JPS63242143A - 充電器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は充電器の改良に関するものである。

従来の技術 従来上り、充電器の問題点として、過放電後放置された
鉛蓄電池（以下「過放電放置電池」という）に対する充
電性がある。特に陽極より発生する酸素ガスを陰極で吸
収消費させるいわゆる陰極吸収式密閉形鉛蓄電池では問
題であり、これは鉛蓄電池の内部抵抗が高くなる事によ
り充電電流が流れに（１なる事によるものである。

又、充電器としては、充電末期電圧を検出後充電を自動
的に終了する型のものが多く用いられているため、過放
電放置電池を充電した場合、充電開始直後に充電電圧が
充電末期電圧に達し、充電が終了してしまうという問題
点があった。

この問題点を解決するための方法の一つとして、通常の
充電とは逆方向の電流を流したく以下「逆充電」という
）後、通常の充電を行なう方法がある。

発明が解決しようとする問題点 上記の充電方法を実際の充電器で用いるためには、通常
とは逆方向の電流を流す機能を持つ必要がある。このた
めの方法として、リレーなどにより鉛蓄電池への接続を
切り換える方法があるが、充電電流が大なる場合には機
器が大形化し、コストも高（なるという問題点があった
。

問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題点を解決し、リレーなどを用いて
鉛蓄電池の接続を切り換える事な（逆充電を行なうもの
で、交流電源の出力を、通常の充型方向に電流を流す電
流制御素子と、通常とは逆方向に電流を流す電流制御素
子を制御する事により、充電を行なう鉛蓄電池に対し、
通常の充電方向に電流を流す手段と通常とは逆方向の電
流を流す手段を備える事を特徴とするものである。

作用 本発明は、上記の特徴を有する事により、逆充電電流を
流す事ができ、又、通常の充電電流も流す事ができるた
め、逆充電を行なった後、通常の充電を行ない、過放電
数ｆ！ｌ電池を回復させる事が可能である。

実施例 本発明の一実施例を第１図、第２図を用いて説明する。

交流電源１の出力は、トランジスタ２と並列に接続せる
トランジスタ３を通じ蓄電池１０に接続される。トラン
ジスタ３はＮＰＮ形トランノスタで、通常の充電時に電
流を流し、トランジスタ２は逆充電時に電流を流すもの
でＰＮＰ形トランジスタである。トランジスタ２及び３
は制御部６により制御される。制御部６は窯１電圧検出
部７及び第２電圧検出部９を入力とするタイマ８により
制御される。

この充電器は、通常充電時には充電末期電圧を１１電圧
検出部７により検出すると抵抗４、ダイオード５を用い
たトリクル充電に入るものである。

又、過放電放置電池の充電時にはｆｉ２電圧検出部９が
動作し、タイマ８は一定時間動作して、制御部６は一定
時間逆充電を行なった後に通常の充電に入る動作をする
。！＠２電圧検出部９は第１電圧検出部７より高い検出
電圧を持つもので、過放電放置電池の充電時には、充電
開始直後にトリクル充電に入るが、この時の電圧は、過
放電放置電池の内部抵抗が高いため充電末期電圧より高
くなる事を利用し、過放電放置電池を検出するものであ
る。

４Ｖ、４八りの密閉形鉛東電池（内部抵抗３００π）を
充電した場合の充電特性を第２図に示す。第１検出電圧
は４．９Ｖ、第２検出電圧を６．８■、タイマの設定時
間は１ｈである。図に示すように、逆充電復電流が流れ
正常に充電する事が可能であった。

発明の効果 上述のように、本発明は交流電源の出力を電流制御素子
を２個並列に用いる事により、通常の充電と逆充電を、
リレーなどにより電池の接続を切り換える事なく行なう
事が可能である点工業的価値極めて大なるものである。

なお実施例ではトランジスタを電流制御素子として用い
たが、サイリスタ、ＧＴＯ等の電流制御素子を用いる事
ができる。

【図面の簡単な説明】

！＠１図は本発明の一実施例を示すブロック回路図、ｆ
ｊＳ２図は、本発明による充電器を用いた場合の充電特
性曲線図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 交流電源の出力を、通常の充電方向に電流を流す電流制
   御素子と、通常とは逆方向の向きに電流を流す電流制御
   素子を制御する事により、充電を行なう鉛蓄電池に対し
   、通常の充電方向に電流を流す手段と通常とは逆方向の
   電流を流す手段を備える事を特徴とする充電器。