JPS63277204A - オレフィン重合体の製造方法 - Google Patents

オレフィン重合体の製造方法

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JPS63277204A
JPS63277204A JP11199587A JP11199587A JPS63277204A JP S63277204 A JPS63277204 A JP S63277204A JP 11199587 A JP11199587 A JP 11199587A JP 11199587 A JP11199587 A JP 11199587A JP S63277204 A JPS63277204 A JP S63277204A
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JP
Japan
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compound
group
boron
electron
silicon
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Application number
JP11199587A
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English (en)
Inventor
Sadanori Suga
菅 禎徳
Yasuo Maruyama
康夫 丸山
Miyoko Onishi
美代子 大西
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な固体触媒成分を用いたα−オレフィン
重合体の製造方法に関する。更に詳しくは、重合活性、
立体規則性、および粒子性状に優れた重合体を与える新
規な担体付触媒成分とI〜■族金属の有機金属化合物及
び必要に応じて電子供与性化合物とからなる触媒を用い
り、エチレン、プロピレン、ブテン−/、l−メチルペ
ンテン−/、3−メチルブテン−/等のα−オレフィン
重合体の製造方法に関するものである。
特には、炭素数3以上のα−オレフィンに対して高活性
で高立体規則性かつ粒子性状の良好な重合体を製造する
方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、担体付触媒で炭素数3以上のα−オレフィンに対
し、高活性でかつ高立体規則性の重合体を与える触媒の
製造法については、数多くの提案があるが、それらの多
くは、重合活性や立体規則性の面で充分満足すべきもの
ではなく、一層の改良が望まれている。また、得られる
重合体の粒子性状の点においても不充分であり、改良が
望まれている。粒子性状は、スラリー重合や気相重合等
においては、きわめて重要な因子であり、粒子性状が悪
い場合、重合槽内での付着や重合体の抜出し不良、ある
いは配管の閉塞等のトラブルの原因となる。
例えば特開昭!λ−タ了07t、特開昭33−2310
ではM2アルコキシド、T1ハロゲン化物、電子供与体
の三成分の接触反応生成物を触媒成分として用いる方法
が開示されているが、重合活性、立体規則性、生成ポリ
マーの粒子性状共、不十分なものであった。
特開昭j6−/λo’yiiでは、上記三成分に加えて
T1テトラアルコキサイドを用いる方法が開示されてい
る。即ち、 MWアルコキシドをヘプタン中でT1テト
ラアルコキシドで処理し得られた処理固体を有機酸エス
テル、T1ハロゲン化物で処理するものである。この方
法も、重合活性(Ti / P当り、7時間当り、プロ
ピレン圧/A?/ crd当たりのポリマー収量)は、
高々io、oo。
y −pp/7− Ti −Aii’/ffl ppy
 書hr強であり、アイツタクチイックインデックスも
最も高いもので、りクチ、更に嵩密度も0.30 P/
CC近辺と充分に高い性能を示すものではなかった。
また、特開昭jター/20603においては、M1アル
コキシド及び/又はMnアルコキサイドをT1テトラア
ルコキシドと接触せしめる事により液体を形成し、該液
体をハロゲン化剤を含んで成る流体と反応せしめる事、
及び電子供与体で処理する事によって、処理された固体
を形成し、そして、該固体を遷移金属ハライドで後処理
する段階を含んで成る方法が開示されている。
同方法は狭くそして高い粒子直径の分布含有し、重合体
中の微粒子成分が最小であるポリオレフィンを供する触
媒成分を製造することを重要な目的としている。粒径分
布に関しては、大粒子が多く必ずしも分布が狭いとは言
い難いが、微粒に関しては相当程度減少している事が認
められる。しかし、特に立体規則性に関しては、改良効
果が充分高いとは言えずアイツタクチイックインデック
スは70%以下である。
本発明者らは、先に特願昭tl−//1732において
、マグネシウムジアルコキサイドを電子供与性化合物、
ケイ素テトラアルコキサイド及び四塩化チタン等のチタ
ン化合物で処理する事により、重合活性、立体規則性及
び粒子性状に優れた触媒成分の製造法を提案しているが
粒子性状については更に一層の改良が望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明者らは、上述の触媒系の高活性、高立体規則性を
維持しながら、かつ粒子性状が一層優れた重合体を与え
る固体触媒成分を得るべく、その製法について鋭意検討
した結果、本発明に到達した。即ち、本発明の要旨は、
一般式Mr(oR’)n(OR”)z−n (式中、R
1、R2はアルキル基、アリール基またはアラルキル基
を示し R1とR2は同一でも異なってもよい。nIf
iコ≧n≧Of示す。)で表わされるマグネシウム化合
物と一般式B(OR3)3 (式中、R3Fiアルキル
基、アリール基またはアラルキル基を示す。)で表わさ
れるホウ素化合物、および一般式81(OR’)。
(式中、R4はアルキル基、アリール基またはアラルキ
ル基金示す。)で表わされるケイ素化合物を加熱反応さ
せ、次いで該反応生成物をハロゲン含有チタン化合物お
よび電子供与性化合物で処理することによって得られる
固体触媒成分(A)と周期律表第I〜III族の金属の
有機金属化合物(B)および必要に応じて電子供与性化
合物(C)とより成る触媒の存在下にオレフィンを重合
または共重合させることを特徴とする第1/フィン重合
体の製造方法に存する。
C発明の構造〕 本発明を詳述すれば (A) (a)  一般式Mt (OR’ )H(OR
2)2−nで示されるマグネシウム化合物と、一般式B
(OR3)、で示されるホウ素化合物、および一般式5
t(oR’)。
で示されるケイ素化合物の加熱反応生成物を (b)  ハロゲン含有チタン化合物と(C)  電子
供与性化合物で 処理することによって得られる固体触媒成分と、 (B)  周期律表第■〜■族の金属の有機金属化合物
とを必須成分とし、更に適宜 (C)電子供与性化合物 を組合わせた触媒を用いて、オレフィンを重合または共
重合することを特徴とするオレフィン重合体の製造方法
である。
本発明で使用する一般式up(on’)n(ou2)2
−nで示されるマグネシウム化合物(aI)を具体的に
示すとMy (QC!H3)2、MW (QC!2H5
)2、Mr (OC3H7)z 、MY(oc4Hs)
z、MV (OCgHs )z、MP (OCHzCa
Hs)z、Mp (QC!。
Hs ) (OC4H9)、H7(OC2H5) (O
C6H5)、y、y (OC6H4CHs )2等のジ
アルコキシマグネシウム、ジアリールオキシマグネシウ
ム、ジアラルキルオキシマグネシウム、アルキルオキシ
アリールオキシマグネシウムを挙げることができる。こ
れらは混合して用いることもできる。
一般式B(OR3)3で示されるホウ素化合物(R2)
としては、B (OCH3)3、B (OCzHs )
3、B(QC!3H7)3、B (QC!4H9)3、
B (QC!6H5)3、B (OCR2C,H5)a
等が挙げられる。これらは混合して用いることもできる
一般式81(OR4)4で示されるケイ素化合物(R3
)としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、テトラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン
、テトラ(2−エチルヘキソキシ)シラン、テトラフェ
ノキシシラン、テトラ(P−メチルフェノキシ)シラン
等が挙げられる。これらは混合して用いることもできる
これらのうち、マグネシウム化合物、ホウ素化合物、ケ
イ素化合物の少くともいずれかがアルコキシ基としてア
リールオキシ基を含むものが好ましい。
マグネシウム化合物(al)とホウ素化合物(R2)お
よびケイ素化合物(R3)の3種化合物からの反応物(
a)を得る手法としては、  (=1)、(R2)、(
R3)を同時に接触させて反応させる手法、(at)と
(R2)を反応させた後(R3)を反応させる手法、(
al)と(R3)を反応させた後(R2)を反応させる
手法、あるいは(R2)と(R3)を反応させた後(a
りを反応させる手法等が挙げられる。また反応時に不活
性炭化水素溶媒を存在させてもよい。反応温度は乙0℃
〜−00℃、好ましくは、io。
℃〜/よ0℃であり、反応時間は、o3〜3時間程度で
ある。各成分の使用量をモル比で表わすと通常次のとお
りである。
Mf(oR’)n (oRr)2−n’B(OR3)3
     θ、Oj〜弘、好ましくはO02〜lsi 
(OR4)4o、/〜j1 好ましくは0.2〜2本発
明のマグネシウム化合物(al)とホウ素化合物(R2
)及びケイ素化合物(R3)の加熱反応生成物(a)は
(al)、(R2)、(R3)王者の組成比により液状
物を得る事も可能であるが、固体成分を含むスラリー状
のものを使用する場合、良好な結果が得られる事が多い
液状である場合には後述するチタンハロゲン化物との反
応の際に均一液状物を経るが、その後、固体成分が生成
しにくい傾向がある。
また、本発明のマグネシウム化合物(aりとホウ素化合
物(a、)およびケイ素化合物(R3)の加熱反応生成
物(a)を得る際に、一般式R50H(式中R6はアル
キル基、アリール基、またはアラルキル基を示す。)を
反応させて、アルコール交換させる手法も好ましく用い
ることができる。
ここで用いるR50Hを具体的に示すと、エタノール、
ブタノール、ヘキサノール、コーエチルヘキサノール、
ベンジルアルコール等のアルコール類;フェノール、ク
レゾール、キシレノール、ブチルフェノール等のフェノ
ール類が挙げられる。
本発明においては、上記のようにして得られる加熱反応
生成物(a)を不活性炭化水素溶媒の存在下または不存
在下においてハロゲン含有チタン化合物(1))および
電子供与性化合物(C)で処理することによって固体触
媒成分(A) f、得る。
ここで用いるハロゲン含有チタン化合物(b)としては
、四塩化チタン、四臭化チタン、回天化チタン及ヒT1
710ゲンーアルコレート化合物等が挙げられる。
電子供与性化合物(C)としては、一般に含リン化合物
、含酸素化合物、含硫黄化合物、含窒素化合物が挙げら
れる。このうち好ましくは含酸素化合物が用いられる。
含酸素化合物としては、例えば下記一般式(式中R6、
R7はアルコキシ基で置換されていてもよい炭化水素基
を示し、相互に結合して環状基を形成していてもよい。
またkは1〜3の数を示す。)で表わされる化合物が挙
げられる。
具体的にはジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、フランのようなエ
ーテル類;アセトン、ジエチルケトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、フェニルプロピルケト
ンのよりなケトン類;酢酸エチル、プロピオン酸メチル
、アクリル酸エチル、オレイン酸エチル、ステアリン酸
エチル、フェニル酢酸エチル、安息香酸メチル、安息香
酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、トルイ
ル酸メチル、トルイル酸エチル、トルイル酸フロビル、
トルイル酸ブチル、エチル安息香酸メチル、エチル安息
香酸エチル、キシレンカルボン酸エチル、アニス酸メチ
ル、アニス酸エチル、エトキシ安息香酸メチル、エトキ
シ安息香酸エチル、ケイ皮酸エチルの様なカルボン酸の
エステル類あるいはγ−ブチルラクトンの様な環状エス
テル類が挙げられ、また、安息香酸−β−トリメトキシ
シリルエチル等のケイ素含有カルボン酸エステル類も挙
げられるが、好ましくはカルボン酸エステルが用いられ
、特に好ましくは芳香族カルボン酸エステルが用いられ
る。
本発明方法において、前記(a)成分を(b)、(C)
成分で処理する方法としては、(a)を(b)+(C)
で処理する方法、(a)を(b)で処理した後(C)で
処理する方法、(a)と(C)を予め接触させた後(b
)で処理する方法等があるが、反応物(a)を調製する
際(C)を共存させて反応させ、その後(b)で処理す
る方法も用いることができる。また(b)および(C)
での処理工程を少くとも一回以上繰り返す方法も好まし
くとり得る。
処理後、不活性炭化水素溶媒で洗浄し、溶媒への可溶成
分を適宜除去して、固体触媒成分(A)が得られる。触
媒製造工程で使用する(b)、(C)各成分の7つの工
程での使用量を(a)成分中のマグネシウム化合物1モ
ルに対してモル比で表わすと通常次のとおりである。
ハロゲン含南チタン化合物(b) 0./〜ioo  
好ましくは/〜≠0、電子供与性化合物 (C)θ、θ
/〜/Q好ましくはθ、/〜/、そして、得られる固体
触媒成分(A)中のチタン含量が0./〜IO重量係、
好ましくは0.2〜!重量%になるように上記各成分の
使用量を調節する。
処理湯度は通常−70℃〜コoo℃、好ましくは−70
℃〜/j′θ℃である。具体的には例えば(a)成分と
(b)成分、次いで(C)成分を接触させる場合には、
(、)成分と(b)成分を−70℃〜!O℃、好ましく
は一30℃〜30℃で接触させ、ついで(c)成分を5
0℃〜200℃、好ましくは70℃〜lJ″Q℃で接触
させるか、あるいは(a)成分と(b)成分、及び(C
)成分を同時に接触させる場合には−70℃〜50℃、
好ましくは一30℃〜30℃で接触させ、次いで!θ℃
〜λθO℃、好ましくは70℃〜/、tO℃に加熱昇温
させ処理すると良好な結果が得られる。
接触温度を低くすると、(a)成分と(b)成分及び場
合によって同時に(C)成分を接触する際一度全体が均
一の液状となり易く、この均一液状物を加熱昇温して固
体を析出せしめる事により、粒子性状良好な固体触媒成
分を得る事が出来る。
処理する際は、不活性溶媒の存在下または不存在下で行
うことが出来、反応時間は0.!T〜6時間程度である
かくして得られる固体触媒成分(A)と周期律表第■〜
■族の金属の有機金属化合物(B)、更に必要に応じて
電子供与性化合物(C)を混合してなる触媒系を用いて
、オレフィンの重合または共重合を行ってポリオレフィ
ンを製造する。
次にこの触媒系で用いられる周期律表第1〜m族の金属
の有機金属化合物(B)としては、好ましくは一般式A
tRnx3.−nで表わされる化合物が挙げられる。上
式においてRは炭素数7〜20個の炭化水素基、特に脂
肪族炭化水素基であり、Xはハロゲン、nは2〜3の数
を示す。この有機アルミニウム化合物の具体例としては
、トリエチルアルミニウム、トリプロピルアルミニウム
、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニ
ウム、トリオクチルアルミニウム、モノビニルジエチル
アルミニウム、ジエチルアルミニウムモノクロライド等
が挙げられるが、好ましくはトリアルキルアルミニウム
が用いられる。
また、電子供与性化合物(C)としては、固体触媒成分
(A)製造時に用いた(C)成分が用いられるが、好ま
しくはカルボン酸エステルであり、特に好ましくは芳香
族カルボン酸エステルである。
触媒各成分の使用割合は、触媒成分(A)中のチタン対
(B)成分のアルミニウム化合物対(C)成分の電子供
与性化合物のモル比が l:3〜zoo”、o〜ioo  好ましくは、l:2
0S−200:3〜50になるように選ばれる。
重合または共重合に供されるオレフィンとしテハ、エチ
レン、フロピレン、フテンー/、3−メfルフテン−7
1≠−メチルペンテンー/等が挙げられ、好ましくは炭
素数3以上のα−オレフィン、特にプロピレンが挙げら
れる。また重合は単独重合のほかランダムまたはブロッ
ク共重合にも適用できる。
重合反応は不活性炭化水素、例えばヘキサ/、ヘプタン
、トルエン、ペンタン、ブタン或いはこれらの混合物、
または重合を受けるα−オレフィンの液化物を゛溶媒と
するスラリー重合方式や気相中で重合を行なわせる気相
重合方式で行なうことができる。
温度は50〜ioo℃、好ましくは60〜りO℃であり
、圧力は特に制限されないが、通常大気圧〜100気圧
の範囲内から選ばれる。
また重合系内に分子量調節剤として水素を存在させるこ
ともでき、これによりメルト70−インデックスを容易
に変えることができる。
その他それぞれのα−オレフィンの重合、共重合に当り
て通常採られる手段を本発明方法に適用することもでき
る。例えば前記触媒3成分(A)、(B)、(C)また
は(A)、(B)コ成分を用いてα−オレフィンで前処
理する手法等である。
〔実施例〕
欠に実施例によって本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はその要旨を逸脱しない限りこれら実施例によっ
て何ら制約を受けるものでない。
また、第7図は本発明に含まれる技術内容の理解を助け
るための70−チャート図であり、本発明はその要旨を
逸脱しない限り、フローチャート図によって何ら制約を
受けるものではない。
なお実施例において、重合活性(Kとして示−t:l:
/R間につきα−オレフィン圧/Isl/crA当シ、
固体触媒成分(A) / r当りのポリマー生成量(?
)であり、触媒効率(OKとして示す)は固体触媒成分
(A) / を当りのポリマーの生成量(2)である。
アイソタクチックインデックス(エエとして示す)は改
良型ソックスレー抽出器で沸騰n−へブタンにより6時
間抽出した場合の残量(重量%)である。
嵩密度(ρBとして示す。単位はy/ac ’)はJ工
S−に−1,72/に従って測定した。メルトフローイ
ンデックス(MIP工として示す)はASTM−D−/
231rに従って測定した。
重合体の粒度分布は、三田村理研社の標準ふるいを用い
て測定した。
実施例1 (1)固体触媒成分の製造 攪拌機、温度計を備えた300g1フラスコに精製N2
 シー ル下、市販MP(OCzHs)z s rrを
採取し、B (OC4Hs )3 ! trおよびテト
ラフェノキシシラ;y Ir、t trのトルエン溶液
を添加した。添加後昇温し、130℃で2時間反応させ
、白色固体スラリー状の反応生成物を得た。
この反応生成物に精製トルエン溶液ゴを添加し−λO′
Cまで冷却した。冷却後T i Ct4コタ?rを添加
したところ全体が均−溶液状となった。その後徐々に昇
温することによって固体粒子の形成が認められた。10
″Cまで昇温後安息香酸エチル/jtrを添加し同温度
で7時間保持した後精製トルエンで洗浄して固体生成物
を得た。
次いで得られた固体生成物に、TiCl41r J?r
および安息香酸エチル/、39rを添加し、to℃で7
時間処理した。その後室温において精製トルエンで洗浄
し固体触媒成分グ、りfrを得た。このもののT1含量
はコ、?重量%であった。
(2)  プロピレンの重合 精製アルゴンで充分置換した2tの誘導攪拌式オートク
レーブに、アルゴンシール下、室温でトリエチルアルミ
ニウム/、0ミリモル、ハラメチル安息香酸メチル0,
3ミリモルヲ添加し、更にH2を/、Ok’i/cdに
なるように加え、液体プロピレン700 Ir ′fc
仕込んだ。
次いで上記固体触媒成分/J′〜を添加した後、70℃
に昇温し、7時間の重合を行った。その後余剰のプロピ
レンをパージし、粉末ボリプロビレンコタJ Yrを得
た。触媒効率Cffjは/り、j 00 f−PP/ 
t−cat 、重合活性にはtzoであり、得られた重
合体のρBは0.ψ/?/cc、 エエはり4,7%、
My工は弘、3でありた。また、重合体の粒度分布は6
00μm〜コタOμmの粒度をもつ重合体が全体の76
チを占め、iooμm以下の微粉量がθ、/チであった
実施例λ 実施例1(1)において、マグネシウム化合物としてM
y(OC4Hs)z 7.t trを用い、精製トルエ
ンの添加量ft63 meとした以外は、実施例1(1
)と同様にして固体触媒成分を得た。このもののT1含
量はノ、り重量%であった。
得られた固体触媒成分を用い、実施例/(2)と同様に
してプロビレ/の重合を行ったところ、触媒効率CV 
= 、2 u、000 V−PP/ ?−eat 、重
合活性に−400,ρB=o、uコt/ec、II=り
6.6チ、M F I = l、、3であった。また得
られた重合体の粒度分布は≠00μ771−200μm
の粒度をもつ重合体が全体のタコ%であり、iooμm
以下の微粉量はθ、コチであった。
実施例3 実施例/(1)と同様な手法で、市販MP (002H
5)zj trにB(OC4Hg)33 rr 、 テ
トラエトキシシラン≠、g trおよびフェノール1,
2 frのトルエン溶液を添加した。添加後昇温し、i
oo℃で1時間、更に130℃で7時間反応させた。反
応中にエタノールの留出が認められた。得られた反応生
成物は白色固体スラリー状であった。
この反応生成物を用いた以外は、実施例/(1)と同様
にして固体触媒成分を得た。T1含量はコ、を重量%で
あった。
実施例/(2)と同様にしてプロピレンの重合を行った
とζろ、触媒効率C’E2=、2/、000 ?−PP
/?−cat、重合活性に;70θ、ρ、 = o、t
x 、z v/ce。
エニーデフ、0%、MFI=7゜3であった。また得ら
れた重合体の粒度分布は実施例1とほぼ同等であった。
実施例≠ 実施例3において、テトラエトキシシランをテトラフェ
ノキシシラン1.1 frのトルエン溶液に、フェノー
ルをn−ブタノールA、、t frに代えた以外は、実
施例3と同様にして固体触媒成分を得た。このもののT
1含量は、289重量%であった。
実施例/(2)と同様にしてプロピレンの重合を行った
ところ、触媒効率GK−λλ、、t00f−PP/?−
cat、重合活性に;7!θ、4m = 0.u 3 
r/ee、XX=り7,7%、MF工=V6りであった
。また得られた重合体の粒度分布は実施例λとほぼ同等
であった。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によると重合活性、立体規則性、お
よび粒子性状に優れた重合体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一態様を示すフローチャート図である
。 出 願 人  三菱化成工業株式会社 代 理 人  弁理士 長谷用   −ほか/名

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)(a)一般式Mg(OR^1)_n(OR
    ^2)_2_−_n (式中、R^1、R^2はアルキル基、アリール基また
    はアラルキル基を示し、R^1とR^2は同一でも異な
    っても良い。nは2≧n≧0を示す。)で表わされるマ
    グネシウム化合物、一般式B(OR^3)_3 (式中、R^3はアルキル基、アリール基またはアラル
    キル基を示す。)で表わされるホウ素化合物、および 一般式Si(OR^4)_4 (式中、R^4はアルキル基、アリール基またはアラル
    キル基を示す。)で表わされるケイ素化合物を加熱反応
    させ、ついで (b)ハロゲン含有チタン化合物、および (c)電子供与性化合物で処理することによって得られ
    る固体触媒成分と、 (B)周期律表第 I 〜III族の金属の有機金属化合物よ
    り成る触媒の存在下にオレフィンを重合または共重合さ
    せることを特徴とする オレフィン重合体の製造方法。
  2. (2)マグネシウム化合物、ホウ素化合物およびケイ素
    化合物の三成分の加熱反応生成物をハロゲン含有チタン
    化合物で処理する際、一度均一系を経たのち固体を生成
    させる事を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    方法。
  3. (3)マグネシウム化合物、ホウ素化合物およびケイ素
    化合物の三成分の加熱反応生成物(a)をハロゲン含有
    チタン化合物(b)及び電子供与性化合物(c)で処理
    する際(a)成分と(b)成分を−70℃〜50℃で接
    触させ、次いで(c)成分を50℃〜200℃で接触さ
    せる、又は(a)(b)(c)成分を同時に−70℃〜
    50℃、次いで50℃〜200℃で接触させることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2)項に
    記載の方法。
  4. (4)マグネシウム化合物、ホウ素化合物およびケイ素
    化合物の加熱反応生成物(a)が、マグネシウム、ホウ
    素、ケイ素、およびアルコキシ基よりなる固体状生成物
    を含む事を特徴とする、特許請求の範囲第(1)〜(3
    )項のいずれかに記載の方法。
  5. (5)マグネシウム化合物、ホウ素化合物およびケイ素
    化合物のいずれかがアルコキシ基として、アリールオキ
    シ基を含む事を特徴とする特許請求の範囲第(1)〜(
    4)項のいずれかに記載の方法。
  6. (6)マグネシウム化合物、ホウ素化合物およびケイ素
    化合物の三成分の加熱反応生成物のハロゲン含有チタン
    化合物及び、電子供与性化合物による処理を二回以上繰
    り返す事を特徴とする特許請求の範囲第(1)〜(5)
    項のいずれかに記載の方法。
  7. (7)電子供与性化合物(C)の存在下にオレフィンを
    重合または共重合させることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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