JPS63287306A

JPS63287306A - 接地台車のインタロック装置

Info

Publication number: JPS63287306A
Application number: JP12189287A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Fuji; 藤　一彦
Original assignee: Fuji Electric Co Ltd
Current assignee: Fuji Electric Co Ltd
Priority date: 1987-05-19
Filing date: 1987-05-19
Publication date: 1988-11-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕　　　。

本発明は台車に搭載した遮断器により複雑な系統の配電
盤の主電路を接地して安全に保守を行うための接地台車
のインタロック装置に関する。

〔従来の技術〕

第５図は例えば大容量電源と小容量の非常用電源より給
電される電動機の配電盤の系統図である。

図においてＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、−、Ｎは電動ＩａＭの常用
盤で電源の短絡容量４０°で夫々遮断容量のある遮断器
ＣＢを備えている。ａ、ｂ、ｃ、ｄ。

−・−１ｎは電源の短絡容量が１２，５に＾の非常用盤
で夫々遮断容量１２．５　”＾の遮断器ＣＢ’を備えて
おり、Ａとａ、Ｂとす、ｃとｃ、Ｄとｄ　、−、Ｎと　
−ｎが夫々１：１で接続されており、Ａ、Ｂ、Ｃ。

Ｄ、−・・・、Ｎの設置場所は離れている。ａ、ｂ、ｃ
。

ｄ、−−・・・、ｎは夫々遮断容量の無い接地開閉器Ｅ
ＳＢを備えており・、非常用盤の保守点検時には夫々の
ＥＳＢを投入するようになっている。しかしながら非常
用盤ａ、ｂ、ｃ、ｄ、・−・、ｎには夫々短絡容量４０
ゝ＾の常用電源が接続されているのでａ。

ｂ、ｃ、ｄ、−・・・−１ｎの夫々に対応する常用ｉＡ
。

Ｂ、Ｃ，Ｄ、−、Ｎを４０に＾以上の遮断容量を有する
接地遮断器で接地しなければならない。？３［雑に入組
んだ盤の保守点検を安全に行うために非常用盤の接地開
閉器と対応する常用盤の接地遮断器との間に完全なイン
タロックを施さなければならない。

従来はこのような設備系統に対してはインタロックを完
全とするため、夫々の常用盤にＪＱ　ＫＡ以上の遮断容
量を有する遮断器を搭載した接地台車を備えるか、第６
図に示すごとく接地台車２に復故個のキーで操作するキ
ーインタロック装置３を組込み、台車側壁に設けた穴を
貫通させるロッド３２によって位置決めインタロックを
はかるようにしていた。（特願昭６１−２８６４５８　
）〔発明が解決しようとする問題点］常用盤全部に遮断容量の大きい遮断器を搭載した接地台
車を備えることは非常に不経済であり、また特願昭６１
−２８６４５８の場合、接地台車に組込むことのできる
キーインタロックに限りがあり、配電盤の面数が多い場
合には接地台車を２台、３台と増やさなければならず、
また盤の増設に対しては新たに専用の台車を用意しなけ
ればならず、高価になるといった問題があった。

本発明の目的はそれぞれの設備群と安全確実なインタロ
ックを構成し、１台の接地台車によって配電盤の面故に
影響されず、また将来の増設盤にも容易に対応できる接
地台車のインタロック装置を供給しようとするものであ
る。

〔問題点を解決するための手段］前記問題点を解決するために本発明は、遮断器搭載接地
台車を引入れる配電盤の側壁に取付けるキーインタロッ
ク装置と、運転位置で１′ｒＩ記キーインクロツク装置
のロッドを貫通させるガイド穴を側壁に設けた接地台車
と、該接地台車の側壁を覆って盤の側壁に取付けられ、
接地台車に設けたストライカに当接して移動し、移動し
た位置で前記ロッドを貫通させるガイド穴を設けた盤側
シャッタ板と、接地台車に取付けられ、床面に設けたス
トライカに当接して上下動するリンクを介して前記遮断
器の投入およびトリップボタンの前面を開閉する投入防
止板と、遮断器の投入にリンクして接地台車側面内壁に
沿って下り、下った位置で前記ロッドを貫通させるガイ
ド穴を有する接地台車側シャッタ板とで構成しようとす
るものとする。

〔作用〕

接地台車を挿入する盤の側壁に設けたキーインタロック
装置のキーを回動することによりロッドが突出し接地台
車側壁と、接地台車ストライカに連動する盤側ツヤツタ
板と、遮断器投入に連動する接地台車側シャンク板とを
串刺しにし、かつ接地台車挿入位置以外では遮断器投入
を阻止するようにした遮断器投入防止板を設けることに
より抜き出したキーによって対応する回路とのインタロ
ックが完全に行えるようにしている。

〔実施例〕

第１図および第２図は本発明の実施例のインタロックを
施した接地台車を示す。■は接地台車２を収納する常用
盤である。３は盤１の側壁に取付けるキーインタロック
装置であり、キー３１　を回動することによりロッド３
２が突出し、一杯突出した点でキーは抜き取れる。キー
インタロック装置はいわゆるラッチ錠であるがロッドの
ストロークを長くするため図示しないロッキングロッド
を組合ねたものが用いられる。接地台車２の側面には挿
入位置でロッド３２を貫通させるガイド穴２ａがあけら
れている。またロッド３２　と接地台車２との間には盤
側シャッタ板４が、接地台車２に設けたス゛トライカ２
１　に当接して上り、上った位置でロッド３２を貫通さ
せるガイド穴４ａを設けている。２２は接地台車遮断器
の投入およびトリップ用押しボタン収納箱で、その前面
に投入防止板５がたれ下っており、この投入防止板５は
接地台車２の下部床面に設けたストライカ６に当接して
押下げられるリンク７に結合されている。また接地台車
２の側面に遮断器投入にリンクして下り、下った位置で
ロッド３２を貫通させるガイド穴８ａを設けた接地台車
側シャッタ板８が上下動可能に取付けられている。

第３図は本発明の実施例の接地台車のインタロック装置
の説明図である。インタロックの基本条件は下記の３項
目である。

（１）接地台車の入ってない盤のキーはいかなる場合で
も抜取り不可のこと。

（２）各配電盤に取付けられているキーは接地台車が盤
内接続位置で、かつ遮断器投入のときのみ抜ける状態と
なること。

（３）接地台車が前記（２）の状態のとき、キーを抜き
取ると接地台車の遮断器のトリップおよび引出しもキー
なしでは行えないこと。

第１〜３圀において接地台車２を盤内に引入れ接続位置
まで移動させると接地台車のストライカ２１により盤側
シャッタ板４が上り、ロッド３２がガイド穴４ａを貫通
可能となる。同時に床面ストライカ６にローラ７１が当
接してリンク７が下り遮断器のトリップおよび投入ボタ
ンの前面の投入防止板５が上って遮断器は投入可能とな
る。この状態ではキー３１は抜き出せないが、成程度捻
回可能で、接地台車が接続位置にあることが検出できる
。遮断器を投入すると、投入操作軸２３にリンクしてシ
ャッタ仮日が下り、そのガイド穴８ａにロッド３２が貫
通可能となり、貫通させると接地台車２は引出し不可能
となる。このときキー３１が最後まで捻回して抜取り可
能となる。ロッド３２は各ガイド穴４ａ　、２ａ　、８
ａ　を貫通し梃子９を介してトリップ防止板１０を押上
げトリップ操作を阻止するようになっている。

第４図はインタロック状態の設備系統図を示す。

常用盤Ａの遮断器を引出して接地台車２を７引入れると
、接地遮断器の投入が可能となり、投入するとＡの主回
路は接地され、キーインタロツタ装置３のキー操作が可
能となりキーが抜出せると同時に遮断器のトリップが阻
止される。抜き取ったキーでａ＠の接地開閉器ＥＳＢの
投入操作が可能になる。そこでａ、Ａ盤の保守点検が安
全に行えるようになる。接地台車をＢ、Ｃ，Ｄ、・−９
Ｎと移動させることによりす、Ｂ盤、ｃ、Ｃ盤、　　ｄ
、　　Ｄ盤８・・−・−、ｎ、Ｎ盤の保守点検が安全に
行えるようになる。

〔発明の効果〕

本発明によれば複雑な設備系統の配電盤の保守点検が１
台の接地台車で完全なインタロックを取って行われ、増
設盤にも適用できるようになるので安全性向上と価格低
源の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のインタロックを施した接地台
車を収納する盤の正面図、第２図は第１図の側面断面図
、第３図は本発明の実施例の接地台車のインタロック装
置の説明図、第４図はインタロック状態の設備系統図、
第５図は大容量電源と非常用ｉｉ源とよりなる配電盤の
設備系統図、第６図は従来の接地台車の斜視図である。１・・・常用盤、２・・・接地台車、３・・・キーイン
タロック装置、４・・・盤側シャッタ盤、５・・・投入
防止板、６・・・ストライカ、７・・・リンク、８・・
・シャッタ板、９・・・梃子、１０・・・トリップ防止
板、２１・・・ストライカ、２２・・・トリップおよび
投入押ボタン箱、３１・・・キー、３２・・・ロッド、
Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、　−、Ｎ・・・常用盤、ａ、ｂ、ｃ、
ｄ、　−、ｎ・＝非常用盤、ＣＢ、ＣＢ’・・・遮断器
、Ｍ・・・電動機、ＥＳＢ・・・接地開閉器。巴　　　　　　　　　Ｗ笛　６　圓

Claims

【特許請求の範囲】

１）遮断器搭載接地台車を引入れる配電盤の側壁に取付
けるキーインタロック装置と、台車の盤内接続位置で前
記キーインタロック装置のロッドを貫通させるガイド穴
を側壁に設けた接地台車と、該接地台車の側壁を覆って
盤の側壁に取付けられ、接地台車に設けたストライカに
当接して移動し、移動した位置で前記ロッドを貫通させ
るガイド穴を設けた盤側シャッタ板と、接地台車に取付
けられ、床面に設けたストライカに当接して上下動する
リンクを介して前記遮断器の投入およびトリップボタン
の前面を開閉する投入防止板と、遮断器の投入にリンク
して接地台車側面内壁に沿って下り、下った位置で前記
ロッドを貫通させるガイド穴を有する接地台車側シャッ
タ板とで構成されることを特徴とする接地台車のインタ
ロック装置。