JPS6324001Y2 - - Google Patents

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JPS6324001Y2
JPS6324001Y2 JP8388183U JP8388183U JPS6324001Y2 JP S6324001 Y2 JPS6324001 Y2 JP S6324001Y2 JP 8388183 U JP8388183 U JP 8388183U JP 8388183 U JP8388183 U JP 8388183U JP S6324001 Y2 JPS6324001 Y2 JP S6324001Y2
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JP
Japan
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rim
base rim
elastic bodies
disk
coil spring
Prior art date
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JP8388183U
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English (en)
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JPS59188701U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイヤ用のホイールに関する。
一般に自動車の乗心地性能を向上するには、サ
スペンシヨンに設けられるシヨツクアブソーバや
コイルばねを含めたサスペンシヨンの系としての
改良の外、タイヤ性能の改良、更には両者を組み
合わせることにより対処している。
しかし、前記対策では、乗心地性能の向上に限
界があり、より繊細な性能の向上のためには、別
の観点からの対策が必要である。
本考案の目的はタイヤ用ホイールを改良し、乗
心地性能を向上することにある。
本考案はベースリムを備えるデイスクと、該デ
イスクの前記ベースリムから径方向の外方に間隔
をおいて配置されるリムと、前記間隔内に設置さ
れ、前記ベースリムと前記リムとにそれぞれ取り
付けられる2組の弾性体とを含み、該2組の弾性
体は前記ベースリムの軸線方向の中央で該軸線に
直交する仮想面の両側にそれぞれ1組の弾性体が
くるように配置されている。各組の弾性体は円周
方向に等間隔をおいて配列される複数のコイルば
ねからなる。コイルばねは、その端部に緩挿され
る球面スペーサと端部にねじ込められるナツトと
により取り付けられる。
以下に図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
本考案に係るホイール10は第1図に示すよう
に、デイスク12と、リム14とを備える。
デイスク12は中央にアクスル(図示せず)を
貫通させる孔16を、またこの孔16の径方向の
外方にハブナツト(図示せず)を貫通させる複数
の孔18(図には2つのみを示す)を有する。デ
イスク12は更にその外周に固着されたベースリ
ム20を備える。
ベースリム20は、第2図に詳細に示すよう
に、円筒部22と、円筒部22の両端から末広状
に伸びる一対の傾斜部23とからなり、円筒部2
2の中央の部分でデイスク12の外周に溶接さ
れ、デイスク12の両側に振り分けられている
(第2図は片側のみを示す)。
リム14はウエル部24と、ウエル部24の両
端から末広状に伸びる一対の傾斜部25と、各傾
斜部25から伸びる円筒部26と、各円筒部26
から末広状に伸びるフランジ部27とを備える。
リム14のウエル部24の内径は、ベースリム2
0の傾斜部23の端部の外径よりも大きくなるよ
うに形成される。リム14は、デイスク12のベ
ースリム20の径方向の外方に間隔28をおいて
配置され、タイヤ30を支持する。
デイスク12のベースリム20とリム14とが
なす間隔28内に、2組の弾性体32,34が設
置される。2組の弾性体32,34は、第1図に
示すように、デイスク12のベースリム20の軸
線方向の中央で該軸線に直交する仮想面Pの両側
に各1組が配置される。第1図及び第2図に示す
例では、一方の組の弾性体32は複数のコイルば
ね36からなる。複数のコイルばね36は円周方
向へ等間隔をおいて配置されている。他方の組の
弾性体34は弾性体32と同じである。
各コイルばね36は、図示の例では、両方の端
部38,39をコイルの軸線Cに沿つてつる巻き
部分から突出させて形成されている。これら端部
38,39にねじ40,41が切られている。コ
イルばね36の一方の端部38はリム14の傾斜
部25に開けられた孔42に貫通され、この端部
に球面スペーサ44がその球面45を傾斜部25
に対面して緩挿されている。ナツト46が端部3
8のねじ40にねじ込められ、一方の端部38は
傾斜部25に取り付けられている。コイルばね3
6の他方の端部39はベースリム20の傾斜部2
3に開けられた孔48に貫通され、この端部に斜
面スペーサ50が緩挿され、球面スペーサ52が
その球面53を傾斜部23に対面して緩挿されて
いる。ナツト54が端部39のねじ41にねじ込
められ、他方の端部39は傾斜部23に取り付け
られている。
斜面スペーサ50は、リム14の傾斜部25の
傾斜角度とベースリム20の傾斜部23の傾斜角
度とが異なるために介在されたものであつて、コ
イルばね36のブレを防止する。斜面スペーサ5
0に代えて、傾斜部23及び傾斜部25の一方に
他方の傾斜角度と同じ傾斜角度の凸部又は凹部を
形成してもよい。リム14の傾斜部25の傾斜角
度とベースリム20の傾斜部23の傾斜角度とを
異ならせる(前者が後者より大)ことによつて、
ベースリム20の外径を可及的に小さくできる。
各コイルばね36を前記した接続構造によつて
リム14及びベースリム20に接続すると、リム
14は、複数のコイルばね36及びベースリム2
0を介してデイスク12に支持されることとな
り、ベースリム20に対して該ベースリム20の
径方向のみならず軸線方向にも変位可能となる。
コイルばねの両端部38,39に球面スペーサ4
4,52をそれぞれ緩挿することにより、リム1
4が変位する際に、コイルばねの両端部38,3
9にかかる力をコイルばね36の軸線方向とする
ことが容易となる。
図示の例のように、コイルばね36の端部3
8,39を利用してコイルばね36をリム14と
ベースリム20とに接続するときには、ボルト等
をコイルばねに緩挿させ、このボルトの両端部を
リム14とベースリム20とに貫通させ、ナツト
を螺合して接続する構造に比して、コイルばね3
6のブレを防ぎ易く、しかもリム14が変位した
とき、端部の傾斜部からの突出長さを不変に保持
できる。
ホイール10にタイヤ30を装着し、このホイ
ール10を自動車のアクスル(図示せず)に固定
して使用する。自動車の走行中にタイヤ30に微
小な振動が加わると、リム14がデイスク12の
ベースリム20に対して径方向及び軸線方向へ変
位する。リム14が変位すると、弾性体32又は
弾性体34が変形し、その変位を吸収する。その
結果、微小な振動は弾性体32又は弾性体34に
よつて制振される。タイヤ30に加わるより大き
な振動は、自動車に本来設けられるサスペンシヨ
ンのシヨツクアブソーバとコイルばねとにより制
振される。
本考案によれば下記の効果が得られる。
タイヤの微小振動をリムとデイスクのベースリ
ムとの間に設置した弾性体により制振できるの
で、乗心地性能を繊細な範囲で向上できる。
2組の弾性体をベースリムの軸線方向の中央で
該軸線に直交する仮想面の両側に振り分けている
ので、弾性体の配置の自由度が大きい。しかも、
ベースリムの形状を適当に選定すれば、このベー
スリムによつて弾性体の変位を規制できることか
ら、弾性体のばね定数を小さくでき、この点から
も乗心地の性能を向上できる。
球面スペーサの作用によつてコイルばねの両端
部にかかる力をコイルばねの軸線方向の力に変換
させ易く、ナツトのねじ込み量を調節することに
より、コイルばねの剛性を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るホイールの断面図、第2
図は要部の右側を示す拡大断面図である。 10……ホイール、12……デイスク、14…
…リム、20……ベースリム、23,25……傾
斜部、32,34……弾性体、36……コイルば
ね、44,52……球面スペーサ、46,54…
…ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースリムを備えるデイスクと、該デイスクの
    前記ベースリムから径方向の外方に間隔をおいて
    配置されるリムと、前記間隔内に設置され、前記
    ベースリムと前記リムとにそれぞれ取り付けられ
    る2組の弾性体であつて前記ベースリムの軸線方
    向の中央で該軸線に直交する仮想面の両側にそれ
    ぞれ1組の弾性体がくるように配置され、各組の
    弾性体が円周方向へ等間隔をおいて配列される複
    数のコイルばねからなる2組の弾性体と、前記コ
    イルばねの端部に緩挿される球面スペーサと、前
    記コイルばねの端部にねじ込められるナツトとを
    含む、タイヤ用ホイール。
JP8388183U 1983-06-03 1983-06-03 タイヤ用ホイ−ル Granted JPS59188701U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8388183U JPS59188701U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 タイヤ用ホイ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8388183U JPS59188701U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 タイヤ用ホイ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188701U JPS59188701U (ja) 1984-12-14
JPS6324001Y2 true JPS6324001Y2 (ja) 1988-07-01

Family

ID=30213834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8388183U Granted JPS59188701U (ja) 1983-06-03 1983-06-03 タイヤ用ホイ−ル

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JP (1) JPS59188701U (ja)

Families Citing this family (8)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2379932A1 (en) * 1999-08-02 2001-02-08 Bridgestone Corporation Elastic wheel
DE60043015D1 (de) * 1999-08-02 2009-11-05 Bridgestone Corp Elastisches rad
ATE406272T1 (de) 1999-12-21 2008-09-15 Bridgestone Corp Elastisches rad
KR100786619B1 (ko) 2000-03-13 2007-12-21 가부시키가이샤 브리지스톤 탄성 휠
KR20030020293A (ko) * 2000-07-10 2003-03-08 가부시키가이샤 브리지스톤 탄성 휠
JPWO2002030684A1 (ja) * 2000-10-06 2004-02-19 株式会社ブリヂストン 弾性ホイール
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JPWO2002100662A1 (ja) * 2001-06-11 2004-09-24 株式会社ブリヂストン 弾性ホイール

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59188701U (ja) 1984-12-14

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