JPS63234734A - 無線電話方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概要 相手方の発する電波の電界強度を検出し、これに基づい
て自己の送信電力を自動的に調整して、安定して通信を
行なうための必要最小限の電力輻射による通信を行なう
ことを特徴とする無線電話方式。

ｇｘｈａソ１１庄！ 本発明は無線電話方式の改良に関する。

無線電話方式は機器の簡易性と相俟って、通話１チヤン
ネルでの使用が多く、送信機から搬送波を抑圧した信号
を送出し、受信機側はその局部発信周波数を微調し通信
品質を確保するようになっている。使用周波数は通信距
離、通信の目的、業務の種類、伝搬状況などを考慮して
選定される。

同一周波数を共用し、この周波数で特定の二者が通信を
行なう無線電話方式においては、隣接覆るサービスエリ
アへの混信妨害を軽減し、電波の有効利用をはかると共
に送信電力の節減をはかることが要望されている。

ｉ米立且Ｉ 従来の無Ｉｉ！電話方式では、送信電力は通信を行なお
うとする工賃間の距離に関係なく法で許容される略最大
値に固定されている。このため特に周波数変調による通
信方式では、一定の閾値を超える受信電界では伝送品質
はほとんど変化しないにも拘らず、特定の二者間では必
要以上に強力な電力輻射により通信が行なわれることが
ある。

発明が解決しようとする問題点 このように従来の無線電話方式では、送信電力は法で共
用される最大値に固定されていたため、隣接するサービ
スエリアへの混信妨害が起こり易いと共に、電力消費が
不必要に大きくなるという問題を有していた。

本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、受信側への必要以上の電界供給を
しないよう、相手方への電界供給を相手方が発した電波
の電界強度を測定することによって制御し、通信を行な
おうとする二者間で最小限の電力輻射で通信を行なう無
線電話方式を提供することである。

１１題１、を解決するための手 本発明は、−室以上の電界強度であれば電界強度の増加
によりその信号伝送品質がほとんど変化しない周波数変
調方式による通信の特性を利用し、相手方が正常の伝送
品質で受は取ることのできる最小の電力輻射で通信を行
ない、同一周波数の共用者への影響を最小にし、電波の
有効利用をはかるようにしたものであり、第１図の原理
図に示すように、相手方の発する電波の電界強度を検出
する電界強度検出手段１と、この電界強度検出手段１に
より検出された電界強度に応じて送信電力を自動的に制
御する送信レベル設定手段２とを含むことを特徴とする
。第１図の原理図において、八が送信側、Ｂが受信側を
示しており、両者共まったく同一の回路構成を有してい
る。

作　　　　用 Ｂ側の電界強度検出手段１により、Ａの発する電波の電
界強度を検出し、この電界強度に基づいて送信レベル設
定手段２により送信電力レベルを設定し、これを保持す
る。Ｂ側のスイッチ４が送信側に切換ねると、送信電力
発生手段３により発生された送信電力を送信レベル設定
手段２で保持している送信レベルに基づいて制御する。

送信レベル設定手段２は、検出電界強度が小さいときに
は送信電力を大きくし、検出電界強度が大きいときには
送信電力を小さくするように動作する。このように制御
することにより、相手方が正常の伝送品質で受は取るこ
とのできる最小の電力輻射で通信を行なうことができる
。

実　　施　　例 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
ることにする。

第２図は本発明を適用した一組の無線電話装置Ａ及びＢ
の実施例を示している。Ａ及びＢは同一の装置であり、
マイクロホン１０と、このマイクロホンからの信号を増
幅する送話増幅器１１と、無線送信回路１２と、送信状
態と受信状態とを切換えるスイッチ１３と、アンテナ１
４と、アンテナ１４で受信した信号を処理する無線受信
回路１５と、受信増幅器１６と、スピーカ１７と、無線
受信回路１５で受信された信号レベルに基づき無線送信
回路１２の出力レベルを設定する送信レベル設定器１８
とから構成される。Ａはいま送信状態であり、Ｂは受信
状態を示している。

然して、Ａのアンテナ（空中線）１４より輻射された信
号はＢのアンテナ１４より受信され、無線受信回路１５
により信号処理がなされた後、受信増幅器１６により信
号レベルが増幅されてスピーカ１７から出力される。こ
のとき受信された信号レベルは無線受信回路１５から送
信レベル設定器１８に入力され、送信レベル設定器１８
はＢが送信状態になったときの送信レベルを設定し、こ
れを保持する。

Ｂのスイッチ１３が切換えられて送信状態になると、送
信レベル設定器１８により設定された送信レベルに基づ
いて無線送信回路１２の送信レベルを制御する。即ち送
信レベル設定器１８は、受信信号が小さいときには送信
電力を大きくし、受信信号が大きいときには送信電力を
小さくするように動作し、相手方が正常の伝送品質で受
は取ることのできる最小の電力輻射で通信を行なうこと
ができるように無線送信回路１２の送信電力を制御する
ものである。送信レベル設定器１８は、１回の受信が終
了するまで受信していた信号レベルに対応する送信レベ
ルの制御値を更新しながら保持するようになっている。

発明の効果 本発明の無線電話方式は以上詳述したように構成したの
で、特定の二者間で行なわれる通信に必要な最小限の電
力輻射により通信を行なうことができるため、同一周波
数を共用する他者への影響を最小限に抑えることができ
るという効果を奏する。また電池により動作させる携帯
型無線電話機においては、近距離同志の通信の場合には
電池の消耗を最小限に抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の実施例のブロック図をそれぞれ示して
いる。 １０・・・マイクロホン、　１１・・・送話増幅器、１
２・・・無線送信回路、　１３・・・スイッチ、１４・
・・アンテナ（空中線）、 １５・・・無線受信回路、　１６・・・受信増幅器、１
７・・・スピーカ、　　１８・・・送信レベル設定器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 同一周波数を共用し、周波数変調方式により特定の二者
   が通信を行なう無線電話方式において、相手方の発する
   電波の電界強度を検出する電界強度検出手段（１）と、 該電界強度検出手段（１）により検出された電界強度に
   応じて相手方への送信電力を自動的に制御する送信レベ
   ル設定手段（２）とを設けたこを特徴とする無線電話方
   式。