JPS63226268A - 冷凍食品を電子レンジにより解凍調理する方法およびそのための冷凍食品のリテイナ− - Google Patents
冷凍食品を電子レンジにより解凍調理する方法およびそのための冷凍食品のリテイナ−Info
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- JPS63226268A JPS63226268A JP62058881A JP5888187A JPS63226268A JP S63226268 A JPS63226268 A JP S63226268A JP 62058881 A JP62058881 A JP 62058881A JP 5888187 A JP5888187 A JP 5888187A JP S63226268 A JPS63226268 A JP S63226268A
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Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、冷凍食品の電子レンジによる解凍調理に関し
、詳しくは、電子レンジにおける冷凍食品の均一な加熱
による解凍調理に関し、さらに詳しくは、冷凍食品を水
平方向に回転するターンテーブルを有しない電子レンジ
における冷凍食品の均一な加熱による解凍調理に関する
。
、詳しくは、電子レンジにおける冷凍食品の均一な加熱
による解凍調理に関し、さらに詳しくは、冷凍食品を水
平方向に回転するターンテーブルを有しない電子レンジ
における冷凍食品の均一な加熱による解凍調理に関する
。
本発明による冷凍食品の解凍調理は、ターンテーブルを
有しない電子レンジによる冷凍食品の解凍調理に好適で
あり、外食産業における予備調理された冷凍食品を、タ
ーンテーブルを有しない高出力の電子レンジにおいて、
解凍調理するのに好適であって、外食産業において効率
的に利用される。
有しない電子レンジによる冷凍食品の解凍調理に好適で
あり、外食産業における予備調理された冷凍食品を、タ
ーンテーブルを有しない高出力の電子レンジにおいて、
解凍調理するのに好適であって、外食産業において効率
的に利用される。
電子レンジによって食品を加熱して、調理すること、お
よび調理した食べ物を温めることは、広く行なわれてい
る。電子レンジによる加熱は、誘電加熱であって、食品
の加熱は食品に含まれる水分の誘電加熱によって行なわ
れる。
よび調理した食べ物を温めることは、広く行なわれてい
る。電子レンジによる加熱は、誘電加熱であって、食品
の加熱は食品に含まれる水分の誘電加熱によって行なわ
れる。
水には、固相の状態にある水と液相の状態にある水の状
態があるが、それぞれの状態における誘電加熱係数〔（
誘電系）×（誘電力率）〕は、液相の状態にある水が１
１．５５であるのに対して、固相の状態にある水が０．
００３であって、液相の状態にある水は、電子レンジの
マイクロ波によって非常に速く加熱されるのに対して、
固相の状態にある水は、それ程速く加熱されない。
態があるが、それぞれの状態における誘電加熱係数〔（
誘電系）×（誘電力率）〕は、液相の状態にある水が１
１．５５であるのに対して、固相の状態にある水が０．
００３であって、液相の状態にある水は、電子レンジの
マイクロ波によって非常に速く加熱されるのに対して、
固相の状態にある水は、それ程速く加熱されない。
冷凍食品を電子レンジにおけるマイクロ波で加熱する場
合、冷凍食品に強く加熱された部分とそれ程強く加熱さ
れない部分を生じる加熱ムラを生じると、冷凍食品の強
く加熱された部分では、それ程強く加熱されない部分よ
りも早く、氷から水を生成するが、水は水よりも速く加
熱されるので、これにより生じる加熱ムラは、より著る
しいものになる。さらに水が水に変態をするには、８０
力ロリー／１ｇの融解熱を必要とするが、この水の８０
力ロリー／１ｇの熱量は、０６ｃの水を８０°Ｃの水に
昇温するのに必要な熱量に相当するから、電子レンジに
よる冷凍食品の加熱において生じた加熱ムラは著るしく
増幅されたものになる。
合、冷凍食品に強く加熱された部分とそれ程強く加熱さ
れない部分を生じる加熱ムラを生じると、冷凍食品の強
く加熱された部分では、それ程強く加熱されない部分よ
りも早く、氷から水を生成するが、水は水よりも速く加
熱されるので、これにより生じる加熱ムラは、より著る
しいものになる。さらに水が水に変態をするには、８０
力ロリー／１ｇの融解熱を必要とするが、この水の８０
力ロリー／１ｇの熱量は、０６ｃの水を８０°Ｃの水に
昇温するのに必要な熱量に相当するから、電子レンジに
よる冷凍食品の加熱において生じた加熱ムラは著るしく
増幅されたものになる。
一方において、偏平な形状の包装食品の周縁部にアルミ
ニウム箔を置き、マイクロ波で加熱したときの包装食品
の周縁部の過熱を防止することが提案されている。（実
願昭５７−８５４５２号）本発明者は、食品の冷凍加工
、調理加工などの製造技術について永年研究を続１フて
いるが、冷凍食品の電子レンジにおける加熱によって冷
凍食品を解凍調理するときに、加熱ムラを生じることが
多いが、冷凍食品を、内壁の側壁面の全面にアルミニウ
ム箔を貼り付けたリテイナーに入れ、これを電子レンジ
において加熱すると、加熱ムラを生じることの少ないこ
とを見出し、さらに冷凍食品を入れたこのリテイナーを
電子レンジの加熱室における適度の高さに保持すると、
その加熱ムラがより小さくなることを見出し、これらの
知見に基づいて本発明に到達した。
ニウム箔を置き、マイクロ波で加熱したときの包装食品
の周縁部の過熱を防止することが提案されている。（実
願昭５７−８５４５２号）本発明者は、食品の冷凍加工
、調理加工などの製造技術について永年研究を続１フて
いるが、冷凍食品の電子レンジにおける加熱によって冷
凍食品を解凍調理するときに、加熱ムラを生じることが
多いが、冷凍食品を、内壁の側壁面の全面にアルミニウ
ム箔を貼り付けたリテイナーに入れ、これを電子レンジ
において加熱すると、加熱ムラを生じることの少ないこ
とを見出し、さらに冷凍食品を入れたこのリテイナーを
電子レンジの加熱室における適度の高さに保持すると、
その加熱ムラがより小さくなることを見出し、これらの
知見に基づいて本発明に到達した。
本発明の目的は、冷凍食品を電子レンジにより加熱して
、解凍調理する方法を提供することにあり、詳しくは、
冷凍食品を電子１ノンジにより、加熱ムラを生じること
なく、均一に加熱して、冷凍食品を一様に解凍調理する
方法を提供することにある。
、解凍調理する方法を提供することにあり、詳しくは、
冷凍食品を電子１ノンジにより、加熱ムラを生じること
なく、均一に加熱して、冷凍食品を一様に解凍調理する
方法を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、電子レンジにより冷凍食品
を、加熱ムラを生じることなく、均一に解凍調理するこ
とができる冷凍食品のリテイナーを提供することにある
。
を、加熱ムラを生じることなく、均一に解凍調理するこ
とができる冷凍食品のリテイナーを提供することにある
。
本発明は、電子レンジにおける加熱により冷凍食品を解
凍調理するに際して、冷凍食品を、内壁の全側壁面をマ
イクロ波を透過することなく、反射する材料で被覆し、
マイクロ波を透過する材料でつくられたリテイナーに入
れて、冷凍食品を均一に加熱し、それによって冷凍食品
を解凍調理することを特徴とする冷凍食品を解凍調理す
る方法である。
凍調理するに際して、冷凍食品を、内壁の全側壁面をマ
イクロ波を透過することなく、反射する材料で被覆し、
マイクロ波を透過する材料でつくられたリテイナーに入
れて、冷凍食品を均一に加熱し、それによって冷凍食品
を解凍調理することを特徴とする冷凍食品を解凍調理す
る方法である。
本発明による冷凍食品の電子レンジにおける加熱におい
て、リテイナーの内壁の全側壁面を被覆するマイクロ波
を透過することなく、反射する材料は、アルミニウム箔
またはアルミニウム板を使用することができ、リテイナ
ーを構成する材料は、発泡ポリスチロール、アクリル初
詣、ポリカーボネートまたはポリ四フッ化エチレンなど
の誘電率の低いプラスチックス、ガラスあるいはセラミ
ックスなどを使用することができ、またリテイナーは、
その下面に、リテイナーに入れた冷凍食品を均一に加熱
するのに充分な位置に保持するのに必要な高さの脚部を
取り付けたものを使用することができ、さらに冷凍食品
は、マイクロ波を透過する材料、たとえば、ポリエステ
ルのフィルムによって包装されたものとすることができ
、さらにまた冷凍食品を加熱する電子レンジは、被加熱
食品を水平方向に回転するターンテーブルを有しない高
出力のものを使用することができる。
て、リテイナーの内壁の全側壁面を被覆するマイクロ波
を透過することなく、反射する材料は、アルミニウム箔
またはアルミニウム板を使用することができ、リテイナ
ーを構成する材料は、発泡ポリスチロール、アクリル初
詣、ポリカーボネートまたはポリ四フッ化エチレンなど
の誘電率の低いプラスチックス、ガラスあるいはセラミ
ックスなどを使用することができ、またリテイナーは、
その下面に、リテイナーに入れた冷凍食品を均一に加熱
するのに充分な位置に保持するのに必要な高さの脚部を
取り付けたものを使用することができ、さらに冷凍食品
は、マイクロ波を透過する材料、たとえば、ポリエステ
ルのフィルムによって包装されたものとすることができ
、さらにまた冷凍食品を加熱する電子レンジは、被加熱
食品を水平方向に回転するターンテーブルを有しない高
出力のものを使用することができる。
本発明は、冷凍食品を収容するのに充分な深さを有し、
その内壁の全側壁面が、マイクロ波を透過することなく
、反射する材料により被覆された冷凍食品の収容部を有
し、マイクロ波を透過する材料により構成されたことを
特徴とする冷凍食品の電子レンジによる加熱用のリテイ
ナーである。
その内壁の全側壁面が、マイクロ波を透過することなく
、反射する材料により被覆された冷凍食品の収容部を有
し、マイクロ波を透過する材料により構成されたことを
特徴とする冷凍食品の電子レンジによる加熱用のリテイ
ナーである。
本発明の冷凍食品の電子レンジによる加熱用のリテイナ
ーにおいて、その冷凍食品の収容部の内壁の全側壁面を
被覆するマイクロ波を透過することなく、反射する材料
は、アルミニウム箔またはアルミニウム板を使用するこ
とができ、またそのリテイナーを構成するマイクロ波を
透過する材料は、発泡ポリスチロール、アクリル樹脂、
ポリカーボネートまたはポリ四フッ化エチレンなどの誘
ｉ１［の低いプラスチックス、ガラスあるいはセラミッ
クスなどを使用することができる。
ーにおいて、その冷凍食品の収容部の内壁の全側壁面を
被覆するマイクロ波を透過することなく、反射する材料
は、アルミニウム箔またはアルミニウム板を使用するこ
とができ、またそのリテイナーを構成するマイクロ波を
透過する材料は、発泡ポリスチロール、アクリル樹脂、
ポリカーボネートまたはポリ四フッ化エチレンなどの誘
ｉ１［の低いプラスチックス、ガラスあるいはセラミッ
クスなどを使用することができる。
本発明の冷凍食品の電子レンジによる加熱用のリテイナ
ーは、その下面に、冷凍食品の電子レンジにおける加熱
中に、冷凍食品を、加熱ムラを生じることなく、均一に
加熱するのに充分な高さを維持するのに必要な脚部を取
り付けることができる。
ーは、その下面に、冷凍食品の電子レンジにおける加熱
中に、冷凍食品を、加熱ムラを生じることなく、均一に
加熱するのに充分な高さを維持するのに必要な脚部を取
り付けることができる。
第１図は、本発明の電子レンジによる冷凍食品の解凍調
理に使用するリテイナーの実施の一例の斜視図であり、
第２図は、冷凍食品を収容した状態のリテイナ−の実施
の一例の一部切欠側面図であり、そして第３図は、リテ
イナーを電子レンジの加熱室に入れた状態の電子レンジ
の加熱室の内部の側面図であって、第３図は、本発明の
実施の一例の加熱室の状態を示す。
理に使用するリテイナーの実施の一例の斜視図であり、
第２図は、冷凍食品を収容した状態のリテイナ−の実施
の一例の一部切欠側面図であり、そして第３図は、リテ
イナーを電子レンジの加熱室に入れた状態の電子レンジ
の加熱室の内部の側面図であって、第３図は、本発明の
実施の一例の加熱室の状態を示す。
】は冷凍食品のリテイナーであって、その上部は側壁３
によって区画され、冷凍食品６の収容部２を形成し、側
壁３の収容部２の内壁面は、マイクロ波を透過すること
なく、反射する材料４によって被覆される。５はリテイ
ナ−１の下面の脚部であり、モして６は冷凍食品である
。１０は電子レンジの加熱室であり、１１は加熱室】０
の床面のアンテナであり、また１２は加熱室１０の天井
面のアンテナであって、マイクロ波はアンテナ１１およ
び１２から加熱室１０全体に放射される。そして１３は
電子レンジの被加熱物を置くガラストレーである。
によって区画され、冷凍食品６の収容部２を形成し、側
壁３の収容部２の内壁面は、マイクロ波を透過すること
なく、反射する材料４によって被覆される。５はリテイ
ナ−１の下面の脚部であり、モして６は冷凍食品である
。１０は電子レンジの加熱室であり、１１は加熱室】０
の床面のアンテナであり、また１２は加熱室１０の天井
面のアンテナであって、マイクロ波はアンテナ１１およ
び１２から加熱室１０全体に放射される。そして１３は
電子レンジの被加熱物を置くガラストレーである。
本発明により冷凍食品を解凍調理するには、冷凍食品６
をリテイナ−１の収容部２に収容し、冷凍食品６を収容
したリテイナ−１を電子レンジの加熱室１０のガラスト
レー１３の上に置き、アンテナ１１および１２からマイ
クロ波を′Ｍ射して、リテイナ−１の収容部２に収容さ
れた冷凍食品６を加熱し、それによって冷凍食品６を解
凍調理する。
をリテイナ−１の収容部２に収容し、冷凍食品６を収容
したリテイナ−１を電子レンジの加熱室１０のガラスト
レー１３の上に置き、アンテナ１１および１２からマイ
クロ波を′Ｍ射して、リテイナ−１の収容部２に収容さ
れた冷凍食品６を加熱し、それによって冷凍食品６を解
凍調理する。
リテイナ−１は、ここに収容する冷凍食品６が上部に突
出することがない深さを有し、収容部２を区画する側壁
３の内壁面は、マイクロ波を透過することなく、反射す
る材料４によって被覆される。収容部２に冷凍食品６を
収容したリテイナー１を電子レンジの加熱室１０におい
て加熱するときに、収容部２の冷凍食品６は、上下方向
から進入するマイクロ波によって加熱されるが、電子レ
ンジの加熱室ｌＯの壁面に反射して水平方向からリテイ
ナ−１に進入するはずのマイクロ波は、側壁３の内壁面
を被覆する、マイクロ波を透過することなく、反射する
材料４によって反射するから、リテイナ−１の収容部２
にまで届かない。もしも、この収容部２を区画する側壁
３の内壁面を被覆する、マイクロ波を透過することなく
、反射する材ａ４がなかったならば、収容部２の冷凍食
品６の周縁部は、上下方向から進入するマイクロ波と水
平方向から進入するマイクロ波の双方によって加熱され
るはすであるから、上下方向から進入するマイクロ波だ
けによって加熱される冷凍食品６の中心部より速く昇温
し、そのために冷凍食品６は加熱ムラを生じるはずであ
るが、リテイナーｌの（Ｉｆ） 収容部２を区画する側壁３の内壁面は、マイクロ波を透
過することなく、反射する材料４によって被覆され、そ
れによって水平方向から進入するマイクロ波を遮断する
から、収容部２に収容された冷凍食品６は、その全体が
上下方向から進入するマイクロ波だけによって加熱され
、それによってその全体が均一に加熱されるのである。
出することがない深さを有し、収容部２を区画する側壁
３の内壁面は、マイクロ波を透過することなく、反射す
る材料４によって被覆される。収容部２に冷凍食品６を
収容したリテイナー１を電子レンジの加熱室１０におい
て加熱するときに、収容部２の冷凍食品６は、上下方向
から進入するマイクロ波によって加熱されるが、電子レ
ンジの加熱室ｌＯの壁面に反射して水平方向からリテイ
ナ−１に進入するはずのマイクロ波は、側壁３の内壁面
を被覆する、マイクロ波を透過することなく、反射する
材料４によって反射するから、リテイナ−１の収容部２
にまで届かない。もしも、この収容部２を区画する側壁
３の内壁面を被覆する、マイクロ波を透過することなく
、反射する材ａ４がなかったならば、収容部２の冷凍食
品６の周縁部は、上下方向から進入するマイクロ波と水
平方向から進入するマイクロ波の双方によって加熱され
るはすであるから、上下方向から進入するマイクロ波だ
けによって加熱される冷凍食品６の中心部より速く昇温
し、そのために冷凍食品６は加熱ムラを生じるはずであ
るが、リテイナーｌの（Ｉｆ） 収容部２を区画する側壁３の内壁面は、マイクロ波を透
過することなく、反射する材料４によって被覆され、そ
れによって水平方向から進入するマイクロ波を遮断する
から、収容部２に収容された冷凍食品６は、その全体が
上下方向から進入するマイクロ波だけによって加熱され
、それによってその全体が均一に加熱されるのである。
リテイナ−１は、その下面にリテイナ−１の収容部２を
電子レンジ４の加熱室１０内の適当な高さを保持するの
に必要な高さの脚部５を有するが、リテイナ−１の収容
部２を電子レンジの加熱室１０において保持することを
必要とする高すは、電子レンジの個々において固有のも
のであるから、脚部５の高すは、電子レンジ毎に実験的
に求めるべきである。しかしながら、実施例および比較
例の考察に述べるとおり、脚部５の変動に起因して生じ
る冷凍食品６の加熱ムラは、それ程大きいものではない
。
電子レンジ４の加熱室１０内の適当な高さを保持するの
に必要な高さの脚部５を有するが、リテイナ−１の収容
部２を電子レンジの加熱室１０において保持することを
必要とする高すは、電子レンジの個々において固有のも
のであるから、脚部５の高すは、電子レンジ毎に実験的
に求めるべきである。しかしながら、実施例および比較
例の考察に述べるとおり、脚部５の変動に起因して生じ
る冷凍食品６の加熱ムラは、それ程大きいものではない
。
マイクロ波を透過することなく、反射する材料４は、こ
こに示した性能を有するものであれば、いかなるもので
あっても、これを使用することができるが、アルミニウ
ム箔またはアルミニウム板を使用するのが簡便かつ経済
的である。リテイナー１の本体、側壁３および脚部５を
構成する材料は、マイクロ波を透過する材料であれば、
いかなるものであっても、これを使用することができる
が、発泡ポリスチロール、アクリル樹脂、ポリカーボネ
ートまたはポリ四フッ化エチレンあるいはポリエステル
を使用するのが好ましい。しかしながら、側壁３だけは
、マイクロ波を透過することなく、反射する材料によっ
て構成することができ、側壁３を、マイクロ波を透過す
ることなく、反射する材料により構成した場合は、その
内壁面のマイクロ波を透過することなく、反射する材料
４による被覆を省略することができる。
こに示した性能を有するものであれば、いかなるもので
あっても、これを使用することができるが、アルミニウ
ム箔またはアルミニウム板を使用するのが簡便かつ経済
的である。リテイナー１の本体、側壁３および脚部５を
構成する材料は、マイクロ波を透過する材料であれば、
いかなるものであっても、これを使用することができる
が、発泡ポリスチロール、アクリル樹脂、ポリカーボネ
ートまたはポリ四フッ化エチレンあるいはポリエステル
を使用するのが好ましい。しかしながら、側壁３だけは
、マイクロ波を透過することなく、反射する材料によっ
て構成することができ、側壁３を、マイクロ波を透過す
ることなく、反射する材料により構成した場合は、その
内壁面のマイクロ波を透過することなく、反射する材料
４による被覆を省略することができる。
また本発明による冷凍食品の電子レンジによる解凍調理
に使用する電子レンジは、被加熱物を水平方向に回転す
るターンテーブルを有する家庭用の電子レンジまたはこ
のターンテーブルを有しない業務用の電子レンジのいず
れであっても、これを使用することができるが、ターン
テーブルを有しない業務用の高出力の電子レンジを使用
したときに、著るしい効果を発揮する。
に使用する電子レンジは、被加熱物を水平方向に回転す
るターンテーブルを有する家庭用の電子レンジまたはこ
のターンテーブルを有しない業務用の電子レンジのいず
れであっても、これを使用することができるが、ターン
テーブルを有しない業務用の高出力の電子レンジを使用
したときに、著るしい効果を発揮する。
さらに本発明により解凍調理される冷凍食品は、マイク
ロ波を透過する材料、たとえばポリエステルのフィルム
により包装されたものであってもよい。
ロ波を透過する材料、たとえばポリエステルのフィルム
により包装されたものであってもよい。
実施例
ポリエステルフィルムにより包装した冷凍ピラフ（２７
０Ｊｉｌ）２袋を、５０＋＋ｍの高すの脚部５を取り付
け、収容部２の側壁３の内壁面をアルミニウム箔で被覆
した発泡ポリスチロールのリテイナー〔収容部２の寸法
： １２？＋ｍ （ｌｔＧ） Ｘ １８０ｍｍ （長す
）×２５１１ＩＩＩ＋（深す）〕の収容部２に収容し、
このリテイナーを、ターンテーブルを有しない業務用の
電子レンジ（ＭＲ−１４００、日立社製品、加熱室の寸
法： ３６５ ｍｍ （Ｉｌｉｉ） Ｘ ４０５ ｍ＋
Ｉ＋（奥行）Ｘ２４５朋（高す）、マイクロ汲出カニ
１４００ Ｗ／７００ Ｗ）に入れ、１４００Ｗの出力
において３分間加熱して、冷凍ピラフを解凍調理した。
０Ｊｉｌ）２袋を、５０＋＋ｍの高すの脚部５を取り付
け、収容部２の側壁３の内壁面をアルミニウム箔で被覆
した発泡ポリスチロールのリテイナー〔収容部２の寸法
： １２？＋ｍ （ｌｔＧ） Ｘ １８０ｍｍ （長す
）×２５１１ＩＩＩ＋（深す）〕の収容部２に収容し、
このリテイナーを、ターンテーブルを有しない業務用の
電子レンジ（ＭＲ−１４００、日立社製品、加熱室の寸
法： ３６５ ｍｍ （Ｉｌｉｉ） Ｘ ４０５ ｍ＋
Ｉ＋（奥行）Ｘ２４５朋（高す）、マイクロ汲出カニ
１４００ Ｗ／７００ Ｗ）に入れ、１４００Ｗの出力
において３分間加熱して、冷凍ピラフを解凍調理した。
解凍調理後のピラフは、全体が均一に加熱されていて、
直ちに食用に供することができるものであった。
直ちに食用に供することができるものであった。
比較例１ （リテイナーを使用しない例）実施例の発泡
ポリスチロールのリテイナーを使用することなく、それ
以外は実施例と同様にして、冷凍ピラフを解凍調理した
。
ポリスチロールのリテイナーを使用することなく、それ
以外は実施例と同様にして、冷凍ピラフを解凍調理した
。
３分間加熱後のピラフは、アンテナの直上部分が過熱に
より、乾燥に近い状態であるのに対して、それ以外のア
ンテナから外れた部分が適度に加熱調理された状態であ
る、という加熱ムラを生じていた。
より、乾燥に近い状態であるのに対して、それ以外のア
ンテナから外れた部分が適度に加熱調理された状態であ
る、という加熱ムラを生じていた。
比較例２ （リテイナーの収容部２の内壁のアルミニウ
ム箔のない場合に相当する例） 比較例１において、高す５０ＩＩＩ１１の周部を取り付
けたプラスチックストレーを電子レンジの加熱室に置き
、その上に冷凍ピラフを置き、比較例１と同様にして、
冷凍ピラフを解凍調理した。
ム箔のない場合に相当する例） 比較例１において、高す５０ＩＩＩ１１の周部を取り付
けたプラスチックストレーを電子レンジの加熱室に置き
、その上に冷凍ピラフを置き、比較例１と同様にして、
冷凍ピラフを解凍調理した。
３分間加熱後のピラフは、包装体の中心部分が適度に加
熱調理された状態であるのに対して、包装体の周縁部分
が過熱により乾燥に近い状態である、という加熱ムラを
生じていた。
熱調理された状態であるのに対して、包装体の周縁部分
が過熱により乾燥に近い状態である、という加熱ムラを
生じていた。
比較例３ （比較例２において、冷凍食品をアンテナか
ら遠くした例） 比較例１において、高す１００順の脚部を取り付けたプ
ラスチックストレーを電子レンジの加熱室に置き、その
上に冷凍ピラフを置き、比較例１と同様にして、冷凍ピ
ラフを解凍調理した。
ら遠くした例） 比較例１において、高す１００順の脚部を取り付けたプ
ラスチックストレーを電子レンジの加熱室に置き、その
上に冷凍ピラフを置き、比較例１と同様にして、冷凍ピ
ラフを解凍調理した。
３分間加熱後のピラフは、包装体の中心部分が適度に加
熱調理された状態であるのに対して、包装体の周縁部分
が過熱により乾燥に近い状態である、という加熱ムラを
生じていた。
熱調理された状態であるのに対して、包装体の周縁部分
が過熱により乾燥に近い状態である、という加熱ムラを
生じていた。
比較例４ （リテイナーの収容部をアンテナに近付けた
例） 実施例のリテイナーにおい°て、脚部５を取り外したも
のを使用し、それ以外は実施例と同様にして、冷凍ピラ
フを解凍調理した。
例） 実施例のリテイナーにおい°て、脚部５を取り外したも
のを使用し、それ以外は実施例と同様にして、冷凍ピラ
フを解凍調理した。
解凍調理後のピラフは、アンテナの直上部分が過熱によ
り乾燥に近い状態であるのに対して、それ以外のアンテ
ナから外れた部分は、加熱の不充分により、調理不足の
状態である、という加熱ムラを生じていた。
り乾燥に近い状態であるのに対して、それ以外のアンテ
ナから外れた部分は、加熱の不充分により、調理不足の
状態である、という加熱ムラを生じていた。
比較例５ （リテイナーの収容部をアンテナから遠く離
した例） 実施例のリテイナーにおいて、１００＋＋＋ｍの高すの
脚部を取り付けたものを使用し、それ以外は実施例と同
様にして、冷凍ピラフを解凍調理した。
した例） 実施例のリテイナーにおいて、１００＋＋＋ｍの高すの
脚部を取り付けたものを使用し、それ以外は実施例と同
様にして、冷凍ピラフを解凍調理した。
解凍調理後のピラフには、それ程大きい加熱ムラを生じ
ていなかったが、包装体の周縁部の一部に調理の不充分
な部分があった。
ていなかったが、包装体の周縁部の一部に調理の不充分
な部分があった。
実施例に使用した電子レンジは、加熱室１０の天井部お
よび床面部に、各７００Ｗのマイクロ波を放射する回転
アンテナ１１および１２を有するが、被加熱物を加熱室
内において水平方向に回転するターンテーブルを有しな
い高出力の電子レンジである。
よび床面部に、各７００Ｗのマイクロ波を放射する回転
アンテナ１１および１２を有するが、被加熱物を加熱室
内において水平方向に回転するターンテーブルを有しな
い高出力の電子レンジである。
そして、電子レンジにおいて、マイクロ波はアンテナか
ら加熱室内に放射状に放射されるが、電子レンジの加熱
室の壁面は、マイクロ波を透過することなく、反射する
材料（すなわち、金属）により構成されるから、マイク
ロ波の加熱室の壁面における反射の角度によれば、加熱
室内の水平方向のマイクロ波を生じる。（加熱室内の水
平方向のマイクロ波）またマイクロ波の加熱室の壁面に
おける反射の角度によれば、加熱室内の一定の径路をぐ
るぐる廻るマイクロ波を生じる。（加熱室内に定住する
マイクロ波） 比較例２は、実施例において使用したリテイナーの収容
部２の内壁のアルミニウム箔の被覆がないことにおいて
、実施例と異なるものに相当する例であるから、実施例
において使用したリテイナーは、その収容部２の内壁に
アルミニウム箔の被覆を設けることによって、ピラフの
包装体の周縁部の過熱に起因する冷凍ピラフの加熱ムラ
を防止することができることがわかる。
ら加熱室内に放射状に放射されるが、電子レンジの加熱
室の壁面は、マイクロ波を透過することなく、反射する
材料（すなわち、金属）により構成されるから、マイク
ロ波の加熱室の壁面における反射の角度によれば、加熱
室内の水平方向のマイクロ波を生じる。（加熱室内の水
平方向のマイクロ波）またマイクロ波の加熱室の壁面に
おける反射の角度によれば、加熱室内の一定の径路をぐ
るぐる廻るマイクロ波を生じる。（加熱室内に定住する
マイクロ波） 比較例２は、実施例において使用したリテイナーの収容
部２の内壁のアルミニウム箔の被覆がないことにおいて
、実施例と異なるものに相当する例であるから、実施例
において使用したリテイナーは、その収容部２の内壁に
アルミニウム箔の被覆を設けることによって、ピラフの
包装体の周縁部の過熱に起因する冷凍ピラフの加熱ムラ
を防止することができることがわかる。
比較例２と実施例の結果の比較から、実施例において使
用したリテイナーの収容部２の内壁のアルミニウム箔の
被覆がない場合（比較例２）は、冷凍ピラフの包装の周
縁部は、加熱室内の上下方向のマイクロ波および加熱室
内の水平方向のマイクロ波の双方によって加熱されるが
、冷凍ピラフの包装の中、ｂ部は、加熱室内の上下方向
のマイクロ波によって加熱されるだけであるから、冷凍
ピラフの包装の中心部と周縁部に加熱ムラを生じるのに
対して、リテイナーの収容部２の内壁のアルミニウム箔
の被覆がある場合（実施例）は、加熱室内の水平方向の
マイクロ波が、このアルミニウム箔によって遮断され、
それによって冷凍ピラフの中心部および周縁部の双方共
、加熱室内の上下方向のマイクロ波によって加熱される
だけであるから、冷凍ピラフ全体が均一に加熱され、そ
れによって加熱ムラを生じないと考えられる。
用したリテイナーの収容部２の内壁のアルミニウム箔の
被覆がない場合（比較例２）は、冷凍ピラフの包装の周
縁部は、加熱室内の上下方向のマイクロ波および加熱室
内の水平方向のマイクロ波の双方によって加熱されるが
、冷凍ピラフの包装の中、ｂ部は、加熱室内の上下方向
のマイクロ波によって加熱されるだけであるから、冷凍
ピラフの包装の中心部と周縁部に加熱ムラを生じるのに
対して、リテイナーの収容部２の内壁のアルミニウム箔
の被覆がある場合（実施例）は、加熱室内の水平方向の
マイクロ波が、このアルミニウム箔によって遮断され、
それによって冷凍ピラフの中心部および周縁部の双方共
、加熱室内の上下方向のマイクロ波によって加熱される
だけであるから、冷凍ピラフ全体が均一に加熱され、そ
れによって加熱ムラを生じないと考えられる。
比較例４は、実施例において使用したリテイナーの下面
の脚部５を取り外した（すなわち、リテイナーの冷凍食
品の収容部２を床面のアンテナに近付けた）ことにおい
て、実施例と異なる例であるから、実施例において使用
したリテイナーは、その下面に脚部５を取り付けること
によって、ビラフの中心部の過熱に起因する冷凍ピラフ
の加熱ムラを防止することができることがわかる。
の脚部５を取り外した（すなわち、リテイナーの冷凍食
品の収容部２を床面のアンテナに近付けた）ことにおい
て、実施例と異なる例であるから、実施例において使用
したリテイナーは、その下面に脚部５を取り付けること
によって、ビラフの中心部の過熱に起因する冷凍ピラフ
の加熱ムラを防止することができることがわかる。
前述のとおり、マイクロ波は、電子レンジの加熱室内に
アンテナから放射状に放射されるが、マイクロ波が放射
状に放射される場合、その放射源に近付くと、放射源に
近い部分のマイクロ波の密度は大きくなるのに対して、
放射源から離れた部分のマイクロ波の密度は小さくなる
から、比較例４の場合は、アンテナから冷凍食品までの
距離とそれによるマイクロ波の密度の相違によって、冷
凍ピラフにおける加熱ムラを生じたものと考えられる。
アンテナから放射状に放射されるが、マイクロ波が放射
状に放射される場合、その放射源に近付くと、放射源に
近い部分のマイクロ波の密度は大きくなるのに対して、
放射源から離れた部分のマイクロ波の密度は小さくなる
から、比較例４の場合は、アンテナから冷凍食品までの
距離とそれによるマイクロ波の密度の相違によって、冷
凍ピラフにおける加熱ムラを生じたものと考えられる。
比較例５は、実施例において使用したリテイナーの脚部
の高すを高くした（すなわち、リテイナーの冷凍食品の
収容部２を床面のアンテナから遠くした）ことにおいて
、実施例と興なる例であるから、実施例において使用し
たリテイナーは、その下面に適当な高すのｌ１１１１部
５を取り付けることによって、冷凍ピラフの加熱ムラを
防止することができることがわかる。
の高すを高くした（すなわち、リテイナーの冷凍食品の
収容部２を床面のアンテナから遠くした）ことにおいて
、実施例と興なる例であるから、実施例において使用し
たリテイナーは、その下面に適当な高すのｌ１１１１部
５を取り付けることによって、冷凍ピラフの加熱ムラを
防止することができることがわかる。
前述のとおり、電子レンジの加熱室内には、一定の径路
を反覆して廻っている加熱室内に定在するマイクロ波が
あるが、加熱室内には、加熱室内に定住するマイクロ波
の影響を受けない場所がある。実施例は、加熱室内に定
住するマイクロ波の影響を受けない場所に冷凍ピラフを
置いた場合で、比較例５は加熱室内に定在するマイクロ
波の影響を受ける場所（すなわち、加熱室内に定住する
マイクロ波の通路）に冷凍ピラフを置いた場合と考えら
れる。
を反覆して廻っている加熱室内に定在するマイクロ波が
あるが、加熱室内には、加熱室内に定住するマイクロ波
の影響を受けない場所がある。実施例は、加熱室内に定
住するマイクロ波の影響を受けない場所に冷凍ピラフを
置いた場合で、比較例５は加熱室内に定在するマイクロ
波の影響を受ける場所（すなわち、加熱室内に定住する
マイクロ波の通路）に冷凍ピラフを置いた場合と考えら
れる。
加熱室内に定住するマイクロ波の通路は、電子レンジの
形式および加熱室の金属壁面の形状などによって変ると
考えられるから、加熱室内に定在するマイクロ波の影響
を受けない位置は、電子レンジの個々のものまたはその
形式ごとに実験的に求めておくべきものであると考えら
れるが、加熱室内に定在するマイクロ波に起因する冷凍
ピラフの加熱ムラはそれ程大きいものではなり。
形式および加熱室の金属壁面の形状などによって変ると
考えられるから、加熱室内に定在するマイクロ波の影響
を受けない位置は、電子レンジの個々のものまたはその
形式ごとに実験的に求めておくべきものであると考えら
れるが、加熱室内に定在するマイクロ波に起因する冷凍
ピラフの加熱ムラはそれ程大きいものではなり。
比較例１および３は、比較例４および５において使用し
たリテイナーにおいて、収容部２の内壁面のアルミニウ
ム箔の被覆を取り外した例に相当するから、その結果が
比較例４および５の結果と傾向を同じくすることは、比
較例４および５の結果から考えられたことが誤っていな
いことを示す。
たリテイナーにおいて、収容部２の内壁面のアルミニウ
ム箔の被覆を取り外した例に相当するから、その結果が
比較例４および５の結果と傾向を同じくすることは、比
較例４および５の結果から考えられたことが誤っていな
いことを示す。
第１図は、本発明の電子レンジによる冷凍食品の解凍調
理に使用するリテイナーの実施の一例の斜視図、第２図
は、冷凍食品を収容した状態のリテイナーの実施の一例
の一部切欠側面図、そして第３図は、リテイナーを電子
レンジの加熱室に入れた状態の電子レンジの加熱室の内
部の側面図である。
理に使用するリテイナーの実施の一例の斜視図、第２図
は、冷凍食品を収容した状態のリテイナーの実施の一例
の一部切欠側面図、そして第３図は、リテイナーを電子
レンジの加熱室に入れた状態の電子レンジの加熱室の内
部の側面図である。
Claims (13)
- （１）電子レンジにおける加熱により冷凍食品を解凍調
理するに際して、冷凍食品を、内壁の全側壁面をマイク
ロ波を透過することなく、反射する材料で被覆し、マイ
クロ波を透過する材料により構成されたリテイナーに入
れて、冷凍食品を均一に加熱し、それによって冷凍食品
を解凍調理することを特徴とする冷凍食品を解凍調理す
る方法。 - （２）マイクロ波を透過することなく、反射する材料が
、アルミニウム箔またはアルミニウム板であることを特
徴とする特許請求の範囲第１項に記載の冷凍食品を解凍
調理する方法。 - （３）マイクロ波を透過する材料が、発泡ポリスチロー
ル、アクリル樹脂、ポリカーボネートまたはポリ四フッ
化エチレンであることを特徴とする特許請求の範囲第１
項または第２項に記載の冷凍食品を解凍調理する方法。 - （４）リテイナーが、その下面に、リテイナーに入れた
冷凍食品を、電子レンジにおける加熱中に、均一に加熱
するのに充分な高さに保持するのに必要な脚部を取り付
けたものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項
ないし第３項のいずれかに記載の冷凍食品を解凍調理す
る方法。 - （５）冷凍食品が、マイクロ波を透過する材料のフイル
ムにより包装されたものであることを特徴とする特許請
求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載の冷凍食
品を解凍調理する方法。 - （６）マイクロ波を透過する材料が、ポリエステルであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載の冷凍
食品を解凍調理する方法。 - （７）電子レンジが、被加熱食品を水平方向に回転する
ターンテーブルを有しない高出力のものであることを特
徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか
に記載の冷凍食品を解凍調理する方法。 - （８）冷凍食品を収容するのに充分な深さを有し、その
内壁の全側壁面を、マイクロ波を透過することなく、反
射する材料により被覆された冷凍食品の収容部を有し、
そしてその本体が、マイクロ波を透過する材料により構
成されたことを特徴とする冷凍食品の電子レンジによる
加熱用のリテイナー。 - （９）マイクロ波を透過することなく、反射する材料が
、アルミニウム箔またはアルミニウム板であることを特
徴とする特許請求の範囲第８項に記載の冷凍食品の電子
レンジによる加熱用のリテイナー。 - （１０）マイクロ波を透過する材料が、発泡ポリスチロ
ール、アクリル樹脂、ポリカーボネートまたはポリ四フ
ッ化エチレンであることを特徴とする特許請求の範囲第
８項または第９項に記載の冷凍食品の電子レンジによる
加熱用のリテイナー。 - （１１）リテイナーが、その下面に、電子レンジにおけ
る加熱中に、冷凍食品を、加熱ムラを生じることなく、
均一に加熱するのに充分な高サを保持するのに必要な脚
部を取り付けたものであることを特徴とする特許請求の
範囲第８項ないし第１０項のいずれかに記載の冷凍食品
の電子レンジによる加熱用のリテイナー。 - （１２）脚部が、マイクロ波を透過する材料により構成
されたものであることを特徴とする特許請求の範囲第１
１項に記載の冷凍食品の電子レンジによる加熱用のリテ
イナー。 - （１３）マイクロ波を透過する材料が、発泡ポリスチロ
ール、アクリル樹脂、ポリカーボネートまたはポリ四フ
ッ化エチレン、あるいはポリエステルであることを特徴
とする特許請求の範囲第１２項に記載の冷凍食品の電子
レンジによる加熱用のリテイナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62058881A JPS63226268A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 冷凍食品を電子レンジにより解凍調理する方法およびそのための冷凍食品のリテイナ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62058881A JPS63226268A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 冷凍食品を電子レンジにより解凍調理する方法およびそのための冷凍食品のリテイナ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63226268A true JPS63226268A (ja) | 1988-09-20 |
| JPH0373269B2 JPH0373269B2 (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=13097107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62058881A Granted JPS63226268A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 冷凍食品を電子レンジにより解凍調理する方法およびそのための冷凍食品のリテイナ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63226268A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5464341U (ja) * | 1977-10-17 | 1979-05-07 | ||
| JPS5632261A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-01 | Findus | Package of food |
| JPS5985281A (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器具 |
| JPS6147176A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
| JPS61135615A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-23 | ハウス食品工業株式会社 | 電子レンジ用調理容器 |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP62058881A patent/JPS63226268A/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5464341U (ja) * | 1977-10-17 | 1979-05-07 | ||
| JPS5632261A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-01 | Findus | Package of food |
| JPS5985281A (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器具 |
| JPS6147176A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
| JPS61135615A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-23 | ハウス食品工業株式会社 | 電子レンジ用調理容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0373269B2 (ja) | 1991-11-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |