JPS63210256A - 振動減衰能が大きいオ−ステナイト鋳鉄 - Google Patents
振動減衰能が大きいオ−ステナイト鋳鉄Info
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- JPS63210256A JPS63210256A JP4247987A JP4247987A JPS63210256A JP S63210256 A JPS63210256 A JP S63210256A JP 4247987 A JP4247987 A JP 4247987A JP 4247987 A JP4247987 A JP 4247987A JP S63210256 A JPS63210256 A JP S63210256A
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- cast iron
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Landscapes
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は振動減衰能が大きい鋳鉄に関するものであり、
詳しくは振動減衰能が大きい非磁性オーステナイト鋳鉄
に関するものであり、各種機器部材として使用される。
詳しくは振動減衰能が大きい非磁性オーステナイト鋳鉄
に関するものであり、各種機器部材として使用される。
（従来の技術）
従来のオーステナイト鋳鉄として片状黒鉛ニレジスト鋳
鉄があり、このものはＣ：３．０％以下、Ｓｉ： １．
Ｏ〜９．５％、Ｍｎ： １．Ｏ〜１．５％、Ｎｉ：
１３． ５〜１７． ５ ％、Ｃｕ：５．５〜７゜５
％、Ｃｒ：１．７５〜２．５％からなる非磁性片状黒鉛
オーステナイト鋳鉄である（例えば、日本鋳物協会編ｒ
改訂４版 鋳物便覧」（昭６１．１．２０）丸首、Ｐ２
Ｏ３）。
鉄があり、このものはＣ：３．０％以下、Ｓｉ： １．
Ｏ〜９．５％、Ｍｎ： １．Ｏ〜１．５％、Ｎｉ：
１３． ５〜１７． ５ ％、Ｃｕ：５．５〜７゜５
％、Ｃｒ：１．７５〜２．５％からなる非磁性片状黒鉛
オーステナイト鋳鉄である（例えば、日本鋳物協会編ｒ
改訂４版 鋳物便覧」（昭６１．１．２０）丸首、Ｐ２
Ｏ３）。
（発明が解決しようとする問題点）
鋳鉄は一般に、他の鉄系材料に比較して振動減衰能が大
きいため、繰り返し衝撃や摩擦に起因する振動、回転運
動や往復運動から発生する騒音を防止するために各種機
器部材として使用されているが、従来のオーステナイト
鋳鉄は振動減衰能Ｑ−が１０〜８０Ｘ１０−’程度と小
さいなめ、上記振動や騒音を下げることが困難であると
いう問題点がある。そこで、本発明はかかる問題点を解
決するためになされたもので、従来鋳鉄の非磁性を損な
うことなく、優れた振動減衰能を有するオーステナイト
鋳鉄を提供するものである。
きいため、繰り返し衝撃や摩擦に起因する振動、回転運
動や往復運動から発生する騒音を防止するために各種機
器部材として使用されているが、従来のオーステナイト
鋳鉄は振動減衰能Ｑ−が１０〜８０Ｘ１０−’程度と小
さいなめ、上記振動や騒音を下げることが困難であると
いう問題点がある。そこで、本発明はかかる問題点を解
決するためになされたもので、従来鋳鉄の非磁性を損な
うことなく、優れた振動減衰能を有するオーステナイト
鋳鉄を提供するものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は重量％でＣ：３．０〜４．５％、Ｓｉ：１．５
〜３．０％、Ｍｎ： ０．２〜１．５％、Ｎ】。
〜３．０％、Ｍｎ： ０．２〜１．５％、Ｎ】。
−２＝
８ 、５〜２０．５ ％、Ｃｕ： ５． ５〜７
． ５ ％、Ｃｒ：１．５％以下を含み、残部がＦｅお
よび不可避的不純物からなり、片状黒鉛組織を有する非
磁性オーステナイト鋳鉄である。
． ５ ％、Ｃｒ：１．５％以下を含み、残部がＦｅお
よび不可避的不純物からなり、片状黒鉛組織を有する非
磁性オーステナイト鋳鉄である。
次に本発明において各成分組成を限定した理由について
説明する。
説明する。
（１）Ｃ
鋳鉄においてはＳｔとともに鋳鉄の振動減衰能を向上さ
せる黒鉛の析出を促進する元素であり、溶解性、鋳造性
を考慮すると３．０％以上必要である。しかし、４．５
％以上添加すると溶解温度が異常に高くなり特殊な溶解
技術を必要とするため３．０〜４．５％に限定した。
せる黒鉛の析出を促進する元素であり、溶解性、鋳造性
を考慮すると３．０％以上必要である。しかし、４．５
％以上添加すると溶解温度が異常に高くなり特殊な溶解
技術を必要とするため３．０〜４．５％に限定した。
（２）Ｓｉ
上記したＣとともに強力な黒鉛化促進元素であり、振動
減衰能を向上させる片状黒鉛を大きく成長させるなめに
は１．５％以上必要であり、またＣが３．０％以上にな
ると基地中のＳｔ濃度が高まり、材質が脆弱になるため
１．５＝３．０％に限定しな。
減衰能を向上させる片状黒鉛を大きく成長させるなめに
は１．５％以上必要であり、またＣが３．０％以上にな
ると基地中のＳｔ濃度が高まり、材質が脆弱になるため
１．５＝３．０％に限定しな。
（３）Ｍｎ
一般の鋳鉄に含まれている量０゜２〜１．５％とする。
（４）Ｎｉ
Ｎｉはオーステナイト化促進元素であり、鋳鉄の基地を
完全にオーステナイトにするなめには、８．０％以上必
要であり、２０．５％を超えるとオーステナイトに磁性
を生じさせるため８．５〜２０．５％、に限定した。
完全にオーステナイトにするなめには、８．０％以上必
要であり、２０．５％を超えるとオーステナイトに磁性
を生じさせるため８．５〜２０．５％、に限定した。
（５）Ｃｕ
Ｃｕは高価なＮｉの代用として５．５〜７．５％の範囲
で置換可能なため、５．５〜７，５％に限定しな。
で置換可能なため、５．５〜７，５％に限定しな。
（６）Ｃｒ
Ｃｒはオーステナイト化促進元素ではあるが、その含有
量が１．５％を超えると多量の炭化物を析出し、オース
テナイト鋳鉄に磁性を生じさせるなめその上限を１．５
％とした。
量が１．５％を超えると多量の炭化物を析出し、オース
テナイト鋳鉄に磁性を生じさせるなめその上限を１．５
％とした。
（実施例）
以下、本発明の実施例について述べる。
Ｃ：３．０〜４ 、５％、Ｓｊ：１．５〜３ 、０％、
Ｍｎ： ０． ２〜１． ５ ％、Ｎｉ： ８．
５〜２０． ５％、Ｃｕ： ５．５〜７．５％、Ｃｒ：
１．５％以下を含み、残部がＦｅおよび不可避的不純物
からなるように溶湯溶製、溶湯処理を施した後、ＣＯ３
鋳型に鋳込み、１インチＹブロックを採取し、成分組成
、振動減衰能および磁性を調査し、その結果を比較鋳鉄
例と共に下記表に示す。比較鋳鉄は一般の片状黒□鉛オ
ーステナイト鋳鉄である。
Ｍｎ： ０． ２〜１． ５ ％、Ｎｉ： ８．
５〜２０． ５％、Ｃｕ： ５．５〜７．５％、Ｃｒ：
１．５％以下を含み、残部がＦｅおよび不可避的不純物
からなるように溶湯溶製、溶湯処理を施した後、ＣＯ３
鋳型に鋳込み、１インチＹブロックを採取し、成分組成
、振動減衰能および磁性を調査し、その結果を比較鋳鉄
例と共に下記表に示す。比較鋳鉄は一般の片状黒□鉛オ
ーステナイト鋳鉄である。
なお添付図面は本発明鋳鉄（供試材、１）の顕微鏡写真
（３％ナイタール腐食、倍率１００倍）であり、オース
テナイト基地組織に片状黒鉛が晶出している。
（３％ナイタール腐食、倍率１００倍）であり、オース
テナイト基地組織に片状黒鉛が晶出している。
本発明は以上の通りであって下記表からも明らかなよう
に、本発明鋳鉄は比較鋳鉄に比べきわめて優れた振動減
衰能を有し、しかも非磁性である。
に、本発明鋳鉄は比較鋳鉄に比べきわめて優れた振動減
衰能を有し、しかも非磁性である。
（発明の効果）
本発明鋳鉄は優れた振動減衰能と非磁性とを有するので
、広く各種器基部材として適用でき、特に繰り返し衝撃
機構や回転体を有する機器部材として用いるときはその
優れた振動減衰能によって振動を減少でき、また疲労破
壊の防止にも役立つとともに、騒音の発生抑制あるいは
騒音の吸収に極めて優れた効果を発揮するもので機器材
料として優れた材質である。
、広く各種器基部材として適用でき、特に繰り返し衝撃
機構や回転体を有する機器部材として用いるときはその
優れた振動減衰能によって振動を減少でき、また疲労破
壊の防止にも役立つとともに、騒音の発生抑制あるいは
騒音の吸収に極めて優れた効果を発揮するもので機器材
料として優れた材質である。
図面は本発明鋳鉄の金属組織を示すＲ微鏡写真である。
Claims (1)
- 重量％で、Ｃ：３．０〜４．５％、Ｓｉ：１．５〜３．
０％、Ｍｎ：０．２〜１．５％、Ｎｉ：８．５〜２０．
５％、Ｃｕ：５．５〜７．５％、Ｃｒ：１．５％以下を
含み、残部がＦｅおよび不可避的不純物からなり、片状
黒鉛組織を有することを特徴とする振動減衰能が大きい
オーステナイト鋳鉄。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4247987A JPS63210256A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 振動減衰能が大きいオ−ステナイト鋳鉄 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4247987A JPS63210256A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 振動減衰能が大きいオ−ステナイト鋳鉄 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63210256A true JPS63210256A (ja) | 1988-08-31 |
Family
ID=12637199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4247987A Pending JPS63210256A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 振動減衰能が大きいオ−ステナイト鋳鉄 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63210256A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103194661A (zh) * | 2012-01-05 | 2013-07-10 | Lg电子株式会社 | 无磁性铸铁和使用该无磁性铸铁的往复式压缩机 |
| CN103397254A (zh) * | 2013-08-08 | 2013-11-20 | 常熟市东方特种金属材料厂 | 复合型减振降噪功能合金 |
| JP5384352B2 (ja) * | 2007-08-31 | 2014-01-08 | 株式会社豊田自動織機 | オーステナイト系鋳鉄とその製造方法およびオーステナイト系鋳鉄鋳物および排気系部品 |
| CN109913745A (zh) * | 2019-02-20 | 2019-06-21 | 河北恒工机械装备科技有限公司 | 镍合金化d型石墨奥氏体抗氧化性铸铁型材及其制造方法 |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP4247987A patent/JPS63210256A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5384352B2 (ja) * | 2007-08-31 | 2014-01-08 | 株式会社豊田自動織機 | オーステナイト系鋳鉄とその製造方法およびオーステナイト系鋳鉄鋳物および排気系部品 |
| CN103194661A (zh) * | 2012-01-05 | 2013-07-10 | Lg电子株式会社 | 无磁性铸铁和使用该无磁性铸铁的往复式压缩机 |
| CN103194661B (zh) * | 2012-01-05 | 2015-04-15 | Lg电子株式会社 | 无磁性铸铁和使用该无磁性铸铁的往复式压缩机 |
| CN103397254A (zh) * | 2013-08-08 | 2013-11-20 | 常熟市东方特种金属材料厂 | 复合型减振降噪功能合金 |
| CN109913745A (zh) * | 2019-02-20 | 2019-06-21 | 河北恒工机械装备科技有限公司 | 镍合金化d型石墨奥氏体抗氧化性铸铁型材及其制造方法 |
| CN109913745B (zh) * | 2019-02-20 | 2021-04-30 | 河北恒工精密装备股份有限公司 | 镍合金化d型石墨奥氏体抗氧化性铸铁型材及其制造方法 |
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