JPS63240912A - 排ガス集塵用セラミツクフイルタ− - Google Patents

排ガス集塵用セラミツクフイルタ−

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JPS63240912A
JPS63240912A JP7298187A JP7298187A JPS63240912A JP S63240912 A JPS63240912 A JP S63240912A JP 7298187 A JP7298187 A JP 7298187A JP 7298187 A JP7298187 A JP 7298187A JP S63240912 A JPS63240912 A JP S63240912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
fine grain
average pore
pore diameter
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP7298187A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hasegawa
宏 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鉄鋼、全屈分野などのダスト含有排ガスおよ
び石炭ガス化ガスおよび重油・石炭燃焼排ガスなどから
ダストを集塵する集塵用セラミ・ンクフィルターに関す
るものである。
(従来の技術) 従来、ダスト含有排ガスや燃焼排ガス等の高温ガス中か
らダストを捕集するセラミックフィルターとしては単層
構造のセラミックフィルターが使用されているが、近年
特開昭60−61019号公報にあるように複層構造の
セラミンクフィルターが低圧損として注目されている。
(発明が解決しようとする問題点) 一般に、排ガスは約1μm前後の粒径を有しまたダスト
を必ず含有しており、適切な構造を有するセラミックフ
ィルターを採用しない場合複層構造とは言えども集塵後
の圧力損失が大きくなったjり、集塵効率が低いなどの
問題点が起きる。
例えば細粒部の平均細孔径が大きい場合ダストが細粒部
潔くまで侵入し、逆洗しても圧力1員失の増加があり実
用レベルの圧力損失以上になるとともに、更に集塵効率
が低いなどの問題点がある。
一方、逆に細粒部の平均細孔径が非常に小さい場合ダス
トは組粒部表面で堆積するが、平均細孔径が小さいため
圧力損失は集塵するn(1でもすでに高いなどの問題点
がある。
本発明の目的は上述した不具合を罫消して、集塵後の圧
力損失の経時変化が小さいとともに集塵効率が高く実用
面で秀れた排ガス集塵用セラミックフィルターを提供し
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の排ガス集塵用セラミックフィルターは、セラミ
ック多孔体よりなる支持層の片側の表面に、平均細孔径
が1〜10μmで厚さが平均細孔径の少なくとも10倍
以上の細粒部を備えたことを特徴とするものである。
(作 用) 上述した構成において、セラミック多孔体よりなる支持
層の片側の表面に細粒部を設けるとともに、この細粒部
の平均細孔径を1〜10μm、厚さを平均細孔径の少な
くとも10倍以上とすることにより、排ガス中の粒径1
μm前後のダスト分を低圧損かつ高い集塵効率で集塵す
ることができる。
なお、本発明で細粒部の平均細孔径を1〜10μm、厚
さを平均細孔径の少なくとも10倍以上としたのは以下
の理由による。
第2図に示すように、約1μm′のダスト含有排ガスの
ダスト侵入深さを調べたところ、ダスト侵入深さは細粒
部の平均細孔径が10μmまではその細粒部の平均細孔
径の約10倍の深さまで侵入しており、10μm以上で
は細粒部の平均細孔径の10倍以上の深さまで侵入して
おり、次いで細粒部の平均細孔径が太き(なればなる程
更に奥深くまでダストが侵入することが解った。言い換
えれば、高い集塵効率及び低圧損を得る為の細粒部の必
要最小深さは第2図にて決めることができる。
また、第3図は第2図にて得られた細粒部必要最小厚さ
を有するセラミックフィルターを各細粒部の平均細孔径
を変えて作製し、それらについて初期圧力損失と集塵後
の圧力損失及び集塵効率を測定したものである。第3図
において、細粒部の平均細孔径が10μm以上の場合は
初期圧力損失が低いけれども、集塵後の圧力損失は平均
細孔径が大きくなるに従い増大が激しい。これは、ダス
トが奥深くまで侵入する為逆洗を行っても回復が小さい
為である。また、集塵効率も低下が激しい。
一方、細粒部の平均細孔径が1μm以下の場合集塵効率
は高いが、初期圧力損失が平均細孔径が小さくなるに従
い指数関数的に高くなり実用上問題である。
以上のことから、通常要求される集塵後の圧、力1員失
が1000100O以下および集塵効率が99.9%以
上の条件を満たすとともに初期圧力損失も低い範囲とし
て細粒部の平均細孔径を1〜10μmと規定した。また
、同様に細粒部の厚さは平均細孔部の10倍以上と限定
した。厚さは好ましくは平均細孔径の10〜80倍がよ
い。
さらに、支持層を形成するセラミック多孔体の厚さは特
に限定するものではないが、50〜200μmであると
好ましいのは、その平均細孔径と曲げ強さとの関係を示
す第4図から明らかなように、200μm以下であれば
フィルターとしての曲げ強度が200 kg/cm”を
超えるとともに、50μm未満では全体の圧力損失が大
きくなりすぎるからである。
(実施例) 第1図(a)、 (b)、 (c)はそれぞれ本発明の
排ガス集塵用セラミックフィルターの一実施例を示す部
分断面図である。第1図(a)に示す実施例では、セラ
ミック多孔体よりなる支持N1の表面に平均細孔径が1
〜10μmで厚さが平均細孔径の少なくとも10倍以上
となるように細粒部2を設けて、本発明の排ガス集塵用
セラミックフィルター3を構成した例を示している。第
1図(b)に示す実施例では、支持層1の表面の外側に
露出した粒子4の間に細粒部2を形成して排ガス集塵用
セラミックフィルター3を構成した例を示している。さ
らに、第1図(c)に示す実施例では、支持層1と細粒
部2との間に平均細孔径が支持層1と細粒部2の平均細
孔径の中間の値である中間部5を設けて排ガス集塵用セ
ラミックフィルター3を構成した例を示している。  
また、細粒部2の位置はフィルター3の形状が円筒状の
場合はその外面又は内面のどちらかの面に形成してあれ
ばよい。さらに、フィルター3の強度の面から、支持N
1の平均細孔径は50〜200μm好ましくは80〜1
50μmとしている。支持層、細粒部および中間部を構
成するセラミックスの材質としては、SiC,A 42
20:l、  コージェライト、ジルコニア、ムライト
及びその複合体を使用すると好適である。
以下、実際の例について説明する。
裏立健 外径60mm、内径40mm、長さ300mmの円筒形
状であって、外周面に平均細孔径100μmの支持層と
平均細孔径5μmで厚さ100μmの細粒部とを第1図
(a)に示すように形成したセラミックフィルターを準
備した。準備したセラミックフィルターにタストe度1
0g/Nm’、ダスト平均粒径1μm、排ガス温度20
0°Cの重油燃焼排ガスを、濾過速度6m/分、排ガス
圧力2000mm A qの条件で流通して集塵試験を
行なった。なお、逆洗はN2ガスを5kg/cm2の圧
力で10分に1回の間隔で1回当り0.5秒間実施した
以上の条件で集塵試験を行なった結果、初期圧力損失は
150mmAqに対し集塵開始1000時間後でも圧力
損失は1000100Oで安定しており、集塵効率も9
9.9%であった。
(発明の効果) 以上詳細に説明したところから明らがなように、本発明
の排ガス集塵用セラミックフィルターによれば、集塵後
の圧力損失の経時変化が小さいとともに集塵効率が高く
実用面で秀れた排ガス集塵用セラミックフィルターを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b) 、 (c)はそれぞれ本発
明の排ガス集塵用セラミックフィルターの1実施例を示
す部分断面図、 第2図はダスト侵入深さと細粒部の平均細孔径との関係
を示すグラフ、 第3図は圧力損失及び集塵効率と細粒部の平均細孔径と
の関係を示すグラフ、 第4図はフィルターの曲げ強度と支持層の平均細孔径と
の関係を示すグラフである。 1・・・支持層 2・・・細粒部 3・・・セラミックフィルター 4・・・粒子 5・・・中間部 特許出願人  日本碍子株式会社 第1図 (a〕(b)    (c> 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミック多孔体よりなる支持層の片側の表面に、
    平均細孔径が1〜10μmで厚さが平均細孔径の少なく
    とも10倍以上の細粒部を備えたことを特徴とする排ガ
    ス集塵用セラミックフィルター。 2、前記セラミック多孔体の平均細孔径が50〜200
    μmである特許請求の範囲第1項記載の排ガス集塵用セ
    ラミックフィルター。
JP7298187A 1987-03-28 1987-03-28 排ガス集塵用セラミツクフイルタ− Pending JPS63240912A (ja)

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