JPS63233324A - 超音波流速測定方法およびその装置 - Google Patents

超音波流速測定方法およびその装置

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JPS63233324A
JPS63233324A JP62066819A JP6681987A JPS63233324A JP S63233324 A JPS63233324 A JP S63233324A JP 62066819 A JP62066819 A JP 62066819A JP 6681987 A JP6681987 A JP 6681987A JP S63233324 A JPS63233324 A JP S63233324A
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piping
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中鉢 憲賢
Ryohei Mogi
良平 茂木
Shinichi Takeuchi
真一 竹内
Toshio Sato
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波流速測定方法およびその装置に係り、
とくに配管の外面に超音波送受波器を装着して内部の流
速を測定する超音波流速測定方法およびその装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来例を第9図に示す、この第9図の従来例において、
一方の超音波送受波器50の超音波振動子51から下流
側に向けて出力される超音波は、伝播経路61 、it
、is、Ila、及びβ、を経て他方の超音波送受波器
60の超音波振動子61に至る。そして、この場合に要
する伝播時間をt4とする。
また、他方の超音波送受波器60の超音波振動子61か
ら上流側に向けて出力される超音波は、伝播経路βSo
  ’4*  l+  lt+及び!、を経て一方の超
音波送受波器50の超音波振動子51に至る。そして、
この場合の伝播時間をtuとする。
この場合、配管3内の流速は、次式にて求まる。
V w (C” / 2 Dtanθ’)  −(tu
 −t4 )ここで、Dは配管3の内径、θは流動体中
の屈折角、Cは流動体の音速を示す。
この結果、流動体の音速が予め確定しているものについ
ては、上式に基づいて配管3内の流動体の流速を比較的
容易に測定することができ、同時に配管3の内径が明ら
かとなっ゛こいることから配管3内の流動体の流量も極
く容易に求め得るようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来例においては、配管3内の流
動体の音速が不明なもの、特に音速測定用のサンプルを
採取し得ないものについては、その流動体の流速及び流
量を全く測定することができないという本質的欠点を常
に備えていた。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、配管
内の流動体の音速が全く不明であっても当該配管内の流
動体の音速を温度誤差を伴うことなく高精度に測定する
ことのできる超音波流速測定方法およびその装置を提供
することを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明では、超音波の伝播線上に沿って配管の
上流側と下流側にそれぞれ超音波送受波器を固定装備し
たのち、当該配管の外壁から超音波を交互に斜入射させ
て測定時における管壁部分の超音波による位相速度■、
と群速度Vpとを測定する。これらの測定に相前後して
、前記上流側から下流側へまたは下流側から上流側へ各
々発振される超音波がそれぞれ管壁内もしくは管内流動
体を伝播して受信されるまでの時間と、それより管内流
動体中をN行程(N=2. 4. 6、……)多く経て
受信されるまでの時間との差Δjut Δt4をそれぞ
れ測定する。これらの測定値に基づいて予め特定された
所定の関数すなわち。
f+(v、、v、、  Δill+ Δta 、  C
) =0を演算して管内流動体の音速Cを算定する。次
に、この演算により特定されるリアルタイムの音速Cと
前記各測定値Vp、Vp、Δttll  Δt4とに基
づいて他の関数すなわち。
V ” f t(Vp 、  V* 、Δ”u+ Δt
、、C)を演算して配管内流動体の流速を算定する等の
構成を採っている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図において、1は配管3の上流側に装備された一方
の超音波送受波器を示し、2は同じく配管3の下流側に
装備された他方の超音波送受波器を示す。この内、前記
一方の超音波送受波器Iは、図に示すように超音波を配
管3へ斜入射せしめるためのクサビ部材IAと振動子I
Bとを備えている。また、他方の超音波送受波器2も同
一に形成されたクサビ部材2Aと振動子2Bとを備えて
いる。
これらの各超音波送受波器1.2の各々は、送受信切換
部10を介して発信回路部11及び受信回路部12に各
別に接続されている。この第1図においては、配管3内
の液体は図の左方から右方へ流動する場合が示されてい
る。
前記超音波送受波器1.2の各々においては、配管3内
の流速に応じて第2図に示す如き繰り返し信号が受信さ
れる。
この第2図において、同図(1)のN=Oの波は、第1
図に示す経路1r、It、  1?、  ls及び。
16の順に伝播し、流動体中を通過することなく他方の
超音波送受波器2に到達する受信波を示す。
一方、同図(2)のN=Qの波は、超音波送受波器2か
ら発射された超音波が第1図に示す経路j26゜2、、
/、、/、及びl、の順に伝播し、流動体中を通過する
ことなく一方の超音波送受波器1に到達する受信波、す
なわち同じ通過領域を逆方向に伝播する超音波信号波を
示す。
また、第2図(1)のN−2の波は、超音波が第1図に
おける配管3の上側の管壁部分から一度流動体4内に漏
洩し、流動体4中を伝播して配管部3における下側の管
壁部分に入射し、同管壁部分を伝播しながら再度流動体
4内へ漏洩伝播して配管部3の上側の管壁部分に入射し
、続いて上側の管壁部分を伝播して超音波送受波器2に
到達する波を示す。すなわち、N=2の波は流動体中の
伝播行程が2行程となる受信波を示す。一方、同図(2
)におけるN−2の波は、流動体中を第1図(1)にお
けるN−2の波の逆方向を伝播する伝播工程が2行程の
受信波を示す。
同様に、N=−4の波は、流動体中の経路が4行程とな
る受信波を示す。
この内、上流側の超音波送受波器lから下流側に向けて
超音波を発射した場合に下流側の超音波送受波器2に受
信される各受信波の伝播時間td(d=1. 2. 4
、……)は、第1図においては次式で表わされる。
ta = ((L−ND−tan θ)/Vp)+((
ND/cog θ) / (C+V−sin θ)〕+
τ、+τ2          ・・・・・・■θ=s
in −’ (C/Vp )         ・・・
・・・■但し、L:超音波送受波器相互間の間隔N:流
動体中の伝播行程数(往復の場合はN==2となる) vg :配管部を伝播する超音波の群速度v、:配管部
を伝播する超音波の位相速度θ :第1図に示す超音波
の漏洩伝播角τ寡、τ: :超音波が超音波送受波器内
を通過するのに要する時間 一方、下流側の超音波送受波器2がら上流側に向けて超
音波が発射された場合に上流側の超音波送受波器1に受
信される受信波の全伝播時間tu(u−1,3,5,・
・・・・・)は、式■■と同様に次式で表わされる。
tu”” ((L−ND−tan θ)/Vp)+C(
ND/cos θ) / (C−V −5in θ)〕
+τ1 +τ2          ・・・・+―■但
し、L、N、Vp、Vp、  θ及びτ8.τ2は、式
■■の場合と同じ。
これらの受信波は、N−0,N=2.N−4(7)順で
受信回路部12及び信号選択手段13Aを介して計時手
段13でそれぞれ計時されたのち、その伝播時間に係る
情報が第1のメモリ14へ送られるようになっている。
次に、流動体中経路の行程がM行程具なる2つの受信波
の伝播時間差Δt6.Δtuは、Δta = (MD−
tanθ/V9 ) +((MD/cosθ) / C
C+V−sinθ)〕・・・・・・■ Δtu==(−MD−tanθ/V9 ) +((MD
/cosθ) / (C−V −5in θ)〕・・・
・・・■ ここで、M−2の場合、第2図との関係では、Δtd”
2 ta = tz −t+ = ta   tzΔL
u −2Lg =t3−tl =L5   I3となる
この式■■の演算は時間差算定手段15で行われ、その
結果が第2のメモリ16に記憶されるようになっている
。この式■■より、流動体の音速Cは、次式■の根とし
て算出し得る。
f +(Vp 、Vg 、Δtul  Δt、、C)”
 (1+α■、” )C’   (2Vp Vs ”α
vp ” Vg ” )C” +Vp冨v、t=0  
              ・・・・・・■α=(Δ
1u+Δta )” /4M” D”かかる弐〇の演算
は、第1演算部17で行われ、その結果が第2のメモリ
16へ送られ、同時に表示手段18で表示されるように
なっている。
この第2のメモリ16は、音速Cのデータを入力すると
直ちに他の記憶されている全データ、即ち配管3の超音
波の位相速度■、および群速度■、と、伝播時間差に係
る2つのデータΔt4およびΔtuとともに、音速Cの
データを再び第2演算部17へ送り込むようになってい
る。この場合、第2演算部17では、下式の演算が行わ
れる。
V−r、(v、、Vp、At1J、Δt、、C)= (
Vp−(c” /v、))  ・(Δ1u−Δta)/
(Δta+Δ111)・・・・・・■′ これによって、当該配管3内の流動体4の流速が直ちに
算定され、その結果が表示手段18へ送られる。表示手
段18では、この流速データとともに当該流速データに
基づいてこれを流量に変換表示するようになっている。
すなわち、超音波送受波器1および2で受信されるN−
0,2又はN−2,4の各受信波の到達時間を計時しそ
の差(例えばN−0とN=2の時間差)を求めることに
より、配管3の管壁部の位相速度■、と群速度Vpとが
判明していると、配管部3内の流動体4の音速Cを、更
には流速および流量をリアルタイムで直ちに且つ高精度
に算定表示することができる。
ここで、配管3の管壁部を伝播する超音波の位相速度V
pと群速度Vpを求める場合の動作原理について説明す
る。
まず、第3図に、超音波送受波器1のクサビ部材IAと
超音波振動子IBとを示す・このクサビ部材IAは、断
面が台形状をなし、その一方の斜面1aに超音波振動子
IBが固着されている。また、他方の斜面ICは、超音
波振動子IBから発信された超音波が入射面1bで反射
してクサビ部材IA内を伝播する場合の当該伝播経路に
直交する面を構成するようになっている。このため、ク
サビ部材IA内を伝播する内部反射波は、超音波振動子
IBに戻るようになっている。I21+’1′は、その
場合の伝播経路及び距離を示す。
従って、この時のクサビ部材IA内の超音波の伝播時間
T0を測定することにより、クサビ部材IA内の音速C
2は次式によって算出し得る。
C,−2(at +1.’ )/To    ・・・・
・・■また、クサビ部材IAの音速C2と配管部3を伝
播する超音波の位相速度Vpとの間には、次式の関係が
ある。
Vp−Cp/sin θ1         ・・・・
・・■但し、θi :入射角(第3図参照) さらに、第1図に示す如く、2つの超音波送受波器1.
2の超音波入射点相互間の距離をLとし、超音波振動子
IBから発信された超音波が配管3の管壁を伝播して超
音波振動子2Bに到達する場合の伝播時間をTとすると
、配管3の管壁部を伝搬する超音波の群速度Vpは、次
式で表わされる。
Vg −L/ (T  To(ffi+ / C1+ 
+11’ ))・・・・・・■〕 となる、ここで、L、It、、l、’は幾何学的に求ま
る数値であることから、結局、弐〇における伝播時間T
およびToを計時し当該式■を演算することにより、必
要とする配管3の管壁部の群速度を極く容易に算定する
ことができる。この群速度及び位相速度の演算は、信号
処理部20の第1演算部13Bでとり行われる。
前記受信回路部12で受信される信号は、信号選択手段
13Aを介して計時手段13へ送られ、ここで伝播時間
の計時が行われたのち信号処理部20にて所定の信号処
理がなされる。この信号処理部20は、第1のメモリ1
4と1時間差算定手段15と、第2のメモリ16と、音
速及び流速を演算する第2演算部17とを有し、更に前
記計時手段13と第2のメモリ16との間に第1演算部
13Bを備えた構成となっている。この信号処理部20
では、配管部3の位相速度v29群速度Vl+配管3内
の流動体の音速Cおよび当該流動体の流速V等が後述す
るように演算される。この信号処理部20における演算
結果は、表示手段18で表示されるようになっている。
この信号処理部20及び前述した計時手段13等の各電
気系は、それぞれ主制御部30によって駆動制御される
ようになっている。゛ この主制御部30は回路全体の動作のタイミングを一致
させるための全体的な駆動制御信号を出力するほか、測
定時の配管における超音波位相速度を求める第1の制御
機能と、同じ(配管3の超音波群速度を求める第2の制
御機能と、配管内流動体の音速を求める第3の制御機能
とを有している。主制御部30のこれらの制御機能は、
本実施例では測定条件設定部30Aを用いてオペレータ
により外部指令によって切換えられるようになっている
次に、上記実施例の全体的な動作について説明する。
まず最初に、配管3の外面で当該配管の中心線に沿って
配管3の上流側と下流側にそれぞれ超音波送信受波器1
.2を固定装備する。次に、主制御部30の第1の制御
機能を稼働させ、回路全体を配管3の管壁部分における
位相速度Vpの測定状態(位相速度測定モード)に設定
する。回路全体がこの位相速度測定モードに設定される
と、他方の超音波送受波器2が送受信切換部10から電
気的に切離され、これによって一方の超音波送受波器1
のみが送信動作と受信動作とを行うように設定される(
なお、一方の超音波送受波器1の代りに他方の超音波送
受波器2を使用してもよい)。
第4図はこの場合の送受信信号の伝送状態を示すもので
、発信回路部11から送信された送信信号T R+ は
、超音波送受波器1及び受信回路部12へ同時に送られ
、また超音波送受波器1からの内部反射波RE、も受信
回路部12へ送られる。この各信号TR,、RE、は、
信号選択手段13Aを通過して計時手段13へ送られ、
ここでその時間差T0が計時され、その時間データが第
1演算部13Bへ送られる。第1演算部13Bでは、測
定時間T0に基づいて式■及び式■の演算が行われ、そ
の結果が第2のメモリ16に記憶されるとともに表示手
段18に表示されるようになっている。
次にオペレータによって主制御部30の第2の制御機能
が稼働されると、回路全体が配管3の群速度測定モード
に設定される。
この場合、一方の超音波送受波器1が送信動作をなし他
方の超音波送受波器2が受信動作をなす。
すなわち、送信信号TR,と受信信号RE tとは第5
図の如く伝送される。この各信号TR,。
RE、は、信号選択手段13Aを通過して計時手段13
へ送られ、ここでT RIとRE、の波の時間差が計時
され、その時間データが第1演算部13Bへ送られる。
第1演算部13Bでは、測定時間T、に基づいて式■の
演算が行われ、その結果求まる群速度v1が、位相速度
Vpの時と同様に第2のメモリ16に記憶され、同様に
表示手段18に表示されるようになっている。
続いて、オペレータによる入力指令によって主制御部3
0の第3の制御機能が稼働されると、回路全体が配管部
3の内部を流動する液体の音速測定モードに設定される
。この内部流動体の音速測定モードにおいては、前述し
た式■及び式■の’4+  tllが第2図のtIn 
 t!*  tIn ・・・・・・の時間経過とともに
具体的に測定される。第6図(1)の場合は、t4が測
定される。具体的には、例えばTR,を基準としてN−
0,N−2,N−4の場合の各受信信号REtの受信時
間”++”2+t4が測定され、受信回路部12で増幅
された後、信号選択手段13Aへ送られる。この信号選
択手段13Aでは、入力信号の内、主制御部30の指令
に基づいて例えばN=0とN=2の受信信号を選択して
計時手段13へ送り出すようになっている。計時手段1
3では、二つの入力信号の時間C++jzを計時してそ
の時間データを時間差算定手段15へ出力する。この時
間差算定手段15では直ちにtlとt2の時間差Δ1.
を算定し第2のメモリ16へ記憶させるようになってい
る。
このΔLa  (式■)の算定及び記憶動作が完了する
と、送受信切換部10は直ちに第6図(2)に示す如く
他方の超音波送受波器2を送波器とし一方の超音波送受
波器1を受波器に設定して前述したΔt4の場合と同様
の測定を行い、2つの受信波の伝播時間(例えばt、と
ts)の差Δ1.を求め、同様にしてこれを第2のメモ
リ16へ記憶させる。
第2のメモリ16では、このΔ1.及びΔt。
が入力されると、これらとともに予め記憶されている配
管3の超音波の位相速度Vp及び群速度Vpに係るデー
タを第2演算部17へ出力する。
この第2演算部17では、これらの入力データに基づい
て弐〇を演算し、その結果得られる配管3内の流動体の
音速Cをリアルタイムで表示手段18へ出力するととも
に、前述した如く直ちに弐〇′の演算を行って流速を算
定した後、その流速データを表示手段18へ出力するよ
うになっている。
なお、上記実施例においては、Δtd及びΔtuの算出
に際し第2図の受信波の内、N=0とN=2を採用した
場合を例示したが、N−2とN=4の場合であっても全
く同等である。また、上記実施例においては、とくに配
管部3の超音波の位相速度Vpと群速度VpとをΔt6
及びΔ1uに先だって求める場合を例示したが、これら
は逆の順序であってもよい。また、上記実施例では、オ
ペレータの入力指令によって主制御部30の第1.第2
及び第3の制御機能が稼働する場合を例示したが、これ
らの制御機能は、逐次、自動的に稼働するものであって
もよい。さらに、本発明は、配管3内の液体の音速測定
が高精度に可能であることから、例えば水のように液体
の温度と音速との関係が詳細に知られている場合には、
これに対応する液体の温度変化も高精度に測定するもの
についても応用することができる。
次に他の実施例を第7図ないし第8図に基づいて説明す
る。
この第7図の実施例は、図示の如く他方の超音波送受波
器2を配管3の反射側(超音波送受波器1に対して)に
装着したものである。第8図は、この場合に得られる受
信波を示す。
このようにしても、前述した群速度vgを第1図の手法
によって予め測定しておくことにより、前述した第1図
の場合と全く同様の作用効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成され機能するので、これによ
ると、配管内の液体等の流動体の流速を、当該流動体に
当接することなく、また当該流動体の音速が全く不明で
あっても高精度に測定することができるという従来に全
くない優れた超音波流速測定方法およびその装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図(
1) (21(3)は第1図の音速測定モード時に受信
される受信信号等を示す説明図、第3図は第1図の超音
波送受波器の詳細説明図、第4図ないし第6図(1) 
(21は各々第1図の動作説明図、第7図ないし第8図
は各々他の実施例を示す説明図、第9図は従来例を示す
説明図である。 1.2・・・・・・超音波送受波器、3・・・・・・配
管部、4・・・・・・配管内の流動体、10・・・・・
・送受信切換部、11・・・・・・発信回路部、12・
・・・・・受信回路部、13A・・・・・・信号選択手
段、13・・・・・・計時手段ミ13B・・・・・・第
1演算部、15・・・・・・時間差算定手段、16・・
・・・・第2のメモリ、17・・・・・・第2演算部、
18・・・・・・表示手段、30・・・・・・主制御部
、30A・・・・・・測定条件設定部。 特許出願人  株式会社 東 京 計 器第1図 /、2・−B口赳受鱒 J−−一配奮部 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図(1) 第6図(Z) 第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、超音波の伝播線上に沿って配管の上流側と下流
    側にそれぞれ超音波送受波器を固定装備したのち、当該
    配管の外壁から超音波を交互に斜入射させて測定時にお
    ける管壁部分の超音波による位相速度V_pと群速度V
    _qとを測定し、これらの測定に相前後して、前記上流
    側から下流側へまたは下流側から上流側へ各々発振され
    る超音波がそれぞれ管壁内もしくは管内流動体を伝播し
    て受信されるまでの時間と、それより流動体内をN行程
    (N=2、4、6、……)多く経て受信されるまでの時
    間との差Δt_u、Δt_dをそれぞれ測定し、 これらの測定値に基づいて予め特定された所定の関数す
    なわち、 f_1(V_p、V_q、Δt_u、Δt_d、C)=
    0を演算することにより、管内流動体の音速cを算定し
    、 次に、この演算により特定されるリアルタイムの音速C
    と前記各測定値V_p、V_q、Δt_u、Δt_dと
    に基づいて他の関数すなわち、 V=f_2(V_p、V_q、Δt_u、Δt_d、C
    )を演算して管内流動体の流速Vを算定することを特徴
    とした超音波流速測定方法。
  2. (2)、超音波の伝播線上に沿って配管の上流側と下流
    側にそれぞれ配設される超音波送受波器と、この二つの
    超音波送受波器に発信回路部と受信回路部とを必要に応
    じて交互に切換接続する送受信切換部とを有し、 前記受信回路部に、前記超音波送受波器の内の上流側か
    ら下流側へまたは下流側から上流側へ発信される超音波
    がそれぞれ管壁内もしくは管内流動体内を伝播して受信
    されるまでの伝播時間と流動体内をそれよりN行程(但
    し、N=2、4、6、……)多く経て受信される伝播時
    間とをそれぞれ測定する計時手段と、この計時手段にて
    測定される同一方向の二つの受信波の到達時間差を算定
    する時間差算定手段と、この時間差算定手段の出力を記
    憶する記憶手段とを設け、この記憶手段には前記管壁部
    分の当該流速測定時における使用超音波の位相速度及び
    群速度を測定し記憶せしめるとともに、この記憶手段の
    出力情報に基づいて所定の演算を行い管内流動体の音速
    を特定する音速演算手段と、この音速演算手段及び前記
    記憶手段の各出力情報に基づいて所定の演算を行い管内
    流動体の流速を特定する流速演算手段とを設けたことを
    特徴とする超音波流速測定装置。
JP62066819A 1987-03-20 1987-03-20 超音波流速測定方法およびその装置 Granted JPS63233324A (ja)

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