JPS632144B2 - - Google Patents

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JPS632144B2
JPS632144B2 JP56160940A JP16094081A JPS632144B2 JP S632144 B2 JPS632144 B2 JP S632144B2 JP 56160940 A JP56160940 A JP 56160940A JP 16094081 A JP16094081 A JP 16094081A JP S632144 B2 JPS632144 B2 JP S632144B2
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JP
Japan
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metal layer
layer
wiring
main wiring
metal
Prior art date
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JP56160940A
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English (en)
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JPS5863150A (ja
Inventor
Yasushi Matsumi
Yoshio Umemura
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、半導体基板上に形成されたバリア
メタル層およびその上の主配線金属層からなる積
層構造の金属配線を有する半導体装置の製造方法
に関するものである。
浅い接合を有する半導体装置たとえば高集積密
度の低電力シヨツトキーTTLなどの半導体集積
回路においては、第1図に示すような金属配線構
造が採られている。すなわち、SiO2膜2で被覆
された半導体基板1上に、主配線金属であるたと
えばAlに対するバリアーを目的として、高融点
金属層たとえばW,Ti,Moの単層あるいはこれ
らの2層構造や合金層などからなるバリアメタル
層3を配置し、その上にAlまたはAl系合金から
なる主配線金属層4を形成している。
このような金属配線構造では、バリアメタルと
しての高融点金属が、半導体基板と主配線金属と
してのAlとの間に挿入されることによつて、そ
の後の熱処理により、主配線金属であるAlが半
導体基板と反応するのを阻止するので、熱的に安
定な信頼性の高い半導体装置を得ることができ
る。
第2図は上記のような金属配線の従来の形成方
法、特にパターン化工程を示す図である。この図
により従来のパターン化工程ついて述べると、ま
ず第2図Aで示すように、主配線金属層4をホト
エツチで選択除去した後、図示しないレジストを
除去する。続いて、パターニングされた主配線金
属層4をマスクとして、第2図Bに示すように下
層のバリアメタル層3をエツチングする。
しかるに、このような方法では、バリアメタル
層3のエツチング時に、主配線金属層4に対して
バリアメタル層3がサイドエツチされるので、第
2図Bに示されるように主配線金属層4がオーバ
ー・ハングになるという欠点があつた。
したがつて、このような半導体装置で多層配線
を実現する場合、第2図Bで示される構造を有す
る半導体装置の上に、CVDで形成されたPSG(リ
ンガラス)などの層間絶縁膜を形成し、さらにそ
の上に第2層の金属配線を形成する方法が一般的
であるが、第1層の金属配線が第2図Bで示され
るようにオーバー・ハング状になつていると、第
1層金属配線で作られる段差が厳しく、この部分
を層間絶縁膜が充分覆うことができなくなり、た
とえば層間絶縁膜が段差部で異常成長したり、局
部的に薄くなつたりあるいは完全にカバーできな
くなるという所謂ステツプ・カバーレツジが悪く
なり、第2層の金属配線が断線あるいは第1層の
金属配線とシヨートするという問題が発生し、歩
留りを大幅に低下させる欠点があつた。
また、多層構造の場合、第1層の金属配線は、
層間絶縁膜のステツプ・カバーレツジをよくする
ため、エツジ部の段差を極力小さくする必要があ
る。そのため、第1層の金属配線にバリアメタル
を使用する場合は、バリアメタル層の厚さの分だ
け主配線金属層の膜厚を減らすなどの配慮が必要
であつたが、主配線金属層の膜厚を減らすと、ス
ルーホール形成時に第1層の主配線金属たとえば
Alがスルホールのエツチヤントによつてエツチ
ングされるため、第1層―第2層金属配線間の導
通不良を起こす危険が高くなるという欠点を有し
ていた。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、バ
リアメタル層と主配線金属層からなる金属配線を
有する半導体装置において、簡単な製造工程によ
り安定で歩留りのよい多層配線を実現できる半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
以下この発明の実施例を第3図を参照して説明
する。
第3図Aにおいて、11は半導体基板であり、
まず、その表面にSiO2膜12を形成し、この
SiO2膜12にコンタクト窓13を形成する。
次に、半導体基板11上に、詳しくはコンタク
ト窓13を含むSiO2膜12上にバリアメタル層
14を形成する。このバリアメタル層14は、そ
の上に形成される主配線金属としてのAlが、そ
の後の熱処理によりコンタクト窓13を介して
PN接合に侵入し、接合が破壊されるのを防ぐた
めに形成されるものであり、接合に対する信頼
性、安定性、再現性の面から1000Å以上の厚みが
必要である。また、バリアメタル層14は、高融
点金属たとえばW,Ti,Moの単層あるいはこれ
らの2層構造や合金からなり、蒸着またはスパツ
タ法で形成される。
続いて、バリアメタル層14と同様の方法で、
このバリアメタル層14上に主配線金属層15を
形成する。この主配線金属層15は電気的良導体
で形成されるものであり、ここではAlを用いて
0.5〜1μmの厚さに形成される。なお、主配線金
属層15にはAlの他にAl系合金たとえばAl―Si
やAl―Cuを用いることもできる。
次に、主配線金属層15上にレジスト16を回
転塗布した後、そのレジスト16を通常のホトリ
ソ工程でパターニングする。
そして、パターニングされたレジスト16をマ
スクにして、まず上層の主配線金属層15をエツ
チングする。続いて、レジスト16を残したま
ま、パターニングされた主配線金属層15をマス
クとして下層のバリアメタル層14をエツチング
する。このエツチング終了後の状態が第3図Aに
示されている。この図から明らかなように、この
段階では、上層の主配線金属層15は下層のバリ
アメタル層14に対してオーバー・ハングになつ
ている。
しかる後、Alの選択エツチヤントを用いて再
度主配線金属層15のエツチングを一定時間行う
とにより、主配線金属層15のオーバー・ハング
部およびその内側所定部分をサイドエツチにより
第3図Bに示すように除去する。この場合、主配
線金属層15の表面はレジスト16で保護されて
いるため、主配線金属層15のサイドエツチだけ
が進行する。また、バリアメタル層14および
SiO2膜12はAlのエツチヤントではエツチング
されない。
したがつて、このエツチングを終了すると、バ
リアメタル層14(下層)および主配線金属層1
5(上層)からなる積層構造の第1層の金属配線
17が、そのエツジ部が前記第3図Bに示すよう
に階段状になつて形成される。
次に、レジスト16を除去した後、第3図Cに
示すように、全面に層間絶縁膜18であるPSG
をCVDで形成し、通常のホトリソーエツチング
工程でスルーホール19をあける。ついで、第2
層の配線金属たとえばAlを蒸着またはスパツタ
で形成した上、パターンエツチを行つて第2層の
金属配線20を形成し、2層配線構造を完成す
る。
以上説明したように、実施例においては、第1
層の金属配線17のエツジ部では、下層のバリア
メタル層14と上層の主配線金属層15が階段状
に構成されるため、層間絶縁膜18のステツプ・
カバーレツジが良好となり、したがつて第2層の
金属配線20が第1層の金属配線17の段部にお
いて断線したりあるいはシヨートするという問題
を解決できる。また、従来の方法では、第1層の
金属配線による段差を小さくするため、バリアメ
タル層の厚さの分だけ主配線金属層の膜厚を減ら
すなどの配慮が必要であつたが、実施例によれ
ば、第1層の金属配線17のエツジ部は階段状で
あるため、主配線金属層15の膜厚を減らす必要
はなく2層配線構造の導通不良を減少させること
ができる。
なお、上記実施例では多層配線において第1層
の金属配線を上述のように形成する場合について
説明したが、1層構造においてその金属配線(勿
論、バリアメタル層と主配線金属層からなる)を
実施例のように形成してもよく、その場合はパツ
シベーシヨン膜のカバーレツジに対して有効であ
り、耐湿性の向上を期待することができる。ま
た、3層以上の配線においても同様に適用できる
ものである。
以上詳述したように、この発明の半導体装置の
製造方法によれば、金属配線を構成する下層のバ
リアメタル層と上層の主配線金属層のエツジ部が
階段状に形成されるようにしたので、簡単な製造
工程により安定で歩留りのよい多層配線を実現で
き、また1層配線の場合は耐湿性の向上を期待す
ることができる。また、この製造方法によれば、
レジスト以外の特別のマスク材料を必要とせず
に、あるいは途中でレジストマスクを作り直すな
どすることなしに目的形状の金属配線を形成する
ことができるから、工程が簡略になる上に、上層
の主配線金属層と下層のバリアメタル層の合わせ
ずれがなくパターンマージンをとる必要がないか
ら配線の縮小化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバリアメタル層および主配線金属層か
らなる金属配線を採用した半導体装置の断面図、
第2図は上記金属配線の従来の製造方法を説明す
るための断面図、第3図はこの発明の半導体装置
の製造方法の実施例を説明するための断面図であ
る。 11…半導体基板、14…バリアメタル層、1
5…主配線金属層、16…レジスト、17…第1
層の金属配線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板上に、バリアメタル層およびその
    上の主配線金属層からなる積層構造の金属配線を
    形成するようにした半導体装置の製造方法におい
    て、 (a) 半導体基板上にバリアメタル層および主配線
    金属層を順次形成した後、主配線金属層上にレ
    ジストパターンを形成する工程と、 (b) そのレジストパターンをマスクとして主配線
    金属層を配線パターンにエツチングし、更にレ
    ジストパターンを残したまま、前記パターン化
    された主配線金属層をマスクとして下層のバリ
    アメタル層をエツチングする工程と、 (c) その後、主配線金属層の選択エツチヤントを
    用いて前記レジストパターンをマスクとして主
    配線金属層をサイドエツチングすることによ
    り、該主配線金属層のエツジをバリアメタル層
    のエツジの内側に位置させる工程と、 (d) その後、前記レジストパターンを除去する工
    程とを具備してなる半導体装置の製造方法。
JP16094081A 1981-10-12 1981-10-12 半導体装置の製造方法 Granted JPS5863150A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6144468A (ja) * 1984-08-09 1986-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JPH0195536A (ja) * 1987-10-07 1989-04-13 Mitsubishi Electric Corp 多重膜配線体の製造方法
JP3866783B2 (ja) 1995-07-25 2007-01-10 株式会社 日立ディスプレイズ 液晶表示装置
EP1338914A3 (en) 1995-11-21 2003-11-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for manufacturing liquid crystal display

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JPS526477A (en) * 1975-07-07 1977-01-18 Hitachi Ltd Method for multi-layer film formation
JPS526597A (en) * 1975-07-04 1977-01-19 Hitachi Ltd Column device for fluid chromatograph

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