JP2677367B2 - 球状黒鉛鋳鉄 - Google Patents
球状黒鉛鋳鉄Info
- Publication number
- JP2677367B2 JP2677367B2 JP62323813A JP32381387A JP2677367B2 JP 2677367 B2 JP2677367 B2 JP 2677367B2 JP 62323813 A JP62323813 A JP 62323813A JP 32381387 A JP32381387 A JP 32381387A JP 2677367 B2 JP2677367 B2 JP 2677367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impact value
- elongation
- cast iron
- spheroidal graphite
- graphite cast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は高靭性の球状黒鉛鋳鉄に関する。
[従来技術及び発明が解決しようとする問題点]
従来のフェライト地を有する球状黒鉛鋳鉄FCD37又はF
CD40は、ある程度伸び、衝撃値は高いが、低温における
衝撃値が低い。 これらを改善する為にNiを添加する方法が特公昭61−
33897等によって開示されている。しかしながら、この
発明ではSiが2.0%以上であるため−15℃で最低1.7kgf
−m/cm2の衝撃値しか得られない。 また、溶湯内にBiを含むフェロアロイを添加し、接種
して得られる球状黒鉛を含む鋳鉄が、特開昭58−45311
号公報に開示されている。 しかし、このものも、接種後の鋳鉄が2.2%以上のSi
を含有するため、硬度の上り、伸びの低下、衝撃値の低
下、特に極低温で衝撃値が低下する虞がある。 自動車用や産業用鋳物部品は最近−40℃程度の低温下
でも使用されることが多く、このような低温でも高い衝
撃値が要求されるようになった。 そこで本発明者等は、Si含有量を低くすることとBiを
微量添加することにより黒鉛粒数を300ケ/mm2以上に増
加させることにより伸びと衝撃値を向上させた。 また上記発明ではフェライト組織であることを条件と
し実施例ではフェライト化焼なましを行なっているが、
製造原価を低減する意味では焼なましを行なわず、鋳放
し状態で使用することが最も好ましい。 本発明では微量のBiを添加するために黒鉛粒数が増加
しパーライトが少なくなり、熱処理をしなくても、又は
熱処理をするとしても低温でかつ短時間の熱処理で充分
な伸びと衝撃値を確保し得ることを知見し本発明を完成
するに至ったものである。 もちろん焼なましを行なってフェライト組織にすれ
ば、更に高い伸びや靭性が得られることはいうまでもな
い。 本発明の目的は、伸びと衝撃値、特に低温での衝撃値
を向上せしめ、かつ熱処理を省くか、行っても低温でか
つ短時間の熱処理を行なうのみで製造原価を低減し得る
球状黒鉛鋳鉄を提供するものである。 [問題点を解決するための手段] 本発明の球状黒鉛鋳鉄は、 重量%で C :3.0 〜4.0% Si:1.5 〜2.0%未満 Mn: <0.3% P : <0.03% Cr: <0.10% Mg:0.02〜0.06% CE値(炭素当量=C+1/3×(Si+P)):3.9〜4.6% 残余鉄及び不可避的不純物からなり、かつ上記組成の
溶湯に0.005〜0.03%のBiを添加し、該Bi添加と同時に
又は添加後に接種を行ない、黒鉛粒数を300ケ/mm2以
上、かつ−40℃における衝撃値が1.5kgf−m/cm2以上と
し、必要に応じてBiの残留含有量を0.0015〜0.150%と
したことを特徴とするものである。 次に前記数値の限定理由について説明する。 Cは3.0%未満では鋳造性が悪くなり、かつ黒鉛粒数
が減少するためパーライトが多くなる。また4.0%を超
えるとキッシュ黒鉛が出やすくなり強度が低下する。 Siは1.5%未満では炭化物が析出しやすくなり衝撃値
と伸びが低下する。また、2.0%を超えるとシリコフェ
ライトの影響で衝撃値や伸びが低下する。 Mnは0.3%を超えるとパーライトが多くなり衝撃値と
伸びが低下する。 Pは0.03%を超えるとステダイトの影響で衝撃値と伸
びが低下する。 Crが0.1%を超えると炭化物が析出しやすくなり衝撃
値と伸びが低下する。 Mgは0.02%未満では黒鉛が球状化せず、0.06%を超え
ると、ひけ巣、炭化物がでやすくなるばかりでなく、経
済的にも不利となる。 CE値は3.9%未満では炭化物が出やすくなり、また鋳
造性も悪くなる。4.6%を超えるとキッシュ黒鉛が出や
すくなる。 Biはその残留含有量が0.0015%未満では黒鉛粒数増大
効果が低下し、そのため鋳放し組織中にセメンタイトが
発生するようになる。 また残留含有量が0.0150%を超えると Biの黒鉛球状化阻害効果が現出し、黒鉛の球状化率が
70%以下となって機械的諸性質が劣化する。 Biは球状黒鉛鋳鉄溶湯に対する溶け込み歩留まり率が
悪く、しかも変動も大きいため、その残留含有量を0.00
15〜0.0150%にするためには添加量として0.005〜0.030
%に設定する必要がある。 黒鉛粒数は、300ケ/mm2未満では、黒鉛間距離が大き
くなりパーライトの析出が多くなって衝撃値、伸びが低
下する。 [作 用] 本発明は、伸び、衝撃値、特に−40℃での衝撃値の高
い球状黒鉛鋳鉄が鋳放しでも得ることができる。 またフェライト化焼なまし熱処理を行なえば、更に高
い衝撃値、伸びが得られる。 [実施例.1] 第1図(a),(b),(c),(d)は顕微鏡組織
を示す。第1図(a)に示す本発明材は黒鉛粒数が多
く、かつフェライトが多いことがわかる。これにくらべ
て第1図(b)に示す通常のFCD40は黒鉛粒数も少な
く、パーライトも多い。また第1図(c)に示す低Si%
のFCD40は黒鉛粒数も少なく、かつパーライトは極めて
多い。第1図(d)に示す通常のFCD40にBiを添加した
ものは黒鉛粒数は増えフェライトも多くなっていること
がわかる。 第2図、第3図に機械的性質を示す。本発明材の引張
り強さは43.5kgf/mm2,耐力は27.2kgf/mm2,伸びは23.8
%,室温における衝撃値は2.23kgf−m/cm2,−40℃にお
ける衝撃値は1.81kgf−m/cm2であり、引張強さ、耐力は
FCD40より低いが、伸び、衝撃値特に−40℃における衝
撃値は良好な値が得られる。 またFCD40で低Siにしたものは、顕微鏡組織でパーラ
イトが多いことより引張強さ耐力は高くなるが伸び、衝
撃値は著しく低くなる。またBiを添加した通常のSi%の
FCDは顕微鏡組織では黒鉛が微細化されフェライトが多
くなっているが、低Siの本発明材にくらべると伸び、衝
撃性は低い値となる。特に−40℃の低温衝撃値の著しい
改善は認められない。 このように本発明材は、従来の材質あるいは従来の材
質を低Si化するとか、Biを添加するとか改善をしたもの
にくらべて極めて優れた材質であることがわかる。 また熱処理を行なわなくても優れた材質が得られるこ
とがわかる。 [発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明の球状黒鉛鋳鉄
は、Si値を低くし、しかも、微量のBiを添加することに
より、熱処理をしなくても、又は熱処理をするとしても
低温でかつ短時間の熱処理で、黒鉛粒数が増加すると共
に、フェライト率が向上し、パーライトが少なくなっ
て、充分な伸びと衝撃値を確保でき、シリコ・フェライ
トの悪影響、すなわち、硬度の上り,伸びの低下,衝撃
値の低下,特に、−40℃程度の極低温での衝撃値の低下
を少なくすることができる。 また、前述のとおり鋳放し状態で優れた引張強さ、伸
び及び衝撃値を有するものであるが、熱処理を施すと鋳
放し材に較べ、更に優れた伸び、衝撃値、特に低温での
衝撃値が改善される。 すなわち、球状黒鉛鋳鉄の機械的性質の向上と製造原
価の低減に著しい効果をもたらすものである。
CD40は、ある程度伸び、衝撃値は高いが、低温における
衝撃値が低い。 これらを改善する為にNiを添加する方法が特公昭61−
33897等によって開示されている。しかしながら、この
発明ではSiが2.0%以上であるため−15℃で最低1.7kgf
−m/cm2の衝撃値しか得られない。 また、溶湯内にBiを含むフェロアロイを添加し、接種
して得られる球状黒鉛を含む鋳鉄が、特開昭58−45311
号公報に開示されている。 しかし、このものも、接種後の鋳鉄が2.2%以上のSi
を含有するため、硬度の上り、伸びの低下、衝撃値の低
下、特に極低温で衝撃値が低下する虞がある。 自動車用や産業用鋳物部品は最近−40℃程度の低温下
でも使用されることが多く、このような低温でも高い衝
撃値が要求されるようになった。 そこで本発明者等は、Si含有量を低くすることとBiを
微量添加することにより黒鉛粒数を300ケ/mm2以上に増
加させることにより伸びと衝撃値を向上させた。 また上記発明ではフェライト組織であることを条件と
し実施例ではフェライト化焼なましを行なっているが、
製造原価を低減する意味では焼なましを行なわず、鋳放
し状態で使用することが最も好ましい。 本発明では微量のBiを添加するために黒鉛粒数が増加
しパーライトが少なくなり、熱処理をしなくても、又は
熱処理をするとしても低温でかつ短時間の熱処理で充分
な伸びと衝撃値を確保し得ることを知見し本発明を完成
するに至ったものである。 もちろん焼なましを行なってフェライト組織にすれ
ば、更に高い伸びや靭性が得られることはいうまでもな
い。 本発明の目的は、伸びと衝撃値、特に低温での衝撃値
を向上せしめ、かつ熱処理を省くか、行っても低温でか
つ短時間の熱処理を行なうのみで製造原価を低減し得る
球状黒鉛鋳鉄を提供するものである。 [問題点を解決するための手段] 本発明の球状黒鉛鋳鉄は、 重量%で C :3.0 〜4.0% Si:1.5 〜2.0%未満 Mn: <0.3% P : <0.03% Cr: <0.10% Mg:0.02〜0.06% CE値(炭素当量=C+1/3×(Si+P)):3.9〜4.6% 残余鉄及び不可避的不純物からなり、かつ上記組成の
溶湯に0.005〜0.03%のBiを添加し、該Bi添加と同時に
又は添加後に接種を行ない、黒鉛粒数を300ケ/mm2以
上、かつ−40℃における衝撃値が1.5kgf−m/cm2以上と
し、必要に応じてBiの残留含有量を0.0015〜0.150%と
したことを特徴とするものである。 次に前記数値の限定理由について説明する。 Cは3.0%未満では鋳造性が悪くなり、かつ黒鉛粒数
が減少するためパーライトが多くなる。また4.0%を超
えるとキッシュ黒鉛が出やすくなり強度が低下する。 Siは1.5%未満では炭化物が析出しやすくなり衝撃値
と伸びが低下する。また、2.0%を超えるとシリコフェ
ライトの影響で衝撃値や伸びが低下する。 Mnは0.3%を超えるとパーライトが多くなり衝撃値と
伸びが低下する。 Pは0.03%を超えるとステダイトの影響で衝撃値と伸
びが低下する。 Crが0.1%を超えると炭化物が析出しやすくなり衝撃
値と伸びが低下する。 Mgは0.02%未満では黒鉛が球状化せず、0.06%を超え
ると、ひけ巣、炭化物がでやすくなるばかりでなく、経
済的にも不利となる。 CE値は3.9%未満では炭化物が出やすくなり、また鋳
造性も悪くなる。4.6%を超えるとキッシュ黒鉛が出や
すくなる。 Biはその残留含有量が0.0015%未満では黒鉛粒数増大
効果が低下し、そのため鋳放し組織中にセメンタイトが
発生するようになる。 また残留含有量が0.0150%を超えると Biの黒鉛球状化阻害効果が現出し、黒鉛の球状化率が
70%以下となって機械的諸性質が劣化する。 Biは球状黒鉛鋳鉄溶湯に対する溶け込み歩留まり率が
悪く、しかも変動も大きいため、その残留含有量を0.00
15〜0.0150%にするためには添加量として0.005〜0.030
%に設定する必要がある。 黒鉛粒数は、300ケ/mm2未満では、黒鉛間距離が大き
くなりパーライトの析出が多くなって衝撃値、伸びが低
下する。 [作 用] 本発明は、伸び、衝撃値、特に−40℃での衝撃値の高
い球状黒鉛鋳鉄が鋳放しでも得ることができる。 またフェライト化焼なまし熱処理を行なえば、更に高
い衝撃値、伸びが得られる。 [実施例.1] 第1図(a),(b),(c),(d)は顕微鏡組織
を示す。第1図(a)に示す本発明材は黒鉛粒数が多
く、かつフェライトが多いことがわかる。これにくらべ
て第1図(b)に示す通常のFCD40は黒鉛粒数も少な
く、パーライトも多い。また第1図(c)に示す低Si%
のFCD40は黒鉛粒数も少なく、かつパーライトは極めて
多い。第1図(d)に示す通常のFCD40にBiを添加した
ものは黒鉛粒数は増えフェライトも多くなっていること
がわかる。 第2図、第3図に機械的性質を示す。本発明材の引張
り強さは43.5kgf/mm2,耐力は27.2kgf/mm2,伸びは23.8
%,室温における衝撃値は2.23kgf−m/cm2,−40℃にお
ける衝撃値は1.81kgf−m/cm2であり、引張強さ、耐力は
FCD40より低いが、伸び、衝撃値特に−40℃における衝
撃値は良好な値が得られる。 またFCD40で低Siにしたものは、顕微鏡組織でパーラ
イトが多いことより引張強さ耐力は高くなるが伸び、衝
撃値は著しく低くなる。またBiを添加した通常のSi%の
FCDは顕微鏡組織では黒鉛が微細化されフェライトが多
くなっているが、低Siの本発明材にくらべると伸び、衝
撃性は低い値となる。特に−40℃の低温衝撃値の著しい
改善は認められない。 このように本発明材は、従来の材質あるいは従来の材
質を低Si化するとか、Biを添加するとか改善をしたもの
にくらべて極めて優れた材質であることがわかる。 また熱処理を行なわなくても優れた材質が得られるこ
とがわかる。 [発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明の球状黒鉛鋳鉄
は、Si値を低くし、しかも、微量のBiを添加することに
より、熱処理をしなくても、又は熱処理をするとしても
低温でかつ短時間の熱処理で、黒鉛粒数が増加すると共
に、フェライト率が向上し、パーライトが少なくなっ
て、充分な伸びと衝撃値を確保でき、シリコ・フェライ
トの悪影響、すなわち、硬度の上り,伸びの低下,衝撃
値の低下,特に、−40℃程度の極低温での衝撃値の低下
を少なくすることができる。 また、前述のとおり鋳放し状態で優れた引張強さ、伸
び及び衝撃値を有するものであるが、熱処理を施すと鋳
放し材に較べ、更に優れた伸び、衝撃値、特に低温での
衝撃値が改善される。 すなわち、球状黒鉛鋳鉄の機械的性質の向上と製造原
価の低減に著しい効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b),(c),(d)は金属顕微鏡組
織写真、第2,3図はともに機械的性質を示すものであ
る。
織写真、第2,3図はともに機械的性質を示すものであ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 酒井 潤
埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式
会社本田技術研究所内
(72)発明者 夏目 毅
埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式
会社本田技術研究所内
(56)参考文献 特開 昭58−45311(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.重量%で C :3.0 〜4.0% Si:1.5 〜2.0%未満 Mn: <0.3% P : <0.03% Cr: <0.10% Mg:0.02〜0.06% CE値(炭素当量=C+1/3×(Si+P)):3.9〜4.6% 残余鉄及び不可避的不純物からなり、かつ上記組成の溶
湯に0.005〜0.03%のBiを添加し、該Bi添加と同時に又
は添加後に接種を行ない、黒鉛粒数を300ケ/mm2以上、
かつ−40℃における衝撃値が1.5kgf−m/cm2−以上とし
た球状黒鉛鋳鉄。 2.Biの含有量を0.0015〜0.0150%とした特許請求の範
囲第1項記載の球状黒鉛鋳鉄。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62323813A JP2677367B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-12-23 | 球状黒鉛鋳鉄 |
GB8805483A GB2203448B (en) | 1987-03-09 | 1988-03-08 | Nodular cast iron |
DE3807455A DE3807455C2 (de) | 1987-03-09 | 1988-03-08 | Nodulares Gußeisen hoher Schlagfestigkeit sowie Verfahren zu dessen Behandlung |
US07/165,873 US4889687A (en) | 1987-03-09 | 1988-03-09 | Nodular cast iron having a high impact strength and process of treating the same |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220687 | 1987-03-09 | ||
JP62-52206 | 1987-03-09 | ||
JP62323813A JP2677367B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-12-23 | 球状黒鉛鋳鉄 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01246A JPH01246A (ja) | 1989-01-05 |
JPS64246A JPS64246A (en) | 1989-01-05 |
JP2677367B2 true JP2677367B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=26392818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62323813A Expired - Lifetime JP2677367B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-12-23 | 球状黒鉛鋳鉄 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677367B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4658494A (en) * | 1985-05-28 | 1987-04-21 | Hitachi Seiko Ltd. | Apparatus for drilling printed circuit boards |
JP2730959B2 (ja) * | 1988-03-09 | 1998-03-25 | 日立金属株式会社 | 球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法 |
JPH0270015A (ja) * | 1988-09-06 | 1990-03-08 | Hitachi Metals Ltd | 球状黒鉛鋳鉄 |
US5346561A (en) * | 1992-02-27 | 1994-09-13 | Hitachi Metals, Ltd. | Spheroidal graphite cast iron member having improved mechanical strength hand method of producing same |
KR101040658B1 (ko) | 2010-11-30 | 2011-06-10 | (주)희원금속 | 초저온용 구상흑연주철 |
KR102356486B1 (ko) * | 2016-03-24 | 2022-01-26 | 히타치 긴조쿠 가부시키가이샤 | 구상 흑연 주철, 그로부터 이루어지는 주조 물품 및 자동차용 구조 부품, 및 구상 흑연 주철로 이루어지는 주조 물품의 제조 방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2511044A1 (fr) * | 1981-08-04 | 1983-02-11 | Nobel Bozel | Ferro-alliage pour le traitement d'inoculation des fontes a graphite spheroidal |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP62323813A patent/JP2677367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS64246A (en) | 1989-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2760004B2 (ja) | 加工性に優れた高強度耐熱鋼 | |
EP3441497A1 (en) | Lightweight steel and steel sheet with enhanced elastic modulus, and manufacturing method thereof | |
CN107587068A (zh) | 一种抗拉强度≥2100MPa的弹簧钢及生产方法 | |
KR100205263B1 (ko) | 도핑 Fe3AL 기재의, 중간 온도 범위용 부품용의 내산화성 및 내식성 합금 | |
JP2677367B2 (ja) | 球状黒鉛鋳鉄 | |
JPH05214484A (ja) | 高強度ばね用鋼およびその製造方法 | |
US3599320A (en) | Metastable austenitic stainless steel | |
JP2909089B2 (ja) | マルエージング鋼およびその製造方法 | |
JPH07145444A (ja) | 高強度球状黒鉛鋳鉄 | |
JPS6383251A (ja) | 高力高弾性アルミニウム合金の製造法 | |
JP3597211B2 (ja) | 高温強度に優れた球状黒鉛鋳鉄 | |
JP2652449B2 (ja) | 鋳鉄及びその改質方法 | |
JP2001032044A (ja) | 高強度ボルト用鋼及び高強度ボルトの製造方法 | |
KR20000058123A (ko) | 용접성이 뛰어난 강제 후육재료와 그 제조방법 | |
JPH10317093A (ja) | 高剛性球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法 | |
JPH0734204A (ja) | フェライト系耐熱鋳鋼およびその製造方法 | |
JP2730959B2 (ja) | 球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法 | |
JP2775049B2 (ja) | 球状黒鉛鋳鉄の製造法 | |
JP2716063B2 (ja) | 低温靭性にすぐれた球状黒鉛鋳鉄 | |
JPH01246A (ja) | 球状黒鉛鋳鉄 | |
JP2000192205A (ja) | 耐酸化性に優れた耐熱合金 | |
JPH05239590A (ja) | 耐摩耗性に優れた鋼 | |
JPH0270015A (ja) | 球状黒鉛鋳鉄 | |
WO1996038596A1 (fr) | Fonte graphitique spherique a haute resistance mecanique | |
JPH07207412A (ja) | 結晶粒安定化浸炭用鋼 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725 Year of fee payment: 11 |