JPS63258361A - フロツピ−デイスクジヤケツトの製造装置 - Google Patents

フロツピ−デイスクジヤケツトの製造装置

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JPS63258361A
JPS63258361A JP9054687A JP9054687A JPS63258361A JP S63258361 A JPS63258361 A JP S63258361A JP 9054687 A JP9054687 A JP 9054687A JP 9054687 A JP9054687 A JP 9054687A JP S63258361 A JPS63258361 A JP S63258361A
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JP
Japan
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liner
jacket
floppy disk
separation
supply device
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JP9054687A
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Atsushi Sato
篤 佐藤
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フロッピーディスクジャケットの製造装置、
更に詳しくは、薄くて通気性がありしかも毛羽立ち易く
絡み易い上、腰のないライナーを多層に積層された状態
から1枚ずつ分離して、これをシャケ゛ソトに正確に貼
り合わせるようにしたフロッピーディスクジャケットの
製造装置に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
フロッピーディスクジャケットの製造工程中には、通常
、ライナーを多層に積層された状態から1枚ずつ分離す
るライナー分離工程、分離されたライナーをジャケット
に貼り合わせる貼り合わせ工程が含まれている。
上記のライナー分離工程は、通常、人手により行われて
いる。これは、ライナーが、通常熱融着性繊維を含む不
織布で構成されているため、薄くて通気性がありしかも
毛羽立ち易く絡み易い性質を有していることに起因して
いる。即ち、一般的には、積層された状態からの薄葉物
の1枚ずつの分離は、真空力を使用する方法、ローラー
を使用する方法、ニードルを使用する方法等を採用する
ことにより機械化が可能であるが、真空力を使用する方
法は、ライナーに通気性があるため、複数枚のライナー
に同時に真空力が作用する。そのため、ライナーを1枚
ずつ分離し難い。又、ローラーを使用する方法は、積層
されたライナーの眉間に滑り易さが必要で、そのような
特性がなく絡み易いライナーを1枚ずつ分離し難い。更
に、ニードルを使用する方法は、ライナーが薄いため、
ニードルにより複数枚のライナーを保持し易く、1枚ず
つライナーを分離し難い。
また、前記の貼り合わせ工程は、ライナーとジャケット
との大きさが等しい場合には機械化されている。しかし
、好ましいフロッピーディスクを製造するためにジャケ
ットよりも小さなライナーを用いた場合には、ライナー
に腰がないため、ライナーをジャケットに対して正確に
位置合わせし難い。そのため、後者の場合の貼り合わせ
工程は、通常、人手により行われている。
従って、本発明の主要な目的は、従来人手により行われ
ていた上記の如き工程を機械化したフロッピーディスク
ジャケットの製造装置、即ち、薄(て通気性がありしか
も毛羽立ち易く絡み易い上、腰のないライナーを多層に
積層された状態から1枚ずつ分離して、これをジャケッ
トに正確に貼り合わせるようにしたフロッピーディスク
ジャケットの製造装置を提供することにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、積層されたライナーをその最上層から一枚ず
つ分離して搬送装置」二に供給するライナー分離供給装
置と、上記搬送装置上に供給された上記ライナーを搬送
装置」−の所定位置に位置合わせする位置合わせ装置と
、位置合わせされた上記ライナー上にジャケットを供給
するシャケ1.ト供給装置と、位置合わせされた上記ラ
イナーと供給された上記ジャケソ1−とを仮付けする仮
付は装置と、仮付けされた上記ライナー及び上記ジャケ
ットを貼り合わせる貼り合わせ装置とを具備することを
特徴とするフロッピーディスクジャケットの製造装置を
提供することによって、上記の目的を達成したものであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明のフロッピーディスクジャケットの製造装
置を図面に示す実施例について説明する。
第1図は本発明のフロッピーディスクジャケットの製造
装置の一実施例の概略を示す斜視図、第2図は本発明の
装置の一実施例によるフロッピーディスクの製造工程の
概略を示すフローシートである。これらの図面において
、1は、熱融着性繊維を含む不織布からなるライナーで
ある。又、1′は、プラスチック製のジャケットで、そ
の大きさは、ライナー1よりも大きい。2は、積層され
たライナー1をその最上層から第2図に符号Iで示す如
く一枚ずつ分離して搬送装置3上に供給するライナー分
離供給装置である。又、4は、搬送装置3上に供給され
たライナー1を第2図に符号■で示す如く搬送装置3上
の所定位置に位置合わせする位置合わせ装置である。又
、5は、位置合わせされたライナー1上に第2図に符号
■で示す如くジャケット1°を供給するジャケット供給
装置である。又、6は、位置合わせされたライナー1と
ジャケット1°とを第2図に符号■で示す如く仮付けす
る仮付は装置である。又、7は、仮付けされたライナー
1及びジャケット1′を第2図に符号■で示す如く搬送
装置3から取出して第2図に符号■で示す如く反転させ
る取出反転装置である。又、8は、反転されたライナー
1及びジャケットl°を貼り合わせる貼り合わせ装置で
ある。
又、9は、メインモーターで、第1図に示す如く組合せ
たインデックスユニット91、ベルト92、カムレバー
93、リフティングカム94、ギア95及びスプライン
シャフト96等を介して、上記ライナー分離供給装置2
、上記搬送袋W3及び上記ジャケット供給装置5を後述
の如く同期させながら間歇的に駆動するようになってい
る。
積層された上記ライナー1は、第1図においては、リフ
ター用モーター11によりスクリューシャフト12を介
して昇降するフォーク13を備えたりフタ−10に載置
されている。そして、リフター用モーター11は、最上
層のライナー1が次々と分離されても、積層されたライ
ナー1の上面を一定の高さに位置させるように制御され
ている。
第3図はリフターの別の例の概略を示すもので、この場
合のフォーク13は、エンドレスチェーン14を介して
リフター用モーター11により昇降するようになってい
る。そして、リフター用モーター11は、ブレーキ付き
且つスピード可変で、フォーク13をその上昇時には遅
く、下降時には速く移動させるように構成されている。
更に、リフター用モーター11は、積層されたライナー
lの上端を検出する検出器15の指令に基づいてフォー
ク13を所定高さに停止させ、最上層のライナー1が次
々と分離されても、積層されたライナー1の上面を一定
の高さに位置させるように制御されている。又、16は
、ベース17上に立設されたセンターガイドで、フォー
ク13及び積層されたライナー1をそれらが昇降可能と
なるように貫通している。又、18は、フォーク13上
に載置され、積層されたライナー1を受ける受板(スク
レソパー)である。尚、ライナー1は、マガジンに収納
されていても良い。
前記ライナー分離供給装置2は、第1図に示す如く、1
80度ずつ間歇的に回動する前記スプラインシャフト9
6の上部に該シャフトと共に回動するロータリージヨイ
ント21を具備しており、該ロータリージヨイント21
の両端部に、ピックアップヘッド22を具備している。
そして、ピックアップヘッド22は、第4図及び第5図
に示す如(、積層されたライナー1の上面の一部を押え
る押え具221、上記上面の上記一部以外の部位に接触
し押え具221の内側方向に回転するローラ222、最
上層のライナー1を離脱可能に保持する保持装置223
を具備している。そして更に、ライナー分離供給装置2
は、積層されたライナー1の上面の四隅において、上記
ローラ222の回転により撓まされた最上層のライナー
1とその下層のライナー1との間の空隙224に挿入さ
れる分離具23を具備している。
第4図及び第5図に示すライナー分離供給装置2につい
て更に詳述すると、保持装置223は、ライナー1の離
脱部として機能する押え具221とライナー1の保持部
として機能するローラ222とで構成されている。又、
225は、ローディングプレートで、エアーシリンダー
(図示せず)を介して上下動可能にロータリージヨイン
ト21に取付けられている。
上記ライナー分離供給装置2における押え具221は、
上記ローディングプレート225に設けたクランププレ
ートシリンダー226によりローディングプレート22
5の下方において上下動されるクランププレートで構成
されている。そして、押え具221を構成するこのクラ
ンププレートは、ライナー1の上面の押え機能の他、そ
の下方への移動により、保持装置223に保持されたラ
イナー1を離脱させる機能をも有しており、その四隅に
は切欠部227を備えている。この切欠部227は、ロ
ーラ222を挿通させるもので、孔部で形成することも
できる。
又、上記ライナー分離供給装置2におけるローラ222
は、上記クランププレート(押え具)221が上方に移
動して上記ローディングプレート225に接近した位置
においてクランププレート221の下面よりも僅かに下
方に突出するように上記切欠部227それぞれに対応位
置させてローディングプレート225に設けられている
。そして、ローラ222の表面にはライナー1を保持し
得るように粘着剤228”が設けられている。この粘着
剤228°は、ローラ222表面に直接設けられても良
いが、ローラ222下端部における粘着剤による保持力
の低下を補い、ローラ222下端部に保持力が充分な粘
着剤を常時供給する上で、ローラ222の表面に移動可
能に設けた基材(テープ)228の表面に設けられてい
る。そして、この基材228の移動は、テープロール2
29からの基材228を、巻取ロール駆動ホイール23
0゛により駆動される巻取ロール230で巻取ることに
より行うようになっている。これらのテープロール22
9及び巻取ロール230等は、ローディングプレート2
25に設けられている。
又、上記ライナー分離供給装置2における分離具23は
、分離ピン駆動用シリンダ231により駆動される分離
ピンで構成されている。この分離ピンは、押え具221
を構成する上記クランププレートが最も上方に位置した
時に、クランププレートの四隅の切欠部227それぞれ
に対向位置し、第4図及び第6図に示す如く、ローラ2
22の回転により撓まされた最上層のライナー1とその
下層のライナー1との間の空隙224に挿入されるよう
になっている。尚、分離具23は、前記ロータリージヨ
イント21に上下動可能に設けられた前記ピックアップ
ヘッド22の基体として機能する前記ローディングプレ
ート225に設けてあっても、或いは、最上層のライナ
ー1が次々と分離されても、積層されたライナー1の上
面が前述の如く一定の高さに位置するように制御されて
いる場合には、最上層のライナー1の外方の位置に固定
的に設けてあっても良い。
上述の構成からなるライナー分離供給装置2によるライ
ナー1の分離及び供給は、次の通り行われる。即ち、先
ず、第7図の状態において、クランププレートシリンダ
ー226により、ローディングプレート225に対して
押え具(クランププレー))221が上方に移動し、第
8図に示す如くローラ222の下端部が押え具2211
の切欠部227から僅かに下方に突出する。
次いで、ローディングプレート225が下方に移動し、
第9図に示す如く、ライナー1に押え具221及びロー
ラ222が圧接する。
次いで、第10図に示す如(、ローラ222が押え具2
21の内側方向に所定角度だけ回転する。
この回転により、マガジン(図示せず)内に積層された
最上層のライナー1は、押え具221及びローラ222
の圧接作用と相俟って、第10図に示す如く撓ませられ
る。その結果、最上層のライナー1とその下層のライナ
ー1との間に空隙224が形成される。
次いで、上記空隙224に分離具(分離ビン)23が第
6図及び第10図に示す如く挿入される。
次いで、ローディングプレート225が上方に移動し、
これによって、第11図に示す如く、最)−3のライナ
ー1のみがローラ222の下端部に保持された状態で、
下層のライナー1から分離される。即ち、最上層1のラ
イナー1の保持は粘着剤228°によって行われ、又、
下層のライナー1の絡み着きによる最上層のライナー1
への付着は分tiitt具23によって確実に防止され
る。
次いで、第1図に示すロータリージヨイント21が18
0度回軸回転上述の如くして保持された1枚のライナー
1が前記搬送装置3の上方に位置した後、第12図に示
す如くローディングプレート225が前記搬送装置3上
に下降する。詳細については後述するが、搬送装置3は
、搬送方向に間隔をあけて搬送方向と直交する方向に桟
を多数段ケた桟付きベルトコンベア(バケット式コンベ
ア)として構成されており、且つ間歇的に駆動されるよ
うになっている。そして、上述の如く、ローディングプ
レート225が下降された際には、搬送装置3は搬送停
止状態にあり、且つ保持されたライナー1は、搬送装置
3の上記残量に略位置する。
次いで、第13図に示す如く、押え具221を下降させ
た状態のままローディングプレート225が上昇し、こ
れによって、ライナー1がローラ222から離脱され、
搬送装置3上に供給される。
次いで、押え具221が第14図に示す如くローディン
グプレート225の上昇ととともに上昇した後、ロータ
リージヨイント21が180度回軸回転上述の如くして
ライナー1の供給を終えた一方のビックアンプヘッド2
2は、次のライナー1の分離を準備すると共に、他方の
ピックアップヘッド22がライナー1の供給を準備する
護 而して、前記搬送装置3は、第1図に示す如く、搬
送方向にライナー1の巾に等しいかそれよりも若干大き
な間隔をあけて搬送方向と直交する方向に桟31を多数
設けた桟付きヘルドコンベア(バケット式コンベア)と
して構成されていると共に、前述の如くして供給された
ライナー1をその巾に略等しい距離だけ間歇的に搬送す
るように制御されている。そして、上記様31それぞれ
の上面の巾方向外縁部は、第15図に示す如く、ライナ
ー1の位置合わせに際して案内作用を発揮し得るように
内側に向けて低くくなっている。又、搬送装置3の搬送
面には、第1図及び第15図に示す如く、前記仮付は装
置6における後述のスポットヒーターを貫通させる孔部
32が設けられている。又、搬送装置3の搬送面の下方
には、第1図に示す如く、ライナー1の供給位置及びジ
ャケット1゛ の供給位置に対応させて、バンクアンプ
プレート33が設けられている。
また、前記位置合わせ装置4は、第1図に示す如く、上
記搬送装置3上のライナー1の表面に向けてパルス状の
空気流を当てるノズル41を具備している。このノズル
41からパルス状の空気流をライナー1に当てると、仮
に、ライナー1が上記搬送装置3の上記様31に多少端
部が乗っかるように供給された場合であっても、ライナ
ー1を、搬送装置3の搬送面から若干浮上させ、桟31
の上面の巾方向外縁部の案内作用と相俟って、パルス状
の空気流の噴射の終了時には、搬送装置3の桟31間に
正確に位置合わせできる。
尚、上述のパルス状の空気流の強さや、それを噴出する
ノズル41の数、位置等は、ライナー1を搬送装置3の
桟31間において浮上させ得る範囲で適宜選択すること
ができる。又、パルス状の空気流それぞれの噴射時間や
噴射間隔、パルス状の空気流全体の噴射時間等は、ライ
ナー1を正確に位置合わせし得る範囲で適宜選択するこ
とができる。又、パルス状の空気流は、好ましくはライ
ナー1の底面に対して、更に好ましくはライナー1の表
面及び底面に対して当てるのが望ましく、ライナーlの
底面にパルス状の空気流を当てる場合には、搬送装置3
の搬送面にパルス状の空気流を通過させる孔部を適宜設
けることができる。又、実施例のフロッピーディスクジ
ャケットの製造装置においては、ライナー分離供給装置
2の構成上、搬送装置3の搬送方向と直角な方向にはラ
イナー1がずれて供給され難いが、搬送装置3の搬送方
向と直角な方向においても、位置合わせする必要がある
場合には、上記様31と断面が同様なガイドを搬送装置
3の搬送面の両側に沿って設けることができる。
また、前記ジャケット供給装置5は、第1図に示す如く
、ライナー1の場合と同様に積層されたジャケット1°
をその最上層から1枚ずつ分離して搬送装置3上の位置
合わせれたライナー1上に搬送装置3の搬送停止時にお
いて供給するように構成されており、その具体的構成は
、ピックアップヘッド52が前記ライナー分離供給装置
2のそれと異なるだけである。即ち、ジャケット供給装
置5は、第1図に示す如く、ライナー分離供給装置2と
同様に、180度ずつ間歇的に回動するスプラインシャ
フト96の上部に該シャフトと共に回動するロータリー
ジヨイント51を具備しており、該ロータリージヨイン
ト51の両端部に、ピックアップヘッド52を具備して
いる。そして、ピックアップヘッド52には、ジャケッ
ト1”を離脱可能に保持する保持装置53が設けられて
いる。この保持装置53は、真空力を利用した吸引装置
として構成されており、吸引力を作用させることにより
ジャケット1°を保持し、吸引力を解除することにより
ジャケット1゛を離脱させるように制御されている。ジ
ャケット1゛にはライナー1とは異なり通気性がないか
ら、このような簡単な構成の保持装置53をピックアッ
プヘッド52に具備させるだけで、ジャケット供給装置
5は、ライナー分離供給装置2と同様にジャケット1′
を分離、供給することができる。尚、第15図において
、54は、ジャケット1″とライナー1との仮付は時に
ジャケット1°をバンクアンプするバックアッププレー
トで、エアーシリンダー55により昇降可能となってい
る。又、第1図において、積層されたジャケットlは、
積層されたライナーを載置するリフター10と同様のり
フタ−50上に、側面をガイド(図示せず)により案内
された状態で昇降可能に載置されている。
また、前記仮付は装置6は、第1図及び第15図に示す
如く、前記搬送装置3の搬送面に設けられた孔部32を
、搬送装置の搬送停止時においてその下方から貫通して
上昇するスポットヒーター61を具備している。第15
図において、62は、このスポットヒーター61をスプ
リング63に抗して上昇させるエアーシリンダーである
また、前記取出反転装置7は、第1図に示す如く、エア
ーシリンダー71によりラック72を介して回転される
回転部に吸引保持装置73を出入自在に設けた構造とな
っており、仮付けされたライナー1及びジャケット1゛
を、搬送装置3の搬出端部において取出して反転させる
ように制御されている。この取出反転装置7は必ずしも
設けられる必要はない。しかし、ヒートシールローラを
用いてライナー1とジャケット1゛の貼り合わせ(本付
け)を行う場合には、ライナー1がジャケット1°の下
方に位置していると、ライナー1”やジャケット1に皺
が生じ易いので、このような皺を生じ難いように、上記
の如く反転を行うのが好ましい。
また、前記貼り合わせ装W8は、第1図に示す如く、仮
付けされたライナー1及びジャケット1′を導入する導
入コンベア81と、導入されたライナー1及びジャケッ
ト1゛を通過させる一対のヒートシールローラ82とを
具備しており、ヒートシールローラ82により、ライナ
ー1とジャケット1゛の貼り合わせ(本付け)を行うよ
うになっている。
貼り合わせられたライナー1とジャケット1”は、常法
により半分に折り曲げられ、磁気ディスクが挟まれた後
、折り曲げ部を除く三片がシールされて、フロッピーデ
ィスクとされる。
第16図はライナー分離供給装置2の別の例の要部の斜
視図、第17図はその正面図を示すものである。このラ
イナー分離供給装置2におけるピックアップヘッド22
は、クランププレートが用いられておらず、ローディン
グプレート225が押え具221となっている。又、ロ
ーラ222は、ローディングプレート225の下面より
も僅かに下方に突出するようにローディングプレート2
25に設けられているが、その表面には粘着剤を有して
おらず、従って、保持装置223を兼ねていない。そし
て、ライナー1の上面への接触後のローラ222の所定
角度の回転は、駆動シリンダ234により送りレバー2
35を介してベルト駆動ローラ236を所定角度だけ回
転させ、ベルト駆動ローラ236により駆動ベルト23
7を介して0−ラ222を回転駆動することにより行う
ようになっている。そして、保持装置223は、ニード
ル238を主体として構成されており、ニードル238
は、ローラ222の回転により形成されたライナー1の
撓み部分を、ニードル駆動シリンダ239により駆動さ
れて突き刺すように、ローディングプレート225に設
けられている。尚、ライナー1の撓み部分へのニードル
238の打ち込み角度には特に制限はないが、水平面か
ら5〜30度の角度が好ましく、30度超であると、最
上層のライナー1だけでなく、その下層のライナー1も
ニードル238によって保持され易くなるので好ましく
ない。
上述の如き構成からなる第16図及び第17図に示すラ
イナー分離供給装置2によるライナー1の分離は、前述
の場合と同様に、次の通り行われる。
即ち、第18図に示す状態から押え具221 (ローデ
ィングプレー)225)が下方に移動され、第19図に
示す如く押え具221及びローラ222がライナー1上
に圧接する。
次いで、第19図に示す如く、ローラ222が押え具2
21の内側方向に所定角度だけ回転し、積層された最上
層のライナー1が撓まされ、最上層のライナー1とその
下層のライナーとの間に空隙224が形成される。
次いで、上記空隙224に分離具(分離ビン)23が第
19図に示す如く挿入される。
次いで、ニードル238(保持装置223)が第20図
に示す如く最上層のライナー1の撓み部分に突き刺ささ
れる。
次いで、押え具221が上方に移動すると、第21図に
示す如く、最上層のライナー1のみがニードル238に
より保持された状態で、下層のライナー1から分離され
る。即ち、最上層のライナー1の保持はニードル238
によって行われ、又、下層のライナー1の絡み着きによ
る最上層のライナー1への付着は分離具4によって確実
に防止される。
第22図はライナー分離供給袋W2の更に別の例の要部
の斜視図、第23図はその正面図、第24図はその平面
図を示すものである。この例のライナー分離供給装置2
におけるピックアップヘッド22は、第16図及び第1
7図に示ニードル238を用いておらず、押え具(ロー
ディングプレート225)221に保持装置223を兼
ねさせた以外は、第16図及び第17図に示す例と同様
に構成されている。即ち、押え具221及び保持装置2
23は、下面に多数の吸引孔240を有する吸引チャン
バーとして構成されたローディングプレート225から
なり、ローディングプレート225に吸引作用を発揮さ
せることによりライナー1を保持し、斯る吸引作用を解
除させることにより保持されたライナー1を離脱させる
ようになっている。
上述の如き構成からなる第22図〜第24図に示すライ
ナー分離供給装置によるライナー1の分離は、先の例の
場合と同様に、次の通り行われる。
即ち、第25図に示す状態からローディングプレート2
25 (押え具221及び保持装置223)が下方に移
動すると、第26図に示す如く、ローディングプレート
225及びローラ222がライナー1上に圧接する。
次いで、第27図に示す如く、ローラ222が押え具2
21 (ローディングプレート225)の内側方向に所
定角度だけ回転する。この回転により、積層された最上
層のライナー1が撓まされ、最上層のライナー1とその
下層のライナー1との間に空隙224が形成される。
次いで、上記空隙224に分離具(分離ピン)23が第
27図に示す如く挿入される。
次いで、吸引チャンバーとして構成されたローディング
プレート225、即ち保持装置223の吸引作用が働き
、その作用によりライナー1が吸引孔240を介してロ
ーディングプレート225に吸着される。
次いで、ローディングプレート225が上方に移動する
と、第28図に示す如く、最上層のライナー1のみが吸
引保持された状態で、下層のライナー1から分離される
。即ち、最上層1のライナ−1の保持はローディングプ
レート225の吸引作用によって行われ、又、下層のラ
イナー1の絡み着きゃ吸引作用による最上層のライナー
1への付着は分離具23によって確実に防止される。
〔発明の効果〕
本発明のフロッピーディスクジャケットの製造装置は、
従来人手により行われていた工程を機械化し、薄くて通
気性がありしかも毛羽立ち易く絡み易い上、腰のないラ
イナーを多層に積層された状態から1枚ずつ分離して、
これをジャケットに正確に貼り合わせることができると
云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフロッピーディスクジャケットの製造
装置の一実施例の概略を示す斜視図、第2図は本発明の
装置の一実施例によるフロッピーディスクの製造工程の
概略を示すフローシート、第3図は積層されたライナー
のりフタ−の一例の概略を示す正面図、第4図及び第5
図はそれぞれライナー分離供給装置の一例の要部の概略
を示す斜視図及び正面図、第6図は積層されたライナー
の最上層のライナーの撓み態様の概略を示す斜視図、第
7図、第8図、第9図、第10図、第11図、第12図
、第13図及び第14図はそれぞれ第4図及び第5図に
示す分離供給装置によるライナーの分離態様及び供給態
様を順次示す正面図、第15図は仮付は装置及びジャケ
ット供給装置の要部の概略を示す正面図、第16図及び
第17図はそれぞれライナー分離供給装置の別の例の要
部の概略を示す斜視図及び正面図、第18図、第19図
、第20図及び第21図はそれぞれ第16図及び第17
図に示す分離供給装置によるライナーの分離態様を順次
示す正面図、第22図、第23図及び第24図はそれぞ
れライナー分離供給装置の更に別の例の要部の概略を示
す斜視図、正面図及び平面図、第25図、第26図、第
27図及び第28図はそれぞれ第22図、第23図及び
第24図に示す分離供給装置によるライナーの分離態様
を順次示す正面図である。 1・・・ライナー l゛ ・・ジャケット 2・・・ライナー分離供給装置 3・・・搬送装置 4・・・位置合わせ装置 5・・・ジャケット供給装置 6・・・仮付は装置 8・・・貼り合わせ装置 第5図 第24図 第25図 第26図 −り2 第27図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)積層されたライナーをその最上層から一枚ずつ分
    離して搬送装置上に供給するライナー分離供給装置と、
    上記搬送装置上に供給された上記ライナーを搬送装置上
    の所定位置に位置合わせする位置合わせ装置と、位置合
    わせされた上記ライナー上にジャケットを供給するジャ
    ケット供給装置と、位置合わせされた上記ライナーと供
    給された上記ジャケットとを仮付けする仮付け装置と、
    仮付けされた上記ライナー及び上記ジャケットを貼り合
    わせる貼り合わせ装置とを具備することを特徴とするフ
    ロッピーディスクジャケットの製造装置。
  2. (2)ライナー分離供給装置が、積層されたライナーの
    上面の一部を押える押え具、上記上面の上記一部以外の
    部位に接触し上記押え具の内側方向に回転するローラ、
    該ローラの回転により撓まされた最上層のライナーとそ
    の下層のライナーとの間の空隙に挿入される分離具、及
    び該分離具の挿入後の最上層のライナーを離脱可能に保
    持する保持装置を具備している、特許請求の範囲第(1
    )項記載のフロッピーディスクジャケットの製造装置。
  3. (3)ライナー分離供給装置が、ロータリージョイント
    を具備しており、該ロータリージョイントが、その両端
    部に、押え具、ローラ、分離具及び保持装置を具備して
    いる、特許請求の範囲第(2)項記載のフロッピーディ
    スクジャケットの製造装置。
  4. (4)搬送装置が、搬送方向にライナーの巾に等しいか
    それよりも若干大きな間隔をあけて搬送方向と直交する
    方向に桟を多数設けた桟付きベルトコンベアであり、上
    記桟それぞれの上面の巾方向外縁部が内側に向けて低く
    くなっている、特許請求の範囲第(1)項記載のフロッ
    ピーディスクジャケットの製造装置。
  5. (5)搬送装置が、供給されるライナーをその巾に略等
    しい距離だけ間歇的に搬送するように制御されており、
    該搬送装置の搬送停止時において、ライナー分離供給装
    置がライナーを上記搬送装置上に供給し、ジャケット供
    給装置が上記ライナー上にジャケットを供給し、仮付け
    装置が上記搬送装置上の上記ライナーと上記ジャケット
    とを仮付けするようにそれぞれ制御されている、特許請
    求の範囲第(1)項記載のフロッピーディスクジャケッ
    トの製造装置。
  6. (6)位置合わせ装置が、搬送装置上のライナーの表面
    及び/又は底面に向けてパルス状の空気流を当てるノズ
    ルを具備している、特許請求の範囲第(1)項記載のフ
    ロッピーディスクジャケットの製造装置。
  7. (7)ジャケット供給装置が、ロータリージョイントを
    具備しており、該ロータリージョイントが、その両端部
    にジャケットを離脱可能に保持する保持装置を具備して
    いる、特許請求の範囲第(1)項記載のフロッピーディ
    スクジャケットの製造装置。
  8. (8)仮付け装置が、搬送装置の搬送面に設けられた孔
    部をその下方から貫通して上昇するスポットヒーターを
    具備している、特許請求の範囲第(1)項記載のフロッ
    ピーディスクジャケットの製造装置。
  9. (9)貼り合わせ装置が、仮付けされたライナー及びジ
    ャケットを通過させる一対のヒートシールローラを具備
    している、特許請求の範囲第(1)項記載のフロッピー
    ディスクジャケットの製造装置。
  10. (10)仮付け装置と貼り合わせ装置との間に、仮付け
    されたライナー及びジャケットを搬送装置から取出して
    反転させる取出反転装置が設けられている、特許請求の
    範囲第(1)項記載のフロッピーディスクジャケットの
    製造装置。
  11. (11)ジャケットの大きさがライナーの大きさよりも
    大きい、特許請求の範囲第(1)項記載のフロッピーデ
    ィスクジャケットの製造装置。
  12. (12)ライナーが熱融着性繊維を含む不織布からなる
    、特許請求の範囲第(1)項記載のフロッピーディスク
    ジャケットの製造装置。
JP9054687A 1987-04-13 1987-04-13 フロツピ−デイスクジヤケツトの製造装置 Pending JPS63258361A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6818089B2 (en) * 1998-09-21 2004-11-16 Sony Corporation Attachment method for disc protective sheet

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6818089B2 (en) * 1998-09-21 2004-11-16 Sony Corporation Attachment method for disc protective sheet

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