JPS6321722Y2 - - Google Patents

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JPS6321722Y2
JPS6321722Y2 JP1983014944U JP1494483U JPS6321722Y2 JP S6321722 Y2 JPS6321722 Y2 JP S6321722Y2 JP 1983014944 U JP1983014944 U JP 1983014944U JP 1494483 U JP1494483 U JP 1494483U JP S6321722 Y2 JPS6321722 Y2 JP S6321722Y2
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JP
Japan
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heating element
insulator
hole
engine
heating
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JP1983014944U
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JPS59121462U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、デイーゼルエンジン等の吸気管に装
着され、エンジンの吸入空気を加熱してエンジン
の始動を補助するために用いられる吸気加熱用電
熱ヒータに関するものである。
〔従来の技術〕
従来公知の吸気加熱用電熱ヒータ(実開昭57−
58765)は、第1図のごとく、帯状の金属発熱体
2が金属ボデー1を支持体として磁器絶縁体3を
介して納められていて、該発熱体2の屈曲部2a
と絶縁体の凹状の孔底部との接触部は互いに半円
形となつている。また、該接触部は発熱体2の通
電時の熱膨張を見込んで両者の間には若干の隙間
が設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
併しながら、上記の発熱体2と絶縁体3との接
触部は、実用状態に於いて振動により互いに衝突
し合うので、発熱体2の屈曲部2aの先端が次第
に摩耗して遂には断線に至るという問題をかかえ
ていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ボデイーに取付固定された絶縁体を
有し、該絶縁体に貫通孔を設け、金属発熱体の屈
曲部を絶縁体の貫通孔の内側に直接に挿入した技
術的手段を採用するものである。
〔作用〕
本考案においては、金属発熱体の屈曲部が絶縁
体の貫通孔に直接に挿入される構成であるため、
金属発熱体の屈曲部の先端が貫通孔の内側に振動
により衝突することがなく、従来に比べて金属発
熱体の屈曲部の先端摩耗が抑制される。
また、本考案によれば、熱膨張に際し発熱体の
屈曲部が貫通孔内で伸びるのを妨げられないた
め、熱膨張時の発熱体の曲がり、歪みを回避でき
る。
〔考案の効果〕
このように、本考案によれば、金属発熱体の屈
曲部先端の摩耗、断線を抑制できるとともに、金
属発熱体の熱膨張時の変形を抑制でき、従つて実
用上の効果は極めて大きい。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図について説明する。第
2図および第3図a,bに於いて、1はアルミニ
ウム合金より成る金属ボデーで、該ボデー1はそ
の孔1aを用いて図示しないエンジンの吸気管に
固定される。前記ボデー1の中には、鉄クロム合
金等より成る波形の帯状発熱体2の屈曲部の側面
部2aおよび先端部2bが、磁器絶縁体3の貫通
孔3aの中に直接に挿入され、該貫通孔3aの内
面に前記発熱体2の屈曲部の側平面部2aを接触
させて納められている。尚、前記絶縁体3は、ボ
デー1に対してケイ部3bにスプリング4を介し
て固定されていて、前記発熱体2の両端部は、前
記ボデー1の両側で端子5と5′によつて夫々、
電気絶縁されて取付けられている。
また、第2図では図面上で下側の絶縁体3につ
いてのみ断面が示してあるが、上側の絶縁体も同
様の断面構造を有している。
次に、本考案に成るエンジンの吸気加熱用電熱
ヒータの作動を説明すると、図示していない電源
より導かれる電線が端子5に接続され、反対側の
端子5′にはアース線が接続されている。予熱に
於いて、電流は端子5より発熱体2を経て反対側
の端子5′からアースへと流れるので、発熱体2
が赤熱する。発熱体2が充分に赤熱した時点で予
熱からクランキングに切替えると、エンジンの回
転により吸入空気が発熱体2に触れて加熱され、
エンジンの燃焼室内に送り込まれるのでエンジン
の始動が容易となる。
ここで本考案の構成に於いては、絶縁体3の貫
通孔3aの内面に接触している発熱体2の側面部
2aの部分は、(1)接触隙間が小さく且つ、(2)接触
面が大きく設定されているので、該接触部は実用
状態での振動により衝突する力は小さく、そのた
め従来の構成のもののように発熱体の絶縁体に対
する接触部が振動摩耗して断線に至る事はない。
更に、通電時に於ける発熱体2の熱膨張による
伸びは、発熱体2の屈曲部が絶縁体3の貫通孔3
aの中で吸収されるため、従来の構成のもののよ
うに通電で発熱体2の曲りや歪みが生じることは
ない。
本実施例では、発熱体2の屈曲部を絶縁体3の
貫通孔3aの中に挿入し、該貫通孔3aの内面に
屈曲部の側面部2aを接触させたが、第4図に示
すごとく補強のために発熱体2の屈曲部の一部
を、更に、金属ボルト6によつてボデー1に対し
電気絶縁して固定しても良く、この場合該ボルト
6は、U型、L型、或いはT型等の各形状のボル
トが使用出来る。尚、発熱体2の、絶縁体3の貫
通孔3aに内面に接触する部分に予め耐摩耗性の
物質を被着させて置けば、摩耗を更に抑える事が
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す一部破断面図、第2図は
本考案の一実施例を示す一部破断面図、第3図
a,bは第2図における絶縁体を示すもので、第
3図aは平面図、第3図bは断面図、第4図は本
考案の他の実施例を示す一部破断面図である。 1……ボデー、2……発熱体、3……絶縁体、
3a……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの吸気管内にボデーに取付けた金属発
    熱体を裸出せしめ、この発熱体に通電して発熱さ
    せ、これにより前記吸気管内の吸気を加熱するエ
    ンジンの吸気加熱用電熱ヒータにおいて、前記ボ
    デーに取付固定された絶縁体を有し、該絶縁体に
    貫通孔を設け、前記発熱体の屈曲部を前記絶縁体
    の貫通孔の内側に直接に挿入した構成とする事を
    特徴とするエンジン吸気加熱用電熱ヒータ。
JP1494483U 1983-02-02 1983-02-02 エンジン吸気加熱用電熱ヒ−タ Granted JPS59121462U (ja)

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JP1494483U JPS59121462U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 エンジン吸気加熱用電熱ヒ−タ

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JP1494483U JPS59121462U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 エンジン吸気加熱用電熱ヒ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS59121462U JPS59121462U (ja) 1984-08-16
JPS6321722Y2 true JPS6321722Y2 (ja) 1988-06-15

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ID=30146284

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JP1494483U Granted JPS59121462U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 エンジン吸気加熱用電熱ヒ−タ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219573Y2 (ja) * 1984-09-05 1990-05-30

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928661B2 (ja) * 1980-07-19 1984-07-14 株式会社山東鉄工所 高圧スチ−マ内の雰囲気測定調整装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587081Y2 (ja) * 1978-05-31 1983-02-07 株式会社デンソー 内燃機関の吸気加熱用電熱ヒ−タ
JPS5928661U (ja) * 1982-08-17 1984-02-22 日吉電装株式会社 デイ−ゼルエンジン起動用エアヒ−タ
JPS59115851U (ja) * 1983-01-26 1984-08-04 日産ディーゼル工業株式会社 内燃機関のエアヒ−タ装置

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JPS5928661B2 (ja) * 1980-07-19 1984-07-14 株式会社山東鉄工所 高圧スチ−マ内の雰囲気測定調整装置

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JPS59121462U (ja) 1984-08-16

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