手段が全てシートと天井との間に収容されていて
見えないようにしていることがわかる。この結果、この
拡げられ変形されたシートが、帯状材や自板のような連
結部材が見えない下側表面をもたらすものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の吊り天井の垂直断面の概略図で、拡げ
られたシートを下方に向けて変形させるための重量物を
用いているところを示し、第２図はシートが局部的に上
方に向って引張られている吊り天井の変形実施態様の概
略垂直断面図である。 １・・・天井、　　　　　　　２・・・支持フレーム、
３・・・壁、　　　　　　　　　　　４・・・シート、
５・・・縁、　　　　　　　　６・・・肩　部、７・・
・プーリ、　　　　　　８・・・ケーブル、９・・・重
量物、　　　　　１０・・・固定部、１１・・・スポッ
トライト、１２・・・開口。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、部屋の壁に固定された張出し接合部により構成され
   た水平な支持フレームに、その端縁に沿って掛け止めさ
   れた、比較的弾性の材料からなる拡げられたシートと、
   このシートの上方、すなわちこのシートと部屋の天井と
   の間の空間にあって前記シートの少なくとも一点にこの
   シート上にこれを変形させる調節自在な作用力を及ぼす
   手段とを具備する吊り天井において、前記シートの少な
   くとも一点に調節自在な垂直上下方向の作用力を及ぼす
   前記手段が、部屋の天井に固定されたプーリを巡って通
   過するケーブルを具備し、このケーブルの垂直側の下端
   が前記シート上に作用してこのシートに調節自在の作用
   力を及ぼし、またケーブルの他方の傾斜側又は作動側が
   前記支持フレームの上方の壁またはこの支持フレーム自
   体あるいは天井に掛けられている吊り天井。 ２、ケーブルの垂直側の下端が重量物に掛け止めされこ
   の重量物が拡げられたシートに接触しかつそれ自体の重
   量によってシートの下方に突出するふくらみ部を生じる
   下方への圧力を及ぼすようにしている請求項１記載の吊
   り天井。 ３、重量物が球形もしくは楕円形のブロック又は種々の
   断面もしくは任意形状の角柱状ブロックにより構成され
   ている請求項２記載の吊り天井。 ４、ケーブルの垂直側下端部が局部的な上方けん引力を
   及ぼすことができるようにシートの一点に掛け止めされ
   ている請求項１記載の吊り天井。 ５、ケーブルの垂直側が、照明装置によって発せられる
   光線を通過させるために設けられた開口をめぐってその
   上方でシートに固定されたスポットライト又はボックス
   のような照明装置に掛け止めされている請求項４記載の
   吊り天井。