JPS63249195A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPS63249195A
JPS63249195A JP8293087A JP8293087A JPS63249195A JP S63249195 A JPS63249195 A JP S63249195A JP 8293087 A JP8293087 A JP 8293087A JP 8293087 A JP8293087 A JP 8293087A JP S63249195 A JPS63249195 A JP S63249195A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
voltage
signal
display panel
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JP8293087A
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江藤 忠昭
工藤 忠男
小石川 進
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液晶表示装置に関し、例えばTPT(薄膜
トランジスタ)によるアクティブマトリックス構成の液
晶表示パネルを用いたものに利用して有効な技術に関す
るものである。
〔従来の技術〕
アクティブマトリックス構成の液晶表示装置として、例
えば特開昭60.−140323号公報がある。この公
報においては、トランジスタがオン状態からオフ状態に
切り替わるとき、チャンネルに蓄積された電荷がドレイ
ンとソースに流出し、上記ソース側に流出した電荷が液
晶の眉間容量に伝えられるため液晶に直流電圧が印加さ
れてしまうという考えから、液晶の共通電極に対してそ
れに見合った電圧補償を行わせるようにするものである
〔発明が解決しようする問題点〕
上記公報においては、液晶の眉間容量に保持される信号
電圧に直流成分がのる理由として、チャンネルに存在す
る電荷の流出に原因があると説明している。しかし、本
願発明者等による解析結果によれば、上記直流電圧の発
生原因は、上記電荷の流出よりもTPTのゲートとソー
ス間のオーバーラツプ容fi(寄生容gk)によるカッ
プリングに大きな原因のあることが判明した。例えば、
上記TPTのゲートとソース間のオーバーラツプ面積は
、1つの画素を構成する液晶の面積に比べて橿めて小さ
い、しかしながら、その電極間の距離は上記液晶の両電
極間の距離に比べて温かに小さい。
したがって、上記両電極間における絶縁物の誘電率をは
り同じであるとすると、上記面積比と距離比との相対的
関係から上記オーバーラツプ容量の容量値は液晶の容量
値に匹敵するような無視できない大きな容量値を持つも
のとなる。このことから、上記のような考えに基づく電
圧補償法には大きな疑問があり、ダミー素子により検出
された電圧をピークホールド回路に保持させて補償電圧
を形成したのでは、上記ゲートとソース間容量のカップ
リングにより発生するパルス状のノイズにより共通電極
の電位が決まってしまい、実際の直流電圧とはかけ離れ
た電位に設定されてしまう広れがある。
そこで、本願発明者は上記ゲート、ソース間容量を考慮
して一定の補償電圧を印加させることを考えた。しかし
ながら、液晶の眉間容量は、点灯状態と非点灯状態での
誘電率が異なることにより可変容量としての動作を行う
。このため、走査線上記ゲート、ソース間容量により液
晶層間容量に伝えられるれ電荷量が同じでも、液晶層間
容量が変化することから、保持電圧のレベルシフト量が
異なってしまう、この結果、点灯状態を考慮して上記補
償電圧を設定したのでは、非点灯状態で直流成分が残っ
てしまう。また、逆に非点灯状態を考慮して上記補償電
圧を設定したのでは、点灯状態で直流成分の残ってしま
う。
この発明の目的は、液晶に加わる直流成分の防止ないし
大幅な低減を実現した液晶表示装置を従供することにあ
る。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本rIJ1#iB書の記述および添付図面から明らか
になるであろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、アクティブマトリックス構成の液晶表示パネ
ルの点灯/非点灯を検出して上記液晶表示パネルの共通
電極に供給する補償電圧(バイアス電圧)を切り換えて
供給する。
〔作 用〕
上記した手段によれば、液晶の点灯/非点灯に応じた最
適の補償電圧を共通を極(対向電極)に供給できるから
、液晶の交流駆動のためのより確実な電圧補償を行うこ
とができる。
〔実施例1〕 第1図には、この発明に係る液晶表示装置の要部一実施
例のブロック図が示されている。同図におい°C1液晶
表示パネルLCDは、横方向に延長される複数の走査線
電極G1ないしG480と、縦方向に延長される複数の
信号線電極D工ないしDnを持つ、上記走査線電極と信
号線電極の各交差点にはそれぞれ1つの画素PXが配置
される。
上記マトリックス配置される複数のM素PXは、カラー
表示の場合にはそれぞれに三原色のカラーフィルタが配
置される。
上記走査線電極G1ないしG480のうち、奇数番目の
走査線電極G1.G3・・・・G479は、第1 (左
)の走査線駆動回路GDLにより順次選択状態にされる
。また、残りの偶数番目の走査線電極G2.G4・・・
・G480は、第2(右)の走査線駆動回路GDRによ
り順次選択状態にされる。これらの走査線駆動回路GD
L、GDRは、選択信号S1及びS2によりその動作が
制御され、特に制限されないが、図示しない水平同期信
号によってシフト動作を行うシフトレジスタ及び駆動回
路から構成される。なお、同図において、液晶表示パネ
ルLCDの左右に、1つの走査線駆動回路GDL及びG
DRを配置しているが、独立した2つの走査線駆動回路
が在るというように限定されるものではない、すなわち
、上記走査線駆動回路GDLとGDRは、1つの半導体
集積回路装置により構成されるものであってもよい。
あるいは、液晶表示パネルの走査線電極を複数に分割し
て、各分割された走査線電極に対応して上記回路GDL
及びGDRを持つ複数の半導体集積回路装置を用いるも
のであってもよい。
上記信号線電極DIないしDnには、信号線駆動回路D
I)により、画像信号が供給される。この信号線駆動回
路DDは、後述するようにシリアルに供給されるビディ
オ信号VDをパラレルに変換してレベルを保持(サンプ
ル及ホールド)、する機能と出力選択機能とを持つシリ
アル/パラレル変換回路S/P及び駆動回路を持つ、上
記シリアル/パラレル変換動作によって、1゛水平ライ
ン分の画像信号が、上記各信号線電極D工ないしDnに
対してパラレルに出力される。なお、液晶の交流駆動の
ために、特に制限されないが、上記信号線駆動回路DD
は、上記画像信号の極性を反転させる機能を持つ、また
、これに代えて、上記信号駆動回路DDに入力する信号
を反転させるものであってもよい。
タイミング制御回路TGは、同期信号5YNCを受けて
、後述するような上記シリアル/パラレル変換のための
各種制御信号及びタイミング信号(これらの総称して信
号CLとして示している)並びに上記走査線駆動回路G
DL、GDRを動作状態にする選択信号31.32及び
図示しないがそのシフト動作に必要なタイミング信号を
発生させる。
この実施例においては、上記画素PXに保持される保持
電圧に直流成分がのるのを補償するために、次の各回路
ブロックが付加される。特に制限されないが、フリップ
フロップ回路FFは、1フレーム毎にリセットされ、画
像信号VDの点灯信号によりセット状態にされる。この
フリップフロップ回路FFの出力信号は、スイッチ回路
SWの切り換え制御を行う、スイッチ回Bswは、上記
フリップフロップ回路FFの出力信号に従って液晶の点
灯状態に応じて設定される補償電圧V coalと非点
灯状態に応じて設定される補償電圧Vco■2とを切り
換えて、液晶表示パネルLCDの共通電極(対向電極)
に供給する補償電圧Vco−を発生させる。上記フリッ
プフロップ回路FFやスイッチ回路SW並びに図示しな
い補償電圧発生回路は、上記駆動回路GDL (GDR
)又はDDに内蔵させるものであってもよい。
なお、上記同期信号5YNCは、画像信号VDを形成す
るテレビジョン受像回路等の信号処理回路は、この発明
と直接関係がないので同図では實略されている。
ここで、上記走査線駆動回路GDL及びGDRによる走
査線電極の駆動動作を説明する前に、上記液晶表示パネ
ルLCDおける各画素PXの構成例を第4図及び第5図
を参照して説明する。
第4図には、1つの画素PXの一実施例の平面図が示さ
れ、第5図にはそのA−B断面図が示されている。
同図において、5UB2は1.1 m11程度の厚さを
有するガラス基板であり、Giはクロム(Cr)等から
なるゲート電極である。このゲート電極は前記液晶表示
パネルLCDの走査線電極と一体的に構成される。AS
は非結晶シリコンであり、ASとゲート電極Giやガラ
ス基板5UBIとの間には、薄膜トランジスタ(T P
 T)のゲート絶縁膜として作用する膜GIが形成され
ている。信号線電極DIと一体的に形成されるSDIと
、SD2は上記TFTを構成する一対のソース・ドレイ
ン電極であり、シリコン膜AS上に間隔をもって、かつ
上記ゲート電極Giをそれらがまたぐように形成される
。ここで、一対のソース・ドレイン電極SDI、SD2
は、回路のバイアス極性がかわると動作上めソース、ド
レインが逆転するので、言い換えるならば、通常のFE
Tと同様に双方向性の信号伝達特性を持つので、両方(
SDI、5D2)ともソース・ドレイン電極と呼ぶこと
とする。上記ソース・ドレイン電極SDI、SD2は、
下側からN”  (ドナー不純物濃度の高い)非結晶シ
リコン(Si)、クロム(Cr)及びアルミニュウム(
AI)の3層構造とされる。N”−5i電極層は非結晶
シリコン(St)との接触抵抗値を下げ、クロム(Cr
)電極層は、アルミニウム(AI)電極層が非結晶シリ
コン(Si)と反応するのを防ぐために設けられる。P
Svは、保護膜であり、TPTを湿気等から保護し、透
明性が高く耐湿気性のよいSin、膜やSt、N、膜に
より形成される。
ITOIはソース・ドレイン電極SD2に接続された透
明渾電膜であり、液晶画素PXの一方の電極(画素電極
)として作用する。他方のソース・ドレインSDIは、
上述のように信号線電極Diと一体的に形成されるもの
である。
LSは外部光がTPTの心臓部であるゲート5N域に照
射されてしまうことを防ぐための遮光膜であり、例えば
クロム(Cr)材等により形成される。上記TPTはソ
ース電極に対してゲート電極を正の電圧によりバイアス
することによってオン状態(ソースとドレイン間の抵抗
値が小さくなる)なり、ゲート電極に供給されるバイア
スを零に近くすることによってオフ状態(ソースとドレ
イン間の抵抗値が大きくなる)になるという伝達特性を
持つ。
液晶LCは上下のガラス基板5UBIと5UB2間に封
入され、液晶分子の向きは上下の配向膜0RI2及び0
RIIにより決められる。PSv2はアクリル系の樹脂
で形成された保護膜である。
カラーフィルタFILはカラー表示を行うために設けら
れる。
ITO2は上記のようにマトリックス配列された複数の
画素PXの一方の電極(画素電極)ITOlに対向する
共通電極(対向電極)であり、前記のような補償電圧V
co−が供給される。
上記のような液晶表示パネルは、基板5UBI側と5U
B2例の積層を個別に行い、その後液晶LCを封入する
ことによって組み立てられる。
第2図には、上記第1図に示した液晶表示装置の動作の
一例を説明するための波形図が示されている。同図にお
いて示された各信号VC,VD及びPXに係る電圧vP
Xは、それらが互いに重なることによって各波形の区別
が不明瞭になるのを防止するために、信号VGSVD及
びvPXの順に時間的にずらして描いている。また、信
号VDに対して信号■PXは、レベルを低下させて描い
ている。
インクレースモード(飛び越し走査)における第1フレ
ームの奇数フィールドのとき、制御信号S1がハイレベ
ルになって第1の走査線駆動回路GDLが動作状態にな
り、水平同期パルスに同期して奇数番目の走査線電極G
1、G3・・・G479の順に選択状態にする。これに
よって、上記走査線電極G1、G3・・・・G479に
結合されたTPTが順次オン状態になるため、信号線駆
動回路DDから信号線電極D工ないしDnに対応する信
号が選ばれてパラレルに出力されて各画素に書き込まれ
る。同時においては、1つの走査線電極に供給される走
査線駆動信号VGが代表として例示的に示されている。
したがって、上記駆動信号VCの1周期はlフレーム周
期に相当する。
このことは、同じフレームの中の偶数フィールドで選択
される偶数番目の走査線電極G2、G4・・・・G48
0においても同様である。
上記駆動信号VGのハイレベルに応じて画像信号VDの
書き込みが行われる。液晶の交流駆動のために、上記駆
動信号VCの1周期毎に画像信号VDの極性は、正/負
のように切り換えられて供給される。上記駆動信号VC
がハイレベルからロウレベルに変化すると、その間上記
TPTがオフ状態を維持するからその前の書き込まれた
例えば正極性の画素信号VDの保持動作が行われている
すなわち、各画素PXは等価的にキャパシタとして作用
しレベル保持動作を行うものである。
上記駆動信号vGがハイレベルからロウレベルに変化す
ると、TPTのゲート、ソース間の寄生容量によって、
画素PXに保持される画素電圧VPXは、上記画素信号
VDの書き込みレベルに対して同図に点線で示すように
レベル低下してしまう、上記画素信号VDが正及び負極
性の一定のレベルを持つようにされたとき、液晶(画素
)は点灯状態にされる。このとき、液晶の眉間容量は比
較的大きな容量値を持つようにされる。それ故、上記T
PTのゲート、ソース間のカップリングによる保持信号
VGXのレベル低下は比較的小さく抑えられる。補償電
圧Vcomlは、上記点灯状態において点線で示すよう
な液晶に加わる電圧の正電圧及び負電圧の平均値が零に
なるようなレベルに設定される。なお、同図おいては、
保持状態での時間軸が短縮して描かれていることに注意
する必要がある。
これに対して、上記画素信号VDが一定のレベルにされ
るとき、液晶(画素)は非点灯状態にされる。このとき
、液晶の眉間容量は、比較的小さな容量値を持つように
される。それ故、上記TPTのゲート、ソース間のカッ
プリングによる保持電圧VGXのレベル低下は比較的大
きくされる。
補償電圧V Co!12は、上記非点灯状態において点
線で示すような液晶に加わる電圧、略保持電圧と等しい
ようなレベルにされる。すなわち、非点灯状態において
は、約1/480のデユーティ(垂直帰線期間を無視す
る)により上記非選択レベルの書き込みが行われので、
その書き込み期間が実際の保持レベルにより高くされる
。しかし、上記のような極短い時間しか印加されないか
らこれを実質的には無視でき、補償電圧V C0112
を上記保持レベルとはり同じくすることによって直流電
圧が印加されないようにすることができる。このことは
、上記点灯状態においても同様であり、上記補償電圧V
comlは、正の保持レベルと負の保持レベルのぼり中
間に設定されるものである。ただし、上記のように点灯
状態と非点灯状態では液晶の眉間容量の容量値が変化す
ることに応じて、非点灯状態での補償電圧V com2
は、点灯状態での補償電圧VCO請1に対して、低いレ
ベルにされる。
第1図において、フリップフロップ回路FFは、lフレ
ーム中に液晶を点灯状態にする画素信号があるとセント
され、スイッチ回路SWを!IJ御して共通電極に供給
される補償電圧V cotsとして上記補償電圧Vco
*1を送出する。また、フリップフロップ回路FFは、
上記1フレーム中に液晶を点灯状態にする画素信号がな
いとききには、リセット状態のままにされ、スイッチ回
路SWを制御して共通電極に供給される補償電圧vCO
1lとして上記補償電圧V cos2を送出する。
上記のように液晶の点灯/非点灯状態に応じて最適補償
電圧を切り換えて供給することによって、液晶に加わる
直流電圧を最小に設定することができる。
C実施例2〕 第3図には、この発明の他の一実施例を示す概略ブロッ
ク図が示されている。
同図において、液晶表示パネルLCDは、特に制限され
ないが、同図において点線で示すように縦方向に4分割
された共通電極を持つようにされる。これにより、等価
的には4つの液晶表示パネルLCD0 NLCD3が縦
積されることにより、1つの表示両面が構成される。
このように共通電極を4分割したねらいは、1つの画面
中に点灯状態のものと非点灯状態のものが存在すること
に対処するものである0例えば、ワードプロセッサやマ
イクロコンピュータ等のディスプレイの文字や図形の表
示を行う場合、画面の一部を用いた表示動作が行われる
ことがしばしばある。このため、この実施例では、上記
分割された共通電極毎に、上記スイッチ回路SWO〜S
W3を設けて、その点灯状態と非点灯状態に応じて補償
電圧VcoslとV com2をそれぞれ独立して供給
するものである。このため、スイッチ制御回路SWCは
、図示しない各分割画面に相当する走査線電極駆動回路
と画像信号とから、各分割画面の点灯/非点灯を判別し
て、それぞれに対応したスイッチ制御信号を形成するも
のである。
これにより、その表示動作に応じた最適な補償電圧を供
給することができるから、より精度の高い電圧補償が可
能になる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)アクティブマトリックス構成の液晶表示パネルの
点灯/非点灯を検出して上記液晶表示パネルの共通電極
に供給する補償電圧(バイアス電圧)を切り換えて供給
することにより、液晶の点灯/非点灯に応じた最適の補
償電圧を共通電極(対向電極)に供給できるから、液晶
の交流駆動のためのより確実な電圧補償を行うことがで
きるという効果が得られる。
(2)表示パネルの共通電極を分割して、それぞれに対
応した画素の点灯/非点灯を検出してそれぞれの共通電
極に供給する補償電圧を独立して切り換えることにより
、より精度の高い液晶の交流駆動化を実現できるという
効果が得られる。
(3)上記(1)ないしく2)により、液晶に加わる直
流電圧を最小に設定できるから、液晶の長寿命化と応答
性を高くできるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が
可能であることはいうまでもない0例えば、液晶の共通
電極に供給する補償電圧としては、点灯状態及び非点灯
状態に応じた一定のレベルとすることの他、液晶のしき
い値電圧以下の振幅を持ち、保持電圧の逆位相で変化す
るパルス状の電圧とするものであってもよい。この場合
には、点灯状態の液晶の両電極に加わる電圧レベルを大
きくできるから、その分上記画素信号VDのレベルを低
く設定することができる。これによって、走査線電極V
Cの選択レベルを相対的に小さくできるから、上記カッ
プリングの影響を減少させることができる。
第1図において、点灯状態と非点灯状態の判定は、上記
のようなフリップフロップ回路を用いるものの他、lフ
レーム中の点灯画素数を計数して、一定値以上になると
点灯状態として判定して上記補償電圧の切り換えを行う
ようにするものであってもよい、また、第3図において
、共通電極は、横方向に複数組に分割してそれぞれに対
応して上記補償電圧を切り換えて供給するものであって
もよい。
アクティブマトリックス構成の液晶表示パネルや、その
駆動回路の具体的構成は、種々の実施例形態を採ること
ができるものである。
この発明は、アクティブマトリックス構成の液晶表示パ
ネルを用いた液晶表示装置に広く利用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、アクティブマトリックス構成の液晶表示パ
ネルの点灯/非点灯を検出して上記液晶表示パネルの共
通電極に供給する補償電圧(バイアス電圧)を切り換え
て供給することにより、液晶の点灯/非点灯に応じた最
適の補償電圧を共通電極(対向電極)に供給できるから
、液晶の交流駆動のためのより確実な電圧補償を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る液晶表示装置の要部一実施例
を示すブロック図、 第2図は、その動作の一例を説明するための波形図、 第3図は、この発明の他の一実施例を示す概略ブロック
図、 第4図は、液晶画素の一実施例を示す平面図、第5図は
、そのA−B断面図である。 LCD (LCDO〜LCD3)  ・・液晶表示パネ
ル、PX・・画素、GDL、GDR・・走査線駆動回路
、DD (S/P)  ・・信号線駆動回路、TG・・
タイミング制御回路、FF・・フリップフロップ回路、
sw、swo−swa・・スイッチ回路、SWC・・ス
イッチ制御回路、GING480・・走査線電極、D1
〜Dn・・信号線電極

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクティブマトリックス構成の液晶表示パネルと、
    上記液晶表示パネルに表示信号を供給する液晶駆動回路
    と、液晶の点灯/非点灯を検出して上記液晶表示パネル
    の共通電極に供給する補償電圧を切り換えるバイアス回
    路とを含むことを特徴とする液晶表示装置。 2、上記補償電圧は、液晶の点灯時の非点灯時のそれぞ
    れに応じて液晶に加わる直流電圧を相殺させるように設
    定された2つの電圧からなるものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の液晶表示装置。 3、上記液晶表示パネルはその共通電極が複数に分割さ
    れ、上記バイアス回路は上記分割されてなる共通電極の
    それぞれに対応して設けられ、それに対応する液晶の点
    灯/非点灯に応じて上記補償電圧の切り換えを行うもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の液
    晶表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02110429A (ja) * 1988-10-19 1990-04-23 Sharp Corp 液晶表示装置
WO1995000874A1 (fr) * 1993-06-18 1995-01-05 Hitachi, Ltd. Dispositif d'affichage matriciel a cristaux liquides et systeme d'excitation de ce dispositif
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