JPS63237196A - 防災用監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は火災、ガス漏れ等の防災用監視制御装置に関
し、特に中央監視制御装置にマイクロコンピュータを用
いた防災用監視制御装置に関する。

［従来の技術］ 従来、火災警報波ｒｌｔ等において、信号処理にマイク
ロコンピュータを用いたものがある。このような装置に
おいては設備した物件に対応し、た顧客データを必要と
する。この顧客データとは火災感知器が取り付けられた
設備上の位置、火災発生の判断基準、防災用機器（防排
煙、防火戸等）の連動データ等である。そして、これら
の顧客データは一最にＲＯＭ　（リード、オンリー、メ
モリ）に記憶されている。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の顧客データをＲＯＭに格納した場合、最初に顧客
データを作成する場合、−ｍに開発支援装置により顧客
データを作り、これにより顧客データのＲＯＭを作成す
る。そして、一旦顧客データ（ＲＯＭ）を中央監視制御
装置に取り付は動作状態に入った後に顧客データに変更
を行う場合、防災用監視制御装置に電源を落とし、ＲＯ
Ｍの変換をしなければならない。このため、監視出来な
い状態になり、また取り替えに手間がかかる。

また、不揮発生のＲＡＭ　（ランダム、アクセス、メモ
リ）を使用し、ＲＯＭの顧客データをＲＡＭに格納し、
中央監視制御装置に設けた簡単な操作スイッチ等により
、顧客データの変更の方法も考えられるが、大量に顧客
データの変更を行う場合は、開発支援装置により変更し
た方が正確で速い。

［問題点を解決するための手段］ この発明の防災用監視制御装置は、センサ端末器または
、制御端末器の各々に対応した設備位置、異常判断基準
、連動制御等の顧客データを格納し、外部において書き
替え可能な記憶要素からなる補助記憶装置と、読み書き
自由な記憶要素を持つ主記憶装置とを設け、電源投入時
または上記補助記憶装置の顧客データを新しく書き替え
た時に、上記補助記憶装置に顧客データを上記主記憶装
置に格納する手段と、上記中央監視制御装置の操作部か
ら上記主記憶装置の顧客データを書き替えた時に、上記
補助記憶装置の顧客データも同時に書き替える手段とを
具備したことを特徴とする防災用監視制御装置である。

この防災用監視制御装置は、監視を続けながら顧客゛デ
ータの変更が出来、また補助記憶装置を使用して開発支
援装置により顧客データを作成することができる。

［実施例コ 以下図面に基づいて、この発明の防災用監視制御装置の
一実施例を説明する。

第１図はこの発明の防災用監視制御装置の一実施例を示
す全体の概略図である。この防災用監視制御装置は、中
央監視制御装置１と、この中央監視制御袋Ｗ１から監視
制御区域に伸びた伝送線路２と、この伝送線路２に接続
された火災、ガス漏れ等の環境異常を検出する複数のセ
ンサ端末器３０と、防排煙装置や防火扉等を駆動する複
数の制御端末器３１とから構成されている。各端末器３
０．３１には固有のアドレスが設定された伝送回路を備
えている。通常、中央監視制御装置１は順次センサ端末
器３０を呼び出し、呼び出されたセンサ端末器３０は環
境異常の有無、または異常の大きさを示すデータを返送
する。中央監視制御装置１はこの返送データから環境異
常が発生したかどうか顧客データの判断基準に基づいて
判断し、異常発生時には顧客データに基づいて異常発生
地区を表示する。また連動データに基づいて動作させる
防災用機器に対応した制御端末器３１に制御指令をかけ
る。

次に、第１図に示した中央監視制御装置の一実施例を第
２図に示したブロック図に基づいて説明する。

この中央監視制御装置用は、マイクロプロセッサの中央
処理装置１０と、処理プログラム、データ等が格納され
たＲＯＭおよびＲＡ　Ｍからなる主記憶装置１５と、各
入出力装置のインターフェイス１２．１３．１６と、警
報表示等を行う表示部１７と、各種の操作スイッチ、テ
ンキースイッチ等からなる操作部１８と、センサ端末器
３０および制御端末器３１と情報の送受信および制御指
令を行う伝送装置１４と、外部の開発支援装置等により
データの作成が行える電気的に隔離された記憶要素たと
えば磁気テープ、磁気ディスク等を使用した補助記憶装
置１１とから構成されている。

中央処理装置１０は主記憶装置１５に格納された処理プ
ログラムに従って、環境異常の監視を行うやそして、補
助記憶装置１１には予め外部で入力された顧客データが
格納されている。この防災用監視制御装置の設置時に、
中央処理装置１０はインターフェイス１６を介し、補助
記憶装置１１に格納されている顧客データを読み収り、
新たに主記憶装置１５に顧客データを格納する。中央処
理装置１０は主記憶装置１５の顧客データに基づいて必
要により環境異常の判断、警報表示または防災用機器の
制御を行う、また、補助記憶装置１１から主記憶装置１
５に顧客データを格納させる動作は、必要時に操作部１
８の操作入力により行うか、中央処理袋ｊｆ　１０をリ
セットして電源投入時と同じにすればよい。この動作は
手間や時間をたいして要しないので監視動作に悪影響を
与えることなく行うことができる。顧客データの変更は
操作部１８からの操作入力によっても行うことができる
。この場合、中央処理装置１０は、操作入力に基づく主
記憶装置１５の顧客データの変更と同時に補助記憶装置
１１の顧客データも変更を行う。従って、補助記憶装置
１１の顧客データに基づいて外部（開発支援装置）でデ
ータの内容を把握でき、便利である。

中央処理装置１０は、通常、インターフェイス１３と伝
送装置１４とを介し、順次センサ端末器３０を呼び出し
、呼び出されたセンサ端末器３０の返送データを伝送装
置１４で受信し、インターフェイス１３を介し取り込む
、中央処理装置１０は返送データから環境異常が発生し
たかどうか判断を行い、異常発生時には顧客データに基
づいて発生地区を表示部１７により表示する。また、防
災機器（防排煙装置、防火扉等）の動作を必要とする制
御端末器３１に制御指令を行う。

この発明の防災用監視制御装置は、第１図および第２図
に示した実施例に限ることなく、たとえば伝送手段を用
いないで各端末器と中央監視制御装置とを各々直接信号
線で接続したシステムの場合でも中央の信号処理にマイ
クロコンピュータを使用し、顧客データを持つ防災用監
視制御装置に使用できることは言うまでもない。

次に、この発明の中央処理装置の行う実行プログラムの
一例を第３図に示したフローチャートに基づいて説明す
る。

電源が投入されると、マイクロコンピュータは先ず、ス
テップ７０の初期化シレーチンを実行する、この初期化
ルーチンは、入出力ボートの初期設定、バッファ等の初
期化を行うルーチンである。

そしてステップ７１に進む。ステップ７１は補助記憶装
置の顧客データファイルを開き、データを読み出し、主
記憶装置に格納し終了した時点で補助記憶装置の顧客デ
ータファイルを閉じる。ステップ７２は通常の環境異常
監視制御処理ルーチンであり、各センサ端末器の返送デ
ータから環境異常の判断を行い、異常時に警報表示およ
び制御端末器の制御を行う。ステップ７３は顧客データ
に関する変更希望の操作入力ありか判断し、ＹＥＳであ
ればステップ７４に進み、Ｎｏであればステップ７２に
戻り、監視Ｍ＃処理ルーチンを続ける、ステップ７４は
操作入力のコードから直接顧客データの変換をするモー
ドか判断し、ＹＥＳであればステップ７６に、Ｎｏであ
ればステップ７５に進む、ステップ７６は操作入力のコ
ードに従って主記憶装置および補助記憶装置の顧客デー
タを変更する。このステップ７６を終了するとステップ
７２に戻り監視制御処理ルーチンを続ける。ステップ７
５は補助記憶装置の顧客データを主記憶装置に再格納さ
せる操作入力のモードか判断し、ＹＥＳの場合はステッ
プ７１に行き顧客データの再格納を行い、Ｎｏの場合は
ステップ７２に行き、監視制御処理ルーチンに戻る。ス
テップ７５はマイクロコンピュータをリセットして顧客
データの再格納を行う場合は必要ない。

尚、補助記憶装置には保守情報を格納する領域を設けて
おき、環境異常の警報時の詳細な情報を格納したり、あ
るいはセンサ端末器３０等の履歴情報を随時格納すれば
、防災対策上、貴重なデータを得ることができる。

［発明の効果コ この発明の防災用監視制御装置は、変更や増設時に伴い
、顧客データの変更を行う場合、機能の停止をすること
なく行うことができる。そして、大量の顧客データを変
更する場合、外部の装置（開発支援装置）を使用し、現
場に赴くことなく速く正確にデータの作成ができ、現場
では補助記憶装置から主記憶装置に顧客データの再格納
動作を行わせれば良い。また、補助記憶装置の記憶媒体
は記憶保持に電源の供給を必要としないものが使用され
るから、主記憶装置にもバッテリバックアップの必要が
いらなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の防災用監視制御装置の一実施例を示
す全体の概略図、第２図は第１図に示した中央監視制御
装置の一実施例を示めすブロック図、第３図は第２図の
動作説明に供するフローチャートである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 火災、ガス漏れ等の環境異常を検出する複数のセンサ端
   末器と、該センサ端末器からの検出情報を取り込み、情
   報処理にマイクロコンピュータを用い、警報表示あるい
   は複数の制御端末器に制御指令を行う中央監視制御装置
   とからなる防災用監視制御装置において、上記中央監視
   制御装置には上記センサ端末器または、制御端末器の各
   々に対応した設備位置、異常判断基準、連動制御等の顧
   客データを格納し、外部において書き替え可能な電気的
   に隔離された記憶要素からなる補助記憶装置と、読み書
   き自由な記憶要素を持つ主記憶装置と、電源投入時また
   は上記補助記憶装置の顧客データを新しく書き替えた時
   に、上記補助記憶装置の顧客データを上記主記憶装置に
   格納する手段と、上記中央監視制御装置の操作部から上
   記主記憶装置の顧客データを書き替えた時に、上記補助
   記憶装置の顧客データも同時に書き替える手段とを具備
   したことを特徴とする防災用監視制御装置。