JPS63247257A - 新聞、雑誌等の巻き取った印刷物を中間貯蔵する巻取物支持体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、特許請求の範囲第１項前提部分に記載の巻
き取った印刷物、特に新聞、雑誌等を中間貯蔵する巻取
物支特体に関する。

（従来の技術） スイス特許明細書第６５２３７９号またはこれと内容の
一致した米国特許明細書第４５３２７５０号により、印
刷物をずれ重なり編成で巻き取る中空円筒形巻取体とそ
の内部に配設された巻取テープ用供給リールとからなる
巻取装置が周知である。この巻取体はリブを介し、連続
し巻取体から張り出した軸で支持され、この軸で共給リ
ールを回転自在に支承している。リールと一緒に回転可
能に結合された駆動輪がやはり前記軸で支承されており
、供給リールを回転させるため駆動輪は旋回自在に支承
された摩擦車と接触することができる。巻取体には溝孔
が設けられ、この溝孔に巻取体内部に配設された巻取テ
ープを通すことができる。

巻取テープは常に巻取体と一緒に搬送し支承される。印
刷物を巻き取る前に所要長の巻取テープが共給リールか
ら繰出され、中間貯蔵のため、巻取体の外に配設された
テープリールに巻き取られる。巻取テープは印刷物を巻
き取る際、このテープリールから引き出して印刷物と一
緒に巻取体に巻き取られる。不用の巻取テープ部分は共
給リールに巻付けたまま残される。

ところでこの周知の巻取装置は構造がきわめて複雑で製
造コストが高くなる。特に印刷業ではかかる巻取装置が
きわめて多数必要とされるので、この点は重要である。

更にこの巻取装置は巻取体から横に張り出した軸の方向
で広い空間を必要とする。しかも共給リールから巻取テ
ープを繰出すのに独自の駆動装置が必要であり、この駆
動装置は付加的に巻取体の駆動も行わねばならない。

欧州特許公開明細書第２３６５６１号により冒頭述べた
種類の巻取物支特体が周知であり、これは前述の巻取装
置よりも構造が単純で取扱いも容易である。この巻取物
支特体では、外向きに開口し巻取テープを収容する環状
溝が横にずらして配設しである。これでもって、印刷物
を巻き取る際印刷物の個々の巻層間に巻き込まれた巻取
テープが環状溝の上にくることはなく、印刷物が環状溝
に押し込まれるのを防止できるようになる。

（発明が解決しようとする課題） しかし、この解決法では欠点として巻心からの巻取テー
プの繰出しが後に印刷物と一緒に行う巻取テープの巻取
りと同じ平面で行われるのではない。それゆえ巻心から
繰出す際、そして巻取ステーションに設けた巻取テープ
リールに巻き取る際、巻取テープを転向させる必要があ
る。

そこでこの発明は、構造が単純で場所をとらず、取扱い
や支承をできるだけ簡単に行うことのできる冒頭に述べ
た種類の巻取物支特体を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） この目的が本発明によれば、特許請求の範囲第１項特徴
部分の特徴により達成される。

巻取物支特体（１）が、巻き取った印刷物用の円筒形受
け面（３）を有する中空円筒形巻心（２）から構成され
る。巻心（２）に、巻心（２）の円周方向に延びて外向
きに開口した環状溝（４）が設けである。巻心（２）に
巻き取られた巻取テープ（６）がこの環状溝（４）内に
収容される。巻心（２）で保持された覆い（８）が環状
溝（４）を覆う。覆い（８）は巻心（２）と一緒に回転
し、環状溝（４）を開放するため巻心の長手軸（２ａ）
方向に摺動可能である。覆いは巻心（２）を基準に回転
自在に構成することもできる。覆い（８）に巻取テープ
（６）用の通過孔が設けである。（Ｍ１図） （作　用） 覆いにより、印刷物用量は面はくぼみ（環状溝）がある
にも拘らず依然として連続している。そのことからくぼ
み１士適当なあらゆる任意の箇所に、特に印刷物を巻取
テープと一緒に巻き取る際巻取テープが接触する箇所に
も、配設することができる。

（実施例） 本発明による巻取物支特体の好ましい語構成は従属請求
の範囲第２〜１６項の対象である。

以下図面をもとに発明対象の実施例を詳しく説明する。

第１〜４図に示した巻取物支特体ｌは中空円筒形巻心２
を有し、２ａは巻心の長手軸である。

巻心２の外面は円筒形受け面３として構成しである。巻
心内には更にくぼみ４として外向きに開口した環状溝が
設けである。この環状溝４は実質的に受け面３の平面に
配設された開口部があり、これを第２図では符号５で示
す。環状溝４は巻心２の正面間の概ね真ん中に位置し、
巻心２の長手軸２ａに直角に延びた符号Ｅの中立面上に
ある。一端が巻心２に結合された巻取テープ６は巻心２
に巻取られこの環状溝４に収容される。７は巻心２に巻
き取られた巻取テープ６の個々の巻層である。

環状溝４を覆う環状覆い８は巻心２で保持されている。

覆い８は巻取テープ６用通過孔９が残るよう完全には閉
鎖しない（第４図）。覆い８は巻心２の長手軸２ａ方向
、すなわち矢印Ｂ。

Ｂ′　（第２．３図）の方向に摺動可能である。

覆い８から張り出したカム１０が、巻心２に設けた案内
溝孔１１内に入り込む（第３図）、カム１０により覆い
８は案内溝孔１１内で摺動方向Ｂ。

Ｂ′に案内され、しかも巻心２を基準にねじれないよう
になっている。これは、覆い８が巻心２と一緒に回転す
ることを意味する。

巻取テープ６の遊端１２には簡単に密着し合う面ファス
ナーとしてベルクロ（商標名）・ストリップファスナ（
Ｖｅｌｃｒｏ　５ｔｒｉｐ　ｆａｓｔｅｎｅｒ）の一方
のファスナ部１３を備えている。ペルクロ拳ストリップ
ファスナの他方のファスナ部１４は第４図に示すように
遊端１２から距離を隔て、巻き取られた巻取テープ６の
外面に位置する。この他方のファスナ部１４と巻取テー
プ端１２との距闘、およびこのファスナ部１４の長さは
、このファスナ部１４または少くともその一部が最も外
側の巻層７′上に位置し、巻取テープ６を巻心２に巻き
取ると巻取テープ端１２のファスナ部１３をベルクロ・
ストリップファスナの他方のファスナ部１４と一緒にす
ることができるよう設計しである。

こうして巻取テープの遊端１２は着脱自在に確実に保持
される。第５．６図をもとになお説明するように巻取テ
ープ端１２は印刷物を巻心２に巻き取った場合にもベル
クロ・ストリップファスナ１３．１４により着脱自在に
しっかり保持される。

第１図に示したのは空状態、つまり印刷物を巻き取る前
の巻取物支特体ｌである。大部分の巻取テープ６は環状
溝４内にあって巻心２に巻き取られている。環状溝４を
覆い８が覆っている。巻取テープ６は通過孔９に通され
、幾つかの巻層７ａが覆い８の外面に巻き取られている
。

巻取テープ端１２はすでに述べたようにベルクロ・スト
リップファスナ１３．１４により着脱自在に次の巻層７
′でしっかり保持される。

第１〜４図に示す巻取物支特体ｌが、新聞。

雑誌、折り込物等の巻き取られた印刷物と一諸に第５．
６図に示しである。第６図は完成した巻取物１５を示す
のに対し、第５図は巻取物の一部１５ａを形成している
だけの状態が示しである。この第５図から明らかなよう
巻取物１５は印刷物により形成された個々の巻層１６か
らなり、巻層間に巻取テープ６が巻き込んである。第５
．６図に示す参照符号１７は個々の巻取テープ層である
。１７′は第１．４図の最も外側の巻層７′に相当する
最も外側の巻取テープ層であり、これがベルクロ・スト
リー７プファスナの２７スナ部１４を有する。第６図に
示す完成した巻取物１５では、巻取テープ６の末端１２
に設けたベルク０＠ストリップファスナのファスナ部１
３が最も外側の巻取テープ層１７′の外面に設けたファ
スナ部１４と協働する。

次に第７〜ｌＯ図をもとに巻取物１５がどのように形成
されるかを説明する。

この第７〜１０図に概略示した巻取ステーション２０は
周知構造のものであり、例えばスイス特許明細書第６５
２３７９号またはそれに一致した米国特許明細書第４５
３２７５０号およびドイツ特許明細書節３１２３８８８
号またはそれに一致した米国特許明細書第４４３８６１
８号に詳しく記載しである巻取ステーションにごく類似
している。この巻取ステーション２ｏが供給部として備
えたベルトコンベヤ２１は揺れ棒として構成してあり、
軸２１ａを中心に旋回自在に台架２２内で支承されてい
る。このベルトコンベヤ２１が概略図示した剥ぎ取り装
置２３を有し、これは以下なお説明する仕方で巻取テー
プ端１２を把持し剥ぎ取るのに役立つ、剥ぎ取装置２３
は例えばスイス特許明細書第６５２３７９号またはそれ
に一致した米国特許明細書第４５３２７５０号に図示説
明しである巻取テープ剥ぎ取り装置と類似の構造にする
ことができる。台架２２内で更に巻取テープ６用受容リ
ール２４が支承してあり、これは図示省略した駆動装置
に接続することができる。

巻取り操作を始める前に巻取物支特体ｌは第１図に図示
した空の状態で巻取ステーション２０に装入される。巻
取物支特体ｌがこの空状態のとき覆い８の外面にはすで
に述べたように巻取テープ６の幾つかの巻層７ａが巻付
けである。第７図には巻取ステーション２０に装入され
た空の巻取物支特体ｌが図示しである。巻取物支特体は
次に図示省略した駆動装置により矢印Ｃ（第８図）の方
向に回転を始める。すると剥ぎ取り装置２３は巻取テー
プ６の遊端１２を把持してこれを次の巻層７′から剥ぎ
取り、巻心２が回転を継続して繰出された巻取テープ６
を受容リール２４の方向に転向させる。繰出された巻取
テープ６が運ばれていく受容リール２４はやはりベルク
ロ・ストリップファスナのファスナ部を備えており、こ
れが巻取テープ６末端１２のファスナ部１３と一緒にさ
れる。巻心２より繰出された巻取テープ６は次に被駆動
受容リール２４に巻き取られる。

巻取テープ６の、覆い８に載った外側の巻層７ａが繰出
されるや巻心２が停止し、それをうけて覆い８が矢印Ｂ
方向に摺動じ、これにより第２図が示すように環状溝４
およびそのなかに収容された巻取テープ６の＠Ｍ７が露
出する。次に巻心２が再び矢印Ｃの方向に回転を始め、
受容リール２４が再度駆動される。その結果、巻心２か
ら巻取テープ６が繰出されて受容リール２４に巻き取ら
れる。所定の巻取物１５を形成するのに必要な長さの巻
取テープを巻心２から繰出して受容リール２４に＠き取
ったなら巻心２用および受容リール２４用駆動装置を停
止させる。次に覆い８を矢印Ｂ′　（第３図）の方向に
逆摺動させ、次の繰出し操作のため環状溝４を再び覆う
。不用の巻取テープ部分は巻心２に巻き取られたままで
あり、第３図から明らかなように環状溝４内に位置する
。

ベルトコンベヤ２１によりずれ重なり編成Ｓで巻心２に
供給される印刷物２５（第９図）を巻き取るため、受容
リール２４が軽く制動される一方、巻心は矢印Ｄ（第９
図）の方向に駆動される。印刷物２５は、前掲特許明細
書に詳しく説明しであるように、受容リール２４から繰
出した巻取テープ６と一緒に巻心２に巻き取られる。そ
の際最も内側の巻層１Ｂが第５図か′ら明らかなように
巻心２の受け面３、または環状溝４を覆った覆い８に接
触する。巻取テープ層１７は覆い８の上を延びており、
覆いはこの巻取テープ層１７が、従ってまた巻き取られ
た印刷物２５が環状溝４に引き入れられるのを防止する
。

巻取物１５が出来上がるとき（第１０図）、巻取テープ
６は受容リール２４から完全に繰出されている。巻取テ
ープ６の遊端１２は最も外側の巻取テープ層１７′に押
圧され、すでに述べたようにベルクロ・ストリップファ
スナにより着脱自在にこの層でしっかり保持される。

第６図に図示した完成した巻取物は次に巻取ステーショ
ン２０から取り去られ、中間倉庫に持ち込むかまたは次
の処理ステーションへと運ばれる。

ｌ　コ 巻取物１５から印刷物２５の繰出しを行う繰出しステー
ションは巻取ステーション２０と同様に構成しである。

但し繰出し操作は前述の巻取り操作とは逆の順序で行う
。巻取テープ端１２が受容リール２４へと送られてこれ
に着脱自在に固着される。引き続き受容リール２４が回
転を始め、その結果巻取テープ６が巻き取られ、巻取物
１５から印刷物２５が繰出される。繰出された印刷物２
５はベルトコンベヤ２１で搬出される。巻心２が空にな
ると覆い８が矢印Ｂ（第２図）の方向に摺動して環状溝
４が露出する。いまや巻心２を駆動すると受容リール２
４から巻取テープが繰出されて巻心２に巻き取られ、巻
取テープ６は環状溝４内にくる。この巻戻し操作がほぼ
終わりに近づくと巻心２を停止させ、覆い８を矢印Ｂ′
（第３図）の方向に逆摺動させ、引き続き巻取テープ６
の外側巻層７ａを覆い８に巻き取ると、こうして第１図
に図示した空の巻取物支特体１が再び得られる。

巻取テープ６は巻心２に巻き取り終わったなら環状溝４
内に完全に収容することも考えられる。この解決法の場
合、次に巻取テープ６を繰出すには繰出し操作を始める
前に覆い８を逆摺動させねばならない。しかも剥ぎ取り
装置２３は開口した環状溝４内に入り込んで巻取テープ
端１２を把持し剥ぎ取ることができるように構成しなけ
ればならない。

第１１．１２図に巻取物支特体１の別の実施例が一部図
示しである。この変形例は覆いの構成が異なる点で第１
〜４図に図示した巻取物支特体１と相違しているにすぎ
ない。第１〜４図に示した覆い８とは対照的に第１１．
１２図に示す巻取物支特体１では、覆い２６はねじれな
いように巻心２と結合しであるのでなく巻心を基準とし
て巻心２の長手軸２ａを中心に回転可能である。覆い２
Ｂ、巻心２間のかかる相対運動を可能とするため巻心が
案内溝２７を備えており、特に第１１図から明らかなよ
うにこの案内溝に覆い２６の案内体２８が入り込む。

巻心２から巻取テープ６を繰出す際、覆い２６がこの巻
心２を基準に回転できるので、環状溝４を露出させるた
め覆い２６を片側に摺動させる必要はもはやない。覆い
２６は巻取テープ６用通過孔９が正しい位置を占めるこ
とになる位置に回転する。繰゛出し操作の間、覆い２６
はこの位置に留まる。その際係止が必要となることもあ
るが、このことは第１３．１４図をもとになお説明する
。

第１１．１２図に示す実施例でも第１〜４図をもとに説
明したのと同様に巻取テープ６の幾つかの巻層を覆い２
６に巻き付けることができる。但し、この第二実施例で
は巻取テープを環状溝４内に完全に収容することも可能
であり、この場合、巻取テープ６の遊端１２を把持し、
閉鎖した環状溝４から通過孔９を通して引き出す手段を
設ける必要がある。こうした解決法を以下筒１３、１４
図をもとに説明する。

この第１３．１４図に示した実施例では環状覆い２９が
第１１．１２図の変形例の場合と同様巻心２に対し相対
的に回転可能である。覆い２８は開口リングとして構成
してあり、その両端２９ａ、　２９ｂが巻取テープ６（
第１３図）用通過孔９を確定する。覆い２９の側縁に固
着された滑り要素３０（第１４図）でもって覆い２８は
巻心２の案内路３１を滑動する。案内路は巻き取った印
刷物用の受け面３より後退している（第１４図）。覆い
２９の両端２９ａ、　２９ｂは１以上の結合要素３２（
第１３図）で互いに結合しである。単数または複数の結
合要素３２により覆い２８の直径を成る程度変えること
ができ、覆い２８は巻心２から巻取テープ６を繰出す際
巻心にゆるく当接しているが、印刷物を巻き取る際には
巻心２に密着することができる。

覆い２９の内側で覆いに押圧ばね３３が取付けてあり、
これが巻取テープ６の遊端１２をその下の巻層７に押圧
する。この押圧ばね３３によりベルクローストリップフ
ァスナの第１３．１４図では図示省略したファスナ部１
３が次の巻層７′のベルクロ・ストリップファスナ部１
４（やはり図示省略）に押圧される。つまり巻取テープ
６を環状溝４内に巻き戻す際、この押圧ばね３３は巻取
チーｌ　ツ ブの遊端１２がその下の巻層７′と着脱自在に結合され
るようにする。

通過孔９の範囲で覆い２８に更に１個の剥ぎ取りばね３
４（または幾つかの剥ぎ取りばね）が取付けてあり（第
１３図）、これが最も外側の完全な巻層７′に当接する
。巻心２を回すとこの剥ぎ取りばね３４がテープの遊端
１２を下から把持してその下の巻層７′から剥ぎ取る。

剥ぎ取りばね３４は更に、いまや剥ぎ取られたテープ端
１２が、第１３図に一点鎖線で示したテープ端１２′の
ように通過孔９を通って引き出されるようにする。覆い
２９の回転、従って剥ぎ取りばね３４の回転を防ぐため
概略図示した係止ポルト３５が設けてあり、これは矢印
Ｆの方向に摺動することができ、また覆い２８と係合す
ることができる。

つまり第１３．１４図に図示した実施例では巻心２に巻
き取られた巻取テープ６は覆い２８で覆われた環状溝４
の完全に内部に位置する。

第１１．１２図の実施例でも第１３．１４図の実施例で
も巻心２からの巻取テープ６の繰出しと引き続き行う印
刷物２５の巻取りとは第７〜１０図をもとに説明したの
と基本的に同じように行われる。

以上説明した実施例は勿論さまざまな部品を、説明した
のとは別様に構成することもできる。例えば巻取テープ
６の遊端１２をその下の巻層７′または巻取テープ層１
７′と着脱自在に結合するのにベルクロ・ストリップフ
ァスナに代え別の解決法を設けることも可能である。特
に巻取テープ６の末端１２は磁気材料から製造するか、
または磁気要素を設けることができる。最も外側の巻層
７′または巻取テープ層１７”となる巻取テープ６部分
はこの場合、巻取テープの遊端１２が磁力で最も外側の
巻層７′または巻取テープ層１７′に付着できるよう適
宜な長さにわたって磁化可能な材料から構成しなければ
ならない。

或は、スイス特許明細書第６５２３７９号またはそれと
一致した米国特許明細書第４５３２７５０号に記載の巻
取体の場合と同様に環状溝４内に収容した巻取テープ６
をコアに巻き取り、コアがそれを取り囲んだ巻心２を基
準に回転できるようにするごとも考えられる。しかしか
かる解決法は図示実施例に比べ、巻心２用駆動装置を補
足して更に巻取テープコアを回転させるのにも駆動装置
が必要となる不具合を有する。

（発明の効果） 本発明は印刷物用量は面に環状溝状のくぼみを形成する
とともに、このくぼみを覆う覆いを設けたので、巻取テ
ープを転向させず印刷物を巻取テープと一緒に巻き取る
ことができ、印刷物の巻取物支特体として構造が単純か
つ場所も取らないという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１〜３図は巻取物支特体の第一実施例を示す側面図と
一部断面図、 第４図は第３図の巻取物支特体を第３図の矢印Ａ方向に
見た側面図、 第５．６図は第１〜４図の巻取物支特体とそれに巻き取
った印刷物とを示すやはり側面図と一部断面図、 第７〜１０図は巻取ステーションのさまざまな印刷物巻
取り階段を示す側面図、 第１１．１２図は第二実施例の巻取物支特体を示す断面
図と側面図、 第１３図は第三実施例の巻取物支特体の一部を示す横断
面図、 第１４図は第１３図の）Ｗ−ＸＩＶ線断面図である。 ｌ・・・巻取物支特体、２・・・巻心、３・・・受け面
、４・・・くぼみ、６・・・巻取テープ、２５・・・印
刷物。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）巻き取った印刷物用の円筒形受け面を有する巻心と
   巻心に巻き取られる巻取テープとからなり、巻取テープ
   の一端が巻心と結合してあり、受け面に向かって開口し
   た環状溝状のくぼみが巻心の円周方向に延び、このくぼ
   み内に巻取テープが収容される、巻き取った印刷物、特
   に新聞、雑誌等を中間貯蔵する巻取物支持体であって、 巻心（２）に取付けられ、巻取テープ（６）の巻取りま
   たは繰出しを可能とし、くぼみ（４）の開口部（５）を
   覆う覆い（８；２６；２９）を備えたことを特徴とする
   巻取物支持体。 ２）覆い（８；２８；２９）が環状に構成されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の巻取物支
   持体。 ３）覆い（８；２６；２９）が巻取テープ（６）を通す
   ための通過孔（９）を有することを特徴とする特許請求
   の範囲第１項または第２項に記載の巻取物支持体。 ４）覆い（８）が巻心（２）と一緒に回転しかつ巻心（
   ２）を基準にその軸方向（Ｂ、Ｂ′）に摺動可能である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１〜３項のいずれか
   に記載の巻取物支持体。 ５）覆い（２６；２９）が巻心（２）の長手軸（２ａ）
   を中心に巻心に対し相対回転可能に巻心（２）で支承さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１〜３項の
   いずれかに記載の巻取物支持体。 ６）巻取テープ（６）は完全に巻き取られるとその遊端
   （１２）が次の巻層（７′）と着脱自在に結合されるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１〜５項のいずれかに
   記載の巻取物支持体。 ７）着脱自在な結合が面ファスナ（１３、１４）により
   形成してあることを特徴とする特許請求の範囲第６項に
   記載の巻取物支持体。 ８）着脱自在な結合を磁力により行うことを特徴とする
   特許請求の範囲第６項に記載の巻取物支持体。 ９）巻取テープ（６）は完全に巻き取られるとその遊端
   （１２）がくぼみ（４）の内部に配設されることを特徴
   とする特許請求の範囲第１〜８項のいずれかに記載の巻
   取物支持体。 １０）覆い（２９）は巻取テープ端（１２）を次の巻層
   （７′）に押圧する押圧装置（３３）を備えていること
   を特徴とする特許請求の範囲第５、６、９項のいずれか
   に記載の巻取物支特体。 １１）覆い（２９）は巻取テープ端（１２）を次の巻層
   （７′）から剥ぎ取る剥ぎ取り装置（３４）を備えてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第 ５、６、９項のいずれかに記載の巻取物支持体。 １２）覆い（２９）が係止装置（３５）により巻心（２
   ）と一緒に回転しないよう固定可能であることを特徴と
   する特許請求の範囲第５〜１１項のいずれかに記載の巻
   取物支持体。 １３）環状の覆い（２９）の長さが円周方向で可変であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第２項又は第５項に
   記載の巻取物支持体。 １４）巻取テープ（６）の遊端（１２）が巻心（２）の
   外側に配設した剥ぎ取り装置（２３）により次の巻層（
   ７′）から剥ぎ取り可能であることを特徴とする特許請
   求の範囲第４項又は第６項に記載の巻取物支持体。 １５）巻取テープ（６）の遊端（１２）がくぼみ（４）
   を覆う覆い（８；２６；２９）の外面に配設されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第６項又は第１４項に
   記載の巻取物支持体。 １６）くぼみ（４）が受け面（３）の概ね中心で巻心（
   ２）の長手軸（２ａ）に直角に延びた平面（Ｅ）に配設
   してあることを特徴とする特許請求の範囲第１〜１５項
   のいずれかに記載の巻取物支持体。