JPS63271076A - 結露防止保冷帯 - Google Patents
結露防止保冷帯Info
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- JPS63271076A JPS63271076A JP10591987A JP10591987A JPS63271076A JP S63271076 A JPS63271076 A JP S63271076A JP 10591987 A JP10591987 A JP 10591987A JP 10591987 A JP10591987 A JP 10591987A JP S63271076 A JPS63271076 A JP S63271076A
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Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は医療用、健康保持、気分転換用、生鮮品の鮮度
維持のため冷却を目的とした医療用品、生活用品又は流
通用品である。
維持のため冷却を目的とした医療用品、生活用品又は流
通用品である。
医療用、健康保持又は気分転換の目的で用いられている
冷却帯としては古来、水まくら、氷のう、冷却しても硬
化しないソフトクールタイプの枕などが知られている。
冷却帯としては古来、水まくら、氷のう、冷却しても硬
化しないソフトクールタイプの枕などが知られている。
これらはいずれも、氷又は保冷効果のある薬剤を充填し
たゴム、軟質塩化ビニル樹脂、ナイロン又は膀胱膜など
で表面が覆われていた。
たゴム、軟質塩化ビニル樹脂、ナイロン又は膀胱膜など
で表面が覆われていた。
従来の冷却を目的とした冷却帯はいずれも使用時に空気
中の水分がこの冷却帯表面で凝縮し結露を生じ庭。この
現象は夏期の高温多湿時に特に著しかった。このため使
用者に不快感を与えたシ、寝床を湿らせたシすることも
あった。そこで使用者は布やタオルで冷却帯表面を覆っ
てこれらの欠点をみかけ上避けてはいたけれども、長時
間使用すると布やタオルから水分蒸発よシも水分凝集が
大きいので布やタオルが湿ってきて使用者には不快感を
与えていた。
中の水分がこの冷却帯表面で凝縮し結露を生じ庭。この
現象は夏期の高温多湿時に特に著しかった。このため使
用者に不快感を与えたシ、寝床を湿らせたシすることも
あった。そこで使用者は布やタオルで冷却帯表面を覆っ
てこれらの欠点をみかけ上避けてはいたけれども、長時
間使用すると布やタオルから水分蒸発よシも水分凝集が
大きいので布やタオルが湿ってきて使用者には不快感を
与えていた。
本発明者らはかかる欠点を解決すべく研究した結果、空
気中の水分が保冷帯表面で結露することは避けられない
にしても、この結露が直接人体や床に接触しなければ使
用時の不快感は解消されるものであシ、この目的のため
透湿防水性のシートで保冷帯表面を覆うことによりかか
る欠点を解決できることを見出したものである。
気中の水分が保冷帯表面で結露することは避けられない
にしても、この結露が直接人体や床に接触しなければ使
用時の不快感は解消されるものであシ、この目的のため
透湿防水性のシートで保冷帯表面を覆うことによりかか
る欠点を解決できることを見出したものである。
本発明は保冷剤を含有する密封袋状防水シート(保冷帯
)の表面が透湿防水性膜で被覆されていることを特徴と
する結露防止保冷帯である。この場合保冷帯と透湿防水
性膜は一体物であっても又保冷帯のみを取シ出せる分離
壓で透湿防水性膜が袋状のものであっても良い。
)の表面が透湿防水性膜で被覆されていることを特徴と
する結露防止保冷帯である。この場合保冷帯と透湿防水
性膜は一体物であっても又保冷帯のみを取シ出せる分離
壓で透湿防水性膜が袋状のものであっても良い。
つま)本発明の結露防止保冷帯は、従来の保冷帯の表面
に結露した空気中の水分を直接人体又は床等に接触させ
ず透湿防水性シートを介してから接触することとなる。
に結露した空気中の水分を直接人体又は床等に接触させ
ず透湿防水性シートを介してから接触することとなる。
従ってもしこの結露が人体又は床と接触する場合には結
露の状態でなく透湿防水性シートを通した後なので気化
し水蒸気となって接触することとなる。つまシ空気中に
存在する水分と同様でちるので使用者は何ら不快感を覚
えることはない。文法を湿らせることもない。
露の状態でなく透湿防水性シートを通した後なので気化
し水蒸気となって接触することとなる。つまシ空気中に
存在する水分と同様でちるので使用者は何ら不快感を覚
えることはない。文法を湿らせることもない。
本発明に用いられる透湿防水性膜は孔径を制限された多
数の均一微細孔を有するものであって孔径を雨滴(水分
子の多分子凝集体)よシ小さく、水蒸気の粒子の大きさ
よシも太きく(0,2〜0.6μffりすれば、内部の
保冷帯表面の結露は袋状透湿防水性膜内部にとじ込めら
れたままとなシ、直接外部の皮膚や床と接触することが
ない。一方結露は一部は気化し水蒸気となって容易にこ
の孔よシ透過発散させることができるが、この場合水蒸
気が皮膚や床に接触しても不快感や汚染の心配はない。
数の均一微細孔を有するものであって孔径を雨滴(水分
子の多分子凝集体)よシ小さく、水蒸気の粒子の大きさ
よシも太きく(0,2〜0.6μffりすれば、内部の
保冷帯表面の結露は袋状透湿防水性膜内部にとじ込めら
れたままとなシ、直接外部の皮膚や床と接触することが
ない。一方結露は一部は気化し水蒸気となって容易にこ
の孔よシ透過発散させることができるが、この場合水蒸
気が皮膚や床に接触しても不快感や汚染の心配はない。
このような透湿防水性膜はポリテトラフルオロエチレン
からなるミクロポーラスシートに布をラミネートしかつ
孔径を限定した多数の均一微細孔を有しているものがあ
る。(特公昭42−13560号) ポリテトラフルオロエチレンミクロポーラスシートにポ
リエーテル、ポリウレタンのような親水性層をラミネー
トし、これをさらに布に貼シ合わせた商品名「ボアテッ
クス」(特公昭6O−39014W、L、ボア社) ポリテトラフルオロエチレンミクロポーラスシートと布
を貼シ合わせドライクリーニング処理が可能な商品名「
ミクロテックス」(日東電工(株)製)やポリアミノ酸
を主体にした機能性膜等を用いることができる。
からなるミクロポーラスシートに布をラミネートしかつ
孔径を限定した多数の均一微細孔を有しているものがあ
る。(特公昭42−13560号) ポリテトラフルオロエチレンミクロポーラスシートにポ
リエーテル、ポリウレタンのような親水性層をラミネー
トし、これをさらに布に貼シ合わせた商品名「ボアテッ
クス」(特公昭6O−39014W、L、ボア社) ポリテトラフルオロエチレンミクロポーラスシートと布
を貼シ合わせドライクリーニング処理が可能な商品名「
ミクロテックス」(日東電工(株)製)やポリアミノ酸
を主体にした機能性膜等を用いることができる。
保冷剤としてはごく一般的な冷水又は氷水も手軽に使え
又油/水若しくは水/油エマルジヨンタイプであっても
良く、脂肪酸金属塩と油に水を加えたエマルジョン(特
公昭59−52196)タイプのものであっても良くそ
の他市販品の氷を使用しないタイプの保冷枕用の保冷剤
を用いることができる。
又油/水若しくは水/油エマルジヨンタイプであっても
良く、脂肪酸金属塩と油に水を加えたエマルジョン(特
公昭59−52196)タイプのものであっても良くそ
の他市販品の氷を使用しないタイプの保冷枕用の保冷剤
を用いることができる。
本発明の結露防止保冷帯を使用するにあたっては外袋の
透湿防水性膜を袋状にミシン縫、接着剤、シール材等で
固定しておいても良いが外袋の透湿防水性膜を袋状にす
る際一方を開放状態にし、保冷剤を含有する密封袋状防
水シートを出し入れ出来るような構造であっても良い。
透湿防水性膜を袋状にミシン縫、接着剤、シール材等で
固定しておいても良いが外袋の透湿防水性膜を袋状にす
る際一方を開放状態にし、保冷剤を含有する密封袋状防
水シートを出し入れ出来るような構造であっても良い。
さらに開放部を粘着テープやシール材で簡易に固定でき
る形状であっても何らさしつかえない。
る形状であっても何らさしつかえない。
保冷帯の大きさは特に制限されることはないが使用上通
常の枕又はヘアバンド等に使用できる大きさであれば良
い。この場合保冷帯は単一であっても複数よシなってい
ても良い。
常の枕又はヘアバンド等に使用できる大きさであれば良
い。この場合保冷帯は単一であっても複数よシなってい
ても良い。
実施例1
通常用いられるゴム製氷枕に水500−及び氷200g
を入れ、ゴム表面を良く乾いた布で拭いた保冷帯を用意
した。次にゴム製氷枕が七っ〈シ入る大きさに一方の口
のみ開放し、かつ開放部にシール材(日本ベルクロ(株
)製「マジックテープ」)を取付け、製線した袋に該保
冷帯を入れ開放部を閉合した。5℃の冷蔵庫内で一夜放
置したあと25℃湿度70%にコントロールした小部屋
内に静置した。結露防止保冷帯の表面の結露の状態と表
面温度とを時間を追って観察した。なおボアテックス素
材の袋を用いずゴム製枕のみで用いた場合と比較した。
を入れ、ゴム表面を良く乾いた布で拭いた保冷帯を用意
した。次にゴム製氷枕が七っ〈シ入る大きさに一方の口
のみ開放し、かつ開放部にシール材(日本ベルクロ(株
)製「マジックテープ」)を取付け、製線した袋に該保
冷帯を入れ開放部を閉合した。5℃の冷蔵庫内で一夜放
置したあと25℃湿度70%にコントロールした小部屋
内に静置した。結露防止保冷帯の表面の結露の状態と表
面温度とを時間を追って観察した。なおボアテックス素
材の袋を用いずゴム製枕のみで用いた場合と比較した。
結果を表1に示した。
表 1
、 表1の結果本発明は、長時間放置しても結露が発生
せず、実際に本発明結露防止保冷帯を使用した場合でも
湿気、水分による不快感はまったくなかった。
せず、実際に本発明結露防止保冷帯を使用した場合でも
湿気、水分による不快感はまったくなかった。
実施例2
ビジョン(株)製「クールまくら」及び目元社製「アイ
スノンソフト」を家庭用冷蔵庫に一夜入れ5℃に冷却し
た。この保冷帯を実施例1と同様のボアテックス素材の
袋に各々入れ開放部を閉合した。
スノンソフト」を家庭用冷蔵庫に一夜入れ5℃に冷却し
た。この保冷帯を実施例1と同様のボアテックス素材の
袋に各々入れ開放部を閉合した。
30℃湿度80係にコントロールした小部屋内に静置し
た。結露防止保冷帯の表面の結露の状態と表面温度とを
時間を追って観察した。なおボアテックス素材の袋を用
いない場合と比較し合わせて表2に示した。
た。結露防止保冷帯の表面の結露の状態と表面温度とを
時間を追って観察した。なおボアテックス素材の袋を用
いない場合と比較し合わせて表2に示した。
表2の結果本発明は長時間放置しても結露が発生せず、
実際に使用した感触でも湿気又は水分による不快感はな
かった。
実際に使用した感触でも湿気又は水分による不快感はな
かった。
実施例3
流動ノぐラフイン100部にソルビタンモノオレエート
10部を溶かし、これに氷100部を徐々に加えてO/
W型エマルジョンを得た。これに2−エチルヘキサン酸
アルミニウム5部とステアリン酸アルミニウム5部を添
加しよくかきまぜ均一に分散させた。15×20crn
の長方形ポリエチレンの袋に詰めヒートシールした後、
60℃湯浴中に90分間浸漬加熱して増粘グル化した。
10部を溶かし、これに氷100部を徐々に加えてO/
W型エマルジョンを得た。これに2−エチルヘキサン酸
アルミニウム5部とステアリン酸アルミニウム5部を添
加しよくかきまぜ均一に分散させた。15×20crn
の長方形ポリエチレンの袋に詰めヒートシールした後、
60℃湯浴中に90分間浸漬加熱して増粘グル化した。
これを家庭用冷蔵庫内で6℃迄−夜かけて冷却した。実
施例1と同様にボアテックス素材の袋に入れた。
施例1と同様にボアテックス素材の袋に入れた。
25℃、65%にコントロールした部屋に放置した。結
露防止保冷帯の表面の結露の状態と表面温度とを時間を
追って観察した。なおボアテックス素材の袋を用いない
場合と比較し合せて結果を表3にまとめて示した。
露防止保冷帯の表面の結露の状態と表面温度とを時間を
追って観察した。なおボアテックス素材の袋を用いない
場合と比較し合せて結果を表3にまとめて示した。
表 3
表3の結果本発明は長時間放置しても結露が生ぜず実際
に使用した感触も湿気、水分による不快感は彦かった。
に使用した感触も湿気、水分による不快感は彦かった。
又結露防止保冷帯の下に敷い布を湿らせることもなかっ
た。
た。
Claims (1)
- 保冷剤を含有する密封袋状防水シートよりなる保冷帯
の表面が透湿防水性膜で被覆されていることを特徴とす
る結露防止保冷帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10591987A JPS63271076A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 結露防止保冷帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10591987A JPS63271076A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 結露防止保冷帯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63271076A true JPS63271076A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14420272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10591987A Pending JPS63271076A (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 結露防止保冷帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63271076A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0670712U (ja) * | 1993-03-25 | 1994-10-04 | 精治 宮本 | 保冷バッグ |
JP2002165823A (ja) * | 2000-12-01 | 2002-06-11 | Fuji Latex Kk | 氷のう |
JP2002172128A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Fuji Latex Kk | 水 枕 |
JP2002303471A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Fuji Latex Kk | 顔面用保冷具 |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP10591987A patent/JPS63271076A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0670712U (ja) * | 1993-03-25 | 1994-10-04 | 精治 宮本 | 保冷バッグ |
JP2002165823A (ja) * | 2000-12-01 | 2002-06-11 | Fuji Latex Kk | 氷のう |
JP2002172128A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Fuji Latex Kk | 水 枕 |
JP2002303471A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Fuji Latex Kk | 顔面用保冷具 |
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