JPS63208596A - 新規な抗菌剤およびカルバペネム抗生物質の効力増強剤 - Google Patents

新規な抗菌剤およびカルバペネム抗生物質の効力増強剤

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JPS63208596A
JPS63208596A JP28026987A JP28026987A JPS63208596A JP S63208596 A JPS63208596 A JP S63208596A JP 28026987 A JP28026987 A JP 28026987A JP 28026987 A JP28026987 A JP 28026987A JP S63208596 A JPS63208596 A JP S63208596A
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chain
alkyl
carboxy
straight
aminoethyl
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JP28026987A
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ウイリアム エツチ.パーソンズ
アーサー エー.パチエツト
ウイリアム アール.シエーン
タニグチ マサオ
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Merck and Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酵素D−AQa−D−A(laミリガーゼ阻
害することによって細菌の細胞壁合成を妨げる新規な抗
菌剤に関する。また本発明の化合物は、腎臓のデヒドロ
ペプチダーゼ(DHP)を阻害し、従ってカルバペネム
抗生物質の抗生物質作用を強化する。
多くの抗菌剤に選択毒性があるのはそれらの標的が感受
性細菌にのみ存在する構造であるという事実によるもの
である。これらの構造の1つがペプチドグリカン再防壁
ポリマーであり、これが溶解から細菌を保護して極めて
重要な役割を果している。多数の薬剤、例えばβ−ラク
タム類、バシトラシンおよびフラボマイシンはアッセン
ブリーの最終期に含まれる酵素反応を阻止することによ
ってこのポリマーのアッセンブリーを妨げる。
ペプチドグリカン生合成はD−アラニン−D−アラニン
がU D P −M u r N A c−トリペプチ
ドに付加して終結する多酵素経路で生合成される前駆物
質UDP−MurNAc−A Q a −D −G Q
 u −L y s −D −A 11 a −D−ア
ラニンを包含する。D−アラニル−D−アラニンの形成
はD−アラニル−D−アラニンリガーゼ(シンセターゼ
)によって触媒される。D−アラニル−D−アラニルリ
ガーゼの阻害が生体内で細菌の細胞溶解を生じるペプチ
ドグリカン生合成を終結することは知られている。かか
る阻害剤は抗菌剤として使用することができる6例えば
D−シクロセリン、擬似D−アラニンは供与体および受
容体の両部位においてリガーゼの可逆阻害剤であり、従
来記載されている最も効能あるリガーゼ阻害剤であり有
効な抗菌剤である。(F、C。
ノイハウス等、 バイオケミストリー第3巻471〜4
81頁(1964年))。
またD−アラニル−D−アラニンのジペプチド類似体は
りガーゼの阻害剤であることが知られている。(F、C
,ノイハウス等、バイオケミストリー第8巻、5119
〜5124頁(1965年)およびF、C,ノイハウス
w、p、ハンメンス、Pharmac、 Ther、第
14巻、265〜319頁(1981年))。
腎臓のデヒドロペプチダーゼ(E、C,3゜4.13.
11)はチェナマイシンおよびイミペネムのようなカル
バペネム抗生物質を代謝する哺乳類酵素である。この酵
素の阻害は、これらの抗生物質の尿回収を高め、腎毒性
を低減する。サンラフオーシャン社のEPO公開番号第
0091594号はジペプチダーゼ阻害作用を有するア
ミノカルボン酸誘導体を記載している。この問題および
イミペネムと併用して使用する腎デヒドロペプチダーゼ
阻害剤としてのシラスタチンの開発もまたF。
M、カバン等、J、アンチマイクロビアルケモセラビー
第12巻、追補り、1〜35頁(1983年)で検討さ
れている。
ペトリロ(E、R,スクイップアンドサンズ社に譲渡さ
れた)の米国特許第4,374,131号にはアンギオ
テンシン転化酵素(ACE)阻害作用により有用な高血
圧剤であるアミノおよび置換アミノホスフィニル−アル
カノイル化合物を開示している。
E、D、 トルセット等(メルクアンドカンパニー社)
 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U
SA第79巻、2176〜2180頁(1982年4月
)は、アンギオテンシン転化酵素のリン含有阻害剤を開
示している。
これらを背景にして新規なさらに有効なりガーゼ阻害剤
である抗菌剤に対する探索が続いている。
以下に示される構造Iおよび■の化合物がD−7ラニル
ーD−アラニンリガーゼの阻害剤であり、細菌感染の治
療に有用であることを発見した。これらの化合物は、単
独でまたはD−シクロセリンまたはβ−ラクタム抗生物
質のような他の抗生物質と併用して投与することができ
る。これらの化合物はまた腎臓のデヒドロペプチダーゼ
E、C,(3,4,13゜11)を阻害し、イミペネム
のようなペネムおよびカルバペネム抗生物質の生体内効
果を強化するのに有用である。
本発明は式■および■で表わされるホスフィノジペプチ
ド類およびその立体異性体およびラセミ化合物を提供す
るものである:0R。
■ [式中 R1はH,CH,である; R1およびR3は (a)水素; (b)cユ〜C12直鎖または分枝鎖アルキル; (C)at〜C1,直鎖または分枝鎖モノアルケニル: (d)C,〜C2゜アラルキル(アルキル鎖は直鎖また
は分枝鎖C8〜C1で ある); (e)複素環式アルキル(アルキル鎖は直鎖または分枝
鎖01〜C1であり、 複素環は5〜6員環の必要により ベンゼン環で縮合された1〜3個 のO,NまたはSヘテロ原子を含 む完全な芳香族である)であり、 上記R2及びR6の酸基はハロ、ヒドロキシ、カルボキ
シ、01〜C4アルコキシカルボニル、07〜C16ア
リールアルコキシカルボニル、C1〜C7シクロアルキ
ル、02〜C,アルコキシ、C,〜C工、アリールオキ
シ、アミノ、モノ−またはジーC1〜C,アルキルアミ
ノ、チオ、 C1〜C4アルキルチオ、C6〜C1tア
リールチオ、C1〜C,アラルキルチオまたはラジカル
−8−(CH,)、−CH(NHりC0OH(n=1〜
2)の1種以上で置換することができ(但し、上記で定
義したチオ基の1種で置換される場合にはR3またはR
6は少なくともC2アルキルである)、アリールまたは
芳香族へテロシクリル環はさらにC1〜C4直鎖または
分枝鎖アルキル、 トリハロメチル、ニトロ、ハロ、シ
アノまたはスルホンアミドで置換することができる; R3およびR4は水素、C1〜C4アルキル。
C6〜C18アリールまたはC7〜C1,アラルキルで
ある。] また薬学的に許容される担体および式!または■で表わ
される抗菌化合物またはその混合物の薬学的有効量を包
含している抗菌感染の治療に有用な薬学組成物を提供す
るものである: R4 土 [式中 R4はH,CH,である; R8およびR5は上記で定義した通りである;R3およ
びR4は水素、低級アルキル、アリール低級アルキルか
ら独立に選択される;R1に付いた炭素原子(リンに結
合した)はD(S)またはDL(SR)配置にあり、R
2に付いた炭素原子はD(R)、DL(R8)立体配置
にあり、R5が存在する場合には二重結合はEまたはZ
配置にある。]。
抗菌作用に対して構造Iおよび■の好適な態様はRLが
メチルであり、R3およびR1がメチル、エチル、ブロ
モメチル、クロロメチルなどの小さなラジカルであり、
R1に付いた炭素はO(S)立体配置にあるものを包含
する。
さらにカルバペネムまたはペネム抗生物質の薬学的有効
量と併用して式!または■で表わされるDHP阻害化合
物またはその混合物の薬学的有効量を包含している抗菌
感染の治療に有用な薬学組成物を提供するものである: R4 土 R4 ■ [式中 R8はH,CH,である: R2およびR1は上記で定義した通りである:R□およ
びR4は水素、低級アルキル、アリール低級アルキルか
ら独立に選択される;さらにR□に付いた炭1t4(リ
ンに結合した)はL (R)またはDL(SR)配置に
あり、R2に付いた炭素はD(R)、L(S)またはD
L(R8)配置にあり、R8が存在する場合には二重結
合はEまたは2配置にある。]。
DHP阻害作用に対して構造!および■の好敵な態様は
R4がメチルであり、R2およびR2はn−ヘプチル、
n−ヘキシルのような長鎖アルキル基(ハロ、ヒドロキ
シ、カルボキシ、 01〜C4アルコキシカルボニル、
C1〜C16アリールアルコキシカルボニル、03〜C
7シクロアルキル、C1〜C4アルコキシ。
06〜C13アリールオキシ、アミノ、モノ−またはジ
ーC1〜C,アルキルアミノ、チオ、01〜C4アルキ
ルチオ、 C,〜C1,アリールチオ、07〜coアラ
ルキルチオまたはラジカ)Lt−5−(CH,)、−C
H(NH,)COOH(n=1〜2)のような基で置換
することができ、但し、上記で定義したチオ基の1種で
置換される場合にはR8またはR8は少なくともC2ア
ルキルであり、アリールまたは芳香族複素環はさらにC
2〜C4直鎖または分枝鎖アルキル、トリハロメチル、
ニトロ、ハロ、シアノまたはスルホンアミドで置換する
ことができる)であり、R1に付いた鎖状炭素(リンに
対してα)はL(R)立体配置が好ましく。
R5が存在する場合には2立体配置にあるものである。
上記構造式Iおよび■の新規な化合物は新規で有用な抗
菌剤およびデヒドロペプチダーゼ阻害剤を表わしている
可変基のいかなるものによっても表わされるR2および
R5に対するアルキルおよびアルケニル基には特にこと
わらない限り直鎖または分枝鎖アルキルおよびモノアル
ケニルおよび1〜12個の炭素原子の鎖状炭化水素ラジ
カル例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、SaC−ブチル、t−ブ
チル、n−ペンチル、イソペンチル、n−へブチル、n
−ノニル、4,4−ジメチルペンチルまたはビニル、ア
リル、1−ブテニル、2−ブテニル、5−へキセニルな
どを包含する。抗菌作用に対してはエチルおよびクロロ
メチルが好敵である。DHP阻害に対してはn−ブチル
、n−ペンチル。
n−へブチルまたは1−ブテニルが好敵である。
上記可変基によって表わされるアラルキル基はアルキル
部分に1〜8個の炭素原子を有し、特に言及される“ア
リール”はファニル、ナフチルまたはビフェニルを表わ
す0代表例はベンジル、フェネチル、4−フェニル−n
−ブチル、δ−フェニル−n−オクチルなどを包含する
芳香族複素環即ちパヘテロアリール″置換基は同義であ
り、上記で列挙した基は1〜3個のO,NまたはSヘテ
ロ原子、好まし゛くは1個の0またはSおよび/または
1〜3個のNヘテロ原子を含む5または6員環の芳香族
環を表わし、具体的にはピリジル、チェニル、フリル、
イミダゾリルおよびチアゾリル並びにそれから誘導され
る二環式のあらゆる基であり、上記複素環のいかなる基
も例えばインドリル、キノリニル、イソキノリニル、ベ
ンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾフリルお
よびベンゾチェニルのようにベンゼン環に縮合されうる
アルキルおよびアルケニル鎖で挙げた置換基はさらにア
ラルキル、複素環アルキルおよびヘテロアリール群の芳
香族環にも存在することができる。置換部位は利用し得
るすべての部位を包含し、置換は同一または異なった基
の1種以上を包含することができる。
置換基はハロ(フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨード
を意味する);ヒドロキシ;カルボキシEC1〜C4直
鎖または分枝鎖アルコキシカルボキシ、例えばメトキシ
カルボニルおよ・びエトキシカルボニル; C7〜C1
、アリールアルコキシカルボニル、例えばベンジルオキ
シカルボニル、n−ブチルオキシカルボニル;C3〜C
,シクロアルキル、例えばシクロペンチルおよびシクロ
ヘキシル;C1〜C4アルコキシ、例えばt−ブトキシ
およびエトキシ;C6〜C1□アリールオキシ、例えば
ビフェニルオキシ、ベンジルオキシ;アミノ;モノ−ま
たはジーC2〜C,ジアルキルアミノ、例えばメチルア
ミノ、イソプロピルアミノ。
n−ブチルアミノ、イソへキシルアミノ、N。
N−ジエチルアミノ、 メチルエチルアミノ、メチル−
t−ブチルアミノ、ジ−n−オクチルアミノ;チオ;C
1〜C4アルキルチオ、例えばメチルチオ、エチルチオ
;c6〜c1□アリールチオ、例えばフェニルチオ;C
7〜C1゜アラルキルチオ、例えばベンジルチオ、ナフ
チルメチルチオ;ラジカル−3−CH,−CH(NH,
)COOHおよび−8−(CHz)*−CH(NH,)
COOH(共にL配置にあることが好ましい)であり:
チオ置換基が存在する場合、R,/R,は少なくともC
,アルキル基でなければならない、置換基にアリールま
たはへテロアリール基が存在する場合、環炭素はさらに
直鎖または分枝鎖01〜C4アルキル、例えばメチル、
エチル、イソプロピル、t−ブチル;トリハロメチル(
“ハロ”は上述と同じ意味を持つ)、例えばトリクロロ
メチル、トリフルオロメチル;ニトロ、シアノまたはス
ルホンアミドの1種以上で置換することができる。
好ましい化合物は R1がメチルであり; R2およびR2が: 01〜C1゜直鎖または分枝鎖アルキル;C7〜C14
アラルキル(両基ともハロ、アミノ、モノ−またはジー
C工〜C4直鎖または分枝鎖アルキルアミノ、カルボキ
シル、02〜C4アルコキシカルボニル、ヒドロキシ、
01〜C,アルコキシ、C,−C,シクロアルキル、0
6〜C1゜アリールオキシ、チオ、C1〜C9直鎖また
は分枝鎖アルキルチオ、C6〜C1゜アリールチオ、C
7〜C14アラルキルチオ、−5−(CH,)、−CH
(NH2)CO□H(n=1〜2)で置換することがで
きる)であり、但し、上記で定義したチオ基の1種で置
換される場合にはR2またはR6は少なくともC2アル
キルであり、アリール基環炭素はさらに直鎖または分枝
鎖C1〜C4アルキルで置換することができ;R1およ
びR4が水素、C□〜C4直頗または分枝鎖アルキル例
えばメチル、エチル、C7〜Cユ、アラルキル例えばベ
ンジルである化合物が好敵である。
抗菌作用に対して構造Iの好適化合物はRユに付いた炭
素(リンに結合した)の立体化学配置がD(s)、DL
(SR)であり、R2に付いた鎖状炭素が各々D(R)
、DL(R5)である化合物を包含する。R□およびR
2に付いた炭素の立体化学配置が各々D (S)および
D(R)である場合が特に好適である。
抗菌作用に対して好適な化合物はR8に付いた炭素原子
の立体化学配置がDであり、二重結合の配置がZまたは
Eである化合物を包含する。
DHP阻害剤として使用するために好適な構造!または
■の化合物はRLに付いた炭素がL(R,)配置にあり
、R2に付いた炭素がD(R)またはL(S)配置にあ
り、R6が存在する場合には二重結合がZ配置にあるこ
とが好適である化合物を包含する。
式Iおよび■化合物は無機または有機酸および塩基から
誘導される塩の形態で使用することができる。かかる酸
付加塩には次の酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、
アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩
、重硫酸塩、酪酸塩、クエン酸塩、樟脳酸塩、樟脳スル
ホン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルコン
酸塩、ドデシル酸塩。
エタンスルホン酸塩、フマル酸塩、グルコヘプタン酸塩
、グリセロリン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキ
サン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2
−ヒドロキシェタンスルホン酸塩、乳酸塩、マレイン酸
塩。
メタンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、ニ
コチン酸塩、修酸塩、バモエート、ペクチン酸塩、過硫
酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、プ
ロピオン酸塩。
コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トシル酸塩お
よびウンデカン酸塩を包含する。
塩基塩にはアルミニウム塩、ナトリウムおよびカリウム
塩のようなアルカリ金属塩、カルシウムおよびマグネシ
ウム塩のようなアルカリ土類金属塩、ジシクロヘキシル
アミンおよびN−メチル−D−グルカミンのような有機
塩基での塩およびアルギニン、リシンのようなアミノ酸
での塩などを包含する。これによって水または油溶性ま
たは分散性生成物が得られる。
さらに本発明の態様はD−シクロセリン、ホスホマイシ
ン、ペンチジドン、セホキシチン、セフフタジジン、チ
ェナマイシン、イミベネム、アンピシリンなどの他の抗
菌剤と別々にまたは併用して投与される抗菌剤としての
式!および■の化合物の用途である。
抗菌感染の治療に有用な薬学組成物は薬学的に許容され
る担体および式■または■の抗菌化合物またはその混合
物(化合物はD配置のR1およびR2に付いた炭素原子
を含み、R5が存在する場合には二重結合はEまたは2
配置にある)の薬学的有効量を包含していることが好ま
しい。
組成物に有用な好適な特定抗菌化合物は1−(アミノエ
チル)−(2−カルボキシ−n−プロピル)ホスフィン
酸、1−(アミノエチル)−(2−カルボメトキシ−n
−プロピル)ホスフィン酸、1−(アミノエチル)−(
2−カルボキシ−〇−ブチル)ホスフィン酸。
1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−5−フェニ
ル−n−ペンチル)ホスフィン酸。
1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−n−ノニル
)ホスフィン酸、1−(アミノエチル)−(2−カルボ
キシ−5−(4−ピリジル) −n−ペンチル)ホスフ
ィン酸、1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−3
−クロロ−〇−ゾロピル)ホスフィン酸、1−(アミノ
エチル)−(2−カルボキシ−3−ブロモ−n−プロピ
ル)ホスフィン酸、1−(アミノエチル)−(2−カル
ボキシ−n−ヘキシル)ホスフィン酸、 1−(アミノ
エチル)−(2−カルボキシ−2−n−オクテニル)ホ
スフィン酸、1−(アミノエチル) −(2−カルボキ
シ−2−プロペニル)ホスフィン酸。
1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−4−フェニ
ル−2−ブテニル)ホスフィン酸および1−(アミノエ
チル)−(2−カルボキシ−5−フェニル−2−ペンテ
ニル)ホスフィン酸を包含する。
さらに薬学組成物はD−シクロセリン、ホスホマイシン
、ペンチジドン、セホキシチン。
セフタジジン、チェナマイシン、イミペネム。
アンピシリンなどから選択される第二抗菌化合物の有効
量を併用して包含することができる。
また上述した組成物の治療上有効な量を宿主に投与する
ことを特徴とする哺乳類宿主の細菌感染を治療する方法
を提供する。
細菌感染の治療に有用な薬学組成物にはカルバペネムま
たはペネム抗生物質の薬学的有効量と併用して式Iまた
は■の化合物(R1に付いた炭素はL(R)配置にあり
、R3に付いた炭素はD(R)またはL(S)配置にあ
り、R5が存在する場合には二重結合は2配置に有るこ
とが好ましい)の薬学的有効量を包含している。
詳細には組成物に有用な好適なりHP阻害化合物は1−
(アミノエチル)−(2−カルボキシ−n−プロピル)
ホスフィン酸、1−(アミノエチル)−(2−カルボメ
トキシ−n−プロピル)ホスフィン酸、1−(アミノエ
チル)−(2−カルボキシ−n−ブチル)ホスフィン酸
、1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−5−フェ
ニル−n−ペンチル−n−プロビル)ホスフィン酸、1
−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−n−ノニル)
ホスフィン酸、1− (アミノエチル) −(2−カル
ボキシ−5−(4−ピリジル)−n−ペンチル)ホスフ
ィン酸、1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−3
−クロロ−n−プロピル)ホスフィン酸、 1−(アミ
ノエチル)−(2−カルボキシ−3−ブロモ−n−プロ
ピル)ホスフィン酸、 1−(アミノエチル)−(2−
カルボキシ−n−ヘキシル)ホスフィン酸、1−(アミ
ノエチル)−(2−カルボキシ−2−n−オクテニル)
ホスフィン酸、1−(アミノエチル)−(2−カルボキ
シ−2−プロペニル)ホスフィン酸、1−(アミノエチ
ル)−(2−カルボキシ−4−フエニルー2−ブテニル
プロピル)ホスフィン酸および1−(アミノエチル)−
(2−カルボキシ−5−フェニル−2−ペンテニル)ホ
スフィン酸を包含する。
また上述した組成物の治療上の有効量を宿主に投与する
ことを特徴とする哺乳類宿主の細菌感染を治療する方法
を提供する。
式Iの化合物のりガーゼ酵素阻害作用を対照および標準
リガーゼ阻害剤としてD−シクロセリンを使用してF、
C,ノイハウスの操作(バイオケミストリー第3巻47
1〜480頁(1964年)この文献をここに引用する
)を若干変更して試験管内で評価した。操作は次の通り
である。
D−アラニル−D−アラニンリガーゼ ストレプトコッ力スフエカーリス(ATCC8043)
をノイハウス(J 、 B iol、 Chew。
第237巻、778頁、1962年)に記載される通り
増殖した。無細胞抽出物を超音波処理によって調製した
後27 * OOOX gで30分間遠心分離した。 
55%硫酸アンモニウムでタンパク質を沈降させた。沈
降物を0.05M  トリス−CQ緩衝液(pH7,0
)に溶解し 0.0025Mグルタチオンで透析し、液
体窒素中で貯蔵した。1年後活性の損失は見られなかっ
た。
検定混合液は0.05Mトリス−CQ緩衝液(pH7,
9)、0.01M KCQ、0.008MMgCQ*−
o、o O5M ATP −0−005M(14C−1
)−D−アラニンおよび酵素(比活性=0.38単位/
■タンパク質)5μaを含有した。検定容量は0.1m
Qであった。
阻害剤を酵素、MgCQ、、KCQ  および緩衝液と
40分間室温で予め保温した後ATPおよび基質を添加
した0次いで資料を37℃で30分間保温した。
20μQの各試料を高分解能の予め溝をつけたシリカ−
ゲルTLCプレートの前吸収剤層に適用して反応を停止
した。プレートをエタノール:水酸化アンモニウム:H
lO(11: 1 : 8)で2〜3時間展開し、放射
性域を確認し、ペルトールトリニアアナライザーで統合
した。有効化合物に対してI’C50を定量した(70
%阻害)。
上記の操作を使用して本発明の化合物での代表的な試験
データを以下に示す。
D  A Q a −A Q a ’ガーゼDL   
      HH535 DL     メチル   H165 D     メチル    H124 DL     メチル  メチル    60DL  
  エチル   H50 D     エチル    H45 DL  フェニルプロピル H20 DL  n−へブチル  H12,5 D    n−ヘプチル  H4 D              H210DL  n−
ペンチル、(E、Z異性体) 700DL   ベンジ
ル、(E異性体物)  210■ 式!およびHのヒム
物の試験管内抗菌検F、R,アテルトン等、アンチマイ
クロビアルエージェンツアンドケモセラピー第15巻、
677頁(1979年)に記載される合成寒天培地を使
用して以下に示される抗菌データを得た。
本発明の化合物はまたデヒドロペプチダーゼ作用(腎ジ
ペプチダーゼ、EC3,4,13゜11)を阻害し、従
ってカルバペネム抗生物質の抗生作用を強化する。腎臓
のデヒドロペプチダーゼ作用はM、ベルブマンおよびH
,シュライヒ Z、 Physiol、 Chew、第
205巻65頁(1932年)によって最初に記載され
ている。また B、J、キャンベル等、Bio−chi
m、 B 1ophys、 Acta、第118巻、3
71頁(1966年)を参照、これらを本明細書中に引
用する。
式Iの化合物の腎ジペプチダーゼ酵素の働きを抑制する
能力を証明するために試験管内スクリーン操作を行なっ
た。これは化合物が豚の腎臓から単離したジペプチダー
ゼの可溶化標本によってグリシルデヒドロフェニルアラ
ニン(GDP)の加水分解を阻害する能力を測定した。
操作は次の通りである。50mM“MOPS”(3−(
N−モルフォリノ)プロパンスルホン酸)緩衝液を含む
1■0系、−P H7,1に凍結乾燥酵素5μgおよび
最終濃度0.1mMの試験化合物を添加する。37℃で
5分保温した後、GDPを最終濃度Oo05mMに添加
する。37℃で10分間保温を続けGDP加水分解を2
75nmにおける光学密度の経時変化を測定する。酵素
阻害は、阻害剤を含まない標準操作に比較して測定し、
阻害剤結合定数Kiとして表示する。これは酵素の50
%阻害を得る阻害剤濃度である。
以下の表は本発明の化合物を用いたいくつかの代表的デ
ータを要約するものである。
デヒドロペプチダーゼ作用 DL        メチル      10L   
    メチル      10D        メ
チル     140DL       n−ブチル、
     4L     フェニルプロピル    2
7D     フェニルプロピル  1000DL  
  4−ピリジルプロピル   12D       
    H−230 L          H27 DL   n−ペンチル 混合物    5.80L 
   フェネチル   Z     16DL    
フェネチル   E7 カルバペネム抗生物質の代謝安定性を増大す   ′る
DHP阻害剤の生体内有効性は、併用投与したデヒドロ
ペプチダーゼ阻害剤の存在下および不存在下でかかる抗
生物質の尿回収を測定することによって証明することが
できる。具体的には、F、M、カバン等、J、アンチマ
イクロビアルケモセラビー、第12巻、追補り、1〜3
5頁(1983年)参照、またこの強化作用の観察はデ
ヒドロペプチダーゼ感受性抗生物質を単独でまたはデヒ
ドロペプチダーゼ阻害剤と併用して動物の感染を治療す
るのに必要とされる用量を測定することによっても可能
である。
また投与に対して本発明の組成物は必要または所望に応
じて他の通例の薬学的に許容される配合成分を含有する
ことができる。かかる成分は一般に担体または賦形剤を
意味する。
かかる組成物を適当な用量形態に調製するために通例の
操作を利用することができる。どのような用量形態でも
本発明の化合物の薬学的有効量を含有する。
本発明の組成物は非経口的に投与することができ、これ
はイミベネムのようなカルバペネム抗生物質と併用して
使用する場合に好適である。また経口的に投与してもよ
い、また本発明の化合物は局所的抗菌感染を治療するた
めに使用することができる。従ってこれらの化合物は多
くの適当な用量形態例えば経口投与として錠剤、カプセ
ル剤、懸濁液剤、液剤など、非経口投与として液剤、懸
濁液剤。
乳剤など、静脈投与として液剤、局所投与として軟膏、
経皮貼付剤などで存在させることができる。
経口用途に企図される組成物は、薬学組成物の製造とし
て当該技術に公知のいかなる方法によっても調製するこ
とができ、かかる組成物は薬学的に優雅で美味な製剤を
供給するために甘味剤、着色剤および保存剤からなる群
から選択される1種以上の薬剤を含むことができる。ま
た無毒性の薬学的に許容される賦形剤と混和した有効成
分を含む錠剤は公知の方法によって製造することができ
る。使用される賦形剤は、具体的には(1)炭酸カルシ
ウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウム
またはリン酸ナトリウムのような不活性賦形剤、(2)
コーンスターチまたはアルギン酸のような顆粒剤および
崩壊剤、(3)デンプン、ゼラチンまたはアラビアゴム
のような結合剤、(4)ステアリン酸マグネシウム、ス
テアリン酸またはタルクのような滑沢剤であることがで
きる0錠剤は被覆されないかあるいは胃腸管での崩壊お
よび吸収を遅らせて長時間にわたって持続作用を生じる
公知の技術によって被覆することができる。具体的には
、グリセリルモノステアレートまたはグリセリルジステ
アレートのような遅延的物質を使用することができる。
また米国特許第4,256,108号、同第4,160
,452号および同第4,265,874号に記載され
る技術によって被覆して放出を制御するための治療浸透
錠剤を生成することができる。
場合によっては経口投与は硬ゼラチンカプセル剤の形態
にあることができ、有効成分を不活性賦形剤、例えば炭
酸カルシウム、リン酸カルシウムまたはカオリンと混合
する。また軟ゼラチンカプセル剤の形態にあることがで
き、有効成分を水または油性媒質例えば落花生油、流動
パラフィンまたはオリーブ油と混合する。
水性懸濁液は通常水性懸濁液の製造に適当な賦形剤と混
和した有効物質を含有する。かかる賦形剤は。
(1) ナトリウムカルボキシメチルセルロース、メチ
ルセルロース、ヒドロキシブ、ロビルメチルセルロース
、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラ
ガントゴムおよびアラビアゴムのような懸濁剤。
(2)  (a)レシチンのような天然ホスファチド、 (b)アルキレンオキシドと脂肪酸の縮合生成物、例え
ばポリオキシエチレ ンステアレート、 (c)エチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールの縮合
生成物1例えばヘブ タデ力エチレンオキシセタノール、 (d)エチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトールか
ら誘導された部分エ ステルとの縮合生成物1例えばポリ オキシエチレンソルビトールモノオ レエート、または (e)エチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトールか
ら誘導された部分エ ステルとの縮合生成物、例えばポオ キシエチレンソルビタンモノオレエ ートのような分散剤又は潤滑剤など である。
また水性懸濁液は1種以上の防腐剤、例えばエチルまた
はn−プロピルp−ヒドロキシベンゾエート、1種以上
の着色剤、1種以上の香味剤およびスクロースまたはサ
ッカリンのような1種以上の甘味剤を含んでもよい。
油性懸濁液は有効成分を植物油、例えば落花生油、オリ
ーブ油、ゴマ油またはやし油あるいは流動パラフィンの
ような鉱油に懸濁させることによって処方することがで
きる。油性懸濁液は濃厚化剤1例えばみつろう、固形パ
ラフィンまたはセチルアルコールを含有してもよい、甘
味剤および香味剤を添加して漠味な経口製剤を供給する
こともできる。これらの組成物はアスコルビン酸のよう
な抗酸化剤の添加によって保存することができる。
分散性散剤および顆粒剤は水性懸濁液の製造に適当であ
り、有効成分を分散剤または湿潤剤、懸濁剤および1種
以上の防腐剤と混和して供給する。かかる分散剤または
湿潤剤および懸濁剤は既に上記で言及したものによって
例示される。さらに賦形剤1例えば上述した甘味剤、香
味剤および着色剤も存在させてよい。
また本発明の薬学組成物は水中油型乳剤の形態にあるこ
とができる。油相はオリーブ油または落花生油のような
植物油または流動パラフィンのような鉱油またはその混
合物であることができる。適当な乳化剤は、(1)アラ
ビアゴムおよびトラガントゴムのような天然ゴム、(2
)大豆およびレシチンのような天然ホスファチド、(3
)脂肪酸とへキシトール無水物から誘導されるエステル
または部分エステル、タトエバソルビタンモノオレエー
ト、(4)該部分エステルとエチレンオキシドとの縮合
生成物1例えばポリオキシエチレンソルビタンモノオレ
エートであることができる。また乳剤は甘味剤および香
味剤を含んでもよい。
シロップ剤およびエリキシル剤は甘味剤。
例えばグリセロール、プロピレングリコール。
ソルビトールまたはスクロースと処方することができる
。また、かかる処方は保護剤、防腐剤および香味剤およ
び着色剤を含んでもよい。
薬学組成物は滅菌注射用水性または油性懸濁液の形態に
あることができる。この懸濁液は、上記で言及した適当
な分散剤または湿潤剤および沈殿防止剤を使用して公知
の方法に従って処方することができる。また滅菌注射用
製剤は無毒性の非経口的に許容される稀釈剤または溶剤
中の滅菌注射用溶液または懸濁液、例えば1,3−ブタ
ンジオールの溶液としであることができる。使用するこ
とができる許容される賦形剤および溶剤は水、リンゲル
液および塩化ナトリウム等張液である。さらに滅菌不揮
発油が溶剤または沈殿防止媒質として通例使用される。
この目的に対して合成モノまたはジグリセリド類を包含
するあらゆる無刺激の不揮発油を使用してもよい、さら
にオレイン酸のような脂肪酸が注射剤の製造に使用でき
る。
局所用としては、本発明の組成物を含有するクリーム剤
、軟膏、ゼリー剤、液剤または懸濁液剤などを使用する
人間に対しての治療用量は、必要に応じて異なることが
できる。一般に経口的に与えられる場合1本発明の抗菌
化合物の経口用量は、1日3〜4回投与される患者1人
につき250■〜4gの範囲にある。静脈または筋肉内
用量は1日3〜4回投与で100■〜1gである0本発
明の化合物がイミペネムのようなカルバペネム抗生物質
を相乗させるために静脈内に投与される場合では、0.
1〜10■/kg/日の量で抗生物質と併用して投与さ
れる。
1回の用量形態を製造するために担体材料と混合するこ
とができる有効成分の量は治療される宿主および投与の
特定方法に依存して異なってくる。具体的には、経口投
与として企図される処方は全組成物の約5〜95%変化
させてよい担体材料の適当な都合の良い量と配合した有
効剤100〜2000■を含有することができる。
1回の用量形態を製造するために担体材料と混合するこ
とができる有効成分の量は、治療される宿主および投与
の特定方法に依存して異なってくる。
しかしながら、いかなる特定患者に対しても特定の服用
量レベルが、使用される特定化合物の活性1年齢1体重
、全身状態、性別、食餌、投与時間、投与経路、排出率
、薬剤併用および治療を受ける特定疾患の程度を包含す
る様々な因子に依存することが理解されるであろう。
式■の化合物は、次の反応図式(R* −R* −R1
は特に指示されない限り上記で定義した通りである)で
示される方法によって製造することができる。
当業者に明白であり、以下の実施例で説明されるように
アミノ、カルボキシ、メルカプトなどの反応に含まれな
い反応基はカップリング反応に先立ってペプチド化学で
基準の方法によって保護した後、脱保護して所望の生成
物を得ることができる。Cbzはカルボベンジルオキシ
を表わす。
Cbzアミノアルキル亜ホスホン酸(Cbzamino
alkylphosphonous  acids)(
1)はP、A。
バートレット等、  (J、A*aer、 Chew、
 Soc。
第106巻、4282〜4283頁(1984年))お
よびE、に、バイリス等(J、Cha鵬。
Soc、パーキントランス、第1巻、2845〜285
3頁(1984年))によって記載された操作に従って
製造することができさらにバイリスの方法(上記文献)
によって分割して光学活性物質を得ることができ両方法
ともにここに引用する。光学活性およびラセミ物質の両
方から誘導される化合物は本発明にクレームされる。
保護アミノアルキル亜ホスホン酸(1)をジアゾメタン
あるいはトリエチルオルトホーメートのいずれかでエス
テル化してメチルまたはエチルエステル(2)を得、対
応するアルコール中でナトリウムメトキシドあるいはエ
トキシドのいずれかで脱プロトン化し、適当に置換され
たアクリレートで処理して(4)式1の保護形態を得る
。アクリレートはテトラヘドロン第36巻、1036〜
1070頁(1980年)でJ、ハーレイーメイソンに
よって概説された操作により製造することができ、これ
を引用する。
他方、化合物4はトリメチルシリルクロリドのようなト
リアルキルシリルクロリドおよびトリエチルアミンのよ
うな第三アミンの存在下、保護アミノアルキル亜ホスホ
ン酸(1)を適当に置換された3−へロプロピオネート
またはアクリレートでJ、に、トッタチル等(テトラヘ
ドロンL ett、第25巻、4737〜40頁、47
41〜44頁 (1984年)の一般的方法に従ってア
ルキル化することによって合成することができ、この文
献を引用する。
ホスフィン酸3はジアゾメタンによってエステル化して
化合物4を得ることができる。
化合物4は2つの標準経路によって式1に転化される。
カルボベンジルオキシ基はPd/Cのような触媒と共に
エタノールのようなアルコール中で水素添加するかある
いは酢酸中HBrで開裂することによって除去すること
ができる0次にプロピレンオキシドで処理した後、濃塩
酸中でエステル加水分解して式I  (R,=H)の化
合物が生じる。 カルボキシエステル(R1=アルキル
)はエステル臭化水素塩6を脱塩することによって分離
することができる。ホスフィンエステル(R9=アルキ
ル)はカルボキシエステル5の選択加水分解によって分
離することができる。
この別経路はトリメチル−2−ホスホノアクリレートに
前述した条件下でホスホノエステルを共役付加すること
を包含する6次いでそのアニオンをアルデヒドで捕獲し
、デヒドロ化合物をEおよびZ異性体の混合物として生
成する。この同じ中間体は保護アミノアルキル亜ホスホ
ノ酸を置換2−ブロモメチルアクリレートでJ、に、ト
ッタチリ等、テトラヘドロンLett、第25巻、47
37〜40頁、4741〜44頁(1984年)によっ
て報告された条件下でアルキル化することによって製造
することができ、この文献を引用する6次いでオレフィ
ンを均一触媒作用を使用して選択的に還元することがで
きる0例えばメチノール中オルガノホスフィン配位子を
有する(COD)、RhCQ、錯体を使用して化合物工
を得ることができ、さらに既に説明した操作によって調
製することができる。
(−)2.3−〇−イソプロピリデンー2゜3−ジヒド
ロキシ−1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン
、  ((−)DIOP)のような不均斉オルガノホス
フィン配位子はR1のSまたはR立体異性体を鏡像異性
体高過剰で製造するために使用することができる。
抗菌作用に対して好適なジアステレオマーはR工および
R2を持つ炭素においてD−AQa−D−ARaの絶対
的立体化学に対応し、一般にD (S) 、 D (R
)またはS、R−ジアステレオマーとして記載され、R
6はEまたは2である。
デヒドロペプチダーゼ阻害に対して好適なジアステレオ
マーjt R工を持つ炭素においてL−アミノ酸(R立
体化学)に対応する。R2における立体化学は良好な活
性(RまたはS)に対してDあるいはL−アミノ酸のい
ずれかに対応することができる。デヒドロ類似体のR6
における立体化学はEあるいはZのいずれかであること
ができ、好ましくはZである。
抗菌作用およびデヒドロペプチダーゼ作用の両方が所望
される場合は、Rユを持つ炭素原子がDL形態にあるこ
とが好ましい。
好適なジアステレオマーは中間体またはその最終生成物
またはそれらの塩をクロマトグラフィ処理または分割す
ることによって単離する。
ラセミ化合物は分割剤として光学活性アミンおよび酸の
使用を包含する標準方法によって分離することができる
6次の実施例は本発明を具体的に説明するものであり、
本発明の範囲を限定するものとして解釈すべきではない
ル亜ホスホン酸メチルエステルの製造 CbzNHPI( 0CH。
E、に、バイリス等 [J、 Chew、 Soc。
パーキントランス、2845〜2853頁(1984年
)]の方法によって製造した1−ペンジルオキシ力ルポ
ニルアミノエチル亜ホスホン酸を F、アルント[オー
ガニックSyn、 Ca11.  第■巻、165〜1
67頁(1943年)]の方法で製造したエーテル溶液
中ジアゾメタンでエステル化した。その化合物をシリカ
ゲルによる標準クロマトグラフィで精製した。
TLC(シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニトリル
) R+=0.51 NMR(CDCI2.、TMS)61.2および1.5
 (2d、3H):  2.2および10.1(d、L
H):  3.6 (d、3H);  3.9(m、L
H);  5.0 (s、2H);6.0−6.6(重
複二重線、LH): 7.2(s、5H)。
0H 0℃でメタノール3mQ中1−ベンジルオキシカルボニ
ルアミノエチル亜ホスホン酸メチルエステル0.36g
 (0,0014モル)の撹拌溶液にメタノール中ナト
リウムメトキシドの溶液(2N溶液0.77mA)を1
0分にわたって滴下した後、アクリル酸メチル0.12
6m12 (0,0014モル)を添加した0反応混合
物を0℃で30分さらに室温で4時間撹拌した後、IN
 HCQで稀釈した。
混合液を酢酸エチルで2回抽出した。有機分を硫酸ナト
リウムで乾燥、硫酸マグネシウムで濾過、真空中で蒸発
させた。生成物混合物をクロマトグラフィ(シリカゲル
、9:1の酢酸エチル:アセトニトリル)で精製してメ
チル−1−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル−[
2−カルボメトキシ−1−エチル]ホスフィネート0.
34 gを得た。
TLC(シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニトリル
)R+=0.47 NMR(CDCQ、) δ1.4 (m、3H);2.
00−2.2 (m、2H); 2.5−2.7゜(m
y 2H);3.7 (s、3H);  3.7−3.
9(m、3H): 4.1 (五重線、IH);5.1
(s、2H); 5.2 (d、l/2H):5.55
(d、1/2H); 7.4(s、5H)。
C1s Hat N Os P −1/ 2 Hz O
ニ対する元素分析 計算値 N、 3.97: C,51,13; H,6
,25測定値 N、 3.64; C,50,78; 
H,6,46質量スペクトル−M”343 次に前述の中間体300■を酢酸(5mA)中30%H
Brの溶液中で12時間撹拌した。
反応混合液を真空中で蒸発させ、H105mffiによ
うかいし、ジエチルエへチルで2回洗浄した。水層を真
空中で蒸発させ、濃塩酸51aに溶解し、50℃で3日
撹拌した後、真空中で蒸発させた。塩酸塩をメタノール
1 m Qに溶解し、プロピレンオキシド20mmで稀
釈した。析出した固体を濾過し、エーテルで洗浄して標
記化合物を吸湿性のガラスとして得た。
TLC(シリカ、1:1:1:1.n−ブタノール :
H,O:酢酸:酢酸エチル)Rf=0.28 NMR(D、O)5 1.35−1.5 (2重複d、
3H); 1.85−2.0 (m、2H):2.55
−2.85 (ABQ、2H): 3.25−3.35
 (ms LH)− C,Hl、N04P、1/2H,Oに対する元素分析 計算値 N、 ?、19; C,30,84: H,6
,68測定値 N、 6.79: C,30,87: 
H,6,70質量スペクトル(FAB)M+1,182
来五叢−且 H 実施例2に使用した同じ方法によりメチルメタクリレー
トを用いてメチル1−ベンジルオキシカルボニルアミノ
エチル−[2−カルボメトキシ−1−プロピル]ホスフ
ィネートを生成した。
NMR(CDCQ、)61.2−1.4 (m。
6H);1.7−1.9 (m、LH)3 2.2−2
.4 (m、LH); 2.8−2.95 (m。
LH);3.7 (s、3H);3.65−3.8(m
、3H);  4.0−4.2 (m、LH);5.1
5 (s、2H); 5.4−5.55 (m。
LH)ニア、35 (s、5H)。
C,、H,4NO,Pに対する元素分析計算値 N、 
3.92; C,53,78: H,6,72測定値 
N、 3.87; C,53,81; H,6,47次
いで、この化合物を実施例2で使用した操作によって脱
保護して1−アミノエチル−(2−カルボキシ−1−プ
ロピル)ホスフィン酸を生成した。
TLC(シリカ、1:1:1:1.n−ブタノール:水
、酢酸、酢酸エチル)Rf=0.4NMR(D、O)δ
 1.25 (d、3H);1.35−1.45(2重
複d、3H); 1.7−1.9 (m、LH);  
2.1−2.25 (m。
LH); 2.75−2.9 (m、LH):3.3−
3.45 (m、LH)。
C,H,、No4P、3/4H,Oに対する元素分析 計算値 N、 6.71: C,34,54: H,6
,76測定値 N、 6.61: C,34,84; 
H,6,69メチルカルボキシエステル カルボン酸官能性を有するエステル類は全実施例に対し
て生成しており、適当なアルコール(メチルエステルを
所望する場合にはメタノール)にアミノ置換アルキル−
(2−カルボキシ置換アルキル)ホスフィン酸を溶解す
ることによって製造した0次いでその溶液をHCOガス
で飽和させるかあるいは硫酸数滴で処理した後、24時
間撹拌して反応物を真空中で蒸発させる0次にアミン塩
を実施例2のようにプロピレンオキシドで脱塩して前述
の実施例のカルボキシエステルを得る。
−1−プロピル ホスフィン酸 H メタノール(5mQ)中1−アミノエチル−(2−カル
ボキシ−1−プロピル)ホスフィン酸100■の溶液を
0℃に冷却し、H(1!ガスで飽和した0次に密封した
反応混合物を室温で12時間撹拌した後、メタノールを
真空中で除去して標記化合物を塩酸塩として生成し、プ
ロピレンオキシドを使用する実施例2の操作により脱塩
して標記化合物を生成した(80■)。
NMR(D、O)51.2 (d、3H); 1.3(
d、1.5H); 1.5 (d、1.5H); 1゜
8−3.0 (m、3H); 3.3−3.7 (m。
IH); 3.6 (s、3H)。
質量スペクトル(M”+ 1) 210−n−ブチル]
ホスフィン酸 メチル−2−エチルアクリレートを使用するほかは、実
施例2で前述した方法によってメチル−1−ベンジルオ
キシカルボニルアミノエチル−[2−&カルボメトキシ
ー1−n−ブチル]ホスフィネートを生成した。
NMR(CDCΩ3)60.8(重複、3H);1.5
(2d、3H);  1.4−3.2 (m、5H);
 3.7 (s、3H); 3.7(d、3H);3.
8−4.3(m、IH): 5.1(s、2H);5.
8 (d、7.5H); 6.3 (d、、5H)ニア
、3 (s、5H)。
上記の化合物を前述の方法によって脱保護して1−アミ
ノエチル−[2−カルボキシ−1−n−ブチル]ホスフ
ィン酸を吸湿性のガラスとして製造した。
TLC(シリカ、1:l:l:1.n−ブチノール、水
、酢酸、酢酸エチル)Rf=0.37NMR(D、O)
δ0.9 (t、3H): 1.3−1.5 (2,3
H); 1.55−1.8 (me3H):1.95−
2.1 (m、H); 1.6−1.75(m、LM)
:  3.2−3.3 (m、LH)。
C,Hl、No4P、2H,(]、:対する元素分析計
算値 N、 6.16: C,37,00; H,7,
04測定値 N、 5.95; C,36,92; H
,7,42−質量スペクトル M+H210 実施例2で説明した方法によってメチル−2−プロピル
アクリレートを使用してメチル1−ベンジル−オキシカ
ルボニルアミノエチル−[2−カルボメトキシ−1−n
−ペンチル]ホスフィネートを製造した。
TLC(シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニトリル
)Rf=0.45 NMR(CD(dll)  60.9  (tt  3
H);1.25,1.5(2d、3H):  1.4−
3.0(m、7H); ’3.65 (重複 s、3H
):3.7(d、3H); 1.6−4.4(m、LH
);5.0  (s、2H);5.8  (d、、5H
);6.4  (d、  、5H);7.3  (s、
5H)C工。H2,NO,P、1/42H,Oに対する
元素分析 計算値 N、 3.59; c、 55.45; H,
7,18測定値 N、 3.66; C,55,42;
 H,7,10質量スペクトル M”385 最初の方で書いた方法によって上記の中間体を脱保護し
て1−アミノエチル−[2−カルボキシ−1−n−ペン
チル]ホスフィン酸を生成した。
TLC(シリカ、1:1:1:1.n−ブタノール :
H,O:酢酸:酢酸エチル)Rf=0.4 NMR(D、O)  δ 1.85 (t、3H);1
.2−1.5(m、7H); 1.5−1.9(m。
4H): 1.9−2.1  (m、LH):  2.
6−2.8  (m、IH);  3.2−3.35 
 (m、IH) 質量スペクトルM−H222 C,Hl、No4P、IH,Oに対する元素分析計算値
 N、 5.80: C,39,83; H,7,46
測定値 N、 5.96: C,39,48; H,7
,5l−n−へキシル]ホスフィン酸 実施例2で説明した方法によってメチル−2−n−ブチ
ルアクリレートを使用してメチル1−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノエチル−[2−カルボメトキシ−1−n
−ヘキシル]ホスフィン酸を製造した。
TLC(シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニトリル
)Rf=0.54 NMR(CDCΩ□)60.9 (tt 3H);1.
1−3.2(m、12H); 3.6(s、3H);3
.6(d、3H); 3.7−4.3(m、IH):5
.0 (s、2H);5.5 (d、、5H);5.9
 (d、、5H); 7.3 (s、5H)。
質量スペクトル M”399 この中間体を最初の方で書いた方法によって1−アミノ
エチル−[2−カルボキシ−1−n−へキシル]ホスフ
ィン酸に転化した。
NMR(D、O)61.85(t、3H): 1.15
−1.50(m、7H); 1.55−1.8 (m。
3H); 1.95−2.1 (m、IH): 2.6
−2.8 (m、IH): 3.15−3.3 (m。
IH)。
C,H,。No4P、1/4 H,Ok一対すル元素分
析 計算値 N、 5.79; C,44,フ2: H,8
,28測定値 N、 5.75; C,44,40; 
H,8,08質量スペクトル M”238 −メチルー1−n−ペンチル]ホスフィン実施例2で説
明した方法によってメチル−2−n−イソブチルアクリ
レートを使用してメチル−1−ベンジルオキシカルボニ
ルアミノエチル−[2−カルボメトキシ−4−n−ペン
チル]ホスフィネートを生成した。
NMR(D、O)δ 1.9(重複d、6H):1.5
−3.2 (m、9H);4.6(d、3H):3.8
−4.3 (m、LH): 5.1(s、2H);5.
5 (d、、5H):5.9(d、、5H)ニア、2 
 (s、5H)。
C,、H,。NO,P、1/4H,0に対する元素分析 計算値 N、 3.46: C,56,51; H,7
,44測定値 N、 3.56: C,56,34: 
H,7,47質量スペクトル M”400 この中間体を実施例2で書いた方法によって1−アミノ
エチル−[2−カルボキシ−4メチル−1−n−ペンチ
ル]ホスフィン酸に転化した。
NMR(CDCQ、)61.95(重複d、6H); 
1.3−1.65 (m、6H); 1.75(重複t
、LH); 1.9−2.1  (m、LH);2.7
−2.9 (m、IH); 3.15−3.35(m、
IH)。
C,H,。No、P、L  H,0に対する元素分析計
算値 N、 5.49: C,42,35: H,7,
84測定値 N、 5.55: C,42,79: H
,8,03質量スペクトル M−236 叉皇■−且 1−アミノエチル−2−カルボキシ−5実施例2で説明
した方法によってメチル−2−[3−シクロヘキシル−
1−プロピルコアクリレートを使用してメチル−1−ベ
ンジルオキシカルボニルアミノエチル−[2−カルボメ
トキシ−5−シクロヘキシル−1−n−ペンチル]ホス
フィネートを生成した。
NMR(CDCQ、)60.8−3.1(m、23H)
; 3.6 (st 3H): 3.6 (d、3H)
;3.6−4.2 (m、LH); 5.0(s、2H
);5.2(d、0.5H): 5.5(d、0.5H
);7.2 (s、5H)。
C□H,、NO,Pに対する元素分析 計算値 N、 3.Go; C,61,66: H,8
,19測定値 N、 3.19: C,61,32; 
H,8,08質量スペクトル M”468 この化合物を実施例2の方法によって1−アミノエチル
−[2−カルボキシ−5−シクロヘキシル−1−n−ペ
ンチル]ホスフィン酸に転化した。
TLC(シリカ、1:l:1:1.n−ブタノール:H
,O:  酢酸 :酢酸エチル)R+=0.66 NMR(D、0)60.8−3.2(m、23H);3
.7−4.2 (m、IH) 質量スペクトル M”H304 失胤旌−1 メチル−1−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル−
[2−カルボメトキシ−1−ノニル]ホスフィネートを
実施例2で記載した方法によって収率60%で製造した
NMR(CDCII、、300MHz):δ0.9(m
、3H);  1.2−1.4 (m、13H);1.
6(m、2H); 1.8 (m、LH); 2.2(
m、IH); 2.8 (my IH); 3.7 (
m16H);  4.1 (m、LH);  5.0−
5.3(rn、 3 H)  ; 7−4 (b r 
 s @ 5 H)−C,、H3@NO,Pに対する元
素分析計算値 N、 3.17; C,59,85; 
H,8,22測定値 N、 3.06; C,59,9
4: H,8,03質量スペクトル(陽イオンFAB)
:  M”H442(100%) 分析用TLC:R+=0.69(酢酸エチル/アセトニ
トリル/メタノール、9:1:0.5)標記化合物を実
施例2で記載した操作によって製造した。
NMR(DIO−300MHz):  δ 0.8(t
t 3H);  1.3−1.5 (m、13H);1
.5−1.8 (m、3H): 2.6(m、LH);
2.7 (m、LH); 3.2 (m、1H)Ct 
s Hz −N O4P Lニ一対する元素分析計算値
 N、 s、ot; C,51,60; H,9,38
測定値 N、 5.03; C,50,94; H,9
,02質量スペクトル(陽イオンFAB):  M”H
280(100%) 分析用TLC: R+=0.67 (酢酸エチル/1−
ブタノール/酢酸/水、1:1:1:1)去】1に19 一フェニルー1−n−プロピル]ホスフィン量 実施例2で使用した方法によってメチル−2−ベンジル
アクリレートを使用してメチル−1−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノエチル−[2−カルボメトキシ−3−フ
ェニル−1−n−プロピル]ホスフィネートを生成した
TLC(シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニトリル
)Rf=0.61 NMR(cocQa) 61.1−1.5 (2d。
3H): 1.7−3.1 (m、5H); 3.4−
3.6(m、6H); 3.7−4.3  (m、IH
):5.0(s、2H): 5.6  (d、、5H)
: 6.1(d、、5H)  ; 7.0  (b 8
,5H)  ; 7.2(s、5H)。
C,、Hl、NO,,1/4  H,Oに対する元素分
析 計算値 N、 3.20: C,60,34: H,6
,44測定値 N、 2.78; C,60,17; 
H,6,54質量スペクトル M”433 この化合物を実施例2の方法によって1−アミノエチル
−[2−カルボキシ−3−フェニル−1−n−プロピル
]ホスフィン酸に転化した。
TLC(シリカ、l:1:1:1.n−ブタノール:H
,O:  酢酸 :酢酸エチル)Rf=0.42 NMR(D、0)61.25−1.45 (m、3H)
;1.7−1.9(m、IH); 2.0−2.15(
m、LH):  2.8−3.1 (m、3H);3.
1−3.3 (m、LH): 7.2−7.45(2重
複s、l0H)。
C1,H,、N04P、LH,Oに対する元素分析計算
値 N、 4.84; C,49,82: H,6,2
2測定値 N、 4.61: C,49,45: H,
6,32質量スペクトル pJi−1270 実施例2で使用した方法によってメチル−2−フェネチ
ルアクリレートを使用してメチル−1−ベンジルオキシ
カルボニルアミノエチル−[2−カルボメトキシ−4−
フェニル−1−n−ブチル]ホスフィネートを生成した
TLC(シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニトリル
)Rf=0.57 NMRCCDCL) δ1.2(d、1.5H);1.
5(d、1.5H): 1.6−3.1 (m、7H)
: 3.6(s、3H); 3.6 (d、3H):3
.7−4.3(m、IH): 5.0(s、2H);5
.4 (d、、5H);  5.9  (d、、5H)
;7.1 (s、5H);7.3 (s、5H)。
質量スペクトル:M+1 448 この化合物を実施例2の方法で1−アミノエチル−[2
−カルボキシ−4−フェニル−1−n−ブチル]ホスフ
ィン酸に転化した。
TLC(シリカ、l:1:1:1.n−ブタノール: 
H,O:  酢酸 :酢酸エチル)R+=0.3O NMR(D、○)61.35−1.5 (重複d。
8H): 1.85−2.05(m、3H): 2.1
−2.3 (m、IH); 3.3−3.45 (m。
8H); 7.2−7.45 (m、l0H)。
C13H!。NO,P、1/4H20に対する元素分析 計算値 N、 4.83: C,53,88; H,6
,90測定値 N、 4.62: C,53,78; 
H,7,19質量スペクトル M”−1284 実施例2で使用した方法によってメチル−2−(3−フ
ェニル−1−プロピル)アクリレートを使用してメチル
−1−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル−[2−
カルボメトキシ−5−フェニル−1−n−ペンチル]ホ
スフィネートを製造した。
TLC(シリカ、9:l、酢酸エチル:アセトニトリル
)R+=0.44 NMR(CDC11,)  δ1.2(d、1.5H)
;1.5(d、1.5H);  1.5−3.2  (
m、9H):  3.6(d、3H);  3.7  
(s、3H);3.7−4.2(m、IH);  5.
0(s、  2H);5.5  (d、、5H)  ;
  5.9  (d、、5H);7.1  (s、5H
)  ;  7.3  (s、5H)。
この化合物を実施例2の方法で1−アミノエチル−[2
−カルボキシ−5−フェニル−1−n−ペンチルコホス
フィン酸に転化した。
TLC(シリカ、1:1:l:1.n−ブタノール: 
H,O:  酢酸 :酢酸エチル)R+=0.32 NMR(D、O)δ1.3−1.4 (2重複d。
3H); 1.4−1.7(m、5H); 1.85−
2.0(m、IH); 2.1−2.3 (m、IH)
;2.45−2.6 (m、IH); 2.6−2.8
(m、IH); 3.45−3.55 (m、IH);
7.1−7.3 (m、l0H)。
質量スペクトル:(M+1)266 C14H,、No、P、1.5  H2Oに対する元素
分析 計算値 N、 4.413: C,51,53; H,
7,66測定値 N、 4.04;  C,51,35
: H,7,41シー1−n−プロピル]ホスフィン酸 実施例2で使用した方法によってメチル−2−t−ブト
キシカルボニルメチルアクリレートを使用してメチル−
1−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル−[2−カ
ルボメトキシ−3−ブトキシカルボニル−1−プロピル
]ホスフィネートを製造した。
TLC(シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニトリル
)R+=0.58 NMRCCDCQ、)61.2(d、1.5)I):1
.5  (’d、1.5H)  ; 1.4  (st
  9H);1.8−3.2  (m、5)();  
1.625  (s。
3H);  1.64  (d、3H)  :1.8−
3.3(m、LH):  5.05  (s、2H):
  5.3(d、、5H)  :  5.7  (d、
、5H);  7,2(s、5H)。
c、H,、No、p、1/4H,Oに対する元素分析 計算値 N、 3.03; C,54,60; H,6
,98測定値 N、 3.15; C,54,65; 
H,6,94質量スペクトル M”457 この化合物を実施例2の方法によって1−アミノエチル
−[2,3−カルボキシ−1−n−プロピル]ホスフィ
ン酸に転化した。
NMR(D、O)δ 1.3 (d、1.5H):1.
55 (d、1.5H); 1.8−2.4(m。
2H): 2.6−2.8 (m、2H); 2.9−
3.7 (m、3H) 質量スペクトル:CM” −1)238去11−L東 1−7二辷乙王jソ辷ニユλユ」し−9htvytt先
シー1−n−ペンチル]ホスフィン 実施例2で使用した方法によってジメチル−2−(3−
カルボキシ−1−プロピル)アクリレートを使用してト
リメチル−1−ペンジルオキシ力ルポニルアミノエチ・
ルー[2,5−ジカルボキシ−1−n−ペンチル]ホス
フィネートを製造した。
TLC(シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニトリル
)Rv=0.48 NMR(CDCQ、)  61.2−3.1(m、12
H); 3.55(s、3H): 3.6 (d、3H
);3.7−4.2(m、IH): 5.0(s、2M
);5.3 (d、、5H): 5.75(d、、5H
)ニア、2 (s、5H)。
質量スペクトル=M”443 この化合物を実施例2の方法によって1−アミノエチル
−[2,5−ジカルボキシ−1−n−プロピル]ホスフ
ィン酸に転化した。
NMR(D、O)61 、1−2 、8 (m 、 1
2H): 3.1−3.6 (m、LH)質量スペクト
ル:(M”+1)268゜ヱ鼠 実施例2で使用した方法によってメチル−2−[4−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−1−n−ブチルコアク
リレートを使用してメチル−1−ペンジルオキシ力ルポ
ニルアミノエチル−[2−カルボキシ−6−t−ブチル
ジメチルシリルオキシ−1−n−ブチル]ホスフォネー
トを製造した。
TLC(シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニトリル
)R+=0.59 NMR(CDCQ、)  60.0 (s、6H);0
.9 (s、9H);1.1−3.2 (me 12H
);  1.4−1.7(m、9H):  1.7−4
.3(m、IH); 5.0(s、2H); 5.4(
d、、5H): 5.8(d、6H); 7.2(s、
5H)−質量スベクトル:M中529 この化合物を実施例2の方法によって1−アミノエチル
−[2−カルボキシ−6−ヒドロキシ−1−n−ヘキシ
ル]ホスフィン酸に転化した。
NMR(D!O) 61.15−3.2(m、12H)
; 3.25−3.65(m、3H)質量スペクトル:
  (M十+1)264゜失11−L炙 1−アミノエチル−[2−カルボキシ−4−1−ナフチ
ル)−1−n−ブチル]ホスフィン酸 メチル−1−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル−
[2−カルボメトキシ−4−(1−ナフチル)−1−n
−ブチル]ホスフィネートを実施例2で記載した方法に
よって収率65%で製造した。
N M R(CD Cj2 a −300M Hz )
 ”61.4(q、3H);1.9−2.2(m、3H
); 2.3(ms LH): 3.0 (m、3H)
; 3.7 (m。
6H): 4.1(m、IH); 5.1(m、3H)
;7.2−8.0 (m、12H)。
C,、Hz、No、P、172H,Oに対する元素分析 計算値 N、2.76:  C,63,96;  H,
6,51測定値 N、2.42;  C,63,85:
  H,6,33質量スペクトル(E I): M十4
97(10%)分析用TLCR+=0.58(酢酸エチ
ル/アセトニトリル/メタノール9:1:0.5)標記
化合物を実施例2で記載した操作によって製造した。
NMR(D、0.300MHz):δ1.4(q。
3H); 1.8 (m、IH); 2.1 (m、3
H);2.8(m、LH); 3.1 (m、3H):
 7.4−8.1(m、7)1) C12Hzs N 04 P −3/ 2 Hz Oに
対する元素分析 計算値 N、3,86; C,56,30: H,6,
90測定値 N、3.66; C,56,23; H,
6,71質量スペクトル(陰ンオンpAB):  M−
H334(25%) 分析用TLC:R+=0.67 (酢酸エチル/1−ブ
タノール/酢酸/水1:1:1:1)碧」1匹−13= −Zイ」と1 メチル−1−ペンジルオキシ力ルボニルアミノエチル−
[2−カルボメトキシ−4−(2−ナフチル)−1−n
−ブチル]ホスフィネートを実施例2で記載した方法に
よって収率75%で製造した。
N M R(CD CQ 3−300 M Hz ) 
:δ1.4(m、3H): 1.8−2.1(m、3H
); 2,3(m、IH); 2.7 (m、2H);
 2.9 (m。
LH);  3.6−3.7 (m、6H);  4.
1(m、LH);  5.1−5.3 (m、3H);
7.3−7.8 (m、12H)。
C,、H,No、P、1/2H20に対する元素分析 計算値 N、 2.76; C,63,96; H,6
,51測定値 N、 2.40: C,63,79: 
H,6,43質量スペクトル(EI):M” 497 
(12%) 分析用TLC: R+=0.67 (酢酸エチル/アセ
トニトリル/メタノール9 : 1 : 0.5)標記
化合物を実施例2で記載した操作によって製造した。
NMR(D、0.300MHz):δl、3(q*3H
); 1.8 (m、1B); 2.1 (m、3H)
;2.8 (m、3H);  3.2(m、LH); 
 7.4−7 、9 (m 、 7 H) 質量スペクトル(陽イオンFAB):  M+8336
 (199%) 分析用TLC:Rf=0.65 (酢酸エチル/1−ブ
タノール/酢酸/水1:1:1:1)よ五2コ」4隨 メチル−1−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル−
[2−カルボメトキシ−5−(4−ピリジル)−1−n
−ペンチル]ホスフィネートを実施例2で記載した方法
によって収率84%で製造した。
N M R(CD CQ 3.300 M Hz ) 
:δ1.35(q、3H):  1.80 (m、IH
): 2.25(m、LH);  2.55 (m、L
H);  2.6(m、5H):  2.80 (m、
LH):  3.6(d、3H);  3.7(s、3
H);  4.1 (m。
LH); 5.1 (d、12Hz、、5H);5.1
(s、2H): 5.7 (d、12Hz、、5H)ニ
ア、1 (d、6Hz、2H); 7.35 (brs
5H)  ;8.5  (d、6Hz、2H)。
C!3H3□N、O,Pbn対する元素分析計算値 N
、 6.06; C,59,73: H,6,76測定
値 N、 5,99; C,59,08: H,6,7
3質量スペクトル(陽イオンFAB):  M”H46
3(100%) 分析用TLC:Rf=0.30(酢酸エチル/アセトニ
トリル/メタノール9 : 1 : 0.5)標記化合
物を前述の方法によって上記化合物から製造した。
NMR(D、0.300MHz):δ1−3(qt3H
); 1.7 (m、5H): 2.1 (m、LH)
;2.8 (m、IH);  3.0(m、2H)3 
3.2(rn、  I H) ;  7−9  (d 
p  8 Hz @  2 H)  ;8,6  (d
、8Hz、2H)。
質量スペクトル(陽イオンFAB):  M+H3O1
(100%) 分析用TLC: R+=0.15 (酢酸エチル/1−
ブタノール/酢酸/水1 : 1 : 1 : 1)−
1−プロピル ホスフィン 1− (L)−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル
亜ホスホン酸メチルエステルを使用するほかは実施例2
に使用した同様の方法によってメチル−1−ベンジルオ
キシカルボニル−1−7ミノエチルー[2−カルボメト
キシ−1−プロピル]ホスフィネートを生成した。
TLC:  (シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニ
トリル)Rf=0.54 NMR(CDCQ3):  δ1.2−1.5(m。
6H);  1.7−1.9 (m、LH);  2.
2−2.4(m、LH); 2.8−3.0(m、IH
):3.7(s、3H); 3.6−3.8 (d、3
H);4.0−4.2(m、LH);  5.1(s、
2H);5.2−5.4(m、LH); 7.3 (s
、5H)。
C1cH,、N0GP、1/2H,Oに対する元素分析 計算値 N、 3.82; C,52,45; H,6
,60測定値 N、 3.98; C,52,76; 
H,6,55質量スペクトル: FAB (M+H)=
358この化合物を実施例2で使用した操作によって脱
保護して1−L−アミノエチル−(2−カルボキシ−1
−プロピル)ホスフィン酸を生成した。
TLC:  (シリカ、1:1:1:1.n−ブタノー
ル、水、酢酸、酢酸エチル)R+ =0.52 NMR(D、O): δ1.25(t、3H);1.3
−1.5(重複d v 3 H) ; 1−7−1 、
9 (m−IH);  2.1−2.3  (m、IH
);−2,75−2,9(m、I H); 3.3−3
.5  (m、I H)。
C* Hi4 N O4P 、 I Hz Oニ対する
元素分析計算値 N、 6.57: C,33,81;
 H,6,62測定値 N、 6.51: C,33,
63: H,6,39質量スペクトル: FAB (M
+H)=196−1−プロピル −ホスフィン 1−(D)−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル亜
ホスホン酸メチルメタクリレートを使用するほかは実施
例2に使用した同様の方法によってメチル−1−ベンジ
ルオキシカルボニル−D−7ミノエチルー[2−カルボ
メトキシ−1−プロピル]ホスフィネートを生成した。
TLC:  (シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニ
トリル)Rf=0.54 XL  300  NMR:δ1.15−1.45 (
m。
6H);  1.7−1.9  (m、IH);  2
.2−2.4(m、IH); 2.8−3.0(m、I
H):3.7(s、3H); 3.55−3.8(m、
3H):4.0−4.2 (m、IH);  4.95
−5.1(m、LH); 5.1(s、2H); 7.
4 (st5H)。
C1,H,、NO,P、1/2H,04,:対する元素
分析 計算値 N、 3.82: C,52,46: H,6
,60測定値 N、 4.04: C,52,02; 
H,6,50質量スペクトル: FAB (m+H)=
358この化合物を実施例2で使用した操作によって脱
保護して1−D−アミノエチル−(2−カルボキシ−1
−プロピル)ホスフィン酸を生成した。
TLC:  (シリカ、1:1:1:1.n−ブタノー
ル、水、酢酸、酢酸エチル)R+ =0.64 N M R(D20 ) :δ1.2(d、3H);1
.3−1.4(重複2d、3H); 1.65−1.8
(m。
LH); 2.05−2.2 (m、IH):  2.
7−2.9(m、LH); 3.25−3.4(m、L
H)。
C,H14NO,P、1/4H,OL:対する元素分析 計算値 N、 ?、01; C,36,10; H,7
,07測定値 N、 6.70; C,36,05; 
H,6,99質量スペクトル: FAB (m+H)=
196゜(2m+H)=391 去】1」じしL 1−L−アミノエチル−(2−カルボキシ−1−n−ブ
チル ホスフィン 1−(L)−ベンジルオキシアミノエチル亜ホスホン酸
メチルエステルおよびメチル−2−エタクリレートを使
用するほかは実施例2に使用した同様の方法によってメ
チル−1−ベンジルオキシカルボニル−し−アミノエチ
ル−[2−カルボメトキシ−1−n−ブチル]ホスフィ
ネートを生成した。
TLC:  (シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニ
トリル)Rf=0.54 XL  300  NMR(CDCQ、): 50.8
−1.0(m、3H);1.2−1.45(m、3H)
:1.5−1.7 (m、2H);  1.15−1.
9(m、IH): 2.15−2.35(m、 IH)
;3.65−3.85 (me IH); 3.7 (
s。
3、H);  3.6−3.8(m、3H);4.0−
4.2 (m、IH): 5.1 (s、2H); 5
.3−5.5  (m、IH)  ;  7.35  
(s、5H)。
C1,H,、NO,P、1/2H,Oに対する元素分析 計算値 N、 3.68; C,53,68: H,6
,89甜定値 N、 4.00: C,53,80; 
H,6,70質量スペクトル: FAB (m+H)=
372この化合物を実施例2で使用した操作によって脱
保護して1−L−アミノエチル−(2−カルボキシ−1
−n−ブチル)ホスフィン酸を生成した。
TLC:  (シリカ、1:1:1:1.n−ブタノー
ル、水、酢酸、酢酸エチル)R+ =0.57 NMR(D、O): 50.85(t、3H);1.3
−1.45 (2d、3H); 1.55−1.7(m
2H); 1.75−1.8 (m、IH); 2.0
5−2.2(m、LH); 2.6−2.75(m、I
H);3.3−3.4 (m、IH)。
Cxt a、、 N 04 P −1/ 2 H,04
C対する元素分析 計算値 N、 5.71; C,34,29; H,6
,58測定値 N、 5.74; C,34,36; 
H,6,51質量スペクトル: FAB (m+H)”
210−1−n−ブチル ホスフィン 1−(D)−ベンジルオキシアミノエチル亜ホスホン酸
メチルエステルおよびメチル−2−エチルスルフェート
を使用するほかは実施例2で前述した方法によってメチ
ル−1−ベンジルオキシカルボニル−D−アミノエチル
−〔2−カルボメトキシ−1−n−ブチル]ホスフィネ
ートを生成した。
TLC:  (シリカ、9:1.酢酸エチル:アセトニ
トリル)R+=0.58 NMR(CDCQ、):δ 0.7−1.1 (m。
3H);1.1−2.4 (m、7H);  3.7(
s、3H); 3.6−3.8(d、3H)? 3.9
−4.3(m、LH); 5.1 (s、2H); 5
.9(d、1/2H): 6.4(d、1/2H): 
7.2(brs、5H)。
C,、H,、NO,P、1/2H,OL、一対すル元素
分析 計算値 N、 3.68; C,53,68: H,6
,89測定値 N、 3.81; C,53,63: 
H,6,51質量スペクトル: FAB (m+H)=
372この化合物を実施例2で使用した操作によって脱
保護して1−D−アミノエチル−(2−カルボキシ−1
−n−ブチル)ホスフィン酸を生成した。
TLC:  (シリカ、l:1:1:1.n−ブタノー
ル、水、酢酸、酢酸エチル)R+ =0.46 XL  300  NMR(DzO):δ0.85(重
複tv 3H)=x。3−1.4(重複 d、3H);
2.55−2.7(m、2H); 2.75−2.9(
m、IH): 2.05−2.2(m、IH); 2.
6−2.85(m、LH); 3.3−3.4(m、I
H)。
C,HL、No4P、11/2  H2Oに対する元素
分析 計算値 N、 6.04; C,36,29; H,6
,96測定値 N、 6.07; C,36,40; 
H,7,27質量スペクトル: FAB (m+H) 
=210(2m+H) =419 −1−ノニル]ホスフィン酸 コ (L)01( 標記化合物を実施例19の一般操作によってメチル2−
n−へブチルプロペノニーl−から生成した。得られた
化合物のスペクトルデータ NMR300MHz D  O:δ 3.2  (m、LH)   1.6  (br  s
、2H)2.7  (m、IH)   1.4  (q
、3H)2.0 (m、LH)  1.2  (br 
s、l0H)1.7  (m、LH)  0.8  (
t、3H)−量スペクトル(イオンFAB 278 (M−H,100%) 豆JLU−近 C1□H,、No4Pに対する 計算値      測定値 C:   51.60       51.53H: 
  9.38       9.07N:   5,0
1       4.78−1−ノニル]ホスフィン この化合物を実施例20の一般操作によってメチル2−
n−へブチルプロペノエートから生成した。得られた化
合物のスペクトルデータ NMR300MHz D  O:δ 3.2  (m、IH)  1.6  (br  s、
2H)2 、7  (m 、 IH)   1.4  
(q 、  3 H)2.0  (m、IH)   1
.2  (br  s、l0H)1.7  (m、LH
)   0.8  (t、3H)量スペクトル  イオ
ンFAB 27B (M−H,100%) 五−!−没二r C□2H□No4Pに対する 計算値     測定値 C:   51.60      50.97H:  
 9.38       9.04N:   5,01
       5.02去】11じしi プロペニル ホスフィン酸 塩化メチレンツ0mQ中1−(ベンジルオキシカルボニ
ルアミノ)エチル亜ホスホン酸2.25g(9,3ミリ
モル)の撹拌溶液に0℃でトリエチルアミン(2,87
+w悲、20ミリモル)、塩化トリメチルシリル(2,
60mA。
20ミリモル)およびメチル2−ブロモメチルアクリレ
ート(1,66g、9.3ミリモル)を添加した。室温
で20時間撹拌した後、反応混合液をH,0,2N H
CQ次にNaCQ飽和溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。濾過および蒸発させて得た混合液をシ
リカゲルクロマトグラフィ(クロロホルム次に10%メ
タノール−クロロホルムで溶離した)によって精製して
、生成物2.50 g(収率79%)を得た。
NMRCCDCQ、、δ)1.4 (m、3H)。
2.9(m、2H)、3.75(s、3H)、4.2(
m、LH)、5.10(s、2H)、5.60 (d。
LH)、5.85 (m、LH)、6.30 (m。
LH)、7.30 (s、5H)。
メタノール(20m m )とH,O(amjl)中[
1−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−エチル] 
(2−メトキシカルボニル−2−プロペニル)ホスフィ
ン酸341.の溶液にlN Na0H(2,2mm、2
.2ミリモル)を添加して、混合液を3時間還流した。
メタノールを蒸発させた後、水層をクロロホルムで2回
洗浄した後2N H’caで酸性にした。
水溶液をクロロホルムで4回抽出し、合わせた有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
濾過後蒸発させて[1−(ベンジルオキシカルボニルア
ミノ)エチル](2−カルボキシ−2−プロペニル)ホ
スフィン酸330■(収率100%)を得た。上記で得
たホスフィン酸(163mg、0.5ミリモル)および
ヨウ化ナトリウム(300■、2ミリモル)をアセトニ
トリル(3mfl)に溶解した0次に塩化トリメチルシ
リル(0,25mΩ)を添加し。
混合液を室温で6時間撹拌した。H,Oを添加し、混合
液をクロロホルムで8回洗浄し、炭酸ナトリウム飽和溶
液を添加してpH4に調節した。蒸発乾固した後、酢酸
エチル(10mQ)を添加し、沈殿を濾過した。それを
メタノール(10mQ)に溶解し、不溶性物質を濾去し
た。メタノールを蒸発し、残渣を逆相カラムクロマトグ
ラフィ(C−18,H,0で溶離)によって精製して(
1−アミノエチル)(2−カルボキシ−2−プロペニル
)ホスフィン酸60■(収率62%)を得た。
TLC(シリカ、ブタ/−/L/:酢酸:HtO=4 
: 1 : 2) R+=0.15N M R(CD3
0 D) l−4(m 、3 H)−2−8(m、2H
)、5.4 (m、LH)、5.9 (m。
IH) 3−ブロモプロピル ホスフィン H 酢酸溶液を含む30%臭化水素中[1−(ベンジルオキ
シカルボニルアミノ)エチル](2−力ルボキシ−2−
プロペニル)ホスフィン酸(330■、1ミリモル)の
混合液を室温で4.5時間撹拌した。エーテル(20m
A)を添加した後、沈殿を濾過し、工τチルで十分洗浄
し、次にメタノール2IIQに溶解した。
プロピレンオキシド20mQを添加して無色の粉末を得
、これを濾過し、エーテルで洗浄して(1−アミノエチ
ル)(2−カルボキシ−3−プロモープロピル)ホスフ
ィン酸145■(収率53%)を生成した。
TLC(シリカ、ブタノール:酢酸:H,O=4 : 
1 : 2)R+=0.2O NMR(CD、OD、300MH,)1.4(m。
3H)、2.1 (m、2H)、3.3 (m、IH)
=3.7(m、LH) ロベニル ホスフィネート 0℃で蒸留メタノール2.5mQm水中フィネートエス
テル(実施例1で示した操作により合成した)1.05
3g (4,097ミリモル)の溶液を 2、ONメタ
ノール性ナトリウムメトキシド(4,50ミリモル、1
.1当量)2.25mQと10分間にわたって退却処理
した。塩基の添加が完了した時、混合液を0℃でさらに
5分撹拌し、その後蒸留メタノール1ma中トリメチル
−2−ホスホノアクリレート(フル力)0.96mQ(
1,20g。
6.2ミリモル、1.5当量)の溶液を5分間にわたっ
て滴加した。0℃で1時間後、37%水性ホルムアルデ
ヒド(ホルマリン)0.9011ftを5分間にわたっ
て滴加した(0.90mQ=0.36g=12ミリモル
=3当量)、混合液を室温に暖め、室温で2時間撹拌し
た。
反応物に酢酸エチル20mΩ およびINHCQ5mQ
を添加して0℃に冷却した。有機層を除去し水層を酢酸
エチル5 m Aで再抽出した0合わせた有機抽出液を
食塩水SmQづつで2回洗浄した後、無水硫酸ナトリウ
ム/無水硫酸マグネシウムの栓で濾過した。その溶液を
濾過し、全揮発分を真空下で除去して薄黄色部を生成し
、9/1の酢酸エチル/アセトニトリルで溶離するシリ
カゲルによる中圧液体クロマトグラフィによって精製し
た。
この方法で精製して標記化合物1.181 g(3,3
3ミリモル、81%)を粘性油として生成した。
NMR300MHz CDCQ  :δ7.3−7.4
(m、LH)   4.2 (m、LH)6.4 (d
、LH)   3.75(m、6H)5.8 (d、I
H)   3.0 (q、2H)5.2 (s、2H)
   1.4 (q、3H)5.1 (br s、IH
) 量スペクトル(EI M”355  (0,5%) 元二氷二立二匠 C工5HzzNOsPに対する計算値 測定値C:  
 54.08        53.01H:   6
.24         6.19N:   3.94
         3.73TLC:  (酢酸エチル
/n−ブタノール/酢酸/水、1 : 1: 1 : 
1)R+=0.85−クロロ−n−プロピル ホスフィ
ン H 実施例27で得たメチル(トベンジルオキシカルボニル
アミノエチル)−(2−カルボメトキシ−2−プロペニ
ル)ホスフィネート(101mg、0.296ミリモル
)を濃塩酸4mQに懸濁し、50°で2週間加熱した。
反応混合液を蒸留水15mQに稀釈し、酢酸エチル5m
Qずつで3回洗浄した。水層を蒸発乾固し、残渣を蒸留
水5mAに溶解し、凍結乾燥して薄黄色固体を生成した
。その固体を無水メタノール1mAに溶解し、過剰のプ
ロピレンオキシドで処理した。沈殿を濾去し、真空下で
乾燥して標記化合物52■(0,23ミリモル、75%
)を白色粉末として生成した。
NMR200MHz D ○ :δ 3.9 (m、2H)   2.0 (m、IH)3.
3  (m、2H)    1.5  (q、3H)2
.2 (m、IH) 、量スペクトル(NI−FAB) M−H228(100%) 酸 ZおよびZ 性 Z−異性体 ■ H E−異性体 標記化合物を実施例27で記載した方法によって1−ベ
ンジルオキシカルボニルアミノエチル亜ホスホン酸メチ
ルエステル(1,054g、4.1ミリモル)、2−ト
リメチルホスホノアクリレート(1,2g、6.18ミ
リモル)およびフェニルプロピオンアルデヒド(1,6
3g、12.2ミリモル)から得た。クロマトグラフィ
分離(シリカ、9:1.#酸エチル:アセトニトリル)
して標記化合物のZ異性体(0,929g)および標記
化合物のE異性体(0,654g)を油として生成した
TLC(シリカ、9:1:0.5.酢酸エチル:アセト
ニトリル:メタノール)Rf=0.67(両異性体) NMR(300MHz、CDCQ  :Z異性体   
   E異性体 7.2−7.4(m、 l0H)  7.2−7.4(
m、l0H)7.0 (m、LH)   6.2 (m
、LH)5.5 (d、、5H)   5.4 (d、
、5H)5.1 (m、2.5H)   1.4 (m
、2.5H)4.1 (m、LH)   4.1 (m
、LH)3.7 (m、6H)   3.7 (m、6
H)2.6−3.0(m、6H)  2.7−3.0(
m、 6H)1.3 (m、3H)   1.3 (m
、3H)スペクトル EI E異性体:459 (M+、1%) Z異性体:459 (M+、1%) メチル−1−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル(
2−カルボメトキシ−5−フェニルオクト−2−エニル
)ホスフィネートのEおよびZ異性体の各々を実施例3
3で記載した通り濃塩酸で処理して標記化合物の塩酸塩
(E異性体の収率66%、Z異性体の収率79%)を白
色粉末として生成した。
TLC(シリカ、1:1:1 : 1.酢酸エチル:n
−ブタノール:酢酸:水) RfZ異性体=0.59 E異性体=0.57 NMR(20−OMHz D O: Z異性体      E異性体 7.2−7.4(m、5H)  7.2−7.4(m、
5H)6.8  (m、IH)    6.0  (m
、  LH)3.3  (m、7H)   3.1−3
.3(m、7H)1.3  (q、3H)    1.
3  (q、3H)量スペクトル EI E異性体: 296 (M−H,100%)Z異性体:
 296 (M−H,100%)澄」鼾り 蚕]しl) 標記化合物を実施例27で記載した方法によって1−t
−ブトキシカルボニルアミノエチル亜ホスホン酸メチル
エステル(0,616g、2.フロミリモル)(実施例
36)、2−トリメチルホスホノアクリレート(1,0
8g。
5.54ミリモル)およびヘキサナール(0,55g、
5.5ミリモル)から製造した。この生成物をクロマト
グラフィ (シリカ、酢酸エチル中5%メタノール)で
精製して標記化合物(Q、805 g)をE/Z異性体
の混合物として得た。
TLC(シリカ、9:1:0.5.酢酸エチル:アセト
ニトリル:メタノール)Rf=0.4ONMR(300
MHz、CDCQ )ニア、0(m、5H,Z異性体)
  2.5 (m、 I H)6.2(m、5H,E異
性体)  2.3 (m、 I H)5.0 (m、L
H)     1.9(m、LH)4.1 (m、LH
)     1.5(s、9H)3.7 (m、6H)
     1.3(m、8H)3.0 (m、2H) 
    0.9(t、3H)量スペクトル FAB : 392  (M+H,38%) 元」りし「 Cz−HI3 N Os P −1/ 2 Hz Oニ
対する計算値      測定値 C:  53.99      53.23H:   
8.80       8.3ON:   3.50 
      3.51標記化合物をメチル−1−t−ブ
トキシカルボニルアミノエチル−(2−カルボメトキシ
−1−オクト−2−エチル)ホスフィネート(0,17
6g、0.45ミリモル)から実施例33に従って濃塩
酸中で撹拌することによって製造した。塩酸塩として標
記化合物(0,105g)を吸湿性白色粉末として得た
TLC(シリカ、1:l:1 : 1の酢酸エチル:n
−ブタノール:酢酸:水)R+=0.57NMR300
MHz、CD 00  ニア、0(m、5H,Z異性体
)2.4  (m、IH)6.2(m、5H,E異性体
)2.2  (m、2H)3.3 (m 、I H) 
      1.2−1.5(m、8 H)2−8 (
me  2 H)        0.8 (br s
 −3H)量スペクトル(NI FAB  : 262 (M−H,100%) QC)l。
0℃で蒸留メタノール2.5m12中1−(D)   
    −−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル亜
ホスホン酸メチルエステル1.0405  g(4,0
5ミリモル)の溶液を2.ON メタノール性ナトリウ
ムメトキシド(4,4ミリモル、1.1当量)2.2m
fiと10分間にわたって情態処理した。塩基の添加が
完了した時、混合液を0℃でさらに5分撹拌し、その後
蒸留メタノール1mfi中 トリメチル−2−ホスホノ
アクリレート(フル力)0.94m!(1,18g、6
.1ミリモル、1.5当量)の溶液を5分間にわたって
滴加した。0℃で1時間後、37%水性ホルムアルデヒ
ド(ホルマリン)0.93mflを 5分間にわたって
滴加した(0.93mA=0.37g=12ミリモル=
3当量)、混合液を室温に暖め、室温で3時間撹拌した
酢酸エチル20waQおよびIN HCQ 5mQを添
加して反応物をOoに冷却した。有機層を除去し、水層
を酢酸エチル5 m Qで再抽出した1合わせた有機抽
出液を食塩水SmQずつで2回洗浄した後、無水硫酸ナ
トリウム/無水硫酸マグネシウムの栓で濾過した。その
溶液を濾過し、全揮発分を真空下で除去して薄黄色部を
生成し、5%メタノール/酢酸エチルで溶離するシリカ
による中圧液体クロマトグラフィによって精製した。こ
の方法で精製して純粋な標記化合物1.091 g (
3,07ミリモル、75%)を粘性油として精製した。
NMR300MHz CD OD  ニア、3−7.4
(m、5H)  4.2  (m、LH)6.4 (d
、IH)   3.75 (m、6H)5.8 (d、
LH)   3.0 (dd、2H)5.2 (s、2
H)   1.4 (dd、3H)5.1 (brs、
LH) 量スペクトルEI): 355(,5%)1H十 五皇分近 Ct* Has N O−P −172HI Oに対す
る計算値      測定値 C:  52.75      53.01H:   
6,36       6.19N:   3,85 
      3.73Rf(酢酸エチル/n−ブタノー
ル/酢酸/水、1:1:1:1):0.85 スd 窒素下、室温で乾燥T HF 10 m Q中メチル(
1−D−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル)−(
2−カルボメトキシ−2−プロペニル)ホスフィネート
(2,26g、6.34ミリモル)の溶液を無水ヨウ化
リチウム0.94g、(7,0ミリモル、1.1 当量
)で処理した。混合液を室温で72時間撹拌して、tf
fic (酢酸エチル/n−ブタノール/酢酸/水、1
 : 1 : 1 : 1)がRfO,70で出発物質
の完全な消失と生成物の出現を示した。
真空下で全揮発分を除去し残渣を5%重炭酸ナトリウム
水30mQに再び溶解し、酢酸エチルで線状した(10
mΩずつで5回)、水層を0℃に冷却し、6NHCQを
徐々に添加して酸性(pH1)にした、酸性にした混合
液を酢酸エチル(10mQずつで6回)抽出し、合わせ
た有機抽出液を食塩水で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ム/無水硫酸マグネシウムの栓で濾過した。濾過し真空
中で溶媒を除去して標記化合物(1,779g、5.2
2ミリモル、82%)を薄黄色固体として生成した。
NMR300MHz  CD  OD  :δ7.3−
7.4 (m、6H)   4.0  (m、LH)6
.3  (d、LH)   3.7  (m、3H)5
.8  (d、LH)   3.0  (d、2H)5
.1  (brs、2H)   1.3  (dd、3
H)量スペクトル FAB : 342 (100%) 、 M+H 天1分近 C1,H,。No、P、1/2H,(]:対する計算値
      測定値 C:  51.43      51.09H:   
6.03       5.67N:   4.00 
      4.02R1=酢酸エチル/n−ブタノー
ル/酢酸/水、1:l:1:1):0.70 HOH 乾燥メタノール3+aQおよびベンゼン0.5mff 
 中 1−D−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル
)−(2−カルボメトキシ−2−プロペニル)ホスフィ
ン酸0.172 g(0,504ミリモル)の溶液を1
.5シクロオクタジエン−塩化ロジウム(I)二量体2
5■および(−)2.3−’O−イソプロピリデンー2
.3−ジヒドロキシ−1,4−(ジフェニルホスフィノ
)ブタン((−)DIOP)70■の存在下、40ps
iで水素添加した。3時間後水素付加が完了した。混合
液をエーテル10mQで稀釈、0℃に冷却、濾過して生
成物を除去した。粗生成物を水性酢酸で3回再結晶して
標記化合物を得た。
NMR300MHz  CD OD  :δ7.3−7
.5 (m、6H)  2.2 (m、LH)5.1 
 (dd、IH)  1.8 (m、LH)4.0  
(m、IH)  1.3 (dd、3H)3.7  (
s、3H)  1.2 (d、3H)2.9  (m、
IH) 量スペクトル(NI FAB): 342(40%)、M−H 天員立丘 C,、H,。NO,Pに対する 計算値      測定値 C:  52.48      52.49H:  6
,46       6.16N:  4.08   
    4.25炎x皮: +30.1’ (CH,O
H,C=0.3)(1−D−ベンジルオキシカルボニル
アミノエチル)−(2−カルボメトキシ−2−D−メチ
ル−1−エチル)ホスフィン酸を実施例2で記載した操
作によって標記化合物に収率60%で転化した。
NMR300MHz   D  O:  δ3.25 
 (m、LH)   1.68  (m、IH)2.8
1  (d、LH)   1.38  (dd、3H)
2.10  (d、IH)   1.27  (d、3
H)質量スペクトル NIFAB  : 194 (55%)、M−H R酸エチル/n−ブタノール  酸/ 水、1: 1: 1: 1):0.35−フェニル−2
−Z−ブテニル ホスフィン皇 OCH。
A、 メチル 1−ペンジルオキシ力ルボニ標記化合物
を1−ベンジルオキシカルボニルアミノエチル亜ホスホ
ン酸メチルエステル(1,154g、4.49ミリモル
)、2−トリメチルホスホノアクリレート(1,31g
6.7ミリモル)およびフェニルアセトアルデヒド(1
,08g、8.9ミリモル)から実施例29で記載した
操作によって製造した。
粗生成物をクロマトグラフィ (シリカ、9:1の酢酸
エチル;アセトニトリル)によって精製して標記化合物
0.41 gを得た。
NMR300MHz  CD CQ、:67.0−7.
4 (m、IIH)  3.7(m、6H)5.5  
(d、、5H)  3.6 (m、2H)5.1 (m
、2.5H)  3.1 (m、2H)4.1  (m
、IH)  1.4 (q、3H)量スペクトル(FA
B ; 446 (M十H,100%) 元」U[虻 C,、Hl、NO,P、1/2H,0に対する計算値 
     測定値 C:  60.79      60.03H:   
6.43       6.11N:   3.08 
      3.141−ベンジルオキシカルボニルア
ミノエチル−(2−カルボメトキシ−(4−フェニル−
27z−ブテニル)ホスフィン酸メチルエステル(0,
1g、0.23ミリモル)を濃塩酸(5mg)中で1週
間撹拌した。真空中で濃縮した後、標記化合物の塩酸塩
(0,051g)を白色粉末として得た。
TLC(シリカ、1:1:1: 1の酢酸エチル:n−
ブタノール:酢酸:水)Rf=0.43HMR200M
Hz  D O:δ 7.0−7.8 (m、6H)   3.0  (m、
2H)3.7  (m、2H)   1.5  (q、
3H)3.4  (m、IH) ILムペL五上(FAB):282(M−H,55%)
アミノ基を保護するためにベンジルクロロホーメートの
代わりにジ−t−ブチルジカーボネートを使用すること
だけが異なる実施例1で記載した操作に従って標記化合
物を収率63%で製造した。標記化合物をクロマトグラ
フィ (シリカ、9:1の酢酸エチル:アセトニトリル
)で精製した。
TLC(シリカ、10:1の酢酸エチル:エタノール)
Rf=0.7Q NMR(300MHz、CDCQ、)1.3 (m。
3H): 1.4 (s、9H); 3.8(d、3H
);4.0 (m、LH);4.8(br ct、IH
);6.1 (s、0.5H); 7.9 (s、0.
5H)手続補正書 昭和63年2月5日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I ▲数式、化学式、表等があります▼II [式中 R_1はH、CH_3である; R_2またはR_5は (a)水素; (b)C_2〜C_1_2直鎖または分枝鎖アルキル; (c)C_2〜C_1_2直鎖または分枝鎖モノアルケ
    ニル; (d)C_7〜C_2_0アラルキル(アルキル鎖は直
    鎖または分枝鎖C_1〜C_9で ある); (e)複素環式アルキル(アルキル鎖は 直鎖または分枝鎖C_1〜C_8であり、 複素環は5〜6員環の必要により ベンゼン環と縮合した1〜3個の O、NまたはSヘテロ原子を含む 完全な芳香族である)であり; 上記R_2及びR_5の該基はハロ、ヒドロキシ、カル
    ボキシ、C_1〜C_4アルコキシカルボニル、C_7
    〜C_1_6アリールアルコキシカルボニル、C_3〜
    C_7シクロアルキル、C_1〜C_4アルコキシ、C
    _6〜C_1_2アリールオキシ、アミノ、モノ−また
    はジ −C_1〜C_8アルキルアミノ、チオ、C_2〜C_
    4アルキルチオ、C_6〜C_1_2アリールチオ、C
    _7〜C_1_6アラルキルチオ またはラジカル−S
    −(CH_2)_n−CH(NH_2)COOH(n=
    1〜2)の1種以上で置換 することができ(但し、上記で定義した チオ基の1種で置換される場合にはR_2 またはR_5は少なくともC_2アルキルである)、ア
    リールまたは芳香族ヘテロシク リル環はさらにC_1〜C_4直鎖または分枝鎖アルキ
    ル、トリハロメチル、ニトロ、 シアノまたはスルホンアミド、ハロで置 換することができる; R_3およびR_4は水素、C_1〜C_4アルキル、
    C_6〜C_1_2アリールまたはC_7〜C_1_6
    アラルキルである。] で表わされる化合物およびその立体異性体およびラセミ
    化合物。 2、R_1がメチルであり、 R_2またはR_5がC_1〜C_1_0直鎖または分
    枝鎖アルキル、C_7〜C_1_4アラルキル(両基と
    もハロ、アミノ、モノ−またはジ−C_1〜C_4直鎖
    または分枝鎖アルキルアミノ、カルボキシル、C_1〜
    C_4アルコキシカルボニル、ヒドロキシ、C_1〜C
    _4アルコキシ、C_5〜C_6シクロアルキル、C_
    5〜C_1_0アリールオキシ、チオ、C_1〜C_4
    直鎖または分枝鎖アルキルチオ、C_6〜C_1_0ア
    リールチオ、C_7〜C_1_4アラルキルチオ、−S
    −(CH_2)_n−CH(NH_2)CO_2H(n
    =1〜2)で置換することができ(但し、上記で定義し
    たチオ基の1種で置換される場合にはR_2またはR_
    5は少なくともC_2アルキルである)、アリール基は
    さらに直鎖または分枝鎖C_1〜C_4アルキルで置換
    することができる)であり、 R_3およびR_4は水素、C_1〜C_4直鎖または
    分枝鎖アルキル、例えばメチル、エチル、C_7〜C_
    1_4アラルキル例えばベンジルである特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 3、R_1に付いた炭素およびR_2に付いた炭素の立
    体化学配置が各々D(S)、DL (SR)またはD(R)、DL(RS)である特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 4、R_1およびR_2に付いた炭素の立体化学配置が
    各々D(S)、D(R)である特 許請求の範囲第1項記載の化合物。 5、R_1およびR_2に付いた炭素の立体化学配置が
    各々L(R)およびD(R)、L (S)、DL(RS)である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 6、R_1に付いた炭素原子の立体化学配 置がD(S)であり、二重結合の配置がZまたはEであ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7、R_1に付いた炭素原子の立体化学配 置がL(R)であり、二重結合の配置がZである特許請
    求の範囲第1項記載の化合物。 8、1−(アミノエチル)−(2−カル ボキシプロピル)ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボメトキシプロピル
    )ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−n−ブチル
    )ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−5−フェニ
    ル−n−ペンチル)ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−n−ノニル
    )ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−5−(4−
    ピリジル)−n−ペンチル)ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−3−クロロ
    −n−プロピル)ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−3−ブロモ
    −n−プロピル)ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−n−ヘキシ
    ル)ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−2−n−オ
    クテニル)ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−2−プロペ
    ニル)ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−4−フェニ
    ル−2−ブテニル)ホスフィン酸 1−(アミノエチル)−(2−カルボキシ−5−フェニ
    ル−2−ペンテニル)ホスフィン酸 から選択される特許請求の範囲第2項記載の化合物。 9、薬学的に許容される担体および式 I またはIIで表わされる抗菌化合物またはその混合物の薬
    学的有効量を包含している抗菌感染の治療に有用な薬学
    組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼ I ▲数式、化学式、表等があります▼II [式中 R_1はH、CH_3である; R_2およびR_5は (a)水素; (b)C_1〜C_1_2直鎖または分枝鎖アルキル; (c)C_2〜C_1_2直鎖または分枝鎖モノアルケ
    ニル; (d)C_7〜C_2_0アラルキル(アルキル鎖は直
    鎖または分枝鎖C_1〜C_8で ある); (e)ヘテロシクリルアルキル(アルキ ル鎖は直鎖または分枝鎖C_1〜C_8 であり、ヘテロシクリル環は5〜 6員環の必要によりベンゼン環と 縮合した1〜3個のO、Nまたは Sヘテロ原子を含む完全な芳香族 である)であり; 上記R_2及びR_5の該基はハロ、ヒドロキシ、カル
    ボキシ、C_1〜C_4アルコキシカルボニル、C_7
    〜C_1_6アリールアルコキシカルボニル、C_3−
    C_7シクロアルキル、C_1〜C_4アルコキシ、 
    C_6〜C_1_2アリールオキシ、アミノ、モノ−ま
    たはジ −C_1〜C_8アルキルアミノ、チオ、C_1〜C_
    4アルキルチオ、C_6〜C_1_2アリールチオ、C
    _7〜C_1_6アラルキルチオまたはラジカル−S−
    (CH_2)_n−CH(NH_2)COOH、(n=
    1〜2)の1種以上で置換することができ(但し、上記
    で定義した チオ基の1種で置換される場合にはR_2 またはR_5は少なくともC_2アルキルである)、ア
    リールまたは芳香族ヘテロシク リル環はさらにC_1〜C_4直鎖または分枝鎖アルキ
    ル、トリハロメチル、ニトロ、 ハロ、シアノまたはスルホンアミドで置 換することができる; R_3およびR_4は水素、C_1〜C_4アルキル、
    C_6〜C_1_2アリールまたはC_7〜C_1_6
    アラルキルである、R_1またはR_2に付いた炭素原
    子はD(S)またはDL(RS)立体 配置であり、R_5が存在する場合は、二 重結合はEまたはZ配置にある。]。 10、カルバペネムまたはペネム抗生物質 の薬学的有効量と併用した式 I またはIIで表わされる
    DHP阻害化合物またはその混合物の薬学的有効量を包
    含している抗菌感染の治療に有用な薬学組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼ I ▲数式、化学式、表等があります▼II [式中 R_1はH、CH_3である; R_2およびR_5は (a)水素; (b)C_1〜C_1_2直鎖または分枝鎖アルキル; (c)C_2〜C_1_2直鎖または分枝鎖モノアルケ
    ニル; (d)C_7〜C_2_0アラルキル(アルキル鎖は直
    鎖または分枝鎖C_1〜C_8で ある); (e)ヘテロシクリルアルキル(アルキ ル鎖は直鎖または分枝鎖C_1〜C_8 であり、ヘテロシクリル環は5〜 6員環の必要によりベンゼン環と 縮合した1〜3個のO、Nまたは Sヘテロ原子を含む完全な芳香族 である)であり; 上記R_2及びR_5の該基はハロ、ヒドロキシ、カル
    ボキシ、C_1〜C_4アルコキシカルボニル、C_7
    〜C_1_6アリールアルコキシカルボニル、C_3〜
    C_7シクロアルキル、C_1〜C_4アルコキシ、C
    _5〜C_1_8アリールオキシ、アミノ、モノ−また
    はジ −C_1〜_8アルキルアミノ、チオ、C_1〜C_4
    アルキルチオ、C_6〜C_1_2アリールチオ、C_
    7〜C_1_6アラルキルチオまたはラジカル−S−(
    CH_2)_n−CH(NH_2)COOH(n=1〜
    2)の1種以上で置換 することができ(但し、上記で定義した チオ基の1種で置換される場合にはR_2 またはR_5は少なくともC_2アルキルである)、ア
    リールまたは芳香族ヘテロシク リル環はさらにC_1〜C_4直鎖または分枝鎖アルキ
    ル、トリハロメチル、ニトロ、 ハロ、シアノまたはスルホンアミドで置 換することができる; R_3およびR_4は水素、C_1〜C_4アルキル、
    C_6〜C_1_2アリールまたはC_7〜C_1_6
    アラルキルである。さらにR_1に付いた炭素 はL(R)またはDL(SR)配置にあ り、R_2に付いた炭素はD(R)、L(S)またはD
    L(RS)配置にあり、R_5が 存在する場合には二重結合はEまたはZ 配置にある。]。
JP28026987A 1986-11-05 1987-11-05 新規な抗菌剤およびカルバペネム抗生物質の効力増強剤 Pending JPS63208596A (ja)

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US92720886A 1986-11-05 1986-11-05
US927,206 1986-11-05
US927,208 1986-11-05
US927,027 1992-08-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527332A (ja) * 1999-10-28 2003-09-16 メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド 新規な置換コハク酸系メタロ−β−ラクタマーゼ阻害薬およびそれの細菌感染治療での使用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527332A (ja) * 1999-10-28 2003-09-16 メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド 新規な置換コハク酸系メタロ−β−ラクタマーゼ阻害薬およびそれの細菌感染治療での使用

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