JPS63279269A - 複合表示及び入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は複合表示及び入力装置に関し、さらに詳しくは
複写機、ファクシミリ等の独立した数種類の機能を有す
る機器を一体化した複合機器に用いられる複合表示及び
入力装置に関する。

（従来の技術） 従来、複写機、ファクシミリ、プリンタ等のような画像
情報をそれぞれの目的に応じて処理する電子機器は、個
別的、独立的に一つの装置として組立てられ、使用され
てきたが、近年の技術進歩に伴い、これら複数種の機能
を一体化した複合機器が実用化され出している。

しかし、このような複合機器の場合、一つの装置内に異
なる複数種のは能を組込むものであることから、従来と
は全く別の問題が生じる。

すなわち、この複合機器の場合、例えばある−つの機能
を実行している間に別の機能を発揮させようとしても、
実行中の一つの機能に基づく動作が終了するまでは別の
機能の動作を開始することがでなかった。

このような場合、この複合機器にいわゆる割込み機能を
もだ・せることも考えられるが、従来装置においては単
に個々の機能にそれぞれ必要な入カキ−をコン］−ロー
ルパネルに列設しただけの構成であるため、上述したよ
うな割込み動作の実行は不可能か又は相当煩雑な操作を
必要としていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上述したように従来装置においては、割込み動作を行う
ことができないか又は相当な煩雑さを伴うという問題が
あった。

そこで本発明は、簡単な操作で、かつ、確実に割込み動
作を行うことができる複合表示及び入力装置を提供する
ことを目的とするものである。

［発明の構成］ 〈問題点を解決するための手段） 本発明は、独立した操作機能を有する複数種の機器を一
体化した複合機器に用いられる表示部及び入力部一体型
の複合表示及び入力装置であって、前記複合機器におけ
るいずれかの操作機能実行中に割込みをかける割込み機
能と、この割込み機能発生時に割込み前の操作機能にお
ける表示部及び入力部の設定態様を記憶する記憶手段と
、割込み機能の発生の有無により前記表示部及び入力部
の設定態様を変更する制御手段とを有し、前記制御手段
は割込み機能発生時にはこの割込み機能に応じた表示部
及び入力部の設定態様としてその操作機能を実行可能と
したものである。

（作　用） 以下に上記構成の装置の作用を説明する。

この複合機器においである一つの操作機能を実行してい
る途中で、割込み機能による割込み入力が生じると、制
御手段はこの割込み入力に基づき割込み前の操作機能に
おける表示部及び入力部の設定態様を記憶手段に記憶す
ると共に、表示部及び入力部の設定態様を割込み入力に
対応した別の操作入力の設定態様に変更する。

これより、新たに設定された設定態様での操作が可能と
なる。

（実施例） 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図に示す複合機器１は、長方形状の入力部である透
明タッチパネル８ａとこの透明タッチパネル８ａに対向
した形状の表示部である平面型ディスプレイ８ｂとの一
体構造からなるコントロールパネル部８と、複合機器部
３と、コントロールパネル部８における各種操作モード
の表示領域及び入力領域を示すための制御プログラムと
複合機器部３の動作制御を行う動作プログラムとを予め
格納している記憶手段としての第１メモリ２００と、前
記コントロールパネル部８における各種操作モードの表
示領域及び入力領域のデータを記憶するための記憶手段
としての第２メモリ２１０と、前記第１メモリ２００か
ら前記制御プログラムを取込みコントロールパネル部８
の透明タッチパネル８ａに対するキー人力領域の設定及
びキー人力信号の転送を行うと共に平面型ディスプレイ
８ｂに対して後述するような各種の表示を行い、さらに
、透明タッチパネル８ａのキー人力領域の設定態様や平
面型ディスプレイ８ｂの表示態様をデータとして取込み
これを前記第２メモリ２１０に転送し、また、必要に応
じて読み出す制御手段としてのコントローラ２とを有し
て構成されている。

前記透明タッチパネル８ａは、光学方式、透明導電膜（
抵抗膜）方式、静電容量方式、圧力センサ方式等の各種
検出方式のうちいずれかの検出方式を採用して構成され
、後述するようにオペレータの指等による押圧力をキー
人力信号としてコントローラ２に送るようになっている
。

前記平面型ディスプレイ８ｂは、液晶ディスプレイ（Ｌ
ＣＤ）　、プラズマディスプレイ（ＦＤＰ）、発光ダイ
オードディスプレイ（ＬＥＤ）　、エレクトロルミネッ
センスディスプレイ（ＥＬＤ）、静電記録投射型ディス
プレイ（ＥＣＤ）Ｗのような平面型ディスプレイにより
構成されてる。尚、ＣＲＴディスプレイを用いることも
可能である。

前記複合機器部３は、複写機１２０．ファクシミリ１３
０．プリンタ１４０及びスキャナ１５０の４種の機器を
一体化することにより構成されている。

そして、第２図に示すように前記コントローラ２．１合
機器部３及び第１メモリ２００．第２メモリ２１０は、
装置本体４に内蔵されており、また、前記コントローラ
パネル部８は装置本体４の一方の隅部に透明タッチパネ
ル８ａが上側、平面型ディスプレイ８ｂが下側となる重
合状態で組込まれている。

尚、第２図中、５は装置本体４のカバー、６は給紙カセ
ット、７は排紙トレイである。

次に、上記構成の複合機器１の作用を、第３図乃至第８
図をも参照して説明する。

まず第３図及び第４図を参照してコントロールパネル部
８における平面型ディスプレイ８ｂの表示態様及び透明
タッチパネル８ａのキー人力位置の設定態様を説明する
。

この複合機器１を起動すると、コントローラ２は第１メ
モリ２００に格納されているイニシャルモードの制御プ
ログラムを取込む。例えばこの複合機器１が複写（ＣＯ
ＰＹ）モードをイニシ箒ルに設定していれば、第４図に
示す内容の制御プログラムを取込み、これを元に平面型
ディスプレイ８ａに表示信号を送り、第３図に示すよう
な表示態様で複写（ＣＯＰＹ）モードの表示情報及びキ
ー人力位置を表示する。

すなわち、まず平面型ディスプレイ８ａに枠のラインＬ
を表示しく５Ｔ１）、ざらにこの枠のラインＬの左隅部
にモードｆｆ１Ｑ９を表示する（Ｓｒ１）。このモード
ｔＩｔ１９は、モード（）ｆＯＤＥ）の文字と、四角形
状の４個の枠を少しずつ位置をずらして重ね合せた部分
とから構成している。そして、重ね合せ状態の８粋には
上から順に複写（Ｃ，０ＰＹ）、ファクシミリ（ＦＡＸ
）　、プリンタ（ＰＲＩＮＴＥＲ）　、スキャナ（ＳＣ
ＡＮＮＥＲ）の文字をそれぞれ表示する。また、コント
ローラ２は、このモード欄９全域にタッチ領域（指で押
圧するとその押圧力を電気信号に変換する領１１）を設
定する。

次に、コントローラ２はモードｔｌｌ１９の右隣りにコ
ピー仕様ＩＭＩＩＯを表示する（Ｓｒ１）。このコピー
仕様Ｈ１０には、第３図において上方左側に原稿サイズ
（例えばＡ４の文字を付したもの＞ｉｏａを、上方右側
にコピーすべき複写紙の複写紙サイズ１０ｂを、原稿サ
イズ１０ａと複写紙サイズ１０ｂとの間に矢印１０Ｇを
、複写紙サイズ１０ｂの下側に複写枚数表示部１０ｄを
、複写枚数表示部１０ｄのさらに下側に例えば縦横５ｓ
程度の大きさの複写枚数増加設定用の→−９複写枚数減
少設定用の−の枚数入カキ−１０ｅをそれぞれ表示する
。

コントローラ２は、ざらにコピー仕様欄１０の右隣りに
、倍率モード欄１１を表示する（Ｓｒ１）。

この倍率モード欄」１には、上側に倍率画像表示部１’
ｌａを、中央に倍率数表示部１１ｂを、下側に倍率入カ
キ−１１Ｇをそれぞれ表示する。

倍率画像表示部１１ａは、縮小（Ｒｅｄｕｃｔ　ｔｏｎ
　：例えば５０％）、標準（Ｓｔａｎｄａｒｄ　：　１
００％）、拡大（Ｅｎｌａｒｇｅｍｅｎｔ　：例えば２
００％）の３種の重ね合せた用紙図を表示する。さらに
、コントローラ２は、倍率入カキ−１１０の領域にタッ
チ領域を設定する。

次にコントローラ２は、倍率モードａ１１１の右隣りに
写真モード欄１２及び編集モード１１１３を上下配置に
表示する（Ｓｒ１．５ＴＹ）。

前記写真モード欄１２には、ドキュメント１２ａ及びカ
メラ１２ｂを表示する。また、編集モード欄１３には、
マーク１３ａとｍ束（Ｅｄｉｔ）の文字１３ｂを表示す
る。

ざらにコントローラ２は、写真モードｌ３１２及び編集
モード欄土３の右隣りにメツセージ欄１４及び画像濃度
ｖＡ１６を表示する（Ｓｒ７．３丁８）。

メツセージａ１１４は四角形状で、かつ、平面型ディス
プレイ８ｂの右上隅部に表示するようになっている。

画像濃度間１６には、薄コピー表示部１６ａ。

オート表示部（文字Ａを付す＞１６ｂ、濃コピー表示部
１６Ｃ（同図で斜線を付して示す）及び２個の矢印を表
示する。

次にコントローラ２は、画像濃度間１６の下側に、’）
’）７／ストｙ７　（Ｃ／Ｓ）欄１７を１５＃程度、横
５Ｍ以上の大きざで表示する（ＳＴ９’）。

ざらに、コントローラ２は、メツセージ１１１１４の下
側で平面型ディスプレイ８ｂの右下隅部にプリント欄１
８を複写紙の図形を付して表示すると共に、前記メツセ
ージｌｌ！１１１４の右上隅部にヘルプ（ＨＥＬＰ）ａ
ｌｌ　５ヲ表示ｔル（ＳＴ１０．５ＴＩＩ）。

このような平面型ディスプレイ８ｂに対する各欄の表示
と並行して、コントローラ２は制御プログラムに基づき
透明タッチパネル８ａにも制御信号を送り、コピー使用
欄１０の枚数入カキ−１０ｅの領域１倍率キード１１１
１の倍率入カキ−１１０の領域、写真モード欄１２の全
域２編集モードａ１１３の全域、ヘルプ欄１５の全域１
画像部度欄１６の薄コピー表示部１６ａ、オート表示部
１６ｂ、濃コピー表示部１６Ｇの各領域、クリア／スト
ップ［１７の全域及びプリント［１１８の全域にそれぞ
れタッチ領域を設定する。

従って、上述した各領域以外の部分を押圧しても、この
透明タッチパネル８ａは何等感圧動作を発揮しないよう
になっている。

このようにして、平面型ディスプレイ８ｂに対する各欄
の表示と、透明タッチパネル８ａに対するタッチ領域の
設定が行われる。

そして、前記ヘルプＩ！１１５は、前記制御プログラム
に基づいて割込み機能を発揮する。このヘルプ欄１５の
割込み機能については後に詳述する。

次に、ファクシミリ受信モードについて第５図を参照し
て説明する。

この場合には、前記モード欄９を１回指で押圧する。す
ると、コントローラ２は、制御プログラムに基づいて一
旦第４図に示す表示態様をクリアした後、まず、第５図
に示すような枠のラインＬを表示する。ざらにコントロ
ーラ２は、このラインＬの左上隅部に前記モードｆｌ！
１５６と同様なモード欄６９を表示し、かつ、このモー
ド欄６９に対するタッチ領域の設定を行うと共に、前記
送信・受信切換［５７の代りにファクシミリ受信モード
を示す送信・受信切換ａＩ７０を表示し、かつ、この欄
にタッチ領域の設定を行う。

次にコントローラ２は、モード［６９の隣りにオート（
ＡＵＴＯ）受信［１７０及びマニュアル受信側７２の表
示とこれら雨間に対するタッチ領域の設定を行う。

ざらに、コントローラ２は、前記メツセージ欄と同等の
大きざのメツセージｌ［［７３の表示、ヘルプ（ＨＥＬ
Ｐ）ｌ　６６と同等の大きさ及び配置のヘルプ（ＨＥＬ
Ｐ）ｌ　７４の表示とタッチ領域の設定、ストップ／ク
リア＠６７と同等の大きさ及び配置のクリア／ストップ
ａ！７５の表示とタッチ領域の設定、前記ファクシミリ
キーｆｆ１６８と同等の大きざ及び配置のファクシミリ
キーｌ１ｌ１１７６の表示及びタッチ領域の設定を行う
。

次に、第６図、第７図を参照し本実施例装置の割込み機
能について説明する。

この装置をスタートし特定の操作モード、例えば複写モ
ード実行に（ＳＴ２０＞　、割込みモード、例えばファ
クシミリ受信モード（ＳＴ２１）が生じたものとする。

尚、割込み機能は前記制御プログラムに基づいてヘルプ
欄１５を押下することにより生じるものとし、例えばヘ
ルプｆｆ１１５を１回押下すれば実行中の操作モードを
継続し、ヘルプｌｌ１１１１５を２回押下すれば実行中
の操作モードが割込みモードに応じた操作モードに切替
わるものとして以下の説明を行う。

ファクシミリ受信モードが生じたとき、前記コントロー
ラ２は前記動作プログラムに基づき複写機１２０の機能
を一旦停止する（　５Ｔ２２　）。

そして、この段階でコントローラ２は前記メツセージ欄
１４に第７図（ａ）に示すように「ファクシミリ受信」
Ｑ文字を表示する（ＳＴ２３　）。

この装置のオペレータはこの「ファクシミリ受信」の文
字を見て複写モードを継続するか否かを判断しく５Ｔ２
４＞　、もし複写モード続行ならばヘル・プａ（１５を
１回押圧する（ＳＴ２５　＞。すると、複合機器部３は
コントローラ２による制御の基に複写モードの動作を続
行すると共に（ＳＴ２Ｂ）　、予め第１メモリ２００に
格納されている動作プログラムに基づき複写モードの動
作を続行しつつファクシミリ受信に基づく受信内容を第
２メモリ２１０へ記憶する（ＳＴ２７＞。

そして、複写モードの動作が終了すると（ＳＴ２８）、
コントローラ２は第２メモリ２１０ヘアクセスし記憶し
た受信内容を読出してこれをプリンタ１４０に送る。プ
リンタ１４０は受信内容情報をプリントアウトしく５Ｔ
２９）　、オペレータの表示に供する。

これによりオペレータは複写モードによる複写情報を支
障なく得ることができると共に併せてファクシミリ受信
情報をも得ることができる。

一方、上述した５Ｔ２４においてオペレータがファクシ
ミリ受信モードに切替える場合にはヘルプ欄１５を２回
押下する（　５Ｔ３０　）。

すると、コントローラ２は制御プログラムに基づき第７
図（ｂ）に示ずようにメツセージ欄７３の表示制御を行
い、ここに「ファクシミリ受信中Ｊの文字を表示すると
共に（ＳＴ３１）　、複写モードにおける平面型ディス
プレイ８ｂの表示態様を第８図に示すようにモードＩｆ
！１６９及びメツセージ１１７３のみを残し、他の部分
の表示を消す（５Ｔ３２　）。

コントローラ２は、このとき同時に複写モードにおける
複写機１２０の動作内容と、複写モードにおける第３図
に示すような表示態様及びキー人力位置の設定態様をデ
ータの形で取込みこれを第２メモリ２１０へ送って一旦
記憶する（ＳＴ３３）。

また、コントローラ２はこの状態で第８図に示すように
モードｔ１１６９のｒＦＡＸＪの文字の点滅（同図にお
いて、１、を付して示す）を行う（、５Ｔ３４　）。

そして、ファクシミリ受信モードの動作が終了すると（
ＳＴ３５）　、コントローラ２は前記第２メモリ２１０
の記憶内容を取込み、これを基にコントロールパネル部
８の表示態様及びキー人力位置の設定態様を第３図に示
す状態に復帰させる（ＳＴ３６）。

この後、複写モードの動作が終了した段階で（ＳＴ３７
）　、一連の動作が終了する。

このような実施例装置の動作により、オペレータは複写
モード実行中にファクシミリ受信があった場合にも、こ
のファクシミリ受信情報を簡単な操作で確実に得ること
ができ、その後再び複写モードに自動復帰するので所望
の複写情報も１ｑることができる。

本発明は上述した実施例に限定されるものではなくその
要旨の範囲内で種々の変形が可能である。

例えば、上述した実施例では複写モードに対するファク
シミリ受信モードの割込みを行う場合について説明した
が、この逆の場合や他の操作モード、例えばプリンタモ
ードやスキャナモードとの割込み動作も同様に実行可能
である。

［発明の効果］ 以上詳述し本発明によれば１、割込み機能と割込み前の
操作モードの内容を記憶する記憶手段を有するものであ
るから、簡略な操作で割込み動作を行うことができる複
合表示及び入力装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置を含む複合機器の構成を示
すブロック図、第２図は第１図に示す複合機器を示す要
部切欠斜視図、第３図は実施例装置における複写モード
の表示態様を示す平面図、第４図は同装置の複写モード
における表示内容を示すフローチャート、第５図は同装
置におけるファクシミリ受信モードを示す平面図、第６
図は同Ｓ装置における割込みモードの動作順序を示すフ
ローチャート、第７図（ａ）は複写モード実行中にファ
クシミリ受信があった場合のメツセージ欄の表示を示す
部分平面図、第７図（ｂ）は割込みモードとしてのファ
クシミリ受信モード中のメツセージ欄の表示を示す平面
図、第８図は割込みモードとしてのファクシミリ受信モ
ードにおける表示部の表示態様を示す平面図である。 １・・・複合機器１．８ａ・・・透明タッチパネル、８
ｂ・・・平面型ディスプレイ、 １４．７３・・・メツセージ欄、１５・・・ヘルプ欄、
１２０・・・複写機、１３０・・・ファクシミリ、１４
０・・・プリンタ、１５０・・・スキャナ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）独立した操作機能を有する複数種の機器を一体化
   した複合機器に用いられる表示部及び入力部一体型の複
   合表示及び入力装置であって、前記複合機器におけるい
   ずれかの操作機能実行中に割込みをかける割込み機能と
   、この割込み機能発生時に割込み前の操作機能における
   表示部及び入力部の設定態様を記憶する記憶手段と、割
   込み機能の発生の有無により前記表示部及び入力部の設
   定態様を変更する制御手段とを有し、前記制御手段は割
   込み機能発生時にはこの割込み機能に応じた表示部及び
   入力部の設定態様としてその操作機能を実行可能とした
   ことを特徴とする複合表示及び入力装置。
2. （２）前記制御手段は、割込み機能に応じた操作機能終
   了後、表示部及び入力部を、記憶手段に記憶した割込み
   前の操作機能の表示態様及び入力キー態様に自動復帰さ
   せることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の複合
   表示及び入力装置。