JPS6321907A - 保護衣服 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、保護衣服、特に、衣服を着用する人間を保護
するための磨滅に強く、弾力性のある材料の層を具備し
いているスポーツ用衣服に関するものである。

［従来の技術］ この型の保護衣服は、今日では特に各種のスポーツと関
連して知られている。自動車競走、特にモータクロスの
ようなスポーツは、例えばズボン、シャツ、及びオーバ
ーオールなどのこの種の衣服を用いるスポーツの例とし
て挙げることができる。

自動車競走、特にモータクロスの課題は、レーサーの身
体のいろいろな場所に緩衝用のパッドを用意することで
あった。例えばレーサーの股及びヒップは衝撃に対して
保護されるべきである。

従来のスポーツ用衣服では、身体の必要な場所を保護す
るために例えばヒップガード及び腎臓ベルトが使用され
ている。周知の解決例は、ズボンの後部に取り外しので
きるパッドをステッカ−により内側で固着することであ
る。

［発明が解決しようとする問題点コ このような取り外し式パッドの不利な点は使用上不便な
ことである。加えて、パッドがはがれ易く、また、例え
ば長時間レースにおいて適当であった場所から移動し易
く、それにより保護効果が減少し、外れたパッドが不適
当な場所に位置するときに運転の妨害を決定的にするか
も知れない。

本発明の目的は、従来技術の不利な点を回避するための
保護衣服を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ この目的は本発明による保護衣服によって達成され、前
記保護衣服は、弾力性のある緩衝用パッドを、基礎とな
る材料に形成された開口部の中に嵌め込み、衣服を着用
する人間を保護する装置の部分が専らパッドによって形
成されるような方法で基礎となる材料に永久的に固着す
ることを特徴としている。

［作　　　用］ 本発明による解決法は、主として、緩衝用パッドを最善
の保護効果を得るために身体の必要とする場所に都合よ
く位置できる融通性がある点で有利である。更に有利な
点は、このパッドは、長時間レースまたは長い運転距離
においても、正しい位置、正しい場所に絶対的に確実に
保持されることにある。加えて、本発明による保護衣服
は使用上快適感があり、運転者が飛び出すときにこのパ
ッドの存在を忘れないことは間違いない。本発明による
保護衣服はまた、製造コストの面でも有利である。

［実　施　例］ 添付図面に示した１つの好ましい実施態様により本発明
の詳細を以下に説明する。

これらの図は、本発明による保護衣服の主要な特徴を明
らかにしている。これらの図の実施態様は、特にモータ
クロスに用いるように意図されたズボンを例示している
。

図に示したズボンは、目的に適合した磨滅に強く弾力性
のある基礎材料が、例えばポリエステル−ポリアミド、
ポリアミド／ナイロン、または綿／ポリアミドまたはこ
れらの組み合わせにより製造される。衣服の前部及び後
部は、衣服を着用する人間の希望に応じて全体的に全く
同じ材料、または異なった材料で製造することができる
。この基礎材料は、第１及び第２図に１として示されて
いる。

図に示したズボンには、また、着用強度を改善する皮補
強物２が設けられている。これらの皮補強物２は当然に
必要なものではなく、種々の実施態様の一例と考えるべ
きものである。

上述の事柄並びにズボンの製造手段は、技術の熟練者に
は十分に明白なことであり、そのためにここではこれら
についてこれ以上詳細に検討することはしない。

本発明によると、衣服に、弾力性のある緩衝用パッド３
．４が設けられている。これらのパッド３，４は、基礎
材料ｌの中に設けた開口部に嵌め込まれ、使用者を保護
する層の部分が専らパッド３．４によって形成されるよ
うな方法で開口部の縁に永久的に固着されている。この
パッドの大きさ及び形状は、基礎材料１の大きさ及び形
状にほぼ対応している。

このパッド３．４は、どのような適当な材料でも製造す
ることができる。例えば細胞状プラスチックのような軟
質プラスチック材料の利用は、特に有利であることが確
認されている。

このパッド３．４をプラスチック材料で製造するときに
、弾力性のある材料の表面層をプラスチック材料の表面
に重ね合わせることは有益である。この表面層により、
パッドをより一層耐久力があるものにし、外観上より一
層魅力的なものにする。この表面層を例えばライクラ（
ｌｙｃｒａ）型材料の織物で形成することができる。

この種の解決法が第３図に例示されている。プラスチッ
ク層が符号７により、また、表面層が符号８により示さ
れている。

パッド３．４は、次の方法により有利に製造することか
できる。弾力性のある表面１層８を細胞状プラスチック
シート７の表面に重ねる。次にモールドによりパッドを
成形する。モールドの作用面はバットの鏡像にした形状
を有するために、重ねた細胞状プラスチックシートの表
面に対してモールドの前記作用面を押圧することにより
高所部５及び薄肉部分６を成形することかできる。表面
層に弾力性があるために成形されたパッドは安定し、す
っきりした形になる。異なった種類のパッドは、異なっ
た種類のモールドを用いて全く同じプラスチックシート
により成形することができる。

パッドの形状及び弾力性は必要に応じて変えることがで
きる。パッドには、各種の模様、製造業者の商標を設け
ることもてきる。

上述のように製造したパッド３．４は、例えば縫い付け
などの適当な方法により基礎材料の開口部の中の指定し
た位置に固着される。この配置により、必要とする基礎
材料ｌが少なくなり、更に、パッドを置いた位置または
部分が余り厚くないためにその位置または部分における
弾力性が最も大きくなる。

上述の実施態様は本発明を限定するものではなく、本発
明は特許請求範囲内で各種の方法により変更を加え得る
ことかできる。従って、本発明による保護衣服はまた、
例えばシャツまたはオーバーオールにすることもできる
。更に、パッド３，４の位置または形状は図の例に限定
されないものと解すべきである。ズボンのパッドの位置
を股の外側に置くこともでき、また、ズボンの後部のパ
ッドは例えばウェスト部分などのように更に上方へ位置
を伸ばすこともてきる。

また、この保護衣服に必要とする裏張りを施すことがで
き、あるいは裏張りを省略することかできることも明ら
かである。ベルトによって適切な解決が可能であり、各
種ポケット、弾力性のある部分、及び例えば外観と結び
ついた他の細かい部分は勿論、完全に自由に変更可能で
ある。本発明による保護衣服は、スポーツ用に限定され
るものでは決してなく、本発明は、仕事着、自由着、子
供用衣類などにも適用することができる。表面層８は、
勿論、必要と考えられる場合にはプラスチックシート７
の両側に形成させることができる。表面層８の材料の選
択は、限定されるものではなく、どのような適切な弾力
性のある材料でも用いることができる。

［発明の効果］ 本発明によれば、弾力性のある緩衝用パッドが外れるこ
とかなく、しかも必要とする場所に自在に位置すること
ができるので、運転者の安全を確保てき、また、製造コ
ストが低減される等種々の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明による衣服の全体正面図、第２図は第１
図の衣服の背面図、第３図は第１図の■−■矢視断面図
である。 図中１は基礎材料、３，４は緩衝用パッド、７はプラス
チックシート、８は表面層を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）衣服を着用する人間を保護する磨滅に強く弾力性の
   ある基礎材料により形成した層を包含し、弾力性のある
   緩衝用パッドを、前記基礎材料に形成した開口部の中に
   嵌め込み、且つ、衣服を着用する人間を保護する層の部
   分が専らパッドによって形成されるように基礎材料に固
   着したことを特徴とする特にスポーツ用衣服である保護
   衣服。 ２）パッドが軟質のプラスチック材料により製作される
   特許請求の範囲第１）項記載の保護衣服。 ３）弾力性のある材料の表面層をプラスチック材料の表
   面に重ね合わせる特許請求の範囲第２）項記載の保護衣
   服。 ４）表面層が織物により製作される特許請求の範囲第２
   ）項記載の保護衣服。