JPS63248878A - 熱転写用インク - Google Patents

熱転写用インク

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JPS63248878A
JPS63248878A JP62080622A JP8062287A JPS63248878A JP S63248878 A JPS63248878 A JP S63248878A JP 62080622 A JP62080622 A JP 62080622A JP 8062287 A JP8062287 A JP 8062287A JP S63248878 A JPS63248878 A JP S63248878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
branched saturated
saturated hydrocarbon
molecular weight
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP62080622A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiya Tsukahara
塚原 道也
Makoto Taniguchi
誠 谷口
Noriyuki Yanase
柳瀬 宣幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPS63248878A publication Critical patent/JPS63248878A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱転写型プリンタに供するインクに関する。
〔従来の技術〕
近年、熱転写記録が普及しており、その為の種々の熱転
写インクが提案され、用いられているがこれらのインク
は熱転写時に固体−液体一固体の相変化を短時間のうち
に明確に起こさねばなら+1い。その様な物質としてワ
ックス類が知られている。従ってこれらのインクの主成
分は、炭化水素を主成分とした天然ワックスまたは合成
ワックスに顔料、染料等のa色剤を分散したものであり
、これに皮膜強化、決行性の向上を目的として少量の合
成樹脂や可塑剤を添加したものである。
ところでここ数年来、益々開発研究が活発化してきてい
る、熱溶融型フルカラープリンタにおいては、インク性
能として、インク徂ね合わせにおけるインクの乗り、低
濃度から中濃度、高濃度にかけての階調性の2要素が特
にm要である。
インクの乗り、色材の分散性に対しては極性の強いワッ
クス、例えばモンクン系ワックス、カルナバワックス、
酸化ワックス等が効果がある。また階調性の向上に対し
ては、転写時のインクの切れを向上させ得る、溶融粘度
が小さく、又固体時の硬度の小さいワックス、例えばバ
ラフィンワックス、等の非極性ワックスが効果がある。
従来のインクは、イ/りの乗り、色材の分散性階調性の
すべての特性を膚足する為に、上記の極性、非極性の2
系統のワックスの混合系に造膜性、柔軟性を付与する為
にエヂレン酢酸ビニル、ポリアシド等の熱可塑性樹脂と
さらに適当量の色材を添加したものであった。
しかしこのような系では、極性ワックスと非極性ワック
スとの相溶性が悪く分散系が安定しない。また」二足の
非極性ワックスは、色材の分散性が悪く、インクの透明
度、濃度が出ない等の問題かあ、た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、f)%溶融インクのバインダーを検討スるこ
とにより、従来技術の欠点である、バインダー間の相溶
性不良、色材の分散性不良を改良し、分散系の安定性、
色材の分散性、インクの透明性に透れ、かつフルカラー
プリンタにおいて、低濃度から高濃度に至る全領域にて
階調性、インクの乗りが優れる熱溶融性インク、及びイ
ンクシートを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決する15の手段〕 本発明は上記問題を解決するために下記の構成を有する
少なくとも重量平均分子量が800〜3000である分
枝飽和炭化水素を0打する熱転写用インク、望ましくは
インク層中、分枝飽和炭化水素の含有量が1〜3Off
im部である上記熱転写用インク。
〔作用〕
本発明の上記(1が成の熱転写用インクにおいては、分
枝飽和炭化水素を0打することによりインク全体の溶融
粘度が下さく、また固体時の硬度が小さくインクの剪断
応力が小さい為インクの切れが良好で、低O度から高i
Q度までの良好な階調性が得られる。
また分枝飽和炭化水素は適度に分枝した側鎖により極性
ワックスとの相溶性、また顔r[分散性が優れる為、分
散系全体が安定し、かつ透明性も良好である。
含イ「する分枝飽和炭化水雷の重量平均分子量が800
未満であると、固体吠態において緻密な結品溝造を構成
する為、結晶生成時に他物質を排除し、相分mを起こす
恐れがあり、またg1量平均分子量が3000以上であ
ると溶融粘度が過大となり、塗工性に問題を生ずる。一
方、ll1fi1平均分子量が800〜3000であれ
ば固体時の硬度、溶融粘度のバランスが適当であり、ま
た適度な分枝が得られる。
また、FA転写用インクの溶融温度は、保存性の面から
50°C以上又、QM印画エネルギーで良好な転写性を
得るには120℃以下の範囲であることが望しく、分子
量が800〜3000である飽和炭化水素は上記範囲の
溶融温度を示す。
分枝飽和炭化水素の含イr量が30ffi量部を超える
場合には、インク全体の極性が低下し、接a性が悪く、
インクの重ね合わせにおけるインクの乗りが悪(なる。
以下、実施例と比較例により、この発明のインクとその
効果を具体的に説明する。
〔実施例〕
第1表は本発明のインクの組成を例示したものでありそ
の中の数値はm口部を示す。
ただし表中のワックス、樹脂の具体的銘柄は下記の通り
である。
1iJl料(イエロー):ベンジンイエローB料(マゼ
ンタ):カーミン(31) カルナバワックス:カルナバ1号〔日興ファインプロダ
クツ抑〕 EVA樹脂:エチレ/酢酸ビニル共重合体、EV−41
0(三井デュポンボリチシヵル■〕酸化ワックス: E
−300(三洋化成工業卸〕モンクン系ワックス:へキ
ストワックスS(ヘキストジャバンσ菊〕 分枝飽和炭化水素I :WE l5SEN−0252C
(ロ本製ロウG薄)Mwffl量平均分子量=20分枝
飽和炭化水素■:三井ハイワックス110P(三井石油
化学工業抑Mw=1000分技飽和炭化水素111:W
EISSENO453〔日本製ロウI鳶)Mw=150
0 分枝飽和炭化水素■:マイクロクリスタリンワックス、
ll1M、C2005(O木製oつ()1)Mw=GO
O 分枝飽和炭化水素■:低密度ポリエチレンワックス、サ
ンワックス1311) (三洋化成工業翰〕M w =
  3 5 0 0         第  1  表
M w : 重量平均分子量 実施例1〜3は分枝飽和炭化水素の含有量及び他成分組
成は同じで分枝飽和炭化水素の分子量が各々異る。
実施例4.5は実施例1に対し分枝飽和炭化水素の分子
量は同じであるが含有量が異る。
比較例1は分枝飽和炭化水素を含イfしない91である
比較例2は実施例1%4.5に対し分枝飽和炭化水素の
分子量は同じであるが含イ1量が30w【%を越える例
である。
比較例3は実施例1〜3に対し分枝飽和炭化水素の含有
量は同じであるが、分子量が800未満の例である。
比較例4は実施例1〜3に対し分枝飽和炭化水素の含有
量は同じであるが、分子量が3000を越える例である
尚、上記実施例1〜5、比較例1〜4のインクの分散は
、先ず、プラネタリーミキザーにより予備分散しく16
0℃、30分)、冷却固化後、粉砕してから3本ロール
ミルにより本分散した(後占−ルと中ロールは100℃
、前ロールは水冷して10回通し)。
分散したインクの分散性は、スライドガラス上にインク
をホットメルトコーティングして薄い皮膜とし、これを
光学顕微鏡で顔料粒子の大きさを観察することにより評
価した。
またインクの透明性は、ポリエステルフィルム(25μ
m厚)にインクをバーコーター(ワイヤー径6μm)に
よりホットメルトコーティングして得たインク皮膜(厚
さ3μm)を介して先にある物体を口視し、その鮮明度
で評価した。
分散したインクは第1図に示す様な通電熱転写シー)1
のインク肋4として用いた。具体的には1) E Tフ
ィルム3(6μm厚)の片面にカーボンブラック粒子を
合作したバインダーを快布して通電抵抗、12(抵抗値
1kQ/1cm)を形成し、PUTフィルムの反対側に
上記マゼンタ、イエローの2色のインクをホットメルト
杖態でバーコーク−でり工部3μmに塗工し、インクン
ートとした。
熱転写試験は、上記通電熱転写シー)1に、記録電極5
と帰路電極6を打する通電ヘッド(電極密度4本l■−
)を用いて、平滑紙に16階調グレースケール印画を行
った。転写エネルギーは最低濃度から最高濃度を16に
分割し、最低転写エネルギーを10/10mJとし、各
階調毎に10/l f3 m J増加し、最高濃度を得
る転写エネルギーは100/10mJとした。
転写性は1色口と2色口の転写濃度を比較することによ
り1f価した。具体的には、マゼンタを平滑紙に転写し
たものを1色口、マゼンタをイエローのベタ印画面上に
転写したものを2色口とした。
転写0度は、マゼンタの反射60D値を値測定i(ko
llomorgan社製MacbcLltTR−027
ffi)を用い、補色のグリーンフィルターを介して測
定した。
第2表に実施例1〜5、比較例1〜4のインクの分散性
、及び透明性の:T価結果を示す。
fI¥2表 分散性O:Q大粒径10μm以下 Δ:  n   25  u X://   25μm以上 透明性0:インク肋を介して先の物質が鮮明に見える △:     〃      ややぼけるx:    
 〃     完全にぼける第2表の結果より実施例1
〜5、及び比較例1はインクの分散性、透明性共に良好
であるが比較例2〜4は分散性、透明性共に不良である
。よって分枝飽和炭化水素の分子量は800〜3000
が適当であり、また含打量は30w【%以下が適当であ
る。
次に実施例1〜6、比較例1〜4の各インクの転写実験
の結果を第2図〜第10図に示す。各グラフは横軸に印
画エネル、ギー、縦軸に転写されたインクの値を示す。
実施例1〜3は第2図〜第4図のグラフに示した通り、
階調性、2色口の乗りの両要因とも優れている。実施例
4〜5は第5図〜第6図のグラフに示した通り、階調性
は転写エネルギーと転写濃度が直線関係に近くなり良好
であるが、2色口の乗りがわずかに劣る。
比較例1は第7図のグラフに示した通り2色口の乗りは
非常に良好であるが階ユフ性においては、ある転写エネ
ルギーにおいて転写濃度が急増する為階調制御が困難に
なる。よって階調性を良好にする為には、分枝飽和炭化
水素の添加が必要である。
比較例2〜4は第8〜第10図に示した通り、階調性は
転写エネルギーと転写1度の関係がFrI腺関係に近く
なり良好であるが、2色口の濃度が卵重゛に小さく色の
重ね合わせによる十分な色再現性が得られない。よって
階調性とインクの乗りの両要因を満たずには分枝飽和炭
化水素の分子量は800〜3000が適当であり、また
添加量は3゜wL%以下がバ当である。
〔発明の効果〕
以上述べた様に一1本発明によれば、熱転写用インク中
に、少なくとも重量平均分子量が800〜3000であ
る分枝飽和炭化水素を30wt%以下含イrすることに
より、インクの分散性、透明性をそこなわず、転写にお
いて優れた階調性、2色口の乗りが得られるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、通電熱転写シートの構造と、それを通電ヘッ
ドにより通電している原理図を示す。 flT2図〜第10図は実施例1〜5、比較例1〜4の
試作インクの転写エネルギーと転写1Qlf’との相関
図である。 !・・・通電熱転写シート 2・・・通電抵抗層 3・・・シート支持体 4・・・インク層 5・・・記録電極 6・・・帰路電極 以  上 第20 第3回 →転写二卑ルギー(mJ) 第4図 −転写エキル’f’−(mJ) 第5卸 第6図 第7図 第67z 第9図 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも、重量平均分子量が800〜3000
    である分枝飽和炭化水素を含有することを特徴とする熱
    転写用インク。
  2. (2)分枝飽和炭化水素をインク層中1〜30重量部含
    有することを特徴とする。特許請求範囲第1項記載の熱
    転写用インク。
JP62080622A 1987-04-01 1987-04-01 熱転写用インク Pending JPS63248878A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996036673A1 (fr) * 1995-05-19 1996-11-21 Polycol Color Industries Co., Ltd Encre de couleur thermofusible
JP2012126899A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Xerox Corp ケトンワックスと、分枝鎖アミドとを含む固体インク
CN104277586A (zh) * 2014-11-11 2015-01-14 合肥皖为电气设备工程有限责任公司 一种耐高温防腐蚀印刷油墨及其制作方法

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