JPS63219300A

JPS63219300A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS63219300A
Application number: JP62052203A
Authority: JP
Inventors: Kazuya Kawai; 川井　一也; Nobuyuki Nishitani; 西谷　伸之
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1987-03-09
Filing date: 1987-03-09
Publication date: 1988-09-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ビデオテープレコーダ等のような音声信号の
磁気記録再生装置に関する。

（従来の技術）近年、オーディオ界においてはオーディオ信号（音声信
号）をＰＣＭ変調して記録・再生したり。

サラウンド効果と呼ばれる囲繞感や音の広がりを伴う音
響効果機能を有する磁気記録再生装置が開発され、さら
に、音質の重視から原音を忠実に記録・再生することに
よって、臨場感の溢れる音場空間で音楽を楽しむように
なってきている。

第２図は、上述のような従来の磁気記録再生装置をビデ
オテープレコーダ（以下、ＶＴＲと略す）の音声磁気記
録再生回路を例として示すブロック図である。

１．２はそれぞれＬチャンネル（以下、Ｌｃｈと記す）
オーディオ入力回路およびＲチャンネル（以下、Ｒｅｈ
と記す）オーディオ入力回路、３はＦＭオーディオ記録
回路、４はその出力のＦＭオーディオ信号を磁気テープ
に記録し、または再生するための回転磁気ヘッド、５は
ＦＭオーディオ再生回路、６はＬｃｈオーディオ出力回
路、７は■く。、オ−ディオ出力回路、そして８，９は
それぞれり。ｈサラウンド出力回路およびＲｃｈサラウ
ンド出力回路である。

また、１０はＦＭオーディオ再生回路５の出力のＦＭオ
ーディオ信号をアナログ処理するアナログサラウンド回
路であり、前記サラウンド出力回路８および９に接続さ
れている。

以」二のように構成された従来のＶＴＲの音声磁気記録
回路は、まず、Ｕｃｈオーディオ入力回路１およびＲｃ
ｈオーディオ入力回路２に入力された音声信号は、ＦＭ
オーディオ記録回路３によってＦＭ変調された後、回転
磁気ヘッド４によって磁気テープに記録される。また、
再生時は磁気テープ１こ記録されたＦＭ信号が回転磁気
ヘッド４によって検出され、それをＦＭオーディオ再生
回路５によって音声信号に復調し、Ｌ（ｙｈオーディオ
出力回路６およびＲｃｈオーディオ出力回路７によって
出力される。

また、サラウンドシステムの場合は、ＦＭオーディオ再
生回路５によって復調された音声信号を、アナログサラ
ウンド回路１０に印加して、アナログ的に遅延させてサ
ラウンド信号としてＬｃｈサラウンド出力回路８および
Ｒｃｈサラウンド出力回路９から出力され、通常のり。

ｈおよびＲｃｈオーティオ出力回路６，７の出力音声信
号とともに４チヤンネルの音声出力として立体感のある
音場が作出される。

第３図は他の従来例としてのサラウンドシステムを示し
、以下、説明しない符号は第２図の説明を援用し、その
他の符号１１は入力された音声信号をＡ／ＤＣアナログ
／ディジタル）変換するＡ／Ｄコンバータ、１２はその
出力のディジタル信号に誤り訂正を行い、ビデオ信号に
変換するＰＧＭオーディオ信号処理回路、１３はビデオ
信号記録回路、１４はビデオ信号を磁気テープに記録し
再生する回転磁気ヘッド、１５はビデオ信号再生回路、
１６はＰＣＭオーディオ信号を記憶し、必要な処理を行
うためのメモリ回路、】７はディジタル信号をアナログ
変換するＤ／Ａコンバータ、１８はＦＭオーディオ信号
とＰＣＭオーディオ信号のうち、一つを選＝３− 訳出力する場合に切換えるＦＭ／ＰＣＭオーディオ切換
回路である。

上記の構成において、ＬｃｈおよびＲｃｈの各オーディ
オ入力回路１および２に印加された音声信号は、Ｆ”　
Ｍオーディオ記録回路３によってＦＭ変調され、回転磁
気ヘッド４によって磁気テープに記録される。また、再
生時は磁気テープ」二の記録信号を回転磁気ヘッド４に
よって検出再生し、　ＦＭオーディオ再生回路５によっ
て音声信号に復調され、ＦＭ／ＰＣＭオーディオ切換回
路１８を経て、Ｌ、、ｈオーディオ出力回路６およびＲ
ｃｈオーディオ出力回路７によって出力される。

一方、ＬｃｈおよびＲ６１，のオーディオ入力回路１゜
２に印加された音声信号は、Ａ／Ｄコンバータ１１によ
ってアナログ信号からディジタル信号に変換され、ｌ”
’ＣＭオーディオ信号処理回路１２とメモリ回路１６と
によって誤り訂正用データが付加され、ビデオ信号に変
換されてビデオ信号記録回路１３によって回転磁気ヘッ
ト１４を経て磁気テープに記録される。また、再生時は
磁気テープの記録信号が４一回転磁気ヘット１４によって検出され、ビデオ信号再生
回路１５によってビデオ信号に変換され、そのビデオ信
号はＰＣＭオーディオ信号処理回路１２とメモリ回路１
６によって誤り訂正され、ディジタル音声信号となって
Ｄ／Ａコンバータ１７に印加され、そこでディジタル信
号からアナログ信号に変換され、ＦＭ／ＰＣＭオーディ
オ切換回路１８を経て、ＬｅｈおよびＲＣｈオーディオ
出力回路６および７によって出力される。

上記ＦＭ／ＰＣＭオーディオ切換回路１８は、出力する
信号をＦＭオーディオ信号かＰＣＭオーディオ信号かに
選択するための切換回路である。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上述のような従来のＶＴＲの構成、特に
第２図の構成では、サラウンド信号は音声信号をアナロ
グ的に遅延させているため、信号の過渡特性が悪く、歪
やノイズの多いサラウンド信号になる欠点があった。

また、第３図の構成では、音の広がりや囲繞感に欠ける
問題点があった。

本発明は上述に鑑み、簡単な構成で高音質の立体感が得
られる音場を作出し得るＶＴＲ等における音声信号の磁
気記録再生装置の提供を目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明の磁気記録再生装置は上記の目的を、ＦＭ回Ｍ、
ＰＣＭ回路およびサラウンド回路を備え、ＰＣＭ回路に
有するＡ／Ｄコンバータ、Ｄ／Ａコンバータおよびメモ
リ回路を、サラウンド回路の構成に必要なＡ／Ｄコンバ
ータ、Ｄ／Ａコンバータおよびメモリ回路として共用さ
せて構成し、サラウンド回路をディジタル処理させるこ
とによって達成する。

（作　用）上記の構成によって本発明は、ＰＣＭ回路にサラウンド
回路を追加し、しかもＡ／Ｄコンバータ。

Ｄ／Ａコンバータおよびメモリ回路を共用したので、簡
単な構成で立体感のある音場を得ることができ、また、
サラウンド回路をディジタル処理するから原音声信号に
忠実なサラウンド信号が作出され、したがって、高音質
な再生音声信号を得ることが可能になる。

（実施例）以下、本発明を実施例によって図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すためのＶＴＲにおける
音声磁気記録再生回路のブロック図であり、以下説明し
ない符号は前回までの説明を援用し、１９はＡ／Ｄコン
バータ１１に印加する信号がサラウンド用かＰＣＭ用か
により切換えるサラウンド／ＰＣＭ切換回路、２０はサ
ラウンド信号をディジタル処理するディジタルサラウン
ド回路、また、２１はＤ／Ａコンバータ１７に印加する
信号がサラウンド用かＰＣＭ用かによって切換えるサラ
ウンド／ＰＣＭ切換回路である。

以上のような構成を有する本発明は、次のように動作す
る。

まず、Ｌｃｈオーディオ入力回路１およびＲｃｈオーデ
ィオ入力回路２に入力された音声信号は、ＦＭオーディ
オ記録回路３によってＦＭ変調された後、回転磁気ヘッ
ト４によって磁気テープに記録される。また、その再生
時は回転磁気ヘッド４によって磁気テープに記録された
ＦＭ信号が検出され、それはＦＭオーディオ再生回路５
により復調されて音声信号となされ、ＦＭ／ＰＣＭオー
ディオ切換回路１８を経て、Ｌｃｈオーディオ出力回路
６およびＲｃｈオーディオ出力回路７とによって出力さ
れる。

また、サラウンドシステムの場合は、ＦＭオーディオ再
生回路５により復調された音声信号は、サラウンド／Ｐ
ＣＭ切換回路１９を経てＡ／Ｄコンバータ１１に入力さ
れ、アナログ信号がディジタル信号に変換され、その信
号はディジタルサラウンド回路２０とメモリ回路１６と
によってディジタル的に遅延され、サラウンド／ＰＣＭ
切換回路２１を経てＤ／Ａコンバータ回路１７に加えら
れ、ディジタル信号がアナログ信号に変換され、Ｌｃｈ
サラウンド出力回路８およびＲｃｈサラウンド出力回路
９によってサラウンド信号として出力され、通常のＬａ
ｈオーディオ出力回路６およびＲｏ、オーディオ出力回
路７の音声信号出力とともに４チヤンネルの立体感温れ
る音場を作出する。

一方、ＰＣＭオーディオ信号の場合は、ＬｃｈおよびＲ
ｃｈのオーディオ入力回路１，２に印加された音声信号
は、サラウンド／ＰＣＭ切換回路１９により切換えられ
てＡ／Ｄコンバータ１１に入力され、アナログ信号から
ディジタル信号に変換される。

そのディジタル信号はＰＣＭオーディオ信号処理回路１
２とメモリ回路１６とによって誤り訂正用データが付加
され、ビデオ信号に変換されてビデオ信号記録回路１３
を経て回転磁気ヘッド１４により磁気テープに記録され
る。

また再生時は、磁気テープの記録信号が回転磁気ヘッド
１４によって検出され、ビデオ信号再生回路１５により
ビデオ信号に変換され、それはＰＣＭオーディオ信号処
理回路１２とメモリ回路１６によって誤り訂正され、デ
ィジタル信号のデータとなってサララン１〜／ＰＣＭ切
換回路２１を経て、Ｄ／Ａコンバータ１７に加えられて
ディジタル信号がアナログ信号に変換され、ＦＭ／ＰＣ
Ｍオーディオ切検回路１８を経てＬｃｈおよびＲ８ｈオ
ーディオ出力回路６，７によって出力される。

ＦＭ／ＰＣＭオーディオ切換回路１８は、出力する信号
がＦＭオーディオ信号かＰＣＭオーディオ信号かによっ
て選択切換えするためのものである。

以上、本発明を説明したが、本発明はＰＣＭ回路とサラ
ウンド回路とを併用し、しかもＡ／Ｄコンバータ回路、
Ｄ／Ａコンバータ回路およびメモリ回路を共用したので
、簡単な構成で立体感のある音場の作出が可能になる。

また、サラウンド回路をディジタル処理するので高音質
のサラウンド信号が得られる。

（発明の効果）以上説明して明らかなように本発明は、ＰＣＭ回路にデ
ィジタル処理のサラウンド回路を追加し、しかもＡ／Ｄ
コンバータ回路、Ｄ／Ａコンバータ回路およびメモリ回
路を共用したので、簡単な構成で高音質の立体感のある
音場の作出が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すＶＴＲにおける音声信
号の磁気記録再生装置のブロック図、第２図は従来の磁
気記録再生装置を示すブロック図、第３図は他の従来の
磁気記録再生装置を示すブロック図である。１・・・Ｌチャンネル（Ｌ、ｈ）オーディオ入力回路、
　２・・Ｒチャンネル（Ｒｃｈ）オーディオ入力回路、
　３・・・ＦＭオーディオ記録回路、４．１４・・回転
磁気ヘッド、　５・・・ＦＭオーディオ再生回路、　　
６・　Ｌｃｈオーディオ出力回路、　　７・・Ｒｃｈオ
ーディオ出力回路、８・・Ｌｃｈサラウンド出力回路、
　９・・Ｒｃｈサラウンド出力回路、　１０・アナログ
サラウンド回路、　１１・・・Ａ／Ｄコンバータ、１２
・・・ＰＣＭオーディオ信号処理回路、　１３・・・ビ
デオ信号記録回路、　１５・・・ビデオ信号再生回路、
　１６・・・メモリ回路、　１７・・Ｄ／Ａコンバータ
、　１８・・ＦＭ／ＰＣＭオーディオ切換回路、　１９
．２１・・・サラウンド／ＰＣＭ切換回路、　２０・・
・ディジタルサラランド回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ＶＴＲ等における音声信号の磁気記録再生装置に
おいて、音声信号をＦＭ変調して記録・再生する回路と
、同じく音声信号をＰＣＭ変調して記録・再生する回路
と、および上記音声信号の再生音場において原信号の音
源の方向感を保存したまま、囲繞感または音場の広がり
感等を伴うサラウンド効果機能の音響効果付与手段を備
えていることを特徴とする磁気記録再生装置。
（２）ＰＣＭ回路およびサラウンド効果機能の音響効果
付与手段とによって、Ａ／Ｄコンバータ、Ｄ／Ａコンバ
ータおよびメモリ回路とを共用して構成したことを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項記載の磁気記録再生装
置。