JPS63251382A - 自動車のフロア構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のフロア構造体に関する。

従来の技術 自動車の車体の中には、例えば特開昭６１−９２９６５
号公報に示されるように、車体の自動組立て化や機能部
品、内装部品の自動組付は化を図るために、車体を各車
体構成部分毎に分割し、別々のラインで組立てた各車体
構成部分毎に機能部品や内装部品を紙装した後、これら
を結合して一体化するようにしたものがある。

発明が解決しようとする問題点 前述のような車体のモジュール化に際して、複数の前後
長の異なる前側フロアと複数の前後長の異なる後側フロ
アとを設け、これら複数の前側フロアのうちの一つと複
数の後側フロアのうちの一つとを選択して組合わせるこ
とによって、ホイールベースの異なるフロア構造体を得
るようにすることが考えられる。しかし、前側フロアと
後側フロアとの分割ラインの設定具合によっては、前側
フロアと後側フロアとの結合部分か視認され易く、見栄
え性に欠けることがある。

そこで本発明は、見栄え性に支障を招くことなく、前記
問題点を克服することができる自動車のフロア構造体を
提供するものである。

問題点を解決するための手段 車体フロアをセカンドクロスメンバの後方で前側フロア
と後側フロアとに分割し、これら前側フロアと後側フロ
アとを上下方向よりねじ結合しである。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１〜３図において、１は車体フロアを示し、セカンド
クロスメンバ２の後方で前側フロア３と後側フロア４と
に分割されている。この実施例では車体フロア１は図外
のフロントアクスルユニットの組付けられるエンジンコ
ンパートメントのダツシュロア５と図外のリヤアクスル
ユニットの組付けられる車体フロアとに跨って配設され
るものであるので、前側フロア３と後側フロア４との車
幅方向中央部には、前後方向に連なるトンネル部３ａ、
４ａを上方に向けて膨出形成しである。セカンドクロス
メンバ２は前側フロア３のトンネル部３ａＪ−とこれの
車幅方向両側に在る左右平面部３ｂ上とに跨って横架さ
れて、前側フロア３との共働によって車体骨格としての
閉断面部６を構成している。このセカンドクロスメンバ
２の左右平面部３　ｂ−，１−に在る部分の前壁にはシ
ート取付部７を備えている。このシート取付部７は前後
方向に貫通ずるねじ孔８を形成しである。前側フロア３
のセカンドクロスメンバ２よりも後方には」−下方向に
貫通ずる複数の取付孔部９を有する結合部１０が水平に
延設しである。この結合部１０は後側フロア４の被結合
部１１の略板厚分だけ前側フロア３のトンネル部３ａ、
左右平面部３ｂよりも下方に有段形成されている。複数
の取付孔部９は結合部ＩＯに上下方向に貫設したねじ挿
通孔１２と、このねじ挿通孔１２まわりの結合部１０背
面に接合したウェルドナツト１３とで構成されている。

前側フロア３とセカンドクロスメンバ２との車幅方向両
側部にはフランジ１４．１５折曲形成しである。これら
フランジ１４．１５のうちのフランジ１４の後部には結
合部１０の側部に連らなるフランジ１６を後方に向けて
延設しである。このフランジ１６は後側フロア４の車幅
方向両側部に折曲形成したフランジ１７の略板厚分だけ
前側フロア３のフランジ１４よりも車幅方向内側に有段
形成されている。一方、後側フロア４における左右平面
部４ｂの後部」二には複数のシート取付部・ノド１８を
設けである。これらのシートブラケット１８の後壁には
前後方向に貫通するねじ孔１９を形成しである。後側フ
ロア４の前縁部は複数のねじ挿通孔２０を上下方向に貫
設して前述の被結合部１１に構成されている。この被結
合部１１のねじ挿通孔２０は結合部ＩＯの取付孔部９と
位置が対応している。また、前側フロア３と後側フロア
４とは、結合部１０」二にシール材２１を介して被結合
部１１を重合すると共に、フランジ１６の車幅方向外側
に前記シール材２Ｉと同様の図外のシール材を介してフ
ランジ１７を重合し、ねじ２２を被結合部１１のねじ挿
通孔２０から結合部１０の取付孔部９に締結することに
よって、上下方向にりねじ２２結合しである。２３はシ
ートであって、ンートクッンヨン２３ａの前側ブラケッ
ト２４をセカンドクロスメンバ２のシート取付部７に重
力よりねじ２５結合すると共に、シートクッション２３
２Ｌの後側ブラケット２６をシートブラケット１８に後
方よりねじ２７結合することによって、重体フ「１ア１
」二に後部付けされるものである。２８は１１ｆＩ側フ
ロア３」−に敷設される遮音材としてのカーペット、２
９は後側フロア４」−に敷設される遮音材としてのカー
ペットである。

以」二の実施例構造によれば、第２，３図に示すように
、セカンドクロスメンバ２を含む前側フロア３を形成１
組立てして、エンジンコンパートメントのダツシュロア
５に結合すると共に、前側フロア３」−にカーペット２
８を敷設する。この前側フロア３とは別のラインで形成
１組立てられた後側フロア４」二にカーペット２９を敷
設し、この後側フロア４を前側フロア３に」二下方向よ
りねじ２２結合することによって車体フロア１として完
成する。この車体フロア１にはシート２３をセカンドク
ロスメンバ２とシートブラケット１８とを介して組付け
る。

なお、この実施例の車体フロアＩの車幅方向両側には図
外のピラー、ルーフザイドレール、リヤフェンダ、サイ
ドシル等を含む左右ボディサイドアッセンブリが結合さ
れるのである。

発明の効果 以」二のように本発明によれば、前側フロアと後側フロ
アとの結合部分の大半をシートで覆うことができるので
、カーペットの継目カバーを省略することができるうえ
、見栄え性に支障を招くことなく、複数の前後長の異な
る前側フロアと複数の前後長の異なる後側フロアとを設
定して、これら複数の前側フロアのうちの一つと複数の
後側フロアのうちの一つとを選択的に組合わせることに
よって、ホイールベースの異なるフロア構成体を得るこ
とができる。しかも、前側フロアと後側フロアとが一体
に連なる車体フロアをエンジンコンパートメントのダツ
シュロアに組付ける場合に比べて、前側フロアのみをエ
ンジンコンパートメントのダツシュロアに取付けた状態
で、ダツシュロアの後面側の機能部品や補機部品の取付
けを行うことができるので、ダツシュロア後面側での組
付は作業性を向上することができる。また、前側フロア
と後側フロアとの結合に際してロボットを使用する場合
であっても、ロボットのアームの動きが」−下方向の一
方向と単純となり、ロボットの作動制御が簡単となるの
で、車体フロアの自動組立てを容易に行える等の新規な
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を分解して示す斜視図、第２
図は同実施例の組立てた状態をカーペ・ソトを省略して
示す前後方向に沿う縦断面図、第３図は第２図の矢印■
部分を拡大して詳細に示す断面図である。 ■・・・車体フロア、２・・・セカンドクロスメンノく
、３・・・前側フロア、４・・・後側フロア、２２・・
・ねじ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体フロアをセカンドクロスメンバの後方で前側フロア
   と後側フロアとに分割し、これら前側フロアと後側フロ
   アとを上下方向よりねじ結合したことを特徴とする自動
   車のフロア構造体。