JPS63264458A - ラクタム誘導体 - Google Patents

ラクタム誘導体

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JPS63264458A
JPS63264458A JP62298784A JP29878487A JPS63264458A JP S63264458 A JPS63264458 A JP S63264458A JP 62298784 A JP62298784 A JP 62298784A JP 29878487 A JP29878487 A JP 29878487A JP S63264458 A JPS63264458 A JP S63264458A
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JP
Japan
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solvent
phenyl
chlorophenyl
distilled
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Pending
Application number
JP62298784A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Sato
泰彦 佐藤
Koichiro Yamada
幸一郎 山田
Sumihiro Nomura
純宏 野村
Ryuichi Ishida
石田 柳一
Michio Yamamura
道夫 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は脳賦活剤として有用な新規ラクタム誘導体に関
する。
(発明の構成及び効果) 本発明は次の一般式(I)で示される新規ラクタム誘導
体またはその塩に関する。
(但し、R1はフェニル基または置換フェニル基R2は
フェニル基、置換フェニル基、シクロアルキル基または
含窒素6員環複素環式基、Zは酸素原子または硫黄原子
、nは2または3を表す。)本発明の目的化合物(’!
 )及びその塩は主として中枢ドーパミン作動神経系に
対する作用に基づく優れた脳機能賦活作用を有する有用
な医薬化合物である。
上記本発明の目的化合物には、−e式(I)に於いて、
Zが酸素原子であり、nが2であるピロリドン、nが3
であるピペリドン、あるいはZが硫黄原子であり、nが
2であるチオピロリドン、nが3であるチオピペリドン
の新規誘導体が含まれる。かかる本発明の目的化合物と
しては、例えば、R1及びR2が非置換フェニル基、ま
たはハロゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子)、低級アルキル基(例えば、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基)、水酸基、低
級アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、ブトキシ基)、低級アルキルチオ基(例え
ば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブ
チルチオ基)、チオール基、シアノ基、低級アルカノイ
ルオキシ基(例えば、アセトキシ基、プロピオニルオキ
シ基、ブチリルオキシ基、カプリルオキシ基)、低級ア
ルキルスルフィニル基(例えば、メタンスルフィニル基
、エタンスルフィニルり、低mアルキルスルホニル基(
例えば、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基)、
トリハロゲノ低級アルキル基(例えば、トリフルオロメ
チル基)、ニトロ基、アミノ基、低級アルカノイルアミ
ノ基(例えば、アセチルアミノ基)、カルボキシル基及
びカルボキシ低級アルキル基(例えば、カルボキシメチ
ル基)から選ばれる1〜2個の基で置換されたフェニル
基であるか;或いはR1が上記の如きフェニル基または
置換フェニル基であって、R2がシクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基の
如きシクロアルキル基またはピリジル基、ピラジニル基
、ピリミジル基、ピリダジニル基の如き含窒素6員環複
素環式基である化合物がある。
本発明の化合物(I)のうち、好ましい化合物群として
は、R1がハロゲン原子、C1−3アルキル基、Cl−
Sアルキルチオ基、水酸基及びCl−3アルコキシ基か
ら選ばれる1〜2個の基を有していてもよいフェニル基
であり;R2がハロゲン原子、Cl−3アルコキシ基、
C3−、アルキル基、C1−、アルカノイルアミノ基、
水酸基、ニトロ基及びアミノ基から選ばれる1〜2個の
基を有していてもよいフェニル基またはC4−、シクロ
アルキル基であるピペリドン誘導体があげられる。
より好ましい化合物群としては、R1がハロゲン原子、
Cl−3アルキル基及びC3−、アルコキシ基から選ば
れる1〜2個の基を有していてもよいフェニル基であり
、RZがハロゲン原子、Cl−3アルコキシ基、Cl−
3アルキル基、ニトロ基及びアミノ基から選ばれる1〜
2個の基を存していてもよいフェニル基またはC4−、
シクロアルキル基であるピペリドン誘導体があげられる
更に好ましい化合物群としては、R1が1〜2個のハロ
ゲン原子で置換されたフェニル基であり、R2がハロゲ
ン原子、Cl−3アルコキシ基、Cトコアルキル基、ニ
トロ基及びアミノ基から選ばれる1〜2個の基を有して
いてもよいフェニル基またはC4−、シクロアルキル基
であるピペリドン誘導体があげられる。
とりわけ好ましい化合物群としては、R1がフッ素原子
、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子でモノまたはジ
置換されたフェニル基であり;R2がフッ素原子、塩素
原子、メトキシ基、メチル基、ニトロ基もしくはアミノ
基で置換されていてもよいフェニル基またはシクロヘキ
シル基であるピペリドン誘導体があげられる。
本発明化合物CI)には不斉炭素原子に基づく2種の光
学異性体が存在しうるが、本発明はこれら異性体及びそ
の混合物のいずれをも包含するものである。
本発明の目的化合物(I)またはその塩は、下記のよう
にして製造できる。すなわち、(i)一般式 (但し、R’ 、R” 、Z及びnは前記と同一意味を
有し、XI及びX!は反応性残基を表す。)で示される
化合物またはその塩を分子内開環反応させるか、または (ii)一般式 (但し、R’ 、Z及びnは前記と同一意味を有する。
) で示される化合物と一般式 %式%() (但し、R2は前記と同一意味を有する。)で示される
アミン化合物またはその塩とを反応させ (iii )要すれば生成物をその塩とすることにより
製造することができる。
また、目的化合物(I)のうち、Zが硫黄原子であるチ
オピロリドン及びチオピペリドン誘導体またはその塩は
、対応するピロリドンまたはピペリドン誘導体〔以下化
合物(I−B)と略称する〕もしくはそれらの塩をチオ
カルボニル化して製造することもできる。
上記原料化合物(■り、(II’I)、(V)及び(T
−B)は遊離のままでも、また適当な無機酸もしくは有
機酸付加塩としても反応に供することができる。
原料化合物(I I)、(III)またはその塩の分子
内閉環反応は、適当な溶媒中塩基の存在下または非存在
下に実施することができる。塩基としては例えばアルカ
リ金属低級アルコラード、トリ低級アルキルアミン、ピ
リジン、コリジン、ピコリンの如き有機塩基、水素化ア
ルカリ金属、アルカリ金属アミド等を用いることができ
る。また、原料化合物(I I)及び(I I I)の
反応性残基XI及びXzの例としては、例えばハロゲン
原子、低級アルカノイルオキシ基、置換もしくは非置換
フェニルスルホニルオキシ基、低級アルキルスルホニル
オキシ基及び水酸基等があげられる。
本反応を塩基の存在下に実施する場合、反応溶媒として
は例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチル
、塩化メチレン、クロロホルム、ジメチルスルホキシド
等の不活性溶媒を適宜用いることができ、一方、塩基の
非存在下に実施する場合、反応溶媒は基質に不活性であ
れば特に制限無く用いることができる。上記分子内閉環
反応は冷却下〜加熱下で適宜実施することができる。
原料化合物(IV)とアミン化合物(V)またはその塩
との反応は酸の存在下または非存在下で好適に実施する
ことができる。酸としては無機酸、p−トルエンスルホ
ン酸あるいはボロントリフロリドエーテラート、塩化亜
鉛、塩化スズ等の如きルイス酸をいずれも好適に使用す
ることができる。溶媒としては分子内閉環反応工程で説
明したものの他、低級アルカノール等を適宜用いること
ができる。本反応は加温〜加熱下で実施するのが好まし
い。
さらにチオピロリドン及びチオピペリドン誘導体を対応
するピロリドンまたはピペリドン誘導体のチオカルボニ
ル化反応で製造する場合は例えば適当な溶媒中チオケト
ン化剤で処理することによって実施することができる。
チオケトン化剤としては例えば、2.4−ビス(4−メ
トキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフ
エタン=2.4−ジスルフィド、五硫化リン等をいずれ
も好適に用いることができる。溶媒としてはジメトキシ
エタン、ピリジン、キシレン、トルエン、ベンゼン等を
適宜用いることができる。本反応は室温〜加熱下で実施
するのが好ましい。
なお、本発明の目的化合物(I)に於いてR1及び/ま
たはR2がフェニル基または置換フェニル基である場合
、当該フェニル基には、常法により、適宜置換基を導入
しもしくはその置換基を相互に変換することができる。
例えば、目的化合物(I)に於いてR1及び/またはR
2がフェニル基の化合物は、常法によりハロゲン化して
対応するハロゲノフェニル体とすることができ、一方、
R1及び/またはR2がハロゲノフェニル基である化合
物は、接触還元するかギ酸等で脱ハロゲン処理してR1
及び/またはREが非置換フェニル基の化合物とするこ
ともできる。またR1及び/またはRZがハロゲノフェ
ニル基である化合物からは、常法によりシアノ化処理し
て対応するシアノフェニル体を、R1及び/またはR2
が低級アルコキシフェニル基である化合物からは脱アル
キル化して対応するヒドロキシフェニル体を、R1及び
/またはR2が低級アルキルチオフェニル基である化合
物からは酸化して対応する低級アルキルスルフィニルフ
ェニル体もしくは低級アルキルスルホニルフェニル体を
それぞれ得ることもできる。R1及び/またはR2がメ
ルカプトフェニル基である化合物は対応する低級アルキ
ルスルホニルフェニル体を無水トリフルオロ酢酸で処理
して得ることもでき、R1及び/またはR2がフェニル
基である化合物からは、ニトロ化またはこれと還元処理
を組合せて対応するニトロフェニル体もしくはアミノフ
ェニル体を製造することもできる。更には、R1及び/
またはR2がアミノフェニル基あるいはヒドロキシフェ
ニル基である場合は、該化合物をアシル化処理して対応
する低級アルカノイルアミノフェニル体または低級アル
カノイルオキシフェニル体とすることもできる。
上記本発明の反応はすべてラセミ化を伴わずに進行する
ため、原料化合物として光学活性体を用いれば目的化合
物を光学活性体として得ることができる。
本発明の目的化合物(I)は主として中枢ドーパミン作
動神経系に対する作用に基づく脳機能賦活作用、例えば
自発運動元進作用、レセルピン誘発低体温拮抗作用、強
制遊泳無動時間短縮作用等を有し、 ■ 老化に伴う精神症状(自発性低下、基本的欲求低下
、思考遅滞、易疲労性、うつ状態)■ うつ病 ■ 微細脳障害症候群(小児の注意力低下、多動症、自
閉症) ■ パーキンソン病 等の治療に用いることができる。例えば、雄性STD/
ddYマウスを自発運動量測定装置(Ambulome
ter;小原医科製)に−匹ずつ30分間入れ、該装置
に馴化させた後、検体を経口あるいは腹腔内投与し、以
後10分間隔で投与60分後まで自発運動量を測定した
ところ、本発明化合物である6−(4−クロロフェニル
)−1−フェニル−2−ピペリドンは3mg/kg以上
で有意な自発運動亢進作用を示した。また、レセルピン
(投与量: 3mg/kg)を皮下投与し、18〜20
時間後の直腸部が30℃以下の雄性STD/d d Y
マウスに検体を経口あるいは腹腔内投与し、以後30.
60.120.180及び300分後の直腸部を測定し
たところ、6−(4−クロロフェニル)−1−フェニル
−2−ピペリトンは10mg/kg以上で有意な低体温
拮抗作用を示した。或いは、強制遊泳させた雄性STD
/ddYマウスに検体を経口あるいは腹腔内投与し、そ
の後再び強制遊泳させて、無動状態(顔だけを水面に出
して浮かんでいる状態)の時間を測定したところ、6−
 (4−クロロフェニル)−1−フェニル−2−ピペリ
ドンは1mg/kg以上で有意な無効時間短縮作用を示
した。更に、本発明の目的化合物(I)は意識障害及び
健忘症にも用いることができると共に、MAO活性阻害
作用、中枢性抗コリン作用等の副作用を示さず、高い安
全性を有する。例えば、6−(4−クロロフェニル)−
1−フェニル−2−ピペリドンは頭頂部に衝撃を加えた
マウスの衝撃後の昏倒から自発運動発現までの時間に対
して10mg/kg以上で有意な短縮作用を示し、炭酸
ガスによって誘起されたマウスの逆・向性健忘症に対し
て1mg/kg以上で有意な改善作用を示した。
本発明の目的化合物(I)のうち、R1及び/またはR
tがアミノフェニル基もしくは低級アルカノイルアミノ
フェニル基であるかまたはR2が含窒素6員環複素環式
基である化合物は遊離の形でもまたその塩の形のいずれ
でも医薬用途に用いることができる。医薬用途に用いる
場合、塩は薬理的に許容しうる塩であるのが好ましく、
当該塩の好ましい例としては、例えば硫酸塩、塩酸塩、
臭化水素酸塩の如き無機酸付加塩、メタンスルホン酸塩
、シュウ酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩
、酒石酸塩、クエン酸塩の如き有機酸付加塩等があげら
れる。これらの塩は例えば化合物(I)を酸と処理して
製することができる。
目的化合物(I)またはその塩は経口的にも非経口的に
も投与することができ、経口もしくは非経口投与に適し
た賦形剤と混合し、医薬製剤として用いることができる
。また、医薬製剤は錠剤、散剤、カプセル剤の如き固形
製剤であってもよ(、溶液、けん濁剤、乳剤の如き液体
製剤であってもよい。更に非経口的に投与する場合には
、注射剤の形でも用いることができる。
なお、本発明の原料化合物(I I)及び(l I 1
)はいずれも新規化合物であり、このうち、化合物(I
 r)は、例えば、一般式 %式%() (但し、R’ 、Z及びnは前記と同一意味を表す、)
で示される化合物とアミン化合物(V)とを■結合剤(
例えばp−トルエンスルホン酸)の存在下反応させた後
、該縮合生成物を塩基の存在下還元剤で処理するか、ま
たはO縮合剤(例えばp−トルエンスルホン酸)の存在
下反応させた後還元及び加水分解し、要すれば常法によ
り水酸基をカルボン酸(もしくはチオカルボン酸)の反
応性残基に変換して製造することができる。
また、他の原料化合物(TV)は一般式(但し、R’ 
、Z及びnは前記と同一意味を有する。) で示される化合物のカルボニル基を水酸基に還元し、脱
水縮合剤(例えば無機酸、p−)ルエンスルホン酸、ク
ロル炭酸イソブチル等)でラクトン化して得ることがで
きる。
さらに、原料化合物(■II)はこのようにして得た化
合物(IV)をアミン化合物(V)又はその塩と反応さ
せるか;或いは、化合物(■)の上記還元生成物をハロ
ゲン化剤で処理した後、アミン化合物(V)又はその塩
と有機塩基の存在下に反応させて得ることができる。
なお、本発明の原料化合物のラセミ体は、所望により適
宜光学分割して光学活性体とすることができ、例えば、
原料化合物(I I)の光学分割は、X′が水酸基であ
る当該化合物(II)の0−アルキル体を(S)−1−
(2−ナフチルスルホニル)ピロリジニル−2−カルボ
ニルクロリドと反応させ、生成した2種ジアステレオマ
ーをその溶解度差を利用して分離するか、或いはカラム
クロマトグラフィーで分離した後、加水分解と同時に脱
アルキル化して実施することができる。
尚、上記で得られた化合物(I−B)、(II)、(I
 I I)又は(I V)は単離精製しても良く、又は
単離することなく、そのまま次工程の反応に供すること
もできる。
実施例1 (I)−a)   4−(4−クロロベンゾイル)酪酸
メチル19.0gにアニリン14.5g、p−トルエン
スルホン酸モノハイドレート0.6g及びトルエン20
0m1を加え、脱水しながら、22.5時間加熱還流す
る。反応後、トルエンを減圧留去し、冷却後、メタノー
ル100m、l及び、炭酸水素ナトリウム2.5gを加
え、−20’cに冷却する。次いで水素化ホウ素ナトリ
ウム6゜0gを少量ずつ1時間かけて加え、−30〜−
20℃で1時間、−20〜−5℃で1時間か(はん後、
該溶液を水と酢酸エチル(I: 1)の混合溶媒400
m1に加える。酢酸エチル層を希塩酸、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液及び水で洗浄、乾燥後、溶媒を留去して5−
アニリノ−5−(4−クロロフェニル)ペンタン酸メチ
ル23 、 7 g ヲ淡?1色油状物として得る。続
いて核油状物にメタノール75 m l及び10%水酸
化ナトリウム水溶液100m1を加え、1時間加熱還流
する。反応後メタノールを留去し、水50 m lで希
釈後、エーテルで洗浄する。水層を塩酸でpH6〜7に
調整し、酢酸エチル抽出し、希塩酸及び飽和食塩水で洗
浄、乾燥後、活性炭で処理した後、溶媒を留去する。残
香をイソプロピルエーテルより再結晶して5−アニリノ
−5−(4−クロロフェニル)ペンタン酸17.8gを
無色プリズム品として得る。
収率 76% m、p、  133−134℃ Mass(m/e) : 303(M” )(I)−b
)   4−(4−クロロベンゾイル)酪酸メチル19
.0gにアニリン14.5g、p−トルエンスルホン酸
モノハイドレート0.6g及びトルエン200 m l
を加え、脱水しながら、22.5時間加熱還流する。反
応後、トルエンを減圧留去し、メタノール200 m 
lに溶解する。
0℃で20%水酸化ナトリウム水溶液49 m 1及び
水素化ホウ素ナトリウム3.0gを加え、−3〜+5℃
で1時間攪拌する。室温に戻した後、60℃で1時間攪
拌後、メタノールを留去する。水60m夏で希釈し、濃
塩酸にてp H6〜7に調整し、酢酸エチル抽出し、希
塩酸及び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、活性炭で処理した
後、溶媒を留去する。残香をイソプロピルエーテルより
再結晶して5−7ニリノー5−(4−クロロフェニル)
ペンタン酸18.’ 5 gを無色プリズム品として得
る。
収率 77.1% 本島のm、p、、IRSMassは実施例1−(I)−
a)で得られた目的物のそれと一致した。
(2)−a)5−アニリノ−5−(4−クロロフェニル
)ペンタン酸17.8gを]・ルエン290m1とピリ
ジン13.9gの混合溶液に溶解し、−3℃に冷却し攪
拌する。該溶液にチオニルクロリド5.1mlのトルエ
ンlQml溶液を1時間かけて滴下する。次いで一3℃
で1時間、室温で1.5時間攪拌後、該反応液を氷水中
に注入する。トルエン層を希塩酸、飽和食塩水、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄、乾燥後
、活性炭で処理した後、溶媒を留去する。残香をイソプ
ロピルエーテルより再結晶して6−(4−クロロフェニ
ル)−1−フェニル−2−ピペリドン16.4gを無色
プリズム晶として得る。
収率 82% m、p、 102.5−103.5℃ Mass(m/e): 285(M” )m) (2)−b)5−アニリノ−5−(4−クロロフェニル
)ペンタン!2.0gにトルエン10m1及びピリジン
520mgを室温下加え、続いて無水酢酸1.21gを
滴下し、25℃で1.5時間かくはんする。以下実施例
1− (2)−a)と同様に処理して6−(4−クロロ
フェニル)−1−フェニル−2−ピペリドン1.51g
を無色プリズム品として得る。
収率 80.5% 本島のm、p、、IR,Mass、 NMRは実施例1
−(I)−a)で得られた目的物のそれと一致した。
実施例2〜33 (I)対応原料化合物を実施例1   (I) −a)
又は−b)と同様に処理して下記第1表記載の化合物を
得る。
第  1  表 (Vl)      (II) (Z=O,n=3.X’=OII) (2)上記生成物(I I)を実施例1−(2)−a)
又は−b)と同様に処理して下記第2表記載の化合物を
得る。
第  2  表 実施例34 (I)5−アニリノ−5−(4−クロロフェニル)ペン
タン酸35gに9%塩化水素メタノール溶液340m1
を加え、2.5時間加熱還流する。
−晩室温で放置したのち、析出結晶をろ取し、酢酸エチ
ルで洗浄し、5−アニリノ−5−(4−クロロフェニル
)ペンタン酸メチル[fi[29gを得る。
収率 71.2% m、p、 188.5−190.0℃(メタノールより
再結晶)−(2)本島28gを塩化メチレン220m1
にけん濁し、水冷下、炭酸水素ナトリウム36.5gの
水400 m l溶液を加える。次いで、(S)−1−
(2−ナフチルスルホニル)ピロリジニル−2−カルボ
ニルクロリド41gを加え、室温で92時間攪拌する。
塩化メチレン層を水洗、乾燥後溶媒を留去し、シリカゲ
ルカラムクロマト(溶媒;酢酸エチル:n−ヘキサン−
1:1)で分離精製し、5−(4−クロロフェニル)−
5−((S)−1−(2−ナフチルスルホニル)−2−
ピロリジニルアニリド〕ペンタン酸メチルの2種のジア
ステレオマー(以下、生成物A及びBと称する)を得る
生成物A:無色カラメル 収量 16.3g 〔α)  −37,9”(C・1.0.クロロホルム)
Mass(m/e): 604(M” )生成物B:無
色カラメル 収量 19.9g 〔α)−8,9°(C=1.0.クロロホルム)Mas
s(m/e): 604(M” )(3)生成物A13
.9gを2−エトキシエタノール112m1に溶解し、
86%水酸化カリウム30.1g及び水15m1を加え
、外温140・=150℃にて2時間加熱還流する。反
応後、冷却下、塩酸にてp H7に調整し、酢酸エチル
抽出し、水洗、乾燥後、溶媒を留去し、シリカゲルカラ
ムクロマト(溶媒;クロロホルム:メタノール=20:
1)で分離精製し、(−)−5−アニリノ−5−(4−
クロロフェニル)ペンタン酸5゜3gをカラメルとして
得る。
収率 76% 〔α)  −22,2°(C=0.54.クロロホルム
)メチルエステル: m、p、 200−203℃(メタノールヨリ再結晶、
分解)〔α)  −93,7”(C=0.51.メタノ
ール)又、生成物813.9gを上記と同様に処理して
(+)−5−アニリノ−5−(4−クロロフェニル)ペ
ンタン酸5.3gをカラメルとして得る。
収率 76% 〔α)  +23.1@(C・0.36.クロロホルム
)メチルエステル: m、p、 200−203℃(メタノールより再結晶、
分解)〔α)  +92.1°(C・0.50.メタノ
ール)(4)(−)−5−アニリノ−5−(4−クロロ
フェニル)ペンタン酸を実施例1−(2)と同様に処理
して(−)−(S)−6−(4−クロロフェニル)−1
−フェニル−2−ピペリドンヲ得る。
収率 75% m、p、77.5−80.0℃(イソプロピルエーテル
−酢酸エチル混液より再結晶) (α)  −164,0”(C・0.98.クロロホル
ム)又、(+)−5−アニリノ−5−(4−クロロフェ
ニル)ペンタン酸を上記と同様に処理して(+)−(R
)−6−(4−クロロフェニル)−1−フェニル−2−
ピペリドンを得る。
収率 75% m、p、76.5−79.0℃(イソプロピルエーテル
−酢酸エチル混液より再結晶) 〔α)  +166.0  °(C・1.0.クロロホ
ルム)各々の異性体のMass、NMRは実施例1−(
2)で得られた目的物のそれと一致した。
実施例35 4−クロロベンゾイルプロピオン酸メチル7゜9gをト
ルエン70 m lに溶解し、8亥)容)夜にアニリン
6.3g及びp−トルエンスルホンMO,3gを加え、
脱水しながら、24時間加熱還流する。反応後溶媒を留
去し、得られた残香にメタノール100m1及び10%
水酸化ナトリウム水溶液30m1を加え、0〜10℃に
冷却して、攪拌しながら水素化ホウ素ナトリウム3.7
gを少量ずつ加える。0〜10℃で1時間、室温で30
分間攪拌後、15分間加熱還流する。反応後溶媒を留去
し、希塩酸で酸性とし、エーテル抽出、水洗、乾燥後溶
媒を留去する。残香をイソプロピルエーテルより再結晶
して5−(4−クロロフェニル)−1−フェニル−2−
ピロリドン6.2gを得る。
収率 65% m、p、82.5−83.5℃ 実施例36 (I)4− (4−クロロベンゾイル)ブタン酸10.
6gを水酸化ナトリウム1.9gの水50m!溶液に溶
解し、該溶液に水冷下、水素化ホウ素ナトリウム2.7
gを35分間かけて少量ずつ加え、室温で24時間攪拌
する0反応後、水冷下、希塩酸にて酸性にして、エーテ
ル抽出、水洗、乾燥後溶媒を留去する。残香を酢酸エチ
ル−n−ヘキサン混液より再結晶して5−(4−クロロ
フェニル)−5−ヒドロキシペンクン酸7.50gを無
色結晶として得る。
収率 70% m、p、  85−87℃ (2)本島5.0gをトルエン20 m lに溶解し、
該溶液にp−)ルエンスルホン酸20 Qmgを加え、
4時間加熱還流する。冷却後、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液を加え、酢酸エチル抽出、水洗、乾燥後溶媒を留
去する。酢酸エチルより再結晶することにより5−(4
−クロロフェニル)−δ−バレロラクトン1.24gを
無色プリズム晶として得る。
n+、p、110−111℃ (3)本島200mgにアニリン0.5g、1)−トル
エンスルホン酸20mg及びキシレン10m1を加え、
6時間加熱還流する。溶媒を留去し、残香を酢酸エチル
に溶解し、希塩酸及び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒
を留去する。シリカゲル薄層クロマト(溶媒;クロロホ
ルム−メタノール=10:1)で分離精製することによ
り6−(4−クロロフェニル)−1−フェニル−2−ピ
ペリドン60mgを得る。
本島のm、p、、 IR,Mass、NMRは実施例1
−(2)で得られた目的物のそれと一致した。
実施例37 4−フェニル−γ−ブチロラクトン20gにアニリン2
8g及びアニリン塩酸塩7.6gを加え、攪拌下、生成
する水を留去しながら180℃で5時間加熱する。冷却
後、ベンゼン200m1を加え、10%塩酸及び飽和食
塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を留去し、酢酸エチルより再
結晶することにより、1,5−ジフェニル−2−ピロリ
ドン24.9gを得る。
収率 85.0% m、p、 106−108  ℃ IRν(cm −’):1705 Mass(m/e): 237(M ”″)実施例38 4−(メトキシフェニル)−r−ブチロラクトン及びp
−アニシジンを実施例37と同様番こ処理して1.5−
ビス(4−メトキシフェニル)−2−ピロリドンを得る
収率 77% m、p、91.5−92.5℃ IRν(cm −’):1690 Mass(m/e): 297(M ” )実施例39 4−(4−クロロフェニル)−γ−ブチロラクトン及び
アニリンを実施例37と同様に処理して5− (4−1
0ロフエニル)−1−フェニル−2−ピロリドンを得る
本島のm、 p、+ IR+ Mass、 NMRは実
施例35で得られた目的物のそれと一致した。
実施例40 (I)4−フェニル−γ−ブチロラクトン5゜4gにp
−アミノフェニル酢酸エチル11.9g及びp−アミノ
フェニル酢酸エチル塩酸塩2.7gを加え、攪拌しなが
ら180℃で35分間加熱する。冷却後、酢酸エチルを
加え、10%塩酸及び飽和食塩水洗浄、乾燥後、溶媒を
留去する。残香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;ベ
ンゼン:酢酸エチル=10:1)で分離精製することに
より4−(2−オキソ−5−フェニルピロリジン)フェ
ニル酢酸エチル1.5gを得る。
園、p、  82.0−84.0℃ (2)本島0.97gにIN水酸化ナトリウム水溶液3
.3ml及びジオキサン30m1を加え、室温で50分
間攪拌する。反応後、希塩酸にてpH7に調整したのち
溶媒を留去する。得られた残香に酢酸エチルを加え、1
0%塩酸及び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を留去し
、酢酸エチルより再結晶することにより、4−(2−オ
キソ−5−フェニルピロリジン)フェニル酸MO,71
gを得る。
収率 89% m、p、  187−190.5℃ Mass(m/e): 295(M ” )実施例41
〜43 対応原料化合物を実施例40と同様に処理して下記第3
表記載の化合物を得る。
第3表 実施例44 (I)   4−(4−メトキシベンゾイル)ブタン酸
4.44gに水酸化ナトリウム0.8gの水3Qml溶
液を加え、該溶液に水素化ホウ素ナトリウム1.5gを
加え、室温で24時間攪拌する。反応後、希塩酸で中和
し、エーテル抽出、水洗、乾燥後、溶媒を留去し、5−
ヒドロキシ−5−(4−メトキシフェニル)ペンタン酸
4.4gを黄色油状物として得る。
(2)本島4.4gにトリエチルアミン2.2g及びテ
トラヒドロフラン100m1を加え、−10℃に冷却し
て、クロロ炭酸イソブチル3.0gのテトラヒドロ79
710ml溶液を加え、−10℃で15分間、次いで室
温で40分間攪拌する。反応後、溶媒を留去し、エーテ
ルを加え、水洗、乾燥後、溶媒を留去し、イソプロピル
エーテルより再結晶して5−(4−メトキシフェニル)
−δ−バレロラクトン3.6gを無色結晶として得る。
 。
収率 87% m、p、57.5−59.5℃ (3)本島6.42gにアニリン15m1及びp−トル
エンスルホン酸100mgヲ加、t、125℃で4時間
加熱攪拌する。反応後、酢酸エチルを加え、希塩酸及び
飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を留去し、酢酸エチル
−n−ヘキサン混液より再結晶することにより5−ヒド
ロキシ−5−(4−メトキシフェニル)−N−フェニル
ペンタンアミド6.25gを得る。
収率 67% a+、p、 96−96.5℃ (4)本島0.6gを塩化メチレン5 m lに溶解し
、該溶液にトリエチルアミン0.6gを加え、冷却下・
、メタンスルホニルクロリド0.46gの塩化メチレン
5ml溶液を加え、室温で1時間攪拌し、反応汲水を加
える。塩化メチレン層を水洗、乾燥後、溶媒を留去し、
シリカゲルカラムクロマト(溶媒;クロロホルム:メタ
ノール=40:1)で分離精製し、酢酸エチル−イソプ
ロピルエーテル混液より再結晶することにより、6−(
4−メトキシフェニル)−1−フェニル−2−ピペリド
ン0.35gを得る。
収率 63% m、p、 77−78℃ Mass(m/e): 28BM ′″)実施例45 (I)5− (4−メトキシフェニル)−δ−バレロラ
クトン24.7gにp−アニシジン50g及びp−トル
エンスルホン酸500mgを加え、125℃で4.5時
間加熱攪拌する。反応後、酢酸エチルを加え、結晶を濾
取する。濾液を希塩酸及び水で洗浄、乾燥後、溶媒を留
去して結晶を濾取し、濾取した結晶を合わせて、酢酸エ
チルより再結晶することにより5−ヒドロキシ−5−(
4−メトキシフェニル)−N−(4−メトキシフェニル
)ペンタンアミド33.9gを得る。
収率 86% ra、p、  11B−119,5℃ (2)本島32.9gを塩化メチレン300m1に溶解
し、該溶液にトリエチルアミン30.3gを加え、冷却
下、メタンスルホニルクロリド22.9gを加え室温で
1時間、30〜40℃で30分間攪拌し、反応後、希塩
酸で酸性にする。塩化メチレン層を水洗、乾燥後、溶媒
を留去し、酢酸エチルより再結晶することにより1.6
−ビス(4−メトキシフェニル)−2−ピペリドン9゜
45gを淡黄色プリズム晶として得る。
m、p、  108−109℃ Mass軸/e): 311(M ”″)実施例46 (I)5−ヒドロキシ−5−フェニルペンタン酸1.9
4gにピリジンQ、5ml及びチオニルクロリド5 m
 lを加え、70〜80℃で7時間撹拌する。過剰のチ
オニルクロリドを減圧留去し、得られた残香をベンゼン
10m1に溶解する。該溶液にアニリン1.86g及び
ピリジン1.20gのベンゼン10 m l溶液を冷却
攪拌下加える。
室温で30分間攪拌後、酢酸エチル53m1を加え、希
塩酸及び飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を留去するこ
とにより、粗製の5−クロロ−5−フェニル−N−フェ
ニルペンタンアミド3.33gを黄色油状物として得る
(2)本島をエタノールl Q m 1に溶解し、該溶
液を金属ナトリウム0.35gとエタノール15 m 
lより調製したナトリウムアルコラード溶液に加え、5
0分間加熱還流する。反応後、溶媒を留去し、酢酸エチ
ル抽出し、水洗、乾燥後、溶媒を留去する。酢酸エチル
−n−ヘキサン混液より再結晶することにより1,6−
ジフェニル−2−ビペリドン1.29gを淡黄色プリズ
ム晶として得る。
収率 52% m、p、  123−125  ℃ Mass(m/e):  251(M  ”  )実施
例47〜49 対応原料化合物を実施例46と同様に処理して下記第4
表記載の化合物を得る。
第4表 (III)      (I) (Z=0.n=3) 実施例50 (I)5− (4−クロロフェニル)−5−ヒドロキシ
ペンクン酸6. 34gにチオニルクロリド25 m 
l及びピリジン0.3mlを加え、70〜80℃で2時
間攪拌する0反応後、過剰のチオニルクロリド等を減圧
留去し、得られた残金を塩化メチレン15m1に溶解す
る。該溶液を3−アミノピリジン2.74gの塩化メチ
レン30m!及びピリジン4.5ml溶液に冷却下情下
し、室温に戻し13時間攪拌し、反応後、該反応溶液に
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加える。塩化メチレン
層を水洗、乾燥後、溶媒を留去し、5−クロロ−5−フ
ェニル−N−(3−ピリジル)ペンタンアミド9.24
gを得る。
(2)本島をテトラヒドロフラン100m1に溶解し、
該溶液を、63%水素化ナトリウム10.56gのテト
ラヒドロフラン39 m lに少量ずつ滴下し、更に、
ヨウ化カリウム1.3g及び1.4.7.10,13.
16−ヘキサオキシシクロオクタデカン100mgを加
え、2時間加熱還流する。反応後冷却し、水を加え、希
塩酸でpH8に調整し、酢酸エチル抽出、水洗、乾燥後
、溶媒を留去する。残金をシリカゲルカラムクロマト(
溶媒;クロロホルム:メタノール=30:1)で分離精
製し、酢酸エチルより再結晶することにより6−(4−
クロロフェニル)−1−(3−ピリジル)−2−ピペリ
ドン1.48gを無色結晶として得る。
儒、p、  107−108℃ Mass(m/e): 286(M ” )塩酸塩:黄
色油状物 Mass(m/e): 286(M ”″)実施例51 (I)5− (4−クロロフェニル)−5−ヒドロキシ
ベンクン酸14.7gに0〜10℃で攪拌下、チオニル
クロリド30m1及びピリジン0゜5 m lを加え、
73℃で8時間加熱する。過剰のチオニルクロリドを減
圧留去した後、ベンゼン2Q m 1を加え再び減圧留
去する。残金をベンゼン’l Q m 1に溶解し、該
溶液をアニリン8.4g及びピリジン9.5gのベンゼ
ン50m1溶液に0〜10℃に冷却下30分間かけて加
える。室温で50分間攪拌後ベンゼン50m1を加え、
10%塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食
塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。残金をベンゼン
−n−ヘキサン混液より再結晶して5−クロロ−5−(
4−クロロフェニル)−N−フェニルペンタンアミド1
2.Ogを淡赤色粉末として得る。
収率 58.2% m、p、 99−102 ℃ (2)本島12gをエタノール50m1に溶解し、該溶
液にナトリウムエトキシド5.03gを含むエタノール
40 m lを加える。該溶液を5時間加熱還流後、溶
媒を留去する。残香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒
;酢酸エチル:n−ヘキサン=5 : 1)で分離精製
することにより6−(4−クロロフェニル)−1−フェ
ニル−2−ピペリドン7.1gを無色プリズム晶として
得る。
収率 67% 本島のm、p、 、 IR,Mass+ NMRは実施
例1−(2)で得られた目的物のそれと一致した。
実施例52 6−(4−クロロフェニル)−1−フェニル−2−ピペ
リドン4.27gをジメトキシエタン50m1に溶解し
、該溶液に2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1
,3−ジチア−2,4−ジホスフエタンー2.4−ジス
ルフィド4.26gを加え、室温で2時間攪拌し、次い
で1時間加熱還流する。反応後、溶媒を減圧留去し、残
香に炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽
出し、飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。残
香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;酢酸エチル:n
−ヘキサン=3:1及びクロロホルム:n−ヘキサン=
llZ回展開)にて分離精製し、酢酸エチル−イソプロ
ピルエーテル−n−ヘキサン混液より再結晶することに
より6−(4−クロロフェニル)−1−フェニル−2−
チオピペリドン3.59gを無色プリズム品として得る
収率 80% m、p、  129.5−130.0℃Mass(m/
e): 300M ” )実施例53 6−(4−クロロフェニル)−1−(4−メトキシフェ
ニル)−2−ピペリドン2.95gにエタンチオール3
 m l及び塩化メチレン50m1を加え、水冷攪拌下
、無水塩化アルミニウム5. 06gを加える。次いで
室温に戻し、1時間攪拌後、氷水中に注入しクロロホル
ム抽出する。該抽出液を炭酸水素ナトリウム水溶液及び
飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。残香を酢
酸エチMass(m/e):  317(M  ”  
)実施例58 6−(4−クロロフェニル)−1−(4−フルオロフェ
ニル)−2−ピペリドン2.32gにジメチルホルムア
ミド’15 m l 、ギ酸5 m l及びパラジウム
・カーボン1.0gを加え、6時間加熱還流する。触媒
をろ去し、酢酸エチルで抽出後酢酸エチル層を水及び炭
酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、乾燥後、溶媒を留去す
る。残香をイソプロピルエーテル−n−ヘキサン混液よ
り再結晶することにより1−(4−フルオロフェニル)
−6−フェニル−2−ピペリドン1.25gを無色プリ
ズム品として得る。
収率 61% m、p、 87.5−88.5℃ Mass(a+/e): 269(M ” )実施例5
9〜64 実施例6.8.15.27.53及び辱4の生成物を実
施例58と同様に処理して下記第6表記(Z=0.n・
3) □ 実施例65 6− (4−クロロフェニル)−1−フェニル−2−ピ
ペリドン8.55gにシアン化銅5.58g及びピリジ
ン14m1を加え、240℃、19時間加熱攪拌する。
反応後、該溶液を希アンモニア水溶液に注入し、酢酸エ
チル抽出、水洗、乾燥後、活性炭で処理して溶媒を留去
する。残香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;酢酸エ
チル:n−ヘキサン=1:1〜3)にて分離精製し、酢
酸エチル−イソプロピルエーテル混液より再結晶するこ
とにより6−(4−シアノフェニル)−1−フェニル−
2−ピペリドン3.48gを淡黄色プリズム晶として得
る。
収率 47% m、p、  119.5−120℃ IRl/    (cm−’):ZZ3b、lb)Ll
Mass(m/e):  276(M  ” )実施例
66 1−(4−クロロフェニル)−6−(4−メチルチオフ
ェニル)−2−ピペリドン7.7gを塩化メチレン80
m1に溶解し、該溶液にシリカゲル3g及び水2.2g
を加える。15〜25℃にて攪拌下にスルフリルクロリ
ド3.44gを加え、15〜25℃にて2時間攪拌し、
反応後、該反応液を冷炭酸水素ナトリウム水溶液に注入
する。
塩化メチレン層を飽和食塩水で洗浄、乾燥後、溶媒を留
去する。残香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;酢酸
エチル:エタノール=10:1)にて分離精製し、酢酸
エチルより再結晶することにより1−(4−クロロフェ
ニル)−6−(4−メチルスルフィニルフェニル)−2
−ピペリトン7.69gを無色プリズム品として得る。
収率 95.2% m、p、  142−165℃ Mass(m/e): 347(M ” )実施例67 1−(4−クロロフェニル)−6−(4−メチルスルフ
ィニルフェニル)−2−ピペリドン1゜70gを塩化メ
チレン50 m lに溶解し、該溶液に5〜10℃にて
攪拌下m−クロロ過安息香酸1.02gを30分間かけ
て加える。5〜10℃にて1時間、室温にて1時間攪拌
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性
とする。塩化メチレン層を水洗、乾燥後、溶媒を留去し
、残金をニトロエタンより再結晶することにより1−(
4−クロロフェニル)−6−(4−メチルスルホニルフ
ェニル)−2−ピペリドン1.54gを無色プリズム晶
として得る。
収率 88.5% m、p、  231−232℃ Mass(m/e): 363(M″″)実施例68 1−(4−クロロフェニル)−6−(4−メチルスルホ
ニルフェニル)−2−ピペリドン2.5gを塩化メチレ
ンlQmlに溶解し、該溶液に無水トリフルオロ酢酸1
5m1を加え、45°Cで3時間還流する。冷却後、メ
タノール−トリエチルアミン(I: 1)混液100m
1を加え、室温にて1時間撹拌し、次いで、飽和塩化ア
ンモニウム水溶液を加える。塩化メチレン層を水洗、乾
燥後、溶媒ヲ留去し、1−(4−クロロフェニル)−6
−(4−メルカプトフェニル)−2−ピペリドン2.2
gを淡黄色油状物として得る。
収率 96.5% Mass(n+/e): 317(M ” )実施例6
9 1−(4−ニトロフェニル)−6−(3,4−ジクロロ
フェニル)−2−ピペリドン6.5gのメタノール18
0m1溶液を4℃に冷却して、25%三塩化チタン11
0gを滴下する。18〜20℃で40分間攪拌後、反応
液を冷アンモニア水に注ぎ、析出物をろべつする。ろ液
をクロロホルム抽出する。一方、先の析出物をクロロホ
ルムで充分洗浄し、このクロロホルム層を前者と合わせ
、水洗、乾燥後、溶媒を留去する。得られた残金をエタ
ノールから再結晶することにより1−(4−アミノフェ
ニル)−6−(3,4−ジクロロフェニル)−2−ピペ
リドン4.59gを無色プリズム晶として得る。
収率 77% m、p、  17?−178℃ Mass(m/e): 335(M ” )実施例70 1−(3−ニトロフェニル’)−6−(3,4−ジクロ
ロフェニル)−2−ピペリドンを実施例69と同様に処
理して1−(3−アミノフェニル)−6−(3,4−ジ
クロロフェニル)−2−ピペリドンを得る。
収率 75% m、p、  202−203℃(エタノールから再結晶
)Mass(s/e):  335(M  ”  )実
施例71 1−(4−アミノフェニル)−6−(3,4−ジクロロ
フェニル)−2−ピペリドン2.42gのクロロホルム
’l Q m 1溶液に無水酢酸5 m l及びピリジ
ンQ、5mlを加え、室温で30分、ついで80℃で3
0分攪拌する。反応後、冷却し、イソプロピルエーテル
で希釈する。析出晶をろ取し、エタノール−ジメチルホ
ルムアミド混液から再結晶することにより1−(4−ア
セチルアミノフェニル) −6−(3,4−’;ジクロ
ロフェニル−2−ピペリドン2.69gを無色プリズム
品として得る。
収率 99% m、p、  267−268℃ Mass(m/e): 377(M ’ )実施例72 1−(4−クロロフェニル)−6−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−ピペリドン1.00gに無水酢酸25m
1を加え、120℃にて1時間撹拌する。溶媒を減圧留
去し残香を酢酸エチルより再結晶することにより1−(
4−クロロフェニル)−6−(4−アセトキシフェニル
)−2−ピペリドン910mgを無色プリズム晶として
得る。
収率 80% m、p、 196−197℃ Mass(m/e): 343(M ” )実施例73 1.6−ジフェニル−2−ピペリドン0.25gに五塩
化リン0.30g、スルフリルクロリド0.5ml及び
クロロホルム5mlを加え、1゜5時間加熱還流する。
溶媒等を留去し、炭酸水素ナトリウム水溶液でアルカリ
性とし、酢酸エチル30 m lを加え抽出する。酢酸
エチル層を水洗、乾燥後、溶媒を留去し、1−(4−ク
ロロフェニル)−6−フェニル−2−ピペリドン0.2
1gを得る。
本島のm、p、、IRは実施例47で得られた目的物の
それと一敗した。
実施例74 1−フェニル−6−(3,4−)’70口フェニル)−
2−ピペリドン1.0gの無水酢酸0.5ml溶液に0
〜10℃にて発煙硝酸1mlを加え、3時間攪拌する。
冷却下に10%水酸化ナトリウム水溶液にてアルカリ性
とし、トルエン抽出する。水洗、乾燥後、溶媒を留去す
る。残香をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;アセトン
:n−ヘキサン=1 : 1)にて精製することにより
1−(4−ニトロフェニル)−6−(3,4−ジクロロ
フェニル)−2−ピペリドン0.35gを無色の泡とし
て得る。
本島のIRは実施例32で得られた目的物のそれと一致
した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^1はフェニル基または置換フェニル基、R
    ^2はフェニル基、置換フェニル基、シクロアルキル基
    または含窒素6員環複素環式基、Zは酸素原子または硫
    黄原子、nは2または3を表す。)で示されるラクタム
    誘導体。 2、一般式( I )に於いてR^1及び/またはR^2
    がアミノフェニル基もしくは低級アルカノイルアミノフ
    ェニル基であるかまたはR^2が含窒素6員環複素環式
    基である化合物の酸付加塩である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。
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