JPS63219030A

JPS63219030A - カ−ソル制御方式

Info

Publication number: JPS63219030A
Application number: JP61237997A
Authority: JP
Inventors: Masahiko Kobako; 雅彦小箱
Original assignee: PFU Ltd
Current assignee: PFU Ltd
Priority date: 1986-10-08
Filing date: 1986-10-08
Publication date: 1988-09-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕３箇所または４箇所に配置された圧電センサの上に平板
を設け、平板が指などで押された時に、押圧点の位置、
押圧点の方向及び押圧力を算出し、これら押圧点の位置
、方向及び押圧力に基づいてカーソルの制御を行うよう
にしたカーソル制御方式に関するものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、３箇所又は４箇所に配置された圧電センサの
上に平板を乗せ、平板を押すことによりカーソルの移動
を制御するようになったカーソル制御方式に関するもの
である。

〔従来の技術〕

従来の技術では、カーソル・キーやマウス、ライト・ペ
ンなどを使用して、ディスプレイ画面上のカーソルを移
動している。

〔解決しようとする問題点〕

カーソル・キーを用いてカーソルを移動する場合には、
移動に時間がかかると言う欠点があり、また、マウスを
用いてカーソルを移動する場合には、マウスを動かすた
めのスペースが必要であると言う欠点がある。

本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、小
さなスペースでカーソルを目的とする位置に速やかに移
動できるカーソル制御方式を提供することを目的として
いる。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理図である。カーソル用入力装置は
、平板１及び４個の圧電センサＳ１ないしＳ４で構成さ
れている。平板１が押されると、圧電センサＳｌないし
Ｓ４から圧力信号が出力される。これらの圧力信号はマ
イクロプロセッサ（３）に入力される。マイクロプロセ
ッサ３は、入力された圧力信号に基づいて、押圧点の位
置、原点から見た押圧点の方向、押圧力等を算出し、算
出結果に基づいてカーソルを制御する。なお、圧電セン
サは３個であっても良い。

〔実施例〕

第２図は本発明の１実施例のブロック図である。

第２図において、１は平板、２はマルチプレクサ、３は
マイクロプロセッサ、４はＡ／Ｄ変換器、ＳｌないしＳ
４は圧電センサ、ＶＳｌないしＶＳ４は圧電センサの出
力をそれぞれ示している。圧電センサＳ１ないしＳ４は
、長方形をなす平板１の各辺の略ぼ中心に位置するよう
に配置されている。

圧電センサＳｌないしＳ４の上には、平板１が乗せられ
ている。平板１が指等で押されると、圧電センサＳ１な
いしＳ４から圧力信号■Ｓ１ないしＶＳ４が出力される
。圧電センサＳ１ないしＳ４からの出力ＶＳＩないしＶ
Ｓ４は、マルチプレクサ２に入力される。マルチプレク
サ２は、マイクロプロセッサ３の指令に従って圧力信号
ＶＳ　１゜ＶＳ２．ＶＳ３．ＶＳ４の中の１個を選択し
、選択した圧力信号をマイクロプロセッサ３に送る。

マイクロプロセッサ３は、マルチプレクサ２に対して最
初は圧力信号ＶＳＩの選択を指示し、次に圧力信号ＶＳ
２の選択を指示し、次に圧力信号■Ｓ３の選択を指示し
、次に圧力信号ＶＳ４の選択を指示する。以下、同様な
処理を繰返す。また、マイクロプロセッサ３は、圧力信
号ＶＳＩないしＶＳ４に基づいて押圧点の位置や押圧方
向、押圧力の算出を行い、算出結果に基づいてカーソル
の移動制御を行う。Ａ／Ｄ変換器４は、アナログ電気信
号をディジタル電気信号に変換する機能を持つ。

第３図は圧電センサの出力と押圧点の位置関係を示す図
である。今、圧電センサＳ４から押圧点Ｐに至る距離の
Ｘ方向成分をａ１圧電センサＳ２から押圧点Ｐに至る距
離のＸ方向成分をｂとすると、ＶＳ４Ｘａ＝ＶＳ２Ｘｂになる。圧電センサＳ４とＳ２を結ぶ線分の中点をＸ座
標の原点とすると、押圧点ＰのＸ座標はとなる。但し、
Ｓは圧電センサＳ４とＳ２を結ぶ線分の長さである。同
様に、圧電センサＳｌとＳ２を結ぶ線分の中点をＸ座標
の原点とすると、押圧点ＰのＸ座標はとなる。

第４図はカーソル移動量（速度）と押圧力の関係を示す
図である。マイクロプロセッサ３は押圧力が大きい程、
カーソルの移動量又は速度を大きくする。なお、押圧力
はＶＳ１、ＶＳ２．ＶＳ３゜ＶＳ４を加算することによ
り求められる。同図に示すように、カーソル移動量（速
度）は、押圧力がＯからＴ１の間はＯとされ、Ｔ１から
Ｔ２までの間は１とされ、Ｔ２からＴ３までの間は２と
され、Ｔ３からＴ４までの間は４とされる。

第５図は本発明のカーソル用入力装置の他の使用法を説
明するものである。なお、カーソル用入力装置とは、平
板１及び圧電センサＳ１ないしＳ４で構成された部分を
指す。同図に示すように、平板ｌ上に指を乗せ、力をか
ける方向を変えることにより、圧電センサＳ１ないしＳ
４に加わる圧力を変化させることも出来る。

マイクロプロセッサ３は、マウス・モードで動作するこ
とも出来、また、タブレット・モードで動作することも
出来る。マウス・モードでは、カーソルの位置が平板１
の原点と対応しており、カーソル用入力装置は画面上の
カーソルの移動方向及び移動量を示す情報を提供する。

タブレット・モードとは、ディスプレイ画面と平板１が
相似形に対応するモードであり、画面の分解能に対して
座標検出の精度が低い場合には、第６図に示すように、
ディスプレイ画面の一部を平板に対応させる。第６図で
は、平板の高さがｖｙ、幅がＨｘ、平板の中心座標がＸ
。ＲＧ　Ｉ　　３’ＯＲＧで表されている。

二つのモードを組み合せ、最初はタブレット・モードで
画面と平板を１対１に対応させて置き、目的とする位置
にカーソルを大雑把に移動させ、マウス・モードで正確
な位置に移動する方法も考えられる。

第７図はマイクロプロセッサで行われる処理の流れを示
す図である。

■　モードを選択する。

■　タブレット・モードを選択する。

■　原点座標を入力し、続いて対応画面サイズを入力す
る。

■　押圧ありか否かを調べる。ありの場合には■の処理
を行う。なお、押圧ありか否かをΔを時間毎に調べてい
る。

■　平板上の押圧座標を算出する。

■　画面上の座標に変換する。

必要に応じてカーソル移動速度を求める。カーソル移動
速度は押圧力に比例する。

■　マウス・モードを選択する。

■　押圧ありか否かを調べる。有りの場合は■の処理を
行う。

■　押圧力と押圧点方向を算出する。

０　相対移動量を算出する。

■　カーソル位置情報を求める。

なお、５（ＩＰ＋）は第４図に示した押圧力と移動量と
の関係を示す関数である。Ｍ、とＭｙは平板の面（ｊ２
ｘＸｊ２ｙ）を指定画面サイズに対応させる比例定数で
あり、Ｍ、は）ｉ　ｘ　／　１　ｘであり、Ｍ。

はＶｙ／Ａｙである。原点入力は画面のどの位置を平板
の原点に対応させるかのものである。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、小さ
な簡単な構成で座標を検出し、例えばカーソル・キーの
ように４個が独立していないため、指の移動がスムーズ
に出来る。また、第５図に示すように、指を１箇所にお
いて力をかける方向を変えるだけでカーソルの移動が可
能である。さらに、平板上の絶対座標も入力できるため
文字等の入力も可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、第２図は本発明の１実施例の
ブロック図、第３図は圧電センサの出力と押圧点の位置
関係を示す図、第４図はカーソル移動量（速度）と押圧
力の関係を示す図、第５図は本発明のカーソル用入力装
置の他の使用法を説明する図、第６図はタブレット・モ
ードを説明する図、第７図はマイクロプロセッサで行わ
れる処理の流れを示す図である。１・・・平板、２・・・マルチプレクサ、３・・・マイ
クロプロセッサ、４・・・Ａ／Ｄ変換器、ＳｌないしＳ
４・・・圧電センサ、ＶＳＩないしＶＳ４・・・圧電セ
ンサの出力。第３図刀−ソル杓動量（深度）乙キ甲斥ｊＪの関４死第斗図把のイ受Ｊ召俵クフパし・ソト・七−ト′のＷｅ月８６図ＭＬ副たれ第ワ図

Claims

【特許請求の範囲】３箇所又は４箇所に圧電センサ（Ｓ１、Ｓ２、…）を配
置し、その上に平板（１）を乗せて構成したカーソル用
入力装置と、圧電センサ（Ｓ１、Ｓ２、…）からの圧力信号に基づい
て、平板（１）上の押圧点の位置、原点から見た押圧点
の方向及び押圧力を算出し、算出結果に基づいてカーソ
ルの制御を行うマイクロプロセッサ（３）とを具備することを特徴とするカーソル制御方式。