JPS63246339A - 親油性有効成分のリポタンパク質への取り込み方法、そのリポタンパク質および医薬組成物 - Google Patents

親油性有効成分のリポタンパク質への取り込み方法、そのリポタンパク質および医薬組成物

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JPS63246339A
JPS63246339A JP565888A JP565888A JPS63246339A JP S63246339 A JPS63246339 A JP S63246339A JP 565888 A JP565888 A JP 565888A JP 565888 A JP565888 A JP 565888A JP S63246339 A JPS63246339 A JP S63246339A
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lipoprotein
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lipoproteins
cells
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Ire Celltarg SA
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes
    • A61K9/1275Lipoproteins; Chylomicrons; Artificial HDL, LDL, VLDL, protein-free species thereof; Precursors thereof

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、罹病細胞に1または複数の油溶性の有効成分
を輸送するようにした、リポタンパク質から成る医薬組
成物と、この組成物を得ることができる方法とに関する
[従来技術および解決すべき課8] これらの組成物は、多くの感染の治療、たとえば寄生虫
、真菌、またはバクテリアによる感染の治療を目的とす
る。
これらの感染の治療は、実際、感染性作因の細胞内局在
化および入手可能な治療剤の無視し得ないfzi性によ
って、一般に困難となっている。
たとえば、リーシュマニア症は、細網内皮系の細胞に寄
生する原生動物、リーシュマニアにより引き起される。
アルブリングCAlvring)(1)によれば、12
00万Å以上の人がこれに苦しめられている。この病状
に対して有効な化合物も存在するが、これらを使用する
ことは、残念ながらその高毒性のために限定されている
この治療上の問題は、寄生虫、真菌またはバクテリア原
因によるものであるかどうかはともかく、すべて、細網
内皮系の細胞間感染に関するものである。
さらに一般的に言えば、今1」の治療の大きな欠点の1
つは、有効分子の特異性が不十分なことである。これら
の有効分子の大多数は、余りにも変化のある部位のレベ
ルにおいて、十分な識別なく作用し、その投与は、はと
んどいつも、好ましくない影響の出現となって現われる
この問題を解決する一つの方法は1選定した部位へ、す
なわち、ねらいとする標的へのみ有効成分を案内するこ
とができるビヒクルを使用することから成る。ビヒクル
の不可欠の特性は、予定される用途と関連する:すなわ
ち、ねらいとする単一の標的に対しては、生分解性、無
毒性、向性である。これのほかに、工業的限定も加味さ
れなければならない:すなわち、大規模生産、十分な期
間の保存である。これまで種々のビヒクルが考えられて
いる:すなわち、高分子、細胞外皮、リポソーム、ナノ
カプセル等である。
現在では、リポタンパク質が細胞に対して、特に細網内
皮系の細胞に対して、極めて顕著な向性を有しているこ
とは確証されている。この向性は、生物体のコレスチロ
ール・サイクルと関連している。実際、リポタンパク質
は、生物体中でコレスチロールを担持する錯体である。
これらの錯体は、キロミクロン密度に従って、極低密度
リポタンパク質(VLDL)、低密度リポタンパク質(
LDL)および高密度リポタンパク質(HDL)に分類
される。
リポタンパク質の細胞向性は、つぎのような方法で図式
的に説IJJすることができる:コレスチロール内での
必要を満たすために、細胞はこれらのリポタンパク質を
吸収する:これを行なうために、リポタンパク質は細胞
受容体に固定される;細胞受容体は細胞の表面において
空乏領域に移動する:これらの領域はだんだんと細胞の
細胞質内に侵入し、最後に全受容体−リポタンパク質ユ
ニットをふさいで小胞を形成する;これらの小胞は細胞
内に移動する;この移動中に、受容体はリポタンパク質
から分離され、細胞表面に戻る;遊離したリポタンパク
質は、酵素の作用によってコレスチロールを解放させる
リポソームと合体する。
細胞に対するこの極めてm!な向性によって、リポタン
パク質は、種々の症状の感染の治療において優れた細胞
間薬効ベクターを形成する。
1982982年カランセルuncell)と同僚(2
)は、LDLを薬剤ベクターとして用いる可能性を挙げ
ている。実際、細網内皮系、またはコレスチロールに対
して高代謝を有する組織に向けて有効成分を案内するの
に、LDLの単一の特異性の利益を受けることは可能で
ある。
さらに、LDLはその構造によって、種々の親油性化合
物、特に抗ガン作用を有する脂肪族鎖ヴィンカアルカロ
イド(Vinca alcaloid)i4導体の極く
小さい容積(約20OA径)内に封入できるものでなけ
ればならない。
リポタンパク質、特にLDL内に治療用化合物を封入す
ることを目的とするいくつかの技術は。
文献(3)に記載されている。これらは多くの欠点を示
している:すなわち、極めて低いM人歩留り、アポタン
パク賀Bの生物作用の随拌変化を伴なう有機溶剤への依
存、活性転移現象への依存である。
これらの欠点は、その大部分は、リポタンパク質を細胞
間ベクターとして使用することを不可能にしている。こ
のように、たとえば、アポタンパク¥[Bは、LDLm
l!!受容体による認識の特定部位を構成するLDLの
成分プロティンである。このタンパク質の修飾あるいは
その生物作用の変化は、明らかに細胞受容体による非認
識を生じ、したがって、細胞によるLDLの非吸収を生
じる。
[課題を解決するための手段1 本発明は、いかなるタイプの脂質または油溶性化合物に
も適用することができ、リポタンパク質の生物学的性質
を変えることのない対人方法を開発するものである。
本発明による方法は、本質的には、任意の洗浄剤によっ
て、lまたは複数の親油性の有効成分をリポタンパク質
中に取り込むことから成る。
その本質的な特徴によれば1本方法はっぎのステップか
ら成る: a) リポタンパク質を洗浄剤の存在下に置く、b)つ
ぎに、得られた混合物を有効成分の存在下に置く、 C)最後に、洗浄剤を除去する。
本プロセスは、油溶性の治療剤または化学的修飾により
油溶性としたものを、リポタンパク質の生物学的性質に
影響を与えることなくリポタンパク質に取り込むことを
可能とするものである。さらに、治療剤はいったん取り
込まれると、その作用を保持する。
本方法に使用される洗浄剤の量としては、リポタンパク
質1膳g当り0.001mgから1mgを挙げることが
でき、有効成分の量としては、リポタンパク質1mgに
つき0.001 mgから5stgを挙げることができ
る。
しかしながら、これらの値は例示のためだけに示された
ものであって、低使用量で極めて有効な洗浄剤を見つけ
出すことがいつも可能であるという程度まで限定するも
のではない、これは、有効成分についても同じである。
逆に、経済的要請から離れると、本方法を実施する間に
洗n1剤を除去するので、最終的結果に変化を!jえる
ことなくより大驕の洗浄剤を使用することも可能である
本発明によれば、つぎのことを挙げることができる: ・本技術を容易に工業的に利用することを可能とする単
純さ。
・化学的合成の複雑なステップにたよることなく、任意
の疎水性の有効成分に適用可能である。という事実、 ・先行方法とは違って、有機溶剤を使用せず、また遠心
分離または凍結乾燥操作を使用せず、したがって、得ら
れた調整物は人間の治療への使用により好適なものとな
っている。
取り込みのメカニズムは複雑である。明らかに、洗浄剤
の2つの異なる機能が識別される。実際、後者はリポタ
ンパク質の解離あるいは膜を透過性とする機能を有して
いる。
一方で使用する洗浄剤の濃度、したがって臨界的ミセル
の濃度が低くあるいは高くなるにつれて、他方で洗浄剤
とリポタンパク質の間のモル比が大きくあるいは小さく
なるにつれて、選択的にあれやこれやのメカニズムが働
く。
実際、洗浄剤分子がミセルを形成すると、リポタンパク
質の膜を介して取り込みは困難となり。
解離が生じる。
さらに、リポタンパク質に対する洗浄剤の重量比が大き
くなると、解離がさらに確実に生じるのは明らかである
したがって、特に洗浄剤のミセル濃度に対する特別の実
施例によれば、lまたは複数の親油性有効成分をリポタ
ンパク質へ取り込む方法は、つぎのような連続ステップ
から成ることを特徴とする: (a)リポタンパク質を洗浄剤の存在下に置くことによ
って、その要素に解離する。
(b)解離後、ステップ(a)で得た要素を、取り込む
べき有効成分の存在下に置く、 (c)ついで、アポタンパク質の変化または修飾の後リ
ポタンパク質を再構成し、洗浄剤を除去することによっ
て有効成分を封入する。
サブミセルの濃度については、上記したように、リポタ
ンパク質の解離は生じず、あるいは少なく、取り込みが
リポタンパク質の膜を通して行なわれる。
未発IJIによる薬剤ベクターとして特に有用なリポタ
ンパク質はLDLであるが、本発明の方法は、乳び脂質
、極く低密度リポタンパク質(V L D L)および
高密度リポタンパク質(HDL)のような他のリポタン
パク質にも適用することができる。
LDLの要素は、本質的にはコレスチロール・エステル
、リン脂質および遊離コレスチロールさらにタンパク質
ニアボタンバクWBである。
本方法のステップa)は、好ましくは、脱酸コール酸ナ
トリウムのようなスチロール酸(sterol 1−c
acid)の塩のような洗浄剤により行なわれる。この
洗浄剤は本明細書の他の箇所ではNaDOCと命名され
る。コレスチロールに近い構造を有する洗浄剤を使用す
ることによって、リポタンパク質において安定化作用を
働かせることができる。
しかしながら、任意のイオン系または非イオン系洗浄剤
、特により低価格の洗浄剤であってもよい。
実際、洗浄剤成分は、本発明によれば、イオン系、非イ
オン系、両性または双極特性を有するもの、あるいはこ
れらのタイプの混合物であってもよい、双極性および両
性を有するこのようなイオン系、非イオン系の表面活性
剤のリストは多数文献に見ることができる。
リポタンパク質に取り込まれる有効成分は任、αのもの
でよいが、好ましくは抗寄生虫剤、抗菌剤、抗バクテリ
ア剤および抗ガン剤の中から選ばれる。この親油性の有
効成分は直接または親油性鎖をその構造に結合した後取
り込まれる。
アポタンパク質Bは、その向性あるいはその作用を変え
るために、たとえばアセチル化により化学的に修飾して
もよく、あるいは他の7ボタンパク質に変えてもよい。
好ましくは、アセチル化したLDLが用いられる:後者
は、実際、大食細胞のような細網内皮系の細胞に対する
極めて顕著な向性を有している。
ステップb)においては、LDL!素の存在下に有効成
分を置くことは、得られた要素と洗浄剤を有効成分と接
触させることにより行なう。
最後に、ステップC)において、洗浄剤の除去は任意の
適宜方法、特に透析により行なうことができる。
本発明は、lまたは複数の有効成分を取り込んだ後のリ
ポタンパク質にも及ぶものである。
薬剤ベクターとして有用なリポタンパク質は、出発時に
、つぎの化学的組成を有している。
本発明は特にLDLに関する。
LDL(低密度リポタンパク質)は1人間の血しょう中
に存在し、コレスチロールの輸送に関するリポタンパク
質である。これらは、約1500のコレスチロールの長
鎖エステル分子から成る中央の脂質部分を含む直径22
0Aの球状粒子である。この中央脂質空間は、約500
の遊離コレスチロール分子と、800のリン脂質分子と
、タンパク質ニアボタンバク賀B−100から成る極性
球状層の内側に閉じ込められる。
人間の細胞は、その表面にLDLに対する受容体を有し
ている。いったん受容体に接合されると、LDLは細胞
内に入り(endocyted) 、リソソームに分解
する。
LDL細胞受容体により特定的に認識され、したがって
LDLを特定の細胞に差し向けるのは。
このアポタンパクffBである。このアポタンパク質は
1本発明による方法によりlまたは複数の有効成分をL
DLに取り込んだ後も、生物学的特性を完全に保持する
しかしながら、罹病細胞をさらに特定的に標的とするた
め特にガン細胞に到達させるために、上記アポタンパク
質を化学的に修履することができる。これは、場合によ
っては、リポタンパク質の再構成のステップC)の前に
行なわれる。
実際、f質<べきことに、リポタンパク質の解離のステ
ップの過程において、アポタンパク質はLDLの他の脂
質成分から分離されて、洗浄剤に緊密に結合される。
本発明によれば、このタンパク質を取り込んだ洗浄剤を
除去し、当業者に公知の技術によりアポタンパク質を収
集し、たとえばこれに特定の細胞、特にガン細胞の受容
体による認識の部位をさらに与えるように化学的に修飾
することができる。
いったん修飾されたアポタンパク質は、洗浄剤により、
lまたは複数の有効成分を取り込んでい′   る可能
性のあるLDLの再構成のための他のリポタンパク質成
分とともに、再導入することができる。
これは1本発明が何故、アポタンパク質Bを意図的に修
飾したリポタンパク質にも関するものとしているかの理
由である。
NaDOCの場合には、臨界ミセル濃度は2■義のオー
ダである。
10対30のリポタンパク賀に対する洗浄剤の重に比に
ついて、解離メカニズムが観察され、透過性メカニズム
は1対3のオーダの重量比について、よりヤ〈間に生じ
てくる。
最後に、本発明は、lまたは複数の油溶性の有効成分を
輸送するようにされ、本発明による方法によって上記有
効成分を取り込んだリポタンパク質から成る医薬組成物
にも関する。輸送された有効成分は任意のものであって
よい:特には、抗菌あるいは抗ガン化合物である。たと
えば、これは、フランス国特許願第8801498 、
第88003644および第8817412号に記載さ
れているケトコナゾール(ketoconazole)
またはゲインカアルカロイドの誘導性に関するものであ
ってもよい。
■アセチルLDLマクロファージ相互作用の研究1)L
DLの特徴 LDLは電子顕微鏡で見ると直径が約200オングスト
ロームの球状で且つ均質な分子に見える0例えば年が経
つことによって生じるLDLの変質は凝集現象を引起し
、LDLは積層板状に凝集する。
ここにおいて述べられているLDLの生体活生研究は、
マクロファージJ774G8について連続的に行われて
おり、これはアセチル化によって化学的に変化させたL
DLのための排他的受容体を有している。この化学的変
化は形態的変化として表わされる。電子顕微鏡の下では
、アセチル化されたLDLはもはや球状の分子としてで
はなく、楕円状の形状を有するものとなっている。この
現象は全体的にLDLの変化プロセスとは異なっている
2)マクロファージの特徴 アセチルLDL受容体の研究のためのモデルとして用い
られている細胞は、マウスの細胞のもので、子宮のリン
パ腫から一本の線状を保って取出されたもので、即ちJ
774G8である。この線は腹1g!のマクロファージ
と同様多くの特徴を有するものである。このJ7740
8は、とりわけアセチル−LDLとそれを新陳代謝させ
たものとして考えることができる。得られた結果のすべ
ては、この新陳代謝プロセスがすべての点でブラウンが
彼の11M膜のマクロファージにおける研究(文Mt%
号4)において述べていることと同じである。
3)L且旦立1±±亜進 文献番号5のバス及びコールの技術によれば、LDLの
70%以上の不可逆的沈降が導かれるが、この沈降を1
7%にまで下るもっとおだやかな変化方法が発明された
a)卯 酢酸無水物はLDLのアセチル化を誘発することができ
るもので、アポタンパク質Bの溶解素機能のe−NH2
残留物のレベルにより生ずるものである。
LDLの調製物l■L(5層g)を、飽和ナトリウムア
セテート溶液1aLに対して加える。そして全体を4℃
に保ちつつ常に攪拌する。それから2ル1の無水物を等
分して15分毎に加える。このときphを常にチェック
して、0.1MのNaOHを加えてphaに保つ、変化
した溶解素のパーセンテージはフルオルスキャミンの反
応に従う(フルオルスキャミンは第一級アミン官能基と
反応して蛍光化合物を形成する。)もので、アセチル化
プロセスは反応した溶解素残留物の割合が45%を示し
たときに停止される。
C)トリチムムによるアセチル化 1mLの飽和ナトリウムアセテート溶液を1mLのLD
LJI製物(5騰g)に加える。トリチウム化した酢酸
無水物(100mCi)をそれから更に加え、調製物に
標識を付け、攪拌しながら4℃に保つ、アセチル化は冷
たい酢酸無水物を加えることによって上述のように続け
られる。
アセチル化に続いて、LDLは球状の形状を失い楕円状
の形状を取るにいたる、この減少はLDL減虞減口プロ
セス全く異なるものであり、“積層板”への凝集によっ
てそれ自体明白なことである。
放射性元素を使って識別したアセチル−LDLを得るこ
とは、酢酸無水物のトリチウム化によって得られる0反
応の終了時点において、調製物は溶解性トリクロ酢酸の
放射能をパーセンテージを1%に回復させるために緩衝
薬B(NaC10,15M、K)l  PO10mM、
pH7,4)に対して透析される。
トリチウム化したアセチル−LDL(10g/量1)の
存在の下でマクロファージJ774G8e培養するとき
は、細胞に付帯した放射能は時間の経過に従って増加し
2時間後には安定する。30分後には培養組織中に消化
生成物が存在し、5時間後まで直線的に増加する。
クロロキンの存在の下では、消化プロセスはブロックさ
れ、未消化のアセチル−LDLの細胞内での濃度は増加
する。クロロキン中の濃度が働いても捕獲(消化と蓄積
によって生じる。)は変わらずに残る。このことは、消
化プロセス中でのりソソームの役目を証明する。
5)主ヱ74G8f7e27 −’;Kt6’乙−t4
−)Lrアセチル−LDL受容体の特徴付けのために、
トリチウム化したアセチル−LDLが蓄積研究の対象と
される。スキャチャードの結果を解析すれば、二つのタ
イプの凝固の存在が示される。高親油力位置とある特定
の低親油力位置とである。
6)トリチウム化したアセチル−LDLの置 の砥六 J774G8マクロファージの存在の下でアセチル−L
DL受容体に対して純粋のLDLがどこまで相互作用を
及ぼすことができるかという点を観察するのは非常に興
味深いものである。この目的のために、比較試験が行な
われ、アセチル−LDL及びJ774G8によってトリ
チウム化したアセチル−LDLの代謝におけるLDLの
影響が研究された。
トリチウム化したアセチル−LDLの蓄積を86%減少
させるのに十分な20程度のアセチル−LDLのモル当
り過多が見られた。他方、LDLはこのような競争効果
は発揮していない。
事実、モル当り20の過多の存在は、単にトリチウム化
したアセチル−LDLの蓄積を10%減少させる結果を
生むだけである。トリチウム化したアセチル−LDLの
消化におけるアセチル−LDLの効果についても同じ観
察をすることができる。
7)級論 上記全ての結果は、アセチル−LDLがJ774G8マ
クロファージの表面にある特定の受容体に対して固定さ
れていることを示している。これらの受容体は、比較試
験によって示されるように、排他的にアセチル化したL
DLを認識するものである。
固定されたアセチル−LDLはそれからりソソームに運
ばれて消化される。事実、もしリソソーム酵素がコロロ
キンによって抑制されたなら、消化生成物はもはや細胞
外の媒体中には見られなくなるであろう(文献6)。
リソソームのレベルにおいて、アポタンパク質Bはアミ
ノ酸に分解される。脂肪酸及びコレスチロールは遊離さ
れ、続いて細胞膜中に取り込まれる。
セファローズ(sepharose) CL −4Bに
よッテ分離さhたLDLを、緩衝剤C(NaCO50s
M;Nacl    50+N;    pH10) 
  に 対して4℃で24時間透析する。この調整物に
NaDOCをLDLの1mgあたり2.5mgc7)比
率で添加する。
室温での30分間の培養の後に、標本を。
10s+MのNaDOCを含む緩衝剤(Na  C05
0mN;NaCJl   50mN;NaDOC10m
Mphlo)で予め平衝させたセファデックスG200
のクロマトグラフにかけた(第2図)。
タンパク賀組成がカラムの死空間(dead 5pac
e)に溶出し、一方脂質は全容積に溶出する。アポタン
パクl11(apoprotein)Hの回収率は92
%である。
NaDOCの添加の前後にわたって、1%アガローズ(
agaroae)上の電気泳動によってLDLをテスト
した。NaDOCでのLDLの処置によって、混合ミセ
ルの形成がもたらされる。この解離は、もはやLDLの
特徴的移動には対応しないぼやけバンド(diffus
ed band)の表出によって、電気泳動中で実証さ
れる。
もし解離が中性pHで行なわれるならば、あるいはNa
DOCの添加量がLDLI膳gあたり1mgに低下する
ならば、アポタンパクWBはコレスチロール・エステル
およびトリグリセリド(trigly−cerides
)に結合したままである。
上述の方法により回収したアポタンパク質Bは、ヒトの
抗アポタンパク賀抗血清に関する抗原活性を保存する(
第4図)。
アポタンパク?jBの変質の口f能性を実証するために
、アポタンパク質BI:5Ds−PAGEでテストした
。染色後に、316,200の分子量に対応する単一バ
ンドが観測される。これは、GhapmannおよびC
a1lの結果に一致する(第5.7図)。
集めたアポタンパク質BがNaDOCで複雑化されるこ
とに注意されたい、セファデックスG200のクロトマ
グラフのみによってこのNaDOCを除去することが可
滝である(洗浄剤の不存在下で)。
アポタンパク質を含む両分は目に見える沈殿を示さない
が、毎分40.000回転(rpm)の遠心分離を1時
間行なうことによって、アポタンパク質Bの沈殿がもた
らされれる。
2)洗浄剤除去による再構成LDLの獲得ここでの方法
は、1)で上述した混合ミセルへのLDLの解離に基ず
く、第2の段階においてこれらのミセルから洗浄剤を除
去するのが十分であり、それにより異なるW1質および
アポタンパク質が均一粒子へと再結合される。LDLは
NaDOCの存在下で解離される(1参照)。
1リツトルの緩衝剤Cに対して5回透析することにより
、NaDOCを除去する。NaDOC−[14C]の同
時使用によって、これらの条件下で99%以上の洗浄剤
が除去される0次に調整物を緩衝剤Bに対して再透析す
る。
3)匹椹處互旦1五丑並 再構成LDLを、!l衝剤Cの存在下でセファデックス
 G200のクロトマグラフにかける。
タンパク質組成が、安定な巨大分子錯体を形成する異な
る成分と同時に溶出することが観測される(第6図)。
1%アガローズtの電気泳動において、この錯体が天然
LDLの移動に類似するβ型の移動を示す(第7図)、
同様にして、免疫電子泳動において、再構成LDLの振
舞は、天然LDLのそれに全く類似する(第8図)、電
気顕微鏡解析によって再構成LDLの調整物の均一性が
明らかにされる。それらの平均直径は200オングスト
ロームである。
4)再構成LDL 7−作用〜JEG 解離−再結合過程がセルレセプター(ce l 1re
ceptors)によるリポタンパク質の認識を妨げな
いことをチェックするために、JEG型の絢毛癌(ch
oriocarcinoma)細胞で再構I&LD L
を培養する。これらの細胞はその表面において、天然L
DLのためのレセプターをポす、テストは、培養時間の
関数としての37℃の研究に任意に制限され、30分後
に消火作用が表われ、20時間線形のままである。
5)再構成 術によるLDL  の 射  11℃見の
LDL(mg/層l)を1リットルの緩衝剤Cに対して
4℃で24時間透析する。この調整物に対シテ、20i
tg/m1(7)N aDOc溶液400JLlと41
Llのトリチウム化コレスチロール溶液(メタノール1
mgあたり4.64s+g)とを添加する0周囲温度に
おける2時間の攪拌の後に、標本を緩衝剤Cに対して透
析する。
再結合過程にトリチウム化コレスチロールがどの程度関
与するのかを測定するために、標本を、緩衝剤Cの存在
下でセファデックス G200のクロマトグラフにかけ
た(第9図)、再構成中に印加した放射能の90%が死
空間で7ボタンパク質Bおよびコレスチロールに関連し
て見出されることが観測される。こうして得た再構tL
DLが、天然LDLの物理化学的および生物学的特性の
全てを示す。
b)コレスチロール1  の 番゛み ■−5a)で述べたのと同笠な方法をコレスチロール油
酸塩(oleate) [l’C]の取り込みに適用す
る(第1θ図)、取り込みの後に、標本を2つの両分に
分割する。第1の両分を冷間アセチル化し、次に緩衝剤
B (Ac−LDL  rec、  O。
CHOL [口C1)に対して4℃で24時間透析する
第2の両分は変形(LDL rec、O,CHOL[1
4G])を受けない。
1%アガローズ上の電気泳動において、再構成されたL
DLコレスチロール油酸塩酸塩D Lrec、  O、
CHOL [”Cl )が天然LDLと回答に移動する
Ac−再構成LDLコレスチロール油酸塩酸塩色彩によ
って検出できるほど十分に濃縮されないので、アガロー
ズ・ゲルを2層層片に切断する。その後に各片は[14
C]をカウントする対象となる。このようにして、アセ
チル化の場合において移動の増大を確かめることが可能
である。
マクロファージおよびとりわけJ774G8SがLDL
内の存するコレスチロール・エステルを蓄積し、「泡状
」セルに変形されることが、知られている。この現象が
観測されるが、わずかなLDLが化学的に、たとえばア
セチル化によって変形される。J774  G8マクロ
ファージが、再構成LDLコレスチロール油酸塩酸塩在
下で37℃で培養される(第11図)。
アセチル化調整物の場合には、細胞(セル)に関連する
放射能が時間経過により線形に増大し、コレスチロール
・エステルの細胞蓄積を実証する。レセプターによって
認識されない非アセチル化調整物は、この特性を示さな
い、いずれの場合にも、綱胞外媒体の中で可溶性トリク
ロル酢酸の放射能を検出することは不可能である。ゆえ
に、消化はコレスチロール−エステルには関係しないこ
と、およびコレスチロール・エステムは細胞質内で蓄積
することを結論できる。
6)敲迩 導入部で述べたように、LDLは、約80%のIll、
なかでもコレスチロール−エステル、フリー・コレスチ
ロール、リン脂質およびトリグリセリドを含む、たとえ
ばNaDOCなどのような洗浄剤がLDLの構造を破壊
し得ることを実証した。この過程の間に、NaDOC(
比較的弱いイオン性洗浄剤)が、アポタンパク質Bにお
よび混合ミセルを形成するLDLの他の脂質化合物に結
合する。この作用中にアポタンパク質Bは減成しない。
加えて、この四元構造は全く変形しない、何故ならば、
この処置の後にアポタンパク質Bがその生物学的活性を
維持するからである。コレスチロールに近似する構造の
NaDOCがアポタンパク質Bの直接の環境内に存する
コレスチロールの代わりに用いられるという仮説を進め
ることが可能である。ゆえにこの技術は、可溶形式にお
いてかつ顕著な変形無しにアポタンパク質Bの精製を可
能にする。
この解離の可逆性を実証することもできた。事実、洗浄
剤の除去のみによって、無償のLDLが回収され、出発
用LDLの全ての特徴を示す、このことは、LDLが熱
力学的に好適な構造に相当するという事実を保証する。
ゆえに外来性脂質を珈り込むための再構成方法は利する
ところ大である。
用いた化合物は以下のとおりである。
抗菌剤であるCTO40OA、及び化合物CT0400
1の脂肪酸誘導体(油酸塩) l)抗菌剤LDLのとり込み E述したとり込み過程を以ドの抗菌剤へと応用する。
CTO400A (ケトコナゾール(ketocona
z。
1e):シスー4− (4−(2。
4−ジクロロフェニル)−2− (LH−イミダゾール−1−イ ルーメチル)−1,3ジオクツ ラン−4−イル メトキシ)フ ェニル)−1−(アセチル)ピ ペラジン) 「とり込み可能」の程度に対する薬剤の親油性の影響を
評価するために、CTO400Aをその脂肪酸誘導体(
以下のとおり)と比較する。
CTO400I3 (ケトコナゾール串油酸塩)(ol
eate)  :シスー4− (4−(2,4−ジクロロ フェニル)−2−(IH− イミダゾール−1−イルーメ チル)−1,3ジオクツ ラン−4−イル メトキシ) フェニル)−1−(オレオイ ル)ピペラジン) 緩衝剤Cに対して先に透析したLDLの1.8 mgに
対して、10履gの固体NaDOCを添加し、室温で3
0分間反応させた。この調整物に対して、482ルgの
CTO400OAまたは482絡gのCTO400I3
を含有するpnto。
Na7CO350sM、Nacl  5 0  mWの
NaDOC溶液を添加した。この試薬を1リツトルの緩
衝液Bの3倍に対して4℃で透析した。
CTO4000A(7)及びNaDOCcy)回収の百
分率は、再構成過程の終りで決定した(第13図)、L
DL1モルあたりにとり込まれた物質の重量を報告する
ことも可能である。CTO400OA及びCTO400
I3について、LDL1モルあたりにそれぞれ0.4及
び208モルがとり込まれたという結果が得られた。
再構成されたLDLの場合において、!t1療用他用化
合物ポタンパク質と関連することを示す興味があった。
その調整物をセファデックスG200のクロマトグラフ
にかけた(第14図)、化合物CTO400I3がLD
Lの異なる成分と同時に溶離されることを示すことがn
(能である。加えて、再構成されたLDLの化合物がと
り込み過程中に変形されなかったことも観測された(テ
ーブルl)。
1%アガロース(agarose)上の電気泳動による
及び0uchter Iownyによるこれらの再構成
されたLDLの分析の結果、電気泳動特性及び抗原反応
性が保存された。
3)血しょう存在下における再構成されたLDLL支定
性座菫力 血しょうなどのように複雑な生物学的媒体においては、
多くの構を要素が先天的に再構成されたLDLと相互作
用し、それらの非安定性をもたらし得る。あるいは、と
り込んだ活性素の解放という結果になる。さらに、CT
O400I3が血しよう存在下に位置されるときの、再
構成されたLDLの振舞いを特徴づける試みのための第
1の研究も行なった。
2種の調整物、再構成されたLDL油酸塩酸塩DL  
rec、o、cHOL[I’c])及び再構成されたL
DL5についてテストを行なった。これらの種々の調整
物500μ皇をヒトの血しょうとともに37℃で3時間
培養した。この培養の終りに、標本を不連続KBr勾配
上での超遠心分離によって分画した。吸引によって、異
なる密度に対応する両分を回収した。異なる密度の各々
について、コレスチロール、リン脂質、コレスチロール
油酸塩[+4(:]を決定した(第15図)、総コレス
チロールの外形及びリン脂質の外形の勾配は同等である
。これらのピークは。
3種のリポタンパク質(密度の減少する順に。
HDL、LDL、VLDL)に対応して目立っている。
再構成されたLDL油酸塩酸塩合には、放射能の完全な
再分布がある。事実、コレスチロール油酸塩がLDLか
らHDLs及びVLDLへと転移することが観測された
。このことは、パットナイフ(Pattnaik)  
(文献8)の研究とも一致した。
その研究においては、リポタンパク質がその脂質を交換
し、その交換は転移タンパク質によって触媒作用を受け
ていることが示されている。
一方、化合物CTO400I3は、これらの転移タンパ
ク質によっては影響されない、セリツク・アルブミン(
seric albu腸in)が、吸収用油溶性化合物
の特性を示す、この研究において、CTO400I3及
びアルブミンの関連を示すことは不可能であった。ゆえ
に、薬剤がLDLのアボラー・コア(apolar c
ore)内に良く局限されたアルブミンへと接触し得な
いと仮定することができる。
4)塗討 以上の結果から、治療用物質のLDLへのとり込みに影
響を及ぼし得るパラメターの中で、該物質の親油特性が
主要な役割を演じていることがわかった。事実、脂肪酸
の鎖をCTO4000A分子へと単純に結合することに
よって、その百分率とり込みを500のファクターだけ
増大することが可能である。
活性素の潜在的ベクターとして生体内でLDLを使用す
るためには、ターゲットセルに達する前に構造的安全性
が生体流体に接触して保存されることが必要となる。
以上のテストの結果、血しょうの存在下では、LDLに
とり込まれた活性素は解放されないことがわかった。ゆ
えに、活性素がLDLのコア内に局在して、他の血しょ
うタンパク質の影響から遮蔽されて保たれるというモデ
ルの仮説を進めることが可能である。
しかしながら、上記の説明及び仮説は本発明の範囲を制
限するものではない0本発明は、親油性活性素が対象た
るターゲットセルまで運ばれることを可能ならしめる新
規な医薬ベクターの製造を可能にした。この活性素は、
リポタンパク質膜で直接にあるいは親油類の接合の後に
とり込むことができる。
l)友拮 セフ70−ズ(sepharose) CL −4B 
テ分離したLDLを緩衝剤Cに対して4℃で24時間透
析する。
治療剤は、m文あたり1mgの比率で有機溶剤内に可溶
にされる。この溶液100gMを試験管内のアルゴン下
で蒸発させる。乾燥残香に対して21のLDL溶液及び
NaDOCを添加して、問題とする治療剤に従って1対
51にの最終濃度に達する。この調整物をゆっくりを攪
拌しながら25℃で6時間培養する。
培養の後に、この標本をミリボア・フィルター(旧+1
ipore 質lter)0.45 gmで濾過する0
次に、il衝剤Cで予め平衡させたP6ゲル(Bior
ardR)上のクロマトグラフによって、NaDOCを
除去する。
ApoB内の濃度及び治療剤の濃度を各両分について決
定する。LDLに対応する両分を共通位tに置き、Tr
 i 5Hcl緩衝剤10mNN a c l  O,
15M  E PTAo、3 mHpH7,4に対して
4℃で24時間透析する。
2)細 毒剤のとり゛みへの・用 VI−1で上記した全ての方法を以下の油溶性ビンカΦ
アルカロイドVINCA ALKALOID)誘導体に
応用した。
“C”llベース”=4−デスアセチル(deacet
yl)−ビンプラスチ4 y(vinblastine
) C−3N−ドデシル(dodecy l)−カルボ
キサミド(carboxamide)項五中に用いたN
aDOCの濃度は、最締的に2騰にに調節した。
第16図の実験の結果、洗浄剤プラスLDLの組合わせ
のみが治療剤の可溶性を可能にすることが明らかになっ
た。事実、NaDOCが存在しないときには、LDLは
不可逆的に凝集する傾向がある。洗浄剤はリポタンパク
質膜を透過にして、治療剤の進入を容易にする。
この方法の進行中に、LDLは、1%アガローズ(ag
arose)上の電気泳動分析により実証されたままそ
の完全性を保存する。
この方法は、何れの場合にも、洗浄剤が吸収されたとし
ても、上述のとり込みの方法とは基本的に相違する。
もしLDLが選択的に調整されるならば、99%以上の
ベーシックC91がペレット内で見出される。このよう
にして、治療剤がLDLと本当に関連することが確かめ
られる。この調整物をLDL−Cq+と呼ぶ。
LDLの1分子あたりにとり込まれる薬剤分子の数は、
培養時間、プロセス中に用いるN aDOCの濃度及び
予定する薬剤に従って変化する。
ベーシックC91の場合は、NaDOCの濃度2mM及
び60時間の培養時間25℃で3時間プラス4℃で57
時間)について、この比率は70である。
V  LDLの組織分布に対するとり゛みの影響一般的
な文献に記載されたとり込み技術によって、LDLの生
物学的特性の変化がもたらされる(Masquelie
r N、 et Goll’、(10))、このことは
、血しょう半減期の減少によって、ならびに肝臓及び牌
臓内の蓄積増大によって生体内で明らかになる。
1)JT拮 IV−1)で上記したとり込み技術を評価するために、
+25 I  LDL−C9,の生体分布を天然112
5 LDLのそれと比較した。
LDL及びLDL−Cq+SをLanger et C
a1lの技術によって分類づけする0組織分布の研究を
、20gのBa1b/Cマウスについて行なった。
0.90%Nacl溶液0−2 ml内(7) 25 
JLg (7) 1125LDL0.5〜Igcl)を
各動物の尾に静脈注射した。1時間後に腿の静脈から血
液を採堆して、動物の首を斬る。器官を取り出し、PB
Sでリンスし重量を測る。器官1グラムあたりの放射能
を犠牲時における血しょうの全放射能で割ることによっ
て、相対的組織捕獲を計算する第18図)、血しょう体
積が動物の全体重の4%に対応すると判断される。
2)績釆 第17図は、血しようの消滅と2種の調整物の肝臓蓄積
を示す、このレベルでは、テストした2NのLDLの間
には著しい差が無い、血しょう濃度は最初の1時間の間
に急速に降下し、その後5〜6時間の半減期をもってオ
ーダーlの運動に従って減少する。血しょう放射能の9
5%以上が、トロクロル酢酸の存在下で消滅し得る。こ
れに平行して、肝臓内でLDLが蓄積し、注射ドーズ量
の最大値10%に達する。第18図は、分布パターンが
2種の調整物について同等であることを明瞭に示してい
る。とり込みはLDLの肝11及び肺臓蓄積に波及しな
いことが観測される。
VI  LDL−C91の細胞毒 の試験 内テストl
)雄 皮膚バイオプシー(biopsy)から得たヒトの繊維
芽細胞を、1000セル/カツプの比率で96カツプ・
プレート内に培養のため位置する第011)。培養媒体
は以下の通り。
DMEM  10% 牛胎児の血清、グルタミン、抗生
物質セルを37℃の培養器5%C(h/95%空気)内
に保存する。第1日日に、媒体を除去し、異なる希釈度
における新鮮な媒体プラス細胞12に剤でl検する。
第21H1に、媒体を除去し、セルを洗浄して新鮮な媒
体中で再培養する。第5日日に、生きているセルの数を
、モスマンMosmann)技術によりMTTテトラソ
゛リウムtetrazoliu層)テストによって決定
する。この結果を、細胞毒剤濃度の対数の関数としてコ
ントロールセルに対する生存セルの百分率のロジッ) 
Iogit)で表現する第19図)。
2)し LDL−C91塩についてのLD5Gセル50%の致死
ドーズ量)は、それぞれ378及び979ng・■1−
1である。LDL内にとり込まれた形式のC91がその
細胞毒活性を保存することが観測される、これらの条件
のfで、天然LDLはセル成長に影響しない。
リーシュマニア型の寄生虫が口を通じて伝染されpro
mogigote fo+v) 、ホストの中でもっば
らアマステイゴート形(asagtigote for
m)で組織マクロファージ園acrophages)内
で発育する。寄生中は、感染の位tで増殖する皮膚のリ
ーシュマニア症: L 、 tropica &  L
 、 mexicana) 、  L>)し。
顔面粘膜mococutaneousリーシュマニア症
:L。
Brazi l1ensis)またはある器官内蔵リー
シュマニア症: L 、 dcnoマani)のレベル
において循環するマクロファージを介しても移動する。
ホストのマクロファージは、寄生中の発育及び伝搬を確
保する。加えて、変形したLDLが組織マクロファージ
によって優先的に取り出げられる。こうして脂質小胞マ
esicles)が、リーシュマニア症治療における薬
剤の潜在ベクターを意味する。
ヒトのリーシュマニア症の実験モデルを用いて以ドのこ
とが示された。
■治療剤の活性は、変形LDLのとり込みによって明ら
かに増大する。
■マクロファージによる変形LDLの蓄積は、感染によ
り刺激される。
1)試験管内モデルの実験 用いた試験管内モデルは、プロモスティボートprom
ogtigote)形で初期的に注射したBa l b
/Cマウスの1復1佼マクロフアージにおいてリーシュ
マニア症1eishmania mexicana a
mazonentis)の細胞内形式asastigo
te+)を発展させることから成る。
マクロファージの培養は、1復膜空洞のセルから得られ
る。
要するに、ペニシリン100U/■l)ならびにグルタ
ミン21M)と熱で不完全化された20%の牛胎児血清
とが補充されたストレプトマイシン11001L/ml
)を含むRPMI媒体で、 aWJ、空洞を数回洗浄す
る。この媒体は、完全な培養媒体を構成する。そうして
得たセル懸濁物質の遠心分離の後、セルを同じ媒体内に
再度分散させ、5%COの存在下でペトリ皿内で37℃
で1時間培養する0次に、粘着性マクロファージを数回
洗浄し、それらの支持体から離してカウントする。
2.5 X 10のマクロファージを含むセル体積を、
各々ガラススライドを有する培養皿の各カップ16mm
直径)に加える。こうしてセルを37℃で3日間培養す
る。使用前に、培養物を2回洗詐して、非粘着性セルを
除去する。これらの条件の下で、培養物は、1.5〜2
.0X105のマクロファージを含む。
1100p/mlのゲンタマイシイ、2層舅のグルタミ
ン及び5ILg/膳lのヘミンを含有し20%の不完全
化牛胎児血清を補充したシュナイダー・ドロソフィア5
chneider Dorosophia)の媒体中に
連続的に通過することによって、L、履exicana
 a履azonentisの種が27℃におけるプロマ
スティボートpromastigote)形内に含まれ
る。
固定相のプロマスティボートpramast igot
es)の懸濁物質を、セルあたり4つの寄生虫の比率で
各マクロファージ培養物に加える。この培養物を34.
5℃〜35℃5%CO2−95%空気)で7時間項五す
る。この感染した培養物を、20のマクロファージあた
り寄生虫が1以下になるまで、血清無しの媒体で洗浄す
る。1つの培養物4つのカップを有する皿)を決定し、
メイ・グルンバルト・ギエムサMay−Grunwal
d Giemsa)で染色して感染をチェックした第0
日)、もしlOOのマクロファージあたりの細胞内生体
が50以下の場合には、結果を正確に解釈するためには
感染度が低すぎると考えられる。感染の24時間後に5
培養媒体を、治療を含んでも良いし含まなくても良い新
鮮な奴体で置換する。オレオイル−ケトコナゾールol
eoyl−ketoeonazole)+in導体のみ
または天然もしくはアセチル化LDLでとり込んだもの
を使用することを選んだ、第3日日に媒体上治療剤)を
新しくする。第6]]目に、感染したマクロファージ培
養物を決定し、染色し乾燥させ、そのガラススライドを
顕*SUt察のためにガラススライド上に・埃せる。
100〜200のマクロファージ内に含まれるアマステ
イボ−) amaStigotes)の数を各培養物に
ついて決定する。処理した培養物内の第6日日における
lOOマクロファージあたりの生体の平均数が、第6日
日におけるコントロール培養物内のlOOマクロファー
ジあたりの生体の平均数の百分率生存%)として表現さ
れる。コントロール培養物は、100マクロフアージた
り平均して300〜400の寄生虫を含む、平均して6
0%のマクロファージが感染され、5〜7のアマステイ
ボ−) amaStigotes)を含む。
2)級里 才しオイル・ケトコナゾールoleoyl−ketoc
onazale)、l導体CT400I3またはKOり
ならびに天然LDLLDL−KO1)またはアセチル化
LDLAcLDL−KOL) でとり込まれたコノ:A
導体の抗す−シュアニア活性すなわち、細胞内形7Eの
阻止百分率)をテーブル2に示す。
オレオイル・ケトコナゾール誘導体が良好な抗リーシュ
マニア活性を示す、50%阻止ED)sgが1.4 ル
gK01/履gのドーズ量において得られ、90%活性
がllpg/mlのドーズ帽において得られる。ケトコ
ナゾールketoeonazole)との比較によって
、KOIの治療指数ED5oKO1に対するEDsok
etoの比として定義される)が9となる寄生虫の50
%減少のための効果的なドーズ量)。
この化合物は天然LDLでとり込まれるときに、その活
性の全てを失うコントロールに類似する)。
一方、もしLDLが例えばアセチル化によって変形され
るならば、治療活性が維持され、KOlに関して増大す
るファクターL、S ) 、寄生虫成長の90%近くが
、2膳gKO1/■1のドーズIよにおいて阻止される
ゆえに、マクロファージにより優先的に取られた脂質小
胞マesicule)内の活性化合物のとり込みが、試
験管内モデルの細胞内リーシュマニア症に対する活性に
確実に影響を及ぼす。
別表 テーブル2) (a):化合物は、メキシカーナ・アマゾネンティスの
リーシュマニアL 、 gBi(Hana amazo
nentiS)に感染したマクロファージの存在のドで
、上述した方法により35°で6日間培養する。KOI
M導体は、225:1のモル比でLDLにとり込まれ、
164:1のモル比でAcLDLアセチル化LDL)に
とり込まれる。
(b):結果は、100マクロフアージあたりの寄生虫
の数を意味する。この結果は、第6011のコントロー
ル内の寄生虫の数の百分率生存%)として表現されてい
る乎均値土4の値の標準偏差)。
(c):抗リーシュマニア症活性は、寄生虫の阻止百分
率で表現されている。
ヒトに対する数種の病原菌は、セル内、主として食細胞
内で生存及び増殖することによってホストまたは細胞外
空間に影響を及ぼす、これらの選択的細胞内寄生虫は、
ヒトにキャリア状態を引き起こし、反復感染性エピソー
ド(episodes)を生ずる。そのような微生物カ
ンジダ菌:酵母状不完全菌類(crマptococcu
s)、コクシジウム(cacc io 1des)90
.に罹患した患者の処置において、LDLまたはAcL
DLアセチル化LDL)に包まれた抗菌剤を効果的に用
いることができる。これらの治療上の利点毒性及び活性
の2点からの利点)を、イミダゾール1m1dazol
es) p導体として、LDL又はAcLDL内に含ま
れるケトコナゾールφアラニンーアラニン番オレイクk
etoconazole−alanifIe−alan
ine oleique 、 K A A On)化合
物及びケト・オレイクketo oleique 、 
K Ol )化合物を用いることによって、以下に実証
する。
ネズミ起源鵬urine origin)のマクロファ
ージJ77468の連続ラインが、種J774  AT
CCのクローニングatonins)から生じ、グルタ
ミツ2層腫、10%の牛胎児血清56°における不完全
化60分間)及び10鳳昶のへペスHepss) (p
H7,2)を補充したRPMI  1640媒体で培養
する。
5゜106 セル/1の懸濁物質を、カシトンcasi
t、。
ne)内の夜間培養から生じたカンシタ・トロピカリス
Candida tropicalis)のj8養物で
感染させる。用いた感染媒体は、2%の牛新生児の血清
及び10mMヘペスpH7,2)を含むRPIVIIで
ある。
空気と10%CO7の混合物内で37°の3時間項五の
後に、イース) 7easts)の食菌作用が完了する
。セル懸濁物質マクロファージカンジダを遠心分離し、
十分に洗炸し、ガラススライド直径14m5)を含む2
4のカップを有する皿の中で、1.05の感染したマク
ロファージ/空洞の比率で分散させる。
3時間の食菌作用の後To)、100のマクロファージ
のうち、32が1〜6のカンジダ/マクロファージを含
む、平均感染は2カンジダ/マクロフアージである。
全てのイーストが食菌されたが、わずかな例外があった
メイーグルンバルト・ギエスマMay−Grunwal
d Giemsa)で染色した後に光学顕微鏡で評価で
きる)、基準薬剤及びLDLに包まれた薬剤の12種の
異なった濃度を、感染したマクロファージを含む皿に分
配する。薬剤の有効性の評価を各濃度において行なった
。18時間の培養37°、空気−10%CO2の混合物
内)の後にテストした結果、イーストは最初ホストセル
内で、次に細胞外媒体内で成長した。感染したマクロフ
ァージの比率は、コントロール内で75%だった。ある
セルは1〜20以上のカンジダ/セルを含み得る。
大部分は2〜6イースト/セルを含んでいた。培養媒体
は108の細胞外カンジダ/層1を含んでいたバーカー
セルBurker cell)内でのカウント)。
抗菌剤に関するカンジダの感度は、実験条件に大いに依
存する。薬剤の評価は種々の条件の下で行なわなければ
ならない、LDL又はAc−LDL内に包まれ又は包ま
れない薬剤の基準抗菌剤ketoconazole(K
))に関する活性は、カンジダ=C150)に感染した
マクロファージの数を50%減少させる薬剤のミクロモ
ル濃度によって決定された。処tの途中における感染セ
ルの比率の減少とともに、感染したマクロファージあた
りのカンジダの数が著しく減少する1〜3イースト/セ
ルの減少)。
■、3 級釆 LDL又はAc−LDLに包まれたKOIの活性牛胎児
血清又はヒトの血しよう2%を含む媒体内で測定した)
をテーブル3及び4に示す。
LDLに包まれた他の抗菌剤KAAO1の活性をテーブ
ル4に示す。
ここで示した薬剤の濃度は、包まれたケトコナゾールk
etaconazale)誘導体のそれである0モル比
は、LDL又はAc−LDLのアポタンパク質Bと誘導
体にとの間で大体lである。
別表テーブル3) 別表テーブル4) LDLに包まれた又は包まれない抗菌剤を含む媒体中に
培養されたマクロファージJ77468の生存力をテー
ブル5に示す、K及びKOIは、細胞内感染ciso)
を50%だけ減少させるのに必要な濃度において有毒で
ある。これに対し、LDI;−KOlについては毒性は
検出されなかった。
別表テーブル5) 培養条件をテーブル3に示す、マクロファージのセル生
存率は、フォルモザンformozan)沈殿物内ノト
レトラゾリウムtretrazolium) M 、 
T 。
T、の塩の減少によって、AFの存在下で18時間の培
養後に測定した。
コントロールlOO%)に関するMTTの百分−(り減
少 未処理 未定 (■、細胞外感染に対する包まれたAF誘導体の駐 細胞外感染に対する包まれたAFの活性は、2つの方法
で評価できる。1つの方法は、細胞内感染モデル■の1
.1セクシヨン参照)内の細胞外カンジダ菌の数を決定
することによるものである。他の方法は、複数のカップ
皿RPMI媒体)内の連続希釈の方法によって、これら
の化合物の最小阻止密度MIC)を測定することによる
ものである。
■、l 感染マクロファージのモデル内の細胞庄嫂象 結果をテーブル6に示す。
別表テーブル6) 実験条件は、テーブル3及び■のΦlセクションに記載
した条件と類似する。
a:cIext50=外部媒体内のカンジダ菌数の成長
を50%だけ阻 止する濃度 b=P見、Ho  =ヒトの血しょう c : SVF     =牛胎児の血清fetal 
caIf serum) MIC) LDL−KOI及びAcLDL−KOIは、シー・トロ
ピカリスC、tropicalis)に対して、特に牛
胎児血清の無い媒体内でシー・アルビカンズC、alb
icans)(1〜6倍の77クター)に対して、KO
Iよりも高い活性を示す、この活性は、ヒトの血しょう
の存在下でシー・アルビカンズに対してもつと大きい。
用いた化合物は以下のとおりである。
抗菌剤であるCTO40OA、及び化合物CTO400
1の脂肪酸誘導体(油酸塩)1)抗菌剤LDLのとも込
み 上述したとり込み過程を以下の抗菌剤へと応用する。
CTO40OA (ケトコナゾール(ketocona
z。
le)  :シスー4− (4−(2。
4−ジクロロフェニル)−2− (1B−イミダゾール−1−イ ルーメチル)−1,3ジオクツ ラン−4−イル メトキシ)フ ェニル’)−1−(アセチル)ピ ペラジン) 「とり込みil 俺Jの程度に対する薬剤の親油性の影
響を評価するために、CTO40OAをその脂肪酸誘導
体(以下のとおり)と比較する。
CTO400I3 (ケトコナゾールφ油酸塩)(ol
eate)  :シスー4−(4−(2,4−ジグロロ
フェニ ル)−2−(IH−イミダゾ ールー1−イルーメチル)− 1,3ジオクツラン−4− イル メトキシ)フェニル) −1−(オレオイル)ピペラ ジン) 緩衝剤Cに対して先に透析したLDLの1.8 mgに
対して、10層gの固体NaDOCを添加し、室温で3
0分間反応させた。この調整物に対して、482JLg
のCTO400OAまたは482ggのCTO400I
3を含有するpH1O,Na2CO350mM、Nac
l  50mMのNaDOC溶液を添加した。この試薬
を1リツトルの緩衝液Bの3倍に対して4℃で透析した
。CTO4000Aの及びNaDOCの回収の百分率は
、再構成過程の終りで決定した(第13図)、LDLI
モルあたりにとり込まれた物質の重量を報告することも
rIrfEテある。CTO400OA及びCTO400
I3について、LDLIモルあたりにそれぞれ0.4及
び208モルがとり込まれたという結果が得られた。
再構成されたLDL (LDL  r e c 、 C
TO400I3)の場合において、治療用化合物がリポ
タンパク質と関連することを示す興味があった。その調
整物をセファデックスG200のクロマトグラフにかけ
た(第14図)、化合物CTO400I3がLDLsの
異なる成分と同時に溶離されることを示すことが可能で
ある。加えて、再構成されたLDLの化合物がとり込み
過程中に変形されなかったことも観測された(テーブル
1)。
1%アガロース(agaroge)上の電気泳動による
及びオフタラオニ−(Ouchter lowny)に
よるこれらの再構成されたLDLの分析の結果、電気泳
動特性及び抗原反応性が保存された。
血しょうなどのように複雑な生物学的媒体においては、
多くの構成要素が先天的に再構成されたLDLと相互作
用し、それらの非安定性をもたらし得る。あるいは、と
り込んだ活性素の解放という結果になる。さらに、CT
O400I3が血しょう存在下に位置されるときの、再
構成されたLDLの振舞いを特徴づける試みのための第
1の研究も行なった。
2種の調整物、再構成されたLDLコレスチロール油酸
塩酸塩DL  rec、o、cHOL[目C])及び再
構成されたLDL5についてテストを行なった。これら
の種々の調整物500ル立をヒトの血しょうとともに3
7℃で3時間培養した。この培養の終りに、標本を不連
続KBr勾配りでの超遠心分離によって分画した。吸引
によって、異なる密度に対応する両分を回収した。異な
る密度の各々について、コレスチロール、リン脂質、コ
レスチロール油酸塩[14C]を決定した(第15図)
、総コレスチロールの外形及びリン脂質の外形の勾配は
同等である。これらのピークは、3種のリポタンパク質
(密度の減少する順に、HDL、LDL、VLDL) 
に対応して目立っている。
再構成されたLDLコレスチロール油酸塩酸塩合には、
放射能の完全な再分4jがある。71G実、コレスチロ
ール油酸塩がLDLからHDL及びVLDLへと転移す
ることが観測された。このことは、Pattnaik 
(文献8)の研究とも一致した。
Pattnaikの研究においては、リポタンパク質が
その脂質を交換し、その交換は転移タンパク質によって
触媒作用を受けていることが示されている。
一方、化合物CTO400I3は、これらの転移タンパ
ク質によっては影響されない、セリ−2り争アルブミン
(seric albumin)が、吸収用油溶性化合
物の特性を示す、この研究において、CTO400I3
及びアルブミンの関連を示すことは不可能であった。ゆ
えに、薬剤がLDLのアボラー0コア(apolar 
core)内に良く局限されたアルブミンへと接触し得
ないと仮定することができる。
4)級釆 以Eの結果から、治療用物質のLDLへのとり込みは影
響を及ぼし得るパラメターの中で、該物質の親油特性が
主要な役割を演じていることがわかった。°1ν実、脂
肪酸の鎖をCTO400OA分子へと単純に結合するこ
とによって、その百分率とり込みを500のファクター
だけ増大することが1旧七である。
活性2にの潜在的ベクターとして生体内でLDLを使用
するためには、ターゲットセルに達する前に構造的安全
性が生体流体に接触して保存されることが必要となるう 以上のテストの結果、血しょうの存在下では。
LDLにとり込まれた活性素は解放されないことがわか
った。ゆえに、活性素がLDLのコア内に局在して、他
の血しょうタンパク賀の影響から遮蔽されて保たれると
いうモデルの仮説を進めること力輸f能である。
しかしながら、上記の説明及び仮説は本発明の範囲を制
限するものではない0本発明は、親油性活性素が対象た
るターゲットセルまで運ばれることを可fltらしめる
新規な医薬ベクターの製造を可能にした。この活性素は
、リポタンパク質膜で直接にあるいは親油類の接合の後
にとり込むことができる。
1)万拮 セファローズ(sepharose) CL −4B 
テ分離したLDLを緩衝剤Cに対して4℃で24時間透
析する。
治療剤は、mlあたり1mgの比率で有機溶剤内に可溶
にされる。この溶液100puを試験管内のアルゴン下
で蒸発させる。乾燥残香に対して21のLDL溶液及び
NaDOCを添加して1問題とする治療剤に従って1対
5mMの最終濃度に達する。この調整物をゆっくりを攪
拌しながら25℃で6時間培養する。
培養の後に、この標本をミリボア・フィルター(Mil
lipore 質lter)0.45 gmで濾過する
0次に、緩衝剤Cで予めf[させたP6ゲル(Bior
ard R)上のクロマトグラフによって、NaDOC
を除去する。
ApoB内の濃度及び治療剤の濃度を各両分について決
定する。LDLに対応する両分を共通位置に置き、Tr
i 5Hcl@衝剤10mMNac1 0.15M E
PTAo、3mMpH7,4に対して4℃で24時間透
析する。
2)細胞与剤のとり゛みへの応用 Vl−1で上記した全ての方法を以下の油溶性ビンカ・
アルカロイド(GINCA ALKALOID)誘導体
に応用した。
“C91ベース”: (4−デスアセチル(deace
tyl)−ビンプラスチ4 ン(vinblastin
e) C−3N−ドデシル(dodecyl)−力ルポ
キサミド(carboxamide)培養中に用いたN
aDOC(7)濃度は、最終的に2鳳圓に調節した。
第16図の実験の結果、洗浄剤プラスLDLの組合わせ
のみが治療剤の可溶性をu(能にすることが明らかにな
った。事実、NaDOCが存在しないときには、LDL
は不可逆的に凝集する傾向がある。洗浄剤はリポタンパ
ク質膜を透過にして、治療剤の進入を容易にする。
この方法の進行中に、LDLは、1%アガローズ(ag
arose)上の電気泳動分析により実証されたままそ
の完全性を保存する。
この方法は、何れの場合にも、洗浄剤が吸収されたとし
ても、上述のとり込みの方法とは基本的に相違する。
もしLDLが選択的に調整されるならば、99%以上の
ベーシックC9+がペレット内で見出される。このよう
にして、治療剤がLDLと本当に関連することが確かめ
られる。この調整物をLDL  Cqiと呼ぶ。
LDLの1分子あたりにとり込まれる薬剤分子の数は、
培養時間、プロセス中に用いるNaDOCの濃度及び予
定する薬剤に従って変化する。ベーシックCq+L7)
場合は、NaDOC(7)eli 2 m片及び60時
間の培養時間(25℃で3時間プラス4℃で57時間)
について、この比率は70である。
V  LDLの組織分布に対するとり込みの影響一般的
な文献に記載されたとり込み技術によって、LDLの生
物学的特性の変化がもたらされる(Masquelie
r M、 et Co11.(10))、このことは、
血しょう半減期の減少によって、ならびに肝臓及び牌臓
内の蓄積増大によって生体内で明らかになる。
1)方法 ■−i)で上記したとり込み技術を評価するために、+
+5 I  LDL−CQIの生体分布を天然1125
 LDLのそれと比較した。
LDL及びLDL−CglsをLanger at C
a1lの技術によって分類づけする0組織分布の研究を
、20gのBa1b/Cマウスについて行なった。
0.90%Naci溶液0.2 ml内の25#Lgの
1125 LDL (0,5〜l gcJL)を各動物
の尾に静脈注射した。1時間後に腿の静脈から血液を採
取して、動物の首を斬る。器官を堆り出し。
PBSでリンスし重量を測る。器官1グラムあたりの放
射能を犠牲時における血しょうの全放射能で割ることに
よって、相対的組織捕獲を計算する(第18図)、血し
ょう体積が動物の全体重の4%に対応すると判断される
2)v 第17図は、血しょうの消滅と2種の調整物の肝臓蓄積
を示す、このレベルでは、テストした2種のLDLの間
には著しい差が無い、血しょう濃度は最初の1時間の間
に急速に降下し、その後5〜6時間の半減期をもってオ
ーダー1の運動に従って減少する。血しょう放射能の9
5%以上が、トロクロル酢酸の存在下で消滅し得る。こ
れに平行して、肝臓内でLDLが蓄積し、注射ドーズ;
、にの最大値lO%に達する。第18図は1分布パター
ンが2種の調整物について同等であることを明瞭に示し
ている。とり込みはLDLの肝1藏及び肺臓蓄積に波及
しないことが観測される。
VI  LDL−Cqiの細KfJ性の試験管内テスト
l)友拮 皮膚バイオプシー(biopsy)から得たヒトの繊維
芽細胞を、1000セル/カツプの比率で96カツプ・
プレート内に培養のだ−め位置する(第[+)、培養媒
体は以下の通り。
DMEM  10% /1;Jめ先の血清、グルタミン
、抗生物質セルを37℃の培養器(5%002/95%
空気)内に保存する。第1 II口に、媒体を除去し、
異なる希釈度における新鮮な媒体プラス細胞?75剤で
置換する。
第211目に、媒体を除去し、セルを洗浄して新鮮な媒
体中で再培養する。第5日日に、生きているセルの数を
、モスマン(Mosmann)技術によりMTT (テ
トラソ゛リウム(tetrazolium))テストに
よって決定する。この結果を、細胞毒剤濃度の対数の関
数としてコントロールセルに対する生存セルの百分率の
ロジッ) (Iogit)で表現する(第19図)。
2)績釆 LDL−Cq+塩についてのLD5o(セル50%の致
死ドーズ沿)は、それぞれ378及び979ng番■1
.−1である。LDL内にとり込まれた形式のC91が
その細胞毒活性を保存することが観測される。これらの
条件の下で、天然LDLはセル成長に影響しない。
リーシュマニア型の寄生虫が口を通じて伝染され(pr
omosigote form) 、ホストの中でもっ
ばらアマスティゴート形(amastigote fo
r+s)で組織マクロ77−ジ(+sacrophag
es)内で発育する。寄生中は、感染の位置で増殖する
(皮膚のり一シュマニア症: L 、 tropica
 &  L 、 mexicana) 、  シかし、
顔面粘膜(mococutaneousリーシュマニア
症: L 、 Braziliensis)またはある
器官(内蔵リーシュマニア症+ L 、 donoマa
ni)のレベルにおいて循環するマクロファージを介し
ても移動する。
ホストのマクロファージは、寄生中の発育及び伝搬を確
保する。加えて、変形したLDLが組織マクロファージ
によって優先的に取り出げられる。こうして脂質小胞(
マesicles)が、リーシュマニア症治療における
薬剤の潜在ベクターを意味する。
ヒトのリーシュマニア症の実験モデルを用いて以ドのこ
とが示された。
1、治療剤の活性は、変形LDLのとり込みによって明
らかに増大する。
2、マクロファージによる変形LDLの蓄積は、感染に
より刺激される。
1)試験管 モデルのE−験 用いた試験管内モデルは、プロモスティボート(pra
mostigote)形で初期的に注射したBa1b/
Cマウスの腹膜マクロファージにおいてリーシュマニア
症(Ieishmania mexicana ama
zonentis)の細胞内形式(a酊st igot
eg)を発展させることから成る。
マクロファージの培養は、腹膜空洞のセルから得られる
要するに、ペニシリン(100U/ml)ならびにグル
タミン(2層M)と熱で不完全化された20%の牛胎児
血清とが補充されたストレプトマイシン(100ルg/
■I)を含むRPMI媒体で、腹膜空洞を数回洗浄する
。この媒体は、完全な培養媒体を構成する。そうして得
たセル懸濁物質の遠心分離の後、セルを同じ媒体内に1
q度分散させ、5%COの存在下でペトリ皿内で37℃
で1時間培養する0次に、粘着性マクロファージを数回
洗浄し、それらの支持体から離してカウントする。
2.5 X I Oのマクロファージを含むセル体積を
、各々ガラススライドを有する培養皿の各カップ(16
mm直径)に加える。こうしてセルを37℃で3日間培
養する。使用前に、培養物を2回洗浄して、非粘着性セ
ルを除去する。これらの条件の°ドで、培養物は、1.
5〜2.0X105のマクロファージを含む。
100gg/mlのゲンタマイシイ、2腸にのグルタミ
ン及び5pg/層lのヘミンを含有し20%の不完全化
牛胎児血清を補充したシュナイダー・ドロラフ4ア(S
chneider Dorosaphia)の媒体中に
連続的に通過することによって、L 、 mexica
naamazanentisの種が27℃におけるプロ
マスティボート(promastigote)形内に含
まれる。
固定相のプロマスティボート(p、romastigo
tes)の懸濁物質を、セルあたり4つの寄生虫の比率
で各マクロファージ培養物に加える。この培養物を34
.5℃〜35℃(5%CO2−95%空気)で7時間培
養する。この感染した培養物を、20のマクロファージ
あたり寄生虫が1以下になるまで、血清無しの媒体で洗
浄する。1つのj8養物(4つのカップを有する皿)を
決定し、メイ・グルンバルト轡ギエムサ(May−Gr
unwald Giemga)で染色して感染をチェッ
クした(第0日)、もしlOOのマクロファージあたり
の細胞内生体が50以下の場合には、結果を正確に解釈
するためには感染度が低すぎると考えられる。感染の2
4時間後に、培養媒体を、治療を含んでも良いし含まな
くても良い新鮮な媒体で置換する。オレオイル・ケトコ
ナゾール(oleo7L−ketoeonazole)
誘導体のみまたは天然もしくはアセチル化LDLでとり
込んだものを使用することを選んだ、第3日日に媒体(
±治療剤)を新しくする。第6日日に、感染したマクロ
ファージ培養物を決定し、染色し乾燥させ、そのガラス
スライドを顧WR鏡観察のためにガラススライド−Lに
・匪せる。
100〜200のマクロ7アージ内に含まれるアマステ
ィゴート(aiIaStigotes)の数を各培養物
について決定する。処理した18養物内の第61j[1
における100マクロフアージあたりの生体のf均数が
、第68 l’、Iにおけるコントロール培養物内の1
00マクロフアージあたりの生体の平均数の百分率(生
存%)として表現される。コントロール培養物は、lO
Oマクロファージたり平均して300〜400の寄生虫
を含む、平均して60%のマクロファージが感染され、
5〜7のアマステイボ−) (amastigotes
)を含む。
2)精迷 才しオイルeケトコナゾール(oleoyl−keto
conazole)M導体CT400I3または(KO
I)ならびに天然LDL (LDL−KOI)またはア
セチル化LDL (AcLDL−KOI)でとり込まれ
たこの誘導体の抗す−シュアニア活性(すなわち、細胞
内形態の阻止百分率)をテーブル2に示す。
オレオイル・ケトコナゾール誘導体が良好な抗リーシュ
マニア活性を示す、50%l!JI止(ED)soが1
.4 xgKO1/mgのドーズI逢において得られ、
90%活性がmgg/層1のドーズ量において得られる
。ケトコナゾール(ketoconazole)との比
較によって、KOIの治療指数(ED56KO1に対す
るEDsoke t otr)比として定義される)が
9となる(寄生虫の50%減少のための効果的なドーズ
量)。
この化合物は天然LDLでとり込まれるときに、その活
性の全てを失う(コントロールに類似する)。
一方、もしLDLが例えばアセチル化によって変形され
るならば、治療活性が維持され、KOIに関して増大す
る(ファクターt、a ) 、寄生虫成長の90%近く
が、2ルgKO1/層lのドーズ量において阻止される
ゆえに、マクロファージにより優先的に取られた脂質小
胞(マesicule)内の活性化合物のとり込みが、
試験管内モデルの細胞内リーシュマニア症に対する活性
に確実に影響を及ぼす。
(別表 テーブル2) (a):化合物は、メギシカーナ・アマゾネンティス・
リーシュマニア(L 、 mexicana amaz
nentis)に感染したマクロファージの存在の下で
、上述した方法により35°で6日間培養する。KO1
誘導体は、225:1のモル比でLDLにとり込まれ、
164:lのモル比でAcLDL (アセチル化LDL
)にとり込まれる。
(b):結果は、100マクロフアージあたりの寄生虫
の数を、α味する。この結果は、第6110のコントロ
ール内の寄生虫の数の百分率(生存%)として表現され
ている(平均値±4の値の標準偏差)。
(c):抗リーシュマニア症活性は、寄生虫のjlJ、
 It百分率で表現されている。
ヒトに対する数種の病原菌は、セル内、主として食細胞
内で生存及び増殖することによってホストまたは細胞外
空間に影響を及ぼす、これらの選択的細胞内寄生虫は、
ヒトにキャリア状態を引き起こし、反復感染性エピソー
ド(episodes)を生ずる。そのような微生物(
カンジダ菌:酵母状不完全菌類(cryptococc
us) 、コクシジウム(coccioides)  
、 、 、)に罹患した患者の処置において、LDLま
たはAcLDL(アセチル化LDL)に包まれた抗菌剤
を効果的に用いることができる。これらの治療上の利点
(毒性及び活性の2点からの利点)を、イミダゾール(
imidazoles)話導体として、LDL又はAc
LDL内に含まれるケトコナゾール・アラニン−アラニ
ン・オレイク(ketaconazole−alani
ne−alanine oleique、KAAO文)
化合物及びケトφオレイク(keto oleique
 、 K Ol )化合物を用いることによって、以下
に実証する。
ネズミ起源(■urine origin)のマクロフ
ァージJ77468の連続ラインが1種J774ATC
Cのクローニング(cloning)から生じ、グルタ
ミン2mN、10%の牛胎児血清(56°における不完
全化60分間)及び10層Nのヘペス(Hepes)(
pH7,2)を補充したRPMI  1640媒体で培
養する。 5.106セル/■lの懸濁物質を、カシト
ン(casitone)内の夜間培養から生じたカンシ
タ・トロピカリス(candida tropical
is)の培養物で感染させる。用いた感染媒体は、2%
の生新生先の血清及び101踵ヘペス(pH7,2)を
含むRPMIである。
空気と10%CO2の混合物内で37℃の3時間培養の
後に、イース) (yeast+)の食菌作用が完了す
る。セル懸濁物質マクロファージカンジダを遠心分離し
、十分に洗沙し、ガラススライド(直径14mm)を含
む24のカップを有する皿の中で、105の感染したマ
クロファージ/空洞の比率で分散させる。
3時間の食菌作用の後(To)、100のマクロファー
ジのうち、32が1〜6のカンジダ/マクロファージを
含む、平均感染は2カンジダ/マクロフアージである。
全てのイーストが食菌されたが、わずかな例外があった
(メイーグルンバルトeギエスマ(Ma7−Grunw
ald Giemsa)で染色した後に光学顕微鏡で評
価できる)、基準薬剤及びLDLに包まれた薬剤の12
種の異なった濃度を、感染したマクロファージを含む皿
に分配する。薬剤の有効性の評価を各濃度において行な
った。18時間の培養(37°、空気−1O%CO2の
混合物内)の後にテストした結果、イーストは最初ホス
トセル内で、次に細胞外媒体内で成長した。感染したマ
クロファージの比率は、コントロール内で75%だった
。あるセルは1〜20以上のカンジダ/セルを含み得る
。大部分は2〜6イースト/セルを含んでいた。培養媒
体は108の細胞外カンジダ/mlを含んでいた(バー
カーセル(Burker cell)内でのカウント)
抗菌剤に関するカンジダの感度は、実験条件に大いに依
存する。薬剤の評価は種々の条件の下で行なわなければ
ならない、LDL又はAc−LDL内に包まれ又は包ま
れない薬剤の基準抗菌剤(ketoconazole(
K))に関する活性は、カンジダ(=C150)に感染
したマクロファージの数を50%減少させる薬剤のミク
ロモル濃度によって決定された。処置の途中における感
染セルの比率の減少とともに、感染したマクロファージ
あたりのカンジダの数が著しく減少する(1〜3イース
ト/セルの減少)。
1.3  級里 LDL又はAc−LDLに包まれたKOI(7)活性(
牛脂児血清又はヒトの血しょう2%を含む媒体内で測定
した)をテーブル3及び4に示す。
LDLに包まれた他の抗菌剤KAAO1の活性をテーブ
ル4に示す。
ここで示した薬剤の濃度は、包まれたケトコナゾール(
ketoconazole) a導体のそれである0モ
ル比は、LDL又はAc−LDLのアポタンパク質Bと
誘導体にとの間で大体lである。
(別表テーブル3) (別表テーブル4) 2 、LDLに包まれた又は包まれない抗菌剤LDLに
包まれた又は包まれない抗菌剤を含む媒体中に培養され
たマクロファージJ77468の生存力をテーブル5に
示す。K及びKOIは、細胞内感染(c150)を50
%だけ減少させるのに必要な濃度において有iIiであ
る。これに対し、LDL−KOIについては毒性は検出
されなかった。
(別表テーブル5) 培養条件をテーブル3に示す、マクロファージのセル生
存率は、フォルモザン(for■ozan)沈殿物内の
トレトラゾリウム(tretrazolium) M 
T、T、の塩の減少によって、AFの存在下で18時間
の培養後に測定した。
コントロール(100%)に関するMTTの百分率減少 未処理 未定 3、細胞外 染に対する包まれたAF誘導体の盾社 鳩胞外感染に対する包まれたAFの活性は、2つの方法
で評価できる。1つの方法は、細胞内感染モデル(vI
の1.1セクシヨン参照)内の細胞外カンジダ菌の数を
決定することによるものである。他の方法は、複数のカ
ップ皿(RPMI媒体)内の連続希釈の方法によって、
これらの化合物の最小阻止密度(MIC)を測定するこ
とによるものである。
結果をテーブル6に示す。
(別表テーブル6) 実験条件は、テーブル3及び■の1.1セクシヨンに記
載した条件と類似する。
a:cIext50=外部媒体内のカ外部媒体数の成長
を50%だけ阻 止する濃度 す二P交、H0:ヒトの血しょう c : SVF     =牛胎児の血清(fetal
 caHserum) LDL−KOI及びAcLDL−KOIは、シー・トロ
ピカリス(c、tropicalis)に対して、特に
牛脂児血清の無い媒体内でシー・アルビカンズ(c、a
lbican+)(1〜6倍のファクター)に対して、
KOIよりも高い活性を示す、この活性は、ヒトの血し
ょうの存在下でシー・アルビカンズに対してもっと大き
い。
[参考文#] (1)アルブリング(Alvring、C,R,) 、
 スフ−) り(Steck、E、A、) 、 ハ7ソ
ン(Hanson、W、1. ) 、ロイゼ−7クス(
Loizeaux、P、S、 ) 、チ+−/ブマン(
chapman、N、L、) 、ウェイツ(Waits
、[J、B、)  ;リボゾームに包まれたアンチモン
に基づく薬剤の使用による、実験的リーシュマニア症に
対する改良治療法(Improved therapy
 agarnst experimen−tal  l
eishmaniasis  b7  use  of
  a  medicamentbased  on 
 antimon7  encapsulated  
in  a  l1po−soyse)  、  Li
fe  Sci、、  22:1021−1028(1
97B)(2)カランセル(caunsell R,E
、 ) 、ボーランド(Pahland R,C,) 
 :診断および治療剤としテノ、特定部位のレベルにお
ける放出のためのリポタンパク質、ポテンシャルシステ
ム(Lipoprotens。
potential  sistem  for  d
elivery  at  the  1evelof
 a 5peci質c 5ite、 as diagn
ostic and thera−peutic  a
gents  )  、  にWed;chew、、 
 25:1115−1120(3)クリーガー(Kri
eger M、) 、ブラウン(BrownM、S、)
 、 77ウスト(Faust J、R,) 、ゴール
ド スタイン(Goldstein Jル、):外因性
コレスチロール・リノール酸塩による、LDLの内因性
コレスチロール・エステルの置’ll (Replac
ement of endogenous chole
sterol esters of LD Lby e
xagenaus cholectetol l1no
leate)、J、 of Biol、ches、、 
253:4093−4101(197B)(4)ゴール
ドスタイ7 (Goldstein J、L、) 、ホ
ー(Ha Y、に、 ) 、バス(Basu S、に、
 ) 、ブラウン(Brown M、S、)  :マク
ロファージへの固定およびアセチル化LDLの減成によ
るリエゾン位置、コレスチロール堆積の大量生産(Li
aison 5iteb7  質xation  to
  macrophage  and  degrat
ion  ovacetツ1ated  L D  L
  、  massive  production 
 ofcholesterol deposit ) 
、 Proc、 Natl、 Acad。
Sci、 U、S、A、、 76:333−337(1
979)(5)バス(Basu S、に、 ) 、ゴー
ルドスタイン(Goldstein Jル、)、アンダ
ーツ7 (AndersonR,C,W、) 、ブラウ
ン(Brown N、S、)  :カチオン化の減成お
よびコレスチロール過剰群の固形接合体am芽細胞内の
コレスチロールの代謝の調箇(Degradation
 of cationized  L D L  a 
 n  dregulation  of  the 
 metabaliss  the  cholest
erolin the homozygotic 質b
roblasts at hypercho−1est
erolemic  families  )  、 
 Prec、  Natl、  Acad。
Sci、U、S、A、、 73;3178−3182(
197B)(6)ブラウン(Brovn M、S、)、
スザンヌ(SuzanneE、 Dona)、ゴールド
スタイy(J、L、 Goldatein):血しょう
LDLに含まれるコレスチロール・エステルのレセプタ
ー依存加水分解(Receptor−dependen
t−hydrolysiSof choleStero
l esterscontained in plag
matic  LDL)、Prac、 Nat、Sci
、 u、s、a、、 72: 2925−2929 (
1975)(7)チ+yプマ7 (chapman N
、J、)、ケイン(Kane J、PJ  :ヒト血清
LDLのアポタンパク賀の安定性、内因性ニドペプチダ
ーゼ活性の不存在(Stability  of  t
he  apoprotein  of  the  
humanserum  L D L 、  Abse
nce  of  encogenous  endo
pep−1idage activity)、B、B、
R,C,、H:  1030−1038(8)パットナ
イフ(Pattnaik N、M、) 、モンテス(M
ontes A、) 、  ヒユーズ(Hughes 
L、B、) 、ジルバースミツト(Zilversmi
t D、B、) 、  ヒト血しょう中コレスチロール
・エステルの交換タンパク質(Exchan−ge  
protein  of  cholesterol 
 ester  inhumanplasma)、B、
B、A、、 53: 428−438 (197B)(
9)ウォルターズ(wattERs K、A、)、7 
er −L/ 7 ス(FLORENCE A、↑、)
、ダガード(DUGAR[l D、H,)  。
Int、 J、 or Pbarmaceuticg 
10 (1982)、 153−183(lO)マスケ
リール(NASQUIELIERM、) 、  ビトル
ス(VITOLS S、) 、  ピー)) −スフ 
(PETER9ON G、)CancerResear
cb 4B (198B)、 3842−3847[効
果] 未発tJlは以上説明してきたようなものなので、いか
なるタイプの脂質または油溶性化合物にも適用すること
ができ、リポタンパク質の生物学的性質を変えることの
ない封入方法を提供することができる。
また、本プロセスは、油溶性の治療剤または化学的修飾
により油溶性としたものを、リポタンパク質の生物学的
性質に影うを与えることなくリポタンパク質に取り込む
ことを可能とするものである。
更に本発明の効果として、つぎのことを挙げることがで
きる: ・本技術を容易に工業的に利用することを可能とする単
純さ。
・化学的合成の複雑なステップにたよることなく、任意
の疎水性の有効成分に適用可能であるという事実。
・先行方法とは違って、有機溶剤を使用せず、また遠心
分離または凍結乾燥操作を使用せず、したかって、(す
られた調整物は人間の治療への使用により好適なものと
なっていること。
(以下余白) 別表 別表 別表 別表 別表 別表
【図面の簡単な説明】
第1図は、LDLの解離−再構成プロセスについて最も
予想されうると思われるものを図式的に■は、アボタ、
パ、質B、 口は、リン脂質及び遊離コレスチロールロは、コレスチ
ロール−ステルとトリグリセリド を示す。 第2図は、LDL−NaDoc調整物(流量0.1m1
H画分に2m1)の緩衝剤りによって平衡させたセファ
デックス(sephadex)G200でのクロマトグ
ラフィーを示し、アポタンパクWB(・)、コレスチロ
ール(II) 、 及ヒリン脂質(ム)は夫々の両分に
よって定まる。 第3図は、LDL (A)及びNaDoc(B)によっ
て調製したLDLの1%アガロースでの電気泳動を示す
。 第4図は、抗アポタンパク質B血清についてのアポタン
パク質B(6,8,10,12)のオクタ口=−(Ou
cht e r l owny)図を示す。 第5図は、5O3−FAA  ファーマチア(Phar
macia)PAA  4/30を示し、グラディエン
ドは0.2%SO3であり、図中1.2,3はLDL、
4.5.6はアポタンパク質Bである。 第6図中Aは、再構成されたLDL(流量0 、 l 
m l / m i n ;画分12m1)の緩衝剤C
によって平衡させたセファデックス(sephadex
)G200でのクロマトグラフィーを示し、コレスチロ
ール(e)、リン脂質(1)及びアポタンパクWB(ム
)は夫々の両分によって定まる。第6図中Bは、アポタ
ンパク質Bの決定用グラフを示す。 第7図は、自然のLDL(A)及び再構成したLDL 
(B)の1%アガロースでの電気泳動を示す。 第8図は、未変成のLDL (A)、再構成したLDL
(B)及び抗アポタンパク質B血清についてのLDLの
1%アガロースでの免疫電気泳動を示す。 第9図は、再構成されたLDLコレスチロール[3H]
(流量0 、1 m l / m i n ;画分量2
m l)の緩衝剤Cによって平衡させたセフ7デツクス
(sephadex)G200でのクロマトグラフィー
を示し、コレスチロール(O)、アポタンパクWB(・
)、及び放射能(Δ)は夫々の両分によって定まる。 第1θ図は、再構成されたLDLコレスチロール油酸塩
酸塩4C]  (流量0.1ml/min;画分子質2
ml)の緩衝剤Cによって平衡させたセフ7デツクス(
sephadex)G200でのクロマトグラフィーを
示し、コレスチロール(・)、放射能(ム)、及びアポ
タンパク質B(φ)は夫々の両分によって定まる。 第11図は、再構成されたLDLコレスチロール油酸塩
酸塩4C]  (流星0.1ml/min;画分量2m
1)(0)及びAC−LDL油酸塩酸塩4C]  (・
)のマクロファージ J744G8による蓄桔を示し、
細胞は培養基RPMIによってリンスされ、LDLコレ
スチロール油酸塩酸塩4C]またはAC−LDL油酸塩
酸塩4C]を10mg/ml含む同じ培養基中において
37℃の温度で培養され、所定時間の培養後、上清中の
溶けやすいトリクロ酢酸塩放射1組が決定され、また細
胞に結合した放射能も決定される。 第12図は、LDLの解離再構成プロセスによる治療剤
の結合を示し、図中: ■は、アポタンパク質B、 口は、リン脂質及び遊離コレスチロールロは、コレスチ
ロール−ステルとトリグリセリド 凶は、洗浄剤、 口は、治療剤 を示す。 第13図Aは、CTO40OA剤の結合のための再構成
プロセスの終了時点において得られる回収率を示し、第
13図Bは、CTO40013剤の結合のための再構成
プロセスの終了時点において得られる回収率を示す。 第14図は、CTO40013によって再構成されたL
DLC流10.1ml/mi n;両分量2m l)の
緩衝剤Bによって平衡させたセファデックス(seph
adex)G200でのクロマトグラフィーを示し、コ
レスチロール(・)、アポタンパク質B(Δ)及びリン
脂質(0)は、CTO40013化合物(・)と同様に
、夫々の両分によって定まる。 第15図は、結合された分子の解放における血しょうの
影響を示し、再構成されたLDLコレスチロール油酸塩
酸塩4C]及びCTO40013(B)によって再構成
されたLDLは、血しょうの存在の下で37℃の温度で
3時間培養され、見本は不連続のKBrグラディエンド
上に分別され、該分別は密度の減少度合によってリカバ
ーされる。 第16図は、異なる培養剤の存在のもとでのC91基の
可溶化を示し、Cq+ (3H)のエタノール溶液(規
定活性度11026dp、gr−+1  mgrsmL
−1)100Lはアルボ7(r)存在下で蒸発させられ
、乾残留物は、緩衝剤C+LDL  (5004grl
ImL−1)+NaDOC(2mM)2mL (・)、
または緩衝剤C+LDL (500gr−mL−’)2
mL (0)、または2mLの緩衝剤C+NaDOC(
2mM)  (II)及び2mLの緩衝剤C(ロ)の存
在下に置かれ、標本剤はおだやかに攪拌されつつ25℃
の温度の下で培養され、主情中の放射能は異なる培養時
間の後で決定される。 第17図は、125I  未変成LDL(0)及び+2
5  I  LDL−Cq+ (・)の血しょう性の消
滅及び暗褐色状の蓄積を示す。 第18図は、125I  未変成LDL(cI)及び+
25 I  LDL−C91(−)の生体分布を示し、
関連組織捕獲は1時間の注射の後に定められ、該注射は
B a l b / cマウスの尾の静脈に25gr+
/−20grのLDLを注射することによって行われる
。 第19図は、人間の繊維芽細胞へのLDL−CII (
A)及びC91塩(B)の細胞毒性を示す。 、代理人弁理士 村田幹雄 図面の浄書(内容に変更なし) Fig、 3 Fig、 4 図面の浄書(内容に変更なし) Fig、 5 図面の浄書(内容に変更なし) 溶出体積(ml) 時   間 0祁の 培餐時間(ト)卸 0.5 1                    
4時   間 0頴の 生存セル  σO 手続補II三書(方幻 昭和63年4月6日 特願昭63−5658号 ?0発明の名称 親油性有効成分のリポタンパク質への取り込み方法、そ
のリポタンパク質および医薬組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 ベルギー国 6220 フロールス (番地な
し)名 称 イールーセルターフ ソシエテ アノニム
4.4UIA   〒1 071Mrr&586−92
87m住 所 東京都港区赤坂4−3−1共同ビル赤坂
401号6、補正の内容 (1)明細書の第108頁2行に「示す。」とあるを「
示すグラフ図である。」と訂正する。 (2)同第108頁5行〜6行に1図を示す。」とある
を「を示すグラフ図である。」と訂正する。 (3)同第108頁9行に「し、グラディエンドは0.
2%SDSであり、」とあるを[すグラフ図であり、グ
ラディエンドは0.2%SDS、」と訂i[する。 (4)図面の第3図〜5図、第7図及び第8図を浄古す
る(内容に変更なし)。 以上

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1または複数の親油性有効成分をリポタンパク質
    に取り込む方法であって、この方法は、つぎのステップ
    から成る: (a)リポタンパク質を洗浄剤の存在下に置くこと; (b)このようにして得た混合物を、取り込むべき有効
    成分の存在下に置くこと; (c)洗浄剤を除去すること。
  2. (2)請求項1に記載する1または複数の親油性有効成
    分をリポタンパク質に取り込む方法であって、つぎの連
    続ステップから成るもの。 (a)リポタンパク質を洗浄剤の存在下に置くことによ
    って、リポタンパク質をその要素に解離すること; (b)解離の後、ステップ(a)で得た要素を、取り込
    むべき有効成分の存在下に置くこと; (c)ついで、アポタンパク質の変化または変位のリポ
    タンパク質を再構成し、洗浄剤を除去することによって
    有効成分を取り込むこと。
  3. (3)請求項1に記載の方法であって、リポタンパク質
    がLDLであるもの。
  4. (4)請求項2に記載の方法であって、リポタンパク質
    がLDLであるもの。
  5. (5)請求項1に記載の方法であって、使用する洗浄剤
    の量がリポタンパク質1mgにつき0.001mgと1
    mgの間にあり、使用する有効成分の量がリポタンパク
    質1mgにつき0.001mgと5mgとの間にあるも
    の。
  6. (6)請求項1に記載の方法であって、リポタンパク質
    が、アポタンパク質Bが化学的に修飾されているLDL
    であるもの。
  7. (7)請求項6に記載の方法であって、リポタンパク質
    がアセチル化LDLであるもの。
  8. (8)請求項7に記載の方法であって、LDLのアセチ
    ル化を無水酢酸により行なうもの。
  9. (9)請求項1に記載の方法であって、洗浄剤をイオン
    系および非イオン系洗浄剤から選ぶもの。
  10. (10)請求項1に記載の方法であって、洗浄剤がスチ
    ロール酸(sterolic acid)の塩であるも
    の。
  11. (11)請求項10に記載の方法であって、洗浄剤がN
    aDOCであるもの。
  12. (12)請求項1に記載の方法であって、親油性有効成
    分が抗菌剤、抗寄生虫剤および/または抗バクテリア剤
    であるもの。
  13. (13)請求項1に記載の方法であって、有効成分が抗
    ガン剤であるもの。
  14. (14)請求項12に記載の方法であって、有効成分が
    ケトコナゾール(ketoconazole)誘導体で
    あるもの。
  15. (15)請求項13に記載の方法であって、有効成分が
    ヴィンカアルカロイド(Vincaalcaloid)
    誘導体であるもの。
  16. (16)請求項1に記載の方法であって、親油性鎖が、
    有効成分のリポタンパク質への取り込み前に有効成分に
    結合されているもの。
  17. (17)請求項1の方法により、1または複数の有効成
    分を取り込んだリポタンパク質。
  18. (18)請求項17により1または複数の有効成分を取
    り込んだリポタンパク質であって、該リポタンパク質が
    修飾を受けたアポタンパク質Bをさらに含むもの。
  19. (19)少なくとも1つの有効成分を輸送するための医
    薬組成物であって、請求項1の方法により上記有効成分
    を取り込んだリポタンパク質を有するもの。
  20. (20)請求項19に記載の組成物であって、有効成分
    が抗菌剤、抗寄生虫剤および/または抗バクテリア剤で
    あるもの。
  21. (21)請求項19に記載の組成物であって、有効成分
    が抗ガン剤であるもの。
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