JPS63274338A - 軸付き軸受の組立て構造 - Google Patents

軸付き軸受の組立て構造

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JPS63274338A
JPS63274338A JP62105988A JP10598887A JPS63274338A JP S63274338 A JPS63274338 A JP S63274338A JP 62105988 A JP62105988 A JP 62105988A JP 10598887 A JP10598887 A JP 10598887A JP S63274338 A JPS63274338 A JP S63274338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
fitting
housing
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP62105988A
Other languages
English (en)
Inventor
Suezo Yuzawa
湯沢 末蔵
Masabumi Yamakawa
正文 山川
Takao Shibayama
孝男 柴山
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Canon Inc
Canon Precision Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Precision Inc
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Publication date
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Publication of JPS63274338A publication Critical patent/JPS63274338A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は軸付き軸受をハウジングに対して固定する際の
組立て構造に関する。
〔従来の技術〕
モータシャフトや各種スピンドルを回転自在に軸支する
軸受としてボールベアリングやローラベアリングなどが
使用されており、これらの軸受はインナーレースとアウ
ターレースとの間にボールまたはローラを挿入した構造
をしており、通常アウターレースをハウジング等に圧入
して使用されている。
しかし、このような従来の軸受にあっては、軸とインナ
ーレースとの嵌合部およびインナーレースとアウターレ
ースとの間に隙間があるため、軸の倒れや振れを完全に
除去することができず、光学系のスキャナモータやスピ
ンドルモータなどの楕v!i機器で使用する場合の難点
になっていた。
もっとも、軸受間隔を大きくしたり選択嵌合で特定の軸
と組合せ使用すれば倒れや振れの問題を解決することも
可能であるが、軸受構造が大型になったり工数が増大す
るという問題が生しる。
そこで、ガタのない軸受構造として軸付き軸受が使用さ
れている。
この軸付き軸受は軸自体をインナーレースとして利用し
、軸上の2ケ所にボールベアリング等の軸受部を形成す
るとともに両軸受部のアウターレース間にガタ除去用の
圧縮スプリングを組込んだ構造をしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来、この種の軸付き軸受をハウジングに固
定する方法としては、2個の軸受部の双方を圧入するこ
とが不可能であることから、次のような方法が採用され
ていた。
(i)2IrMの軸受部を両方とも焼嵌めする方法。
(i:)片側の軸受部のみを焼嵌めし、他方は接着する
方法。
(iii )両方の軸受部を接着する方法。
(iv)片方のみ圧入し、他方はルーズにしておく方法
しかし、このような従来の組付は方法では次のような問
題があった。
(i)両方を焼嵌めする方法では、ハウジング形状がパ
イプのように均一断面形状でないかぎり、冷却速度や締
め代の差などにより焼嵌め時に軸受部が軸方向に移動し
、組立て精度が得られない。
また、焼嵌め代の管理や温度管理が難しい。
(11)片側のみ焼嵌めし他方を接着する方法では、焼
嵌め固定完了まで軸受部を固定しておく必要があり、固
定しておかないと冷却途中で径が締まって来た時軸受部
が軸方向に移動し浮き上がる。
(iii )両方とも接着の場合は両軸受部の同軸度を
確保することができず、軸振れや倒れの原因になる。
(iv>片側のみ圧入し他方をルーズにする場合も両軸
受部の同軸度を確保することができず、軸振れや倒れが
生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記従来技術に鑑みなされたものであり、組立
て工数を低減できかつ組付は後の精度が維持される軸付
き軸受の組立て構造を提供することを目的とする。
本発明は、異なる外径の軸受部を有する軸付き軸受にお
いて、ハウジングに対し小径軸受部は焼嵌めにより、大
径軸受部は圧入によりそれぞれを固定する組立て構造に
より、上記目的を達成するものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明よる軸付き受の組立て構造を実施するの
に好適な精密小形モータ(スキャナモータ)の縦断面図
である。
第1図において、モータハウジングlOのボス部には軸
受を組付けるための嵌合部11A、11Bが形成され、
これらの嵌合部11A、IIBに軸付き軸受12が組込
まれている。
第2図は前記軸付き軸受12の詳細を示す。
第2図において、軸付き軸受12は、軸13自体をイン
ナーレースとして利用し、該軸13上の2ケ所に形成し
た円周溝14.14のそれぞれに複数個のボール15を
着座させ、それらの外周に7ウターレース16A、16
Bを装着して一対の軸受部17A、17Bを構成すると
ともに両アウターレース16A、16B間にガタ除去用
の圧縮スプリング18を組込んだ構造をしている。
谷溝14.14の円弧断面はボール15の外径より大き
な円弧で形成されている。
また、図示の例では、スプリング18の両端面はスライ
ドピース19.19を介してアウターレース16A、1
6Bを互いに離反させる方向に押圧している。
各アウターレース16A、16BのP[−面に形成され
た円周溝20.20もボール15の外径より大きな円弧
断面を有している。
第2図の軸付き軸受12においては、スプリング18の
押圧力により、谷溝14.14(軸13)に対するボー
ル15および各′?llI20.20 (アウターレー
ス16A、16B)の軸方向位置は、それらの形状およ
び寸法により一定の箇所に決定され、軸方向および半径
方向のガタとも完全に除去される構造になっている。
また、上記軸付き軸受12は、モータハウジング10に
組付は固定した後でも組付は前と同様スプリング18の
予圧でガタ除去の状態に保持されるよう、所定の方法で
挿入固定される。
一般に、一対の軸支用軸受を使用する場合、軸受をハウ
ジングに組漬ける時の作業性を考慮して、一方の軸受の
外径(嵌合径)を他方の軸受の外径より太き((または
小さく)シて異径にすることが行われている。
第2図の軸付き軸受12においては、軸受部17Aでは
アウターレース16Aの肉厚を小さくすることにより外
径が小さくされ、軸受部17Bではアウターレース16
Bの肉厚が大きく外径が大きくなっている。
而して、本発明によれば、軸付き軸受12は、モータハ
ウジング10の軸受嵌合部11A、11Bに対し、小径
側のアウターレースL6Aば嵌合部11Aと焼去めによ
り固定されており、大径側のアウターレース16Bは嵌
合部11Bと圧入により固定されている。
この場合の軸付き軸受12の組付は手順については第3
図を参照して後で説明する。
第1図において、モータハウジング10のフランジ部2
2の対向面(第1図中の右側面)には、複数の励磁コイ
ル(空芯コイル)23が環状に配列されて取付けられて
おり、さらに半径方向外側に電機回路基板24が取付け
られている。
前記モータハウジング10は各励磁コイル23のバック
ヨーク(磁束通路)すなわちステータヨーりをも兼ねる
ものであり、少な(とも各励磁コイル23の近傍領域は
磁性材混入型のプラスチックで形成されている。
一方、前記軸13の右側突出部には、前記励磁コイル2
3に対面する回転子すなわちロータマグネット31およ
びロータステータ32から成る回転部材が取付けられて
いる。
図示の例では、軸13の突出部にフランジ付きのカラー
33が圧入等で固定され、該カラー33に止め輪34等
でロータヨーク32の内径部が固定され、該ロータヨー
ク32にロータマグネット31が固着されている。この
ロータマグネット31には円周方向に所定数のN極、S
極が交互に形成されている。
第1図のモータは面対向偏平形構造をしたブラシレスD
Cモータの場合を示し、この種のモータは例えばスキャ
ナモータやスピンドルモータなど精密小形モータとして
好適な形式のものである。
レーザープリンタなどにおいて感光体面上に光ビームを
走査するスキャナモータとして使用する場合は、軸13
上の二点鎖線35で示す位置にポリゴンミラー(回転多
面鏡)が圧入等で固定される。
次に、軸付き軸受12をモータハウジング10に組付け
る手順を、第3図を参照して説明する。
まず、モータハウジング10の軸受嵌合部11A、II
Bのうち小径側の軸受嵌合部(焼去め側)IIAを加熱
して内径を拡大しておき、軸付き軸受12を矢印A方向
から挿入する。
この場合、小径側は上記加熱によりルーズ嵌合になって
おり、大径側11Bは圧入代があるので、大径側のアウ
ターレース16Bがストップする。
そこで、大径側のアウターレース16Bを矢印Bで示す
方向から押圧して嵌合部11B内へ圧入する。
この圧入によって軸付き軸受12の軸方向位置も正確に
決められる。
小径側のアウターレース16Aは圧入時は未だルーズで
あり、スプリング18によってガタのない軸13にの所
定位置に保持されている。
そのままの状態で嵌合部11Aが冷却され温度が下がる
と、該嵌合部11Aはアウターレース16Aの外径に徐
々に圧着されそのまま緊締状態になっていく。
こうして、2つの軸受部17A、17Bは、スプリング
18の予圧によるガタ除去の状態のまま、モータハウジ
ング10に嵌合固定される。
したがって、軸13はモータハウジング10に対して振
れや倒れのない状態で組立てられ、前述のポリゴンミラ
ー35(第1図)など軸13に固定または嵌合される部
材を振れや倒れのない状態で回転駆動しうる高い精度の
モータが得られた。
なお、以上の実施例では本発明の軸付き軸受の組立て構
造を面対向偏平形構造のモータで実施したが、本発明は
これに限られるものではな(、一般のモータに広く通用
できる他、例えばロータリーエンコンダーなどモータ以
外の各種回転機器においても同様に通用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、異な
る外径の軸受部を有する軸付き軸受において、ハウジン
グに対し小径軸受部は焼去めにより、大径軸受部は圧入
によりそれぞれを固定する組立て構造にしたので、軸付
き軸受をハウジングに対し容易にしかも正確に組立てる
ことができ、組立て後においても軸を振れや倒れのない
状態で正確に軸支しうる軸付き軸受の組立て構造が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による軸付き軸受の組立て構造を実施し
たモータの縦断面図、第2図は第1図中の軸付き軸受の
縦断面図、第3図は第1図のモータにおいて軸付き軸受
をハウジングに組付ける状態を示す模式的縦断面図であ
る。 10−・−・−ハウジング、12−・−・・−軸付き軸
受、13・・・−・−・・・・−軸(モータ軸) 、1
7 A−−−−−−−−・・小径軸受部、17 B−・
・−・大径軸受部。 代理人 弁理士  大 音 康 毅 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる外径の軸受部を有する軸付き軸受において
    、ハウジングに対し小径軸受部は焼嵌めにより、大径軸
    受部は圧入によりそれぞれを固定することを特徴とする
    軸付き軸受の組立て構造。
JP62105988A 1987-04-28 1987-04-28 軸付き軸受の組立て構造 Pending JPS63274338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62105988A JPS63274338A (ja) 1987-04-28 1987-04-28 軸付き軸受の組立て構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62105988A JPS63274338A (ja) 1987-04-28 1987-04-28 軸付き軸受の組立て構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63274338A true JPS63274338A (ja) 1988-11-11

Family

ID=14422110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62105988A Pending JPS63274338A (ja) 1987-04-28 1987-04-28 軸付き軸受の組立て構造

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JP (1) JPS63274338A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6115213A (en) * 1995-03-17 2000-09-05 Hitachi, Ltd. Bearing assembly having compact thickness, spindle motor and actuator using the same bearing assembly, and magnetic disk drive
US6687092B2 (en) * 2001-05-10 2004-02-03 Hitachi Global Storage Technologies Netherland B.V. Pivot bearing assembly for compensating for disk drive actuator tilt

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6115213A (en) * 1995-03-17 2000-09-05 Hitachi, Ltd. Bearing assembly having compact thickness, spindle motor and actuator using the same bearing assembly, and magnetic disk drive
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